<作品の注意事項>
・この作品はエロスレ17の907氏の発言を元にして作られています。
・この作品は『騒霊三姉妹の一週間 ~水曜日~』の続きです。最初にそちらをお読み下さい。
・ふたなりが含まれます。苦手な人は注意して下さい。
以上を了承した上で読んで下さい。本文はもうちょい下から始まりますよ。
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「むぅ~」
その日、リリカは少々おかんむりだった。というのも、昨日シーツを汚した件で、またルナサに小言を言われたのだ。
「だって、気持ちいいものはしょうがないじゃないのよー」
部屋のベッドでごろごろしながら姉への文句を言ってみる。自分だって一昨日、あんなに激しいひとりエッチをしていたではないか。怒るのは筋違いだ。
「なーんて言っても、姉さんは聞かないだろうし…」
何だか凄く納得がいかなかった。それでもリリカにはどうする事も出来ないので、こうして誰も居ない所で文句を言うしか…
「ふふふ~。聞いたわよ、リリカ~」
「………わあっ!?」
急に聞こえた声に驚き、がばと起き上がる。すると、そこに居たのはメルランだった。
「ね、姉さん…? いつの間に…?」
「ん? ちょっとドアが開いてたから近付いてみたら、リリカが何かぶつぶつ言ってるのが聞こえてね?」
「ぅ……」
聞かれてしまった。この姉は何と言うだろうか? まさか告げ口されるなど…
「全く、姉さんにも困ったわよねぇ?」
「…え?」
しかし、メルランの口から出た言葉はリリカの予想を裏切るものだった。
「姉さんはエッチに関してはお堅いものねぇ~? 別に未経験って訳でもないのに、何でかしら?」
「……さあ」
メルランの言動には、リリカもたまについていけない。そう思っていると、メルランはまたとんでもない事を言った。
「そうだ! 姉さんに悪戯してあげましょう♪」
「…ね、姉さん?」
「それもエッチなやつ! 姉さんがもっとエッチに関して寛容になれる様に、エッチに慣れて貰うのよ!」
「………」
別にルナサはエッチに慣れてないという訳では無いのだが。リリカはそう言おうとしたが、こうなったメルランは誰にも止められない。
「リリカ、ちょっと待っててね! 今うってつけのおもちゃ、持ってくるから!」
言うが早いか、メルランは走って部屋から出て行った。後に残されたのは、開かれた部屋のドアを呆然と見つめるリリカだけだった。
「じゃ、じゃ~ん!」
リリカの部屋へと戻ってきたメルランは、手に何かを持っていて、それを誇らしげにリリカの目の前に差し出した。
「何…? これ」
リリカはそれを見る。見た感じ黒い革製のパンツだが、内側になにか突起の様なものが付いている。
「これってスグレモノなのよ? ルナサ姉さんなんてイチコロよ!」
殺してどうする、と心の中でツッコみながらも、リリカはそれを受け取った。
「それじゃあ、使い方を教えてあげるね?」
そう言うと、メルランはリリカにもう一つ何かを渡した。それは、何かのリモコンだった。
* * *
昼過ぎ。メルランはアリスの家に遊びに行ってしまい、屋敷にはルナサとリリカだけになる。
「『頑張ってね♪』……なんて言われてもねぇ…」
リリカは部屋で、メルランに貰ったパンツを眺めていた。そもそも、問題はこのパンツをどうやってルナサに穿かせるのだろうか。こんな怪しいパンツ、穿いた瞬間に違和感を感じてしまうだろうに。
「む~…」
考えても、いいアイデアは浮かばない。気分を変えようと思い、リリカはパンツをポケットに入れると、居間へと足を向けた。
「………」
チャンスというものは、いつ巡って来るか分からないものだ。そして、リリカの目の前では、今まさにその瞬間が訪れていた。
「…すぅ……すぅ……」
ルナサが居間のソファに座って、寝息を立てている。お昼寝だろうが、起きる気配は無い。
「………」
唾を呑み込む。リリカは恐る恐るルナサの足に手をかえ、下着を持ち、ゆっくりと脱がしていった。
「……ん~……んん………」
その時ルナサの体が動いたが、それは寝返りの様だ。少し驚いたリリカは先程よりも慎重に、脱がせた下着の代わりにメルランから受け取ったパンツをルナサに穿かせた。
……カチッ
そして、脱げない為に装備されていた鍵を掛ける。これで、鍵が無ければパンツが脱げなくなる。
「…ふう」
一連の作業を終わらせると、リリカは安心して一息ついた。
その後は楽なものだった。姉にパンツを使ってどんな悪戯をしてやろうかと考える。リリカが何だかワクワクしてきたその時、ルナサの体がゆっくりと起き上がった。
「ん~………リリ、カ……?」
寝惚けた表情でリリカを見るルナサ。まだ下着をすり替えられた事には気付いていないらしい。
「あ、おはよう姉さん。よく眠れた?」
「ん、あ……そうか、眠ってたのか…」
ルナサは目を擦って立ち上がると、うぅんと背伸びをした―――と。
「ん………? 何だ、これ……?」
自分の下半身の違和感に、気付いた。
「な、何だ? この下着……私のじゃないぞ!?」
慌てて下着に手をかけるが、鍵が掛かったそれは脱ぐ事が出来ない。
「こ、これは…!? リ、リリカ! お前何か知らないか………っ!?」
「ふふふふふ………」
リリカの顔を見たルナサは、驚いた。その目は、捕らえた獲物をどうしてやろうかと考えている狩猟者を思わせたからだ。
