幻想郷の外れある、魔法の森。その中にひっそりと佇む一軒家。そこには一人の少女と、一人の幽霊が住んでいた。

「ごちそうさまっ!」
「お粗末様でした。…ほらほら、ほっぺにご飯粒がついてるよ」
「あ…うん」
 ぐしぐしと頬をこすってご飯粒を取る魔理沙。その様子を微笑ましく見る魅魔。霧雨邸の夜は、こうしていつもの様に過ぎてゆくのだった。


  *  *  *


「さて、そろそろお風呂に入ろうかねぇ」
「はぁ~い」
 夕飯を食べ終わった後、魅魔は風呂場に向かう。そうすると、魔理沙は彼女の後ろにトテトテと付いていく。

「ぷふぅ~」
 湯船に肩まで浸かり、魔理沙は大きく息を吐く。湯船は二人で入ると少し狭くなるが、魔理沙は魅魔と一緒に入るお風呂が好きだった。
「ねえみまさま。きょうのわたしのまほうはどうだった?」
「ん? そうだねぇ……ま、まだまだ私には敵わないけどね」
 魅魔は魔理沙の頭に手を置いて、笑った。
「むぅ、みまさまにかてるわけないよー!」
「そうかい? 魔理沙が大人になったら、もしかしたら私より強いかも知れないよ?」
「ほんとう?」
「ふふ、さあね。そうなる様に頑張るんだね」
「うん!」
 大きく頷く魔理沙の頭を、魅魔は嬉しそうに撫で続けた。


「さて、体を洗おうか」
 ざば、と音を立てて、魅魔が湯船から立ち上がる。魔理沙もそれに倣って湯船から出ると、魅魔の前に座った。タオルを取って、石鹸を良く馴染ませて―――
「魔理沙、たまには私が洗ってやるよ」
「あ」
 泡の付いたタオルを、魔理沙の手から魅魔が取り上げた。
「い、いいよみまさま…それくらいわたしひとりでできるもん」
「今日はそんな気分なのさ。ね、いいだろ? 洗わせとくれよ~」
「やっ…」
 魅魔のその言葉に逃げ出そうとする魔理沙だったが、
「逃がさないよ」
 肩を押さえつけられ、逃げ場を失った。
「観念しな」
「う~」
 そのまま、魔理沙は体を洗われる。体の隅々まで丁寧にしっかりと洗う魅魔の手は、いつの間にか魔理沙の胸に伸ばされていた。
「ひゃっ…」
「ん~? あんまり成長してないみたいだねぇ…」
 魅魔は小ぶりと言うか割と平らな魔理沙の胸をふにふにと揉んでみる。
「みっ…みまさまぁ……そんなにさわらないでぇ…」
「何言ってんだい。胸ってのは揉めば大きくなるもんだよ」
「う~…まえは『もんでもおおきくならない』っていった…」
「そうだったかい?」
 都合の悪い事は上手い具合に忘れる魅魔は、魔理沙の涙声に触発されて、更に揉んでみる。
「やっ……あっ…みまっ、さまぁ……」
「おや、変な声を出して…どうしたんだい?」
「んっ…くすぐったい、よぉ……」
 見れば、魔理沙の頬は赤みが差している。のぼせた訳ではない事は分かっていた魅魔だったが、何となく、意地悪してみたい気分だった。
「私は別にくすぐってなんかいないけど?」
「でもぉっ……おっぱい…さわってる……」
「ん? おっぱい? これは触ってるんじゃなくて、揉んでるって言うんだよ…」
「ひゃんっ!」
 魅魔が魔理沙の乳首を爪弾く。すると、そこはさっきよりも硬くなっていた。
「お…? 何だい魔理沙…感じてるのかい?」
「ふぇ……? な、に…?」
「ふふふっ…ぼーっとしちゃってさ……そんなにココを触られるのは好き?」
 くりっ
「ふわあっ!」
 更に抓んでみれば、魔理沙はびくりと体を震わせる。
「もうすっかり硬くなってるねぇ……ふふ…可愛いわよ、魔理沙…」
「んはっ…みま…さまぁ…やっ…!」

 すっかり硬くなった魔理沙の乳首を、魅魔は興奮しながら手の平ですり潰す様に撫でていく。正直、今まで自分の子供の様に育ててきた魔理沙にこんな事をする自分が信じられなかったが、もう自分の胸の中で顔を真っ赤にして涙を零し、荒い息を吐いて喘ぐ魔理沙を見ていたら、もう止まらなくなっていた。

