とうほうネチョロダ/妹様の正しい洗い方
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《これまでのあらすじ》~ (紅魔館のメイド長・咲夜には日課があった。それは地下室に閉じ込められている~ 妹様の身体を洗うこと。大の沐浴ぎらいである彼女を清潔に保つため、~ 咲夜は時を止めてそのあいだにフランドールを洗うのである。~ 『西行妖事件』でしばし館を留守にした彼女が地下室へ降りてみると……)~ ~ 折りたたまれたままの着替えを見て、咲夜はため息をついた。~ どうやら彼女が留守のあいだ、妹様は身体を洗うどころか、~ 着替えすらしなかったらしい。~ (困った御方だ)~ 地下室とはいえ、きちんとバスルームも完備しているというのに。~ 女の子らしい恥じらいとか、たしなみというものがないのだろうか。~ (ないのでしょうね)~ 静止したままのフランドールを見やる。~ 何をしようとしていたのか、片足を上げ、両手をふりかぶっている。~ (……素振り?)~ まぁ、そんなことはどうでも良い、とメイド長はかぶりを振った。~ 彼女の時間操作能力も万能ではない。そう長くは時を止めてはいられぬ。~ なにせ妹様だ。途中でタイムリミットなどになっては、面倒なことになろう。~ 「よっ……と」~ フランドールを背負い、ベッドに寝かせる。~ (……流石に)~ 匂うわね、とメイド長は眉をひそめた。~ いかに少女、まして吸血者とはいえ、着の身着のままでは匂いもする。~ 咲夜自身は自分の匂いにたいそう敏感なたちであり、外出となれば、~ 着替えはいくら持っていっても足りないほどだ。~ (どこか、ほつれたりしてないでしょうね)~ そんな心配をしつつ、慣れた手つきで衣服を剥ぎ取っていく。~ いつもながらこの瞬間は、~ (追い剥ぎにでもなった様ね)~ などと感じてしまう。~ 身ぐるみ剥ぎ取り、あとは下着を残すばかりとなった。~ 「さて……」~ と、乳当てに手を伸ばしかけたとき。~ (……おや……?)~ 何か、違和感をおぼえた。~ いつも見ていた風景がほんの少し様変わりしたような、そんな感覚。~ だが、何がどう、とははっきりしない。~ (しばらく見ていなかったからかな)~ そう考え、ブラを外す。そして、ズロース。~ 「……?」~ 脱がしながら、やはり、何かひっかかるものがある。~ (気のせい……いや……)~ 下穿きがずれ、少女の股ぐらがいやおうなく、あらわとなり――~ 「……あっ」~ 豁然、咲夜は悟った。違和感の生じたゆえんを。~ そこには、これまで無かったものが在ったのだ。~ 黄金色に萌えた――ひそやかな、草むら。~ ~ 見れば、腋の下にも、ささやかながら髪ならぬ体毛が生じていた。~ これが人間の少女であれば、~ (やれ、目出度い)~ と紅飯のひとつも炊くところであろうが、フランドールは吸血の属、~ とうに数百年を生きている不死者である。~ その彼女に、このような変化が起きることは、ありうるのだろうか?~ (……とはいえ)~ ヴァンパイアとて成長はするのだから、このようなこともないではないのだろう。~ (優曇華の花のようなものかね)~ 三千年に一度咲くのが優曇華だが、果たしてスカーレット姉妹がどれほどの時を~ 生きているのかは、時使い咲夜とて知るところではない。~ (まぁ良い)~ 気を取り直す。あまりのんびりしてもいられない。~ 湯で湿したタオルで、妹様の肢体をぬぐっていく。