<作品の注意事項>

・この作品は、「カスタム魔理沙(前編)」の続きです。先にそちらを読んで下さい。

・割とダークな話っぽいです。苦手な方は注意して下さい。この注意を無視して何らかの精神的被害を 被った場合、責任は取れません。

 それでも読むという人は、もうちょい下に進んで下さい。

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 ~カスタム魔理沙(後編)~


 二日目の深夜(正確には一日目の夜だが、便宜上そう呼ぶ)、パチュリーは再びあの地下室を訪れていた。理由は勿論、魔理沙の調教の為である。厳重なドアロックを開け、中に入る。

 ヴヴヴヴヴヴヴ………………
「はひっ……はひっ……はひぃ……」

 部屋の最奥には、魔理沙が拘束されている。一日目のディルドー攻めから約一日。喘ぎ続けた所為か、声が掠れていた。パチュリーが近付くと、途中で床からぱちゃりという音。それは、魔理沙が垂れ流した愛液だった。
「媚薬の効果とはいえ…随分と床を濡らしてくれたのね」
「は……ひぃ………パ………チュ………」
 魔理沙は絶え絶えの声で、パチュリーの名を呼んだ。
「…驚いた。まだ私の事が判るのね。並みの人だったら、もう壊れているのに…。やっぱり魔理沙は優秀な魔法使いよ。精神力の賜物ね」
 パチュリーは感心しながら、魔理沙に穿かせたパンツを取り外す。パンツはぐちゃぐちゃに濡れ、ディルドーが挿さりっぱなしだった魔理沙の秘唇と肛門は、だらしなく口を開けたままになっている。
「…ああ、これじゃあ開きすぎよね。治してあげる」
 そう言って、スペルカードを魔理沙にかざす。光が弾け、見る間に魔理沙の秘唇と肛門が元通りになってゆく。
「あふ……ぅ……」
 魔理沙の声の調子も、治っていた。
「さ、続きよ。まだ始まったばかりなんだから」
「パ………チュ…リー……止めて………………お願い、だから……ぁ………」
「…ダメよ」
「何でも…なんでも、ゆう事聞くからあ………」
 魔理沙の精神は、既に擦り切れ始めている。媚薬の効果は切れたとは言え、一日中刺激を与えられ、精神的ダメージは肉体のそれを上回っていたのだ。
「……それじゃあ、早く立派な性奴隷になってよ」
「っ………!!」
 魔理沙の言葉を、パチュリーは無慈悲な表情で粉砕した。

