とうほうネチョロダ/嬢とメイドの長い夜
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~ 注意 18禁その他もろもろ~ ~ ~ ~ ~ 「パチェ、頼んでおいた物、できたかしら?」~ レミリアは、図書館にやって来るなり、友人に問いかけた。~ 「できてるわ…これよ」~ パチュリーは言葉少なに、紫色の液体の入った瓶を取り出し、レミリアに差し出した。~ レミリアはそれを、しっかりと、感触を確かめるように手に取る。~ 「ありがとう」~ それだけ言うと、翼を翻し、入り口に向かって歩き出した。~ ~ 「レミィ」~ ~ 扉に手を掛けた所で、パチュリーが呼びとめる。~ 顔だけ振り向いて、レミリアは答えた。~ ~ 「何かしら?」~ ~ 「貴方の事だから、分かってない訳じゃ無いと思うけど…」~ 「覚悟はできてるわ」~ ~ 即答。~ ~ 「…そう、なら、もう何も言わないわ」~ 「…ありがとう、パチェ」~ ~ そして、今度こそ館の主は、図書館から出て行った。~ ~ 「まぁ、私も他人の事は言えないんだけどね…」~ ~ 魔女のつぶやきだけが、図書館に残った。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 『嬢とメイドの長い夜』~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 「ねえ咲夜」~ ~ 夕食の片付けも一段落付いた咲夜のところに、主人であるレミリアがやって来た。~ ~ 「今日の分の仕事が終わったら、私の部屋に来てくれるかしら?」~ ~ 当然、主人の命は絶対である。~ 「はい、分かりました」~ 「お願いね」~ ~ レミリアが去った後、咲夜はふと疑問に思った。~ 血を吸うにしては満月は遠い。いったい何の用事だろうか。~ しかしメイド長の仕事は多い。その事をこれ以上考えている訳にもいかなかった。~ ~ ~ __________________________________________~ ~ ~ ~ 「…もう、飲んでおいた方がいいかしら」~ レミリアはパチュリーからもらった瓶の蓋を開けると、その中身を3分の1ほど飲んだ。~ 「…甘ぁ…」~ この手の怪しい薬は苦い物だと思っていたが、予想に反して水飴のような甘ったるさだった。~ ~ 飲んでから1分ほど経った頃。~ レミリアは、下半身に違和感を覚えた。~ 「んっ、どうやら効いてきたみたいね…」~ どっくん、どっくん。心臓が踊る。~ 体の変化そのものはあっという間に終わったが、胸の高鳴りは収まらなかった。~ 「はぁ…はぁ…」~ 自然、呼吸も荒くなる。~ 「ちょっと辛いかも…咲夜、早く来てくれないかしら…」~ ~ ~ こんこん。~ 少しして、扉がノックされ、~ 「お嬢様、参りました」~ 咲夜の声がした。~ 「入って」~ 「失礼します」~ いつものように礼儀正しく、咲夜が入ってきた。~ ~ ~ _________________________________________~ ~ ~ 咲夜が部屋に入ると、寝間着姿のレミリアが、ベッドに腰掛けていた。~ ~ 「お嬢様…それで、ご用は何でしょうか?」~ 「とりあえず、こっちに来て座って」~ レミリアが自分の隣をぽんぽんと示す。~ 「はぁ…」~ ~ ベッドに腰掛けた咲夜は、ようやくレミリアの様子がおかしい事に気がついた。~ 頬が赤く、呼吸も荒い。~ だが、その事を問う暇もなく、レミリアの顔がずいっと目の前にやってきた。~ ~ 「咲夜」~ ~ いつになく真剣な声。~ ~ 「はい」~ ~ 「好き」~ ~ えっ…と声を上げる前に、レミリアの唇が咲夜の唇を塞ぐ。~ そのまま、咲夜はベッドに押し倒された。~ すぐに、レミリアの舌が押し入ってくる。~ ~ (お嬢様、今…今なんと?)~ ~ 咲夜もまた、舌を絡めてそれに応える。~ ~ (「好き」…)~ それは、望んではいけないことと知りつつも、夢見る事を禁じえなかった言葉。~ ~ (お嬢様…!)~ 咲夜はレミリアの背中に手を回し、ぎゅっと抱きしめる。~ レミリアもまた、咲夜の頭に手を回してきた。~ ~ 舌と舌の絡み合う音が、静かな寝室に響く。~ ~ やがて、どちらからともなく口を離した。~ 「ぷあっ、はっ、はぁ…」~ 「はあ、ふう…」~ ~ レミリアは一旦咲夜から体を離すと、ガウンを脱ぎ、ネグリジェ一枚の姿になった。~ 咲夜はぼけっとした顔でそれを見ていたが、レミリアの股間にあるモノを見て仰天した。~ ~ 「お、お嬢様、それは!?」~ ~ それは、男根。本来、女にはあるはずの無いモノ。~ 「ちょっと、パチュリーに頼んで、お薬で…ね」~ ~ そう言うと、再び咲夜に覆い被さってきた。~ 咲夜の顔の両横に手をつき、しっかりとその目を見て、言う。~ ~ 「咲夜、大好き。私、咲夜が欲しい」~ ~ 「お嬢様…」~ 何故だろう、涙が溢れてくる。~ 「私の…心も、体も、ずっと前から、お嬢様の、物です…」~ 「咲夜…嬉しい」~ そっと、咲夜の涙をぬぐう。そして、もう一度キス。~ ~ ~ 咲夜は、下着を下ろされると、自分の大事な所にレミリアのモノが当たるのを感じた。~ 「いくわよ…咲夜」~ 咲夜の体は、いくら何でもキスだけでは十分な準備ができていない。~ だがレミリアは、その肉棒から湧きあがる慣れない欲望に押され、それを気にする余裕が無くなっていた。~ 咲夜が抗議の声を上げるより早く、レミリアが咲夜の膣に侵入する。~ ~ 「……!!」~ ~ 痛い。~ 初めてで無いとは言え、長い間使っていなかった上に十分な準備も無しでは、痛いのも当然だ。~ しかし、咲夜は懸命にその痛みに耐えた。~ ~ そして、レミリアのモノはすっかり咲夜の膣に収まった。~ 「はーーーっ、はーーーっ」~ 「咲夜の中…あったかい…」~ 咲夜が一息つくのを待たず、レミリアが動き出す。~ ずずっ、ずずずっ…~ ~ 「いっ!!痛いっ!痛い!痛いよぉ…!」~ 余りの痛みに耐えかね、咲夜は泣き出してしまう。~ 流石に、レミリアも我に返った。~ 「ごっ、ごめんなさい咲夜!」~ 「うっ、ぐすっ、ひっく…」~ 「ごめんなさい、ごめんなさい…」~ レミリアはずっと、咲夜の髪を撫でていた。~ ~ ~ ~ 咲夜が落ちついたのを見計らって、その胸に手を伸ばす。~ さわさわと、撫でるように。~ 「んんっ…」~ ふにふにと、揉むように。~ 「はぁぁ…」~ つんつんと、突っつくように。~ 「んっ、んっ」~ しばらくレミリアは咲夜の反応を楽しんでいたが、そのうち直に触りたくなってきた。~ 脱がそうとしたが、メイド服の脱がせ方はよく分からなかったので、仕方なく服の上から弄り続けることにした。~ ~ だがそれは、咲夜からしてみれば、焦らされている事に他ならなかった。~ 布地越しの微妙な感触が、じわじわと咲夜を苛む。~ もっと触って欲しいのに。直接、手で触れてほしいのに。~ 胸の疼きに耐えかねた咲夜は、自分から切り出した。~ 「お嬢様…少し、手を離してください。服、脱ぎますから…」~ ~ ベッドに寝たまま、しかし器用に服を脱いでいく。~ 「あの…あまり見ないで下さい…恥ずかしいです…」~ 「見るなって言われてもね…」~ レミリアと咲夜は、さっきから繋がったままなのだ。当然、互いに正面で向き合う事になる。~ 恥ずかしさに目を背けながらも、てきぱきと服を脱ぎ、下着も取り去る。~ 形の良い胸が、レミリアの前にさらけ出された。~ ~ レミリアはそれを見て、ほぅ、とため息をついた。~ 「咲夜、きれい…」~ そのまま、顔を近づけていき…~ ~ ちゅっ~ ~ 既につんと尖っていた、桜色の頂に口づける。~ 「ふぅっ!」~ 散々服の上から弄られて敏感になっていた咲夜の胸は、その刺激を余す所無く受け止めた。~ 赤ん坊のように、ちゅぱちゅぱと吸い、舌で転がす。~ 「あぁ、はぁぁぁぁ……」~ こりこりと、噛む。~ 「うあぁっ!!」~ ~ 自分のモノがきゅっと締め付けられ、咲夜の膣がじわりと濡れてくるのを、レミリアは感じた。