~ 丹念に、力をこめて、垢をこすり落とす。~ いっそ湯船に放り込んで、ジャブジャブと洗えれば樂なのだが、~ 吸血者にそのやり方は向かない。~ 弾力ある肌に、赤みがさしてくる。~ (時を動かしたら、またぞろ暴れそうだ)~ 手早く、全身を洗い清める。足の指の間まで。~ そして肝心の場所――~ 「…………」~ これまでは、言うなら『排泄器官』としか見ていなかったその部分だが、~ 今や立派に『生殖器』のたたずまいをもっていた。~ 無意識のうちに、わざわざ後回しにしたのは、それゆえか。~ (念入りに……と)~ 布巾で、こすりあげていく。少女の秘裂。~ 湯に濡れて、うっすらと光沢を放ち、目を刺す金色。~ 「…………」~ あ、不味い――とメイド長は自覚した。~ ~ 指。伸ばしていた。少女の源。~ うっすらと萌えているとはいえ、いまだ幼く、可憐なその器官へ。~ (私は)~ つ、と指先で、たどる。輪郭。~ (何をしているのだろう)~ ゆるやかに、撫でる。金の茂み。~ (ふむ)~ 不死の眷属とはいえ、その箇所のありようは、同じであるらしかった。~ 「ちゅ……」~ 指を、舐めていた。~ わずかに――鼻を刺す、匂い。~ (好奇心、そう、これは、好奇心)~ 自分に言い聞かせつつ、顔を、寄せていく。~ フランドール・スカーレットの、最も紅い処。~ 嗅いでいた。少女秘臭。~ 「……っ」~ 脳髄を撃つような、鮮烈な――それは匂い。~ だが、ただ臭いというのは違う、いわば黄金色の芳香。~ (ああ)~ 眩暈を覚える。~ 「ん……じゅ……っ」~ 我知らず、口づけていた。肉の亀裂。~ むっ、と口中に満ち溢れる、生の少女の風味。~ (これは――そう――お掃除)~ 舌で肉の襞をかきわけながら、メイド長は思った。~ (内側まで――奥まで――)~ (綺麗に――しなくては)~ 「じゅる……ちゅ……っ、ん、ちゅちゅ……じゅるう……」~ 成熟にはほど遠い妹様の割れ肉へ舌を這わせ、吸いあげる。~ 「じゅ、じゅじゅうーっ、じゅる、んうう……」~ いつしか、没頭していた。~ 「……っ、…………?」~ 「んちゅ……っ、はぁ、はぁ……ちゅぱ……じゅぱぁ……んじゅう……」~ 「ぁ……っ、ぅ……ぁ……ぁぁ……」~ 「んぐっ、じゅじゅじゅっ、じゅる、じゅるる……ちゅじゅっじゅううっ」~ 「はっ! はぁぁぁっ!!」~ 「……っ!?」~ 突然、咲夜は我に返った。~ 「はぁ、はぁ……っ、あ、あぁ……はぁぁ……っ」~ (い……妹様……!?)~ 思わず、跳ね起きて飛びすさる。~ どうやら『お掃除』に熱中していて、時間停止の有効時間を過ぎていたらしい。~ (不味い、すぐには時間停止は――)~ 時間の使い手といえど万能にあらず、とは先述したとおり。~ いちど時間停止を用いたら、しばらくは時を操ることはできぬ。~ (不覚)~ 今さら遅いが、己の愚挙を悔やまざるを得ない。~ (斬り抜けられるか)~ と、背中に冷たい汗がつたった――~ しかし。~ 「あ、ふ……っ、ふぅ、う……っ、はぁ……っ」~ 「……?」~ 今にも破壊の力を振るいだすかと思ったフランドールは、ベッドに横たわったまま、~ 起き上がる気配もなく、ただ息を荒げるばかり。~ 「……フランドール様?」~ 「はぁ、はぁ……っ、く……っ、う……ぅ……」~ 頬を火照らせ、潤んだ目でこちらを見つめているその様は――~ (昂奮している……?)~ 「……どう、して……?」