「魔理沙……好きだよ…」
「んっ……ふっ…」
 魔理沙の顔を自分の方へと向けて、魅魔は魔理沙に口付けた。
「…ぁ……みまさまと、ちゅー、しちゃった……」
 更に顔を赤くして、俯く魔理沙の体をもう一度抱きしめると、魅魔は再びその胸に手を伸ばす。
「ふあっ……あっ…ひあっ……」
「ん…魔理沙…」
「え……ひゃあっ!?」
 そして、今度はその舌を胸に這わせた。
「んちゅっ……ちゅっ、んっ……」
「みっ、みまっ、さまぁっ…! そ、そんなとこ、なめないでぇ……!」
「んんっ…ふふ……魔理沙の乳首、美味しいわよ…?」
「やあっ……おっぱいなめるなんて、みまさま、あかちゃんみたいだよぉ…!」
「ふふふ…赤ちゃんねぇ………でも、赤ちゃんだったら、こんなトコは触らないでしょうね?」
 困惑した魔理沙の顔を見上げると、魅魔はその手を魔理沙の股間に滑り込ませた。
 くちゅっ……
「!! うあぁあぁぁぁあぁあ……!!」
「魔理沙……濡れてるよ…」
 ぴったりと閉じられている魔理沙の割れ目を、魅魔の指がなぞる。そこは、既にぬるりとした液体が伝っていた。
「あぅ、あぁ……み、みまさまぁ…そこ…ぴりぴりするぅ……!」
「何だい? 小さい割にしっかり反応してるねぇ…」
「ひうっ…! ふわぁっ、あ、あああっ……!」
 魅魔は再び魔理沙を後ろから抱くと、指を上下させ魔理沙の割れ目を擦る。その度、くちゅくちゅと音がして、割れ目からは愛液が滲み出していった。
「あっ、あふうぁっ……! ひぅ、みま、さまぁ……! こわいよぉ……! わ、わたし、あふっ! へ、へんになっちゃうぅ……!」
「魔理沙……いいんだよ…怖がらないで…力を抜いて…私に任せて……」
 魅魔は魔理沙の耳に囁き、片方の手で胸を優しく揉む。一方の指は、その幼い割れ目に添え、僅かに力を入れる。指は、つぷりと抵抗無く魔理沙の中に沈んでいった。
「あっ……!! なっ、やっ、みまさまっ…! ゆびがっ…わたしのなかにぃ……!!」
「痛くないだろ……?」
「んっ………う……うん……いたく、ないよ……」
「だから、大丈夫……気持ちよくしてあげるから…」
 そう言うと、魅魔は魔理沙の中に入れた指を少し動かした。
「くうんっ! はぁっ……んっ…! あっ…はっ……!」
 そのまま小刻みに指を動かす。すると、割れ目からはとろとろと愛液が溢れ出していった。
「ふふ……気持ちいいかい、魔理沙…?」
「んあぁ……よ、よくわかんないけどぉ……からだがふわふわしてぇ…あたまがぽーっとしてきたのぉ………みまさまぁ……もっと………して…」
 頬を上気させ、口を半開きにして虚ろな目で魅魔を見上げる魔理沙。その表情に、魅魔の鼓動は高鳴った。
「…いいよ……もっとしてあげる…イカせてあげるよ…魔理沙……」
 言いながら、魅魔は魔理沙と唇を重ねる。そのまま、指をもう少し奥まで沈めた。
「んんんっ……!! んはっ、ひゃっ、あうぅんっ……!!」
 細い魅魔の指を、更に魔理沙の狭い膣壁がきゅうっと締め付ける。しかし、動かす分には充分なものだった。中で指を動かす度に襞が指に絡み付き、包み込んでいく。そして、溢れる愛液の量も次第に増してきた。
「どうだい…魔理沙…? 気持ちいいかい…?」
「はっ……はひっ……ひっ、くぅ……」
 ぬちゅっ…ぬちゅっ…
 魔理沙から滴る愛液が、お湯と一緒に流れていく。魅魔の腕の中で小さく震える少女は、その限界を迎えようとしていた。
「やっ……だめっ……なにか…くるっ……きちゃううぅ……!!!」
「ふふ…イッちゃいな…魔理沙……」
 くす、と笑うと、魅魔は魔理沙の乳首とちょこんと突き出た花芯を同時に抓んだ。
 くりっ―――

