とにかくアリスをいじりまくるのが主な目的のネチョSSです。
それではお楽しみください






 ある日、アリスは霧雨邸を訪れていた。今朝、魔理沙からの手紙が家に届いていたのだ。


 『招待状

  アリス・マーガトロイド様へ
  本日の夕方、霧雨邸にお越しください。
  夕飯も振舞います。
  おいしい紅茶もございます。
  気持ちの良いお風呂もあります。
  ふかふかのベッドもある。
  警戒はするな。何も危害は加えない。

                 霧雨魔理沙』

 途中で丁寧に書くのが馬鹿らしくなったのだろうか。或いは、手紙などろくに書いたことが無いのかもしれない。そのどちらともの可能性が一番高いか。

 考えるまでも無く、罠であろう。なにかとかち合うことの多い間柄、ついにこちらを消すつもりになったのかもしれない。
 と、そこまで考えて、アリスはそれは魔理沙らしくないと考えた。

(魔理沙なら、よこすのは果たし状よね)

 罠を張ったり、こそこそと裏で暗躍するのは、魔理沙の性格ではありえない。こちらを消すつもりなら、馬鹿正直に正面から叩き潰しにくるであろう。それがこの間の夜を止めた事件のときのアリスの魔理沙に対する印象であった。

 となると、単に不器用なだけで、文面どおりこちらとの仲を良くしようとしているだけなのかもしれない。
 アリスの蒐集品には魔理沙の手が出ないものも多いし、それは魔理沙の蒐集品に関しても同じことが言える。これを機に最終的に共有財産にでもなれば、互いに得るものは大きい。

 長い目で見れば、魔理沙は魔界人であるアリスに比べ、遥かに短命である。共有財産とまではいかなくとも、仲良くしていれば、魔理沙の蒐集品をいずれ貰えるかも知れない。

(魔理沙の性格だと、わたしにやるくらいなら燃やす、とでも言いそうだけど)

 仲良くしている方が、得るものも大きいだろう。そう思って、アリスは手土産にケーキを焼いて来たし、罠の可能性も考慮して、人形を一体伴っている。服の下には対魔法用のアミュレットをしているし、解毒薬も飲んでおいた。体全体には薄く結界も張ってある。準備は万全であった。

 トン トン

 ドアをノックする。

「魔理沙ー? わたしよ」

 次の瞬間、家の奥のほうからどどど、と人が走る音がした。すぐに玄関まで音が来る。

「いらっしゃい!」
「え?」

 予想に反し、ドアを勢い良く開いたのは博麗神社の巫女であった。
 霊夢とは竹林で撃墜して以来会っていなかったので、ちょっと気まずい。肝試しのときも直接は会わなかったし。

「どうぞどうぞ。中に入って。魔理沙も待ってるわ」
「え? あ、うん」

 こちらが躊躇している間も無く、霊夢はぐいぐいと袖を引っ張る。
 霊夢自身は、竹林の件はもう気にしていないのかもしれない。

(そういえば魔理沙もあの時いたんだしね)

 アリスは一人で納得して、同時に罠の可能性は低いと思った。いくらなんでも、罠を張るのに他人を巻き込むとは考えにくいし、博麗神社の巫女とまともに敵対するのは無謀な話である。

 霧雨邸に足を踏み入れる。以前来た時よりも、格段に片付いていた。

「へえ、綺麗になったわね。随分と」
「午前中、私が掃除したのよ。魔理沙ったら、お客を迎えるのにあんなごちゃごちゃした配置の、どこで何をするつもりだったのかしら」
「機能を重視した配置なんだよ」

 そう言いつつ、館の主が台所からひょっこり顔を出した。

「いらっしゃい」
「あら、料理中だったの?」

 おいしそうな匂いがする。

「おう。もうすぐできるから居間兼客間のほうに行っててくれ」
「こっちよ」

 魔理沙は言うだけ言って、すぐに台所に引っ込んでしまった。霊夢に連れられて扉を超えると、以前は倉庫だった部屋は見違えるほどにさっぱりしていた。

「……ここ、前わたしが来たときは倉庫だったんだけど」

 客間だったのか。

「今朝まで倉庫だったわよ。テーブルと椅子が完全に埋まってたわ」
「…………」

 あらためて考えると、霊夢の掃除能力はすごいものであった。

「またせたな。適当に座ってくれ」

 魔理沙が持ちきれないほどの料理を持って登場し、晩餐会は始まった。



夕飯は和食だった。アリスは和食を食べるのは初めてで、箸をうまく使うことができずに
二人に笑われたりしたが、魔理沙の料理の腕はなかなかのもので、わきあいあいとした雰囲気で終わり、アリスも満足だった。

「どうだアリス。うまいだろう、私の料理は」
「私のほうがまだ勝ってるわね」

 負けじとすぐに言う霊夢が可愛かった。
 

 夕食の片づけが終わると、食後のお茶である。

「あ、おいしい」
「でしょ? 咲夜に頼んで特別にもらった紅茶なのよ」
「なんだ、盗んできたんじゃないのか」
「あんたじゃあるまいし……」
「アリスの持ってきたケーキもうまいぜ。どこから盗ってきたんだ?」
「なんで盗ってこさせようとするのよ」

 アリスが自分で焼いたと言うと二人とも驚いてた。今度教えてくれとも頼まれ、少し気分がよくなった。

(罠のわけない……二人は本当に私と友達になりたいだけなのかしら)

 今までは独りでいるのが当然の暮らしをしていたが、こういうのも悪くないな、とアリスは思った。

(友達……か)
「…………」
「…………」

 アリスは自分の考えに夢中で、二人の意味ありげな視線には気づかなかった。






 
 霧雨邸の露天風呂はかなり広い。

「ずいぶん広いのね」
「普段ひとりの癖に、こんなに広くしてどうするのかしらね」
「こうして三人で入ることもあるからな」
「十人や二十人でもくつろげるわよ。この広さなら」

 アリスが湯船に足を入れようとして、飛びのいた。

「熱い! なによこれ、お湯じゃない!」
「え? お風呂なんだから当たり前でしょ?」

 驚くべきことにアリスには「お湯に入る」習慣が無かった。

「じゃあ普段はどうしてるのよ?」
「水浴びが私の言うところの『お風呂』だったんだけど……」

 冬場でも水で体を拭いているというと、二人は驚いた声を出した。

「ねえ魔理沙、さっきからなんでこっちを向かないの?」

 脱衣所からこっち、魔理沙はアリスにずっと背を向けたままであった。

「平常心を失うと失敗するからな。惑わされる」
「は?」
「こうして直視しなくても、想像するだけで全身が疼く。もう、耐えられん」
「……魔理沙、わたしには何を言っているのか」
「アリス」

 霊夢に呼ばれ、首を向ける。と、

 ――――ピシ

 わずかにきしんで、アリスの体に張られた結界は霧散していた。

「――――!」

 とっさに、この場を離脱しようとしたが、動き出すより一瞬早く、

「責任――」

 横から魔理沙に抱きすくめられ、

「――取れよな」

 アリスは湯船の中に引きずりこまれていた。

「――――!? …………!? !? ――……!!!」

 お湯を飲んで呼吸困難に陥ったアリスは、あっさりと意識を失ってしまった。






「いいの? 本当に。こんなやり方で」
 
 霊夢と魔理沙は気絶したアリスの身体を洗い、隅々まで綺麗にしたのち、寝室まで運び、いったん客間まで戻ってきた。

「私は蒐集家だ。欲しいものは――力づくでも」
「そう……」
「すまんな」

 魔理沙は俯いた。
 霊夢も魔理沙も、裸に浴衣を一枚着ただけの姿だった。

「気にしないでいいのよ。アリスのことは私も嫌いじゃないし……でも、私の気持ちも少しは考えてね」
「ああ。だからこういう方法をとった」
「正気のアリスじゃ絶対に承諾しないもんね」
「ああ」

 魔理沙は実験室から一つの瓶を持ってくる。ピンクのような紫のような、怪しい色の液体。
 魔理沙特製の媚薬であった。
 
「じゃあ私から」

 魔理沙は瓶を口に運ぶと、傾けて一口飲む。

「……っく、ぷはぁ」
「次は私ね」

 霊夢も同じように、魔理沙とほぼ同じ量だけを飲む。

「……ふぅ」

 残った分は。

「行くぜ」 
「うん」

 アリスの分である。




 部屋の中は薄暗かったが、互いの姿を見るのは、窓の外の月明かりだけでも十分すぎるほどであった。

「どうやって飲ますの? 口に注ぐの?」
「いや、それだと気管に入ってしまうかもしれん。皮下に直接注射する」

 媚薬はぬるっとした質感であった。確かに口に注ぐのは危険であろう。
 アリスは露天風呂で意識を失ってから、ずっと裸のままであった。魔理沙はアリスに馬乗りになり、腕に媚薬を注射しようとするが、

(――目の前にアリスの裸が! や、やべぇ! すげえ緊張する!)

