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ソレをふまえて納得できる方はお進みください





















散らかった部屋のベッドのシーツの上に一人の巫女が規則正しい寝息を立てている

なぜこの部屋に紅白の巫女がいるのか…私が呼んだから居るのは当たり前だ

なぜ巫女は眠っているのか…私が眠らせたから

なぜこの巫女を呼んだのか…それは、己の性欲の捌け口する為だ






時は一時間前にさかのぼる

「よう、相変わらず遅かったな」
「相変わらずは余計よ、それにしても魔理沙の方から呼ぶなんて珍しいわね」

霊夢を晩御飯に誘う、それが私の目的だった…もちろんお腹も空いていた、だけどそれ以上に…

「ま、いっぱい作ったから食ってくれ」
「また随分と豪勢ね~、それじゃいただきまーす」

体が疼いて仕方がなかった

「我ながら中々の出来だぜ、特にこの豚肉のから揚げが意外とな」
「アンタ、それ鳥でしょ」
「ん?そうだったっけな」

準備は出来ていた。料理には睡眠薬をふんだんに入れておいたし、霊夢を呼ぶ前に遅延性の解毒剤も飲んだ

「あ、お醤油とってくれない?」
「かけすぎると体に毒だぜ?」
「そういう事は自分の皿みてから言いなさい」
「私は濃味派だからな」

熱っぽくなってくる体を必死に抑える。私の体はこんなにも自制が効かなかっただろうか。いや、多分霊夢を前にしているからだ
体、声、瞳、全てが私を狂わせていく。

「ふぅ~食べた食べた、もう食べれないわ」
「お粗末様だぜ」
「水取りすぎたわ…ちょっとトイレ借りるわね」
「漏らすなよ?」
「誰が漏らすか!」

霊夢がドアを開けて出て行った後、体から変な汗が出てきた。むしろ漏らしてしまうのは私の方だったかも知れない
後悔しないように、媚薬を自分の水に混ぜて飲んでいたから…二度とこの機会は訪れないような予感がしたから

「魔理沙、この家のトイレすっごい狭いんだけど」
「借りといて言う台詞じゃないぜ」
「はいはい、ありがと…ん」

霊夢は目を擦りながらベッドに腰掛ける、眠くなってきたようだ。それと共に私の心臓の鼓動も跳ねるように速くなる

「なんか…ものすごく眠い…」
「食べた後だしな、眠くなるのも仕方がないぜ」

落ち着いて、なるべく自然に振舞う…自然に…まるで何事も無いかのように

「ごめん…ベッド…借りる…」

それだけ言い残し、まるで倒れ込むようにベッドに横になった。あれだけの量を入れたんだ、これ位効いてもらわなきゃ困る

コレが今から一時間前までの過程だった




ベッドに上がり霊夢の体にまたがって座る。私の瞳の少し先に霊夢の寝顔が映っていた
白い肌に薄桃色の唇・・・今から味わうかと思うと頭が痺れ鳥肌が立ってくる

「霊夢…」

両手を絡ませて胸のふくらみに顔を埋め、思いっきり息を吸う…体臭の甘い香りと汗の香りが鼻をつく

「ん…霊夢の匂いがする…」

体が痺れる、こんなにも甘く官能的な匂いがするとは思っても見なかった。胸から顔を離すと、今度は首筋の方へと舌を伸ばす
クチュ、クチュ…舌先で首筋を舐め回す。口に含んだり。ちょっぴり歯を立てたり

「んっ…んむちゅ…ふぅ、はぁっ」

心臓が酸素を欲しがる限界まで霊夢の体を味わう。私の体は霊夢を舐めるたび過敏に反応し濡れる
美味しい、とても美味しい、さっきの料理の味などとうに忘れてしまった。性の味が私の喉を潤していく
そして唇は喉、頬を伝い唇まで到達する…

「ふむぅ・・・んむっ…んんっ!」

クチュクチュという淫らな音を立て舌は激しいまでに霊夢の口内を犯していく
甘い・・・甘い・・・何も考えられなくなるぐらいに柔らかい・・・でも足りない・・・足りない
深い眠りの為、霊夢は反応しないが別に構わない。更に舌を回し霊夢を味わう

「ぷはっ!…はぁ…はぁ」

酸欠を起こすほど長いキス…お互いの唾液が糸を引いていた。それを見ていると私の性的興奮は更に高まってしまう

「はぁ…はぁ…霊夢ぅ…」

再び唇を合わせようと顔を近づけたとき








「ねぇ…私ってどんな味がするの?」







―――背筋が凍りついた――――時が止まったかと思った―――






ついさっきまで眠っていたはずの霊夢が目を開けてこちらを見ている……氷の様な冷たい瞳で…


混乱していた…でも頭の中で疑問が氷解していく
霊夢は解っていたんだ、この事を。トイレに行ったのだって食べたものを吐き出しただけだろう
なんとも滑稽な…これじゃ私は只のピエロじゃないか…霊夢の手のひらの上で哀れに踊っているだけの

