とうほうネチョロダ/Happy 2 Weeks. 8th night ~Purple Haze Temptation~
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Happy 2 Weeks 〜Purple Haze Temptation〜~
~
~
「あ・・・・・・あぁぁ・・・・・・・・・・・・」~
~
曲がり角の先に何かがある、または誰かがいるらしい。~
あいにくリグルの所からは見えないのだが、角にいる橙の狼狽...
今の自分たちにとってとてつもなく危険な何かいるのかも知れ...
~
~
例えば、自分たちを探しにきたチルノとか。~
~
~
最悪の事態を想像し、リグルの顔も釣られて蒼ざめる。~
~
~
~
「い・・・・・・・いつ帰ってきたの、藍さま・・・・・・」~
「いつって、たった今だが?・・・・そんなに慌ててどうした...
~
次の瞬間聞こえてきた声は大人びた感じがした。落ち着きのあ...
だがまだリグルの位置からはその姿が見えていない。チルノじ...
好奇心に駆られて一歩を踏み出したくなるが、見つかってしま...
リグルはその場で立ち往生して息を潜めてやり過ごすしかなか...
~
~
「ぇ・・・んと、なんでも・・・・・・ないよ・・・・・・・...
「何でもないわけがないだろう・・・そんなに息を切らして、...
「え!?えっと・・・そう、さっきまで・・・・・遊んでたの」~
「やっぱり・・・・・・ちゃんとうがいはしてきたか?」~
「こ、これからする所・・・・・・・だよ」~
「よしよし、手もちゃんと洗うんだぞ。私はこれから夕餉の支...
~
足音が近付き、そして角の向こうの人影が姿を現す。~
もう逃げも隠れもできない・・・・・・!リグルも、橙と同じ...
~
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」~
~
「友達を呼んでたのか・・・・・・それも男の子を」~
「うっ!?・・・・うん・・・・・・・・・」~
「橙も大きくなったものだな・・・・・まあいい、この子も井...
~
~
角から姿を現したのは、背の高い女性だった。~
橙と同じような獣の耳を生やし、凛々しい顔つきで、立派な九...
『藍さま』と呼ばれたのはこの女性に違いない・・・一番いけ...
リグルの心臓は破裂寸前なまでに激しく高鳴っていた。~
~
「・・・・じゃあ君は」~
「ひっ、ひゃいっ!?」~
「橙について行きなさい。井戸があって、そこでうがいと手洗...
「は・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・・・・・・・...
~
心臓が破裂するような思いをしながらも、終には感づかれなか...
顔を見られないように頭を俯き、小走りで藍の横を通り過ぎ橙...
過程はどうであれ、結果的に二人の秘め事がバレなければそれ...
顔の不自然な光沢と匂いを落としてしまえば証拠隠滅は完了だ。~
高鳴る胸を押さえつつ、内心ガッツポーズをとって藍から逃げ...
~
~
「・・・・ちょっと待った」~
「!?」~
~
呼び止める藍の声が、二人を再び硬直させた。~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
「お前たち・・・・・・何か臭うぞ?」~
「え・・・・・・・・・・・っ!?」~
~
顔をしかめて藍が近付いてきた。~
万事休す、二人とも体はガタガタと震え歯も氷点下の中にいる...
~
~
「ふむ・・・・・・・・・・・・・・・・」~
~
リグルの顔に鼻を近づけ、くんくんと息を吸い続ける藍。~
そして何かに気付き、仮説から確信を得たのかリグルの肩を掴...
その顔は、さっきまで見せていた穏やかな物とは程遠い、悪魔...
~
「そういう事か・・・・・・・・・・・・・橙をいじめたのは」~
「ひっ!?」~
~
「 お 前 だ な ? 」~
「ひ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひぇぇ」~
~
肩を掴む手にはどんどん力が入り、そのまま肩をもぎ取ってし...
リグルの細腕で外せるはずもなく、もがけばもがくほど指先が...
殺される・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リグルの...
ふっ、と肩に込められた力が抜け落ちたような気がした。~
~
~
~
「・・・・・・・・・・・なんてな」~
「ひぇ・・・・・・ぇ、あ・・・・れ?」~
「驚かせてしまってすまなかった。この通りだ」~
~
正気に戻ってみると、確かにリグルにかけられていた藍の手は...
表情も悪鬼羅刹の類ではなく、最初に見せた穏やかな女性の物...
何がなんだか分からず、藍の豹変ぶりにずっと固まっていた橙...
~
「事情は大体掴めたつもりだ・・・・・・橙に誘われたんじゃ...
「え・・・!?・・・・・・・は、はい」~
「もう聞いてるとは思うが、橙は今発情期なんだ。だから相手...
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ」~
「本来なら私が橙の相手をするはずなのだが・・・今日は用事...
君には迷惑をかけてしまったみたいだな。橙にも苦しい思い...
~
見ると、藍の後ろで橙が誰に対してか『ごめんなさい・・・・...
藍はというと、後ろ手でそんな橙の頭を優しく撫でてなだめて...
きっとこれが藍という女性なんだな・・・とようやくリグルの...
~
~
「・・・・では改めて。私は橙の主人、八雲 藍。君の名は?」~
「・・・リグル・・・・・・・・・・・・・・です」~
「リグル君だな。今後、橙が色々と君に迷惑をかけるかも知れ...
「お・・・・・・お願いします!」~
~
藍に促され、橙も不慣れそうな敬語を使ってペコリとお辞儀を...
~
「こ・・・こちらこそ!」~
「ハハハ、ではよろしく」~
~
~
雨降って地固まる・・・・・・とは少し違うような、子ども同...
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
「・・・・・・・・・・それにしても」~
~
ややあって、虚空を見つめながら藍が呟いた。~
既にリグルと橙は顔を洗い、服装も正して秘め事前の状態に戻...
~
「君は幸運だったようだ。今この場に私の主人・・・・・紫様...
「?」~
~
その顔にはうっすらと冷や汗すら滲んでいる。~
藍は何をそんなに恐れているのか・・・リグルがそれを問おう...