~ 「咲夜…気持ち良いの?」~ その言葉に、既に赤かった咲夜の顔が更に紅に染まる。~ 「は…はい…気持ち良いです…」~ 「嬉しい…」~ レミリアは自分の右手の指をぺろりと舐めると、反対側の胸に吸いつき、さっきまで吸っていた胸を左手で弄り始める。~ 「はぁっ、あぁぁ…っ!」~ 咲夜がそれに応えて切ない声を上げ、レミリアの頭を抱きしめる。~ レミリアは右手をそうっと、繋がっている部分の少し上、咲夜の最も敏感な部分へと持っていき…~ ~ くりん。くりくりぐりぐり。~ ~ 「ひぃっっ!?うあっ!あーっ、あーーーーーっ!!!」~ 強烈な不意打ちに体をびくびくと震わせ、咲夜は達してしまった。~ ~ ~ 「はぁ、はぁ、はぁ…」~ 「咲夜…可愛いわ…」~ 息を荒げる咲夜の頬にキス。~ 「じゃあ、もうそろそろ…私も動くわね」~ 「ふぇっ?」~ ~ 実の所、レミリアももういっぱいいっぱいだった。~ 何せ、さっきから咲夜が感じるたびに、無意識の内に自分のモノをきゅうきゅうと責め立ててくるのだ。~ 結合部からは既に愛液が溢れ、体の準備は十分だった。~ ~ ずるり。ずっちゅ、ずっちゅ…~ レミリアが最初はゆっくり、しかしすぐにリズミカルに腰を動かす。~ 「ふぁ、あっ、あうっ! おじょおっ、さまっ、ちょっとっ、きゅうけい! さ、せ、てぇぇっ!!」~ 「ごめんなさいっ、咲夜っ、私もうっ、我慢できないっ…!」~ 「あ゛ーっ! はっ、はっ、うんっ、んあぁーっ…!」~ レミリアの手が、口が、咲夜を気持ち良くするために、動く。~ 胸を吸い、乳首を転がし、摘み、牙を立てないように耳を食み、舌と舌を絡ませ、クリトリスを刺激する。~ その一つ一つに咲夜は喘ぎ、抱きつき、体をのけ反らせ、髪を乱してかぶりを振る。~ 限界は、すぐにやってきた。~ 「あーっ、あーっ! おじょっ、さまっ! わたしっ、もうっ、もうっ!!」~ 「わっ、私もっ! 咲夜っ、一緒に、一緒にぃぃ!」~ ~ 「~~っ……!!」~ 「あ、はっあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー!!!」~ 熱い、熱い液体が注ぎ込まれるのを、咲夜は確かに感じていた。~ ~ ~ _____________________________________________~ ~ ~ 二人は、呼吸を整えつつ、寄り添ってベッドに横たわっていた。~ ~ 「はー、はー、はぁ…」~ 「ふぅ、ふぅ…」~ ~ ふと、レミリアの下腹部から存在感が消えた。~ 手を伸ばして確認すると、やはりさっきまで咲夜の中に入っていたモノは、もう影も形も無かった。~ 咲夜はまだ、余韻に浸ってぼーっとしている。~ ~ レミリアは体を起こすと、机の上の瓶に手を伸ばした。~ パチュリーから貰った、紫色の液体の入っているあの瓶である。~ 瓶の蓋を開けると、意を決するかのように一呼吸置き、息を吸い込むと、残りの中身を全部口に含んだ。~ そのまま咲夜に口付けると、口移しで紫色の液体を流し込む。~ 「んふぅっ!?」~ 咲夜は突然の出来事に反射的に抵抗したが、頭部をがっちりとホールドされていて、~ すぐに抵抗を諦め、レミリアの唾液の混じった甘ったるい液体を飲み下した。~ そして、甘い、甘いディープキス。~ ~ 「ぷはっ、お、お嬢様、今のは…」~ 「さっき私が飲んだのと同じ薬よ」~ 「!」~ ~ 状況を理解すると同時に、咲夜の体に変化が起こる。~ 股間の一部がむくむくと盛り上がり、あっという間に男根を形作ってしまった。~ ~ 「こ、これは…」~ 「咲夜…」~ ~ レミリアがベッドの上にころんと仰向けになる。~ そのまま膝を曲げて脚を開くと、両手を股間に持っていき、大事な部分をぐい、と広げて見せた。~ ~ 「咲夜、私を抱いて! 私の初めて、貰って欲しいの…!」~ 目を潤ませながら訴える。~ 「お嬢様…」~ ~ ~ 心臓がどっくんどっくんと跳ねる。~ 股間から生えたモノが、狂おしいぐらいにレミリアを求める。~ 500年もの間守り抜いた純潔を、この自分に貰って欲しいと言うのだ。~ レミリアの想いはこの上なく嬉しい。~ 自分もまた、同じくらいにレミリアを想ってきたから。~ そして、レミリアが死ぬほど恥ずかしい思いをしているのも分かっている。~ ~ だが、それでも咲夜を引きとめる、一つの懸念があった。~ それは、パチュリーが抱いたのと同じ物。~ ~ 咲夜は、涙を流しながらそれを口にする。~ ~ 「お嬢様…。私は、お嬢様より、先に死にます…」~ 「構わないっ!」~ ~ 即答だった。~ ~ 「絶対、絶対後悔しない! それよりも今抱いてもらえない方が、きっと後悔するから!」~ 「お嬢様っ…!」~ もう、引き止めるものは何も無かった。~ ~ ~ ____________________________________________~ ~ ~ ~ くちゅ、くち、ちゅっ、ぷちゅ…~ 紅い寝室に淫らな水音が響く。~ 咲夜は床に膝をつき、さっきの態勢のままのレミリアの秘部を念入りにほぐしていた。~ 最初は人差し指1本でいっぱいだったレミリアの入り口には、今は人差し指と中指が入っている。~ 2本の指で丹念に。~ 中を引っ掻くように指を曲げ伸ばし。~ 「うっ、ふぅぅっ!」~ 入り口を拡げるように、指を開き。~ 「~~~~~っ」~ 手首をくいくいと回転させる。~ 「ん~~~~っ!」~ ~ 「さ、咲夜、もういい…」~ ちゅっ~ その言葉を遮るように、敏感な肉芽に口付け。~ 「ーーーーーーーーー!!」~ 必死に声を殺しつつ、レミリアが悶える。~ ~ 「駄目です。よーーくほぐしておかないと、痛いですよ?」~ ~ それを聞いて、さっき泣かせてしまった咲夜の顔が浮かぶ。~ その引け目もあって、これ以上何も言えなくなってしまった。~ でも、これは。~ ~ 「大分ほぐれてきましたね…そろそろ3本でも大丈夫そうですね」~ ~ 恥ずかしい。~ 何しろ自分の手で大事なところを広げて、見せつけている格好なのだ。~ でも、手をどけようとすると、~ ~ 「お嬢様、広げておいていただいた方がやり易いのですが…」~ ~ とか言ってくるし、~ これじゃ中まで丸見えじゃない…と思った矢先に、~ ~ 「お嬢様…お嬢様の中、とっても綺麗です…」~ ~ とか言ってくるのだ。~ ~ レミリアの顔は既にスカーレットの名も真っ青なぐらいに真っ赤っ赤であった。~ 羞恥心に耐え切れなくなったレミリアは、何とかこの状況を変えようと、~ ~ 「あの、咲夜、胸も…して欲しい」~ ~ などと言ってみるのだが、すぐに自分の言った意味に気付き、また赤面するのだった。~ ~ 「そうですか…それでは失礼して」~ 咲夜はレミリアの上体を起こすと、その後ろに回った。~ ゆるやかな双丘をその先端の突起ごとやわやわと撫でさすり、首筋に舌を這わせる。~ 「く…ふぅぅ…」~ 秘部を直接弄られるのとはまた違った快感に、レミリアは背筋を震わせ、その翼がぴくぴくと痙攣する。~ ~ 翼?~ ~ ふと思い立った咲夜は、翼の付け根をそーーっと指でなぞってみた。~ ~ びくん!~ ~ レミリアが即座に反応する。~ 「お嬢様…ここ、気持ち良いんですか?」~ 「………」~ 返事は無い。~ 見るとレミリアは目尻に涙を溜め、口で手を押さえて、顔を真っ赤にして震えている。~ ~ ~ どきん。~ 咲夜の心臓が一度、大きく飛びあがった。~ 同時に、自分の中で何かが壊れたような、スイッチが切り替わったような、そんな気がした。~ 心の中からどんどんと湧き出る背徳的な欲望が、咲夜を突き動かす。~ ~ ~ 翼の付け根を、もう一度、二度、指でなぞる。~ びくんっ!びく、びくんっ!~ その度にレミリアは、過剰とも思える反応を示す。~ 「気持ち良いんですか?」~ もう一度、問う。~ 否、何度でも問うつもりだった。~ レミリアの口から、それを聞きたかった。~ つぅっ~ びくん!~ つつーっ~ びく、びくん!