とうほうネチョロダ/或いはそれなりに普通な日
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とうほうネチョロダ/Missing Link 第6話
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東方シリーズエロスレッド/HappyBirthDay→NextDay
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~ ~ 今日も幻想郷は概ね平和だった。ここ博麗神社もそれに倣って平和である。そもそもここに住む巫女が平和だと思えば、大抵の事は平和になってしまうのだが。~ ~ 「それで、泊めてくれって? 魔理沙」~ 「ああ、まあな。いいだろ? 別に」~ 「いいわよ、別に」~ ~ 縁側で沈む夕日を見ながら、魔理沙は霊夢に言った。霊夢はそれを二つ返事で了承すると、夕食を作る為に台所へと向かった。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「ああ、美味い。畜生…どうして私の作る飯より美味いんだよっ」~ 「そんな事言われても、困るわよ」~ 「不公平だぜ…」~ 出来上がった料理を、悪態を吐きながら残さず口に運んでいく魔理沙を見ながら、霊夢も食べる。魔理沙は終始、畜生、畜生、と言いながら、夕飯を全て平らげた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「お風呂、先に入っていい?」~ 夕飯の後片付けをしながら、霊夢は居間で寝ながら本を読んでくつろいでいる魔理沙に言った。~ 「あー、いいぜ」~ 魔理沙は生返事で返すと、寝返りをうつ。恐らく半分程頭に入っていないだろう。~ ~ その証拠に、先に寝間着姿で風呂から出て来た霊夢の姿を見て、魔理沙は『いつの間に入ったんだ?』と間抜けな返事をしていた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「いーい湯だなっ……と…」~ 体から湯気を立ち上らせて、魔理沙が風呂から上がる。霊夢に借りた寝間着を着て、寝室へと向かった。~ 「もう出たの? 早いのね」~ そこに居たのは、鏡に向かって長い髪を丁寧に梳いている霊夢の姿。部屋に差し込む月明かりの所為か、何だか幻想的に見える。~ 「…霊夢」~ 魔理沙は霊夢に近付き、おぶさる様に背中に寄りかかる。~ 「…ん? なあに?」~ 「…いや。霊夢って、やっぱり綺麗だよな…」~ そのまま魔理沙は霊夢の髪を撫でる。手にして鼻を近付ければ、微かに香る石鹸の香り。~ 「ほら、私って癖毛だから…霊夢みたいにサラサラした髪って、憧れるよ」~ 「ん…そう? ありがと」~ 霊夢は一旦櫛を鏡台に置くと、顎を肩に乗せて寄りかかったままの魔理沙の頭を優しく撫でた。~ 「……ん……」~ 魔理沙はそれをくすぐったそうに受けると、霊夢に頬ずりする。~ 「なあ、霊夢…」~ 「ん?」~ 「キスして、いい?」~ 「ん、いいわよ」~ 霊夢は魔理沙の言葉に頷くと、魔理沙の方に顔を向けた。そこに魔理沙の唇が近付き、触れる。~ 「ありがとな」~ 「どういたしまして」~ 閉じた目を開けると、その前に魔理沙が座っている。今度は霊夢から近付き、魔理沙の唇に触れる。~ 「ん…」~ 「んっ…」~ 更に霊夢の方から魔理沙に寄りかかり、その手を魔理沙の背中に回す。ややあって、魔理沙の方からも手が回された。~ 「ねえ、魔理沙…」~ 「何だ? 霊夢…」~ 「魔理沙って、温かいね…」~ 「おいおい、そりゃ当然だろ」~ 「…うん……温かいな……」~ そのまま、ゆっくりと霊夢は魔理沙に覆い被さっていく。魔理沙はそれを受け入れる。~ 「なあ、霊夢…」~ 「ん? なあに?」~ 「…しても、いいか?」