とうほうネチョロダ/雪の一夜
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雪の一夜~
~
~
~
~
これはネチョSS書くの初めての男が書いた(マリ×パチェの)ネ...
純愛系。しかもネチョくないです。それでもいいかたどぞ。~
あと子供みちゃダメ。~
~
~
—————————————————————————————————————————————~
~
~
~
~
「おーい、来てやったぜ」~
「呼んでない」~
「んなつれないこと言うなよ」~
「だって呼んでないもの」~
いつものように魔理沙が図書館訪れる。そしていつもと同じ会...
「なんか良い本あるかー?」~
本を漁りながら魔理沙がパチュリーに声をかける。~
「いつもと一緒」~
本から目を離さず、パチュリーは答える。~
そう、いつもこうだった。魔理沙は毎日のように図書館を訪れ...
・・・・たまに返ってこない。たまにというか、よくというか...
山のように本を抱え、魔理沙が戻ってきた。そして、定位置の...
「・・・今日は、静かだな」~
「そうね、今日は小悪魔がいないから」~
「いや、そうじゃなくて」~
「?」~
「喘息。せき、してないだろ」~
パチュリーはちらっと魔理沙の顔を見、すぐに本に目を戻す。~
「調子、いいから」~
「そりゃ何よりだ」~
魔理沙は自分のことのように口の端を吊り上げて笑うと、自分...
・・・そしてその本を本棚に戻すのは、私の仕事なんだけどね。~
~
しかしいつの頃からか、別に魔理沙が来ることが苦にならなく...
日陰の魔女の私。日陰の図書館。誰も来ないところに、一人で...
そんな私に、初めてできた友達。~
・・・・友達と呼んで、差し支えないと、思う。~
けどあまり、自信は、ない。~
だから、私は素っ気無くしてしまうんだろうか。~
・・・友達と、辞書で引いてみる。~
親しく交わっている人。とも。友人。朋友。~
—————————我ながら、女々しいことをしてしまった。~
~
~
~
~
そろそろ、外は寒くなる季節になっていた。~
それでも魔理沙は毎日のように訪れ、本を漁っていく。~
「うはー・・・外が寒くなってきたぜ・・・」~
「いらっしゃい」~
「あ、よお。今日も来たぜー」~
息を白くさせながら魔理沙が入って来た。~
「・・・って、なんだよ。室内なのにあんまし暖かくないぞ」~
「本、傷むから」~
冬の図書館というのは寒いものだ。あまり部屋を暖かくし過ぎ...
「んなこと言ったって、風邪引くぜ?」~
「咲夜が管理してるから」~
もとよりこの部屋には暖房器具が無い。温度調節のしようなど...
「仕方ないなぁ・・・」~
魔理沙が本をまだ選んでいないのにパチュリーの隣に座った。...
「ど、どうしたの?」~
少し動揺するパチュリー。こんなに近くまで来たのは・・・初...
「じゃーん」~
魔理沙はポケットから六角形の何かを取り出した。まるで自慢...
「これはミニ八卦炉と言ってな、暖房の代わりにつかえるんだ...
しばらくするとミニ八卦炉の周辺がほのかに暖かくなってくる...
「・・・・あたたかい」~
「だろ?」~
魔理沙は近場から2、3適当に本を取ってきて座りなおした。~
「中々のお宝でな、これが無くちゃ生きていけないほどなんだ」~
相変わらず、肩が触れ合うほど近くに座っている魔理沙。少し...
「・・・本、読みにくい」~
思わず、憎まれ口を叩いてしまう。~
「仕方ないだろ、離れたら寒いし」~
口を尖らせて反論する魔理沙。~
・・・けれど、暖かかった。~
~
いつのまにか、寝てしまっていたらしい。~
机に突っ伏して、寝ていた。~
「・・・あ」~
隣から魔理沙は居なくなっていた。外を見ると、もう夜。確か...
「・・・ミニ八卦炉」~
ミニ八卦炉を重石にしてメモがはさんであった。~
『起こしにくかったからそのまま行く、じゃな。風邪引くのも...
「・・・これなきゃ生きていけないとか、言ってなかったっけ」~
呟くパチュリー。言葉は空しく図書館に響いた。~
・・・けれど、暖かかった。~
~
~
~
あれから、三日が過ぎた。~
あれ以来なぜか一度も魔理沙は図書館を訪れていない。~
「・・・今日も、来ない」~
あんなに毎日のようにきていたのに。不審というより、不安。...
あれ以来段々と外は寒くなり、空は暗くなっていく。今にも雪...
「・・・」~
魔理沙、大丈夫かな・・・どうしてるかな。~
不安で不安で、はちきれそうで。~
だから四日目に、雪がちらほらと舞い始めたのを見たときに、...