~ 「気持ち…」~ 「き、気持ち良い、気持ち良いの…」~ 観念したレミリアが、口を押さえたまま、蚊の鳴くような声で答える。~ ~ 「よく言えました」~ 咲夜がレミリアの正面に回る。レミリアはうつむいて目を逸らしていた。~ 「では、もっと気持ち良くして差し上げましょう」~ 「えっ」~ レミリアが思わず顔を上げる。咲夜はその隙を逃さず、唇を奪う。~ そのままレミリアを押し倒し、左手は背中に回して翼の付け根を、~ 右手は3本の指でレミリアの中を、親指でクリトリスを、同時に弄り始めた。~ 流石にこれにはたまらず、あっという間にレミリアは絶頂を迎え、咲夜の腕の中でがくがくと震えた。~ ~ ~ 咲夜が手を離すと、屋根から離れた梯子の如く、レミリアはぱたりと仰向けに倒れた。~ 脚の間には、溢れ出た愛液が大きな染みを作っている。~ 「お嬢様…私もそろそろ…」~ 見れば、咲夜の股間から生えたモノは、はち切れんばかりに膨張し、猛然と天を突いていた。~ レミリアはそれを見ると、荒い息をつきながら、ただ、こくり、と頷いた。~ 「それでは…っと」~ 咲夜がレミリアをひっくり返す。~ うつ伏せになったレミリアの腰を持って引っ張り、腰を上げさせた。いわゆる後背位だ。~ 「いきますよ…」~ 「こ、こんなの恥ずかし…うあああっ!!」~ レミリアの抗議を待たずして、咲夜が腰を進める。~ 途中、抵抗があったが、咲夜はそれを勢いに任せて突き破った。~ ~ 「っ!」~ 痛い。~ だが、痛みはそれほど大した事は無かった。少なくとも、泣き出すほどでは。~ ~ 咲夜のモノはずぶずぶとレミリアの中を進み、最奥に達した。~ 大きな圧迫感と、痛み、快感。~ だがそれらに増して、どうしようもなく満たされているという感覚が、レミリアの中に広がっていく。~ ~ 「わ、私…咲夜の、モノに、なっちゃっ、たぁ…」~ ~ その言葉を合図にしたかのように、咲夜が動き出した。~ 「お嬢様っ…!」~ ずんっ!ずんっ!ずんっ!~ 咲夜の肉棒が、レミリアの最奥を突く。~ 「はうっ! んっ! んふーーー!」~ 枕に顔を押し付け、必死にその衝撃と快感に耐えるレミリア。~ ぐりんっ!~ 咲夜がレミリアの中をえぐるように、腰を回す。~ 「んーーーーーーーーーっ!!!」~ ~ 咲夜は腰を動かしながら考えていた。~ …不満だ。~ 何がかと言えば、レミリアの、声である。~ さっきから声を押し殺してばっかりで、一向に喘いでくれないのだ。~ それを承知で苛めるのも、快感ではあるのだが。~ いい加減に、レミリアの嬌声を聞きたかった。~ ~ レミリアの胸に手を回すと、両腕に力を入れてぐいっと抱き起こした。~ 自分は座り、その上に繋がったままレミリアを座らせる。背面座位というやつだ。~ 顔を自分のほうに向けさせると、唇を塞ぎ、舌を絡め、吸う。~ レミリアも舌の動きでそれに応える。~ 激しい行為の最中だ。当然、すぐに息が苦しくなる。~ お互いに口を離す。レミリアが、息を、吸う――――~ ~ そこを逃さず、咲夜がレミリアの弱点を攻めた。~ 翼の付け根をなぞり、最も敏感な豆をぴんと弾く。~ ~ ~ ~ 「ひっ…~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」~ ~ ~ 絶叫。~ レミリアの中がきゅうきゅうと締まる。達したらしい。~ 咲夜はレミリアの中に放ちそうになるのを懸命に堪え、レミリアの腰を手で支えたまま自分は後ろに倒れ、~ レミリアを休ませぬよう、めいいっぱい下から突き上げ、続けて弱点を責める。~ ~ 「あーーーーーっ!!」~ ~ 咲夜は、能力を使っていないのにも関わらず、時間が止まったかのような錯覚を受けた。~ ~ 「はっ、あっ、うあっ、はあぁぁぁ!!」~ ~ レミリアが鳴く。~ それは、あまりにも幻想的な光景。~ ~ 「あぁっ! はぅっ! ひあぁぁぁぁぁ…」~ ~ 自分の上で。乱れ、踊り、跳ね、囀る。~ ~ 「あはぁっ、さ、咲夜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」~ ~ 自分の名を叫んで。~ 瞬間、咲夜も限界を迎えた。~ ~ 「お嬢様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」~ ~ どくっ、どくっ、どくっ、どくっ…~ 何度も痙攣を繰り返しながら、レミリアの中に熱い迸りを大量に注ぎ込んだ…~ ~ ~ _____________________________________________~ ~ ~ 咲夜はへなへなと、その場にへたり込んだ。~ 例えようも無い満足感が咲夜を満たす。~ もう、今この場であの世からお迎えが来ても悔いは無い、そんな気分だった。~ 満足だ。そのはずだ。~ だが。~ 咲夜の股間から生えたモノは、いまだ消えるどころか、咲夜の意思とは無関係に猛り狂っていた。~ 薬の効果だから、咲夜にはどうしようもない。~ しかしそれが、咲夜の身体を苛んでいた。~ ~ 「ううん…咲夜…」~ レミリアが体を起こした。~ 「あっ…」~ ちょうど目の前に、咲夜のモノがあった。~ 「凄い…まだこんなに…」~ しげしげと見つめるレミリア。~ それを見ていた咲夜は堪らなくなり、レミリアの頭を掴むと、自分のモノに押し付けた。~ 「きゃっ」~ 「お嬢様……舐めて……ください」~ ~ この場で殺されても文句の言えない台詞だった。~ 主人に対して、自分のモノを舐めろとは。~ ~ だがレミリアは、おずおずとそれに口を付けた。~ まとわりいている、レミリアと咲夜の粘液を舐め取るように、舌を動かす。~ 「ふあぁ…」~ 柔らかいレミリアの舌の感触と、この上なく甘美な背徳感。~ 「咲夜…気持ち良い?」~ 「は、はい、気持ち良いです…」~ かぽっ。~ レミリアが、咲夜のモノを咥えた。~ 「こうひはほうあひもひいいはひら?」~ 「お、お嬢様っ、咥えたまま、喋らないで…!」~ ~ びゅくっ! びゅっ! びゅっ!~ 刺激に耐え切れず、咲夜はレミリアの口内に射精してしまった。~ レミリアの小さな口では受け止め切れず、口から外れてレミリアの顔や胸を汚した。~ ~ ~ _________________________________________~ ~ ~ それからすぐに、咲夜のモノは消えた。~ しかし、咲夜の中で切り替わったスイッチは、まだ元に戻っていなかった。~ ~ 白濁液で汚れたレミリアを見て、咲夜はある事を思いついた。~ 「べたべたになってしまいましたね…そうです、シャワーを浴びに行きませんか」~ 「そうね…それがいいわ」~ 「では」~ 咲夜がレミリアの手を取る。~ 「えっ!? このまま行くの?服を…」~ 「どうせこんな時間です。フランドール様は今日は地下室ですし、誰も起きていませんよ」~ 「それはそうだけど…」~ ~ 結局、二人は裸のままで部屋を出た。~ ~ シャワー室に向かって、誰も居ない廊下を歩く。~ 紅い絨毯の上に裸足なので、足音もしない。館は誰も居ないかのごとく静かであった。~ ~ ~ と、廊下の曲がり角の向こうで、ランプの光がゆらゆらと揺れながら近づいてくるのが目に入った。~ 恐らくは、夜の巡回をしているメイドだろう。~ 「! 咲夜!」~ レミリアが小声で告げる。当然咲夜も気付いていた。~ だが、咲夜は何も言わず、レミリアの手を引いてどんどん歩いていく。~ 「ちょっと、このままじゃ見つかるわ!」~ 小声。返事は無い。~ どちらにしろ、今更隠れる事も出来そうに無かった。~ ランプの光は、もう角のすぐそばまで来ていた。~ 咲夜は相変わらず、何事も無いかの様にその角に向かって進んで行く…~ 「ーーーーーー!」~ レミリアは目を瞑った。~ ~ しかし…予想していたような反応は無かった。~ ~ 恐る恐る目を開けると、そこには巡回のメイドが固まっていた。~ 「時間を止めました。今、館で動いているのは、私達だけです」~ レミリアはほっと息をついた。~ 「もう、驚かさないで…」~ 咲夜が、ニヤリと笑う。