 ヴゥン……

「!!?」
 気が付くと、魔理沙がいる所の後ろの壁、天井、床に、無数の魔方陣が浮かび上がった。それは、パチュリーが仕掛けたものだった。
「そろそろ始めるわよ」
 パチュリーが呪文の詠唱を始める。その詞に応じて、明滅する魔方陣の光。そして………
 ずるうぅう………………
「なっ………!!」
 魔方陣から、『それ』は現れた。
 でこぼこの表皮。長細い体。その体を覆い、その先から溢れ出す、何とも分からぬ粘液……。それは、醜い触手だった。しかも、何本ものそれが後ろの壁、床、天井と、魔理沙を覆う形で生えてくる。
「…何だか分かる? 魔理沙…」
「うっ……ううっ……!」
 嫌と言う程理解出来た。しかし、決して認めたくなかった。だから、首を激しく横に振る。
「嘘は、いけないわね」
 べちゃり、とパチュリーの言葉を肯定するかの様に、触手の一本が魔理沙の頬を叩いた。その感触に、魔理沙は震え上がった。
「…これ以上の問答は無用ね………さ、やっちゃいなさい」
 ずるるっ……!
 パチュリーの言葉を合図に、触手達が魔理沙の体に一斉に絡みついた。
「いやああぁぁあっっっ!!! ああぁっあああぁああっっっ!!!」
 ずるずると触手が体を這いずる度、その体を覆う粘液で濡れてゆく魔理沙。
「くあああっっ……!! ん、んぶうぅうううっっっ!!!」
 触手の一つが魔理沙の口内に侵入し、犯し始めた。同時に、秘唇と肛門にも挿入される触手。唾液と愛液、そして粘液が混ざり合い、じゅぶじゅぶと抜き挿しされる度に卑猥な音を立てる。
 残りの触手は、魔理沙の体を蹂躙し始めた。粘液を浴びせ、四肢に絡み、乳房を巻き上げ、乳首を弾き、肉芽を擦る。それでも余る触手は、既に他の触手に塞がれた魔理沙の穴に侵入しようとする。
「んぐぐぐぅぅううう!!! んーーーっっ!!! んううんんんーーーーーーっっっっ!!!!」
 全身を犯されながら、いつしか魔理沙の体は触手によって宙に上げられる格好となる。その姿は、まるで捕食されている様だった。
「あなた達……最初から飛ばしすぎないように…ね。………ゆっくり、じっくり、時に激しく犯すのよ………心が、壊れるまで」
 すると、今まで激しかった触手の動きが緩慢になる。パチュリーの言葉を聞き入れたかの様に。
 ずじゅるぅ……ぐじゅ……
「…さて、今日もそろそろ寝ようかしら…。魔理沙…今度会う時は、私はあなたの御主人様よ……」
 嬲られ続ける魔理沙に踵を返し、パチュリーは出口へと向かった。
「ああ…そうだ、魔理沙…。どうして私がこんな部屋を持ってて、こんな事に『慣れてる』と思う?」
 出口で、パチュリーは魔理沙の方に一度振り向いて、言った。
「ここはね…紅魔館で使えないメイドや捕らえた侵入者を、性奴隷として調教して然るべき所に出荷する為に、調教を施す部屋なのよ……」
「んんんんんん………………!!」

「二日目の調教メニューは、『肉体と心を完全に犯し、快楽の虜にする事』………。恐らく、明日になれば、あなたの心は自分から快楽を求める事になると思うわ………」


 その言葉を最後に、扉は閉められた。





 三日目の深夜、パチュリーは再びあの地下室を訪れていた。理由は勿論、魔理沙の調教の為である。厳重なドアロックを開け、中に入る。

「んぶぅっ…ちゅっ……はあ、あ……♪ あふぅ……もっとおぉ……どろどろにぃ………ぐちゃぐちゃに…してぇ………♪ くううんっ……!」

 悦楽に満ちた、喘ぎ。全身粘液まみれになり、魔理沙は触手達と肉欲の宴を繰り広げていた。

 口に入り込んだ触手を熱心にしゃぶり、吐き出される粘液を美味しそうに嚥下する。性器と肛門を犯す触手には淫らに腰を振り、更に奥へと誘う。手と足を使い、余った触手を擦り上げる。触手がびくびくと蠕動し粘液を噴く度に、魔理沙もまた潮を噴きながら歓喜の声を上げる。