「あはは……姉さん、諦めなよ…? そのパンツ、この鍵が無きゃ、外せないよ?」
リリカは笑いながら、ルナサにパンツの鍵を見せた。
「なっ………そうか。何かは知らないけど、リリカの仕業なんだな…?」
「うん、まあね」
「…なら、その鍵、渡して貰うぞ……!」
ルナサが、リリカに飛びかかる―――
「……あはは」
リリカは笑うと、その手に持っていたリモコンのスイッチを押した。
「!! あぁあっっ!?」
次の瞬間、下半身に衝撃を覚えたルナサは足をもつれさせ、床に転んだ。
「はっ…あっ…! な、に、コレっ……!!」
股間を押さえるルナサ。よく聞けば、『ぶぶ、ぶぶぶぶ』という低いうなり音が下着から聞こえてくる。
「姉さん、どう? いきなりアソコに入ってくるっていうのは…?」
「くっあ……! い、一体何が…!?」
そのパンツの内側に付いていた突起とは、バイブだった。しかし、ただのバイブでは無く、それは魔力によって伸縮自在、動きも思いのままという魔道具だった。リリカは、内臓されたバイブを急激に膨張させ、振動させているのだった。
「あは…ちょっとした悪戯だよ…♪ 姉さんの固い頭を少し柔らかくしてあげようと思ってね…♪」
「なっ…何だそれっ…!」
「例えば、お漏らしくらいどうって事無いみたいな、ね…♪」
「……!」
リリカは倒れているルナサの前に座り、その顔を覗き込んだ。ルナサの目は、驚きに見開かれていた。
「そういう訳だから…まあ、しばらくはこのままかな?」
「ちょっ……リリカっ……!」
「それじゃ、頑張ってね~♪」
「待ってっ……んあぁぁあ!!」
リリカの後を追おうとしたルナサだったが、再びの下半身からの刺激に、動く事が出来なくなった。
* * *
かしゃんっ……
「んはっ…」
「姉さん? 大丈夫?」
「ん…だ、大丈夫よ、メルラン…」
あれから数時間。ルナサは何度も下半身から来る刺激に苛まれていた。今も、夕食の皿洗いをしている時に『来て』、思わず皿を落としてしまった。メルランに気付かれないかと内心焦っているルナサは、この悪戯の張本人がメルランだという事も知らずに耐えていた。
* * *
「くっ……はあっ…」
部屋に戻ったルナサは、堪らずベッドにうつ伏せに体を預けた。静かな部屋に、微かにバイブの振動音が響く。
「んぁっ……やっ、ああぁあ………」
ルナサの精神は、限界に来ていた。幾度となく繰り返される快感は、しかし達する前に途切れる。
そう、ルナサはこのパンツを穿かされてから、一度もイかされていなかった。
パンツを脱ぐ事は出来ないし、自分で弄ろうとしても、固い革製のそれは指では刺激を伝える事が出来なかった。
「……もう……駄目ぇ………誰か…イカせて……」
涙を零して、声を震わせながら訴える。しかし、こんな小さい声では誰にも届く事は―――
「姉さん……」
「………え………?」
その声に、顔を上げる。するとそこには、リリカが立っていた。
「リ…リカ……」
ルナサはのろのろと立ち上がり、リリカに近付く。リリサもルナサに近寄ると、そのふらふらの体を抱きしめた。
「ご苦労様、姉さん…もう悪戯は終わり、だよ」
リリカは鍵を取り出すと、パンツの鍵を開ける。ずるり、とバイブがルナサの膣から抜け、床に落ちた。
「あっ……」
「だから今度は…私が、直接姉さんとエッチするの…」
「リリカっ…んっ……」
唇を、塞がれる。そのままルナサはベッドに押し倒された。
「姉さん、足開いて…」
「うん…」
リリカに言われるまま、ルナサは足を開く。数時間に渡って責め続けられた秘部はどろどろに濡れ、汗と愛液が混じった独特の芳香を放っていた。
「うわぁ~、姉さん凄いぐちょぐちょだぁ…♪」
「んっ…だって、リリカがっ…」
「んふふ~」
リリカは少し思案顔になると、こう言った。
「久し振りに…おちんちんでシない?」
その言葉を聞いたルナサは少し驚いた顔になったが、すぐさま瞳を潤ませて訴えていた。
「…うん……リリカのおちんちん、私のアソコに欲しい…!」
「分かった。ちょっと待っててね…」
そう言って、精神を集中する。
騒霊は、厳密には幽霊や亡霊とは違う。彼女達は、今は亡き四女レイラ・プリズムリバーが『想い』によって生み出した存在である。だからだろうか、彼女達自身も『思い(イメージ)』によって、ある程度自分の肉体を変える事が出来た。
「ほら…姉さん、おちんちんだよ…」
そうして生やした、男性器。クリトリスを基にして構成されているので、あくまでも擬似的なもの。当然生殖機能は無い。しかし、精液の様な白濁液は出る。
そして、リリカのそれを見たルナサはすぐさま起き上がり、それにしゃぶりついた。
「はむっ、じゅぷ、ちゅうっ……じゅるう…」
「んもう…そんなにがっつかないでよ…」
「ふむっ……ぷはあ…♪」
リリカの肉棒は、ルナサの口淫によって濡れ光り、先からは透明な汁がじくじくと滲み出していた。
「あはっ…姉さん、気持ちいいよ…♪ ほら、私のおちんちん、姉さんに挿れたくて、びくびくしてる…♪」
「うん…だから、早くぅ……リリカのおちんちん、挿れてぇ……♪」
ルナサは、どろどろになっている割れ目を自分の指で押し広げてみせた。中までよく見える。
「…いくよ」
リリカはルナサの入り口に肉棒を宛がい、腰を落とした。
ずぶちゅうぅうぅぅうぅぅぅううぅぅうぅう………!!