レミリアはそれを見ていない。~ ~ 「そうです、折角ですから、ここで少し楽しみませんか?」~ 「え?」~ 咲夜はレミリアの後ろに回ると、小さい子供におしっこをさせるようなポーズでレミリアを抱き上げた。~ そのまま、自分の胸の前まで持ってくる。~ 巡回のメイドは背が低かったため、丁度レミリアの大事な所がメイドの顔の前に来る事になった。~ ~ 「い、嫌っ! 咲夜、やめて!」~ 「大丈夫ですよ。時間が止まっていますから、彼女には見えません」~ そう言うと、レミリアのクリトリスを弄り始める。~ 「そ、そうだけど…ふ、ふぅっ!」~ 「声も聞こえませんから、我慢なさらなくても結構ですよ」~ 「はっ、ああっ、うはぁっ!」~ 時の止まった館の中、誰にも聞こえぬレミリアの嬌声が響く。~ ~ 「さ、咲夜…」~ 「どうなさいました?」~ 「お、おトイレに行かせて…おしっこ、漏れちゃう…!」~ 咲夜がニヤリと笑う。当然、レミリアには見えない。~ 「ここでなさっては如何です?」~ 「そ、そんな事…」~ 「レミリア様のお小水を浴びられるなんて、彼女も幸せ者ですよ」~ 「嫌あっ!嫌あぁっ!」~ レミリアが暴れる。咲夜がレミリアを落としそうになる。~ もっとも、落としてしまったとしてもどうって事は無いだろうが。~ ~ 「…時を、動かしましょうか?」~ ~ 咲夜がぼそりと呟いた。~ それは脅迫じみた、いや完全に脅迫であったが、レミリアには観念する他無かった。~ 「…では、どうぞ」~ 咲夜がレミリアのクリトリスを摘まみ、きゅっと捻る。~ 「うあぁっ! 駄目ぇっ!!」~ ~ シャアアァァァァァァァァァ……~ ~ レミリアの割れ目から迸る黄金水が、メイドの顔や服をびしょびしょに汚………さなかった。~ 漏らした小水は全て、空中で静止していた。咲夜の仕業だ。~ 咲夜は持っていたタオルでレミリアの小水を拭き(?)取ると、~ レミリアをその格好で抱いたまま、シャワー室に向かって歩き出した。~ ~ 後には、固まったままのメイドだけが残された。~ ~ ~ ______________________________________________~ ~ ~ ~ 紅魔館のシャワー室は、パチュリーが召喚した温泉脈のお湯を、魔法のポンプで送る仕掛けになっている。~ だがレミリアとフランドールは普通の水や湯を扱えない為、お湯に魔法処理を施した特別のシャワー室が別にあった。~ ~ しかし、咲夜が入って行ったのは、彼女らが使う、普通のシャワー室だった。~ 「咲夜、私、こっちじゃ…」~ 「私が洗って差し上げます。問題ありませんよ」~ 咲夜はレミリアの手を引いてさっさとシャワー室に入ると、時間停止を解除して、レバーを引いた。~ 頭上から、温かいお湯がさっと降り注ぐ。~ ~ 「ああ、気持ちいい…」~ 「気持ちいい…けど…力が…入らない…」~ ~ 咲夜はレミリアを椅子に座らせると、石鹸でレミリアの体を洗い始めた。~ ごしごし。しゃかしゃか。きゅっきゅっ。さわさわ。ふにふに。もみもみ。こちょこちょ。~ 「さ、咲夜っ…さっきから、変な所、ばっかり、触って、ない?」~ 「気のせいです♪」~ くにゅくにゅ。~ 「ふうっ、ああっ!」~ 「あらあらお嬢様…もう時は止まってませんよ? そんなに大きい声を出しては、誰かに聞こえますよ?」~ 「そっ、そんな事、言ってもおっ!」~ 「仕方有りませんね…」~ そう言うと咲夜は、さっきレミリアの小水をぬぐったタオルを洗って絞り、それを猿ぐつわにしてレミリアに噛ませた。~ 「~~~~~~~っ」~ レミリアが涙目で咲夜を見上げる。~ 今だスイッチの戻らない咲夜は、その目を見て快感に背筋を震わせた。~ 「それでは、きれいきれいしましょうか~♪」~ と、その時、がらがらと脱衣場の扉が開く音がした。~ 「!!」~ ~ 「誰ー?」~ さっきのメイドの声だ。~ 「私よー」~ 咲夜が答える。~ その間も、レミリアを責める手は休んでいない。~ ~ 「メイド長ー?」~ 「そうよー」~ くりくり。ふにふに。~ 「~~~! ーー! ーーーー!!」~ ~ 「どうしてこんな時間にー?」~ 「何だか眠れなくてー」~ くりゅくりゅ。くちゅくちゅ。~ 「っ! ~~~~!! ~~~~~~~~~~!!!」~ ~ 「後の見回りは私が代わってあげるわー。貴方もお休みなさいー」~ 「えーっ、いいんですかー」~ こりこり。ぬりゅぬりゅ。~ 「っっっ!! ~~~~~っっっ!!! ーーーっ! ーーーーーーっっ!!」~ ~ 「いいのよー。あ、それとねー」~ 「なんですー?」~ 「明日は、お嬢様を起こさなくていいからー」~ 「分かりましたー」~ ぬちゅっ。ごりっ。ぐりゅっ。ちゅぷん。~ 「っ!! っ!!! ーーーーーっ!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!」~ ~ ~ メイドが去って十分時間が経ってから、咲夜はレミリアの猿ぐつわを外した。~ 「お嬢様、気分はどうですか?」~ レミリアが涙目に訴える。~ 「咲夜…お願い…もう…許して…」~ ぞくぞくっ!~ 最大級の快感が咲夜の背筋を通り抜ける。~ ~ 「だ・め・で・す♪」~ ~ 「そんな…あっ、うあっ、いやぁっ! たすけてぇーーーーー!!」~ ~ レミリアの地獄は明け方まで続いた。~ ~ ~ ______________________________________________~ ~ ~ 数日後。~ ~ 一日の仕事を終えた咲夜の所に、レミリアがやって来た。~ 「咲夜、あの…また、付き合ってもらえるかしら?」~ 赤面。~ 「え…ええ、喜んで」~ 咲夜もまた頬を赤らめる。~ 「良かった。こっちよ」~ 「え?」~ ~ レミリアが咲夜の手を引いてやって来た先は、地下室だった。~ フランドールの部屋へ行くのかと思ったが、そうでも無いらしい。~ 既に今進んでいる道は、咲夜の知らない道だった。~ ~ 「ここよ」~ そう言ってレミリアは、やたらと無骨で重厚そうな扉の鍵を開ける。~ 「入って」~ 「! これは…」~ ~ 結構広めの部屋にずらりと並んでいるのは、鞭に蝋燭を初め、三角木馬、手枷、足枷、首輪などなど。~ 果ては針のムシロに鋼鉄の処女といった本格的拷問、処刑用道具まである。~ ~ 「見ての通り拷問部屋なんだけど、久しく使われて無かったのを、ここ数日で整理して使えるようにしたのよ」~ 背後からそう言ってくるレミリアは、スカーレットデビルの名に相応しく凶々しいオーラを発していた。~ 「この間はずいぶんと苛めてもらったから、そのお返しに、と思ってね」~ 後ろで、物々しい音を立てて扉が閉まる。~ ~ 全身ががくがくと震え、脂汗がだらだらと流れる。~ 「お、おおおおおお嬢様おおおお許しを……」~ 「あの時、貴方は私を許してくれたかしら?」~ 「あ、ああ、あ、あ、あ…………」~ 殺される。殺される。いったいどんな恐ろしい殺され方をするのだろうか。想像しただけで気が狂いそうだ。~ ~ ふと、レミリアから発されるオーラが止んだ。~ それと共に、レミリアが後ろから咲夜に抱きつく。~ 「そんなに心配しなくてもいいわよ。…愛してるわ、咲夜」~ 「…私もです、お嬢様」~ ~ かちゃり。~ 咲夜の両手に手枷がはめられた。~ 咲夜にはそれが、別の方向にスイッチが入る音のような気がした。~ ~ ~ ~ …今日も、紅魔館の夜は長い。~ ~ ~ ~ ~ おしまい~ ~ ~ ~ _____________________________________________~ ~ ~ ~ あとがき~ ~ 読んでくれた人、お疲れ様でした。~ 本文すっ飛ばして後書きだけ見てる人、なんて酔狂な。~ ~ …つーか、エロSSなんて書くのは初めてですよわーい。~ そもそも作文は苦手ですよわーい。~ ついでに書くのにまる一晩かかってこれから徹夜で学校ですよわーい。(泣)~ ~ まあ、手土産になれば幸いです。~ ~ ~ ~ ~ ~
