ネチョスレのリグルについてのレスに影響されて書いてみました。
多謝。







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女の子の気持ち (前編)




1.

『リグルー』

『リグルくんー』

『リグルちゃんー』

 遠くでボクを呼ぶ声が聞こえる。

 でもボクはひざを抱えて茂みの裏に座ったまま、動かなかった。

『リグルー』

『リグルーちゃーん』

 何人もの女の子たちが何度も何度もボクの名前を読んでいる。その声は知った声もあれば、始めて聞く声もある。

「リグルー、リグルー、リグルー。もうっ、どこいっちゃたのよー。リグルー」

 ちょうどボクの上を一人の女の子が飛んでいる。みずいろの髪に釣り目のちょっと生意気な女の子、チルノちゃん。他の女の子達とは違って、純粋にボクと仲良しでいてくれる。

 会いたい……、「ボクはここにいるよ」って言って出て行きたい。
 でも今出て行ったら、他の女の子たちにも見つかってしまう。
 だからボクを探すチルノちゃんの声を聞いても、じっとしたまま、ただ行き過ぎるのを待っている。

「リグルー、どこー、もー、どこなのよー」

 ちょっとだけいらいらした声。チルノちゃんは短気だから、こういう風に何かを探したりするのは苦手だ。
 その様子を思い描くと、逃げ回ってて大変な時なのに思わず笑ってしまう。

「リグルー、いいかがんにしないといっちゃうからねー」

 両手をぶんぶん振り回しながら呼びかけてくる。

「あと十数えたらいくからねー。いちー、にぃー、さんー」

 数え始めるチルノちゃん。
 早く行ってしまって欲しかった。ずっとそこにいられると会いたくて今にも飛び出してしまうから……。

「はちぃー、きゅうー、じゅうー。………………………………。ほんとにいないの……。リグル? 」

 十数えたら行くって言ってたのに、あきらめられないのかぐずぐず呟いてる。

「はあー、いないんだったらしかたないか……。かえろっと」

 ぐるっと空中で一回すると、最後に名残惜しそうな表情を見せた後、小さな羽根を震わせて飛んでいった。

「ふうー」

 ようやく行ってくれた安心感からため息が出てしまう。チルノちゃんがいると隠れているのがつらくって、会いたくってたまらなくなってしまうから、帰ってくれてほんとに助かった。
 でも、同時に寂しさが胸に沁みてくる。
 一人になってみると、会えなくってもチルノちゃんの声が聞こえていたことが、ボクのつらかったココロを慰めていてくれたことがわかる。

「チルノちゃん……」

 名前を声に出してみると少しだけ元気が出た。

 今は会いたいからって会うわけにはいかない。逃げ回ってでも、ボクのことを追いかけてる女の子達がうんざりして、ボクのことを気にも留めなくなるようにしなければいけない。
 そうでないといつまでたってもボクは女の子達から追いかけられて、のんびりチルノちゃんとふたりっきりでいることだって出来ない。

 だからつらくても会わずに我慢しよう。
 そのほうがきっといいはずだから……。

 ぎゅっと手を握り締めながら改めて決意を新たにした。



 日はとっくに落ちて、もう森の中は真っ暗になって、空も西の山沿いの稜線はオレンジ色に染まり、東の空から暗い濃紺のグラデーションに代わり始める時間になっていた。

 でも隠れている森の上では、ボクを探して女の子達があきらめきれずにまだ飛び回っている。
 ずっとボクの名前を呼び続けて疲れてるはずなのに、ボクを呼ぶ声はぜんぜん小さくならなくて、さっきよりもたくさん人が集まってきている気がする。

 もういいかげんあきらめて欲しい。

 昼間にズボンを脱がされて、マントも剥ぎ取られてパンツ一枚にされてしまったから、なんだか下半身がすーすーして落ち着かない。
 上に着たシャツを引っぱって下に伸ばして覆うが、日の落ちた森の温度は下がっていてそのぐらいでは肌寒さを解消出来なかった。
 
 でも、なんでみんなボクを追いかけてくるようになっちゃたんだろう……。
 思い返してみてもそのきっかけが思い出せない。
 
「ねえ、どうしてだったか覚えてる? 」

 ボクの周りを漂い飛ぶ蛍たちに聞いてみるが返事はない。
 そうだろうな。
 きみ達はボクの指示を聞いて、何でもしてくれるけど、話相手はできないもんね。

 たしか昔はボクの周りにはぜんぜん男の子がいなくって、ボクひとりだったからみんなすごく優しくしてくていた。
 同じ年ぐらいの女の子たちも、ボクよりずっと大きなおねえさんたちもボクがいるだけでうれしそうでみんなでにこにこして、楽しかったのを覚えている。
 女の子の中には意地悪してくる子とかもいたけど、それでケンカとかした時もまたすぐに仲良しに戻って一緒に遊んでいた。