 手先が震えていた。危なっかしくて見ていられたものではない。

「もう、私がするわ」

 霊夢は魔理沙の手から注射器を奪うと、手早くアリスに注射した。

「このぐらいだけでいいの?」
「ああ。注射ならまわりも早いし、分解されるおそれも少ないからな。残りは今日はもういらねえや」

 といい、瓶を寝台脇の棚に置く。三分の二以上、液体は残されていた。

「はじめるか」

 魔理沙の声で、霊夢はアリスを抱き起こし、後ろに回った。心なしかアリスの体は体温が上昇しているようだ。

 宴の始まりであった。








「んぅ……あぁん……はぁ……――あ。はぁ、は、は、あぁ、はぁ……あぁ」
「ちゅぷ……ちゅう、ちゅむ……れろ、ちゅう、ちゅう……」
「れろ……ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅるう、れろれろ、はぁ、ちゅちゅう、ちゅむ」

 アリスの身体は、意識が無くとも二人の攻めに反応し、息を荒げていた。
 霊夢は後ろからアリスの乳房を掴み、こねくり回しながら、耳の裏や頬、首筋、肩、鎖骨などを丹念に嘗め回す。
 魔理沙はアリスの腰にしがみつきながら、首筋から始まり、鎖骨、乳首、腋、へそ、太股、ももの内側を嘗め回していた。
 特に魔理沙の攻めは、情熱的としか表現の仕様が無かった。明らかに霊夢に比べ激しく興奮している。

「はぁ、はぁ……あぁ、あ、あ、あ、あふぅ……ひあぁ」
「ちゅうちゅう、れろ、れるる、ちゅう~~~……ちゅん。ねぇ魔理沙」
「ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅうぅ、ちゅう、れろ、ちゅう……ん?」
「どうして『あそこ』を攻めないの?」
「『あそこ』って……アソコだよな」
「そうよ」

 一時的に攻めがやみ、アリスの息も落ち着いてきたが、そうはさせじと霊夢は手の動きを再開し、魔理沙は舐める代わりにアリスの身体のあちこちを撫でさすり始めた。また嬌声があがる。

「はぁぅん、ふう、ふう、は、は、はひ、ふぅ、ふぅ……」
「そこは……アリスの意識が戻ってからにしたい」
「ふうん、アリスにはやさしいのね」
「なっ」
「いいもん。私たちは身体だけの関係だもん」

 霊夢は拗ねたように口を尖らせると、手の動きを激しくし、乳首を強めに摘み上げる。アリスの身体がぴくんとはねる。

「はぁーっ、はぁ、は、は、はあぁ、はぁは、はぁ、ひああぁ」
「霊夢、そういう言い方は無いだろう」
「じゃあ私とアリス、どっちが好きなのよ?」
「どっちもだぜ」

 その答えを聞くと、霊夢は不満が残るのか、アリスに対する攻めをさらに激しくする。中断していた舌の動きも再開する。

「! あはぁ、は、はぁ、あ、あ、あ、あ、あ、あん」
「…………」

 魔理沙はそれ以上何も言わず、アリスの身体を舐めるのを再開した。

「アリス、そろそろ起きて」

 霊夢がアリスの耳元でささやく。

「はぁ……はぁあ、あ、う、う、くん…………。――――???????????」

 がば、とばね仕掛けの人形のようにアリスは身体を起こす。

「きゃっ」

 その勢いで霊夢の体勢が崩れるが、もともと半分寝転がるような体勢でアリスを支えていたため、大した影響は無かった。
 アリスも身体に力が入らないのか、すぐにへたりこんでしまう。魔理沙がアリスを支えた。

「魔理沙、霊夢、これは……あ、あれ? 身体に力が入んない」
(それに……この状況は? え? なんで? なんで?)

 アリスは混乱の極みにいた。

(それに……身体が……熱い。お股がせつないよぉ……)
「まりさぁ……」

 状況を説明してもらおうと、アリスは魔理沙を見つめる。頭をもやがかかったようにはっきりとせず、全身の筋肉が弛緩しているような感じで、喋る声もいつもよりも力ないものだった。

「アリス、お前が」

 魔理沙は霊夢の唾液ですでにべとべとになっているアリスの顔を掴み、

「悪いんだ」

 唇を重ね合わせた。

「――――!!??!!!!!!??!!?????????」

 ただでさえはっきりしない意識の中、アリスはパニックに陥り、思考能力は完全に停止してしまった。

 ――――今となっては、ただ、

(なんで? なんで?)
「――ちゅぷっ、ちゅるっ、ちゅう、はぁ、ちゅ、ちゅん、ちゅぶ……」
「――ちゅう、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅむ、はぁ、はぁっ、ちゅうちう……」
(お股のうずきが……!)

 ――――この身体の火照りを、

「おかえしよ、アリス」
 
 ちゅぷ

(――――!!!!!)
「んぅーーーーーっ!!!!!」


 ――――……………………








 扉の外ではすでに数刻が経過していたが、この部屋の中では時間が流れるのをやめてしまったかのように、同じ行為がひたすら繰り返されていた。

「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、はぁっ、ちゅ、ちゅ」
 
 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅくちゅ、ちゅ、ぺろ

「ちゅぷ、ぁ、は、は、は、は、ちゅ、ちゅう、ちゅ、――あ、は、はあぁぁん」

 魔理沙はアリスの唇が好物のようで、ただひたすらに舌で口内をかき回し、唾液を吸い続ける。
 霊夢はアリスの可愛らしい反応がいちいち面白いらしく、執拗に秘部を指と舌で攻め立てる。
 既に数回達したアリスは意識が朦朧としており、常に後頭部と脳天の間をいったりきたりする電撃に翻弄されながら、力なく二人の攻めを受け入れ痙攣し続けるだけだった。

「ちゅぷ、ちゅう、ちゅうううぅ…………はぁ、よし、そろそろつぎの段階だ」
「わかったわ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」

 霊夢はすぐに反応をを返すが、アリスは無言。返事を返す余裕などなかった。

「アリス? おーい、アリス、大丈夫か?」
「……ふぁ? まりさ?」
「まだ駄目っぽいな。ちょっと待っててくれ」

 魔理沙と霊夢はなにやらごそごそとやっている。薬のようなものを飲んでいるようだ。
 アリスは息を整えながら、思考をも同時に整えていった。

 ――――私はなんでここにいるんだろう。

(そうだ。魔理沙に誘われて霊夢と三人で夕飯を食べたんだ)

 そして、紅茶を飲んで談笑して、みんなでお風呂に入って――――

(――――違う。お風呂に入る前に、霊夢に結界を解かれて、お湯の中に引きずり込まれたんだ)

 おそらく、料理にも紅茶にも細工がしてあったのだろう。あるいはこちら気づかれずになんらかのマジックアイテムを使ったのかもしれないが、こちらに何の影響も無いのを見てしびれを切らし、強硬的な手段に出たのだろう。

(アミュレットもお風呂ではずしてそれっきりだし、結界なんか霊夢の前では紙の盾より役に立たないものね……)

 逃げなきゃ、と考えたが、身体のどこにも力が入らず、アイテム類は手元には無い。体内に溜め込んだ魔力も流れがぐちゃぐちゃにかきまわされていて、まともな魔法は使えないだろう。
 事実、客間にいるはずの人形に信号を送ったが、反応は無かった。おそらくこちらの魔法を妨害する結界のようなものもあるのだろう。

(――――詰みだ。完全に私の負け)

 そこまで考えて、じわりと涙が出てきた。

 ――――なんだ。友達になれるとか、勝手に考えて、私が舞い上がっただけか。

 もともと独りで生まれ、独りで生きてきた。これからもそうだというだけだ。

 しかし

「――――っ………うっ………うっ」

 一瞬でも心を許した人たちに裏切られるのは

「うぅっ、……ぐす、うっ、うっ、うぅ~~~~~」
「?」
「!」

 ――――とても、悲しい

「うああぁああぁぁぁぁ~~~~~」
「あぁ~、アリス、泣かないでくれ。お前を悲しませたかったわけじゃないんだ」

 魔理沙がこちらに駆け寄り、肩に手をかける。振り払う余力は残っていなかった。

「私は不器用だし……アリスはプライドが高いからな。こんな方法しか思いつかなかったんだ。許してくれ」

 …………え?

「もともと諦める選択肢はなかった。けどまともに行ってもお前が取り合うはずも無いし」

 ……なに?

「霊夢も捨てがたい。無理矢理にでも私のものにするしかなかったんだ。すまん」

 なに? なに? なに言ってるの?