~ 「………ん、いいよ………」~ そう言うと、霊夢は再び魔理沙に口付けた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「霊夢…」~ 「あっ…」~ 魔理沙が寝返り、霊夢との位置を逆転させる。今度は魔理沙が霊夢に覆い被さる形となり、霊夢の長い髪が畳みに広がる。魔理沙はそれを手でかき上げながら霊夢に口付ける。~ 「んう……」~ 「んふ………」~ 目を閉じて、互いの唇の感触をじっくりと味わう。その内に魔理沙が舌を差し出し、霊夢の唇を舐める。それに応える様に、霊夢も舌を差し出すと、魔理沙の舌に触れる。~ 「ちゅっ……ぅん…」~ 「はぁっ…ん……」~ つんつんと軽く刺激する様な舌同士の触れ合いは、やがて熱を帯びた絡みとなり、くちゅくちゅという水音を立てる。~ 「はむっ……んあ、んっ…」~ 「あ、んんぅ……ふぅ…」~ 絡んだ舌はそのまま互いの口内で深く交じり合い、二人の唾液を交換させる。口が塞がれる為、荒い鼻息が静かな室内に漏れる。~ 「ああっ…はあ……はあ……」~ 「んはぁ……あぁあ……」~ どちらとも無く口を離す。銀の糸が互いの唇を一瞬繋ぎ、すぐに切れる。後に残ったのは、紅潮した頬と、潤んだ瞳。切なげに震える吐息が二人の鼓動を速め、再び深い口付けへと誘う。~ 「んぐっ…くちゅっ……ぷあ…」~ 「ちゅううっ…はぐっ……あんっ…」~ どのくらいそうしていただろうか、二人の唇は、すっかり唾液で濡れていた。~ 「魔理沙…そんな、口ばっかり舐めないでよ…」~ 「ん…? 他にも、舐めて欲しい所でもあるのか…?」~ 「馬鹿……さっきからずっと、寝間着の上からさすってたじゃない………もう…すっかり硬くなっちゃったよ……?」~ 「あ……」~ 魔理沙が自分の手を見る。その手は、ずっと霊夢の胸の位置に置かれていた。寝間着のその部分だけ皺になっている…どうやら、無意識の内に撫で続けていたらしい。~ 「…霊夢、どうして欲しい…?」~ 「んっ」~ 魔理沙は微笑むと、胸に置かれた手をぐっ、と動かす。それに反応して、霊夢の体が僅かに震える。~ 「はあっ……魔理沙ぁ………好きに…して、いいよ…?」~ その魔理沙の腕を、霊夢の手が優しく撫でた。~ 「……ああ、分かった…」~ 魔理沙は頷き、手に力を込める。~ 「あっ…」~ 霊夢の眉が僅かに歪む。しかし、それは決して拒絶している訳ではない事を、魔理沙は知っている。魔理沙は霊夢の寝間着をはだけさせると、二つの膨らみを外気に晒した。~ 「綺麗だな、霊夢は」~ 「そ…う……?」~ 「うん、特にこのさくらんぼが…」~ ちゅっ~ 「んあっ」~ 魔理沙がその硬い果実を口に含む。しょっぱいような、甘いような味がした。~ 「ん、ちゅぱ……霊夢…美味しい…」~ 「はっ……ああぁあっ……」~ 「んは…もっと…食べてやる、よ…?」~ 魔理沙は嬉しそうに、乳首を口の中で転がすようにしゃぶる。ちゅっちゅっと音を立てて啄ばみ、唇で挟み、舌で何度もつつき、くにくにと歯で扱く。~ 「あはっ、やっ…! ま、魔理、沙っ……! ああんっ!」~ 「はぁむっ……んふ………くちゅ…」~ 途端に反応が激しくなり、ぴくん、ぴくん、と震える霊夢の体を、胸を愛撫しながら撫でていく魔理沙。腕をさすり、脇腹を撫で、太腿、臀部をなぞる。~ 「はあああっ……んやぁ………あふんっ…!」~ そのまま霊夢の寝間着を完全に剥ぎ取れば、そこにあったのは生まれたばかりの清らかな巫女の姿。~ ~ ~ (…いや、違う。もう、私達何度も抱き合ったよな?)~ 魔理沙は物思いに耽りながらも、霊夢の秘部へと指を伸ばした。~ 「あっ、くああっ!」~ 霊夢の体中に、電気が走る。この感覚は、何度味わっても耐える事など出来ないだろう。その体に染み付いた快楽が、そう告げていた。