~ 「は?」~ どうして、とはこちらが聞きたいところ。~ 「どうして……、やめるの……?」~ 「……っ」~ 「すごく……きもち、良かったのに……」~ 「……!!」~ メイド長は、ナイフを仕舞いこんだ。~ ~ 指。~ 口へと、差し伸べた。~ 「ん……ふぅ……ちゅ、んぷ……」~ 身を乗り出すようにして、咥える妹君。~ 生白い指が、紅い唇から生えたような風情。~ 「よく……お舐めください」~ 「んぅ……じゅぱ、ちゅ……っ、ちゅうう……っ」~ 「そう、たっぷりと……濡らして……ええ……良いですよ」~ みるみる濡れそぼっていく自分の指。~ それを咥え込み、鼻を鳴らしている少女を眺めながら、~ メイド長は空いた手を膨らみへ伸ばす。~ 「うぅん……っ、ん……っ」~ ささやかな双房を手のひらでさすり、包み、揉んでいく。~ 「んちゅう……ふっ、うぅ……うん……っ、うぅん……っ」~ 弱々しくいやいやをしながらも、しかし、咥えた指は離さない。~ 「もう、やめましょうか?」~ いやいや。~ 「このまま、胸だけ……触っていましょうか?」~ いやいや。~ 「もう……ここに、欲しいですか?」~ こくり。~ 「それじゃ……」~ 「ぷ……は……ぁ」~ 抜いた。指。~ フランドールの口唇からつたう粘ついた糸。~ 「ん……じゅる……ふうぅ……」~ たっぷりと唾液の絡んだ指に、さらに自分のそれを絡める。~ 存分に味わう。肉欲に濡れた、少女の甘露。~ 「参ります……よ」~ こくり……。~ 人差し指。~ 「……っ! んっ! ふ……!!」~ ぬるり、と抵抗もなく呑み込まれていく。~ (熱い……)~ 「う……、あ、……は、あ……っ」~ 小刻みに震える、華奢な腰。~ 中指。~ 「ふぁっ! あ、あーっ……はぁぁぁ……っ」~ (まだ、……入る……)~ くすり指。~ 「ああああっ!! あっ、あっ、ああっ!!」~ 「……っ」~ 妹君の愛らしい肉裂けに、自分の指が突き立っている様子は、~ にわかに信じがたい光景だった。~ 「ふぁ……っ、あ、あ、ああーー……」~ 少女の熱くたぎった媚膜が、指に食い込んでくる。~ 「動かします……よ」~ うごめかす。三本の指肉。~ 折り曲げ、内側を掻くように。~ 「んふぅぅっ! う、うううっ、うあぁぁぁ……!」~ ビクビクと身悶える少女の裸身。~ 「ちゅちゅ……っ、ペロ……」~ フランドールの唇を伝う涎を舐め取り、みずからの唇をねぶる咲夜。~ 「如何……です? 宜しいですか……?」~ 「うぁ、はぁっ、あぁっ、あ、あーっ……」~ 返事を待つまでも無い。~ なお、指を遊ばせる。蜜の壷の中。~ 「くっう! う、う、うぅぅ~~っ!」~ 地下室にこだまする、荒い呼吸、ぐちゅぐちゅと指が粘膜をかき回す淫靡な水音。~ 「あ、……わ、私……っ、私……ぃ……」~ 「どうされました?」~ 「わ、私……も……ぅ、もう……っ、だ、め……っ!」~ 「…………」~ 指。止めていた。~ 「あ、……やぁ……っ、どうして……」~ 「お約束して、いただけますか」~ 「な……に?」~ 「これからは――毎日、きちんと身体をお洗いください」~ 「……っ」~ 「厭でしたら……」~ 抜いていく。指。~ 「や……っ! や……っ、いや……厭じゃ、ない……」~ 「どちらです?」~ 「洗う……洗うから……だから……っ」~ 「約束ですよ」~ 「うん……」~ 濡れた瞳で、ぐっ、としがみついてくる。~ 「……っ」~ 「あふぅっ!?」