「だからせめて苦しくないようにと、媚薬を……」
「魔理沙。あんたの説明は大事な部分をとばしてるわよ」

 霊夢が魔理沙を遮って言う。
 アリスは泣き止んではいたが、頭のなかは「?」でいっぱいだった。

「他に言うべき部分があるでしょう」

 霊夢の言葉に、魔理沙は息を呑んだ。
 魔理沙がこちらを見つめる。

「アリス」

 アリスも魔理沙を見つめ返したまま、動かない。

「お前のことが」

 ――――動けない。

「好きだ」

 アリスの最初の反応は「?」
 次に「????????」
 しばらくして「――――!!!!!」であった。
 
 ドクン
 
 心臓が痛いほど激しく鳴る。しかも何度も。
 それに伴って顔面に全身の血液が集まるような感覚。耳までも、胸の近くまでが朱に染まる。

「ま、まりさ……あの、その、わたしは……」

 ――――好き? 好き? わたしが好き? つまりそういうことなのか? 今までのは全部勘違いで? 私をどうこうするというよりも、私と、私と、その、なんだ。アレをナニするのが目的で、それ以外の邪心は無かったということなのだろうか?

「アリスの……答えが聞きたい」
「私……は」

 いまだ胸は激しく鳴って、頭はぼーっとする。唇は震えていた。

「……もう、わけが、わからないわよ。わ、罠じゃないか、て勝手に一人で警戒して、そんなつもりじゃないんだ、って二人に罪悪感を感じて、自己嫌悪して、そ、そ、それでも二人と友達になれるのかな、って勝手に期待して、でも騙されて、悲しくなって、き、気持ちよかったけど、ここでわたしは死ぬのかな、なんて想像しちゃってて、で、で、でもそのあと、す、す、すすすす好きとか言われて、わたしは二人のこと好きだけど、ちょっとなんていうか、わかんないけど、……その」

 アリスが喋るたび、アリスの身体は朱に染まった面積を増やして行く。既に胸の辺りまで真っ赤に染まっていた。

「ご、ごめんね、なんか緊張しちゃって、し、した、舌足らずで」
「アリス……今のあなた」

 霊夢がアリスの横にまわる。

「とってもかわいいわ」

 言うが早いか、霊夢はアリスを抱き寄せ、その顔やら首筋やらにキスの雨を降らせる。アリスは驚きのあまり叫んでしまった。

「ふええええええ!?」
「私もあなたのこと、好きよ」
(なに? なんなの? れいむまで? わたしを!?)

 目まいがする。

「あぁ……」
「おっと」

 意識を失いかけ、倒れそうになったアリスを、魔理沙が支える。

「あ……まりさ…………。――――??」

 アリスが何かに気づく。視線は魔理沙の股間へ。
 魔理沙の股間には、女性器と男性器が存在していた。女性器のうちクリトリスが存在するべき部分から、まるでクリトリスが肥大化したかのように、男性器がそそり立っている。

「ま、まりさ……?」
「あー……これは……より楽しもうと。霊夢と三人で」

 見ると、霊夢の股間も同じものが生えていた。

「それって……その、つまり」
「まあ……そういうことだ」
「そういうことね」

 それって――――洒落になってない。

「イヤ……か?」
「い、い、イヤ……ではないけど」

 でも、と続けようとしたアリスの唇を、魔理沙はとっさに塞ぐ。

「!!!!!!」
「よかった。実はもう、さっきから破裂しそうなんだ」

 そう言って、驚きで何もいえないアリスの唇を再び塞ぎ、舌を侵入させる。

「むうっ、ふうっ、ふっ、ちゅるる、ふうぅっ、ふぅ、はぁ、ちゅぷ」
「私のことも忘れないでよね」

 と言って、霊夢はアリスの胸にむしゃぶりついてきた。

「はぁ、あ、ああん、あ、あ、あ、あぁ、はん、ひぅ、は、は、ふぅ、あ」

 あれ、声が出せる、と思ったのも束の間、いつの間にか目の前からいなくなっていた魔理沙が、アリスの秘部を攻めだした。

 ちゅく、ちゅく、ちゅく

「――――!! はあぁ!あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああぁぁ」
「アリスったら……こんなによがっちゃって」

 霊夢の言葉が、アリスの羞恥心を煽る。しかし、それに反論するだけの余裕はアリスには残っていない。

 くちゅ、くちゅ、ちゅく、ちゅん、ちゅぶ、ちゅぶ

 魔理沙の攻めは激しい。魔理沙の指が行ったり来たりする度、アリスの身体は激しく震え、跳ね上がる。

「あはぁぁぁぁ! あんっ、あうっ、あ、あ、あ、は、はふ、ひあぁぁ」
「アリス、気持ちいいか? 気持ちいいのか? ここ、ぐちゃぐちゃに濡れて、ぴくぴくしてるぞ。イキそうなのか?」

 魔理沙の言葉も、霊夢のそれと同じようにいちいちアリスを煽る。

「ああああ、もうダメ、もうだめえぇぇ……いっちゃう、いっちゃうよぉ……」
「イクのか? イッていいぞ!」
「アリス、我慢しなくていいのよ」
「あはぅっ、はぁ、はあぁっ、ふぅ、ふぅ、あ、あ、あ、あ、あ」

 アリスが感じたのは、つま先から脳天にかけてなにか、どろどろしたものがすごい勢いで駆け上ったような感覚。

「――――!!!! あ、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!」

 ぷしゅっ、ぷしゅーっ

「うお、潮吹いた」
「うふふ、かわいかったわよ、アリス」

 二人の言葉もアリスには、届かない。ベッドのシーツを握り締め、ぴくんぴくんと胸と腰を細かく震えさせている。

「はっ、はっ、は、は、あ、あ、あ、は、は、はぁ」

 魔理沙と霊夢の二人は、アリスの様子を観賞する。

 ――――しばらくして、二人の視線に気がついたのか、

「い、いやぁ」

 だらしなく開きっぱなしだった口元と股を閉じ、うつ伏せになって顔を隠す。白い小ぶりな形のいいお尻が二人の前にさらされる。
 そんな仕草も霊夢と魔理沙にとってはさらに興奮を高めるものでしかなかった。

「アリス」

 いまだ余韻にひたっているアリスの、耳元で魔理沙が囁く。

「アリスに入れたい。いいか?」

 アリスは涙が浮かぶ瞳で魔理沙を上目遣いで見上げ、
 
 小さく、こくん、とうなづいた。





 躊躇することなく、魔理沙は四つん這いになったアリスを貫いた。

「!!!! あうっ、ぐっ」

 最奥まで、到達する。

「はあぁー、はぁ、は、は、はぁ、は、は」

 苦しそうに呼吸をするアリス。しかし、媚薬の効果はまだ続いているらしく、すぐにアリスの膣は反応を始め、愛液を分泌する。

「あ……あん、あ、あぁ、ふぅ……」
「動くぞ」

 落ち着いたのも束の間。魔理沙は腰を激しく打ちつけ始める。
 アリスもそれに合わせて、自然と腰を振り始めた。

 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ちゅぶ、ちゅぐ、ぶちゅ

「あんっ! あんっ! あ、あ、はぅ! はんっ、は、は、あ、あ、あぁ!」
「はぁーっ、はぁ、はぁ、あ、あ、アリス!」

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!

「あはぁーっ! ふぅっ! は、は、はぁっ!」
「あ、アリス、アリス、アリス、アリス」

 ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅ、ちゅぶ、ぶちゅぶちゅ

「あぅーっ! あん、あん、あんっ! あはぁ、はぁーっ、はぁ、は、あんっ!」
「あ、ああ、ああアリス、アリス」

 仰け反り、腰に力が入らないのか、腰が落ち、しかし両手両足は最大限に突っ張ったままなので変な体勢になるアリス。魔理沙はお構いなしに腰を打ちつけ続け、仰け反ったために手の届く範囲に来たアリスの胸をわしづかみにし、揉みしだく。

 ぐじゅぶ、ぐじゅ、ぐじゅ、ちゅぐ、ぐちゅぐちゅ、ぐじゅぐじゅぐじゅ

「ひあぁ、ひ、ひ、ひんっ! あひ、は、は、は、あぅっ、あ、あ、あ、あああ」
「アリス、アリス……ごめん、もうイキそうだ」

 ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅっ!!

「あ、あう、あんっ! 来て、来て、きてきてきてえぇっ!」
「イクぞ、イクぞ、イクぞ……」


                (どくん) 


 二人の鼓動が一致したような錯覚。その次の瞬間。

 びゅるるるっ!!! びゅっ! びゅるるっ!! びゅびゅびゅびゅっっ!!!

「あはああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!」
「…………――――!!!!!!」

 魔理沙はアリスの奥に射精し、アリスは達していた。

「はあっ、はあ、はあ、はっ、は、は、は、は、は、はっ、はあ」
「はあ……はあ……はあ……」

 ぼす

 ベッドに力なく伏せ、苦しそうに呼吸するアリス。
 魔理沙は肩で息をしていたが、アリスの中で震えているモノはいまだ硬度を失うことなく、もっと射精したいと訴えていた。

「アリス……悪い。もう一回いいか……?」

 アリスは荒い呼吸を繰り返すだけで、魔理沙に反応できない。

 ずっ……

「あっ……」

 ずにゅっ、ずにゅっ、ずにゅっ

「あっ、あっ、あっ、あん」
「ストップ」

 突然後ろから霊夢に押さえつけられ、魔理沙は身動きが取れなくなった。

「あっ霊夢……悪い」
「私のことも忘れないで、って言ったでしょ」

 そう言いつつ、霊夢は魔理沙の秘部に指を這わす。

「あっ……」
「これならすぐに入れられるわよね」

 魔理沙の女性の部分は、アリスを攻めていただけで、興奮によりぐちょぐちょに濡れていた。

「ちょっとだけ足開いて」

 魔理沙は霊夢の言葉に従い、股を開く。
 次の瞬間、霊夢は魔理沙に挿入していた。

「! あはぁぁぁっっ!!!」
「……くっ、あいかわらずきついわね」

 ずにゅる、ずにゅっ、ずにゅん、ずにゅっ

「あはぁんっ! あはぁ、あ、あ、あっ、あぅ!」
「あらぁ、さっきまでアリスをよがらせて喜んでたのに、今度は自分がよがって喜んでいるなんて、魔理沙は変態ね」

 霊夢の激しい攻めに、魔理沙は自然と腰が動いてしまう。結果として、魔理沙に挿入されたままのアリスも、霊夢の攻めを受ける羽目に陥った。

「!!! あはあぁんっ! あはぁ! はぁ、あんっ! あんっ!」
「ほらほら、魔理沙。アリスもまたよがってるわ。ちゃんと可愛がってあげないと」

 しかし魔理沙にはそんな余裕は微塵も残ってなかった。

 美少女を犯しながら美少女に犯される感覚。

 かつて無いほどの快楽に魔理沙の精の堤防は既に決壊寸前であった。

「はあぁぁぅんっ!! あんっ! あぅ、あぅ、あぅ、あはぁんっ!」
「うあああぁぁっ! ダメだっ! 霊夢っ、あはぁ、もう、もう、はぁっ」
「せめて私がイクまで待ってよ」

 と言ってるくせに、魔理沙に対する攻めは更に激しくなって行った。乳首を摘み、首筋を吸い上げる。腰の動きも先程よりも速度と激しさを増していた。魔理沙の尻と霊夢の腰がぶつかり、音が鳴る。

 ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
 
 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅじゅじゅじゅじゅっっ!!

「ふあぁぁっ! あん、あん、あん、あぅぅぅっ」
「うぅぅっ、もう……! あぅっ、だ、だ……め……だ……」
「あ、まだだめ!」

 しかし霊夢の制止も空しく、魔理沙はびくん、と身体を仰け反らせると、女性器から潮を噴き出しながら、アリスのなかへと再び射精していた。

 ぷしゅっ、ぷしゅぅぁぁーーっ!
 どびゅるるるっ! びゅびゅびゅびゅびゅぅぅっっっ!!! どびゅっ!

「はあぁぁぁーーーっ!」
「うあああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」

 重なり合って崩れ落ちる魔理沙とアリス。霊夢は魔理沙からモノを引き抜くと、まだ満足しきってないそれをどうしようかと思案した。

「魔理沙? もう、まだよ。寝ないでよ」
「…………」
「魔理沙? ……あら、失神しちゃったか」

 魔理沙はかつて無い快楽に、失神してしまっていた。
 霊夢はアリスを見た。意識が朦朧とし、浅い呼吸を繰り返していたが、失神はしていないようだった。
 魔理沙を転がし、アリスの上からどかす。やはり魔理沙の意識は無いようだ。はあはあと荒い呼吸をしながらも、こちらの動きにまったく反応を見せない。

「アリス」
「……ふぁ?」

 やはりまだアリスの意識はあるようだ。アリスの身体をこちらに向け、覆いかぶさる。

「あ……れいむ」
「まだ身体に力が入らない? 悪いんだけど、魔理沙がへばっちゃったからこれをどうにかして欲しいんだけど」

 と言いつつ、自分の股間を指差す。そこにあるモノは、先程よりもさらに肥大化し、不満を訴えていた。

「あ、すごい……おっきい」
「なぐさめてもらえる?」

 アリスはうなづき、起き上がろうとして腕に力をこめたが、力が入らずまた倒れこんでしまった。

「……あ」
「……いいわ。わたしがそっちにいく」

 霊夢はアリスの頭のほうへと回りこみ、アリスを再びうつ伏せにした。アリスの眼前に霊夢の巨大なモノがあらわれる。

「……なめて」

 言われたとおり、アリスはおずおずと棒状のそれに舌を這わせた。
 技術などまったく見られない舐め方だが、それが逆に心地いい。

「そう……そう、いいわ。……あ、うん」

 ちゅるっ、ちゅぶ。ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ぺろ、れろれろ

 アリス自身まったく知識は無かったが、本能の赴くまま、ただ霊夢を喜ばせたいその一心で、様々な技を試した。

 根元を吸い、竿を舐め、裏筋にキスをする。

「あ……っ」

 女性器に舌を入れ、再び竿をねぶり、カリに舌を這わせる。 

「あぁ……いいわ、アリス。気持ちいい……!」
「ふぉ、ふぉんほに?」

 アリスは嬉しくなり、攻めを激しくする。
 
「あぁ……! あぁ、アリス、アリス」

 ぱく

 アリスは霊夢の言いたいことを察し、霊夢のモノにしゃぶりついた。

「あああぁぁっ! あん! いぃっ! もっと! もっと強く吸ってぇっ!」

 ちゅううぅ~、ちゅる、じゅぶ、じゅる、ちゅう、ちうちう、ちゅるる

「あんっ! あんっ! あはぁ、はぁ、あぅ、あんんっ!」

 ちゅる、じゅるじゅるじゅるじゅるじゅる、じゅじゅ~、ちゅるるる

「あぁ、すごいっ! アリス、いっちゃう、いっちゃうぅぅ!!」

 ちゅううぅぅぅ~~~~~~~!!!!

「あはああぁぁぁぁーーーーーーーっっっ!!!」

 びゅるるるっ

「ひゃっ!?」

 びゅ、びゅ、びゅ、びゅるるるっ

 驚いてとっさにモノから口を離したアリスだが、その髪や顔、胸には容赦なく霊夢の精液がかかり、口にも残っていた。

 びゅる、びゅる、びゅるるっ

 霊夢の射精はなかなか止まらなかった。精液が発射されるたびにアリスの身体を汚す。

「はぁ……はぁ……はぁ……すごい、アリス。とっても気持ちよかったわよ」
「ほ、ほんとうに? あ、ありがとう」

 アリスは口元を拭いながら、嬉しそうに言う。
 ――しかし、なんだ。こう……
 髪から胸まで白濁とした液体で斑模様になっているアリスを見ていると……
 ……また、むらむらと……

「れ、れいむ? ……あの、その」
「はっ」

 アリスの視線の先を追うと、霊夢の股間のモノは、再び勃起し、自己主張をしていた。

「アリス」
「うっ、うん」
「もう一回お願いできる?」
「わ、わかった」

 アリスはおずおずと、再び霊夢の股間に手を伸ばす。
 と。

「待って」
「え?」
「お口よりも……アリスの下のお口がいいな」
「――それって……」

 ぼっ、とアリスが赤くなる。

「だめ?」
「う、ううん、いいよ」

 霊夢はアリスをまた仰向けにし、覆いかぶさる。

「ここ……ぐちゃぐちゃね」
「う、うん……まりさが……その、だしたから」
「本当に……それだけの理由?」

 言いつつ、霊夢はアリスの秘部を指でいじりまわす。

「あっ、あっ、あっ、あん」
「あなた自身の汁も、だいぶ多いと思うけど」
「あっ、あっ、あぅ、れいむ、それはもう、もういいから、いいからぁ」
「あら、もう入れてほしいの?」
「う、うん」
「ふふ。わかったわ」

 霊夢はアリスの秘部に自分のモノをあてがう。

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」

 アリスが期待に息を荒げる。

「もう。そんなに期待のこもった目で見つめないでよ。……いくわよ」

 霊夢が腰をゆっくり進める。

 じゅぶぶぶぶぶぅぅぅ…………

「んあぁぁーーーっ」
「まだ半分も入ってないわよ。……それ」

 じゅぶぶぶっ! じゅっ!

「あはぁんっ!」
「全部入ったわね。良く耐えたわ、アリス」

 ちゅ

 霊夢はいまだ白濁液が付着したままのアリスの額に軽くキスをすると、腰を激しく動かし始める。

 じゅぶぶっ! じゅぶっ! じゅぶっ! じゅぶっ!