~ (清らかだなんて、自分でももう思わないけど………でも、魔理沙…あなたは私の事を綺麗だって、言ってくれるよね?)~ そんな想いを抱きつつ、霊夢は魔理沙の瞳を見つめる。~ 綺麗な、瞳だった。~ ~ ~ 「霊夢…こんなに濡らして……」~ 魔理沙が指を離すと、粘つく液体が指に絡む。~ 「そんなに、よかったのか?」~ 「…だって……魔理沙だもの。魔理沙だから、私、もうこんなにトロトロになってるんだよ?」~ 「そうか…」~ 頷いた魔理沙は、その指をおもむろに霊夢に差し出す。霊夢はそれを半ば呆けた表情で、その指を舐めた。~ 「ん、ちゅる……」~ 「どう? 美味しい?」~ 「うん…変な味……」~ 「…はは、そうか」~ 魔理沙は笑うと立ち上がり、自分も寝間着をスルリと脱いだ。月光に照らされて、白い裸身が暗闇に浮かび上がる。~ 「魔理沙…」~ 「…霊夢。舐め合いっこ……しようぜ」~ そう言って、魔理沙は自分の股間が霊夢の顔の上にくる様に座り込む。そして、自分の顔の目の前には霊夢の秘部がくる様に。~ 「あ…魔理沙だって、こんなに濡れてるじゃない…」~ 「……まあ。霊夢の可愛い声を聞いてたら、な…」~ 魔理沙の秘部もまた、キラリとした雫が滴っていた。~ 「んふ……」~ 「ひあっ! 霊夢っ…!」~ 霊夢が魔理沙の秘部に顔を埋める。途端、魔理沙の体がびくりと震え、愛液が溢れ出した。~ 「んー…魔理沙ぁ……いっぱい出てる…」~ 「ん、やっ…! いきなり、はげしっ……!」~ 秘部に押し付けられた霊夢の顔。鼻は魔理沙の匂いを感じ、舌は魔理沙を味わう。愛液で顔が濡れるのも構わずに、霊夢はただ魔理沙を貪った。~ 「霊夢っ……! 私、だってっ…!」~ 霊夢の責めに負けじと、魔理沙も霊夢の秘部に顔を埋める。ぐちゅ、という音がして、赤い果肉は素直に割れた。~ 「きゃふぅっ……! んあ、魔理っ……!!」~ 喉が引きつり、最後まで呼ぶ事が出来ない。それは魔理沙も同じ事なのか、もう湧き出る嬌声を抑える様に呻きながら、一心不乱に霊夢の秘部を刺激し続けた。~ ぴちゃ、くちゅ、ちゅっ、くちゅ……~ 「んっ……ふっ……」~ 「うっ……くっ……」~ 部屋に充満する、淫らな水音と、僅かにくぐもった声。それは、魔理沙が霊夢から口を離すまで続けられた。~ 「はっ………はあっ……霊夢……そろそろ……」~ 腰を上げ、霊夢の口淫で熟れきった自らの柔肉を霊夢から引き離す。一瞬、『あ…』という残念そうな声が聞こえてきたが、この際仕方ない。~ 「一緒に………な?」~ 体を一回転させ、霊夢と向き合う。その顔は自分の愛液で濡れていたが、自分の顔も同じ様なものだったので、何も言わない事にする。~ 「霊夢の顔…見ていたいからさ」~ 「……うん……」~ その言葉で、ようやく我に返ったらしい霊夢が、微笑む。魔理沙はそんな霊夢に口付けすると、体を重ねる様に、抱きしめた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「んあっ、あっ、ああぁっ! やっ、はあぁああ!!」~ 「あくっ…! んうぅ…! ひ、ああぁあ!!」~ ~ これは、儀式。互いを深く知る為の。~ これは、行為。互いを深く感じる為の。~ ~ これは―――二人の、想い。互いを、深く―――~ ~ 「魔理っ…沙ぁっ……! 魔理沙っっ……!!」~ 「ああっ…霊夢っ…! 霊……夢っ!!」~ ~ 二人の少女が、あられもない姿で激しく交わっている。その手にはもう一人の手を重ね、その唇にはもう一人の唇を重ね、乳房を重ね、秘唇を重ね、秘芯を重ね、想いを重ね。~ ~ 「あふうっ……! ひゃ、あ! も、もうっっ……!!」~ 「霊夢っ……一緒に、なっ…? っああぁあぁああ!!」~ ~ だから、汗も、涙も、唾液も、愛液も、肉体も、心も、皆、一緒に―――~ ~ 「あああっ………!!」~ 「うあぁぁあ……!!」