注意 守備範囲(いろんな意味で)が広い人は普通に読むべし。
   守備範囲(いろんな意味で)が狭い人は目を細めて、嫌いな部分を見ないように読むべし。
   お子様は目を閉じて読むべし。
   といってもそこまでキツイのを書いたつもりはありませんよ?














「お姉様、私負けちゃった…」
 フランドールが帰って来た。
「見てたわよ。流石に長年主人公を張ってるだけはあるわね」


 最萌トーナメント第3回戦第1試合。
 霊夢対フランドールの試合は、結局霊夢の勝ちに終わった。


「まあこればっかりはどうしようも無いわね。元気を出しなさい。貴方らしくないわ」
「うん」
「そう、それから、霊夢から伝言よ」
「伝言?」
「明日の正午に、霊夢の部屋に来るようにって」


 そして。
 余興と言うにはあまりに大きい、最萌のもう一つの顔、
 裏最萌の宴が、始まる。






『はじめてのフランドール』







 一夜開けて、正午前。

「フラン、良い事? 霊夢の言う事は何でも聞かないと駄目よ。それから暴れない事。自分から暴れるなんてもっての他よ。
 衝動を抑えられないと思ったら、隠さず霊夢に言って、私を呼んでもらいなさい」

 もっともその場合、時間延長は避けられないだろう。それがレミリアの一番の心配事だった。

「大丈夫。霊夢の事だから、酷い事はしないと思うわ。…せいぜい、可愛がってもらいなさい」
「うん、分かった、お姉様」
「そう、それじゃ、行ってらっしゃい」

 そして、フランドールは霊夢の元へと出かけて行った。
 今まで何人もの人間を玩具にしてきた自分が、今度は玩具にされるために。


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 こんこん。

「誰?」
「フランドールよ」
「入って」

 がちゃ。

「お邪魔しま~す」
「こっちよ~」

 布団の上から、霊夢が呼んでいた。
 自分の傍をぽんぽんと叩き、そこへ来るように促す。

 だが、そこでフランドールの歩みが鈍る。

 霊夢が、淡いピンク色の、ネグリジェの様な薄布一枚のみをまとって座っていたからだ。
 ほとんど透け透けと言っていいその生地の下には、健康的な肌色がはっきりと覗える。
 フランドールは布団に上がると、霊夢の前にちょこんと座ったが、
 その顔は既に赤く、霊夢を直視できないでいる。
 霊夢の身体は、特に発達していると言う訳でも無かったが、
 例え同じ服を着たとしても、フランドールには到底発する事の出来ないだろう妖艶な雰囲気に当てられ、
 フランドールは正座したままでもじもじとするだけである。
 
「大体、どんな事をするのか、予想はできてるんでしょ?」
「うん…」

 赤い頬が一段と紅に染まる。
 どうやらこっち方面に関しては、まだまだ子供のようだ。
 まあ、495年も他者(玩具で無く、自分と同等と認識できる)との触れ合いが無ければ、さもありなん、と言った所か。

「ねぇフランドール…キスした事、ある?」

 こくり。
 無言で頷く。

「じゃあ、私にしてくれるかしら…?」

 霊夢はそう言うと、少し顔をフランドールに近づけ、人差し指で自分の唇を指し、目を閉じた。

 しばしの間。


 ちゅっ


 そして、一瞬だけ、頬に柔らかい感触。
 
 霊夢が目を開けると、目を閉じる前より更に赤くなったフランドールが下を向いていた。

「あ~~~もう!! 何て可愛いの~~~!」
 霊夢が力いっぱいフランドールを抱きしめ、その頬に頬を擦りつける。
 その溢れる春度たるや、霊夢から湧き出す桜の花びらが目に見えるかのようだ。
 フランドールはちょっと苦しいと思いつつも、霊夢になされるがままになっていた。悪い気はしなかった。


「それじゃ、キスから教えてあげるわね」
 フランドールの顎をくいっと持ち上げ、顔を上に向けさせる。
 まず、お返しとばかりに、軽く軽く、唇でその柔らかい頬に触れる。
 それを、右に、左にと、何度か繰り返す。

 くすぐったい、顔を愛撫される感触。胸の辺りがむずむずする。

 それから、唇同士を重ねる。これも軽く。軽く。少しだけ長く。また軽く。
 舌を出して、ほんの少しだけ、フランドールの唇を舐める。
 そこで一旦顔を離した。
 半ば夢見心地でいたフランドールが目を開ける。