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~ 注意 18禁その他もろもろ~ ~ ~ ~ ~ 「パチェ、頼んでおいた物、できたかしら?」~ レミリアは、図書館にやって来るなり、友人に問いかけた。~ 「できてるわ…これよ」~ パチュリーは言葉少なに、紫色の液体の入った瓶を取り出し、レミリアに差し出した。~ レミリアはそれを、しっかりと、感触を確かめるように手に取る。~ 「ありがとう」~ それだけ言うと、翼を翻し、入り口に向かって歩き出した。~ ~ 「レミィ」~ ~ 扉に手を掛けた所で、パチュリーが呼びとめる。~ 顔だけ振り向いて、レミリアは答えた。~ ~ 「何かしら?」~ ~ 「貴方の事だから、分かってない訳じゃ無いと思うけど…」~ 「覚悟はできてるわ」~ ~ 即答。~ ~ 「…そう、なら、もう何も言わないわ」~ 「…ありがとう、パチェ」~ ~ そして、今度こそ館の主は、図書館から出て行った。~ ~ 「まぁ、私も他人の事は言えないんだけどね…」~ ~ 魔女のつぶやきだけが、図書館に残った。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 『嬢とメイドの長い夜』~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 「ねえ咲夜」~ ~ 夕食の片付けも一段落付いた咲夜のところに、主人であるレミリアがやって来た。~ ~ 「今日の分の仕事が終わったら、私の部屋に来てくれるかしら?」~ ~ 当然、主人の命は絶対である。~ 「はい、分かりました」~ 「お願いね」~ ~ レミリアが去った後、咲夜はふと疑問に思った。~ 血を吸うにしては満月は遠い。いったい何の用事だろうか。~ しかしメイド長の仕事は多い。その事をこれ以上考えている訳にもいかなかった。~ ~ ~ __________________________________________~ ~ ~ ~ 「…もう、飲んでおいた方がいいかしら」~ レミリアはパチュリーからもらった瓶の蓋を開けると、その中身を3分の1ほど飲んだ。~ 「…甘ぁ…」~ この手の怪しい薬は苦い物だと思っていたが、予想に反して水飴のような甘ったるさだった。~ ~ 飲んでから1分ほど経った頃。~ レミリアは、下半身に違和感を覚えた。~ 「んっ、どうやら効いてきたみたいね…」~ どっくん、どっくん。心臓が踊る。~ 体の変化そのものはあっという間に終わったが、胸の高鳴りは収まらなかった。~ 「はぁ…はぁ…」~ 自然、呼吸も荒くなる。~ 「ちょっと辛いかも…咲夜、早く来てくれないかしら…」~ ~ ~ こんこん。~ 少しして、扉がノックされ、~ 「お嬢様、参りました」~ 咲夜の声がした。~ 「入って」~ 「失礼します」~ いつものように礼儀正しく、咲夜が入ってきた。~ ~ ~ _________________________________________~ ~ ~ 咲夜が部屋に入ると、寝間着姿のレミリアが、ベッドに腰掛けていた。~ ~ 「お嬢様…それで、ご用は何でしょうか?」~ 「とりあえず、こっちに来て座って」~ レミリアが自分の隣をぽんぽんと示す。~ 「はぁ…」~ ~ ベッドに腰掛けた咲夜は、ようやくレミリアの様子がおかしい事に気がついた。~ 頬が赤く、呼吸も荒い。~ だが、その事を問う暇もなく、レミリアの顔がずいっと目の前にやってきた。~ ~ 「咲夜」~ ~ いつになく真剣な声。~ ~ 「はい」~ ~ 「好き」~ ~ えっ…と声を上げる前に、レミリアの唇が咲夜の唇を塞ぐ。~ そのまま、咲夜はベッドに押し倒された。~ すぐに、レミリアの舌が押し入ってくる。~ ~ (お嬢様、今…今なんと?)~ ~ 咲夜もまた、舌を絡めてそれに応える。~ ~ (「好き」…)~ それは、望んではいけないことと知りつつも、夢見る事を禁じえなかった言葉。~ ~ (お嬢様…!)~ 咲夜はレミリアの背中に手を回し、ぎゅっと抱きしめる。~ レミリアもまた、咲夜の頭に手を回してきた。~ ~ 舌と舌の絡み合う音が、静かな寝室に響く。~ ~ やがて、どちらからともなく口を離した。~ 「ぷあっ、はっ、はぁ…」~ 「はあ、ふう…」~ ~ レミリアは一旦咲夜から体を離すと、ガウンを脱ぎ、ネグリジェ一枚の姿になった。~ 咲夜はぼけっとした顔でそれを見ていたが、レミリアの股間にあるモノを見て仰天した。~ ~ 「お、お嬢様、それは!?」~ ~ それは、男根。本来、女にはあるはずの無いモノ。~ 「ちょっと、パチュリーに頼んで、お薬で…ね」~ ~ そう言うと、再び咲夜に覆い被さってきた。~ 咲夜の顔の両横に手をつき、しっかりとその目を見て、言う。~ ~ 「咲夜、大好き。私、咲夜が欲しい」~ ~ 「お嬢様…」~ 何故だろう、涙が溢れてくる。~ 「私の…心も、体も、ずっと前から、お嬢様の、物です…」~ 「咲夜…嬉しい」~ そっと、咲夜の涙をぬぐう。そして、もう一度キス。~ ~ ~ 咲夜は、下着を下ろされると、自分の大事な所にレミリアのモノが当たるのを感じた。~ 「いくわよ…咲夜」~ 咲夜の体は、いくら何でもキスだけでは十分な準備ができていない。~ だがレミリアは、その肉棒から湧きあがる慣れない欲望に押され、それを気にする余裕が無くなっていた。~ 咲夜が抗議の声を上げるより早く、レミリアが咲夜の膣に侵入する。~ ~ 「……!!」~ ~ 痛い。~ 初めてで無いとは言え、長い間使っていなかった上に十分な準備も無しでは、痛いのも当然だ。~ しかし、咲夜は懸命にその痛みに耐えた。~ ~ そして、レミリアのモノはすっかり咲夜の膣に収まった。~ 「はーーーっ、はーーーっ」~ 「咲夜の中…あったかい…」~ 咲夜が一息つくのを待たず、レミリアが動き出す。~ ずずっ、ずずずっ…~ ~ 「いっ!!痛いっ!痛い!痛いよぉ…!」~ 余りの痛みに耐えかね、咲夜は泣き出してしまう。~ 流石に、レミリアも我に返った。~ 「ごっ、ごめんなさい咲夜!」~ 「うっ、ぐすっ、ひっく…」~ 「ごめんなさい、ごめんなさい…」~ レミリアはずっと、咲夜の髪を撫でていた。~ ~ ~ ~ 咲夜が落ちついたのを見計らって、その胸に手を伸ばす。~ さわさわと、撫でるように。~ 「んんっ…」~ ふにふにと、揉むように。~ 「はぁぁ…」~ つんつんと、突っつくように。~ 「んっ、んっ」~ しばらくレミリアは咲夜の反応を楽しんでいたが、そのうち直に触りたくなってきた。~ 脱がそうとしたが、メイド服の脱がせ方はよく分からなかったので、仕方なく服の上から弄り続けることにした。~ ~ だがそれは、咲夜からしてみれば、焦らされている事に他ならなかった。~ 布地越しの微妙な感触が、じわじわと咲夜を苛む。~ もっと触って欲しいのに。直接、手で触れてほしいのに。~ 胸の疼きに耐えかねた咲夜は、自分から切り出した。~ 「お嬢様…少し、手を離してください。服、脱ぎますから…」~ ~ ベッドに寝たまま、しかし器用に服を脱いでいく。~ 「あの…あまり見ないで下さい…恥ずかしいです…」~ 「見るなって言われてもね…」~ レミリアと咲夜は、さっきから繋がったままなのだ。当然、互いに正面で向き合う事になる。~ 恥ずかしさに目を背けながらも、てきぱきと服を脱ぎ、下着も取り去る。~ 形の良い胸が、レミリアの前にさらけ出された。~ ~ レミリアはそれを見て、ほぅ、とため息をついた。~ 「咲夜、きれい…」~ そのまま、顔を近づけていき…~ ~ ちゅっ~ ~ 既につんと尖っていた、桜色の頂に口づける。~ 「ふぅっ!」~ 散々服の上から弄られて敏感になっていた咲夜の胸は、その刺激を余す所無く受け止めた。~ 赤ん坊のように、ちゅぱちゅぱと吸い、舌で転がす。~ 「あぁ、はぁぁぁぁ……」~ こりこりと、噛む。~ 「うあぁっ!!」~ ~ 自分のモノがきゅっと締め付けられ、咲夜の膣がじわりと濡れてくるのを、レミリアは感じた。~ 「咲夜…気持ち良いの?」