「あはぁっ! はぁっ! あん! あん!」
「あは……見てアリス。私が動くたびに、あなたの中から魔理沙の精液がいやらしく飛び散るわ」
「いやぁ……いわないで、ひぅっ! ひ、ひぁはぁんっ!」

 アリスにしゃべりかけながらも、霊夢は腰の動きを緩めることはない。その容赦の無い攻めに、何度も達して敏感になっていたアリスは、あっさりと限界を迎える。

「あん! あん! あん! あん! あは、あ! あ! あ! あ、あ、あ、あああああ、あひ、ひぅん、ひ、ひ、ひあああぁぁぁぁぁ……」
「あ、アリス? 駄目よ、もう少しだけ我慢して」
「あ、あ、あ、あ、あああ、れいむ、れいむぅ!」
「アリス、アリス、かわいいわ」
「れいむ、れいむ、だめ、だめ、わたし、またいっちゃう、いっちゃううぅぅぅ」
「一緒にイクわよ」

 ぐじゅっ! ぐじゅっ! ぐじゅっ! ぐじゅっ!

「ふあああぁぁぁーーーーーーっ!!! れいむーーーーーーっっ!!!!」
「くっ、……アリス!!!」

 ぷしゅっ、ぷしゃぁーっ
 びゅるる! びゅ、びゅ、びゅ、びゅるるるる!!

「…………」
「はあ、はあ、はあ、はあ」
「…………」
「あ、アリス?」

 アリスもまた失神していた。霊夢は呆然とする。

「どうすんのよ……これ」

 霊夢の股間は、まだ屹立したままだった。媚薬で増幅された性欲は、一度や二度の放出では冷めない。
 霊夢はいまだぐったりとしたままの魔理沙に目を向ける。

「やっぱ、こういうのは事態の張本人に責任を取ってもらわないとね」

 霊夢は失神しているアリスをベッドの隅に転がし、代わりに魔理沙を引っ張ってくる。

「魔理沙、ほら、起きて」

 ぺちぺちと頬を叩く。既に半ば覚醒する寸前だったのか、魔理沙は意外とあっさり目を覚ました。

「あ……霊夢か」
「そうよ私よ。……さあ、続きをするわよ」

 言いつつ、霊夢は魔理沙の唇と自身のそれを重ねる。
 魔理沙が状況を正しく理解しているかは疑問だが、反射的に舌を出して霊夢のキスに応えた。

「んんふ……ちゅう、ちう、ちう、ちゅる……ちゅぱ、ちゅる、ちゅぅ」
「ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅる、ちゅ、ちゅ……んはっ、ちゅんっ、ちゅ、ちゅぅ」

 情熱的なディープキス。互いの存在を確かめ合うかのような、これまで何度も繰り返してきたキスだった。

「ちゅ、ちゅ……ぷはぁ」
「んちゅ~~……ふぅ」

 息をつく。二人の目が合ったとき、霊夢かぼそりと漏らした。

「ホントはね」
「――ん?」
「アリスにエッチなことする魔理沙を見て、私、嫉妬してたんだ」
「……すまん」
「ただ、アリスに対してなのか、魔理沙に対してなのかは、自分でもわからなかったけどね」

 えへへ、変だよね、と笑う霊夢。魔理沙は一度は峠を越え、治まりつつあった自分の性欲が、再び頭をもたげるのを感じた。

「れ、霊夢っ」
「きゃっ」

 魔理沙は本能の命ずるまま、霊夢を押さえつけた。そのまま霊夢の胸に吸い付く。

「ちう、ちう、ちゅる、ちうちう、ちゅ、ちゅ、ちゅ、れろ、れろれろ」
「きゃっ、あん、やぁ、く、くすぐった、あ、あ、あんっ」

 魔理沙は夢中になって霊夢の身体を攻めた。いつも自分に余裕を見せ付ける霊夢がこちらの動きの一つ一つに反応し、悶えているのが楽しくて仕方が無いのだ。

「あ、あ、あ、あん、魔理沙、ちょっと、はぁん、あ、あ、は、はげし……」
「はぁ、はぁ、はぁ、ちゅう、ちゅう、ちゅう、ちう、ちう、ちゅ、ちゅ、ちゅ」

 魔理沙の興奮は一瞬にして最高潮に達していた。触ってもいないのに魔理沙のモノは苦しいほどカチカチに勃起し先走りの汁でぐしょぐしょに濡れ、一度乾いた秘部も同様に期待の愛液で濡れそぼっていた。

「!、あん、魔理沙、そこは、あぅ、あ、あ、だめ、だめ、あ、ああぁ」

 魔理沙は徐々に攻める位置を下に下に下げて行き、ついに秘部に指を触れた。そこは既に洪水のごとく愛液にあふれていた。

「霊夢も……感じてくれたのか」
「……いゃっ、……恥ずかしいぃ……」

 魔理沙は気を良くし、秘部を指で執拗に攻め立て、それと同時に、先程までアリスがしゃぶり、アリスの中で精を放った、魔理沙と同様にカチカチに勃起しつつ先走りで濡れている霊夢のモノをしゃぶり出す。余った片手は竿の部分を激しくしごく。

「!!!!! あはぁぁぁぁーーーーっ!!! あん、あんっ! だめ、だめだめ魔理沙、魔理沙ぁ!!! それ気持ち良すぎ、気持ち良すぎるよぉぉ……こんなの、だめ、あ、あ、あ、あ、ああああぁぁ、はぅ、こんなの、すぐ、すぐいっちゃう、あんっ! あ、ああ、あぅ、はぁっ、は、は、はぅっ」

 魔理沙は聞く耳持たず、霊夢のモノを力の限り吸い上げ、竿を握る手を力いっぱい握り締め、秘部をいじる指の動きを複雑にした。

 ちゅううぅぅぅ~~~~~~っっ!!!!
 ぎゅううぅぅ!
 にゅちゅぬちゃにゅちゃにゅちゃにちょにちょにちゅにちゅにちゅ

「あっ! あっ! あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、……………………っっ!!! ひあああああぁぁぁぁぁーっ!!!!」

 一瞬、何が起こったのか、意識を失いかけるほどの快楽の渦に翻弄されていた霊夢はもとより、目の前で見ていた魔理沙にも、理解するのに時間がかかった。
 そこにいるのは、霊夢の下半身に覆いかぶさっていた魔理沙が、髪の先から腹までかけてものすごい量の精液にまみれている姿であった。それほどすごい量と勢いの射精だったのである。

「……あはっ、すげえ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ~っ、はぁ、は、は、は、はぁ」

 霊夢は細かく痙攣したまま、呼吸を繰り返し、意識を失わないように保つので精一杯であった。

「すげえ量……それにすげえ匂いだ……。……そそられるぜ」

 と言うと同時、魔理沙の脳髄に電撃が走り、次の瞬間、魔理沙は霊夢の身体めがけて射精していた。もともと興奮のあまりに射精寸前だった魔理沙は、霊夢の精液の匂いを嗅いで、絶頂に達してしまったのである。

 びゅっ、びゅびゅびゅびゅびゅびゅっっ! びゅるるるるっ!!

「あぁ……霊夢」

 魔理沙の精液が霊夢の身体を汚す。先程の霊夢の射精ほどではないが、魔理沙の出した精液も相当の量であった。
 しかしそれでも、魔理沙のそそり立ったモノは衰えない。それどころか、射精するたびにさらに強い刺激を欲するようになっていた。

「霊夢、まだ気絶してくれるなよ」
 
 魔理沙はぐったりしている霊夢の腰を抱きかかえ、反転させ、尻を自分のほうに向けさせる。

「さっきの……お返しだぜ」

 ずるるるぅっ!

「!」

 濡れそぼり、ふやけている霊夢の秘部は、魔理沙のモノをあっさりと一番奥まで吸い込んだ。

「あふ、ふあああぁぁぁーっ!!!」 
「あぁ……やべ、気持ち良すぎる……もう出そうだ」

 しかし、それでは面白くないと、腰を動かし、霊夢への攻めを再開する。
 片手は霊夢の胸をまさぐり、片手は勃起したままの霊夢のモノをしごく。

 ぐちゅっ! ぐちゅっ! ぐちゅっ!
 にちゅっ、にちゅっ、にちゅっ

「あふぅ! はぁ! あん! あん! あん! あ、だめ、またすぐイク! あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あぅっ! あん! あはぁ、はぅ、あ、で、でる!!!」
「何だ、霊夢、たった今大量に出したばっかりじゃないか。……まだ私の身体にへばりついて、動くたびにお前の背中に降り注いでいるってのに」
「だって!、だって、だってぇぇ!!」
「いいさ、イッちまえよ」

 ずん!