「フランドール、口を開けて、少し舌を出してくれる?」

 フランドールが舌を出すと、霊夢もまた舌を出して近づく。
 舌先と舌先が触れ、つんつんと突っつき、ちろちろと舐める。
 そこから、舌全体を絡めるようにして、フランドールの口内に侵入する。
 流石にフランドールが少し上体を引いたが、後ろから頭を支え、ディープ・キスを開始する。
 舌全体を撫で、吸い、唾液を流し込む。
 歯と唇の裏側をなぞり、前歯の裏側少し上あたりをくすぐり、そのまま奥の方まで舐める。
 牙の先っちょをくりくりと愛撫し、舌の裏側に舌を差し入れ、フランドールの口内を調べ尽くす。
 ひとあたり口の中を蹂躙した後、フランドールの舌を強く吸い、自分の方へと導く。
 舌で催促すると、フランドールも動き始めた。
 やや腰を浮かせ、霊夢に体重を預けて覆い被さるようにして、懸命に舌を動かす。
 勝手の分からぬフランドールの舌が、乱暴に霊夢の口内を舐め回す。
 テクニックという言葉など欠片も無いが、それもまた、心地良かった。


 長い、長いキスの講習が終わり、二人が離れる。
 互いを繋ぐきらきらと光る糸がたらりと垂れて、消えた。

 その時のフランドールの表情は、経験豊富な霊夢をもドキリとさせるぐらい、いやらしかった。
 フランドールは頭の中がぐるぐるで何も考えられず、霊夢に上体を支えてもらって、しばらくぼーっとしていた。


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「どうかしら?」
「ん…美味しい」
「そう、良かった」

 フランドールは食事をとっていた。
 と言うのも、あの後でフランドールのお腹が「ぐー」と鳴ったからだ。
 実は、昨日の疲れから大幅に朝寝坊をしてしまい、食べている時間が無かったのである。
 メニューは、希望者に配給されるお弁当に、霊夢手作りのじゃがいもとかぼちゃとさやえんどうの煮物が一品。
 
「ねぇ、私もフランって呼んでいいかしら?」
「うん」

 フランドールは返事もそこそこに、ぱくぱく食べている。よほどお腹が空いていたのだろう。

「フラン、お箸の持ち方が違うわよ」
「だって、お箸なんて使った事無いもの…」
 どこぞの、パンを13枚しか食べた事の無い魔法使いとは正反対である。
 弁当には洋食もあるのだが、霊夢が夕食用に貰ってきた弁当のため、和食だったのだ。
「えーとね、1本をこう持って、もう1本をこう…」
 霊夢が、手を取って持ち方を教える。
「うーん、持ちにくいし使いにくいよ…」
 霊夢の苦笑。こればっかりは慣れるしかない。

「あら、ほっぺたにご飯粒が…」
 ぺろり。
「んっ」
 霊夢が直接ご飯粒を舐め取る。
 そのまま、口の端に付いた食べかすも、綺麗に掃除していく。
 フランドールも舌を出し、霊夢と絡み合う。
 お弁当と、霊夢の味が、フランドールの喉を通って行った。


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 食休みと称して、二人はしばらく布団の上でごろごろしていたが、
 やがて霊夢がフランドールを抱き寄せる。
 霊夢は後ろからフランドールを抱く形で座り、服の上からフランドールのごく控え目な胸をさすり始めた。
 優しく、優しく。
 この大きさでは、揉むというのも不可能に近い。
 手の温もりを移すように、ゆっくり、ゆっくりと撫でる。

 フランドールの息が少しずつ、少しずつ荒くなる。
「ふぅぅ…すー、はー、んはぁ…」
 その吐息に甘い響きが混じり出したのを確認して、霊夢は手の動きを変えた。
 服越しで両の胸の中心に感じる、ちょこんと立ちあがった突起。それを重点的に触る。
 指でその突起の周りをなぞり、つんつんと突っつき、くりくりと転がす。
「んふ…ふぁ…ふゃぁぁぁぁぁぁん」
 フランドールが猫のような声で鳴き、霊夢の腕の中でくねくねと身悶える。
 しばらく霊夢はもぞもぞと動くフランドールの感触を楽しんでいたが、頃合を見てその手を止めた。