~ その言葉に、既に赤かった咲夜の顔が更に紅に染まる。~ 「は…はい…気持ち良いです…」~ 「嬉しい…」~ レミリアは自分の右手の指をぺろりと舐めると、反対側の胸に吸いつき、さっきまで吸っていた胸を左手で弄り始める。~ 「はぁっ、あぁぁ…っ!」~ 咲夜がそれに応えて切ない声を上げ、レミリアの頭を抱きしめる。~ レミリアは右手をそうっと、繋がっている部分の少し上、咲夜の最も敏感な部分へと持っていき…~ ~ くりん。くりくりぐりぐり。~ ~ 「ひぃっっ!?うあっ!あーっ、あーーーーーっ!!!」~ 強烈な不意打ちに体をびくびくと震わせ、咲夜は達してしまった。~ ~ ~ 「はぁ、はぁ、はぁ…」~ 「咲夜…可愛いわ…」~ 息を荒げる咲夜の頬にキス。~ 「じゃあ、もうそろそろ…私も動くわね」~ 「ふぇっ?」~ ~ 実の所、レミリアももういっぱいいっぱいだった。~ 何せ、さっきから咲夜が感じるたびに、無意識の内に自分のモノをきゅうきゅうと責め立ててくるのだ。~ 結合部からは既に愛液が溢れ、体の準備は十分だった。~ ~ ずるり。ずっちゅ、ずっちゅ…~ レミリアが最初はゆっくり、しかしすぐにリズミカルに腰を動かす。~ 「ふぁ、あっ、あうっ! おじょおっ、さまっ、ちょっとっ、きゅうけい! さ、せ、てぇぇっ!!」~ 「ごめんなさいっ、咲夜っ、私もうっ、我慢できないっ…!」~ 「あ゛ーっ! はっ、はっ、うんっ、んあぁーっ…!」~ レミリアの手が、口が、咲夜を気持ち良くするために、動く。~ 胸を吸い、乳首を転がし、摘み、牙を立てないように耳を食み、舌と舌を絡ませ、クリトリスを刺激する。~ その一つ一つに咲夜は喘ぎ、抱きつき、体をのけ反らせ、髪を乱してかぶりを振る。~ 限界は、すぐにやってきた。~ 「あーっ、あーっ! おじょっ、さまっ! わたしっ、もうっ、もうっ!!」~ 「わっ、私もっ! 咲夜っ、一緒に、一緒にぃぃ!」~ ~ 「~~っ……!!」~ 「あ、はっあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー!!!」~ 熱い、熱い液体が注ぎ込まれるのを、咲夜は確かに感じていた。~ ~ ~ _____________________________________________~ ~ ~ 二人は、呼吸を整えつつ、寄り添ってベッドに横たわっていた。~ ~ 「はー、はー、はぁ…」~ 「ふぅ、ふぅ…」~ ~ ふと、レミリアの下腹部から存在感が消えた。~ 手を伸ばして確認すると、やはりさっきまで咲夜の中に入っていたモノは、もう影も形も無かった。~ 咲夜はまだ、余韻に浸ってぼーっとしている。~ ~ レミリアは体を起こすと、机の上の瓶に手を伸ばした。~ パチュリーから貰った、紫色の液体の入っているあの瓶である。~ 瓶の蓋を開けると、意を決するかのように一呼吸置き、息を吸い込むと、残りの中身を全部口に含んだ。~ そのまま咲夜に口付けると、口移しで紫色の液体を流し込む。~ 「んふぅっ!?」~ 咲夜は突然の出来事に反射的に抵抗したが、頭部をがっちりとホールドされていて、~ すぐに抵抗を諦め、レミリアの唾液の混じった甘ったるい液体を飲み下した。~ そして、甘い、甘いディープキス。~ ~ 「ぷはっ、お、お嬢様、今のは…」~ 「さっき私が飲んだのと同じ薬よ」~ 「!」~ ~ 状況を理解すると同時に、咲夜の体に変化が起こる。~ 股間の一部がむくむくと盛り上がり、あっという間に男根を形作ってしまった。~ ~ 「こ、これは…」~ 「咲夜…」~ ~ レミリアがベッドの上にころんと仰向けになる。~ そのまま膝を曲げて脚を開くと、両手を股間に持っていき、大事な部分をぐい、と広げて見せた。~ ~ 「咲夜、私を抱いて! 私の初めて、貰って欲しいの…!」~ 目を潤ませながら訴える。~ 「お嬢様…」~ ~ ~ 心臓がどっくんどっくんと跳ねる。~ 股間から生えたモノが、狂おしいぐらいにレミリアを求める。~ 500年もの間守り抜いた純潔を、この自分に貰って欲しいと言うのだ。~ レミリアの想いはこの上なく嬉しい。~ 自分もまた、同じくらいにレミリアを想ってきたから。~ そして、レミリアが死ぬほど恥ずかしい思いをしているのも分かっている。~ ~ だが、それでも咲夜を引きとめる、一つの懸念があった。~ それは、パチュリーが抱いたのと同じ物。~ ~ 咲夜は、涙を流しながらそれを口にする。~ ~ 「お嬢様…。私は、お嬢様より、先に死にます…」~ 「構わないっ!」~ ~ 即答だった。~ ~ 「絶対、絶対後悔しない! それよりも今抱いてもらえない方が、きっと後悔するから!」~ 「お嬢様っ…!」~ もう、引き止めるものは何も無かった。~ ~ ~ ____________________________________________~ ~ ~ ~ くちゅ、くち、ちゅっ、ぷちゅ…~ 紅い寝室に淫らな水音が響く。~ 咲夜は床に膝をつき、さっきの態勢のままのレミリアの秘部を念入りにほぐしていた。~ 最初は人差し指1本でいっぱいだったレミリアの入り口には、今は人差し指と中指が入っている。~ 2本の指で丹念に。~ 中を引っ掻くように指を曲げ伸ばし。~ 「うっ、ふぅぅっ!」~ 入り口を拡げるように、指を開き。~ 「~~~~~っ」~ 手首をくいくいと回転させる。~ 「ん~~~~っ!」~ ~ 「さ、咲夜、もういい…」~ ちゅっ~ その言葉を遮るように、敏感な肉芽に口付け。~ 「ーーーーーーーーー!!」~ 必死に声を殺しつつ、レミリアが悶える。~ ~ 「駄目です。よーーくほぐしておかないと、痛いですよ?」~ ~ それを聞いて、さっき泣かせてしまった咲夜の顔が浮かぶ。~ その引け目もあって、これ以上何も言えなくなってしまった。~ でも、これは。~ ~ 「大分ほぐれてきましたね…そろそろ3本でも大丈夫そうですね」~ ~ 恥ずかしい。~ 何しろ自分の手で大事なところを広げて、見せつけている格好なのだ。~ でも、手をどけようとすると、~ ~ 「お嬢様、広げておいていただいた方がやり易いのですが…」~ ~ とか言ってくるし、~ これじゃ中まで丸見えじゃない…と思った矢先に、~ ~ 「お嬢様…お嬢様の中、とっても綺麗です…」~ ~ とか言ってくるのだ。~ ~ レミリアの顔は既にスカーレットの名も真っ青なぐらいに真っ赤っ赤であった。~ 羞恥心に耐え切れなくなったレミリアは、何とかこの状況を変えようと、~ ~ 「あの、咲夜、胸も…して欲しい」~ ~ などと言ってみるのだが、すぐに自分の言った意味に気付き、また赤面するのだった。~ ~ 「そうですか…それでは失礼して」~ 咲夜はレミリアの上体を起こすと、その後ろに回った。~ ゆるやかな双丘をその先端の突起ごとやわやわと撫でさすり、首筋に舌を這わせる。~ 「く…ふぅぅ…」~ 秘部を直接弄られるのとはまた違った快感に、レミリアは背筋を震わせ、その翼がぴくぴくと痙攣する。~ ~ 翼?~ ~ ふと思い立った咲夜は、翼の付け根をそーーっと指でなぞってみた。~ ~ びくん!~ ~ レミリアが即座に反応する。~ 「お嬢様…ここ、気持ち良いんですか?」~ 「………」~ 返事は無い。~ 見るとレミリアは目尻に涙を溜め、口で手を押さえて、顔を真っ赤にして震えている。~ ~ ~ どきん。~ 咲夜の心臓が一度、大きく飛びあがった。~ 同時に、自分の中で何かが壊れたような、スイッチが切り替わったような、そんな気がした。~ 心の中からどんどんと湧き出る背徳的な欲望が、咲夜を突き動かす。~ ~ ~ 翼の付け根を、もう一度、二度、指でなぞる。~ びくんっ!びく、びくんっ!~ その度にレミリアは、過剰とも思える反応を示す。~ 「気持ち良いんですか?」~ もう一度、問う。~ 否、何度でも問うつもりだった。~ レミリアの口から、それを聞きたかった。~ つぅっ~ びくん!~ つつーっ~ びく、びくん!~ 「気持ち…」~ 「き、気持ち良い、気持ち良いの…」~ 観念したレミリアが、口を押さえたまま、蚊の鳴くような声で答える。