 魔理沙が霊夢の一番奥を力強く突き、乳首をひねり上げ、指の腹で霊夢の先端の穴をいじり回した瞬間、霊夢は再び絶頂へと達した。

「あはあああぁぁぁぁ…………っっ!!!」

 ぷしゅっ、ぷしゅぅぁーーーっっ!!!

 びゅく、びゅく、びゅる
 びゅびゅびゅびゅっ、びゅるる、びゅるるるっ!

 今回は射精の量が少ない分、潮吹きの勢いがいいようだ。霊夢はベッドの上に精液をを放ち、その上に倒れこみ、仰向けに転がる。魔理沙は霊夢の中に思う存分射精したのち、霊夢からモノを抜き、仰向けになった霊夢の上に倒れこむ。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
「は、は、は、あ、は、ふぅ……」

 しばし無言の時間が続く。体力的に、そろそろ限界が近づいていた。霊夢はアリスに二回、魔理沙に二回と、計四回絶頂に達しており、魔理沙はアリスに一回、アリス
と霊夢にはさまれ一回、霊夢で二回と、同じく四回達している。
 異変に気づいたのは、同時だった。
 
「……う」
「これって……」

 二人の身体に挟まれた、二人の男性のシンボル。
 二本の棒は、再び力を吹き返そうとしていた。

「……ちょっと魔理沙、これってどういうこと?」
「……あー、なんだろうな。媚薬と、生やす薬を同時に使ったことは無かったが……もしかすると同時に服用すると媚薬の効果が増すのかな……?」

 一度は落ち着こうとしていた心臓が、再びギアをトップに入れ活動を激しくする。

「どうすれば治るの?」
「性欲を出し尽くせば大丈夫だと思うが……」

 二人とも、そんな体力は無い。下半身のこの感じだと、あと数回出したくらいでは治まりそうに無い。攻めるだけならまだしも、その攻めを受けきることは二人には既に不可能であった。どうしようか、と考えたその時。


 がしゃん


 突然、ガラスか何かが割れる音がした。






 魔理沙と霊夢が交わっている間、失神から立ち直ったアリスは、火照っていた身体が、急速に落ち着いていくのを感じた。何度も絶頂に達し、媚薬で増幅された性欲を消費し尽くしたのである。
 アリスは、屈辱感に苛まれていた。
 二人と交わった事は嫌ではない。むしろ今となっては喜ぶべきことだ。今さら、二人の気持ちをはねつけるつもりなど無いし、自分の二人への気持ちを否定するつもりも無い。たとえ媚薬によるものだとしても。
 ただひとつ、もっと次元の低いことでアリスは憤慨していた。

(――二人に攻められてばっかりで、全然やり返せていないじゃない)

 霊夢を一度口でイカせることはできたが、それもほぼ霊夢の誘導に従ったような形である。アリスの中では、あれはノーカウントであった。
 しかし、今の自分には武器がない。武器とは、この場合つまり

(二人と同じ、お、おち、おち、おちん……だめだ)

 そういうわけで、武器を手に入れるために、アリスは先ほど二人が何やらごそごそやっていた棚から、一つの怪しい瓶を見つけたのだ。

(これを飲めば、二人にやられっぱなしでは済まなくなる……よね)

 アリスは躊躇することなく、その瓶の中の液体を飲み干した。


 ――――……………


 どくん 


「――……!?」

 激しい鼓動音。次いで眩暈。


 がしゃん


 瓶を落としてしまった。二人が何事かとこちらを向く。

(んんんんんん!!!!!?????)

 どっくんどっくんどっくんどっくんどっくん

 体温が急激に上昇する。血液の循環速度が鼓動に合わせて激しくなる。眩暈は更にひどく。頭が重い。息が苦しい。汗が噴き出る。
 熱い。
 回復しかけた身体から、再び力が抜けて行く。足がもつれ、ベッドにぶつかり、その上に倒れこむ。

「お、おい、アリス!?」
「アリス!?」

 魔理沙と霊夢の声。肩に触れる、二人の細い指。

 ――――快感。

「あはああぁぁぁんっっ!!!」

 突然悩ましげな声を上げたアリスに、二人は驚いて手を引っ込める。
 股に違和感。秘部が、触れてもいないのに勝手に蠕動し、魔理沙と霊夢の精液を吐き出しながら、愛液をほとばしらせていた。

「あ……アリス?」
「だ、大丈夫?」

 全身が性感帯に変わったかのような感覚。身じろぎして、シーツがこすれる刺激だけで達してしまいそうになる。

「ま、まりしゃぁ……あのびんのなかみは……?」

 感覚は鋭敏になってるくせに、全身の筋肉は弛緩してしまっている。舌にすらまともに力が入らない。

 ――あれ、この感じ、そういえばさっきも……

「び、瓶……ってお前、棚にあった瓶か!? あれは媚薬だぞ! ちょっとずつ使うもんなのに、全部飲んだのか!?」
「えっ、アリス、あの残りを全部飲んだの!?」

 ――媚薬!?

「アレがはえるくすりかとおもって……」

 私の応えに、二人は半ば呆れたような反応をする。

 ――いや、そんなことよりも。

 苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。
 淋しい。淋しい。淋しい。淋しい。淋しい。淋しい。
 欲しい。欲しい。欲しい。欲しい。欲しい。欲しい。

 ――頭が狂いそう! 

 ふと見ると、二人の下半身のモノはギンギンになっていた。
 それを見ただけで、期待で全身に快感が走る。
 相変わらず心臓の鼓動は速い。汗はサウナに入っているかのように噴き出し、顔と胸にかかった霊夢の精液と混じってべたべたになる。頭が重い。眩暈。
 秘部はいまだに、勝手に蠕動し、愛液を垂れ流している。魔理沙と霊夢の精液と混じった愛液は膝まで垂れている。

 ――だめだ、耐えられない!

「おねがい、れーむ、まりしゃぁ! わたしにちょうだい!」

 その言葉を口にしただけで、アリスは達してしまっていた。



 

 始まりと同じく、魔理沙のディープキス。

「ちゅるるるっ、ちゅ、ちゅ、ちちゅちゅちゅちゅううぅぅ~~~~」

 キスすると同時に、魔理沙はアリスに抱きつく。アリスも力の入らない身体に必死に命令し、抱き返した。
 魔理沙の、頭の後ろに回された手。腰を支える手。霊夢の精液と自分の精液が混ざった液体でべとべとの肌。舌。唇。吐息。匂い。絡まる足。腹に当たる性器。
 それらのすべての刺激がアリスの快感へと変換される。

(!!!! あ、あああああぁぁっぁぁっっぁぁっあ~~~…………!!!!)

 アリスはまた達してしまう。しかし、鋭敏になった感覚は断続的に刺激を感知し、失神する間を与えない。
 魔理沙は舌を突き入れ、口の中をかき回す。それだけでアリスはまた達した。

「あふぅぅ!!」

 霊夢に胸を愛撫される。また達した。 

「はああぁぁん!!」

 魔理沙が首筋にキスの雨を降らせる。また達した。

「あああぁぁぁーっ!」

 霊夢におしりを揉まれる。また達した。

「ひ、ひああぁぁっ!」

 魔理沙におへそを舐められる。また達した。

「ふああぁぁぁっっ!!」

 霊夢がおしりの穴に触れた。今までに無い感覚。

「!! あっ、あぁっ! あぅぅ」


 反応の違いを観察していたのか、霊夢はおしりの穴を撫でさすり始めた。

「アリス、これ好きなの?」

 霊夢の声。問いかけに答えようにも、返事をする間もなく、快楽の波はアリスの身体を弄んだ。

 魔理沙に太ももを撫でさすられる。また達した。

「あひぃぃぃぃっ、あはぁ、は、は、あんっ! あんっ!」
「これ好きなの? 好きなのね?」

 そんなこと聞かれても、魔理沙の攻めが気持ちいいのか、霊夢の攻めが気持ちいいのか、良くわからなくなってくる。

 霊夢はおしりの穴に指を侵入させ、指の腹でいろいろな方向へ刺激を加える。

「あひぁぁぁ! あぁっ! あっ! 」
「あー、絶対これ好きでしょ。アリス」
「わからない、わからないよぉ、おねがい、いじめないでぇ」
「いじめてるつもりはないけれどね……」

 魔理沙の指が、秘部の中に進入してくる。もともと霊夢と魔理沙の精液でどろどろだったアリスの内部は、何回も達したことによる愛液により完全にふやけ、筋肉が弛緩しきっていた。指はすんなりと入った。アリスはまた達した。