「―――!!! あっ、はあぁあぁあぁあぁああぁぁあぁああ~~~~~~~~~!!!!」

 びくっ! びく、びくんっ!!
「あ………ああぁ………あぅぁあ………」
 ぷっ…ぷしゅっ……ちょろおおおぉ~~~………
 大きく体を仰け反らせ絶頂を迎えた魔理沙は、その衝撃に小水を漏らしていた。
「おおっと、お漏らしかい…? ふふ…でも、お漏らしする程気持ちよかったんだね…?」
「は、ふぅ、ふう……はぁぁ……」
 呆けたまま小水を垂れ流す魔理沙を、魅魔は優しく抱き締めた。
「みまさまぁ……」
 後ろを向いた魔理沙が唇を重ねてきたので、今度は舌を絡ませた。
「魔理沙……んむっ、ちゅるぅ……」
「ふむぅっ……じゅ……はむんっ……」
 長い口付け。その内、魔理沙は魅魔に擦り寄り、魅魔の太股の上で股間をこすり始めた。
「魔理沙……」
「みまさま……もっと……して…きもち、いいこと……」
 瞳を潤ませて懇願する魔理沙。その吸い込まれる様な瞳を見、自分の太股に垂れていくぬめる液体を感じながら、魅魔は再び魔理沙の乳首を口に含んだ。


  *  *  *


「ふわああぁぁあああぁあぁああぁぁあああぁあぁあ………………………!!!!」

 がくがくと体を震わせ、達する魔理沙。直後、魅魔の体に倒れ込み、そのまま動かなくなる。
「魔理沙…? ……失神しちゃったか……ふう……」
 頬を軽く叩いてみるが、魔理沙は起きない。魅魔はやれやれ、と呟くと、魔理沙を抱えて風呂場から出た。
「ちょっと無理させちゃったね…ごめんね」
 魅魔は失神したままの魔理沙の体を丹念に拭き、バスタオルに包むと寝室へと向かった。


「よっ……と。ふう、それじゃあそろそろ寝ようか」
 魔理沙をベッドに寝かせると、魅魔もその隣で横になる。
 服は面倒なので着なかった。魔理沙も裸なのだし、おあいこだ。そう思いながら、魅魔はランプの炎を消し、目を閉じた。


