<作品の注意事項>

・この作品はエロスレ17の907氏の発言を元にして作られています。

・この作品は『騒霊三姉妹の一週間 ~月曜日~』の続きです。最初にそちらをお読み下さい。

 以上を了承した上で読んで下さい。本文はもうちょい下から始まりますよ。

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「行ってきま~す」
 その日の昼過ぎ、メルランは玄関でそう呼びかけると、幻想郷の麓へと出かけていった。
「ん? メルランはどこに行ったんだ?」
 妹の声を聞いて玄関へとやってきたルナサが、首をひねる。
「メルラン姉さんなら、友達の家へ行くって言ってたよ?」
 同じく玄関へ来たリリカが、ルナサの疑問に答える。
「友達? …ああ、あの人形使いか。それにしても、メルランはもう少し落ち着いて行動出来ないものか…」
 呆れたような口調で、開け放たれたままの玄関の大扉を見つめるルナサ。
「まあまあルナサ姉さん。メルラン姉さんは元気なだけが取り柄なんだから」
「そうか……」
 『だけ』という言葉が気になったが、とりあえず頷いておいた。
「それはそうと…リリカ。メルランと仲がいいのは別にいいけど、布団に地図を作るまで『する』のはどうかと思うぞ?」
 そのまま背後にいるリリカに、ルナサは語りかける。
「え~? だって、メルラン姉さんすっごく上手なんだもん…我慢する方が無理よ」
「だからってな、リリカ―――」
 そう言いながら振り向くルナサだったが、そこには既にリリカの姿はなかった。
「…やれやれ」
 ルナサは軽く頭を振ると、自分の部屋へと戻っていった。


  *  *  *


「ん~……よし、出来た」
 幻想郷の何処かにある、アリスの家。その中で、アリスは人形作りに励んでいた。ちょうど一体出来上がった所だ。
「相変わらず素晴らしい出来ね。この都会的な格好がシビれるわ」
 自画自賛。アリスは出来上がった人形を窓から入る光に映し、じっくりと眺め―――

 ガンガン!!

 …窓を叩くトランペットの音に、我に返るのだった。
「アリスちゃ~ん、遊びに来たよ~」
「ああもうメルラン! 分かったからトランペットで窓を叩くのは止めて…」
 急いで窓に近付き、開け放つ。そこに居るのは、にこにこ微笑みながらトランペットを振りかぶっているメルラン。
「こんにちわ~」
「こんにちわ、メルラン。どうぞ上がって、玄関から…」
「うん」
 小走りで玄関へ向かい、ややあってからメルランはアリスの居る部屋へ入って来た。
「ア・リ・ス・ちゃ~ん!」
「きゃあっ!」
 がば、と覆い被さる様にアリスへと抱きつくメルランを、アリスは必死に受け止めた。
「ふふふ~アリスちゃんお久し振り~」
 そのままアリスの胸に顔を埋め、すりすりと擦りつける。
「もう、メルランったら……そんなに甘えないでよ…」
「ん? 何で? アリスちゃんも嬉しいでしょ?」
「……まあ」
「だったら無問題なのだ~!」
 ぐりんぐりんとアリスを押し倒さんばかりの勢いで、アリスにじゃれつくメルランを、困った顔をしながらもアリスは笑って迎えるのだった。

