<作品の注意事項>

・この作品は、18禁です。

・この作品は、東方エロスレ8の116の名無しさんのネタを拝借して書いたものです。

 以上を了承して読むという人は、もうちょい下に進んで下さい。

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 火車 ~藍の章~


(あらすじ)
 八雲家は貧困に喘いでいた。この状況を打開すべく、藍と橙はアルバイトをする事になった。橙は紅魔館に行き、何とか初日の勤めを果たした。一方その頃、藍は………


「…失礼します…」
「おう、来たな。ほら、入りな」
 魔女に促され、家へと入る藍。その中は、何とも分からぬマジックアイテムばかりだった。
「さ、こっちだ」
 そのまま奥の部屋に連れて行かれる。そこは、魔理沙の研究部屋だった。
「それで? 何をすればいいんだ…?」
「…これだ」
 そう言って魔理沙が差し出したのは、真っ黄色の怪しい薬。
「……これは」
「これはな、疲れを吹き飛ばす薬だ。これ一本でどんな疲れもすっきり爽快。これさえあれば、何回やってもOKだぜ」
 何をやるのかは敢えては聞かなかった。
「……これを飲むのか……?」
「ああ、そうだ。だけど、その前にな」
「?」
「家の掃除と草むしりをやってくれ」
 魔理沙はさらりと言った。
「何ぃ……!? 何故そんな事をしなければならないのだ!?」
「だってさ、疲れてないと効き目があったかどうか分からないだろ? だから、思いっきり疲れるように、な?」
「契約内容と違う!」
 藍が声を荒げて抗議すると、魔理沙は薬をしまいながらこう言った。
「別に止めてもいいんだぜ? その代わり契約はナシだ」
「ぐっ………!!」
「それでも、いいんだな?」
「………………………分かった、やる…やる、よ………………………」
 湧き上がる激情を抑え、辛うじてそれだけを喉の奥から搾り出すと、藍は草むしりに向かった………


「ご苦労様。お陰でキレイになったぜ」
「………そりゃ………どうも………」
 疲れ果て、へたり込む藍。草むしりはどちらかと言えば稲刈りに近かったし、掃除も年末にやる規模と同等だった。
「それじゃあ、次は食事を作って貰おうかなあ」
「………っっ!!」
「そんなに怖い顔するなよ。お前さんも食べていいからさ」
「………」
 そして藍は、久し振りにまともな食事を食べた。

「さ、ぐぐっと」
 食後、藍の前に差し出される例の薬。
「…ええい、ままよ」
 観念した様に、藍は薬をぐいっと一気に飲み干した。
「………………」
 かなり、苦かった。それでも不思議な事に、先程までの疲れが嘘のように消えて無くなった。
「…どうだ? すっきりしたか?」
「………ああ………お前、やぶだと思ってたけど…やるもんだな…」
「失礼な。私だってやるときゃやるぜ………………ん?」
 その時、魔理沙が訝しげな顔をした。藍が不審に思い、その視線の先を見てみると………
「う、うわあああああああっっっ!!?」
 藍の見事な黄金色の尻尾が、極彩色の虹色に変わっていた。
「な、何だこれはああああっっっ!?」
「ぷっ………多分、副作用、くくっ…みたいだな………………わは、わはは、わはっははははははははははははははははは!!!!」
 腹を押さえ、苦しそうに笑う魔理沙。
「ひいーっひっひっひっ!! く、ぐるじい……! わははははははははは………………!!!」
(こ、この………!)
 よほど魔理沙を食料にしてやろうかと思った藍だったが、それをすると神社の紅白や吸血鬼の妹に更に酷い目に、いや、殺されるかもしれない思い、踏み止まった。