「・・・・・・・・・」

何も言うことが出来ない、家に招き、食事を取り、あまつさえ性的対象と見ている。
これ以上何が言えるだろうか、言えるはず無い。私のような堕落した人間には何も

「…うっ…っ」

醜い…涙を流している自分が。泣けばどうにかなるとでも思っているのだろうか
嫌いだ…そんな自分を私は大嫌いだ。こんな愛し方しか出来ない自分自身が

そんな私の頬に、暖かい感触が広がる

「泣かないで…」

優しい声が耳へと響く。視界は未だにぼやけているが目の前に霊夢の顔があることだけははっきりと解った。

「ごめんね、魔理沙」

頭を抱きかかえられる、あの甘い匂いと共に
嫌われたかと思った…拒絶されたかと思った…でも、今はとても暖かかった

「霊夢ぅ…うぅ」

止まっていた涙腺が開き再び涙があふれてくる、良かった…
心の大半を占めていた不安が安堵へと変わっていく

「いいよ…魔理沙が望むなら私の体使ってもいいよ」

耳に届く吐息の後、唇をふさがれた。そして今度はお互いの舌が絡み合う

次第に私は考えるのを辞めた、後に残るのは本能だ…身も心も委ねてしまおう




「そ、そんなにじっくり見るなよ…」
スカートをたくし上げた、私の股間からは男性器がはちきれそうな勢いで反り返っている

「ふふっ、魔理沙のおっきいね…はむっ…んっ…んぐ」

驚くことも無く、自然に私の男根を咥え込む。それにしても・・・
なんて艶めかしい顔をするんだろう。私の目を見ながら霊夢は前後運動を繰り返す
見てるだけで果ててしまいそうだ…そんな顔で見られたら・・・・
生暖かい舌のザラりとした感触が亀頭を撫で回す、もう耐えられそうにない
咥えられているという事実だけでも逝ってしまいそうだ・・・頭に靄が掛かってくる

「れっ、霊夢っ!…うぁっ!!」

ビュルッ、ビュクッ、クチュッ
咄嗟に霊夢の頭を掴んでしまい、弓なりに沿った私の体から、霊夢の口内へと精液が満たされていく

「んんっ、んむぅ!んっ…ゴホッ…」
「だ、出したばかりで…ちょっ」

唇の端から精液が垂れ、赤い袴に淫らなシミを広げていく・・・それだけで私はまた・・

「んぐっ…っぷは…気持ちよかった?」
「…うん、でもお前の顔見てると、また…」

霊夢の顔を見てるだけで出したばかりの男根が再び硬くなり始め、私の体は更に強く霊夢を求める

「魔理沙、とてもかわいい顔してる」
「お前、とてもエッチな顔してるぞ」

何か考えるような仕草をした後、霊夢は笑った・・・背筋がゾクリとする
あの目で見つめられるだけで…この淫らな体は反応してしまう

「それじゃ、魔理沙にもエッチな顔になって貰わなくちゃね」

白い手が私の肉棒を撫でる…その綺麗な手がリズムを刻み始めた
出したばかりなのにもう…霊夢の手は様々な快楽を目覚めさせてくれる

「熱い…魔理沙のここ、ヌルヌルになっちゃった」
「いい…いいよぉ…んっ」
「ふふっ…いい顔してる、淫らしい魔理沙」
「来るっ!…そろそろ来ちゃう!」

艶かしく光る手がネチョネチョと粘りながら肉棒に絡み付いて放さない
段々と速度が速くなってきて…もう…

「駄目っ!もう出ちゃうよぉぉぉぉ!!!」

っっっっ!? なぜか私の体が絶頂に到達することが出来ない、快楽の頂点まで後少しなのに
潤んだ瞳で下半身を覗くと、肉棒から霊夢の手が離れ自分の手を咥えて丹念に舐めていた
ぴちゅ…くちゃ…んむっ

「んむっ…美味しい、美味しいよ」
「はぁん…れいむ…早くぅぅ」

切ない…触って、早く弄って

「イかせて…お願い…もうこれ以上は我慢できないよぉ」
「どうしようかしら、でも魔理沙は変態だから迷っちゃうわ」
「魔理沙は変態だからっ!霊夢に見られてるだけで感じちゃう変態だからぁ!!」
「どうしたいの?変態さん」
「霊夢の手でアソコを擦って虐めてぇぇぇ!」
「ふふ・・よくできました、イっていいわよ」