~
~
「紫様はなんだ、その・・・・・・かわいい男の子に目がない...
「え・・・・・・・・・・僕、みたいな?」~
「私だから何事もなく見逃してやれるんだが、もしも紫様に見...
~
~
~
『こうなるんですよ』~
~
~
~
「!?」~
~
声は二人の上から聞こえてきた。~
反射的に見上げた先の空間は不自然に裂け、おぞましい赤紫色...
そして見上げた一瞬の隙を突き、赤紫色の空間——通称『スキマ...
~
「いかん!に、逃げろッ!」~
「え・・・ひ、ひぇぇぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・...
「・・・・・・・・・・・!!なんて事だ・・・・・・!」~
~
逃げる間もなく、リグルは頭からスキマに飲み込まれ現実の空...
悲鳴さえ途中で断ち切られ、後に残ったのはリグルがそこにい...
スキマに飲み込まれた物を探知する(=自力でスキマを作り出...
取り残された藍は橙と共にただ呆然とし、リグルの無事な生還...
~
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「・・・ここは・・・・・・・・・・・・・・・・・?」~
~
見渡す限りの異様な光景だった。~
赤とも紫とも黒ともつかぬ異常な色彩。目やら腕やらがそこか...
立っているのか浮いているのかすら自分でも分からない。~
~
「・・・・・・・・・そうだ。僕、あの藍さんと話をしてて・...
『ええ。私の事に触れて下さったわね』~
「えっ!?だ、誰!?」~
『そんなに驚いていただかなくても結構よ?出てきてあげるか...
~
赤い闇の向こうから声が聞こえ、すぅっ・・・とリグルの目の...
それはだんだん密度を増し、人の形をしているという確信を持...
金色の髪を長く伸ばし、紫の服に身を包み、穏やかな笑みを浮...
異常な色彩のこの世界の中で、その姿は不思議なほど違和感な...
~
~
~
「・・・・あなた・・・は・・・・・・・・・・・・・」~
「お初にお目にかかります。私が藍の主人、八雲 紫ですわ」~
「えと・・・・は、はじめ・・・・・・まして・・・・・・・」~
~
恭しく頭を下げ、ますます妖艶な笑みをリグルに向ける紫。~
リグルは彼女と目が合ってしまい、普通なら気まずく視線をそ...
吸い込まれるように心は堕ちていき、遂には呆けてその瞳に魅...
~
「ぁ・・・・・・・・・・・」~
「かわいい子ね・・・・・・あなたと橙の事、ずっと見てまし...
「・・・・・え・・・・・・・・・・?」~
「橙は気持ちよさそうにしてたけど、あなたはどうだったかし...
~
ゆっくりと紫が近付いてきた。~
肩に腕を回して抱き寄せ、耳元でリグルに囁きかける。~
反対側の腕はさも当然のように下半身へ。そしてリグルの付け...
コリコリと先端を弄りながらその顔は次に起こるであろう情景...
~
~
「あっ・・・・・!?」~
「うふふ・・・・・・やっぱり。いくら気持ちよかったとして...
「ぁ・・・な、何を・・・・・・・・?」~
「もっと気持ちよくしてあげる・・・・・怖がる事はないのよ」~
~
ズボンに手をかけ、一気にずり下ろす。~
絶頂に達していない肉棒はまだサイズと硬度を保っており、半...
指先で触れると糸を引き、紫の長手袋にくっついてきた。~
~
「あらあら、もう我慢できないの?」~
「ご・・・ごめんなさい・・・・・・・」~
「元気いいわね・・・・・あなたみたいな子、大好きよ」~
「・・・・・・・・・・・んっ!?」~
~
指先についた粘液を舐め取り、頭を抱え寄せてディープキス。~
舌先にわずかに残る粘液が二人の口の中で溶けて散り、ほのか...
そして紫は舌と舌を絡ませ合うだけに飽き足らず、下に伸びた...
彼の唾液を全て奪わんというほどの勢いで自らの舌を這いずり...
~
「あん・・・・・あ、ぁむ・・・んん・・・・・・・・・」~
「んふぅ・・ぉぁ・・・・・・」~
「んっ・・・あなた、かわいい・・・・・そろそろしてあげる...
「ぁ・・・・・・・する、って・・・何を・・・・・?」~
「んもぅ・・・分かってるくせに」~
~
リグルの膝を折って共に横になる。~
紫の甘い言葉は、リグルにとっては耳で融けて流れ込む媚薬そ...
リグルは結局紫にその身の全てを委ねてなすがままにされてし...
そして仰向けになって寝そべったのも束の間、布の滑らかな感...
~
~
「あぅっ・・・・・!?」~
「お口と手・・・・・・・・・どっちでしてほしい?」~
「え・・・・えぇぇっ・・・・・・・?」~
「好きな方を選んでいいのよ。それとも・・・・・・・」~
~
紫は言いながら身を起こし、靴下を履いたままの足で器用にリ...
靴下の生地の感触と足ゆえの不安定な力加減、そして未知への...
~
「あぁっ!?そ、そんな・・・・・・」~
「驚いた?こんな風に足でも気持ちよくできるのよ・・・・・...
「ん・・・すごい、気持ちいい・・・・・・・です」~
「うふふ・・・それとも、お口や手の方がよかったかしら?」~
「えっ!?い、ぃゃ・・・・・・足で・・・・・・・・・・・...
~
足で責められ、息は荒く、顔を赤らめながらもリグルは首を縦...
言葉に合わせ、まるで意志を持っているかのように肉棒もピク...
それは最早我慢できないという彼の意思の表れに見え、または...
紫の靴下にも滲み出た粘液が染み付きつつあった。~
~
「正直な子・・・いいわ、私の足で気持ちよくしてあげる」~
~
~
~
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~
~
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~
足の指をいっぱいに広げ、手の指と同じように器用に亀頭を絡...
亀頭の上を指が這いずり、靴下を通してリグルの敏感な所だけ...
硬く張り詰めている先端には敏感に刺激が伝わり、頭と下半身...
そのせいでリグルの雑念はかき消され、一つの意思——気持ちよ...