~ 突き入れていた。指。~ 粘膜のざらつきをそぎとるような――執拗な、出し入れ。~ 「あぁふっ! ふっ! う、うーっ、う~~っ!!」~ ひときわ切迫し、早まっていく呼吸。~ いっそう緊縮し、狭まっていく肉道。~ 「ひぐっ! ぐっ、ぐっ、くぅぅぅぅ~~~~~~!!」~ 「……っ!」~ 「さ……さくやぁ…………っ!!」~ 感極まった少女の嬌声を聞きながら、メイド長は手に降り注ぐ~ 熱いほとばしりを感じていた。……~ ~ 「はぁ、はぁ……あ、あ……」~ 精根尽きてぐったりと横になっている少女を横目に、~ (もういちど、身体を洗わないとね)~ そう思いながら、ふと咲夜は気づいた。~ (そういえば――)~ 余韻に伏せっている妹様の肩を撫でる。~ (名前で呼んでもらったのは、初めてかもね)~ ~ ~ ……これからというもの、フランドールは毎日の沐浴を欠かさなくなったとか~ ただし、つねに咲夜が付き添っていなくてはならなかったから、~ メイド長の手間ひまはあまり変わらなかったとか~ 「されど彼女が地下室へ行く足取りは、以前よりよほど軽やかに」~ とは門番妖怪の証言なれど、世人はさして耳傾けず。~ ~ ~ ―――――――――――――――――――――――――――――――~ *備考~ ―――――――――――――――――――――――――――――――~ ~ *十六夜咲夜(東方紅魔郷5面ボス、東方妖々夢プレーヤーキャラ)×~ フランドール・スカーレット(東方紅魔郷エキストラボス)のネタ。~ ~ *どうもエロネタとなると妹様を絡めたくなってしまいます。助けてエロい人。~ このまま妹総受けに走りそうな予感。~ 「それも……いいか……」~ いいのかよ。~ ~ 書き手:STR
タイムスタンプを変更しない
《これまでのあらすじ》~ (紅魔館のメイド長・咲夜には日課があった。それは地下室に閉じ込められている~ 妹様の身体を洗うこと。大の沐浴ぎらいである彼女を清潔に保つため、~ 咲夜は時を止めてそのあいだにフランドールを洗うのである。~ 『西行妖事件』でしばし館を留守にした彼女が地下室へ降りてみると……)~ ~ 折りたたまれたままの着替えを見て、咲夜はため息をついた。~ どうやら彼女が留守のあいだ、妹様は身体を洗うどころか、~ 着替えすらしなかったらしい。~ (困った御方だ)~ 地下室とはいえ、きちんとバスルームも完備しているというのに。~ 女の子らしい恥じらいとか、たしなみというものがないのだろうか。~ (ないのでしょうね)~ 静止したままのフランドールを見やる。~ 何をしようとしていたのか、片足を上げ、両手をふりかぶっている。~ (……素振り?)~ まぁ、そんなことはどうでも良い、とメイド長はかぶりを振った。~ 彼女の時間操作能力も万能ではない。そう長くは時を止めてはいられぬ。~ なにせ妹様だ。途中でタイムリミットなどになっては、面倒なことになろう。~ 「よっ……と」~ フランドールを背負い、ベッドに寝かせる。~ (……流石に)~ 匂うわね、とメイド長は眉をひそめた。~ いかに少女、まして吸血者とはいえ、着の身着のままでは匂いもする。~ 咲夜自身は自分の匂いにたいそう敏感なたちであり、外出となれば、~ 着替えはいくら持っていっても足りないほどだ。~ (どこか、ほつれたりしてないでしょうね)~ そんな心配をしつつ、慣れた手つきで衣服を剥ぎ取っていく。~ いつもながらこの瞬間は、~ (追い剥ぎにでもなった様ね)~ などと感じてしまう。