再び肉棒に熱い感触が戻ってくる…クチッ、クチュッという音と共に激しい痙攣が下半身を伝染していく

「イっちゃうぅぅ!!ふあぁぁぁぁっっ!!!!!」

涎を垂らしながら霊夢の顔に向かって思いっきり精液が飛び散り、顔を汚していく
しばらくの間ぼーっとしていた霊夢だったが、頬を赤らめながら付着した精液を舐め取り始めた
私の中で背徳感がドンドン膨れていく…霊夢の顔、髪に付着した精液…霊夢汚してしまった
イケナイコト――――でもその事実が私の体を一層熱くする・・もしこの少女を犯してしまったら
もっと汚したい…霊夢が欲しい…心と体…霊夢の全てが欲しい…全部
体が熱を帯びてきて、もう止まらない

「もう、我慢できない」
「ちょっ、魔理沙!いきなり」

強引に霊夢を地面に這わせる、力が強すぎたせいで白い体に手の痕を刻んでしまった
ごめん…でも今の私はこういう愛し方しか表現できないから…

「やっ…魔理沙、痛いよ…」

目の前に霊夢のアナルが広がっている。そして私は…躊躇うことなくその穴に顔を埋めた
ピクンと跳ねる背筋が初々しくて…そそられる

「んむっ…クチュクチュッ…霊夢…美味しいぜ」
「ひぃぁ…そんな所舐めないで」
「お前の体なら何処だって舐めれる」
「舌がっ…お尻の中に入ってく・・ぅん」

霊夢は耐え切れなくなったのか逃れようとするが私の手が腰に絡み付いて離れない
更に深く舌先で舐めるたび痙攣するかのように快楽を感じている霊夢がいとおしい
舌が出入りするたびにクチュクチュと淫らな音を奏でる

「…お前…本当に可愛いぜ」

霊夢の震える手足を引いてて私の目の前に座らせる・・・白くて綺麗なうなじだ
たとえ吸血鬼じゃなくても味わいたくなる、この部分を

「お前を逝かせたい…犯したい…快楽に溺れさせたい…」
「ひゃぁっ…耳は許して…駄目っ!あんっ…噛まないでぇ」

耳を嘗め回した後、耳たぶを甘噛み…いい、ドンドン乱れていくのが解る
霊夢の髪の匂いをかぎながら胸のふくらみへと手を伸ばす
柔らかい…霊夢の体はこんなにも柔らかい…更に霊夢の喘ぎ声が私と高みへと誘う

「はぁっ!…いいよぉ、もっとぉ」

その言葉と共に更に荒々しく胸をもみしだく…今、霊夢の胸は私だけの物だ
コリコリッ…乳首を指で引っ掻いたり、摘んだり、捻ったり

「ひぃぁっ!先っぽに…んぅぅぅ!!」

私の腕の中で霊夢の体が弓なりに反り返る…堪らない…この感覚が
下腹部を撫でると、グショグショに濡れていた。愛液が止め処なく流れ出している
決めたんだ…今日は霊夢の全部を貰うって

「霊夢、尻を私のほうに向かって上げてくれ」
「んぅ……んっ…これで…いい?」

目の前でゆれる尻はどうやら私の肉棒を求めているらしい、無論私もそのつもりだ
さっきから一向に衰えを見せない私の股間で穴の付近にカウパー液を塗りつける

「しかしお前犬みたいだなケツを振りまくって」
「それはっ…魔理沙が上げろって…はんっ…」
「感じちゃってるんだよな?アナルで」
「はぅっ…そんなこと…」
「さっきから変な液が垂れ続けてるんだがコレはなんなんだ?」
「…ふぅぁ…それは…あぁ…」

思わず唇の端がつり上がってしまう、息を荒げて私の股間にアナルを押し付けてきている霊夢の姿
普段は他人に頼ることも求めることもしない奴が、今は私の体を求め懇願している
これ以上の精神的快楽はあるだろうか・・・始めて目覚めるこのサディスティックな感覚

ずぶっ!ズブズブ

霊夢の反応を待たず、特に声を掛ける訳でもなく、思い切りアナルに肉棒を挿入した

「ひぃ!?あぁあぁぁぁ!!?!」
「んっ…意外と狭いな」
「いやぁ!!!痛いよっ魔理沙ぁ!!ヤダぁぁぁぁ!!」
「凄く暖かいぜ……気持ちいい」
「抜いてっ…!!お願い抜いてぇぇぇぇ!!!」