 それから少しだけ年をとって大きくなって、みんなが優しくしてくれるのがなんだか面倒になって蟲達とばかり遊ぶようになって…………。

 そう。
 その後、久しぶりにみんなと会って遊んで、お風呂に入ったんだった。
 おねえさんたちはいつもと同じ様に裸だったけど、ボクと同い年ぐらいの女の子達は前と違ってタオルを胸に巻いて隠しながら入ってきたっけ。

 ボクもおねえさんたちも裸なのに、どうして前みたいに裸で入らないんだろう? そう思ってじっーと見てしまったら、一人の女の子が顔を真っ赤して恥ずかしそうに胸を両手で隠したんだ。
 それを見たらなんだかドキッとして、身体がむずむずっとして…………。
 
 それで思わずボーっとしてたらおねえさんたちに囲まれてて……、きゃあきゃあ言いながらボクの股を指差すから見てみたら、すごくオチンチンが大きくなってしまっていた。

 それからは良く覚えていない。
 おねえさんたちが交代でオチンチンを触って、それでなんだか気持ちよくなってしまってオチンチンから白い汁が出ちゃうと、みんながそれをペロペロ舐めてた。

 その次の日からみんなに追いかけられるようになって、捕まったら白い汁が出るまでオチンチンを触られて、出した汁を飲まれるようになったんだ。

「とにかくそういうわけなんだ」

 答えてくれるはずもないけれど、とりあえず蛍たちに向かって話しているうちに昔のことを思い出していた。

「チルノちゃん……」

 そうなって女の子を見たら逃げるようになった後、チルノちゃんと出合ったんだ。
 
 ボクが汁を吸い尽くされて動けなくなっていたところにチルノちゃんが来て、もうだめだって思ったけどチルノちゃんはオチンチンにも汁にも興味がなくて、倒れてたボクに優しくしてくれて。
 
 それからはずっと逃げ回ったりして時間がないとき以外はいっつも会いに行ってた。

「はあー、なんでみんなチルノちゃんみたいじゃないんだろ? 」

 みんなオチンチンばっかりに夢中でちっともボクを見てくれない。
 もっとボクと普通に仲良くしてくれたらいいのに。
 そうしたらボクだってちょっとくらい、オチンチン触らせて欲しいって言われたら触らせてあげるし、お汁だってあげたっていいのに。

「どうして普通に仲良く出来ないんだろ? 」

 疑問を口にしてみるが、蛍たちは答えてくれない。

「はあー」

 ため息をつきながら空を見上げるともう真っ暗になっていて、ボクを呼ぶ声も聞こえなくなっていた。



 女の子達の声は聞こえなくなったけど、しばらくの間じっとしていた。
 前に一度静かになって誰もいないかな? と思って出て行ったところ、十人ぐらいに取り囲まれてあっというまに服を脱がされた経験があるだけに、できる限り用心に用心を重ねることにしている。

 そのままじっとしているのも退屈なので蛍たちと遊ぶことにした。
 人指し指を掲げるといっせいにポッとあかりをつける蛍達。

 あかりを目印に見つかるかも知れないけども、これぐらいなら大丈夫だだろう。

 少しだけあかりを小さくするように指示して、指を振り始める。
 右に振れば蛍立ちは一斉に右へ動く。
 左へ動かせば左に。
 すっすっとリズムをつけながらの指振りにあわせて動き、闇のなかで一斉に踊りだす。
 小さな星たちのきらめくダンス。
 
 蛍達を二隊に分けて、一隊は右手で指示し、もう一隊を左手で指示する。
 両手の指をくるくる動かして、交互に入れ替えると2対の光の塊が絡み会えながら円を描いて一塊になる。
 ぱっと離せば、もとの2対に分かれる。

「よーし、じゃあ、難しいのいくよー」

 両手を振りまわしながら、徐々に上に向かって持ち上げて行き、伸ばせる限り腕を伸ばしきると閉じていた指を開いて下に一気に振り降ろす。

 蛍達は先ほどと同じ様に、絡まりあいながら天に向かって上昇していき、腕を伸ばしきったところで一つになった。
 そこでしばらくきらめいた後、散開してばらばらになりながら急降下する。
 視界が蛍達による光のシャワーで埋め尽くされる。
 蛍の一体一体が流れ星だ。
 一斉に流れ落ちる光の滝、地上の流星。

 そのまま星達の饗宴に見惚れてしまっていた。
 
「ふうー」

 思わずため息をついてしまう。
 でもそれは蛍達と一緒に上手く演じられ達成感から出たもので、けっして嫌なものじゃない。
 蛍達と遊ぶとほんとに気持ちよくって、嫌なことも忘れてしまうぐらい没頭してしまえる。

 だから隣りに人がいることなんて全く思いもしなかった。




2.