 その後、まだわらっている魔理沙に送られ、藍はマヨイガへと帰っていった。




『藍の日記

  今日から橙は紅魔館に出稼ぎのバイトだ。上手くやっていけるのだろうか。
 苛められたりはしていないだろうか。面接に言ったときの犬の様な人間の笑い、
 あれは得物を弄ぶ猫の、いや悪魔の笑いだった。しかも彼女はあの館のメイド長だという。
 きっと橙をねちねちいびるに違いないのだ。
 だが橙に魔法薬の実験台などさせるわけにはいかない。橙はまだ
 若いのだ。体を売るのは私の役目だ。
  あのモノトーンの魔女は疲れが吹き飛ぶ薬だといって余計に疲れそうな
 真っ黄色の薬の実験をさせた。しかも、疲れてないと意味が無いからと、
 家の掃除と庭の草むしりをやらせた。契約内容と違うと抗議したが、
 いやなら契約はナシだと足下を見る始末。視線で命が奪えるなら、
 あのときの私の視線は間違いなく凶器準備集合罪だろう。
 へとへとになったところで、ご飯まで作らされた。だがつまみ食い出来たし、
 そのご飯は一緒に食べれたのでよしとしておく。食後に例の薬を飲んだ。
 驚いた事に、確かに疲れはとれた。これは素直に誉めてやりたい。
 だが副作用か、尻尾がカラフルな色になってしまった。自慢の尻尾だったのに。
 手入れだけはお腹がすいても欠かさなかったのに。ヤツは落ち込む私を見て大爆笑
 してくれた。よっぽどこいつを食料にしてやろうかと思ったが、それをすると
 神社の紅白や吸血鬼妹にバラバラにされるだろう。社会的弱者は常に搾取されるのだ。
  家に帰ると、橙が先に帰っていた。首に包帯を巻いていた。聞いても曖昧に笑うだけ
 だったが、原因は明白だ。あの吸血鬼に吸われたのだろう。なんということだ。
 橙に体を売るような事はさせないと決めたのに。可哀想な橙。不甲斐ない主人を許してくれ。
  相変わらず紫様はご飯の時だけ起きて、食べるとすぐ寝てしまった。
 橙よ、私はいつ紫様を襲うやもしれん。もしそうなったら、紅魔館にそのまま住み込み
 で雇ってもらえ。私はお前の面倒は見れなくなるだろうから。
 明日も実験だ。この尻尾の色を元に戻すと言っていたが、怪しいものだ。
 この日記もいつまでつけられるだろうか。』




 そして、次の日。カラフルな尻尾のまま、藍は再び魔理沙の家へと向かった。

「おお、来たか……ぷぷっ」
 魔理沙は、藍の尻尾を見るなり吹き出した。
「………」
 最早何も言うまい。そう思っていた藍の前に、またしても怪しい薬が差し出された。
「……これは?」
「お前さんのその面白い尻尾を治す薬だ」
「…治るのか?」
「大丈夫だぜ、たぶん」
「………」
 少々不安だったが、この尻尾が治るなら、と藍は薬を飲んだ。またしてもかなり苦かったが、しばらくすると、尻尾が元の色に戻っていった。
「…戻った」
「な? 大丈夫だっただろ?」
「ああ、良かった………………――――――!!?」
 その時。藍の視界が、揺れた。重力に逆らえずに、体が床に叩きつけられる。
「あぐっ………これ、は……!?」
「……効いてきた、みたいだな」
 頭上から、魔理沙の声が聞こえてくる。
「な、に…? どういう、事………―――!!」
 そして、『それ』はやってきた。
 体が、熱い。どうしようもなく、乾いてきた。欲しい。欲しい。―――何を?
「は、あっ……ぐっ……!」
「その薬はな、副作用として、強力な媚薬になってるんだ。いつかパチュリーに飲ませようと思って作った実験薬なんだけどな」
「なっ……あ、はあっ……!」
 魔理沙の言葉も上の空だった。何もしていないのに、アソコが熱い。何もしていないのに、蜜がじわりと染み出していた。
「あー…何だ、随分と効き目があるな。後で少し加減を調整しないとな………」
「ひぐぅっ…! あふ、ああ、あっ……!!」
「…やれやれ」
 悶える藍の様子を見て、魔理沙は一つ溜め息をつき、
「…ほら」
 ぐいっ
「………あああっ!!」
 藍の服を強引に脱がした。
「…凄い事になってるな」
 藍の花弁からは、まるで洪水の様に愛液が溢れていた。
「………」
 ずじゅうっ………
「!! あひいぃぃんっっ!!」
 魔理沙が少し指を入れただけで、ずぶずぶと中へ沈んでいった。
「おおっ……すげ……ぐちゃぐちゃだぜ……?」
「あぅぅんっ……! あくっ…! もっと、もっと弄ってぇぇっ……!!」
 絶え間なく襲いかかる快楽の波に、藍は完全にさらわれていた。魔理沙の指をもっと貪ろうと、淫らに腰を振る。
「ほらほら、そんなにがっつくな」
 ちゅう……
「はううううぅぅぅっっっ!! あ、胸、胸ぇっ……!! 気持ち、いいっ………!!」
「ん……ちゅっ……ぴちゅっ……んんっ……」
 藍の花弁を弄りながら、乳首を舐る魔理沙。
「きゅふぅんっ!! いひぃぃっ!! や、もっと、もっとおぉぉぉっっ!!!」
「…そうか? それなら………そうだ、あれを使おう」
 何かを思いついた魔理沙が、藍から離れ戸棚を漁り始め、やがてある薬を取り出した。
「…んぐっ」
 服を脱いだ魔理沙がそれを飲む。すると………
「ん………はあ………」
 魔理沙の股間から、急激に何かが膨れ上がり、それは男性器の形をとった。
「……どうだ? これもパチュリーの為に作ったんだが…今日はこれでお前さんを抉ってやるよ」
「ああっ……! お、お願い…! 早く…!!」
「分かったぜ」
 そして、魔理沙は藍の入り口にあてがい――
 ずぶううぅぅっっ!
「くあああぁぁぁああぁああんんんんっっっっ!!! あ、あうううぅぅんんっっ!!」
「う、くっ……すげ……締め付けて、絡み付いて……!」
 結合した部分から、ぴゅ、ぴゅ、と愛液が迸る。そして、少量の血が混じっていた。
「あっ! ふ、深いよぉっ! もっと、もっと奥までぇ…! 貫いてえぇ………!!」
 しかし、薬の所為か、痛みよりも快楽が勝っていた。
「言われなくても………そらっ!」
 ずっ、ずっ、ずんっ!
「ふああぁぁぁっっ!! 抉られてるよぉっ! あ、あんっ! だめぇっ!! お、おかしくなっちゃうよぉ……!!」
「うあっ! く、あっ! やばい…気持ちいいぜ……!」
 じゅぽっ、じゅぐっ、じゅぱんっ!
「あ、ああああっっ!! あ、もう、もう、きちゃううううぅぅぅぅぅっっっっ!!! ………っっっあああぁあああぁぁああああぁぁぁああっっっっっっ―――――――――!!!!」
「くっ………あああああああああっっっ!!!」
 どくっ! どぷっ! びゅるっ………!
「あふああああぁぁぁぁぁ………………」
「くはっ………はあっ………はあっ………」
 魔理沙のモノから盛大に吐き出された精は藍の膣を蹂躙し、ちゅぽんとモノが抜かれた後、どろりと溢れ出た………