 ………
 ………………
 ………………………
「………………………………ん~~~………? ん、ぅ………?」
 体に不思議な違和感を感じ、魅魔はまどろみから目覚めた。部屋は射し込む月光で仄明るい。まあそれはそれ。どうも、さっきから胸の辺りがむずむずするのは…
「………魔理沙?」
「ん…んむ……」
 布団をめくる。するとそこには、魅魔の乳房に吸い付いている魔理沙がいた。
「魔理沙……何やってるんだい?」
「んん……ちゅっ…おかーさん……」
「………」
 魔理沙からの返事は要領を得ない。どうやら寝惚けている様だった。
「…やれやれ」
 魅魔は頭を掻く。しかし、魔理沙の寝言には複雑な気持ちになった。もう母親のおっぱいを吸う年齢でもないだろうに、魔理沙は今でも母親の事を―――
「……ま、私でよければいつでも貸してやるよ。…乳は出ないけどね」
 今は、魔理沙のしたいようにさせてやろう。魅魔はそう思い、魔理沙の頭を撫でた。
「んむ……ちゅう………ちゅっ……はむぅ…」
「……って、魔理沙?」
 気のせいか、魔理沙の舌使いが微妙にいやらしい。何と言うか、おっぱいを吸うと言うより、愛撫されていると言うか…
「ちょっ…魔理沙……止めっ………ひうっ…」
「ちゅるっ……はむ、んふぅ…じゅる…」
「やっ……そこ、は…だめっ……」
「……んん~………みまさまぁ~…?」
 その時、魔理沙がぼんやりと顔を上げた。唾液の糸が、月光に照らされ妖しく光る。
「…魔理沙…何、してんだい?」
「ん~…? なにって…あれ?」
 そして、急にハッとして魅魔を見る。魅魔の顔は、少し赤くなっていた。
「みまさま、どうしたの…?」
「どうしたのって…魔理沙がいきなり私の胸を吸うから、驚いたんだよ」
「みまさまの、おっぱい…?」
 魔理沙は目を落とし、魅魔の胸を見やる。
「……おおきくて、いいなぁ…」
「いや、そうじゃなくて」
「わたしも、これくらいあったらなあ…」
 むに
「うわっ!?」
「うわ~…ふかふかする~…」
「魔理沙っ…何、いきなり、揉まない、でっ…」
 むに、むに、むにむにむに
「は……ぅ……魔理、沙…」
 魔理沙の小さな手では、魅魔の胸を一度に掴む事は出来なかった。その所為で、魔理沙は魅魔の胸を場所を変えて何度も掴む。それが、細波の様な刺激を魅魔に送り込んでいく。
「……っあ……ぁ………ぁふ……」
 吐息の様な、か細い声が漏れる。抵抗したければ簡単に出来るはずなのに、したくなかった。…もう少しだけ、この感覚に酔っていたい。そう思った。
「…みまさま……? おっぱい…かたくなってるよ……?」
「ん……? …ふふ、そうかい…? もっと…触っても………吸っても、いいんだよ…?」
「え…?」
「私のおっぱい……魔理沙にそうして欲しい、って…思ってるみたいだから…」
 魅魔の乳首はすっかり硬くなり、魅魔の心は魔理沙を求めていた。そんな魅魔を困った様に見つめる魔理沙。それに埒を開けたかった魅魔は魔理沙を抱き寄せ、胸にちょうど魔理沙の口が来る様に抱きしめた。
「……早く……舐めて……」
 艶めいた声を、魔理沙の耳元で。魔理沙はコクリと頷くと、その口に魅魔の胸の先端を含んだ。
「…ん……ちゅっ………」
「あっ………」
 魅魔の体に、じわりと広がる快楽。拙い仕草ではあるが、そのささやかな愛撫は、魅魔の体に染み込んでいく様。
「あむっ……ん、く、じゅ……ぅん……」
「そう…魔理沙……いい………いいよ……」
 魔理沙に責められながら、魅魔はゆっくりとベッドに横たわる。魔理沙を抱く腕を放し、自分の股間に手を伸ばす。柔毛を掻き分け、奥の泉に指を当てると―――濡れていた。
(ふふ………まさか教え子にこんな事されるなんて、思ってもみなかったけど、ね…)
 そう思っていても、体は正直という事か、魅魔の体は魔理沙によって昂ぶっている。否定する事は無い。ならば、このままこの快楽に身を委ねるのもいい。
「はむっ……ぴちゃっ……ちゅうぅ……」
「ひあっ…魔理沙……気持ちいいよ…魔理沙……」
 一生懸命に魅魔の乳首を舐める魔理沙に、魅魔は素直に反応する。
 しかし、足りない。これだけでは、足りない―――
 ちゅっ…
「! んっ!」
 その時、不意に魔理沙の膝が魅魔の割れ目に触れ、魅魔は思わず高い声を上げた。
「あっ…みまさま…どうしたの…?」
「っあ……魔理沙…もっと…そこ……して………」
「え…? ここって…?」
「私のアソコ……ほら……ここだよ…」
 そう言って、魅魔は足を開く。茂みの中に隠された泉からは、湧き水が染み出していた。
「え……? みまさま、ここ…?」
「見るのは初めてじゃないだろう…? 自分にもあるんだから…。ほら…ここのぴらぴらした所を……舐めて………弄ってぇ……」
 魅魔は指で自分の割れ目を開いて見せ、魔理沙を誘う。
「ぁ……」
 普段なら決して聞かない様な、魅魔の甘えた声。魔理沙は一瞬戸惑った後、しかし魅魔の割れ目に顔を近付け、舌を突き出し舐めた。
「ちゅっ……」
「……! あああっ……!!」
 瞬間、魅魔の体が跳ねる。
「…! みまさま…」
「あっ……大丈夫…大丈夫よ………だから…もっと、しても、いいのよ…」
「うん………ちゅる……」
「はぁう…! あ、魔理沙ぁ…! もっと…奥まで…!」
「ふむぅ……じゅ……あむ…ちゅ……はぅっ…」
「ああっ……! やっ…はっ……指、が、あぁあ………!!」
 魔理沙は舌と一緒に、指も入れてきた。柔らかい舌の感覚と、硬い指の感覚が混じり合い、魅魔の膣壁を刺激する。
「うわぁ…みまさま……すごい、ぬれてる……おもらし、じゃ、ないよね…?」
「…ん…ふふ…違うよ……魔理沙に触られて、気持ちよくなってるから…こうなったんだよ…」
「そうなの…? それじゃあ、おふろでわたしがぽーっとしたみたいになっちゃってるの…?」
「ん……そうよ……」
「えへへ……みまさまも……んっ……わたしとおんなじだぁ………ぁっ…」
 一旦顔を上げ、魅魔と顔を合わせて微笑む魔理沙。その顔は、心なしか…否、確実に赤い。何と言うか、心ここに在らずといった感じなのだが…
 ちゅっ……ちゅっ……
「…?」
 その時、魅魔は妙な音を聞いた。この粘着質の水音は、風呂場で魅魔が魔理を愛撫していた時に散々聞いた音だった。しかし魔理沙が魅魔を愛撫している時に聞こえるならいざ知らず、魅魔の体は今何もされていない。では、今聞こえるこの淫らな音は―――