「フラン、ちょっと立ってくれるかしら? こっち向いて…そう」

 言われるままに、立ちあがって霊夢の方を向く。
 丁度腰の辺りに霊夢の頭が来る。

「じゃあ、スカートをめくり上げて頂戴」
「えっ?」
 フランドールが動揺するが、霊夢は二度は言わなかった。

 言う事は何でも聞かないと駄目よ…
 姉の言葉が頭をよぎる。

 フランドールはスカートの端を両手でつまむと、お腹の前まで持ち上げる。
 赤いスカートに純白のショーツが映える。
 その大事な部分には、既に染みができていた。
「ちゃんと濡れてるわね。予想以上よ」
 霊夢が割れ目に人指し指を当てると、じゅん、という感触が指から伝わる。
 そっと指を前後に動かす。
「ふぁぁん…」
 食い込ませもせず、離しもせず、スリットの表面を、丹念になぞる。
 そのうちに霊夢の指が、少しずつ割れ目に埋まっていく。
 霊夢ではなく、フランドールが腰を押し付けてきたのだ。
 様子を覗うに、どうもフランドール本人は意識していないっぽい。

 指摘してやったら、どんな可愛い顔をしてくれるだろうか。

 そんな好奇心が湧いてくるが、今は抑える。まだ先は長い。
 フランドールも出来上がったようなので、とりあえずイかせてやる事にする。
 もう少し脚を開かせると、その間に入る。
 秘部に顔を近づけると、少女の匂いがつんと鼻を突いた。
 蜜で溢れるショーツに口を付け、啜る。
「いやぁ…そんなの、汚いよぉ…」
「汚くなんかないわ。とっても美味しいわよ」
 蜜の味を堪能した霊夢は、ショーツの端から少しだけ指を入れ、花弁を大きく広げる。
 ぺろりと舐めると、布が貼り付いて、内側の複雑な構造がくっきりと浮き出る。
 その皺や窪みや突起を、下着越しにぺろぺろと舐めていく。
「あ、あああ…はうんっ、んんっ…!」
 ずっと感じていた、大きな力でぐいぐいと押し上げられるような感覚。
 それが一気に加速するのを、フランドールははっきりと感じた。
 
 不意に、霊夢の視界が暗くなる。フランドールがスカートを離したのだ。
 霊夢の頭に手が乗せられ、間を置かずしてフランドールの足から力が抜け、その秘部が顔に押しつけられる。
「んふ…」
 湿気と熱気でむせそうになりながらも、霊夢は舌を休めない。
 フランドールの入り口に舌をぐりぐりと押し付け、指で淫核を刺激する。
「んあぁぁぁ! もう駄目ぇ! 何か来る! 来ちゃうっ!」
 押し上げられると共に、足場が狭くなって行く感覚が、更に加速する。

 きゅっ。

 霊夢が、フランドールの花芯を摘んだ。
「んーーーーーーーーーーーーっ!!」

 ぽーん、と跳ね上げられ、足場が消える。
 後はただ落ちるだけ。
 落ちる…
 落ちる…

 どさっ

 気が付くと、霊夢を押し倒す格好で倒れ込んでいた。
 背中に回された霊夢の手が暖かい。
「…気持ち良かった?」
「うん…」
 霊夢の心臓の鼓動が心地良かった。


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 しばしの気だるい時間。
 フランドールが呼吸を整え終わるのを待って、霊夢が動き出す。
 背筋に沿って指を動かし、頬から首筋、髪の毛の生え際を微妙なタッチでくすぐるように愛撫する。
「ひゃぁん、くすぐったいよぅ」

 ああ、またえっちなことされるんだ。
 そう思ったのがいけなかった。
 くすぐったいだけだったのに、またゆっくりと押し上げられる感じがする。

「んんっ、ふあっ、ああんっ」

 あっさりと火が点いたのは、霊夢にとって嬉しい誤算と言うべきか。
 どうもフランドールは思っていたより感じやすいらしい。
 点いた火を消さぬよう、フランドールの唇を奪い、舌を絡める。
 それに対してフランドールも舌で応じる。くちゅくちゅと唾液の絡む音がする。

「フラン、服…脱がせてあげるわ」

 フランドールの表情を楽しみながら、わざとゆっくり脱がせる。
 上着を取り去り、べとべとに濡れたショーツを脱がせ、スカートを下ろす。
 赤い布が一枚一枚消えて行く度、変わりにフランドールの顔が赤くなる。
 フランドールを靴下だけにすると、フランドールの脚の間に入り、腰をぐい、と抱き上げる。
 足はフランドールの頭の方に。『まんぐり返し』と呼ばれる体勢だ。