「…魔理沙……どう? 気持ちいい…?」
「あひぁあっっ……イイよぉ…! もっと、もっとぉ、もっとおおぉぉぉ………!!!」
 パチュリーの声が聞こえているかどうかは分からないが、魔理沙の体と心は完全に肉の悦びに支配されていた。このままパチュリーが来なかったら、力尽きるまで触手達と交わっていたかもしれない。
「そう…それは良かったわね…。でも、『これ』はもうお終いよ」
 再び呪文を詠唱するパチュリー。今度は昨日とは逆に、触手達が魔方陣の中に戻ってゆく。後に残されたのは、汗と粘液と唾液と愛液にまみれた魔理沙だけだった。
「あっ………あれ…?」
 パチュリーは、突然快楽から切り離され、呆ける魔理沙の手枷を外す。魔理沙はそのまま床に尻餅をついた。
「さ、体を綺麗にしましょ」
 昨日と同じ様に、肉体再生・体力回復スペルを使い、魔理沙の体を元通りにするパチュリー。その後、体にこびり付く粘液等を丹念に拭き取った。
「ああっ……もっと欲しい…ほしいよぉ……」
 その間にも、魔理沙は自分の秘所を弄り始める。だから、股間だけは拭いてもすぐに濡れた。
「魔理沙…そんなに、欲しいの?」
「ほしいよぉ…何でもいいからぁ……アソコに…お尻に…口に……挿れてえぇ……!」
 パチュリーにすがり付き、物欲しそうな目で訴えるパチュリー。パチュリーは少し考えると、持参した例の薬を飲んだ。それは、パチュリーに男性器を生やす。
「…それじゃあ……コレでも舐めてる…?」
「あっ…! はむんっ……! ちゅるぅ……ちゅうー……!」
 パチュリーがそれを見せるや否や、魔理沙はしゃぶりついた。片方の手でモノを支え、もう片方の手で自慰をする事を忘れない。
「くっあ……そんな、いきなり…」
「ちゅっ…じゅっ……んぐ……ぺろぉっ……♪」
「あっは……上手よ…魔理沙……」
 魔理沙の頭を撫でるパチュリー。嬉しいのか、魔理沙は犬の様に尻尾を―――尻尾は無いので、お尻を左右に振った。
「ぴちゅ……じゅぷ……んん…♪」
「ああ…そろそろイクっ………!」
 どぷっ!
「んっ! ………ん………んぐ、んぐ、んぐ………」
 吐き出された精液を全て飲み干す魔理沙。口を離した時、その残滓が口とモノを繋ぐ。
「んああ……たっぷりで…濃くってぇ………美味しいよおぉ……♪」
 唇を拭いながら、微笑む魔理沙。ぞくりとする程妖艶だった。
「…ふふ…魔理沙、イイわよ……!」
 がっ!
「あっ!?」
 その瞬間、パチュリーが魔理沙を押し倒した。
「さあ…今や、数え切れない程の挿入を経験したあなたのアソコの具合………確かめてあげるわっ!」
 ずんっ!
「きゃふっ!? あああぁぁぁあぁあぁああああぁあぁぁぁあああっっっ!!!!」
 前戯無しの、乱暴な挿入。しかし、自慰で濡れそぼっていた魔理沙の膣は、パチュリーをすんなりと受け入れた。
「うあっ………!?」
 むしろ、戸惑ったのはパチュリーの方だった。魔理沙の中は、まるで意志を持っているかの様に、モノを奥へと導いていく。
「ああっ……!! 硬いぃい……♪ 太いいぃぃ………♪」
「魔理沙っ…! すごいっ……気持ちいいわっ……!!」
 その感触に、パチュリーの突く早さは徐々に速くなる。
 ずぶっ! ずちゅっ! ぐちゅっ!!
「ふあぁぁっっっ!!! 奥までぇっっ!! 届いてるよおぉっっ!! 気持ちいいの、奥までええぇっっ!!!」
「ああっ……!! 魔理沙ぁっ……! 最高よっ……!! あなたはきっと、最高の性奴隷になるわっっ………!!!」
 ぱんぱんと音を立て、ぶつかり合う恥骨。二人は、ただただ快楽を貪った。
「イクうっっ…!! きちゃううううぅぅううっっっっ………………!!!」
「私もっ……!! 中に…出すわよっっ………!!!」

 どぴゅっ……!! ぶぴゅるううううぅぅぅうぅっっっっ!!!