「ぁっ……はぅっ…ぁふぅっ……」

 …目を凝らしてよく見る。目の前の魔理沙の手は、自らの股間に伸ばされている―――
「魔理沙………」
「はぁっ…みまさまぁ……わたしぃ……なんだか…へんなきぶん…」
 恐らくは無意識に、魔理沙の手は自分の割れ目を弄っている。指の間から、ぽたぽたと愛液が滴る。熱にうかされた様な表情で、魅魔を見つめている。
「なんだろう……てが……かってに…ここ……」
「……魔理沙!」
 魅魔は起き上がり、魔理沙を抱き締め、そのまま唇を塞ぐ。荒々しく舌を絡ませ、魔理沙の口内を啜る。
「ふむっ……! っじゅ……! ………みま、さま……?」
「魔理沙………ごめんよ。魔理沙を放っておいて、自分だけ気持ちよくなってた…」
「…みまさま…」
「……でも、やっぱり駄目だね……私…魔理沙と一緒に気持ちよくなりたい」
「え…、あ……」
 ゆっくりと、魔理沙はベッドに寝かされた。見上げたそこには、魅魔の顔。段々と近付いていき、再び唇を塞がれた。
「んふ…」
「んう…」
 今度は、優しいキス。触れる唇から、魅魔の温かさを感じた。


「魔理沙……足、開いて…」
「うん…」
 魅魔に促され、魔理沙はゆっくりと足を開く。そこは充分に濡れ、何かを期待する様にひくひくと震えていた。
「いくよ、魔理沙……」
「ん……」
 目を瞑る魔理沙。その顔にキスの雨を降らせながら、魅魔は自分の秘唇と魔理沙の秘唇を重ね合わせた。
 ぬじゅっ………
「んっっ……!! あああっっ……!!!」
「はっ、く……魔理、沙…!!」
 触れ合う秘唇から漏れる、重く湿った音。絡んだ外襞から溢れる刺激が二人を包み、腰の動きを速めていく。
「はあああっ……! みまさまぁっ……ひぐっ、あっ…!! あ、ひゃああっ……!!」
「っ魔理沙…! すごい、よ…! 熱、くて―――!!」
「ぴりぴり、する、ぅん……!! あっ…! もっとっ……! もっとっ、してぇっ……! ぬるぬるしてぇっ……!!」
「魔理沙っ…! っちゅうっ…! じゅぷっ、っじゅう……!!」
 魅魔は魔理沙を抱き上げると、勢いよくその小さな胸の先端にむしゃぶりつく。
「っあぁああぁあああーーー!! おっぱい、が、ひぅあああ……!!」
 その刺激に、魔理沙の体が反る。
「くあっ…!! 魔理沙、の、クリちゃんっ……! 尖ってっ…私のアソコ、引っ掻いてるぅっ………!!」
 びく、びく、と魅魔の体が震える。どろりと一際粘っこい液体が、溢れ出す。
「あっ、みまさまっ! みまさまっ! みまさまっ……!! なにか、あ、ああっ……! もうっ……!!!」
「魔理沙っ…! 魔理沙っ…! イッ……イクッ、イクううぅぅうぅうぅぅぅぅ………!!!」

 くりん、と、互いの肉芽が触れ合った―――

「んああぁあぁああぁぁあぁぁぁああああぁぁあぁあぁあぁぁーーーーーーーーー!!!!!!」
「う、ぁああぁぁあぁあああぁぁぁああぁあぁああぁあああぁ………………………!!!!!!」

 びく! びくっ! びくんっ!!

「あぁ……あ、あぁあぁぁ…」
「ぅあ…ああああ……ぅ……」
 ぷしゅっ…ぷしゅっ……

 抱き締めあったまま同時に達した二人は、そのままベッドに体を預けた…


  *  *  *


「すぅ……すぅ……」
「………」
 横で安らかな寝息を立てる魔理沙の顔を見る魅魔。その胸には、様々な思いが去来していた。
「…いや、いいさ」
 頭を振り払い、その考えを消す。過去がどうあれ、今の魔理沙はとてもいい子に育ってくれた。ならば、自分はそれを素直に喜ぶべきだ。
 それ以上の贅沢など、存在しないのだから。

「…お休み魔理沙、よい夢を…」
 その頬に軽くキスをし、魅魔は魔理沙の手を握りしめると、目を閉じて眠りについた。






  了












<後書きか>

 魅魔様ってこんなんでええのん?
 魔理沙との出会いとか気になるよね。

 幽霊がご飯を食べるのかとか、風呂に入るのとか、眠るのかとか、どうでもいい。

 ただネチョが、出来ればいい(ぉ


 書いたのだ:謎のザコ


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2301d)