「ねえねえアリスちゃん、エッチしよっ♪」
「………………」

 真っ昼間からこんな台詞を言えるのも、彼女のいい所…アリスはそう思う事にしていた…


  *  *  *


「ん……んふ…ぁ…」
「ちゅう…んは、はぁ…」
 アリスの寝室で、二人は服を脱ぐ間ももどかしく、唇を重ねていた。ちゅぷちゅぷと舌を絡ませながら、互いの服をゆっくりと脱がしていく。
「んは……アリスちゃんの体って、綺麗だね…」
「…んぁ……そ、そう……?」
 やがて二人の艶やかな肢体を隠すものは何も無くなる…かと思いきや、アリスはメルランの手が自分の下着に到達する事を拒んでいた。
「ん…どうしたの、アリスちゃん…? パンツ脱がないと、アソコが見えないよ…?」
「ちょ…ちょっと恥ずかしい、かなって……」
「も~。私は脱いでるのに、ずるい~」
「…ごめん。でも…」
 アリスの顔は真っ赤に染まっている。それを見たメルランの顔は、悪戯を思い付いた子供のそれと同じだった。
「ま、別にいいか。別に下着穿いてても、アソコは弄れるし…♪」
「え………んあぁぁん!!」
 びくん、とアリスの体が震える。メルランの手がアリスの下着に入り込み、直に性器を刺激していた。
「あは……アリスちゃん、もう濡れてる…♪」
 メルランが少し指を動かすと、そこからはくちゅくちゅという音が漏れていく。
「んはっ、ああっ、くぅんっ!!」
「ぴくぴくしてる…♪ アリスちゃん可愛すぎだよ…♪」
「や、あはぁっ! メ、メルランっ…! そ、そこばっかり弄らないでぇ…!」
「え~? どこを弄って欲しいの~?」
 涙を零して懇願するアリスに、わざと分からないフリをして焦らすメルランは、舌を使って鎖骨の辺り、臍の少し上辺りを舐めた。
「ひあっ…! そ、そこじゃないよぉっ…! もっと、違うトコっ………おっぱい、舐めてぇっ…!」
 メルランの焦らしに耐えかねたアリスは、その場所を言う。それを聞いたメルランは、また微笑むと乳首に歯を立てた。
「やはあぁぁあぁあんっ……!! きゅ、急に、歯、立てちゃっ…きゃふぅっ!!」
 すかさず今度は吸い上げる。種類の違う二つの刺激に、アリスの体は翻弄されていく。
「ん…ちゅぴ……♪ ふふ、アリスちゃん…もうアソコがぐちゅぐちゅだよ…? パンツ穿いてる意味が無いね…♪」
「あひぃ……ひぃ、く、ぅ……♪」
 メルランはアリスの胸を愛撫していた時も、ずっとアリスの秘部を弄り続けていた。その所為か、アリスの下着は秘唇の部分が完全に透け、下着と股の間から、つうっ…と愛液の雫が滴っていた。
「ん…? 聞こえてない? …ふふ、それじゃ、おマメさん、剥いてあげるね?」
 そして、メルランはぴくぴくと勃起していたアリスの花芯を慣れた手つきで、くりっ、とその内部…少女の一番敏感な部分を晒し、爪で引っ掻いた。

「!! んきゃああぁぁあぁああぁぁぁあーーーーーーーーー!!!!!!」

 ぷしゅうっ!
 その衝撃によって、一瞬にして最高値に達したアリスの性感は、彼女に潮を噴かせる。アリスは涙と汗と愛液で濡れた体をメルランに預ける様にくず折れた。
「は、ぁう………メル、ラン……」
「イッちゃったの…? 可愛い可愛い~♪」
 荒い息を吐くアリスの頭をぐりぐりと撫で、メルランはアリスを抱きしめる。そして、そっと耳打ちをする。
「もう一回………ね?」
 そう言いながら、アリスの耳朶を食む。アリスはぴくっと体を振るわせ、こくんと僅かに頷いた。


  *  *  *


「ただいま~」
 日が沈み始めた夕刻。元気な声を上げてメルランが帰宅した。
「ああ、お帰り。そろそろ晩御飯の支度をするから、手伝ってくれ」
 それをルナサが迎え、メルランはそれに続く。こうして三姉妹の一日は過ぎてゆくのだった。


  *  *  *


「……はあ」
 夜。自分の部屋に戻ったルナサは、思い切りベッドに体を預けて溜め息をついた。いつの世も長男、長女というものは兄弟姉妹の悩みが尽きないと言うが、ルナサも例に漏れずそんな長子だった。
「リリカもメルランも、もう少し恥じらいとか慎みとかいうのを持ってもらえないかな…」