苦痛に顔を歪める霊夢の表情も、痛みで痙攣する体も、今の私にはアドレナリンやドーパミンにしかならい

「止めてっ!!!こんなの…ひぃあっあぁぁぁ!!」
「んっ!もっと!…もっとだ!」

悲痛な叫びを無視して思い切り突き上げる・・・何度も何度も

「いいっ!吸い付いてくる…最高だぜ…」
「っっ!!!…ぅぁぁ…ぁぁっ」
「くうっ…下半身が破裂してしまいそうだ…はんっ…はっ…」
「うぅ…ぁぁ…やだよぉ…こんなのやだぁ……」

うわ言のようにつぶやく霊夢…だが私は構うことなく更に奥へと捻り込む
そのたびに未発達の体が激しい上下運動を繰り返す…揺れる胸、狂ったように震える体、乱れる黒い髪
下半身がもう我慢できない…もう駄目…

「イクからっ!!全部霊夢の中に出すからぁ!! ふぁあぁあぁあああああ!!!!」

びゅくっ!びゅるびゅる!!

反応を待つ間もなく霊夢の中へと精を注ぎ込んでいく…漏れることの無いよう奥へと搾り出す様に
しばらくの間、まるで痺れたかのように絶頂時の姿で四体を震わせていた霊夢だったが
まるで事切れたかのようにベッドへとその身を沈めた

「はぁっ…はぁっ……霊夢…大丈夫か…?」

荒い息を抑えベッドに倒れている霊夢の様子を確認すると……酷い状態だった…
さっきまでの快楽の余韻が嘘のように引いていく、快楽しか考えられなくなっていた思考と共に



涙の後を残し虚ろな瞳が何も無い空間を見つめていて


半開きになった口元からは涎が


乳首は擦れて真っ赤になり、その裸体には私が達するために掴んだ手の痕がくっきりと


アナルからは赤い血液と白い精液が混ざりながらベッドを汚していた


「霊夢!…おい霊夢!」


虚ろな瞳が私の方へとユックリ視線を合わせる……しかしそれも少しの間だけ
体を丸め込むと自分の体を隠すようにシーツに包まってしまう

今までこんな表情見たことなかった、そもそも霊夢が涙を流したことなんてあっただろうか
よくよく考えてみれば私の行為は強姦でしか無かった…汚したいという気持ちと傷付けたいという気持ち
どこで間違えてしまったんだろう。霊夢の痛がる声だって聞こえていたはずなのに

何でだよ…



――何で私は霊夢を気持ちよくしてやれないんだ――



違うな…気持ちよくなりたいのは私自身だからだろ?
痛がる顔を見て、震える声を聞いて…実際気持ち良かったよな?
自分自身への問いかけにも否定することが出来ない

よく今まで友達だなんて思っていられたな……
結局の所、友達どころか『性的興奮を感じる道具』とでも思っていたのかもしれない

霊夢を泣かせて、優しくしてもらったにも関わらず傷つけて
それでも…恥を晒すと解っていても、誤らなきゃ

「霊夢…」

手が肩に触れた瞬間、霊夢の背中がビクッと震える

「ごめん…」

私の声が聞こえてもなお、反応する気配は無い

「罵っても良い…嫌いになったって良い」

だけど・・・部屋には私の声しか響かない

「何とか言ってくれよ…」

霊夢の体を揺すり続ける…だけど静寂は揺るがない
どうしようも無い孤独と不安に駆られ、徐々に平常心が削れていく

「なんで…なんで何も言ってくれないんだよ霊夢っ!!」

ヒステリックに叫びながらシーツを思い切り剥がすと、そのまま馬乗りになり両手を拘束する

無理やり覗き込んだ霊夢の瞳には、さっきまでとは違い一つの意思が宿っていた



「お願いだ…そんな目で……そんな目で見ないで」


冷たい瞳ならどんなに良かっただろうか、嫌悪感の篭った瞳ならどんなに気が楽だったろうか

でもその瞳に映っていた感情は…





霧雨魔理沙に対する怯えという感情だけだった





「・・・・・・」

ゆっくりと拘束していた両手を離していく…もうどうしていいのか解らない
何も考えられなかった…辛いよ…いっそ無視してくれれば
そんな私に出来ることなんて一つしかないじゃないか…
ただ…惨めに泣くことだ

「なんで…泣いてるの?」

聞きたかった声…でも今は、苦しいだけだ

「ほんと、何で私泣いてるんだろうな…」

涙に濡れて視界には何も写らない

「泣かないで…」

二回目だ、この台詞を言われたのは…何でお前は…

「おかしいだろ!なんでお前はそんな言葉が言えるんだよ!!
 お前が泣いてるの知ってて、痛がってるの知っててやったんだぞ!
 自分が気持ちよく成りたい為に、お前の気持ちなんて何一つ考えないで
 怒ってくれよ…侮蔑してくれよ・・・」