「おーい、起きてるか…?」
「………」
 魔理沙が藍の目の前でひらひらと振る。しかし、藍からの反応は無い。
「…失神しちまったか……?」
「………」
 藍の割れ目から溢れる精液は、血が混じっていた。
「初めてだったなんて……悪い事しちまったな……」
 仕方なく、魔理沙は藍の体を丁寧に拭き、服を着せた。
「薬の効果は分かったから、お礼に食料は多めにやるよ」

 その後、魔理沙はなかなか起きない藍を背負い、マヨイガまで送り届けた。


「………様………藍………藍様………………」
「………………う………………」
 ゆさゆさと体を揺すられる感覚で、藍は目を覚ました。
「藍様…! 大丈夫…!?」
「あ………橙……私………?」
 周りを見渡すと、そこは八雲家の玄関先だった。目の前には、橙。
「私が帰ってきたら、藍様が倒れてて…何があったの…?」
「う―――………!!」
 思い出した。魔理沙の家で薬を飲み、その副作用で―――
「………くっ………」
 今更の様に感じる股間の痛み。薬のお陰で挿れられた時にあまり痛くなかったのが、せめてもの救いか。
「でも、食料は貰えたんだね…良かった…」
「…ああ…」
 食料を見ると、昨日よりも多かった。あの魔女も、鬼ではないという事か。
「…さあ、それじゃあ家に入ろうか」
「…はい!」
 元気よく返事をする橙。しかし、その時既に橙の体にある変化が起きていた事を藍は知る由も無かった………

 居間に入ると、いつもの様に紫が能天気な表情で『ごはんまだ~?』と言ってきた。その時藍が感じたものは、恐らくは殺意だったのかもしれない。しかし、流石に今の体の状態では何も出来ないので、大人しく食事の用意をした。
 食事は、紫が殆ど平らげた。その後、すぐに紫は寝てしまった。