~ ~ 「よく言えました」~ 咲夜がレミリアの正面に回る。レミリアはうつむいて目を逸らしていた。~ 「では、もっと気持ち良くして差し上げましょう」~ 「えっ」~ レミリアが思わず顔を上げる。咲夜はその隙を逃さず、唇を奪う。~ そのままレミリアを押し倒し、左手は背中に回して翼の付け根を、~ 右手は3本の指でレミリアの中を、親指でクリトリスを、同時に弄り始めた。~ 流石にこれにはたまらず、あっという間にレミリアは絶頂を迎え、咲夜の腕の中でがくがくと震えた。~ ~ ~ 咲夜が手を離すと、屋根から離れた梯子の如く、レミリアはぱたりと仰向けに倒れた。~ 脚の間には、溢れ出た愛液が大きな染みを作っている。~ 「お嬢様…私もそろそろ…」~ 見れば、咲夜の股間から生えたモノは、はち切れんばかりに膨張し、猛然と天を突いていた。~ レミリアはそれを見ると、荒い息をつきながら、ただ、こくり、と頷いた。~ 「それでは…っと」~ 咲夜がレミリアをひっくり返す。~ うつ伏せになったレミリアの腰を持って引っ張り、腰を上げさせた。いわゆる後背位だ。~ 「いきますよ…」~ 「こ、こんなの恥ずかし…うあああっ!!」~ レミリアの抗議を待たずして、咲夜が腰を進める。~ 途中、抵抗があったが、咲夜はそれを勢いに任せて突き破った。~ ~ 「っ!」~ 痛い。~ だが、痛みはそれほど大した事は無かった。少なくとも、泣き出すほどでは。~ ~ 咲夜のモノはずぶずぶとレミリアの中を進み、最奥に達した。~ 大きな圧迫感と、痛み、快感。~ だがそれらに増して、どうしようもなく満たされているという感覚が、レミリアの中に広がっていく。~ ~ 「わ、私…咲夜の、モノに、なっちゃっ、たぁ…」~ ~ その言葉を合図にしたかのように、咲夜が動き出した。~ 「お嬢様っ…!」~ ずんっ!ずんっ!ずんっ!~ 咲夜の肉棒が、レミリアの最奥を突く。~ 「はうっ! んっ! んふーーー!」~ 枕に顔を押し付け、必死にその衝撃と快感に耐えるレミリア。~ ぐりんっ!~ 咲夜がレミリアの中をえぐるように、腰を回す。~ 「んーーーーーーーーーっ!!!」~ ~ 咲夜は腰を動かしながら考えていた。~ …不満だ。~ 何がかと言えば、レミリアの、声である。~ さっきから声を押し殺してばっかりで、一向に喘いでくれないのだ。~ それを承知で苛めるのも、快感ではあるのだが。~ いい加減に、レミリアの嬌声を聞きたかった。~ ~ レミリアの胸に手を回すと、両腕に力を入れてぐいっと抱き起こした。~ 自分は座り、その上に繋がったままレミリアを座らせる。背面座位というやつだ。~ 顔を自分のほうに向けさせると、唇を塞ぎ、舌を絡め、吸う。~ レミリアも舌の動きでそれに応える。~ 激しい行為の最中だ。当然、すぐに息が苦しくなる。~ お互いに口を離す。レミリアが、息を、吸う――――~ ~ そこを逃さず、咲夜がレミリアの弱点を攻めた。~ 翼の付け根をなぞり、最も敏感な豆をぴんと弾く。~ ~ ~ ~ 「ひっ…~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」~ ~ ~ 絶叫。~ レミリアの中がきゅうきゅうと締まる。達したらしい。~ 咲夜はレミリアの中に放ちそうになるのを懸命に堪え、レミリアの腰を手で支えたまま自分は後ろに倒れ、~ レミリアを休ませぬよう、めいいっぱい下から突き上げ、続けて弱点を責める。~ ~ 「あーーーーーっ!!」~ ~ 咲夜は、能力を使っていないのにも関わらず、時間が止まったかのような錯覚を受けた。~ ~ 「はっ、あっ、うあっ、はあぁぁぁ!!」~ ~ レミリアが鳴く。~ それは、あまりにも幻想的な光景。~ ~ 「あぁっ! はぅっ! ひあぁぁぁぁぁ…」~ ~ 自分の上で。乱れ、踊り、跳ね、囀る。~ ~ 「あはぁっ、さ、咲夜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」~ ~ 自分の名を叫んで。~ 瞬間、咲夜も限界を迎えた。~ ~ 「お嬢様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」~ ~ どくっ、どくっ、どくっ、どくっ…~ 何度も痙攣を繰り返しながら、レミリアの中に熱い迸りを大量に注ぎ込んだ…~ ~ ~ _____________________________________________~ ~ ~ 咲夜はへなへなと、その場にへたり込んだ。~ 例えようも無い満足感が咲夜を満たす。~ もう、今この場であの世からお迎えが来ても悔いは無い、そんな気分だった。~ 満足だ。そのはずだ。~ だが。~ 咲夜の股間から生えたモノは、いまだ消えるどころか、咲夜の意思とは無関係に猛り狂っていた。~ 薬の効果だから、咲夜にはどうしようもない。~ しかしそれが、咲夜の身体を苛んでいた。~ ~ 「ううん…咲夜…」~ レミリアが体を起こした。~ 「あっ…」~ ちょうど目の前に、咲夜のモノがあった。~ 「凄い…まだこんなに…」~ しげしげと見つめるレミリア。~ それを見ていた咲夜は堪らなくなり、レミリアの頭を掴むと、自分のモノに押し付けた。~ 「きゃっ」~ 「お嬢様……舐めて……ください」~ ~ この場で殺されても文句の言えない台詞だった。~ 主人に対して、自分のモノを舐めろとは。~ ~ だがレミリアは、おずおずとそれに口を付けた。~ まとわりいている、レミリアと咲夜の粘液を舐め取るように、舌を動かす。~ 「ふあぁ…」~ 柔らかいレミリアの舌の感触と、この上なく甘美な背徳感。~ 「咲夜…気持ち良い?」~ 「は、はい、気持ち良いです…」~ かぽっ。~ レミリアが、咲夜のモノを咥えた。~ 「こうひはほうあひもひいいはひら?」~ 「お、お嬢様っ、咥えたまま、喋らないで…!」~ ~ びゅくっ! びゅっ! びゅっ!~ 刺激に耐え切れず、咲夜はレミリアの口内に射精してしまった。~ レミリアの小さな口では受け止め切れず、口から外れてレミリアの顔や胸を汚した。~ ~ ~ _________________________________________~ ~ ~ それからすぐに、咲夜のモノは消えた。~ しかし、咲夜の中で切り替わったスイッチは、まだ元に戻っていなかった。~ ~ 白濁液で汚れたレミリアを見て、咲夜はある事を思いついた。~ 「べたべたになってしまいましたね…そうです、シャワーを浴びに行きませんか」~ 「そうね…それがいいわ」~ 「では」~ 咲夜がレミリアの手を取る。~ 「えっ!? このまま行くの?服を…」~ 「どうせこんな時間です。フランドール様は今日は地下室ですし、誰も起きていませんよ」~ 「それはそうだけど…」~ ~ 結局、二人は裸のままで部屋を出た。~ ~ シャワー室に向かって、誰も居ない廊下を歩く。~ 紅い絨毯の上に裸足なので、足音もしない。館は誰も居ないかのごとく静かであった。~ ~ ~ と、廊下の曲がり角の向こうで、ランプの光がゆらゆらと揺れながら近づいてくるのが目に入った。~ 恐らくは、夜の巡回をしているメイドだろう。~ 「! 咲夜!」~ レミリアが小声で告げる。当然咲夜も気付いていた。~ だが、咲夜は何も言わず、レミリアの手を引いてどんどん歩いていく。~ 「ちょっと、このままじゃ見つかるわ!」~ 小声。返事は無い。~ どちらにしろ、今更隠れる事も出来そうに無かった。~ ランプの光は、もう角のすぐそばまで来ていた。~ 咲夜は相変わらず、何事も無いかの様にその角に向かって進んで行く…~ 「ーーーーーー!」~ レミリアは目を瞑った。~ ~ しかし…予想していたような反応は無かった。~ ~ 恐る恐る目を開けると、そこには巡回のメイドが固まっていた。~ 「時間を止めました。今、館で動いているのは、私達だけです」~ レミリアはほっと息をついた。~ 「もう、驚かさないで…」~ 咲夜が、ニヤリと笑う。レミリアはそれを見ていない。~ ~ 「そうです、折角ですから、ここで少し楽しみませんか?」