「や、やだ、霊夢、この格好恥ずかしい…」
 フランドールはいよいよ真っ赤になって、片手で顔を覆う。
 この姿勢だと恥ずかしい所の前に霊夢の顔が来る上に、自分からもアソコが見えてしまう。
「恥ずかしがらないで、よーく見て…」
 恥ずかしがるな、と言うのも無理な話ではある。
 霊夢はフランドールの割れ目に手を添えると、ぐいっと、ピンク色の花を満開にした。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 フランドールは両手で顔を隠してしまった。
「フラン! 隠れちゃ駄目よ、ちゃんと見なさい!」
 顔を隠したまま、いやいやと首を横に振る。
「レミリアに言いつけるわよ?」
 ぴくん。その言葉にフランドールの動きが止まり、そろそろと手をどける。
 その顔はこれ以上無いくらいに紅く、目尻には涙が一杯に溜まっている。
「よ~く見るのよ…目を逸らさずにね」
 そう言いながら、フランドールのアソコをぱくぱくと開いたり閉じたりする。
 先ほどの行為で溜まった愛液がにちゃにちゃと音を立てる。
 目を背ける事を許されないフランドールは今にも泣き出しそうだ。

「いい? ここが…」
 フランドールの中に指を少しだけ入れる。
「女の子の大事な穴」
 入り口付近をくにくにとかきまわす。
「ふぅん!」

「それからここが…」
 少し上に進み、小さな肉の割れ目を広げる。
「おしっこの穴ね」
 指を当て、ぐにぐにとくじるように動かす。
「そ、そんなとこいじっちゃやだぁ…」

「で、これが」
 更にその上、肉芽の皮を剥くと、可愛い真珠がくりんと顔を出す。
「クリトリス。女の子の一番気持ち良い所よ」
 霊夢の顔がゆっくりとそこに近づき…

 ちゅっ
「ふああっ!!」
 口付けた瞬間、フランドールの腰が跳ねる。
 霊夢はフランドールの腰をしっかりと押さえると、舌と唇を使って、剥き出しの真珠を丹念に愛撫する。
 秘穴には指を差し込み、中をほじくる。
「あーっ、あーっ! あーーっ!!」
 
 アソコがじんじんする。頭もじんじんする。
 恥ずかしい。死んじゃいたいぐらい恥ずかしい。
 目が回る。頭がくらくらする。
 何もかもがめちゃくちゃになって、もう何も考えられない。
 さっきより速く、さっきより力強く、押し上げられる感覚。ああ、また、来る…

「だめぇっ! また来る! 来ちゃうよぉ!」
「いいわよ、思いっきりイっちゃいなさい」
「あーっ、イく、イっちゃうーーーー!! ぃあああああああ!!」

 びくんびくん。フランドールの身体が大きく痙攣し、やがてぐったりと力尽きる。
 霊夢は、フランドールの涙をそっと拭った…


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 ぺちぺちとフランドールの頬を叩く。
「フ~ラ~ン?」
「あぅ…」
「…まともに返事も出来なくなるぐらい気持ち良かったのかしら?」
 フランドールががばっと起き上がる。
「そっ、そんな事」
「…気持ち良く無かったの…?」
 悲しそうな目で霊夢が尋ねる。もちろんわざとだ。
「あの、その………気持ち良かった」
 頬を染め、小さな声でフランドールが答える。
 それを聞いた霊夢の顔がぱっと明るくなる。
 フランドールをぎゅ~~と抱きしめ、ほっぺたすりすりすり。

「ん~」

 なんだか嬉しかった。


「さて、フラン」
 唐突に霊夢がフランドールを放す。
「自分だけ気持ち良くなるのは良くないわ」
 そう言って、身にまとっていた薄布を取り去る。

「私にも…して頂戴?」
「う…うん」

 フランドールはそろそろと霊夢に近づくと、唇を重ねる。
 今度は自分が攻める側だ。のしかかる様にして、自分がされたように、霊夢の口内を蹂躙する。
 霊夢は力を抜いて抵抗もせず、フランドールに身体を委ねていた。
 まだまだ上手とは言えない愛撫であったが、これまでの行為で昂ぶっていた霊夢の身体は、確実に反応していく。
 フランドールは霊夢にされた事を思い出し、身体をさすり、胸を撫でる。
 脚を開かせ、霊夢の秘所に顔を近づけると、むんと霊夢の匂いがした。
「霊夢、濡れてる…」
 霊夢のそこからは既に蜜が溢れ、太股を伝って流れた後もあった。
「フランがあんまり可愛いから、私も興奮しちゃったのよ」
 膣穴に指を入れ、秘芯を剥き、口を付ける。
「はぅっ…」
 初めて霊夢が声をあげた。
 その反応が嬉しくて、フランドールは夢中になって霊夢のアソコを弄る。
「フラン…指、もっと入るわ…」
 言われた通り、二本、三本と指を増やす。
 こんなにも指が入ってしまうなんて、とフランドールは少し驚いた。
「ふぅ…はぁん! ひぁっ!」
 霊夢の喘ぎ声も、だんだん激しくなって行く。
 フランドールはぐっと口を押し付けると、霊夢のクリトリスに軽く牙を突き立てた。
「んあーーーっ!!」
 霊夢がびくびくと震える。