「ああああああああああぁぁぁああぁぁあぁぁあぁぁぁぁああああっっっっっっ!!!!!!」
「くぅううぅううううううぅぅぅぅうぅぅ………………!!!」

 盛大に噴き出す愛液と精液。結合部から溢れ出し、床を汚す。
「あはっ……熱いぃぃ………♪ 注ぎ込まれてるうぅ………♪」 
「ふうっ…魔理沙の…締め付けて……離さないわ………」
 その後二人は、しばらく繋がったままでいた。


「…魔理沙」
「はい………御主人様……」
「あなたはこのままでは、ただの年中発情しっ放しのメス犬だわ…」
「はい……私はただの発情するメス犬です……」
「だから…私はこれからあなたを調教するわ」
「はい……調教して下さい……」
「これを最後までやり通せたら……あなたは最高の性奴隷に生まれ変われるわ……」
「はい……私は最高の性奴隷になります……」
「よく言ったわね………偉いわ……」
「はい……ありがとうございます……御主人様……」

「明日から…性奴隷のマナー、嗜み、礼儀作法…あなたの体に全て叩き込んであげるわ……」
「はい……よろしくお願いします……御主人様……」








 そして、約束の日。黒服の男が、地下室を訪れていた。
「こんにちわ、パチュリー様」
 男は、パチュリーに礼をする。
「こんにちわ。あなたが、依頼人?」
「いいえ、私は代理人…そして、審査員です」
「調査員?」
「あなたの調教が首尾よくいったかどうかを確かめて、最終的に受け取るかを判断します」
 淡々と説明する男。パチュリーと同じく、『慣れた』人間だった。
「…駄目だった場合は?」
「その時点で商談はナシです。前払いした報酬は返して頂きます」
「分かったわ」
「それでは、見せて頂けますか? ご自慢の性奴隷を………」
「…分かったわ。………魔理沙」
 がちゃり
 図書館の扉が開き、そこから現れた魔理沙。その姿は、一見しただけではいつもと何ら変わりない。
「…ほほう。なかなか可愛いお嬢さんだ。依頼主が気に入ったのも分かる気がしますよ」
 値踏みする様な視線を向ける男。
「さあ……魔理沙、『お客様』よ」
「………」
 す……
 パチュリーの言葉に、魔理沙は黙って自分のスカートをめくる。その下には何も穿いていなかった。
「…ほう…」
 興味を示した男に、おずおずと近付く魔理沙。
「ようこそ…お客様……。遠慮なさらずに…私のアソコでも…お尻でも…口でも…何でも…好きに使って下さい……」
 魔理沙は恥じらいの表情を浮かべ、男から少し目を逸らす。
「……ふ…ふふふ…これは、なかなかどうして、素晴らしい……流石ですな…パチュリー様」
「…気に入って頂けたかしら?」
「ええ…この恥じらいの表情……これも、『仕込み』ですか?」
「……ええ。魔理沙には、私が知る限りの全てのテクニックを教えたわ」
「素晴らしい『教育』です。…では、次に体の具合を確かめたいのですが……部屋を一つお貸し頂けますか?」
「いいわよ。この地下にある部屋を好きに使って?」
「それではこの娘、少しお借りしますよ」
 そう言うと、男は魔理沙を連れ、近くの部屋へと入っていった。


 しばらくして、男と魔理沙が出て来た。魔理沙の足取りは少しふらついている。
「お待たせしました」
「随分頑張ったわね」
「お恥ずかしい………しかし、それ程彼女が素晴らしかったという事ですよ」
「…それじゃあ」
「…ええ、商談成立です。ご苦労様でした」
「ありがとう」
 パチュリーと男は握手した。
「それでは、私はこれで失礼しますよ」
「ええ」

 そして、男は魔理沙を連れ、地下室を去っていった。

「…さようなら、魔理沙」

 しばらくパチュリーは地下室に留まっていた。しかし、夕飯が近い事を知ると、思い出したように歩き出した。







 そして、地下室には誰もいなくなった―――






  了









<後書き………>

 ガッ ガッ ガッ (AA略

 …ええ、大変失礼しました。何なんだ、本当に………

 裏最萌………? 違う………? あああああ………………

 マリーサタソゴメンヨ………


 書いた糞野郎:謎のザコ


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2301d)