~ 「え?」~ 咲夜はレミリアの後ろに回ると、小さい子供におしっこをさせるようなポーズでレミリアを抱き上げた。~ そのまま、自分の胸の前まで持ってくる。~ 巡回のメイドは背が低かったため、丁度レミリアの大事な所がメイドの顔の前に来る事になった。~ ~ 「い、嫌っ! 咲夜、やめて!」~ 「大丈夫ですよ。時間が止まっていますから、彼女には見えません」~ そう言うと、レミリアのクリトリスを弄り始める。~ 「そ、そうだけど…ふ、ふぅっ!」~ 「声も聞こえませんから、我慢なさらなくても結構ですよ」~ 「はっ、ああっ、うはぁっ!」~ 時の止まった館の中、誰にも聞こえぬレミリアの嬌声が響く。~ ~ 「さ、咲夜…」~ 「どうなさいました?」~ 「お、おトイレに行かせて…おしっこ、漏れちゃう…!」~ 咲夜がニヤリと笑う。当然、レミリアには見えない。~ 「ここでなさっては如何です?」~ 「そ、そんな事…」~ 「レミリア様のお小水を浴びられるなんて、彼女も幸せ者ですよ」~ 「嫌あっ!嫌あぁっ!」~ レミリアが暴れる。咲夜がレミリアを落としそうになる。~ もっとも、落としてしまったとしてもどうって事は無いだろうが。~ ~ 「…時を、動かしましょうか?」~ ~ 咲夜がぼそりと呟いた。~ それは脅迫じみた、いや完全に脅迫であったが、レミリアには観念する他無かった。~ 「…では、どうぞ」~ 咲夜がレミリアのクリトリスを摘まみ、きゅっと捻る。~ 「うあぁっ! 駄目ぇっ!!」~ ~ シャアアァァァァァァァァァ……~ ~ レミリアの割れ目から迸る黄金水が、メイドの顔や服をびしょびしょに汚………さなかった。~ 漏らした小水は全て、空中で静止していた。咲夜の仕業だ。~ 咲夜は持っていたタオルでレミリアの小水を拭き(?)取ると、~ レミリアをその格好で抱いたまま、シャワー室に向かって歩き出した。~ ~ 後には、固まったままのメイドだけが残された。~ ~ ~ ______________________________________________~ ~ ~ ~ 紅魔館のシャワー室は、パチュリーが召喚した温泉脈のお湯を、魔法のポンプで送る仕掛けになっている。~ だがレミリアとフランドールは普通の水や湯を扱えない為、お湯に魔法処理を施した特別のシャワー室が別にあった。~ ~ しかし、咲夜が入って行ったのは、彼女らが使う、普通のシャワー室だった。~ 「咲夜、私、こっちじゃ…」~ 「私が洗って差し上げます。問題ありませんよ」~ 咲夜はレミリアの手を引いてさっさとシャワー室に入ると、時間停止を解除して、レバーを引いた。~ 頭上から、温かいお湯がさっと降り注ぐ。~ ~ 「ああ、気持ちいい…」~ 「気持ちいい…けど…力が…入らない…」~ ~ 咲夜はレミリアを椅子に座らせると、石鹸でレミリアの体を洗い始めた。~ ごしごし。しゃかしゃか。きゅっきゅっ。さわさわ。ふにふに。もみもみ。こちょこちょ。~ 「さ、咲夜っ…さっきから、変な所、ばっかり、触って、ない?」~ 「気のせいです♪」~ くにゅくにゅ。~ 「ふうっ、ああっ!」~ 「あらあらお嬢様…もう時は止まってませんよ? そんなに大きい声を出しては、誰かに聞こえますよ?」~ 「そっ、そんな事、言ってもおっ!」~ 「仕方有りませんね…」~ そう言うと咲夜は、さっきレミリアの小水をぬぐったタオルを洗って絞り、それを猿ぐつわにしてレミリアに噛ませた。~ 「~~~~~~~っ」~ レミリアが涙目で咲夜を見上げる。~ 今だスイッチの戻らない咲夜は、その目を見て快感に背筋を震わせた。~ 「それでは、きれいきれいしましょうか~♪」~ と、その時、がらがらと脱衣場の扉が開く音がした。~ 「!!」~ ~ 「誰ー?」~ さっきのメイドの声だ。~ 「私よー」~ 咲夜が答える。~ その間も、レミリアを責める手は休んでいない。~ ~ 「メイド長ー?」~ 「そうよー」~ くりくり。ふにふに。~ 「~~~! ーー! ーーーー!!」~ ~ 「どうしてこんな時間にー?」~ 「何だか眠れなくてー」~ くりゅくりゅ。くちゅくちゅ。~ 「っ! ~~~~!! ~~~~~~~~~~!!!」~ ~ 「後の見回りは私が代わってあげるわー。貴方もお休みなさいー」~ 「えーっ、いいんですかー」~ こりこり。ぬりゅぬりゅ。~ 「っっっ!! ~~~~~っっっ!!! ーーーっ! ーーーーーーっっ!!」~ ~ 「いいのよー。あ、それとねー」~ 「なんですー?」~ 「明日は、お嬢様を起こさなくていいからー」~ 「分かりましたー」~ ぬちゅっ。ごりっ。ぐりゅっ。ちゅぷん。~ 「っ!! っ!!! ーーーーーっ!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!」~ ~ ~ メイドが去って十分時間が経ってから、咲夜はレミリアの猿ぐつわを外した。~ 「お嬢様、気分はどうですか?」~ レミリアが涙目に訴える。~ 「咲夜…お願い…もう…許して…」~ ぞくぞくっ!~ 最大級の快感が咲夜の背筋を通り抜ける。~ ~ 「だ・め・で・す♪」~ ~ 「そんな…あっ、うあっ、いやぁっ! たすけてぇーーーーー!!」~ ~ レミリアの地獄は明け方まで続いた。~ ~ ~ ______________________________________________~ ~ ~ 数日後。~ ~ 一日の仕事を終えた咲夜の所に、レミリアがやって来た。~ 「咲夜、あの…また、付き合ってもらえるかしら?」~ 赤面。~ 「え…ええ、喜んで」~ 咲夜もまた頬を赤らめる。~ 「良かった。こっちよ」~ 「え?」~ ~ レミリアが咲夜の手を引いてやって来た先は、地下室だった。~ フランドールの部屋へ行くのかと思ったが、そうでも無いらしい。~ 既に今進んでいる道は、咲夜の知らない道だった。~ ~ 「ここよ」~ そう言ってレミリアは、やたらと無骨で重厚そうな扉の鍵を開ける。~ 「入って」~ 「! これは…」~ ~ 結構広めの部屋にずらりと並んでいるのは、鞭に蝋燭を初め、三角木馬、手枷、足枷、首輪などなど。~ 果ては針のムシロに鋼鉄の処女といった本格的拷問、処刑用道具まである。~ ~ 「見ての通り拷問部屋なんだけど、久しく使われて無かったのを、ここ数日で整理して使えるようにしたのよ」~ 背後からそう言ってくるレミリアは、スカーレットデビルの名に相応しく凶々しいオーラを発していた。~ 「この間はずいぶんと苛めてもらったから、そのお返しに、と思ってね」~ 後ろで、物々しい音を立てて扉が閉まる。~ ~ 全身ががくがくと震え、脂汗がだらだらと流れる。~ 「お、おおおおおお嬢様おおおお許しを……」~ 「あの時、貴方は私を許してくれたかしら?」~ 「あ、ああ、あ、あ、あ…………」~ 殺される。殺される。いったいどんな恐ろしい殺され方をするのだろうか。想像しただけで気が狂いそうだ。~ ~ ふと、レミリアから発されるオーラが止んだ。~ それと共に、レミリアが後ろから咲夜に抱きつく。~ 「そんなに心配しなくてもいいわよ。…愛してるわ、咲夜」~ 「…私もです、お嬢様」~ ~ かちゃり。~ 咲夜の両手に手枷がはめられた。~ 咲夜にはそれが、別の方向にスイッチが入る音のような気がした。~ ~ ~ ~ …今日も、紅魔館の夜は長い。~ ~ ~ ~ ~ おしまい~ ~ ~ ~ _____________________________________________~ ~ ~ ~ あとがき~ ~ 読んでくれた人、お疲れ様でした。~ 本文すっ飛ばして後書きだけ見てる人、なんて酔狂な。~ ~ …つーか、エロSSなんて書くのは初めてですよわーい。~ そもそも作文は苦手ですよわーい。~ ついでに書くのにまる一晩かかってこれから徹夜で学校ですよわーい。(泣)~ ~ まあ、手土産になれば幸いです。~ ~ ~ ~ ~ ~
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