ミニ八卦炉を、返しにいこうと。外に全く出たことのないパチ...
「・・・咲夜なら、知ってるかな」~
ふらふらと、ミニ八卦炉を抱えてパチュリーは歩き始めた。~
~
~
~
「パチュリー様!こんなところで何してるんですか!」~
咲夜に会おうと紅魔館を訪れたら、咲夜に驚かれた。そういえ...
「・・・魔理沙に、これ返しに」~
ミニ八卦炉を見せる。さらに驚く咲夜。~
「外は雪なんですよ。なんでこんな時に限って・・・」~
そしてしばらく考え、~
「私が行ってきます。それを貸してください」~
と言った。しかしパチュリーは大切そうにミニ八卦炉を抱えた...
「場所、教えて」~
「・・・・」~
パチュリーがこうと決めたら頑固なことぐらい、咲夜は長い付...
「分かった・・・行ってくる」~
「ちょっと待ってください」~
咲夜はパチュリーを引き止め、奥へ入っていった。出してきた...
「・・・外は寒いですよ。気をつけていってらっしゃいませ」~
「わかった」~
心配そうに見送る咲夜。パチュリーはふらふらと外へ出て行っ...
「外に出たがらないパチュリー様が・・・ね。大丈夫かしら」~
ため息をつきつつ、咲夜はお掃除を再開するのだった。~
~
~
~
ミニ八卦炉を大切そうに抱えたまま、パチュリーは歩いていた。~
最初はちらほらだった雪も強くなっていく。風が吹くたび、パ...
「・・・寒い」~
ミニ八卦炉を使おうにも、使い方がわからなかった。下手な事...
風が吹く。咲夜から借りたコートがバサバサとたなびく。寒い...
「えっと・・・こっち」~
咲夜から聞いた道を思い出しつつ、歩いていく。こんな日に空...
必死に歩いた。何度も転びそうになり、何度もせきが出た。ち...
~
森に入ったことに気づいたのは、実際に森に突入してからしば...
木々に邪魔されて、風も雪もだいぶ弱くなったことに気づいて...
頭に積もった雪を払うのも忘れ、周りを見渡す。~
—————————あった。~
魔理沙の家が、そこにはあった。~
~
~
~
魔理沙の家のドアについているベルを鳴らす。~
・・・反応がない。~
ここまで来たのに、と落胆しかけたことろに、~
「あ、は、はいっ、いる、いるぞっ・・・けど・・・ああっ、...
なぜか異様に慌てている魔理沙の声がした。~
「・・・」~
元気(?)そうな魔理沙の声を聞き、安心するパチュリー。し...
「魔理沙・・・ミニ八卦炉を持ってきたわ」~
「・・・うそ、パチュリー・・・?」~
「ええ」~
沈黙。~
「・・・・まずい」~
魔理沙の呟く声。~
「・・・外、寒いだろ・・・くっ、入って、いいぞ・・・」~
ドアが、開いた。~
~
~
魔理沙の家の中は、冷え切っていた。~
雑多に色々な物が置いてある。本当に古今東西ありとあらゆる...
「あ、すわって・・・いいぞ」~
「・・・」~
素直に座るパチュリー。魔理沙はなぜか落ち着かない風で、辺...
「これ」~
ミニ八卦炉を差し出す。~
「う、あ、ありがとな」~
慌ててミニ八卦炉を取り上げる魔理沙。パチュリーの手に触れ...
「・・・魔理沙、どうかしたの?」~
パチュリーは心配そうに身を乗り出した。顔が近づき、慌てる...
「ばっ!やめ、やめろっ!!」~
慌てて仰け反り、体を離す。それがパチュリーには、拒絶され...
「あ・・・ごめ・・・」~
魔理沙が謝るより先に、パチュリーの目に、酷く小粒の涙が溜...
「・・・魔理沙・・・私のこと・・・嫌い・・・?」~
やめろ。そんな目で見るな。そんな目で見ないでくれ。そんな...
~
唇が、触れ合っていた。~
「!?」~
突然何が起こったか、理解できずに目を白黒させるパチュリー。~
パチュリーは押し倒されるように尻餅をつき、魔理沙は覆い被...
そして・・・キス。~
唇が触れ合い、ついばむように。そしてそのあと、舌が入る。...
「む、むぅ・・・ぷはぁっ・・・」~
唇が離れた。口と口の間に、一本の糸の橋がかかる。~
「・・・パチュリーが・・・いけないんだぜ・・・そんな目で...
魔理沙は今にも泣きそうな眼で見つめる。~
「せっかく・・・我慢・・・してたのに、よ・・・」~
「・・・あ、う」~
今思えば、魔理沙は必死に股を擦り合わせては居なかったか。...