「!!!」

 霊夢の指が直腸へ更に深く、進入してくる。
 魔理沙の指も、奥へ奥へと進んでいる。

 偶然か、狙ったのか。二人の指はまったく同じタイミングで、中心の壁をこすっていた。

「―――――………………………!!!!!!!!!!」

 ぱくぱくと、餌をねだる魚のように、口を開閉させるアリス。声が出ない。

「――――お? 霊夢の指を感じたぞ」
「そうね。私も魔理沙の指を感じたわ」

 二人は面白がって、何度も何度も中心側の壁をこする。
 そのたびにアリスはぴくん、ぴくんと小刻みに痙攣し、何度も何度も絶頂を迎えていた。

「――――あ、やべ。おい霊夢、ストップ、ストップ」
「あらホント。アリス、大丈夫? アリスー?」

 短い時間に媚薬の効果により何度も絶頂を迎えたアリスは、失神することもできずに、半ば壊れかけていた。
 瞳に力は無く、顔面蒼白で、人形のように力なく四肢を投げ出していた。呼吸にも生気が感じられない。
 
「こりゃまずいな。そんなに大したことしてないと思ったんだが」
「媚薬の効果がすごすぎるんじゃない?」
「たしかに。普通じゃ考えられないよがりかただったな」
「薬かなんかいるかな」
「中和剤持ってくる」

 魔理沙が寝室を出て行くが、すぐに戻ってきた。あらかじめ近くに置いておいたようだ。

「おい、アリス。これを飲んでくれ」

 魔理沙がアリスの口元に持っていった瓶は、親指ほどのサイズのものであった。

「それっぽっちなの?」
「これであるだけは全部だ。それにこの中和剤もまったく害がないわけじゃないからな。大量に摂取するのはよくない。この薬は注射はできないし」

 さて、アリスであるが。
 中和剤の効果はあったのか、さっきよりも顔色も良くなり、呼吸も楽そうである。
 あとは、性感がどの程度まで抑えられたかであるが……

「アリス、アリス? おーい、どんな感じだ?」
「…………」
「アリス、私がわかる?」
「あ……れいむ……まりさ」

 顔色がよくなるのを通り越し、アリスの頬にははほんのり赤みが差している。
 魔理沙がアリスの肩に手をかけたり、背中をさすってみたりする。

「あん……」
「……さっきよりは平気みたいだな」
「アリス、ホントに大丈夫?」
「あ、あう、うぅん……」

 媚薬を普通に使ったときとほぼ同じ反応だ。
 これなら、いける。
 霊夢と魔理沙は互いの股間を見る。そこに屹立する互いのモノは、満足するまでは絶対にひるまないという意思表示をしていた。
 霊夢と魔理沙は目を見合わせ、確認するようにうなづいた。



「あふぅ……ぅぅん、あん、あぁ、あはぁ、は、は、あん……」

 丁寧に。傷つかないように。優しく。驚かないように。愛情を込めて。怯えないように。

「はぁ、はぁ、あぅ、うん、ん、ん、ん、ん、……んはっ、はぁ、あぁ……」

 二人のアリスに対する愛撫は、そんな印象を受ける。子供が大事な宝物を、壊さないように、壊さないようにと愛でているかのようだ。

「あ、あ、あ、あんっ、……ぅん、ぅぅ、う、あ、は、あ、あ、あ、あ、あ……」

 撫でる。もむ。さする。つまむ。軽く噛む。なめる。舌でノックする。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あん、あん、あん、あん、はぁ、あ、あぅ」

 霊夢がアリスのおしりの穴を撫でる。どうも先ほどからそこが気になるらしい。
 最初はあまり反応をしなかったが、優しく丁寧に愛撫を繰り返しているうちに、緊張も解け、霊夢の指を受け入れるようになった。

 ずっ……ずぐ、ずぐ、ずむ……ず、ず、ず

「ふぅぅ、あぁぁ、ぅうん、ふぅあ、あぅ、あぅ、ぅ、う、ぅぅあ」
「霊夢、あんまり激しくするなよ」
「わかってるわ」

 魔理沙はアリスの秘部をいじりだした。普通に感じていれば、霊夢の愛撫も平気かもしれないと考えてのことだ。

 くちゅ……くちゅ……くに、くに……くちゅくちゅ、くにくに……

「あっ、は、は、は、はぅ、はぅぅ、ゃんっ、あん、あん、あぅ、あぅ、ふぁぁあ」

 やっていることは先ほどと同じ二穴攻めだが、攻める側も攻められる側も、動きも反応もまったく違った。

「アリス、かわいいわ」

 霊夢がアリスの後ろから首や頬、肩甲骨にキスをする。

「あっ、ずりぃ」

 魔理沙も負けじと、首筋、鎖骨、乳房の順にキスをしていった。

「あっ、やん、やん、あぅ、ふぅ、ぅ、ぅ、うん、あ、は、は、あああぁん」
「アリス、私、そろそろ入れたい」

 魔理沙がアリスの耳元で、そっと言う。

「うん、まりさ……きて」
「アリス? 私も入れたいわ」

 霊夢がアリスの、魔理沙が囁いたのとは反対側の耳元で囁く。

「え? で、でも……まりさが」
「ここは……無理かな」

 霊夢が先ほどまでいじっていた穴をさする。
 アリスは真っ赤になった。

「え? え? そんなとこにはいる?」
「大丈夫よ……たぶん。かなりほぐしたし」

 霊夢の言葉に、アリスは不安を覚えたが、覚悟を決める。

「うん……れいむなら、いいよ」
「ありがと」

 霊夢はアリスにキスをして、そう言った。




 じゅぶぶぶぶ……

「あああぁぁぁぁぁ……っ」

 魔理沙のモノがアリスの中に埋まる。 魔理沙はアリスの腰を両手でがっちり固定すると、後ろに転がった。いわゆる騎乗位の体勢になる。

「ふああぁ……っ」

 体勢が変わったことで、アリスのさらに奥に魔理沙のモノが突き刺さる。しかしアリスに苦痛の色は無く、逆に先ほどのように快楽が強すぎて苦しいということもなさそうだった。
 霊夢がアリスの頼りない身体を支えつつ、魔理沙の開いた足の間に移動する。魔理沙にしなだれかかるような体勢をとらせる。

「アリス……いくわよ」

 霊夢の前にはアリスの小さなおしりがあった。それに見合った小さな穴に、霊夢は自分のモノをあてがい、ゆっくりと進入していく。

 ずぬぬぬ……

「あっ、あっ、あっ、……! ……ぅくっ」

 先端が半分ほど進入しただけだが、アリスは早くも苦しそうだ。しかし、霊夢はここでやめる気などなかった。

 ――ぐっ、ず、ず、ずずず……

「くああぁぁっっ! あ、あ、あっ、あぅぅぅぅ」

 カリの部分まで入った。あとは今までよりは楽だとは思うが……

 ずむっ、ずむっ、ずぬぬ……

「くぅ、く、く、はぁ、あぅ、うぅ、う、う、うううぅぅぅ……」

 結論から言えば、あまり変わらなかった。アリスのおしりは狭いままだったし、アリス苦しみようもほとんど変化が無かった。
 魔理沙が痛みでこぼしたアリスの涙を舐め取り、慰めるようにアリスに口付けし、頭を撫でてやる。それで少しリラックスできたのか、少しだけ進むのに抵抗が無くなった。

 ずずずず……ずん

「~~~~~~っ! あっ、はぁ、はぁ、はぁ……」

 ようやく、霊夢のモノがすべて収まる。

「はぁ、はぁ、はぁ……」
「アリス、よく我慢したな。えらいぞ」
「……はぁ……はぁ……」

 せっかくの魔理沙の慰めの言葉だったが、気のきいた返事をする余裕はアリスにはなかった。
 すぐには動けない。魔理沙も霊夢も、アリスの状態を察して、同時にそう思っていた。
 そこで、挿入したままの状態で、愛撫を再開する。すこしでもリラックスさせることが一番重要であった。
 霊夢がアリスを抱き起こし、背面にいる自分に寄りかからせる。
 魔理沙が、ふとももや腰、おへそをさすったり、おしりをさすったりする。

 さわさわ、さすさす

「――あ。あ、あ、あ、あん、あん、あふ、ふ、ふ、ふうぅ」 

 霊夢が、首が届く範囲のいたるところに、口付けをする。

 ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ

「ひゃん! あん、あん、はぁ、はぁ、あぅ」

 魔理沙が、クリトリスを軽くノックする。

「ふああぁぁ! あぅ! あふぅ!」

 霊夢が、両の乳房を揉みしだき、乳首を軽く摘む。

「んうああ、ふぅ、ふぅ、ぅん、あ、あ、あぅ」

 ――ぐちゅっ、ぐちゅ

 霊夢と魔理沙は、自らのモノを包む感触が、先ほどとは違うことに気づいた。
 アリスの身体は、愛撫を受けているうちに二つの自らを貫く棒にも慣れだしてきたのか、愛液をしとどに漏らし、腸液を分泌していた。