~
「んぁぁっ!す、すごいっ・・・・・紫・・・さんの足・・・...
「うふふ・・・・・私の足がどうかしたの?」~
「紫さんの足ッ・・・・あたたかくて・・・ぃっ・・・・・・...
「嬉しいわ、気に入って頂けて。だからそのお返しに・・・・...
「ひゃんっ!?」~
「私の足で最後までイカせてあげる」~
「う、あ・・・・あぁぁぁっ!?」~
~
ぎゅっ、と亀頭を圧迫し、さらに強く擦り上げる。~
その刺激が、温もりがリグルをさらに加速させ、彼の体を突き...
仰向けになっていて動きが制限されている中、彼は恐る恐る自...
指を挿れるまでには至らないものの、その仕草を見て流石の紫...
~
「・・・驚いた、どこでそんな事覚えたのかしら?」~
「ぁ・・・・・お尻をいじると気持ちいい、って・・・・・・...
「誰かから聞いたのね・・・・・・いいわ、もっともっと弄り...
「ふぁ・・・・はぁい・・・・・・・・・」~
~
~
見れば、リグルの付け根についている柔らかい袋が小さく窄ま...
余計な弛みがなくなっている今の状態は、もうすぐ男性側——こ...
だから押さえつけるように強い力で扱くのをやめ、紫は逆に足...
~
「ぃっ、いひぁっ!!?ゆ・・紫さ・・・・・・・!」~
「そのまま、そのままよ・・・・・そのままお尻を弄って・・...
「あ・・・あぃぃ・・・・・・・」~
「さあ、私の前で遠慮なく出してみて・・・」~
~
最後に敏感な裏スジを強く擦る。~
その瞬間、リグルの中の衝動は最大限に高まり、体は何度も跳...
目の前の光景すらも真っ白になって衝動を本能のままに発散さ...
~
~
~
「紫・・・さん・・・・・んぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁああぁぁ...
~
~
~
びゅっ、びゅっと白濁液が勢いよく吹きこぼれてきた。~
美しいアーチを描いてリグルの体に落ちるものもあれば、紫の...
そして白いアーチがようやく納まった頃、荒い息をついてリグ...
~
~
「熱いの、たくさん出たわねぇ・・・・・かわいかったわよ♪」~
「ぁ・・・・・・ぁ・・・・・・・・」~
「でも、あなたので私の足が汚れてしまったわ・・・・・・綺...
~
射精の反動で未だ呆けているリグルには、紫の言葉が完全には...
そこへ紫は足を差し出し、リグルの精液に塗れた部分を突きつ...
~
「ふふっ・・・・あなたに舐めてほしいの。私の足が綺麗にな...
「ぁ・・・・え、で・・・でも・・・・・・・」~
「大丈夫よ・・・自分のお尻を弄るほどいやらしいあなたです...
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...
~
~
本来なら『靴下とはいえ、足を舐めるなんて汚い』と突っぱね...
だが、突きつけられた足から漂う自らの精液の匂いと紫の優し...
恐る恐る親指の部分に舌先を付け、ほのかな塩味と苦味——不味...
興奮した様子で舌の腹を付けてベッタリと張り付いた精液をこ...
そして、橙がしていたように親指の部分を咥えて靴下の生地に...
~
「あっ・・・・・」~
「・・・はぐっ、んぁ、ん・・・・んっ・・・・・」~
「そんなに激しく・・・・んっ・・・・・・・・でも上手よ、...
~
足を舐らせ、くすぐったい感触と共に少年を侍らせているとい...
ただでさえ男が少ない幻想郷においては、紫好みの少年ともな...
だがそれが偶然にもマヨヒガを訪れていたという偶然に紫は感...
~
~
~
「んっ、ふぅ・・あぅ・・・んぐ・・・・」~
「うふふ・・・・・もういいわ。あなたのお陰で綺麗になった...
「・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・・」~
~
一心不乱に足を舐め続けるリグルの身を抱き寄せ、紫は唾液ま...
今度は紫がリグルの舌や唇に残った精液の残滓をこそぎ取り、...
リグルもその場の空気に流され、ただ紫の成すがままに唇を交...
~
「んふ・・・・・・あなた、まだ小さいのにとっても上手ね・...
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っと」~
「・・・・・話しにくいの?じゃあ、私があなたの心に聞いて...
~
そう言って紫はリグルの額と己の額をキスするように重ね合わ...
瞬きのような光が額に集い、リグルの体からは力が抜けていく。~
『心に聞く』という紫の言葉の意味も知らぬまま、リグルは紫...
~
「あ・・・・・・何だか気持ちいい・・・・・・・・・・・・...
「あなたの心にほんの小さな裂け目を作って、そこから記憶を...
今まであなたと関わってきた全ての人の事、あなたが今まで...
「は・・・・はぃぃ・・・・・・・・・」~
「いい子よ・・・すぐに終わるから、静かにしてて」~
~
~
瞳を閉じ、額を第三の目に見立ててリグルの心の中を垣間見る...
~
~
~
~
~
満月の出会い。~
~
月下のダンス。~
~
初めての交わり。~
~
崩壊、そして氷解。~
~
暗闇の秘め事。~
~
etc・・・・・・~
~
~
~
~
~
全てを手に取るように・・・とまではいかないが、走馬灯のよ...
そして、特に眩い光を放って存在するいくつかの人影に紫は注...
~
~
「『二本の尾』・・・これは橙ね。他には『暗闇の少女』『邪...
~
ルーミア、魅魔の存在を次々と言い当てていく紫。~
その的中率にはリグルも動揺を隠せずにいたが、紫の集中を乱...
高鳴る胸を押さえつつ彼女の幻視を垣間見る。~
~
「そして・・・・・これね。『氷と冷気の少女』、この子の存...
「!」~
~
それは、紛れもなくチルノの事だった。~
自分の記憶の核心に触れられ、額と額を離しリグルはあからさ...
~
「チルノ、っていうのね・・・・・・あなたの記憶の中でその...