「霊夢…?」
 霊夢の顔を覗きこむ。その表情に心臓がドキンとなった。
「イった…の?」
「うん、良かったわ…フラン」


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「ねぇフラン…裸に、なろ?」

 とは言えフランドールが身につけているのは既に靴下だけである。
 フランドールは靴下を脱いで放り投げた。

「本当に、裸になるって言うのはね…」

 霊夢が、自分の髪を縛っている赤いリボンに手をかける。

「こういう事よ」

 するりとリボンをほどく。
 ポニーテールにまとめ上げられていた黒髪が、ぱさりと落ちた。

 どきん。

 フランドールもそれに倣い、リボンを引き解く。
 髪の毛が重力に従った位置に落ちつく感覚。

 ぞく。

 目の前の人は誰? 霊夢?
 こんな霊夢見た事が無い。私の知らない霊夢。
 
 この感じは何?
 心まで裸になったみたい。
 ひとりぼっちの感覚。凄く、寂しくて、寒い。
 一人で地下室に居たときでも、こんなに寂しいと思ったことは無かったのに。

 寂しさに耐えられなくなって、霊夢にすがりつく。
 霊夢の温もりが、心まで染み透ってくるような気がした。



 霊夢が、有らん限りの愛撫を、快感に慣れないフランドールの身体に叩き込む。
 フランドールはそれを受け止め、喘ぎ、悶え、絶頂に達する。
 時折休憩を入れては、今度はフランドールに攻めさせる。
 初めは勝手の分からなかったフランドールも、徐々に慣れ出した。
 適切な力加減を覚え、弱点を探し、相手の様子によって責め方を変える。
 特にキスの上達ぶりは霊夢を唸らせるほどだった。
 そのおかげで霊夢も絶頂を味わい、ご褒美に、またフランドールを可愛がる。
 そんな事を何度も何度も繰り返していた。


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「ひぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
 フランドールがもう何度目か分からない絶頂を迎えた。
「「はー、ふー、はー、」」
 流石に二人とも疲れて、布団の上でごろんと転がる。
 フランドールが霊夢の手を握って来た。霊夢もその手を優しく握り返す。
 二人は荒い息をつき、そのまま寝そべっていた。


 そうして落ちついた頃。

 ぐー。

「「…あ」」

 二人のお腹が同時に鳴る。
 気が付けば、結構な時間になっていた。お腹も空くはずだ。

「ご飯にしようか?」
「うん!」

 霊夢が裸のまま夕食の準備をする。
 お弁当は昼間に食べてしまっていたので、夕食はご飯と味噌汁と昼間の煮物の残りだけ。
 他に作る材料が無いから仕方が無い。

「それじゃ、いただきます」
「…霊夢、私のお箸が無いよ?」
 『どうせすぐ裸になるんだから』と霊夢が言ったので、フランドールも裸のままである。
 素肌で触れる椅子や床の感触が新鮮だ。
「私が食べさせてあげるから。はい、あーん」
 霊夢がご飯を箸に乗せて運ぶ。
「あーん」
 ちっちゃい子供みたいで少し恥ずかしかったが、言われるままに口を開ける。

 ぱく。もぐもぐ。

 だが、そのご飯は霊夢が食べてしまった。
「え? うむっ…」
 霊夢はフランドールと口を重ねると、咀嚼したご飯を流し込む。
 フランドールは霊夢の口に舌を入れ、残ったご飯を舐め取る。
「んはっ…美味しい…」
 霊夢から箸を受け取ると、今度は霊夢の茶碗のご飯をもぐもぐと噛み、口移しで霊夢に食べさせる。

 そうやって、二人は少ない食事を長く楽しんだ。


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 休憩も終わり、二人はまた布団の上でお互いの身体をまさぐりあっていた。
 霊夢は枕元の袋をごそごそと探ると、中からある物を取り出した。