~ 「「んぁああぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁああーーーーーー………………!!!!!!」」~ ~ びくっ……びく、びくんっ……!~ ~ 二人の体が、跳ねた。絶頂を迎え、呼吸も荒い二人は、それでも最後に深く長いキスをかわした…~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「…霊夢」~ 「何? 魔理沙」~ 体の火照りも充分に冷め、二人は同じ布団で裸のまま並んで横になっている。そして、魔理沙が天井を見つめたまま霊夢に話しかけていた。~ 「私達って……何なんだろうな」~ 「………」~ 以前からも、こうして二人は何度か肌を重ねている。それが愛情なのか何なのかは、本人達も判断し難い事だったのだが。~ 「…いや、もう分かっているのかも知れないけどさ。私は、霊夢の事が」~ その先を言おうとした魔理沙の唇に、霊夢の人差し指が添えられる。~ 「言わないで、魔理沙」~ 「……霊夢。でも」~ 「ううん、いいの。魔理沙の気持ちは、充分に伝わってるから…」~ 「じゃあ、何で」~ 抗議するような魔理沙の言葉に、霊夢はゆっくりと答える。~ ~ 「言ったら………もう、魔理沙しか、見えなくなっちゃう」~ ~ 「………」~ その返事に、魔理沙は無言。だが、そのまま体を動かし、霊夢を抱きしめた。~ 「―――魔理沙」~ 「…分かった。でも今は…こうさせてくれ」~ 「……うん」~ 霊夢が魔理沙の胸に顔を埋めると、魔理沙は目を閉じて『ありがとう』と言った。~ ~ 霊夢もまた頷き、魔理沙の温かさに包まれて目を閉じた。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 了~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ <つい後書き>~ ~ ついカッとなってやった。~ 霊夢と魔理沙だったら何でもよかった。~ 今は反省している。~ ~ そんな訳で適当に書き散らしてみました。何となく読んで下さい。~ ~ ~ つい書いた人:謎のザコ
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~ ~ 今日も幻想郷は概ね平和だった。ここ博麗神社もそれに倣って平和である。そもそもここに住む巫女が平和だと思えば、大抵の事は平和になってしまうのだが。~ ~ 「それで、泊めてくれって? 魔理沙」~ 「ああ、まあな。いいだろ? 別に」~ 「いいわよ、別に」~ ~ 縁側で沈む夕日を見ながら、魔理沙は霊夢に言った。霊夢はそれを二つ返事で了承すると、夕食を作る為に台所へと向かった。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「ああ、美味い。畜生…どうして私の作る飯より美味いんだよっ」~ 「そんな事言われても、困るわよ」~ 「不公平だぜ…」~ 出来上がった料理を、悪態を吐きながら残さず口に運んでいく魔理沙を見ながら、霊夢も食べる。魔理沙は終始、畜生、畜生、と言いながら、夕飯を全て平らげた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「お風呂、先に入っていい?」~ 夕飯の後片付けをしながら、霊夢は居間で寝ながら本を読んでくつろいでいる魔理沙に言った。~ 「あー、いいぜ」~ 魔理沙は生返事で返すと、寝返りをうつ。恐らく半分程頭に入っていないだろう。~ ~ その証拠に、先に寝間着姿で風呂から出て来た霊夢の姿を見て、魔理沙は『いつの間に入ったんだ?』と間抜けな返事をしていた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「いーい湯だなっ……と…」~ 体から湯気を立ち上らせて、魔理沙が風呂から上がる。