「・・・・ゆ、紫さん・・・・・・・・・!?」~
「この事は誰にも言わないわ、安心して」~
「・・・・・・・よかった・・・・・・・・・・・・・・・・...
~
~
ほっと胸を撫で下ろすリグルを見て、紫は二人の関係を瞬時に...
そしてリグルに対してはまだ見せていない真顔で彼を見据え、...
~
「・・・・・チルノちゃんに会いたい?」~
「えっ・・・・は、はい」~
「そうよね・・・もう少しあなたと一緒にいたかったけど、あ...
「帰して・・・・・・くれるんですか・・・?」~
~
リグルの問いに対するの返答とばかりに紫は小さなスキマを開...
その先にはマヨヒガの風景が見え、赤と黒ばかりの世界に他の...
手にした扇で紫はスキマを指し、そしてニコリと微笑んだ。~
~
「藍と橙の記憶はあやふやにしておいたわ。あなたは何も気に...
「・・・・あ、ありがとうございます!」~
「いいのよ・・・・・あなたは自分の信じる道を征けばいい」~
~
リグルの頬に優しくキスをし、最後に紫は妖艶とは違う眩しい...
~
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「またいつか会う日まで・・・・・・・・・・・・『リグル君...
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世界の境界を抜け、日の光が当たる元の世界へ。~
目も眩むほどの蒼と緑が共存する場所、マヨヒガ。~
リグルはようやく元の世界、幻想郷に帰ってきたのだ。~
~
「ふぅ・・・・・・・・・・・」~
~
自分が今いる場所はマヨヒガのようだが、周りには誰もいない。~
『愛と橙の記憶をあやふやにした』とは紫の言葉だったが、そ...
きっと、突然いなくなってしまった自分を探し回っているに違...
そう思い、まずは外に出ようと縁側から一歩降りる。~
~
~
「あー!リグルったらあんな所にいた〜!」~
「うわっ!!?」~
~
突如響いてきた元気のいい声に足を取られ、ニ,三歩よろめき...
そこには、少し日焼けをしたように見えるチルノと心配そうな...
~
「あ、チルノ・・・・・」~
「『あ』じゃないわよリグル!家の中に隠れるのって反則よ、...
「で・・・でも橙が誘ってくれた・・・・・・・・・」~
「だ・か・ら!今のはナシ!橙も反則だったんだから無効試合...
~
~
チルノはずっと外を探し回っていたようである。~
その姿を見て罪悪感を感じたのか、橙が藍の同伴の元チルノに...
そして行方知れずのリグルを探し続けていた・・・・・・そん...
~
「リグルくん、ずっと中に隠れてたんだー・・・私も藍さまも...
「うむ。私達の方がここの造りはよく知っているはずなのだが...
(・・・・・・・うっわ)~
~
確かに二人の記憶はあやふやに・・・というか、紫に関する部...
チルノに至っては最初から最後まで事情を全く知らないはずだ...
これならこちらから事情を説明しない限りバレるという事はな...
自分だけが全てを知っているというのも悪い気がするが、それ...
紫に関する事はあえて思い出さないようにし、チルノたちの輪...
~
~
「ごめんねチルノ。じゃあ、もう一度数える所から始める?」~
「・・・・・・ジャンケンよ。無効試合なんだから、全部ゼロ...
「またそこから〜?」~
「そうよ。今度こそ負けないんだから!」~
~
二人の手を力の限り引っ張り、チルノは再び山の中へ入ってい...
途中、背後から『遅くなるなよ』と藍の声が聞こえてきたよう...
今はその言葉を胸の片隅に留めておき、ただ楽しく遊ぶ事に集...
~
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「・・・・・・・・・・でね、その子ったらもうかわいかった...
~
長い長い石段の最上部にある大きな屋敷。~
白玉楼で、紫は自分が体験した事の全てを楽しそうに話してい...
~
~
「男の子かぁ・・・・・もう随分見てない気がするわね」~
「私だって見つけた時は嬉しかったわよ。子ども達だけの物に...
「あなたらしい・・・・・・うん、あなたらしいわ」~
~
紫の話を具に聞いているのは彼女と共に永い時を歩んできた永...
彼女もまた、紫と同じように『男の子には目がないクチ』であ...
だがこの二人の関係は楽しくお喋りをするだけに留まらず・・...
~
~
~
「そんなにかわいい子だったら、私達の輪の中に入れてあげた...
「それ、考えたんだけどね・・・・・・今はまだいいの」~
「あら謙虚。『青い果実を食べるのはたまらない』とか言って...
「うふふ・・・・・・・・」~
~
あの妖艶な笑みを浮かべながら、幽々子の豊満な胸を唇で啄ば...
長い付き合いともなれば、お互いの敏感な所を弄りあうなどお...
~
「んっ・・・・・・・」~
「私達で食べちゃう前に・・・・・幼い者同士の交わりを見物...
「そんな相手がいるの?」~
「その子の記憶を視てきたの。きっと、近いうちに必ず・・・...
「それは楽しみ・・・・・・でも、紫ったら本当に欲張りなん...
「どっちも、よ」~
~
お返しに、と同じように紫の胸を舌で弄びその先端を固く尖ら...
この二人にとって、体を交える事は呼吸する事と大して変わら...
~
~
~
~
~
リグルの一挙手一投足を熱く見守る者は幼い少女たちだけでは...
もちろん当の本人はそんな事は知らないし、また知る由もなか...
~
(end)~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
あとがき~
~
足コキってこうですか、先生!?~
紫の足コキは片足で、フランの足コキは両足で。~
足のサイズとか器用さとかを妄想するとこんな感じ?~
ていうか足舐めとかうんちの穴弄りはやりすぎですかね(ぉ~
目の前の相手が従属しているのを見て性的に興奮する紫、とか...
~
リグルきゅんを攫うだけならいざ知らず、記憶を覗いたり弄っ...
そして紫と幽々子のカップリングは『×』で結べない対等な関係...
~
ラストはあんな感じだけど、この先このシリーズで紫が出る可...
咲夜さんとレミリアは出してみたい所。稀少品をお持ち帰りし...