「フラン、これ…何だか分かる?」

 それは弓なりに反った棒状をしていて、両端は丸く、少し膨らんでいる。
 丁度真ん中辺りには布切れがくっついていた。
「?」
 フランドールは首をかしげる。

「これはね…こう使うのよ」

 霊夢は棒の片方の端を自分の股間に持っていき、くっ付いていた布切れを下着を履くようにして留めた。
 フランドールは一瞬棒が消えてしまったのかと思ったが、すぐに霊夢の中に入ってしまったのだと気付く。
 となると、もう片方の行き先は…

「そ、そんな…そんなの入らないよぉ…」
 少し怯えたように身を引く。
「私にはちゃんと入ってるわよ?」
 言われてみればその通りだ。

「大丈夫、優しくしてあげるから…ね?」

 吸血鬼は、人間とは比べ物にならない程長く生きる。
 となれば、いずれは越えなければならないハードルだろう。
 ならば、転ばぬように、私が…

「う、うん…」
「じゃあ、横になって、脚を開いて…」

 フランドールは言われるままに脚を開く。
 やはり恥ずかしそうではあるが、何度もしているうちにそこそこ慣れたらしい。
 念のため、指を入れて状態を確認する。
 これまでの行為で十分ほぐれている。濡れ具合も十分だ。大丈夫なはず。

「力を抜いて…入れるわよ…」

 ずぶり。先端がフランドールの中に入る。
 中の狭さが抵抗となって、霊夢の中に伝わってくる。
 ゆっくりと腰を進めると、ある所から進まなくなった。

「っ、はぁ、霊夢…苦しい…」
 霊夢は、フランドールを優しく抱きしめる。
「フラン、少し痛くなるわ。よく覚えておきなさい、貴方の長い一生でも、たった一度の、痛みだから」
 そう言うと、霊夢はぐっと腰に力を入れ、フランドールの中を押し進む。
 やがて最後の抵抗が破れると、モノは一気にフランドールの最奥へと到達した。

「いっ、痛……」

 フランドールが力いっぱい霊夢に抱きつく。
 霊夢は優しくフランドールの髪を撫でていた。



「…落ちついた?」
「うん…」
「じゃあ動くから…痛かったら言ってね」
 そう言うと霊夢は、ゆっくりと前後運動を開始した。
「~~~~~~っ」
「痛い?」
「大丈夫…ちょっと苦しいけど…もうほとんど痛くない」
 霊夢はその言葉に安心すると、だんだんと速度を上げて行く。
 次第にフランドールの中が濡れ、スムーズに動くようになった。
「フラン、大丈夫?」
「うん、大丈夫、気持ちいいよ…」
 それを聞いて、霊夢は動き方を変えた。
 角度を変え、今までの行為で見つけたフランドールの弱点を重点的に擦る。
「ひぃぁぁぁぁ! そっ、そこ駄目ぇ…!」
 体勢を戻し、ずんずんとフランドールの中を往復する。
「いぁっ、おっ、奥っ、凄…いぃぃぃ!」
「ここがいいの?」
 フランドールの一番奥、生命の揺り篭の入り口を、こんこんと突く。
「ひゃ、あ、あ、いぁーー!」
 どうやらフランドールは奥がかなり感じるらしい。
 クリトリスをくにくにとこねつつ、ずん!と力いっぱいモノを押し込んだ。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!」
 フランドールの体が限界までのけぞり、びくん、びくんと痙攣する。

「ぁぁ…」
 
 力が抜け、布団にだらりと横たわるフランドール。しかし、今度は休ませない。
 フランドールを座らせる格好にして、下から奥をごんごんと突き上げる。
「うあっ! れいむっ、きゅうけひっ、させてぇ!」
「だーめ」
 フランドールの耳元で囁く。
「入れられてる間は」
 ずんずん。くにゅくにゅ。
「うああぁぁぁっ!」
「貴方は私のモノなの」
 ちゅぱっ。くりくりくり。ずん!!
「うあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!」


 ずるり。
 モノを引き抜くと、フランドールの愛液がぽたぽたと垂れた。
 僅かに赤い色が混じっている。霊夢はそれを指ですくうと、愛しそうに舐めた。

 フランドールは起きあがると、霊夢の腰についているモノを外し始めた。
 霊夢は止めなかった。霊夢の中からモノが引き抜かれる。
 そっちを今度は自分の中に入れようとする。
「ふっ! んんん…ん」
 なんとか装着が完了した。

「いらっしゃい、フラン」

 霊夢が誘う。
 フランドールはモノを霊夢の中に入れようとするが、なかなか狙いが定まらない。
 霊夢はモノを自らの入り口に導いた。
「行くよっ…」
 ずぶずぶずぶ。モノが霊夢の中に埋まって行く。
「これで、霊夢は私のものねっ」
「さあ、それはどうかしら?」