 食後、藍は橙と一緒に風呂に入った。その時。
「………橙………!! これ………………!!」
 藍は、橙の体を見て愕然とした。
「………………あの………………」
 困った、と言った表情で俯く橙。その体は、切り傷だらけだった。
 そして、内股やアソコにこびり付いた、血。
「お前………これ………!!」
 それが示すものは、即ち―――
「あいつら………………許さない………!!」
 怒りに震え、今にも風呂場から飛び出そうとする藍を、橙が慌てて引き止める。
「離せ…! 橙を傷モノにするなんて、絶対に許せない………!!」
「藍様、止めて…! そんな事したら、あそこで働けなくなっちゃう……!」
「構うものか…! あんな所、さっさと止めて―――」
「―――止めて!!!」
 一際大きく、橙が叫ぶ。その剣幕に、藍の足が止まる。
「………そんな事したら………藍様の負担が大きくなっちゃうよ………だから………」
「…橙…しかし……!」
「私…藍様には辛い思いをしてほしくないよ……私はどうなってもいいから………だから…」
「………橙………」
 背中に感じる、熱い雫。それは、橙の涙。
「橙………………………逃げよう………この家を、出るんだ………」
「………………え………?」
 藍は橙の方に向き直ると、はっきりとそう言った。
「そもそも私達がこんな目に遭ってるのは、何故だ? ………紫様だ。紫様が…この家の蓄えを殆ど奪っているんだ…現に今日だって、何もしていない紫様が、殆ど食料を食べてしまった。このままでは、もう、限界だよ……」
「……でも……私達の…ご主人様だよ……?」
「それにも限度がある…! 確かに私達は紫様の式神だが…それは式神であって、奴隷ではない…!」
「………………」
 橙の肩を掴む藍の手が、ぶるぶると震えている。
「藍様……」
 す、と橙は藍の手を持ち、自分の頬に当てた。
「私は……藍様の式神だから………藍様の言う通りにするよ………」
「………橙」
「藍様……抱きしめて……」
「………」
 藍は、橙の細い体を抱きしめた。この小さな体に、どれくらいの負担が掛かったのだろう?
「………う……ぐすっ……」
 抱きしめた橙から、嗚咽が漏れる。
「うぐっ………藍、様ぁ………! 怖かったよぉ………! 痛かった、よぉ………………!!」
「橙………!!」
「うわあああああん………………………!!」
 きつく、抱きしめる。橙の痛みを、悲しみを、全て受け止める様に―――


「いくぞ……橙」
「………………」
「…案ずるな。一週間分の食料は置いてきた。せめてもの餞別だよ。大丈夫さ」
「……うん」
「さて……これからどこに行こうか……?」
「藍様と一緒なら……どこでもいいよ……」
「…ありがとう、橙………」


 その日。マヨイガから、二人の式神が姿を消した。










 ~続く~











<後書き日記>

 書いてて泣けてきた………

 元ネタは、ここから↓



藍の日記

 今日から橙は紅魔館に出稼ぎのバイトだ。上手くやっていけるのだろうか。
苛められたりはしていないだろうか。面接に言ったときの犬の様な人間の笑い、
あれは得物を弄ぶ猫の、いや悪魔の笑いだった。しかも彼女はあの館のメイド長だという。
きっと橙をねちねちいびるに違いないのだ。
だが橙に魔法薬の実験台などさせるわけにはいかない。橙はまだ
若いのだ。体を売るのは私の役目だ。
 あのモノトーンの魔女は疲れが吹き飛ぶ薬だといって余計に疲れそうな
真っ黄色の薬の実験をさせた。しかも、疲れてないと意味が無いからと、
家の掃除と庭の草むしりをやらせた。契約内容と違うと抗議したが、
いやなら契約はナシだと足下を見る始末。視線で命が奪えるなら、
あのときの私の視線は間違いなく凶器準備集合罪だろう。
へとへとになったところで、ご飯まで作らされた。だがつまみ食い出来たし、
そのご飯は一緒に食べれたのでよしとしておく。食後に例の薬を飲んだ。
驚いた事に、確かに疲れはとれた。これは素直に誉めてやりたい。
だが副作用か、尻尾がカラフルな色になってしまった。自慢の尻尾だったのに。
手入れだけはお腹がすいても欠かさなかったのに。ヤツは落ち込む私を見て大爆笑
してくれた。よっぽどこいつを食料にしてやろうかと思ったが、それをすると
神社の紅白や吸血鬼妹にバラバラにされるだろう。社会的弱者は常に搾取されるのだ。
 家に帰ると、橙が先に帰っていた。首に包帯を巻いていた。聞いても曖昧に笑うだけ
だったが、原因は明白だ。あの吸血鬼に吸われたのだろう。なんということだ。
橙に体を売るような事はさせないと決めたのに。可哀想な橙。不甲斐ない主人を許してくれ。
 相変わらず紫様はご飯の時だけ起きて、食べるとすぐ寝てしまった。
橙よ、私はいつ紫様を襲うやもしれん。もしそうなったら、紅魔館にそのまま住み込み
で雇ってもらえ。私はお前の面倒は見れなくなるだろうから。
明日も実験だ。この尻尾の色を元に戻すと言っていたが、怪しいものだ。
この日記もいつまでつけられるだろうか。



 『藍の日記』の部分は、元ネタから抜粋させていただきました。

 そして、『ヤクモ ~絆式神たち~』に続きます。取り合えず、そちらも書き直そうと思います。


 書いた貧乏:謎のザコ


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2330d)