・・・・・・でもその前に原点回帰でリグt(ry~
~
0005~
終了行:
Happy 2 Weeks 〜Purple Haze Temptation〜~
~
~
「あ・・・・・・あぁぁ・・・・・・・・・・・・」~
~
曲がり角の先に何かがある、または誰かがいるらしい。~
あいにくリグルの所からは見えないのだが、角にいる橙の狼狽...
今の自分たちにとってとてつもなく危険な何かいるのかも知れ...
~
~
例えば、自分たちを探しにきたチルノとか。~
~
~
最悪の事態を想像し、リグルの顔も釣られて蒼ざめる。~
~
~
~
「い・・・・・・・いつ帰ってきたの、藍さま・・・・・・」~
「いつって、たった今だが?・・・・そんなに慌ててどうした...
~
次の瞬間聞こえてきた声は大人びた感じがした。落ち着きのあ...
だがまだリグルの位置からはその姿が見えていない。チルノじ...
好奇心に駆られて一歩を踏み出したくなるが、見つかってしま...
リグルはその場で立ち往生して息を潜めてやり過ごすしかなか...
~
~
「ぇ・・・んと、なんでも・・・・・・ないよ・・・・・・・...
「何でもないわけがないだろう・・・そんなに息を切らして、...
「え!?えっと・・・そう、さっきまで・・・・・遊んでたの」~
「やっぱり・・・・・・ちゃんとうがいはしてきたか?」~
「こ、これからする所・・・・・・・だよ」~
「よしよし、手もちゃんと洗うんだぞ。私はこれから夕餉の支...
~
足音が近付き、そして角の向こうの人影が姿を現す。~
もう逃げも隠れもできない・・・・・・!リグルも、橙と同じ...
~
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」~
~
「友達を呼んでたのか・・・・・・それも男の子を」~
「うっ!?・・・・うん・・・・・・・・・」~
「橙も大きくなったものだな・・・・・まあいい、この子も井...
~
~
角から姿を現したのは、背の高い女性だった。~
橙と同じような獣の耳を生やし、凛々しい顔つきで、立派な九...
『藍さま』と呼ばれたのはこの女性に違いない・・・一番いけ...
リグルの心臓は破裂寸前なまでに激しく高鳴っていた。~
~
「・・・・じゃあ君は」~
「ひっ、ひゃいっ!?」~
「橙について行きなさい。井戸があって、そこでうがいと手洗...
「は・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・・・・・・・...
~
心臓が破裂するような思いをしながらも、終には感づかれなか...
顔を見られないように頭を俯き、小走りで藍の横を通り過ぎ橙...
過程はどうであれ、結果的に二人の秘め事がバレなければそれ...
顔の不自然な光沢と匂いを落としてしまえば証拠隠滅は完了だ。~
高鳴る胸を押さえつつ、内心ガッツポーズをとって藍から逃げ...
~
~
「・・・・ちょっと待った」~
「!?」~
~
呼び止める藍の声が、二人を再び硬直させた。~
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「お前たち・・・・・・何か臭うぞ?」~
「え・・・・・・・・・・・っ!?」~
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顔をしかめて藍が近付いてきた。~
万事休す、二人とも体はガタガタと震え歯も氷点下の中にいる...
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「ふむ・・・・・・・・・・・・・・・・」~
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リグルの顔に鼻を近づけ、くんくんと息を吸い続ける藍。~
そして何かに気付き、仮説から確信を得たのかリグルの肩を掴...
その顔は、さっきまで見せていた穏やかな物とは程遠い、悪魔...
~
「そういう事か・・・・・・・・・・・・・橙をいじめたのは」~
「ひっ!?」~
~
「 お 前 だ な ? 」~
「ひ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひぇぇ」~
~
肩を掴む手にはどんどん力が入り、そのまま肩をもぎ取ってし...
リグルの細腕で外せるはずもなく、もがけばもがくほど指先が...
殺される・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リグルの...
ふっ、と肩に込められた力が抜け落ちたような気がした。~
~
~
~
「・・・・・・・・・・・なんてな」~
「ひぇ・・・・・・ぇ、あ・・・・れ?」~
「驚かせてしまってすまなかった。この通りだ」~
~
正気に戻ってみると、確かにリグルにかけられていた藍の手は...
表情も悪鬼羅刹の類ではなく、最初に見せた穏やかな女性の物...
何がなんだか分からず、藍の豹変ぶりにずっと固まっていた橙...
~
「事情は大体掴めたつもりだ・・・・・・橙に誘われたんじゃ...
「え・・・!?・・・・・・・は、はい」~
「もう聞いてるとは思うが、橙は今発情期なんだ。だから相手...
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ」~
「本来なら私が橙の相手をするはずなのだが・・・今日は用事...
君には迷惑をかけてしまったみたいだな。橙にも苦しい思い...
~
見ると、藍の後ろで橙が誰に対してか『ごめんなさい・・・・...
藍はというと、後ろ手でそんな橙の頭を優しく撫でてなだめて...
きっとこれが藍という女性なんだな・・・とようやくリグルの...
~
~
「・・・・では改めて。私は橙の主人、八雲 藍。君の名は?」~
「・・・リグル・・・・・・・・・・・・・・です」~
「リグル君だな。今後、橙が色々と君に迷惑をかけるかも知れ...
「お・・・・・・お願いします!」~
~
藍に促され、橙も不慣れそうな敬語を使ってペコリとお辞儀を...
~
「こ・・・こちらこそ!」~
「ハハハ、ではよろしく」~
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雨降って地固まる・・・・・・とは少し違うような、子ども同...
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「・・・・・・・・・・それにしても」~
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ややあって、虚空を見つめながら藍が呟いた。~
既にリグルと橙は顔を洗い、服装も正して秘め事前の状態に戻...
~
「君は幸運だったようだ。今この場に私の主人・・・・・紫様...
「?」~
~
その顔にはうっすらと冷や汗すら滲んでいる。~
藍は何をそんなに恐れているのか・・・リグルがそれを問おう...
~
~
「紫様はなんだ、その・・・・・・かわいい男の子に目がない...