 くいっ。
 霊夢が腰をひねる。
 その動きは棒を介してフランドールの膣壁を刺激する。

「あぅっ」
「じっとしてちゃ駄目よ。動かないと」

 フランドールが腰を動かす。
 進む動作に合わせて、霊夢が自らの入り口をきゅっと締める。
 それは抵抗となり、結果としてモノをフランドールの奥…感じる場所に押しつける。
「ん…はぁっ」
 我慢して腰を引くフランドール。霊夢はそれに合わせて、今度は腰をひねる。
「んひぃっ」
 1日の経験しか無いフランドールと、自分の中まで知り尽くしている霊夢とでは格が違いすぎる。
 何回か往復するうちに、フランドールは快感に負けて動けなくなってしまった。

「あらあら、もうお終い?」
 霊夢が意地悪に笑い、腰をぐりぐりと回す。
「ひぁぁぁぁぁ!!」
 フランドールにはもう反論する余裕も無かった。
 
 霊夢は自分に刺さっているモノを抜くと、フランドールの腰の止め具を外し、手でモノを動かし始める。
 既にフランドールの弱点を把握していた霊夢は、的確にそこを突いていく。
 さらに淫核の皮を剥き、手加減せずにしゃぶり、吸い、食む。

「いっ、いぁっ、あーーっ、うああああああああああぁっっ!!」

 フランドールがイくのに合わせて、一層責めを激しくする。
 最奥にモノををぐりぐりと押しつけ、クリトリスを歯型がつくほどに噛み、上の前歯でぐいぐいと押し込む。

「!! !! ーーーー!  !!!!   !!!! !!  ーーーーー!!!!!」

 頭の中が真っ白になる。
 跳ね上げられたまま、どんどん上へ加速する。落ちて来れない。
 自分の存在すら希薄になる圧倒的な快感…


 フランドールは、十数秒の天国を見た。



 霊夢は、自分の口に、温かい液体が注がれるのを感じた。
 その少し香ばしい液体を、嫌な顔一つせず飲み下していく。

 やっと落ちてこれたフランドールは、下腹部に奇妙な感覚を覚えた。
 何かが身体から出て行くような……………、!!
「い、いやぁ、そんな……」
 止めようとするも、下半身に全く力が入らない。止められない。
「霊夢、そんなの、飲まないでぇ…やだぁ…」
 ただただ、漏れるに任せるしかなかった。

 ちゅるん!
 霊夢は通路に残っていた聖水も吸い出すと、口を離す。
「私の口の中にお漏らしなんて、随分と躾のなってないお嬢様ねぇ」
 わざとらしく嘲るような口調で、霊夢がなじる。
 不可抗力ではあるのだが、反論は不能だ。
「うっ…うぇ…ひっく…」
 フランドールは泣いてしまった。

 ちょっと言い過ぎたか。
 霊夢は慌ててフランドールをあやす。

「ごめんなさい…とっても可愛かったわよ、フラン」
 そう言って頭をなでなで。
 フランドールは泣き止んだが、顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。
 再び霊夢の嗜虐心が刺激される。

「でも…」
「ふぇ…?」
「いけないフランには、ちょっとお仕置きが必要ね」
「っ!」

 熱いキスを交わす。
 フランドールは不安と、安心と、恐怖と、期待と、いろんなものが頭の中でごちゃごちゃになっていくのを感じた。
 それら全てを忘れようとするかの様に、懸命に舌を絡める。

「れ、霊夢…怖いよぉ…」
「安心して、いっぱい『可愛がって』あげるから…」


 本気を出した霊夢の前に、フランドールはなす術も無く、気絶するまでイかされ続けた。


__________________________________________________



 …目が覚めた。時計を見る。
 既に朝と呼んで良いか迷うような時間だった。
 昨日はがんばったとは言え、こんなに寝てしまうとは。

 でも、まだ少し時間はある。

 隣には、天使のような悪魔の寝顔。
 そっと唇を奪う。
「ん…」
 まだ起きる様子は無い。
 可愛いこの子とも、もうすぐとりあえずさよならだ。
 頬に、額に、腕に、胸に、お腹に、足に…全身にキスの雨を浴びせる。
「んっ、ふ…」