霊夢に借りた寝間着を着て、寝室へと向かった。~ 「もう出たの? 早いのね」~ そこに居たのは、鏡に向かって長い髪を丁寧に梳いている霊夢の姿。部屋に差し込む月明かりの所為か、何だか幻想的に見える。~ 「…霊夢」~ 魔理沙は霊夢に近付き、おぶさる様に背中に寄りかかる。~ 「…ん? なあに?」~ 「…いや。霊夢って、やっぱり綺麗だよな…」~ そのまま魔理沙は霊夢の髪を撫でる。手にして鼻を近付ければ、微かに香る石鹸の香り。~ 「ほら、私って癖毛だから…霊夢みたいにサラサラした髪って、憧れるよ」~ 「ん…そう? ありがと」~ 霊夢は一旦櫛を鏡台に置くと、顎を肩に乗せて寄りかかったままの魔理沙の頭を優しく撫でた。~ 「……ん……」~ 魔理沙はそれをくすぐったそうに受けると、霊夢に頬ずりする。~ 「なあ、霊夢…」~ 「ん?」~ 「キスして、いい?」~ 「ん、いいわよ」~ 霊夢は魔理沙の言葉に頷くと、魔理沙の方に顔を向けた。そこに魔理沙の唇が近付き、触れる。~ 「ありがとな」~ 「どういたしまして」~ 閉じた目を開けると、その前に魔理沙が座っている。今度は霊夢から近付き、魔理沙の唇に触れる。~ 「ん…」~ 「んっ…」~ 更に霊夢の方から魔理沙に寄りかかり、その手を魔理沙の背中に回す。ややあって、魔理沙の方からも手が回された。~ 「ねえ、魔理沙…」~ 「何だ? 霊夢…」~ 「魔理沙って、温かいね…」~ 「おいおい、そりゃ当然だろ」~ 「…うん……温かいな……」~ そのまま、ゆっくりと霊夢は魔理沙に覆い被さっていく。魔理沙はそれを受け入れる。~ 「なあ、霊夢…」~ 「ん? なあに?」~ 「…しても、いいか?」~ 「………ん、いいよ………」~ そう言うと、霊夢は再び魔理沙に口付けた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「霊夢…」~ 「あっ…」~ 魔理沙が寝返り、霊夢との位置を逆転させる。今度は魔理沙が霊夢に覆い被さる形となり、霊夢の長い髪が畳みに広がる。魔理沙はそれを手でかき上げながら霊夢に口付ける。~ 「んう……」~ 「んふ………」~ 目を閉じて、互いの唇の感触をじっくりと味わう。その内に魔理沙が舌を差し出し、霊夢の唇を舐める。それに応える様に、霊夢も舌を差し出すと、魔理沙の舌に触れる。~ 「ちゅっ……ぅん…」~ 「はぁっ…ん……」~ つんつんと軽く刺激する様な舌同士の触れ合いは、やがて熱を帯びた絡みとなり、くちゅくちゅという水音を立てる。~ 「はむっ……んあ、んっ…」~ 「あ、んんぅ……ふぅ…」~ 絡んだ舌はそのまま互いの口内で深く交じり合い、二人の唾液を交換させる。口が塞がれる為、荒い鼻息が静かな室内に漏れる。~ 「ああっ…はあ……はあ……」~ 「んはぁ……あぁあ……」~ どちらとも無く口を離す。銀の糸が互いの唇を一瞬繋ぎ、すぐに切れる。後に残ったのは、紅潮した頬と、潤んだ瞳。切なげに震える吐息が二人の鼓動を速め、再び深い口付けへと誘う。~ 「んぐっ…くちゅっ……ぷあ…」~ 「ちゅううっ…はぐっ……あんっ…」~ どのくらいそうしていただろうか、二人の唇は、すっかり唾液で濡れていた。~ 「魔理沙…そんな、口ばっかり舐めないでよ…」~ 「ん…? 他にも、舐めて欲しい所でもあるのか…?」~ 「馬鹿……さっきからずっと、寝間着の上からさすってたじゃない………もう…すっかり硬くなっちゃったよ……?」~ 「あ……」~ 魔理沙が自分の手を見る。その手は、ずっと霊夢の胸の位置に置かれていた。寝間着のその部分だけ皺になっている…どうやら、無意識の内に撫で続けていたらしい。~ 「…霊夢、どうして欲しい…?」~ 「んっ」~ 魔理沙は微笑むと、胸に置かれた手をぐっ、と動かす。それに反応して、霊夢の体が僅かに震える。~ 「はあっ……魔理沙ぁ………好きに…して、いいよ…?」