「え・・・・・・・・・・僕、みたいな?」~
「私だから何事もなく見逃してやれるんだが、もしも紫様に見...
~
~
~
『こうなるんですよ』~
~
~
~
「!?」~
~
声は二人の上から聞こえてきた。~
反射的に見上げた先の空間は不自然に裂け、おぞましい赤紫色...
そして見上げた一瞬の隙を突き、赤紫色の空間——通称『スキマ...
~
「いかん!に、逃げろッ!」~
「え・・・ひ、ひぇぇぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・...
「・・・・・・・・・・・!!なんて事だ・・・・・・!」~
~
逃げる間もなく、リグルは頭からスキマに飲み込まれ現実の空...
悲鳴さえ途中で断ち切られ、後に残ったのはリグルがそこにい...
スキマに飲み込まれた物を探知する(=自力でスキマを作り出...
取り残された藍は橙と共にただ呆然とし、リグルの無事な生還...
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~
「・・・ここは・・・・・・・・・・・・・・・・・?」~
~
見渡す限りの異様な光景だった。~
赤とも紫とも黒ともつかぬ異常な色彩。目やら腕やらがそこか...
立っているのか浮いているのかすら自分でも分からない。~
~
「・・・・・・・・・そうだ。僕、あの藍さんと話をしてて・...
『ええ。私の事に触れて下さったわね』~
「えっ!?だ、誰!?」~
『そんなに驚いていただかなくても結構よ?出てきてあげるか...
~
赤い闇の向こうから声が聞こえ、すぅっ・・・とリグルの目の...
それはだんだん密度を増し、人の形をしているという確信を持...
金色の髪を長く伸ばし、紫の服に身を包み、穏やかな笑みを浮...
異常な色彩のこの世界の中で、その姿は不思議なほど違和感な...
~
~
~
「・・・・あなた・・・は・・・・・・・・・・・・・」~
「お初にお目にかかります。私が藍の主人、八雲 紫ですわ」~
「えと・・・・は、はじめ・・・・・・まして・・・・・・・」~
~
恭しく頭を下げ、ますます妖艶な笑みをリグルに向ける紫。~
リグルは彼女と目が合ってしまい、普通なら気まずく視線をそ...
吸い込まれるように心は堕ちていき、遂には呆けてその瞳に魅...
~
「ぁ・・・・・・・・・・・」~
「かわいい子ね・・・・・・あなたと橙の事、ずっと見てまし...
「・・・・・え・・・・・・・・・・?」~
「橙は気持ちよさそうにしてたけど、あなたはどうだったかし...
~
ゆっくりと紫が近付いてきた。~
肩に腕を回して抱き寄せ、耳元でリグルに囁きかける。~
反対側の腕はさも当然のように下半身へ。そしてリグルの付け...
コリコリと先端を弄りながらその顔は次に起こるであろう情景...
~
~
「あっ・・・・・!?」~
「うふふ・・・・・・やっぱり。いくら気持ちよかったとして...
「ぁ・・・な、何を・・・・・・・・?」~
「もっと気持ちよくしてあげる・・・・・怖がる事はないのよ」~
~
ズボンに手をかけ、一気にずり下ろす。~
絶頂に達していない肉棒はまだサイズと硬度を保っており、半...
指先で触れると糸を引き、紫の長手袋にくっついてきた。~
~
「あらあら、もう我慢できないの?」~
「ご・・・ごめんなさい・・・・・・・」~
「元気いいわね・・・・・あなたみたいな子、大好きよ」~
「・・・・・・・・・・・んっ!?」~
~
指先についた粘液を舐め取り、頭を抱え寄せてディープキス。~
舌先にわずかに残る粘液が二人の口の中で溶けて散り、ほのか...
そして紫は舌と舌を絡ませ合うだけに飽き足らず、下に伸びた...
彼の唾液を全て奪わんというほどの勢いで自らの舌を這いずり...
~
「あん・・・・・あ、ぁむ・・・んん・・・・・・・・・」~
「んふぅ・・ぉぁ・・・・・・」~
「んっ・・・あなた、かわいい・・・・・そろそろしてあげる...
「ぁ・・・・・・・する、って・・・何を・・・・・?」~
「んもぅ・・・分かってるくせに」~
~
リグルの膝を折って共に横になる。~
紫の甘い言葉は、リグルにとっては耳で融けて流れ込む媚薬そ...
リグルは結局紫にその身の全てを委ねてなすがままにされてし...
そして仰向けになって寝そべったのも束の間、布の滑らかな感...
~
~
「あぅっ・・・・・!?」~
「お口と手・・・・・・・・・どっちでしてほしい?」~
「え・・・・えぇぇっ・・・・・・・?」~
「好きな方を選んでいいのよ。それとも・・・・・・・」~
~
紫は言いながら身を起こし、靴下を履いたままの足で器用にリ...
靴下の生地の感触と足ゆえの不安定な力加減、そして未知への...
~
「あぁっ!?そ、そんな・・・・・・」~
「驚いた?こんな風に足でも気持ちよくできるのよ・・・・・...
「ん・・・すごい、気持ちいい・・・・・・・です」~
「うふふ・・・それとも、お口や手の方がよかったかしら?」~
「えっ!?い、ぃゃ・・・・・・足で・・・・・・・・・・・...
~
足で責められ、息は荒く、顔を赤らめながらもリグルは首を縦...
言葉に合わせ、まるで意志を持っているかのように肉棒もピク...
それは最早我慢できないという彼の意思の表れに見え、または...
紫の靴下にも滲み出た粘液が染み付きつつあった。~
~
「正直な子・・・いいわ、私の足で気持ちよくしてあげる」~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
足の指をいっぱいに広げ、手の指と同じように器用に亀頭を絡...
亀頭の上を指が這いずり、靴下を通してリグルの敏感な所だけ...
硬く張り詰めている先端には敏感に刺激が伝わり、頭と下半身...
そのせいでリグルの雑念はかき消され、一つの意思——気持ちよ...
~
「んぁぁっ!す、すごいっ・・・・・紫・・・さんの足・・・...