じゃないと……情けなくてお前の顔を見ることなんて出来ない…

「約束したから…私の体なら使っても良いって
 気持ちよくしてあげるって」

解らないよ…お前が今何を考えてるのか全然わからないよ…
どうしてお前を傷つけてた私にそこまで優しく出来るんだ

腰に手が回されるとそのまま体を引っ張られ霊夢に覆いかぶさってしまう

「目を開けて…魔理沙は間違ってないよ」

暖かい腕が背中に回され私の体を包んでいく

「魔理沙が寂しいときはずっと傍に居てあげる、悲しいときはずっと抱きしめていてあげる
 だから自分を嫌いにならないで…」

胸が切ないほど熱くなった、霊夢の事が愛しい

「私も約束する、お前になら何されても良い。愛されても汚されても私は博麗霊夢の物だ」

嘘も偽りもこの言葉には無い。アイツと対等な条件じゃなきゃ駄目だ
対等な存在になりたい…私のことを見て欲しい

「何をされても…大丈夫?」
「ああ、霊夢の言うことだったら全てだ」

そう答えた途端、霊夢は私を抱いていた手を離して立ち上がる…

「ちょっと苦しいけど、我慢できる?」

痛みだろうか…我慢できる自信など微塵も無いが、私が霊夢にしたことを考えれば
私は自らが望んで罰を受けなければならない

「我慢できる、むしろ私の体に罰を与えてくれ…」
「心配しないで酷いことなんてしないわ・・・『縛!』」

ふぁっ!!、背筋に電気のような痺れが走ったかと思うと体からドンドン力が抜けていく
そうだった…アイツは転んでも只で起きるようなタイプじゃないのは今までの付き合いで良く解っている
この状態でもどうやら口だけは動かすことが出来るようにしてくれているようだ

「解った…ぜ…私に抱きついたとき…やったな?」
「さすが魔理沙ね、私との付き合いが長いだけの事はあるわ」

霊夢が抱きついてきたとき、まさか体に符が張られてるなんて思っても見なかったけどな
本当にしたたかな女だぜ…ひょっとしたら、私のこと怖がってたのも演技だったかもしれない
でもそんな事は良いんだ、今の私は霊夢の物だから

「ちょっと我慢してね」
「うっ…ん」

脱ぎ捨ててあったサラシを手に取ると、私の肉棒に巻き始める・・・擦れる感覚がやはり気持ち良い
霊夢の胸に巻いてあったサラシが……肉棒を締め付けて離さない
巻き終わった後、何かの符をその上に張り霊力を込めていく

「霊夢、こりゃいったい何なんだ?」
「絶頂と快楽へ貴方を連れて行ってあげるわ」
「う・・・・」

あいつのあの顔、艶を帯びたあの表情。期待と不安が頭の中を埋め尽くしていく
今更になって私エプロンと黒い服が剥ぎ取られ、小ぶりな胸を覗かせた

「可愛い胸…それに色白で細くて…ふふ」
「お、オイオイ何を企んでるんだ…」
「そうね、さしずめ射精封印という所かしら♪」
「・・・・」

大体想像が出来てしまった……もし予想通りなら痛みよりも…

霊夢の方はというと、リボンと足袋を脱ぎ捨てて髪を降ろしていた
全裸になった状態で座り込む

「…はぁっん…あぅ…っ」

自分の顔がドンドン熱を帯びていくのが解る、アイツ…一人でオナニーしてるんだ
中指で割れ目をなぞりながら淫らな笑いを浮かべている

「ふふっ、ねぇ見て魔理沙……ここ、こんなに潤ってネチョネチョしてる…ふぁっ」
「そ、そんな事言ったって私には」
「ふーん、まぁいいわ…それじゃ魔理沙のこと考えながらオナニーしようかな」

これはヤバイ…アイツが自慰することは大体予想していたんだが…
まさかオカズにされるとはまったく考えてなかった。そんな事されたら私の下半身だって我慢できない

「はぁっ…はぁっ…まりさぁ、気持ちいいよぉ」
「くぅ…股間が…」

お腹に当たるほど反り返っている肉棒だが、霊夢のサラシがキツク締め付けている
これだけでも興奮するんだ…でもアイツは射精出来ないように封印してしまった

「見てまりさぁ……あなたの事考えて指動かしてるだけで…頭の中が真っ白になっちゃうよぉ」
「こっ、こっちに向けないでくれ」

でも視線を逸らす事が出来ない。体を動かせないし、見ていたいと思う自分がいる
アイツの頭の中で私が汚されている…

「んくぅ…私は、淫乱な巫女だからもっと堕落しちゃうね」
「おっ、おい…私のホウキなんて持ってどうするんだよ」
「ここが…いつも魔理沙が座ってる辺りかな…」

霊夢はホウキに跨ると…股を締め付け始める

「んっ!…んっ!…アソコが擦れて気持ちいいぃ」

私のホウキを霊夢の愛液が濡らしていき…ヌメヌメと光りながらいやらしくなっていく
シュッ…シュッ…背筋をそり返しながらものすごい勢いでホウキを犯している
あのホウキ・・・私のお気に入りなのに