 特にルナサが悩むのは、妹達の『エッチな事』に関する悩みである。
 自分だって妹達と『する』けれど、こういうのはもっと―――何と言うか、『秘め事』の様な背徳的な響きと言うか、こっそりやる悪戯の様なドキドキ感、禁じられた遊び、恥じらいを含んだ―――そんな感じの元で行われる『行為』が自分には合っている…とルナサは思っていた。
 しかし、そこら辺がどうも妹達とは違うのだ。妹達は、こと『行為』に関しては良い意味でも悪い意味でも開放的というか奔放というか―――リリカは気持ちよくなれるんだったらお漏らししても何ら悪びれる事が無いし、メルランは今日の夕飯の席で、昼にやったアリスとの情事を事細かに説明してくれやがったし―――

「……う」
 ―――でも、一番問題なのは、そんな妹達の色話を思い出して、体が疼いてしまう自分なのかもしれない―――と、ルナサはしっとりと湿ってきた下着に触れながら、思ったのだった…


「っ…は、ぁ……あっ……」
 服を脱ぐ間も惜しく、ルナサは一人行為に耽っていた。下着の上から秘裂を指で押せば、じゅわん、と愛液が溢れてくる。一旦その指を離して、口に咥えて舐める。自分のしょっぱい体液が、口の中に広がってゆく。その間、もう片方の手は服の上から胸を弄っている。
「はぁ、んっ……くあ……」
 それだけでは足りなくなってきたルナサは、ボタンを外し、服を脱ぎ始める。皺になるのも構わずに、剥ぎ取る様にシャツを脱ぎ、あまり大きいとは言えない乳房を揉みしだいた。
「んあっ…! ひゃ、ふぅんっ……!」
 ルナサは喘ぎながら今度は下着に手を伸ばし、脱がそうとする。くしゃくしゃに丸まった下着が、ベッドから零れ落ち、床に転がった。
「んくうぅぅううう……!!」
 そして、晒された秘唇を指でなぞる。ぴりぴりと電気が体中に走る様なその刺激は、ルナサの考える『恥じらい』というものを忘れさせる。
「くぁんっ!! やっ! ひうぅっ…!! ああぁあぁーーー………!!」
 気がつけば、ルナサは両手を使って割れ目を弄くっていた。体を仰け反らせ、虚ろな目で涎を垂らしながら一心不乱に自慰に耽る。指を激しく上下させ、爪を立てて膣壁を引っ掻く。割れ目からは、ぬちゃぬちゃという音を立て夥しい量の愛液が流れ出し、シーツを汚す。それでも足りなくなったルナサは指を菊座に挿れ、ぐりぐりとその中を掻き回した。
「あぁあっーーー!! んぁぁああぁあああーーーっっ!! イクっ……! イクうぅっ………!!」
 びくっ! びくくっ……!