~ 身ぐるみ剥ぎ取り、あとは下着を残すばかりとなった。~ 「さて……」~ と、乳当てに手を伸ばしかけたとき。~ (……おや……?)~ 何か、違和感をおぼえた。~ いつも見ていた風景がほんの少し様変わりしたような、そんな感覚。~ だが、何がどう、とははっきりしない。~ (しばらく見ていなかったからかな)~ そう考え、ブラを外す。そして、ズロース。~ 「……?」~ 脱がしながら、やはり、何かひっかかるものがある。~ (気のせい……いや……)~ 下穿きがずれ、少女の股ぐらがいやおうなく、あらわとなり――~ 「……あっ」~ 豁然、咲夜は悟った。違和感の生じたゆえんを。~ そこには、これまで無かったものが在ったのだ。~ 黄金色に萌えた――ひそやかな、草むら。~ ~ 見れば、腋の下にも、ささやかながら髪ならぬ体毛が生じていた。~ これが人間の少女であれば、~ (やれ、目出度い)~ と紅飯のひとつも炊くところであろうが、フランドールは吸血の属、~ とうに数百年を生きている不死者である。~ その彼女に、このような変化が起きることは、ありうるのだろうか?~ (……とはいえ)~ ヴァンパイアとて成長はするのだから、このようなこともないではないのだろう。~ (優曇華の花のようなものかね)~ 三千年に一度咲くのが優曇華だが、果たしてスカーレット姉妹がどれほどの時を~ 生きているのかは、時使い咲夜とて知るところではない。~ (まぁ良い)~ 気を取り直す。あまりのんびりしてもいられない。~ 湯で湿したタオルで、妹様の肢体をぬぐっていく。~ 丹念に、力をこめて、垢をこすり落とす。~ いっそ湯船に放り込んで、ジャブジャブと洗えれば樂なのだが、~ 吸血者にそのやり方は向かない。~ 弾力ある肌に、赤みがさしてくる。~ (時を動かしたら、またぞろ暴れそうだ)~ 手早く、全身を洗い清める。足の指の間まで。~ そして肝心の場所――~ 「…………」~ これまでは、言うなら『排泄器官』としか見ていなかったその部分だが、~ 今や立派に『生殖器』のたたずまいをもっていた。~ 無意識のうちに、わざわざ後回しにしたのは、それゆえか。~ (念入りに……と)~ 布巾で、こすりあげていく。少女の秘裂。~ 湯に濡れて、うっすらと光沢を放ち、目を刺す金色。~ 「…………」~ あ、不味い――とメイド長は自覚した。~ ~ 指。伸ばしていた。少女の源。~ うっすらと萌えているとはいえ、いまだ幼く、可憐なその器官へ。~ (私は)~ つ、と指先で、たどる。輪郭。~ (何をしているのだろう)~ ゆるやかに、撫でる。金の茂み。~ (ふむ)~ 不死の眷属とはいえ、その箇所のありようは、同じであるらしかった。~ 「ちゅ……」~ 指を、舐めていた。~ わずかに――鼻を刺す、匂い。~ (好奇心、そう、これは、好奇心)~ 自分に言い聞かせつつ、顔を、寄せていく。~ フランドール・スカーレットの、最も紅い処。~ 嗅いでいた。少女秘臭。~ 「……っ」~ 脳髄を撃つような、鮮烈な――それは匂い。~ だが、ただ臭いというのは違う、いわば黄金色の芳香。~ (ああ)~ 眩暈を覚える。~ 「ん……じゅ……っ」~ 我知らず、口づけていた。肉の亀裂。~ むっ、と口中に満ち溢れる、生の少女の風味。~ (これは――そう――お掃除)~ 舌で肉の襞をかきわけながら、メイド長は思った。