「うふふ・・・・・私の足がどうかしたの?」~
「紫さんの足ッ・・・・あたたかくて・・・ぃっ・・・・・・...
「嬉しいわ、気に入って頂けて。だからそのお返しに・・・・...
「ひゃんっ!?」~
「私の足で最後までイカせてあげる」~
「う、あ・・・・あぁぁぁっ!?」~
~
ぎゅっ、と亀頭を圧迫し、さらに強く擦り上げる。~
その刺激が、温もりがリグルをさらに加速させ、彼の体を突き...
仰向けになっていて動きが制限されている中、彼は恐る恐る自...
指を挿れるまでには至らないものの、その仕草を見て流石の紫...
~
「・・・驚いた、どこでそんな事覚えたのかしら?」~
「ぁ・・・・・お尻をいじると気持ちいい、って・・・・・・...
「誰かから聞いたのね・・・・・・いいわ、もっともっと弄り...
「ふぁ・・・・はぁい・・・・・・・・・」~
~
~
見れば、リグルの付け根についている柔らかい袋が小さく窄ま...
余計な弛みがなくなっている今の状態は、もうすぐ男性側——こ...
だから押さえつけるように強い力で扱くのをやめ、紫は逆に足...
~
「ぃっ、いひぁっ!!?ゆ・・紫さ・・・・・・・!」~
「そのまま、そのままよ・・・・・そのままお尻を弄って・・...
「あ・・・あぃぃ・・・・・・・」~
「さあ、私の前で遠慮なく出してみて・・・」~
~
最後に敏感な裏スジを強く擦る。~
その瞬間、リグルの中の衝動は最大限に高まり、体は何度も跳...
目の前の光景すらも真っ白になって衝動を本能のままに発散さ...
~
~
~
「紫・・・さん・・・・・んぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁああぁぁ...
~
~
~
びゅっ、びゅっと白濁液が勢いよく吹きこぼれてきた。~
美しいアーチを描いてリグルの体に落ちるものもあれば、紫の...
そして白いアーチがようやく納まった頃、荒い息をついてリグ...
~
~
「熱いの、たくさん出たわねぇ・・・・・かわいかったわよ♪」~
「ぁ・・・・・・ぁ・・・・・・・・」~
「でも、あなたので私の足が汚れてしまったわ・・・・・・綺...
~
射精の反動で未だ呆けているリグルには、紫の言葉が完全には...
そこへ紫は足を差し出し、リグルの精液に塗れた部分を突きつ...
~
「ふふっ・・・・あなたに舐めてほしいの。私の足が綺麗にな...
「ぁ・・・・え、で・・・でも・・・・・・・」~
「大丈夫よ・・・自分のお尻を弄るほどいやらしいあなたです...
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...
~
~
本来なら『靴下とはいえ、足を舐めるなんて汚い』と突っぱね...
だが、突きつけられた足から漂う自らの精液の匂いと紫の優し...
恐る恐る親指の部分に舌先を付け、ほのかな塩味と苦味——不味...
興奮した様子で舌の腹を付けてベッタリと張り付いた精液をこ...
そして、橙がしていたように親指の部分を咥えて靴下の生地に...
~
「あっ・・・・・」~
「・・・はぐっ、んぁ、ん・・・・んっ・・・・・」~
「そんなに激しく・・・・んっ・・・・・・・・でも上手よ、...
~
足を舐らせ、くすぐったい感触と共に少年を侍らせているとい...
ただでさえ男が少ない幻想郷においては、紫好みの少年ともな...
だがそれが偶然にもマヨヒガを訪れていたという偶然に紫は感...
~
~
~
「んっ、ふぅ・・あぅ・・・んぐ・・・・」~
「うふふ・・・・・もういいわ。あなたのお陰で綺麗になった...
「・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・・」~
~
一心不乱に足を舐め続けるリグルの身を抱き寄せ、紫は唾液ま...
今度は紫がリグルの舌や唇に残った精液の残滓をこそぎ取り、...
リグルもその場の空気に流され、ただ紫の成すがままに唇を交...
~
「んふ・・・・・・あなた、まだ小さいのにとっても上手ね・...
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っと」~
「・・・・・話しにくいの?じゃあ、私があなたの心に聞いて...
~
そう言って紫はリグルの額と己の額をキスするように重ね合わ...
瞬きのような光が額に集い、リグルの体からは力が抜けていく。~
『心に聞く』という紫の言葉の意味も知らぬまま、リグルは紫...
~
「あ・・・・・・何だか気持ちいい・・・・・・・・・・・・...
「あなたの心にほんの小さな裂け目を作って、そこから記憶を...
今まであなたと関わってきた全ての人の事、あなたが今まで...
「は・・・・はぃぃ・・・・・・・・・」~
「いい子よ・・・すぐに終わるから、静かにしてて」~
~
~
瞳を閉じ、額を第三の目に見立ててリグルの心の中を垣間見る...
~
~
~
~
~
満月の出会い。~
~
月下のダンス。~
~
初めての交わり。~
~
崩壊、そして氷解。~
~
暗闇の秘め事。~
~
etc・・・・・・~
~
~
~
~
~
全てを手に取るように・・・とまではいかないが、走馬灯のよ...
そして、特に眩い光を放って存在するいくつかの人影に紫は注...
~
~
「『二本の尾』・・・これは橙ね。他には『暗闇の少女』『邪...
~
ルーミア、魅魔の存在を次々と言い当てていく紫。~
その的中率にはリグルも動揺を隠せずにいたが、紫の集中を乱...
高鳴る胸を押さえつつ彼女の幻視を垣間見る。~
~
「そして・・・・・これね。『氷と冷気の少女』、この子の存...
「!」~
~
それは、紛れもなくチルノの事だった。~
自分の記憶の核心に触れられ、額と額を離しリグルはあからさ...
~
「チルノ、っていうのね・・・・・・あなたの記憶の中でその...
「・・・・ゆ、紫さん・・・・・・・・・!?」~
「この事は誰にも言わないわ、安心して」~
「・・・・・・・よかった・・・・・・・・・・・・・・・・...