「あはあ゛ぁぁあ゛あぁあぁ゛ぁああぁ゛ぁああ゛ぁああ゛あ゛ーーーーーーーーー!!!!!!」
 ぷしゃっ…ぷしゃあぁっ……

「ぁ………ああぁぁあぁ……」
 がくがくと全身を震わせ、ルナサは達する。その後も絶頂の余韻で、しばらく動けなかった。

 だから、少しだけ開いたドアの隙間から部屋の中を覗く目があった事を、ルナサは知らなかった…


  *  *  *


『はぁ、んっ……くあ……』

 姉の部屋から聞こえてくる淫らな声に、リリカはほくそえんだ。
「うふふ…姉さんやってるやってる……」
 姉が妹の事を知っている様に、妹も姉の事を知っている。ルナサは奥手ではあるが、その実意外とエッチに関しては激しい―――リリカはそう思っている。実際それはその通りで、現にドアの隙間から見た姉の痴態は、リリカを興奮させるには充分過ぎる程の色香を放っていた。
「あは…姉さん、そんなにがっついて………私も、濡れてきちゃう…♪」
 リリカはドア近くの壁にもたれかかり、廊下に座り込んだ。そうしておもむろに足を開くと、高鳴る鼓動を抑える事無く、うっすらと縦線が入った下着に指を這わせた。
「んくっ……」
 思わず声が出そうになる。聞かれてはまずいので、片手で口を押さえ、もう片方の手だけで『行う』事にする。
『んあっ…! ひゃ、ふぅんっ……!』
「ふぅんっ……はふ……はんんぅ……」
 廊下に漏れ聞こえるルナサの嬌声に合わせる様に、指を動かす。そうすると不思議なもので、何だか姉と睦み合っている様な感覚に陥るのだった。
『んくうぅぅううう……!!』
「くふんっ…! んぅ……!」(んふうぅっ……!! あ、ね、姉さん、そんな、激しくっ……!!)
 リリカの頭の中では、ルナサがリリカの秘唇をじゅるじゅると音を立てて吸い上げている所だった。実際は、リリカが自分の指で秘裂を掻き回しているのだが。
『くぁんっ!! やっ! ひうぅっ…!! ああぁあぁーーー………!!』
「ふうぅ……! んふっう……!!」(ああぁああっ……!! ね、姉さんっ…! 気持ちいいよおっ………!!)
 声を出せない事で、リリカの性感はより一層高まっていった。下着はもうずぶ濡れで、股間にぴったりと貼り付いている。
『あぁあっーーー!! んぁぁああぁあああーーーっっ!! イクっ……! イクうぅっ………!!』
「ぅふうぅーーーっ!! ふぐうぅぅううーーー………!!!」(私もイクっ…! イッちゃうよおぉっ………!!!」
 ぱちぱちと、リリカの中で火花が散る。それは、もうリリカに限界が近い事を意味していて―――

『あはあ゛ぁぁあ゛あぁあぁ゛ぁああぁ゛ぁああ゛ぁああ゛あ゛ーーーーーーーーー!!!!!!』
「んんん゛んんん゛う゛ぅぅぅ゛うううぅう゛ぅぅぅうううぅ゛ーーーーーーーーー!!!!!!」
 びくんっ! とろ……とろぉ……

『ぁ………ああぁぁあぁ……』
「ふうぅうぅぅううぅ……」
 ルナサが達したのと同時に、リリカも絶頂を迎えていた。
「あは…♪ 姉さん、凄かったぁ……♪」
 恍惚の表情で、しとどに濡れた自分の指を見つめるリリカ。
「ん……ちゅぷぅ…」
 リリカはそれを愛おしそうに舐めとると、ゆっくりと立ち上がり、ルナサに気付かれない様にそっと自分の部屋へと戻っていった。







 続く










<後書きパート2>

 はい、火曜日です。何だかメルランの性格が変に明るかったり喋り方が妙に違ったりするのは仕様で す(ぇー
 更に展開が強引だったり早足だったりするのも仕様です。来るべき時(?)の為に、ちゃっちゃと進 めてます(ぉ

 ついでに設定。
 このSSでは、三姉妹は既に互いにネチョネチョ済みです。一応全員非処女です。これについては後 程のSSで詳しく。…って、その割には前回リリカの経験は浅かったのですが…
 アリスもメルランとネチョネチョ済みです。
 個人的には、

 ・ルナサ…奥手だが、いざとなると結構激しい。妹達が性に奔放な事をこっそり羨ましがっている。
      ツボに入ると乱れまくる。
 ・メルラン…エッチ大好き。周りも巻き込んで大暴れ(?)。アリスの友達。知識が豊富。
       と言う訳で(?)普通に淫乱w
 ・リリカ…経験は浅いが、好奇心旺盛。その所為か、『行為』に関する呑み込みは速い。
      潜在的淫乱度はトップクラス。って、何それ…

 でお願いしまs(ターン


 書いた人パート2:謎のザコ


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2301d)