パチパチパチパチッ、パチパチパチッ

 拍手されて始めて隣りを向いて、人がいつのまにか来ていたのに気がついた。
 
 太陽がすっかり落ちてしまっているのに、その人はレースの付いた白い日傘を差しながら、肘までの長い手袋で包まれた手で拍手をしている。

「きれいね……。高々蟲って思っていたけれど、こんなことも出来るのね」

 感心したようにつぶやき、こちらに目をやってニコリと微笑みながら挨拶をする。

「おはようリグル。ひさしぶりね」

「紫さん…………」

 その名と同じの紫色のドレスは上半身は身体のラインが出るようにぴったりとしており、下のスカートはふわりと広がって優雅さ演出し、背中までの長い金色に輝く髪の頂上にはフリルの付いた帽子がのっていた。

 紫さんはボクのこと追いかけてるをおねえさんたちの一人だけど、他の人みたいにすごい勢いで追いかけてきたりはしないで、今みたいにいつのまにかすっと隣に現れる変わった人だ。

「ふぁーあー、むにゃむにゃ……、いまさっき起きたところだから、まだ眠いわ。寝たりないのかしら? 」

 傘をくるくるとまわしながら大きく口を開けてあくびをする。
 普通、綺麗な人でも大きくあくびをすると変な顔になったりするから、手で隠したりするのに、この人はそういうことはせずに堂々とあくびを人前でする。
 でもそれを見ても嫌な感じはぜんぜんしない。
 
 あくびをして目に溜まった涙を指でぬぐいながら、ボクの身体を上から下へと舐めるように観察する。
 その視線にボクは思わずブルッと身震いしてしまう。

「リグル、どうしてシャツ一枚になってるの? 」

 少しだけ薄笑いしながらの質問に、あわてて答える。

「シャツ一枚だけじゃありませんよ。ちゃんとパンツは穿いてます」

「へー、そうー」

 傘を畳みながらじーっと穴の開くほど股を見詰めてくる。あわててシャツのすそを延ばして隠すけど、なんだかずっと見られてると下半身に何も穿いてないみたいな感じがして、胸がドキッとする。
 そんなボクの考えを読んでか、視線を股間から外さないまま、紫さんがボクの方に一歩踏み出す。
 
 にげなきゃいけない。
 頭はそう思うけど、足がなんだか硬直してしまって動かない。
 その間も紫さんはボクに向かって一歩一歩近づいてくる。

 あっ、紫さんの匂いが……。

 近づくにつれて紫さんの身体から漂う匂いがはっきりしてくる。
 紫さんの身体の匂い。
 なんて言ったら良いかわからないけど……、甘くって濃くてそれでいて”むわっ”としてて、ちょっとだけ鼻に付くけど、いい匂いがする大人の女の人の体の匂い。
 一歩接近するごとにますます濃厚にボクの鼻腔をくすぐり、頭の中までかき回してくる。

 ボクはいっつも紫さんの体の匂いを嗅ぐと、なんだか胸がどきどきして体がむずむずとしてきて、なにがなんだかわからなくなって紫さんに捕まってしまう。
 今日も紫さんの匂いを鼻で感じ取ると、どきどきして紫さんが近づいてくるのに動けないで見てるしかなかった。

「ふふふふっ、リグル。逃げもしないで……、今日も期待してるんでしょ? 」
 
「ちがいます」

 硬直して動けないでいるボクを、胸元にひきよせ抱きしめる。
 そうされると切れ込んだ服の胸元からもっと匂いがたち上ってきて、鼻の中に侵入してくる。
 ズキッとオチンチンに痛みが走って、だんだん垂れていた頭を持ち上げ始める。
 
「ふうー、はあー」

 息を大きく吸い込んで、大きくなるオチンチンと爆発しそうな胸を落ち着けようとするけど、紫さんに包み込まれてるから、息を吸っても匂いを吸い込んでしまって、心も体もますます動揺してしまう。
 体全体が紫さんに抱きしめられたままでいると、きつい紫さんの体臭に頭がくらくらしてくる。