~ その魔理沙の腕を、霊夢の手が優しく撫でた。~ 「……ああ、分かった…」~ 魔理沙は頷き、手に力を込める。~ 「あっ…」~ 霊夢の眉が僅かに歪む。しかし、それは決して拒絶している訳ではない事を、魔理沙は知っている。魔理沙は霊夢の寝間着をはだけさせると、二つの膨らみを外気に晒した。~ 「綺麗だな、霊夢は」~ 「そ…う……?」~ 「うん、特にこのさくらんぼが…」~ ちゅっ~ 「んあっ」~ 魔理沙がその硬い果実を口に含む。しょっぱいような、甘いような味がした。~ 「ん、ちゅぱ……霊夢…美味しい…」~ 「はっ……ああぁあっ……」~ 「んは…もっと…食べてやる、よ…?」~ 魔理沙は嬉しそうに、乳首を口の中で転がすようにしゃぶる。ちゅっちゅっと音を立てて啄ばみ、唇で挟み、舌で何度もつつき、くにくにと歯で扱く。~ 「あはっ、やっ…! ま、魔理、沙っ……! ああんっ!」~ 「はぁむっ……んふ………くちゅ…」~ 途端に反応が激しくなり、ぴくん、ぴくん、と震える霊夢の体を、胸を愛撫しながら撫でていく魔理沙。腕をさすり、脇腹を撫で、太腿、臀部をなぞる。~ 「はあああっ……んやぁ………あふんっ…!」~ そのまま霊夢の寝間着を完全に剥ぎ取れば、そこにあったのは生まれたばかりの清らかな巫女の姿。~ ~ ~ (…いや、違う。もう、私達何度も抱き合ったよな?)~ 魔理沙は物思いに耽りながらも、霊夢の秘部へと指を伸ばした。~ 「あっ、くああっ!」~ 霊夢の体中に、電気が走る。この感覚は、何度味わっても耐える事など出来ないだろう。その体に染み付いた快楽が、そう告げていた。~ (清らかだなんて、自分でももう思わないけど………でも、魔理沙…あなたは私の事を綺麗だって、言ってくれるよね?)~ そんな想いを抱きつつ、霊夢は魔理沙の瞳を見つめる。~ 綺麗な、瞳だった。~ ~ ~ 「霊夢…こんなに濡らして……」~ 魔理沙が指を離すと、粘つく液体が指に絡む。~ 「そんなに、よかったのか?」~ 「…だって……魔理沙だもの。魔理沙だから、私、もうこんなにトロトロになってるんだよ?」~ 「そうか…」~ 頷いた魔理沙は、その指をおもむろに霊夢に差し出す。霊夢はそれを半ば呆けた表情で、その指を舐めた。~ 「ん、ちゅる……」~ 「どう? 美味しい?」~ 「うん…変な味……」~ 「…はは、そうか」~ 魔理沙は笑うと立ち上がり、自分も寝間着をスルリと脱いだ。月光に照らされて、白い裸身が暗闇に浮かび上がる。~ 「魔理沙…」~ 「…霊夢。舐め合いっこ……しようぜ」~ そう言って、魔理沙は自分の股間が霊夢の顔の上にくる様に座り込む。そして、自分の顔の目の前には霊夢の秘部がくる様に。~ 「あ…魔理沙だって、こんなに濡れてるじゃない…」~ 「……まあ。霊夢の可愛い声を聞いてたら、な…」~ 魔理沙の秘部もまた、キラリとした雫が滴っていた。~ 「んふ……」~ 「ひあっ! 霊夢っ…!」~ 霊夢が魔理沙の秘部に顔を埋める。途端、魔理沙の体がびくりと震え、愛液が溢れ出した。~ 「んー…魔理沙ぁ……いっぱい出てる…」~ 「ん、やっ…! いきなり、はげしっ……!」~ 秘部に押し付けられた霊夢の顔。鼻は魔理沙の匂いを感じ、舌は魔理沙を味わう。愛液で顔が濡れるのも構わずに、霊夢はただ魔理沙を貪った。~ 「霊夢っ……! 私、だってっ…!」~ 霊夢の責めに負けじと、魔理沙も霊夢の秘部に顔を埋める。ぐちゅ、という音がして、赤い果肉は素直に割れた。~ 「きゃふぅっ……! んあ、魔理っ……!!」~ 喉が引きつり、最後まで呼ぶ事が出来ない。それは魔理沙も同じ事なのか、もう湧き出る嬌声を抑える様に呻きながら、一心不乱に霊夢の秘部を刺激し続けた。~ ぴちゃ、くちゅ、ちゅっ、くちゅ……~ 「んっ……ふっ……」~ 「うっ……くっ……」~ 部屋に充満する、淫らな水音と、僅かにくぐもった声。