~ (内側まで――奥まで――)~ (綺麗に――しなくては)~ 「じゅる……ちゅ……っ、ん、ちゅちゅ……じゅるう……」~ 成熟にはほど遠い妹様の割れ肉へ舌を這わせ、吸いあげる。~ 「じゅ、じゅじゅうーっ、じゅる、んうう……」~ いつしか、没頭していた。~ 「……っ、…………?」~ 「んちゅ……っ、はぁ、はぁ……ちゅぱ……じゅぱぁ……んじゅう……」~ 「ぁ……っ、ぅ……ぁ……ぁぁ……」~ 「んぐっ、じゅじゅじゅっ、じゅる、じゅるる……ちゅじゅっじゅううっ」~ 「はっ! はぁぁぁっ!!」~ 「……っ!?」~ 突然、咲夜は我に返った。~ 「はぁ、はぁ……っ、あ、あぁ……はぁぁ……っ」~ (い……妹様……!?)~ 思わず、跳ね起きて飛びすさる。~ どうやら『お掃除』に熱中していて、時間停止の有効時間を過ぎていたらしい。~ (不味い、すぐには時間停止は――)~ 時間の使い手といえど万能にあらず、とは先述したとおり。~ いちど時間停止を用いたら、しばらくは時を操ることはできぬ。~ (不覚)~ 今さら遅いが、己の愚挙を悔やまざるを得ない。~ (斬り抜けられるか)~ と、背中に冷たい汗がつたった――~ しかし。~ 「あ、ふ……っ、ふぅ、う……っ、はぁ……っ」~ 「……?」~ 今にも破壊の力を振るいだすかと思ったフランドールは、ベッドに横たわったまま、~ 起き上がる気配もなく、ただ息を荒げるばかり。~ 「……フランドール様?」~ 「はぁ、はぁ……っ、く……っ、う……ぅ……」~ 頬を火照らせ、潤んだ目でこちらを見つめているその様は――~ (昂奮している……?)~ 「……どう、して……?」~ 「は?」~ どうして、とはこちらが聞きたいところ。~ 「どうして……、やめるの……?」~ 「……っ」~ 「すごく……きもち、良かったのに……」~ 「……!!」~ メイド長は、ナイフを仕舞いこんだ。~ ~ 指。~ 口へと、差し伸べた。~ 「ん……ふぅ……ちゅ、んぷ……」~ 身を乗り出すようにして、咥える妹君。~ 生白い指が、紅い唇から生えたような風情。~ 「よく……お舐めください」~ 「んぅ……じゅぱ、ちゅ……っ、ちゅうう……っ」~ 「そう、たっぷりと……濡らして……ええ……良いですよ」~ みるみる濡れそぼっていく自分の指。~ それを咥え込み、鼻を鳴らしている少女を眺めながら、~ メイド長は空いた手を膨らみへ伸ばす。~ 「うぅん……っ、ん……っ」~ ささやかな双房を手のひらでさすり、包み、揉んでいく。~ 「んちゅう……ふっ、うぅ……うん……っ、うぅん……っ」~ 弱々しくいやいやをしながらも、しかし、咥えた指は離さない。~ 「もう、やめましょうか?」~ いやいや。~ 「このまま、胸だけ……触っていましょうか?」~ いやいや。~ 「もう……ここに、欲しいですか?」~ こくり。~ 「それじゃ……」~ 「ぷ……は……ぁ」~ 抜いた。指。~ フランドールの口唇からつたう粘ついた糸。~ 「ん……じゅる……ふうぅ……」~ たっぷりと唾液の絡んだ指に、さらに自分のそれを絡める。~ 存分に味わう。肉欲に濡れた、少女の甘露。~ 「参ります……よ」~ こくり……。~ 人差し指。~ 「……っ! んっ! ふ……!!」~ ぬるり、と抵抗もなく呑み込まれていく。~ (熱い……)~ 「う……、あ、……は、あ……っ」~ 小刻みに震える、華奢な腰。~ 中指。~ 「ふぁっ! あ、あーっ……はぁぁぁ……っ」~ (まだ、……入る……)~ くすり指。~ 「ああああっ!! あっ、あっ、ああっ!!」