「ふふふっ」

 紫さんが笑って手をパンツの中に入れてきた。

「ううっ」

 呻いて逃げようとしたけど、紫さんの匂いでふらふらになっていたボクは、つまずいて頭を胸に押し付けることしか出来なかった。

「リグル……、まだ触ってなかったのにこんなに勃起させて……、そんなに期待してたの……」

 手がさわっさわっと動いて手のひらで優しくオチンチンを包みこみ、上下にゆっくりと撫でている。
 もどかしい感覚に思わず手に腰を押し付けてしまう。すると動きを読んだ紫さんが手を止めて、ボクの目を覗きこんでくる。
 
「リグル、いま自分で動いたわよね? ふふふっ」

 一番気付いて欲しくなかったことを言われて、かっと顔が熱くなるのを感じた。
 
「それに……、リグル……、あなた、私の体臭を嗅いでオチンチン勃起させたわよね? ふふっ、私の体の匂いはそんなに良い匂いなのかしら? それともリグルが匂いだけで感じちゃう変態なのかしら? ふふっ」

「ちがっ」

 違うそう言おうと息を吸い込むと一緒に紫さんの匂いを嗅いでしまって、ズキッと股間に痛みが走った。
 ずきずきするオチンチンが耐えられなくて、紫さんの手に押し付ける。

「ふふっ、また匂い嗅いで感じちゃったのね……、いいわ、私の体の匂い嗅がせながらイカせまくってあげるわ。においの大好きな変態さん。ふふっ」

 言うと同時にオチンチンを皮の上からつまんで上下に動かしだした。

「うううっ、くっ、うんっ、くっ」

 ぎゅっと手でオチンチン全体を握って、皮だけを上下させて自分の皮でオチンチンを刺激させる。
 直接触られるのと違ってきつい刺激はなくて、もどかしいむずむずを味わえる責めに気持ち良くなってきてしまう。

「ふふっ、リグルのオチンチンまだ剥けてないの? あれだけいろんな人にいっぱい触られてるんだから、もう剥けてても良いのに……」

 オチンチンの先っちょを剥いたり戻したりしながら、だんだんと手の速度を速めていく。

「くっ、くくうぅ、くっ、くんっ」

 カッとオチンチンが熱くなってくるのを感じる。
 こうなるともう、触られているのが嫌とかそういうのよりも、早く汁が出したくってたまらなくなってしまう。
 紫さんはボクが気持ち良くなってきたのを感じたのか、握っていた手を指先で軽く握るだけに変えてオチンチンの先に向かって膨らんでるところだけを擦ってきた。

「はら、リグルはここをこうやって擦られるのが大好きなのよね? 」

「うううっ」

 いつもと同じ責め方。
 ボクが気持ちよくなり始めると紫さんは、もっと気持ちよくなれるようにオチンチンで一番気持ちいいところを集中的に触ってくれる。
 ボクはそこを触られると気持ち良くって、思わず足をぶるぶると震るわしてしまう。
 しばらくそのままの動きを繰り返されていると、オチンチンも時々ひくひくと動きはじめる。
 
「ふふふっ」

 楽しそうに紫さんが微笑むと、また動かし方を変えて手全体でオチンチンを握ってすばやく上下に動かす動かし方に変えた。
 ボクがお汁を出しそうになるとこの動かしかたで、オチンチン全部を刺激してボクのお汁を絞り出す。
 いつもと同じ紫さんのオチンチンの触り方。
 ボクは目を閉じてその瞬間を待った。

「ふふふっ、リグル。今日はいつもと違うことしてあげるわ」

 そう言うとボクの肩に回していた手をほどいて、自分の服の胸元を大きく開く。
 胸元を開いて下げると、おっぱいの谷間が丸見えになってしまう。
 ボクの頭を掴むとそこに押し付けてきた。

「むうぅ、ううううぅぅ、うっ、ううぅぅうぅ」

 すごい匂いに思わず呻いてしまう。
 紫さんのもともとの体の匂いとおっぱいの甘ったるい匂い、あと鼻を刺すツンとした汗の匂い、それらが一体をなったすごく濃い匂いにくらくらしてきて、オチンチンもさっきよりもずきずきと痛い。

「うううぅぅ、はぁー、はぁー、すーすー、すーすー」

 呻きながらも深呼吸してその匂いを胸いっぱいに満す。
 体中に紫さんの体臭を塗りこめられて、皮膚から染込んで肉がとろかされているみたいな気がする。
 オチンチンも匂いでどろどろに蕩かされて、張り詰めているのに今にもドロリとした粘液なってしまいそうだった。