「ん、はああぁあぁぁああぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁああぁあぁ♪」
「あ、入ったあぁあああぁあぁぁぁああぁあ………!!」
リリカの肉棒は、一瞬にしてルナサの中に収まった。熱いぬめりが肉棒を包み、膣襞がきゅうきゅうと締めつける。
「うああぁぁ…! 姉さんの中、熱くて、狭くてっ……!」
「あはあぁぁああ…♪ リ、リリカの、凄いっ、凄いのおぉぉおおぉぉおぉ♪」
一度挿れてしまえば、もう止まらなかった。互いの性器をより深く貪る為、どちらともなく腰を振り始める。
ずちゅっ、ぐちゅっ、じゅぷっ……!
「んあっ、あっ、あっ、あっ……! ね、姉さんの中、気持ちよすぎるのおぉおおぉお……!! もっと、もっといっぱいずぽずぽしたいよぉぉおおぉぉおぉ♪」
「んあはああぁぁぁあああ♪ いいよっ……! リリカの好きなようにしてっ……いっぱい、いっぱいずぽずぽしていいよっ……♪」
部屋に、重く湿った汁音と少女の喘ぎが響く。まるでそれしか知らないかの様に、ただひたすら腰を打ち付け、抽送を繰り返し、唇を重ね、乳房を擦り合い、抱きしめ合う。
「ね、姉さんっ…! もうイクっ……! 出すよっ……姉さんの中に、全部出しちゃうよぉっ…!!」
「あはっ……出してっ……!! 私の中に、どぴゅどぴゅって全部出してえぇえぇぇええ……♪」
「んんんんんっっ……!!」
リリカは渾身の力で、ルナサの最奥に肉棒を叩きつけ―――
―――どぴゅうっ! びく、びくびくんっ……!!
「「ひぁあぁぁああぁああぁああぁああああぁあああぁぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!」」
どくっ……どくっ……
精を、放った。ルナサの膣で行き場を失った分が、結合部から溢れ出す。
「あ……あ……♪」
「うあ……あぁあ……♪」
ぴく、ぴく、と体を震わせ、繋がったまま二人は蕩ける様な快感を体中で感じていた。その時。
ちょろおおおお………
「あ……姉、さん……」
「ふああぁああ……♪ あは、ああぁああぁぁあ……♪」
リリカは、自分の肉棒が温かい液体に濡れるのを感じた。ルナサが、挿入されたまま小水を漏らしていたのだ。半日近くあのパンツを穿き続けていたルナサは、トイレに行く事が出来なかったから…
「ぁああぁああ…♪ んああぁぁああぁあ………♪」
自分のしている行為に気付いているのかいないのか、ルナサは恍惚の表情を浮かべたまま、艶声をあげ続けていた。
* * *
「今日もいい天気ねー、姉さん」
「……ああ……」
「洗濯物もよく乾くわね~」
「……ああ……」
「大きいのも安心ね~」
「………ああ………」
次の日。中庭にはリリカとルナサが居た。いつもと違うのは、うな垂れているのがルナサという所だろうか。
今日も幻想郷は概ね平和である。粗相など、大した問題ではないのかもしれない。
続く
<後書きパート4>
いかん、このままではルナサがマゾ奴隷だ!w 後メルランがはっちゃけ過ぎぎ。
ふたなりの仕組みについては、そんな迷信(ry
そしてここで火曜日の後書きの補足。全員ふたなりになるので、もう既に姉妹間で開通は済んでいる 訳です。
この話を書いてる途中、パソがフリーズして半分以上話がロストしましたとさorz
書いた人パート4:謎のザコ