「あはっ…まりさのホウキ! きもちぃぃぃんぁぁぁぁ!!」

ブシュゥゥと股間から潮が吹き上げホウキを伝い垂れていく
あぁ、私のホウキが霊夢に犯されてしまった

「ひぁ…はぁ…次は…なんにしようかしら」

「れいむぅ…出せないんだ…助けてよぉ」

頭がボーっとして上手く考える事が出来ない位気持ち良い・・・霊夢にも私が喘いでいるのが聞こえているはずだ
でも霊夢は私の方を振り返る事無く壁に掛かっているマントへと足を進める

「すぅ……はぁ…んぅ…まりさの良い匂いがする…もっと嗅ぎたいなぁ」
「だめ…それは…」

アレは魅魔さまに貰ったものだ、サイズが大きすぎて外で着ることは出来ないけど
寒い日やお風呂から上がったときにはいつも見に付けている

バサッ!と音がすると、既に霊夢はマントを纏っていた
黒い布地の中にチラチラ見える乳房や陰部がものすごくいやらしい

「いい…なんか魔理沙に包まれてるみたい」
「ふぁっ…アソコが苦しい」
「んんっ!もっと強く抱きしめてっ…まりさぁ」

などと喘ぎながらマントでキツく体を締め付け始めた
……アイツはマントの事を私だと思ってオナニーを始めている

「きもちいよぉ…もっと胸とアソコを擦ってぇぇ……んあぁ」

両手に巻きつけたマントを胸と陰部に向かって激しく擦り付ける度に
魅魔さまにもらったマントが霊夢の淫らな液体で染め上げられ、黒いシミが広がっていく
今度会ったとき、どんな顔したらいいんだ…

「駄目っ!そんなとこ触っちゃ…出ちゃうよぉぉぉ~」

クリトリスに思い切り擦り付けて目の前で絶頂まで到達してしまう
切ない…この逝けない体を何とかして欲しい、このままじゃ…

「んっ…んんっ!…くぅ」
必死に動いて射精まで導こうとするが、まるで鍵が掛かったかのように後一歩の所で止まってしまう
私が意地でも出そうとしている隣で、霊夢は更に火がついたかかのようにエスカレートしていた

「突いてぇ!もっと私の淫らなお尻を突き上げてぇぇぇ!」

壁にホウキを立てかけてその先っぽを後ろの穴へと挿入している、しかもマントごと
ホウキ自体は私の男根よりも随分と小さいので苦も無くズブズブと中へ進入していくが
霊夢のあまりの変貌ぶりに瞳が奪われる、これじゃ淫乱を通り越して変態だ
でもその姿で私の股間は更に膨らむ…自分の物を汚されて私は喜んでいる

「駄目だ…アイツ見てると私もおかしくなりそう」
「ふぁっ!…ああっ!ああアぁァァ!!!」

今の霊夢は…狂気的なものすら感じる…容姿は霊夢なのだが本当にアイツかどうか解らない
でも私はそんな霊夢に惹き寄せられる、狂気すら感じる魅力に……
ひたすら大きく背中を反らせたかと思うと、涎を垂らしながら力なく倒れ込んでしまった

ふぅ…なぜか安堵してしまう、下半身は相変わらずの硬さを保っているのだが
とりあえず言えることは…今のアイツはヤバイ
だが、そんな安堵感も一瞬の事、視界の中の霊夢が四つん這いになり起き上がる