「紫さん、ボク……、ボク……、もう……」

 あえぎがら必死になってもう我慢できなくなってることを伝える。

「ふふふっ、もうイクのね……、どう? 私の匂いは? 」

「すーはー、ふぅっぅ、それはっ……、すうー」

 胸元の鼻先を埋め込んで、皮膚から染み出す臭気をひたすら吸い込み胸の奥へを沈める。
 そこまでして紫さんの体臭に溺れきってるのに、質問には答えられない。
 ほんとはもっともっと脳みその奥深くまで紫さんの匂いを塗りこんで欲しいのに……。

「答えないんだったら……」

 紫さんの手の動きが止まり、じりじりと表面を撫でるだけになる。
 お汁がすぐにでも出そうなぐらいになっていたところに、急にそんなゆっくりしたものに変わったから、耐え切れずに腰を振ってオチンチンを擦り付ける。
 でも、それぐらいじゃむず痒さが増すばかりで、ぜんぜんもの足らない。
 きつくごしごしとオチンチンを擦り上げて、出させて欲しい。

「ほら、腰を押し付けてもイケないでしょ? ほんとのこと言ったらイカせてあげる」

「ふっ、くっ、くぅぅぅ」

 ごしごしと二、三回だけ擦ってあの感覚をボクに思い出させると、すぐにゆっくりしたものに戻った。
 あまりのつらさに耐え切れず叫んでしまう。

「紫さんの匂いっ、匂いっ、もっと嗅ぎたいっ、嗅ぎたいですっ」

 手がぎゅっとオチンチンを握って擦りだした。
 ごしっごしっ、リズムをつけて一気にすばやく動かす。その動きに身もだえして、頭をそらしてしまいそうになるが、紫さんがそれを感じとって胸元にまた押し付けた。

「はあ、匂いが紫さんの匂いが……、ボクの体にまとわりついてくるようぅぅっ」

 体がねばーとしたものの中に閉じ込められる、そんな感じ。
 紫さんに抱きしめられてオチンチンを擦り上げられてると、ねばねばがボクの体を捕え溶かして、同じようなねばねばに作り変えていく。

「ボク、紫さんの匂いで……、溶けちゃいそうだよぅー」

「ふふふっ、変態さん。もっと嗅ぎたいだけ嗅いでいいのよ。ふふふっ」

「はぁ、ふぅ、すー、はぁはぁ、ふー、はぁ、すぅぅぅぅー」

 紫さんに言われるまま顔を押し付けて息を吸い込み、立ちのぼる臭気をむさぼる。

「くぅぅぅぅぅぅ、はあああぁぁぁ、紫さんの匂い、匂い、紫さんの匂い、はぁぁぁぁあぁ」

 夢中になって鼻から肺の奥深く吸い込むと、体の中心まで紫さんに染められてゆく気がする。

「ふふふふっ」

 そんなボクを上機嫌に微笑み、くしゃくしゃと押し付けた頭に添えた手でかき乱しながら、さらにオチンチンを強く擦ってボクを上り詰めさせる。

 紫さんの匂いに夢中になって溺れているうちにオチンチンは震えだし、お汁を出す前兆を示す。

「ボク、もう……、もう……」

 それを合図に紫さんの手がさらに早まり、ボクのオチンチンもますます熱を帯びて痺れが覆い、むず痒さがぞぞぞぞっと体にまで広がって頭にまで駆け上がってきた。

 その感覚に耐え切れずに紫さんにむかって叫んだ。

「すーすー、くぅぅっぅう、紫さんっ、ボクをもっと紫さんの……、くはぁぁ、匂いで……、むちゃくちゃに……、うああああああぁ————————、ああああああああああああぁぁぁぁっ————————————」

 その瞬間視界が白く焼け付き、頭の中が焼け切れて、オチンチンから液を出してしまう。
 どぷっどぷっどぷっと、先端のお汁が出る穴を包んだ紫さんの手袋に大量に溢れ出ていく。
 お汁を出しながら呻き、一塊出すのに合わせてお尻の穴からむず痒さが表面を通ってオチンチンに向かい、それが先端に到ると”ごぱあぁ”と一気に穴を押し広げて噴出した。

「すー、くぅぅぅ、匂いが、くぅ、くっ、頭の中……まで……、はぁはぁ、染み込んで…………、くうぅぅぅ」

 わけもわからず呻きながら、ひたすら汁を手に出し続けた。






—続く—







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ショタリグルには全く興味がなかったんですが、レス読んでたらいきなり書きたくなったので書いてみました。

リグルの口調を、男の子っぽくするために「ボク」にしてしまいましたけど、永夜抄では「私」だし、語尾も「〜よ」とか「〜かしら」なんですよね。
でもこれだとショタっぽくならないんで、男の子口調ですが何卒ご勘弁を。

紫さまの服は、個人的好みで妖々夢ヴァージョンで。


書いた人  奈利


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (1598d)