それは、魔理沙が霊夢から口を離すまで続けられた。~ 「はっ………はあっ……霊夢……そろそろ……」~ 腰を上げ、霊夢の口淫で熟れきった自らの柔肉を霊夢から引き離す。一瞬、『あ…』という残念そうな声が聞こえてきたが、この際仕方ない。~ 「一緒に………な?」~ 体を一回転させ、霊夢と向き合う。その顔は自分の愛液で濡れていたが、自分の顔も同じ様なものだったので、何も言わない事にする。~ 「霊夢の顔…見ていたいからさ」~ 「……うん……」~ その言葉で、ようやく我に返ったらしい霊夢が、微笑む。魔理沙はそんな霊夢に口付けすると、体を重ねる様に、抱きしめた。~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「んあっ、あっ、ああぁっ! やっ、はあぁああ!!」~ 「あくっ…! んうぅ…! ひ、ああぁあ!!」~ ~ これは、儀式。互いを深く知る為の。~ これは、行為。互いを深く感じる為の。~ ~ これは―――二人の、想い。互いを、深く―――~ ~ 「魔理っ…沙ぁっ……! 魔理沙っっ……!!」~ 「ああっ…霊夢っ…! 霊……夢っ!!」~ ~ 二人の少女が、あられもない姿で激しく交わっている。その手にはもう一人の手を重ね、その唇にはもう一人の唇を重ね、乳房を重ね、秘唇を重ね、秘芯を重ね、想いを重ね。~ ~ 「あふうっ……! ひゃ、あ! も、もうっっ……!!」~ 「霊夢っ……一緒に、なっ…? っああぁあぁああ!!」~ ~ だから、汗も、涙も、唾液も、愛液も、肉体も、心も、皆、一緒に―――~ ~ 「あああっ………!!」~ 「うあぁぁあ……!!」~ 「「んぁああぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁああーーーーーー………………!!!!!!」」~ ~ びくっ……びく、びくんっ……!~ ~ 二人の体が、跳ねた。絶頂を迎え、呼吸も荒い二人は、それでも最後に深く長いキスをかわした…~ ~ ~ * * *~ ~ ~ 「…霊夢」~ 「何? 魔理沙」~ 体の火照りも充分に冷め、二人は同じ布団で裸のまま並んで横になっている。そして、魔理沙が天井を見つめたまま霊夢に話しかけていた。~ 「私達って……何なんだろうな」~ 「………」~ 以前からも、こうして二人は何度か肌を重ねている。それが愛情なのか何なのかは、本人達も判断し難い事だったのだが。~ 「…いや、もう分かっているのかも知れないけどさ。私は、霊夢の事が」~ その先を言おうとした魔理沙の唇に、霊夢の人差し指が添えられる。~ 「言わないで、魔理沙」~ 「……霊夢。でも」~ 「ううん、いいの。魔理沙の気持ちは、充分に伝わってるから…」~ 「じゃあ、何で」~ 抗議するような魔理沙の言葉に、霊夢はゆっくりと答える。~ ~ 「言ったら………もう、魔理沙しか、見えなくなっちゃう」~ ~ 「………」~ その返事に、魔理沙は無言。だが、そのまま体を動かし、霊夢を抱きしめた。~ 「―――魔理沙」~ 「…分かった。でも今は…こうさせてくれ」~ 「……うん」~ 霊夢が魔理沙の胸に顔を埋めると、魔理沙は目を閉じて『ありがとう』と言った。~ ~ 霊夢もまた頷き、魔理沙の温かさに包まれて目を閉じた。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 了~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ <つい後書き>~ ~ ついカッとなってやった。~ 霊夢と魔理沙だったら何でもよかった。~ 今は反省している。~ ~ そんな訳で適当に書き散らしてみました。何となく読んで下さい。~ ~ ~ つい書いた人:謎のザコ
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