「はぁ…はぁ…まりさぁ…」
「れ、霊夢?いつものお前らしくないぜ?」
「あはっ…まりさがいる」
「やばいぜ…」

名前を呼んでもらうのは悪くないんだが、いつもと違うとかそういうレベルじゃ無くなって来てる
って考えてる場合じゃない、なんとかここから・・・

「動けたら苦労はしてないぜ」

体に張られた符のせいで体の自由は奪われてるんだった、なんて考えてる間に目の前まで霊夢が迫ってきている

「落ち着け霊夢、とりあえ…ひゃっ!?」
「んっ、くちゅ…んむんむ」
「ど、どこ咥えてるんだよ!」

いきなり足の指を咥えられた、上目でこっちを見てくる霊夢はそりゃ可愛いけど……
絡めとる様な舌の動きが足を伝いふくらはぎへ…そして太股へと

「つ……んっ…そんなとこ…舐めないで…」
「まりさの味がする…もっと、もっと欲しいよぉ」

太股を舐め尽した霊夢の目に映ったのは…さっきからその存在を主張してる私の肉棒
だって、アイツに足中舐められたら収まらなくなって……しょうがないじゃないか
でもその肉棒にはサラシが巻いてあるし何よりも射精すら封印されてしまってる
そんな私の思考は呆気なくかき消された

「ちゅっ…んむっ…」

サラシが巻かれていない剥き出しの亀頭にチロチロと小動物のような舌が伸びてくる
舐めて、キスして、棒と先との溝の間にも丁寧に舌を伸ばしてくる
一気に射精へと上り詰める体と精神だが、符がそれを許してはくれない

「んむっ…はむっ…はれ?でふぇこはいよ?」
「ひゃぅ……もう…ふぁぁ」

さっきから頭の中には深い霧が出ているのだが晴れる事は無く、ドンドン頭の中に溜まっていき次第に何も見えなくなってくる
そんな私の意識を知ってか知らずか霊夢は更に追い討ちをかける。

「んしょ!んしょ!どうしちゃったのかな?」
「ひぃぁ!!そんな…痛いけど気持ちいいよぉぉ!!!」

自分で封印したくせに、なぜか霊夢は射精しない肉棒を疑問に思いながら、マントで肉棒を包むと思い切り上下へと動かし始めた
素手ならまだしも、生地が硬いせいかむず痒い痛みと敏感な先端が狂おしい程に脳へと射精信号を伝達する
さっきから涙と涎が止まらない…本当に苦しい…頭が…

「ぅぅ・・れいむお願い!…このままじゃ気が狂っちゃうよぉぉ!!!」
「はれ?もっと早く擦らなきゃだめなのかなぁ…」
「あふぅ…ちが…アソコの…あふぁぁぁぅ!!」

さらに早く擦っていく・・・もう考えられない頭が狂ってしまうだ
脳が…目が…鼻が…口が…体が…全てが快楽を求めるために激しく活動する

「さ…サラシ!!とってぇぇぇぇぇ!!!!」
「えぅ!?」

私のあまりにも大きな声にびっくりしたのか、霊夢は急いで下半身のサラシを一気に解く
完全に頭の中が白くなる・・・焦らされた私の下半身はもう止まりそうに無い

「っぁぁぁぁっっっ!!!!」

あまりの気持ちよさに喘ぎ声すら上げる事が出来ない…そんな私の意志の代わりに肉棒が悲鳴を上げ
大量に射出される精液が目の前に居た霊夢の顔、胸、体全てに降り注ぐ
搾り出すだけ搾り出し、瞳を開けると、べとべとに濡れて放心状態の霊夢が座り込んでいた

ぼーっとした霊夢がの目が段々と覚醒する……そして最初に見せた表情が、落ち込んだ表情だった…

「悪い…髪とかベトベトにしてしまって、私も洗うの手伝うぜ」
「あー、またか…」
「どうした?なんか今日のお前全体的におかしいぜ?」

霊夢が疲れ果てたかのように私の隣に寝転がった、だから私もそれに続いて体を倒す…というか体動かないけどな

「はぁ…アンタだけにはバレたく無かったんだけど」
「さっきからため息ばっかりだな、年寄り臭いぜ?」
「うっさいわね、まぁいいわ。この際全部教えてあげとく・・・ただしもし他人に話すような事があれば」
「ぜ、絶対に話す事なんてないから、落ち着いてくれ」

今にも針が飛んできそうな緊張感が解け、お互い気だるそうに天井を見上げた。

「私ってさ、実は禁欲できない体質なのよ」
「いや…まぁ人間それぞれだし、生理現象って割り切ってしまえば良いんじゃないか?」
「微妙に違うのよね、何でか知らないんだけど性欲を溜め込むと変になっちゃうのよ」
「変になるって、具体的にどうなるんだ?」

疑問を投げかけてみたは良い物の、私には大体予測がついている

「さぁ?知らない」
「知らないって…お前なぁ」
「正直、記憶が飛んじゃうのよね。でもって気づいたら部屋とかベトベトになってるのよ
 今だって、何で私がこんな物着てるのか解らないし」
「ちょっとまて…ってことは一種のトリップ状態とか言う奴か? いや、二重人格ってのも有り得るな」
「まぁ、元はといえばちゃんと性処理してなかったのが原因なんだけどね…っと」