~
~
ほっと胸を撫で下ろすリグルを見て、紫は二人の関係を瞬時に...
そしてリグルに対してはまだ見せていない真顔で彼を見据え、...
~
「・・・・・チルノちゃんに会いたい?」~
「えっ・・・・は、はい」~
「そうよね・・・もう少しあなたと一緒にいたかったけど、あ...
「帰して・・・・・・くれるんですか・・・?」~
~
リグルの問いに対するの返答とばかりに紫は小さなスキマを開...
その先にはマヨヒガの風景が見え、赤と黒ばかりの世界に他の...
手にした扇で紫はスキマを指し、そしてニコリと微笑んだ。~
~
「藍と橙の記憶はあやふやにしておいたわ。あなたは何も気に...
「・・・・あ、ありがとうございます!」~
「いいのよ・・・・・あなたは自分の信じる道を征けばいい」~
~
リグルの頬に優しくキスをし、最後に紫は妖艶とは違う眩しい...
~
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「またいつか会う日まで・・・・・・・・・・・・『リグル君...
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世界の境界を抜け、日の光が当たる元の世界へ。~
目も眩むほどの蒼と緑が共存する場所、マヨヒガ。~
リグルはようやく元の世界、幻想郷に帰ってきたのだ。~
~
「ふぅ・・・・・・・・・・・」~
~
自分が今いる場所はマヨヒガのようだが、周りには誰もいない。~
『愛と橙の記憶をあやふやにした』とは紫の言葉だったが、そ...
きっと、突然いなくなってしまった自分を探し回っているに違...
そう思い、まずは外に出ようと縁側から一歩降りる。~
~
~
「あー!リグルったらあんな所にいた〜!」~
「うわっ!!?」~
~
突如響いてきた元気のいい声に足を取られ、ニ,三歩よろめき...
そこには、少し日焼けをしたように見えるチルノと心配そうな...
~
「あ、チルノ・・・・・」~
「『あ』じゃないわよリグル!家の中に隠れるのって反則よ、...
「で・・・でも橙が誘ってくれた・・・・・・・・・」~
「だ・か・ら!今のはナシ!橙も反則だったんだから無効試合...
~
~
チルノはずっと外を探し回っていたようである。~
その姿を見て罪悪感を感じたのか、橙が藍の同伴の元チルノに...
そして行方知れずのリグルを探し続けていた・・・・・・そん...
~
「リグルくん、ずっと中に隠れてたんだー・・・私も藍さまも...
「うむ。私達の方がここの造りはよく知っているはずなのだが...
(・・・・・・・うっわ)~
~
確かに二人の記憶はあやふやに・・・というか、紫に関する部...
チルノに至っては最初から最後まで事情を全く知らないはずだ...
これならこちらから事情を説明しない限りバレるという事はな...
自分だけが全てを知っているというのも悪い気がするが、それ...
紫に関する事はあえて思い出さないようにし、チルノたちの輪...
~
~
「ごめんねチルノ。じゃあ、もう一度数える所から始める?」~
「・・・・・・ジャンケンよ。無効試合なんだから、全部ゼロ...
「またそこから〜?」~
「そうよ。今度こそ負けないんだから!」~
~
二人の手を力の限り引っ張り、チルノは再び山の中へ入ってい...
途中、背後から『遅くなるなよ』と藍の声が聞こえてきたよう...
今はその言葉を胸の片隅に留めておき、ただ楽しく遊ぶ事に集...
~
~
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~
「・・・・・・・・・・でね、その子ったらもうかわいかった...
~
長い長い石段の最上部にある大きな屋敷。~
白玉楼で、紫は自分が体験した事の全てを楽しそうに話してい...
~
~
「男の子かぁ・・・・・もう随分見てない気がするわね」~
「私だって見つけた時は嬉しかったわよ。子ども達だけの物に...
「あなたらしい・・・・・・うん、あなたらしいわ」~
~
紫の話を具に聞いているのは彼女と共に永い時を歩んできた永...
彼女もまた、紫と同じように『男の子には目がないクチ』であ...
だがこの二人の関係は楽しくお喋りをするだけに留まらず・・...
~
~
~
「そんなにかわいい子だったら、私達の輪の中に入れてあげた...
「それ、考えたんだけどね・・・・・・今はまだいいの」~
「あら謙虚。『青い果実を食べるのはたまらない』とか言って...
「うふふ・・・・・・・・」~
~
あの妖艶な笑みを浮かべながら、幽々子の豊満な胸を唇で啄ば...
長い付き合いともなれば、お互いの敏感な所を弄りあうなどお...
~
「んっ・・・・・・・」~
「私達で食べちゃう前に・・・・・幼い者同士の交わりを見物...
「そんな相手がいるの?」~
「その子の記憶を視てきたの。きっと、近いうちに必ず・・・...
「それは楽しみ・・・・・・でも、紫ったら本当に欲張りなん...
「どっちも、よ」~
~
お返しに、と同じように紫の胸を舌で弄びその先端を固く尖ら...
この二人にとって、体を交える事は呼吸する事と大して変わら...
~
~
~
~
~
リグルの一挙手一投足を熱く見守る者は幼い少女たちだけでは...
もちろん当の本人はそんな事は知らないし、また知る由もなか...
~
(end)~
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あとがき~
~
足コキってこうですか、先生!?~
紫の足コキは片足で、フランの足コキは両足で。~
足のサイズとか器用さとかを妄想するとこんな感じ?~
ていうか足舐めとかうんちの穴弄りはやりすぎですかね(ぉ~
目の前の相手が従属しているのを見て性的に興奮する紫、とか...
~
リグルきゅんを攫うだけならいざ知らず、記憶を覗いたり弄っ...
そして紫と幽々子のカップリングは『×』で結べない対等な関係...
~
ラストはあんな感じだけど、この先このシリーズで紫が出る可...
咲夜さんとレミリアは出してみたい所。稀少品をお持ち帰りし...
・・・・・・でもその前に原点回帰でリグt(ry~
~
0005~
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