「これなら……動けるかしら」
「どうかな……アリス、大丈夫か?」

 魔理沙がアリスを見上げる。
 アリスは顔を真っ赤にし、涙でうるんだ瞳を魔理沙に向け、
 
 ――後ろの霊夢にもわかるように、こくり、とうなづいた。





 ――ゆっくり、ゆっくり動くんだ。せめてアリスが慣れるまでは。

 二人は意識が共有されているかのように、まったく同じ事を考えていた。
 霊夢がアリスの身体を支えながら、ゆっくりと、腰を突き上げる。
 魔理沙はもアリスの腰を支えて、自分のモノをゆっくりとを引き抜いてゆく。

 ぐ、ぐ、ぐ……
 じゅ、じゅるる……

「は、あ、あ、はぁ~~~」

 魔理沙は半分ほど抜いたところで一旦止まり、今度はゆっくりと突き上げる。
 霊夢はアリスの身体を下げながら、ゆっくりと、腰を引く。

 じゅぶぶぶぶ……
 ず、ず、ず……

「ああぁっ、あん、あふ」

 また、霊夢が腰を突き上げる。
 魔理沙がモノを引く。

 ぐ、ぐ、ぐ……
 じゅるるる……

「はあぁぁ~~、ふぅっ、ん、はぁ」

 魔理沙が突き上げる。
 霊夢が腰を引く。

 じゅぶぶぶ……
 ず、ず、ず……

「んあああ、ふ、ひ、は、は、ああぁ」

 霊夢が突く。
 魔理沙が引く。

 じゅぶぶっ、じゅぶぶっ

「はぁっ、あ、あ、あ、ふぅぅ、ひ、ひあああ」

 魔理沙が突く。
 霊夢が引く。

 じゅぶっ、じゅぶっ

「あっ、あっ、あぅ、ぅん、ん、ん、ん、ん」

 突く。引く。引く。突く。突く。引く。引く。突く。突く。引く。引く。突く。

 じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 
 アリスの呼吸と同じタイミングで、霊夢と魔理沙は互い違いにアリスを突き上げ、引く。
 テンポよく続くこの行為は、三人を三人ともがまだ到達したことの無い高みへといざなう。

「あん、あん、あん、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ!」
「あ、あ、すげえ、すげえ、すげえ! あ、あ、あ、あ、あぅ、気持ちいい」
「あぁ、いい! アリス、いい、いいわ! はぁっ、はぁっ、はぁっ」

 アリスの鼓動が、呼吸が、どんどん速まる。それに合わせて、霊夢と魔理沙の突く速度と勢いも、増していく。

 ぐじゅっ! ぐじゅっ! ぐじゅっ! ぐじゅっ!

「ぅあああぁぁんっっ!! ぅぁん! ぅぁん! ぁはぁ! はぁ!」
「あ、あ、あ、あ、あ、あああああ、もうだめだ、 イク、イク、イク、イク!」
「はああぁ、私も、私もおぉぉ! もう、もう、もうだめ、我慢できないっ!」

 三人の腰はもはや意思とは関係なく、本能的に快楽を求めるためだけに振られていた。意思が介入しないだけに、最も快楽を得るリズムで振られる。三人はお互いのその動きに完全に翻弄されていた。

 ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ!!!!

「あん! あん! あ! あ! ぁはっ! は! は! はああぁぁっ!!!」
「アリス、アリス、アリス、アリス、アリスーーーーーっっっ!!!!」
「あっ、あ、あ、あ、アリスぅぅーーーっっ!!!!」

 アリスが両手両足を突っ張らせ、身体をこれ以上ないほど反らす。
 その一瞬前、霊夢と魔理沙は同時に腰を引き、また同時にアリスの最も深くを突き上げていた。
 そして霊夢がアリスの乳首を摘み上げ、魔理沙がクリトリスをねじる。

「!!!!!!!!!!」

 三人の時が一瞬止まったかのような錯覚。意識を白い何かが浸食する。視界に入るあらゆるものが白く染まってゆく。
 世界と自分をつなぐ糸が、ぷつん、と断ち切られた。

『ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!!!』

 三人は同時に絶頂を迎える。
 果てがないかのような放出。止まらない。
 アリスの膣と肛門は細かく痙攣をし、二人のモノを痛いほど締め付け、精液を吸い上げ続ける。 
 
 そして次の瞬間には、三人とも気絶していた。
 





 かぽーん

「…………?」

 アリスが意識を取り戻したとき、視界は湯気で覆われていた。

「え?」

 霧雨邸の露天風呂だった。アリスはお湯の浅いところで、岩に寄りかかっていた。

「おー、目が覚めたか」

 湯気の向こうからじゃぶじゃぶとお湯を掻き分けながらやってきたのは、魔理沙だった。よく見ると、霊夢もその後ろにいる。

「魔理沙、これは……」
「あぁ、うちの露天風呂だ。一応、さっき来てるよな?」
「……えぇ、浸かる間もなく引きずりこまれて、気絶させられたけどね」
「まぁそう言うな。やたら警戒して解毒剤飲んでたりアミュレットしてるのが悪い」

 やはりわたしが考えたとおりだったか。

「どうしてここにいるのかしら?」
「あー? あぁ、霊夢とほぼ同時に目が覚めて、体中べたべただったから体を洗いに来たんだが、お前だけ目覚める様子がなかったからな。おぶってきた。おぶったのは霊夢だが」
「まぁ、アリスは大して重くなかったし、いいんだけどね」
「そ、そうなの……って、もしかして、体も洗った?」
「おう。まさかあの状態で湯船に入られちゃあ、さすがに私も嫌だからな。丹念に穴という穴まで洗ってやった」

 アリスは真っ赤になる。

「ぁぅぁぅぁぅぁぅ」
「まぁ、ほっとくのもかわいそうだったし。でも、いつまでも起きないアリスもわるいのよ? まぁあの乱れようだと仕方ない気もするけど」

(ぶくぶくぶくぶく)

 アリスはこれ以上赤くなることもできず、そっぽを向いて沈んでいった。



「どうだアリス? 熱い風呂も気持ちいいだろう」

 三人で肩を並べてお湯に浸かる。しばらくの間体の芯まで温まる感覚を味わっていると、魔理沙がそう話しかけてきた。

「そうね。疲れが抜けていく感じがするわ。リラックスできる」

 うーん、と体を伸ばす。

「ちょっと喉が渇くけどね」
「それはさっき水分を大量に失ったからだ。私と霊夢は水を飲んだが」

 なんかとんでもないことをさらっと言われた気がする。

「はいアリス、水よ」

 霊夢がどこかにおいておいたのか、水差しを渡してくる。
 くぴくぴと喉を鳴らして飲む。

「ぬるいわ」
「贅沢言わないの」
「ところでアリス」

 魔理沙が唐突に言う。

「お前、私の作った媚薬をぐびぐび飲んでたよな。結局中和したけど」
「あれは……その、わたしも、その、アレを生やそうとして」
「まあそれについてはいいんだ。だけどなー……」

 魔理沙はにやにやと笑いながら言葉を紡ぐ。いやな予感。

「アレの中には、けっこうな稀少品も含まれんだよなー。しかもちょっとずつ飲んでもたせるはずだったのに、全部飲んでくれたよな」
「わ、わかったわよ。今度うちにある魔道書を持ってっていいから……」
「それも魅力的だがな。できれば霊夢にも返せるお詫びがいい」

 魔理沙はとてもいやらしい顔をしている。振り向くと、霊夢も同じ顔をしていた。

「ま、まさか……」
「多分想像している通りよ」
「覚悟を決めな」

 アリスは眩暈を感じた。しかし、不思議と嫌な気分ではなかった。

「えぇ……わかったわ。でもまさか、お詫びの分を返したら終わり、ってことはないでしょうね?」
「当然」
「一生手放さないわ」

 反撃のつもりで言ったアリスであったが、かえってダメージを負ってしまった。





  終















あとがき

どうも、ネチョスレの633です。
ハンドル考えんのめんどいんでこれからまた書くとしても633と名乗ります。もう633でいいです。はぁ

妖々夢のころからアリスは大好きだったんだけど、永夜抄で爆発し、悶々と妄想を脳内に溜めていましたが、先週くらいの本スレ、ネチョスレ、ネチョ絵版の流れでもう我慢できない! もう出しちゃううう! とばかりに今までの妄想を文章にしてしまいました。無理矢理つめこんだおかげで展開は変だし、文章も全然なってません。

とにかくアリスをいじり倒したかったんです。

でも霊夢×魔理沙も結構好きだし、魔理沙×アリスも霊夢×アリスも好きだ……と節操も無いためにこんなSSになってしまいました。

一人でも多くの人がこの文章を読んでアリスにハァハァしてくれれば幸いです。

あとがきであまりごちゃごちゃ書くと印象悪いね。もう終わりにします。

では。

                                  
 2004/9/16     633


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (1733d)