~ 「……っ」~ 妹君の愛らしい肉裂けに、自分の指が突き立っている様子は、~ にわかに信じがたい光景だった。~ 「ふぁ……っ、あ、あ、ああーー……」~ 少女の熱くたぎった媚膜が、指に食い込んでくる。~ 「動かします……よ」~ うごめかす。三本の指肉。~ 折り曲げ、内側を掻くように。~ 「んふぅぅっ! う、うううっ、うあぁぁぁ……!」~ ビクビクと身悶える少女の裸身。~ 「ちゅちゅ……っ、ペロ……」~ フランドールの唇を伝う涎を舐め取り、みずからの唇をねぶる咲夜。~ 「如何……です? 宜しいですか……?」~ 「うぁ、はぁっ、あぁっ、あ、あーっ……」~ 返事を待つまでも無い。~ なお、指を遊ばせる。蜜の壷の中。~ 「くっう! う、う、うぅぅ~~っ!」~ 地下室にこだまする、荒い呼吸、ぐちゅぐちゅと指が粘膜をかき回す淫靡な水音。~ 「あ、……わ、私……っ、私……ぃ……」~ 「どうされました?」~ 「わ、私……も……ぅ、もう……っ、だ、め……っ!」~ 「…………」~ 指。止めていた。~ 「あ、……やぁ……っ、どうして……」~ 「お約束して、いただけますか」~ 「な……に?」~ 「これからは――毎日、きちんと身体をお洗いください」~ 「……っ」~ 「厭でしたら……」~ 抜いていく。指。~ 「や……っ! や……っ、いや……厭じゃ、ない……」~ 「どちらです?」~ 「洗う……洗うから……だから……っ」~ 「約束ですよ」~ 「うん……」~ 濡れた瞳で、ぐっ、としがみついてくる。~ 「……っ」~ 「あふぅっ!?」~ 突き入れていた。指。~ 粘膜のざらつきをそぎとるような――執拗な、出し入れ。~ 「あぁふっ! ふっ! う、うーっ、う~~っ!!」~ ひときわ切迫し、早まっていく呼吸。~ いっそう緊縮し、狭まっていく肉道。~ 「ひぐっ! ぐっ、ぐっ、くぅぅぅぅ~~~~~~!!」~ 「……っ!」~ 「さ……さくやぁ…………っ!!」~ 感極まった少女の嬌声を聞きながら、メイド長は手に降り注ぐ~ 熱いほとばしりを感じていた。……~ ~ 「はぁ、はぁ……あ、あ……」~ 精根尽きてぐったりと横になっている少女を横目に、~ (もういちど、身体を洗わないとね)~ そう思いながら、ふと咲夜は気づいた。~ (そういえば――)~ 余韻に伏せっている妹様の肩を撫でる。~ (名前で呼んでもらったのは、初めてかもね)~ ~ ~ ……これからというもの、フランドールは毎日の沐浴を欠かさなくなったとか~ ただし、つねに咲夜が付き添っていなくてはならなかったから、~ メイド長の手間ひまはあまり変わらなかったとか~ 「されど彼女が地下室へ行く足取りは、以前よりよほど軽やかに」~ とは門番妖怪の証言なれど、世人はさして耳傾けず。~ ~ ~ ―――――――――――――――――――――――――――――――~ *備考~ ―――――――――――――――――――――――――――――――~ ~ *十六夜咲夜(東方紅魔郷5面ボス、東方妖々夢プレーヤーキャラ)×~ フランドール・スカーレット(東方紅魔郷エキストラボス)のネタ。~ ~ *どうもエロネタとなると妹様を絡めたくなってしまいます。助けてエロい人。~ このまま妹総受けに走りそうな予感。~ 「それも……いいか……」~ いいのかよ。~ ~ 書き手:STR
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