 フランドールは、身体のあちこちに小さな火がともるのを感じた。
 でも、心はまだまだ夢の中。
 そうすると、口の中に何かが入ってきた。
 目を開けなくても分かる。霊夢の舌だ。
 何度も繰り返したように、舌を絡め、唾液を混ぜ合わせ、飲み下す。
 胸やアソコから、心地良い刺激が来る。
 ぼんやりと目を開けると、霊夢の顔があった。
 霊夢の顔。
 霊夢の声。
 霊夢の感触。
 霊夢の匂い。
 霊夢の味。
 頭がくらくらする。
 例え身体が触れていなくとも、常に霊夢に抱かれているような、不思議な感覚。

 夢見心地のまま、フランドールは昇り、達した。



「…おはよ、霊夢」
「おはよう、って時間じゃ無くなっちゃったわ」
 霊夢が苦笑する。
「さ、起きて、服を着て。もう帰る時間よ」

「え…?」

 霊夢に包まれているような感覚が、水に流されるかのように、さっと醒める。
 途端、フランドールを襲う、ひとりぼっちのような、不安。
 繋いでいた手を、引き剥がされたような、寂しさ。

 霊夢…

「霊夢」
 フランドールは立ち上がると、服を着ようとしている霊夢に声をかけた。
「何?」
「クランベリートラップ」
「!!」

 振り向いた霊夢の目に映ったのは、今まさに自分にぶつからんとする、紫色の弾。
 避けられない。
 ばちん!
 霊夢の身体がよろける。
 すかさず態勢を立て直すと、服の中に隠してあった御札を取り出し、構える。

 …だが、予想された弾幕はそこには無く、一糸まとわぬ姿のフランドールが、片手をこちらに向けて立っているだけだった。

「…これで、時間延長だよ…ね?」

 霊夢は状況が理解できず、構えたまま、鳩が豆鉄砲を食らったような顔になる。
 だが、その意味が分かると、構えを解き、服と御札を手放した。
 目の前には、今まさに捨てられんとする子猫の目。
 そんな瞳で見つめられては、答えは決まっている。

「仕方ないわね…もう1日だけ、よ?」
「うん!」

 フランドールは満面の笑顔で、霊夢に飛び込んで行った。


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 こんこん。霊夢の部屋の扉をノックする音がする。
 しかし、返事は無い。

「おかしいわねぇ…」

 ノックをしたのはレミリアだった。
 フランドールが予定の時間になっても帰って来ないので、心配して様子を見に来たのだ。
 霊夢に苛められているのかと思ったが、部屋の中は静かなものだ。

 扉に手をかける。鍵はかかっていなかった。
 部屋に入る。中は明かりが消されて暗かったが、レミリアには関係無い。
 机の上に書き置きがあった。

 『お姉様へ。もう1日だけここにいます。フランドール
  そういう訳なの。お弁当を貰ってきてもらえると嬉しいわ。 霊夢』

 そして布団には、仲良く寄り添う二人の寝顔。
 レミリアは穏やかに微笑むと、フランドールの着替えを置いて、部屋を出て行った。


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 そして次の日。

「たっだいま~、お姉様っ」
 溢れんばかりの笑顔。レミリアもつられて微笑む。
「お帰りなさい、フラン」
 フランドールがレミリアの傍までやって来る。
「あのね、お姉様」
「何かしら?」





「今夜は寝かさないわ」





 レミリアが疑問符を口にするより早く、フランドールがレミリアの唇を塞ぐ。
 フランドールの舌が、レミリアの口内を余す所無く蹂躙していく。
 どろどろに溶かされていく意識の中、レミリアは思った。



(霊夢ーー!! 一体フランに何を教えたのよーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!)
 



 おしまい


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 あとがき

 ここまで読んでくれた人、神様仏様稲尾様。
 本文読まずにあとがきだけ読んでる人、そんな所で死んだら寝るぜ?

 とまあ、裏最萌、霊夢×フランな訳ですが…
 霊夢がアレなんで、一応申し訳をしておきましょう。

 私の中での霊夢設定は、ノーマルモードだと
 『普段はぼーっとしてどこか抜けてるような印象だけど、やる時やる事はびしっと決める典型的主人公的主人公的巫女さん』
 なのですが、エロモードになると、
 『シリーズ皆勤主人公の経験と年季に物を言わせ、並居るキャラ達を食いまくる超絶攻めキャラ』
 という設定が追加されます。妖々夢ともなればもう百戦錬磨な訳です。

 という事で、私の中では霊夢は攻めキャラ最上位に位置します。
 まあ気分次第で変わる時もありますが。

 いつも素人文章を読んでいただいて有難うございます>エロスレの呼んでくれてる皆さん

 最近学校の方が忙しいんですが、ぼちぼち書いて行こうと思ってます。


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (1598d)