忘れられてたかと思ったが、どうやら覚えていたようで体の符を引っぺがしてくれた
思い出してみると最近やたらめったら博麗神社に人妖問わず入り浸ってたからなぁ……こいつも疲れでそれ所じゃなかったか

「それじゃ、どのぐらい性欲抑えると変になっちゃうんだ?」
「良くて五日…悪くて三日ね、大体からだの疼きでわかっちゃうのよ」
「お前さ…エロ過ぎるぜ」
「しょうがないでしょ、で…正直に話して欲しいんだけど、私は魔理沙に何やった?」
「うーむ、質問を質問で返して悪いんだが、お前の記憶いつ頃から飛んでるんだ?」
「たしか……魔理沙を射精出来ないようにしてから~、自分の体を弄り初めて…だっけ?うーん」
「あの頃からか、長いな」

もちろん私だって気持ちよすぎたりや何やらで記憶が曖昧なんだが、まぁ大体でいいなら覚えてる

「一言で表すなら、変態だな」
「うわっ…一番言われたくない」
「えーとだな…まずは「淫乱巫女だから堕落しちゃうね♪」とか言いながら」
「……もう駄目だその時点で」
「でもって私のホウキでオナニーした後、魅魔さまから貰ったマントでオナニーして
 自分の尻にホウキ突っ込んだり、偶然やって来たアリスをネチョネチョにして調教したり」

まぁ多少の嘘が入ってるがこの際気にしなくていいか

「私の足の指咥えたり、えらく甘い声だったな…言葉遣いも幼女って感じだったぜ」
「……笑っちゃうぐらい変態街道走ってるじゃない…」
「がんばれ変態ランナー」
「誰がランナーだ!」
「お、って事は変態ってのは認めるってことか?」
「アンタはあー言えばこー言う、まぁその話聞く限りじゃ否定出来ないけどね…はぁ」

よーやくいつもの霊夢らしくなって来たな。やっぱこいつはこっちの方が似合ってる

「まー要約すると、お前さんは性欲を溜め込んでしまうと記憶がぶっ飛んでしまって
 頭悪い感じの口調になってそこらのアイテム使ってオナニーしてしまう変態ってことだ」
「まとめて言われると、さすがにへこむわ…」

窓の外に目をやると、すっかり真夜中になっていた・・・月の光が明るい
それに、部屋の温度も思った以上に低くなっている、いや…体温が下がったのか

「そろそろ寝よ、電気消そうぜ」

霊夢が立ち上がり電気を消してくれた・・・・までは良かったんだが影が大きく広がったかと思うと
私の体を包み隠す様にマントを広げた霊夢が覆いかぶさってきた

「寒いんでしょ?体が震えてるわよ」
「そりゃ、素っ裸だしな、でも今は暖かいぜ」
「私が抱きしめてあげてるから」
「ま、そのマントは私のだけどな」

唇に暖かい感覚が生まれ首筋まで伸びる

「なんだか、吸血鬼にでもなった気分…さしずめ魔理沙は食べられる前の処女って所ね」
「食べてみるか?私は美味しいぜ」
「それじゃ、お言葉に甘えて…」
「召し上がれ」

目を閉じると唇に舌の感触を感じた・・・そしてそのまま唇をこじ開け口内へ・・・
舌と舌が絡み合いお互いの唾液が混ざり意識すらも溶け合いそうだ
私たちはお互いに息をするのも忘れて唇を貪りあう

「んむっ…ん……ぷはぁ……はぁ…ご馳走様、お嬢さん」
「はぁ…はぁ…どういたしまして、伯爵様ってな」

お互いに自然と笑みがこぼれる、今この時間が幸せでしょうがない

「それじゃ、お休み魔理沙」
「おやすみ、霊夢」

お互いに横向きになり、互いの体を四体で絡めとる、私よりちょっと大きい霊夢の体がほんのちょっと羨ましい
そんな霊夢の胸の中で甘い香りが眠気を誘う…

月明かりが安らかな寝顔を浮かべる二人を照らし出す
まるで姉と妹のような二人の姿を見る事が出来たのは空に浮かぶ月だけ


明日も…こんな日だったら……いい…な……






END






あとがき

どーも、名無しの中の人です
文なぞ殆ど初めて書きましたが難しいですな。妄想早漏で文章遅漏だったもので、難産でした。
エロやったつもりなんですがいかんせん内容が薄く
何か色々勝手な事やっちゃってますが自分のオナニーを文章化しただけなので
最後に、読んでいただいた方々有難うございます


そして妖夢素股ーな方々に一言
               がんばれ


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2307d)