パチュリーの服が、脱がされる。ゆっくり、魔理沙が脱がして...
少なくとも、パチュリーは耳まで真っ赤になっていることだけ...
パチュリーの服が、脱ぎ去られた。映し出されるシルエットは...
そんなパチュリーの肢体に、魔理沙は指を這わせていく。~
うなじ。首。そして、胸。~
「あ・・・やめっ・・・」~
初めて、抵抗らしい声を出すパチュリー。しかし気にせず魔理...
「あ、あふっ、くっ・・・・うぅっ・・・」~
それ以上抵抗できずにされるがままになるパチュリー。素肌を...
「パチュリーの肌・・・白くて・・・すべすべで・・・・きれ...
恥ずかしさのあまり、真っ赤になってうつむいてしまうパチュ...
「は、あふっ・・・くぅん・・・あっ、あぁっ・・・」~
魔理沙の手が、パチュリーの大切なところに触れた。~
「きゃっ!!?」~
驚いて、思わず悲鳴を上げる。~
「そ、そろそろやめないと、冗談ですまないよ・・・」~
「冗談じゃ、ないぜ」~
それは・・・こんなところでやめるなんて冗談じゃない、とい...
指でパチュリーを犯していく。胸の愛撫はもちろん続けたまま。~
つぷっ。~
始めて、指が一本入った。~
びくっ。~
恐怖か、それとも何か感じたのか。パチュリーの体が大きく跳...
「パチュリー、感度いいんだな・・・」~
指を引き抜くと・・・すでに、湿っていた。~
「や、やだ・・・そ、そんな・・・」~
「くくっ、いいことだぜ・・・」~
少しずつ、胸の愛撫を強めていく。転がし、乳首を少し摘む。~
「いっ、痛・・・」~
しかし魔理沙は気にせず続ける。愛撫していないほうの胸に・...
「あ、あう、あうあうあぅぁぅ・・・」~
恥ずかしさのあまり、すでに何を言ってるのかわからない。顔...
そのまま、胸を舐めつづける。吸う。~
「乳首、立ってきた・・・」~
「い、言わないで・・・」~
指で、股もいじり始める。早くも、くち、くちゃ、という音が。~
びくっ!パチュリーの体が跳ねた。クリトリスを掴まれたのだ...
「ふふ・・・これ、すごいだろ・・・」~
「あ、あぁ、ああ・・・・」~
「軽くイっちゃったか?」~
その様子を見て、魔理沙がおもむろに服を脱ぎ始めた。魔理沙...
「魔理沙・・・それ・・・」~
当然のように、パチュリーはそれを見たことがない。しかし、...
———————————男根。~
しかし・・・こんなに、大きい物だとは・・・・~
「わるいけど・・・今更、止まらないぜ・・・」~
「え、あ・・・」~
そのまま・・・一気に、貫かれた。~
「ひ、ひぎっ、くぅっ!?」~
物凄い苦痛。初めて味わう、引き裂かれるような痛み。~
「いっ、いたいっ、いたっ!う、うぅっ・・・」~
歯を食いしばる。肩に力が入る。痛い。本当に痛い。痛い・・...
「うっ・・・うぅ・・・」~
自然と、涙がこぼれた。意識してないのに、気がつけば、ぽろ...
「・・・パチュリー・・・ごめん」~
焦るように、謝る魔理沙。~
「違うの・・・違うの・・・」~
ぽそっと、一言だけ。~
「・・・・嬉しいの」~
ぷつっ。そこで、魔理沙はショートした。~
初めてで、締め付けられるペニスを無理やり引いて、突っ込む。~
「ひっ、ぐっ!?うっ、くっ・・・」~
痛さで顔を引き攣らせるパチュリー。痛かった。辛かった。け...
そう思っていれば、痛いのは我慢できた。我慢できる代わりに...
「まりさっ・・・まり・・・さっ・・・・」~
ずぷっ、ずぷっ。血が、股を伝って一筋。初めての証、始めて...
「キスっ、・・・・してっ・・・・」~
魔理沙と、唇がつながった。絡め合う舌。溶け合う意識。~
「あっ、あっ・・・あんっ・・・・あっ・・・・うっ・・・・」~
声に艶が入る。段々と快感になる。意識が白く漂白されていき...
「あっ・・・あぁ・・・はうっ・・・くぅんっ・・・あんっ・...
魔理沙の動きが、速くなる。フィニッシュに向かっていると、...
「一緒に・・・一緒、に・・・・」~
「うあ・・もう・・・イクっっっ」~
「う、あ、は、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁ—————————」~
どぴゅ、どぴゅ。~
白い液体が、パチュリーの中を汚した。あまりにも・・・あま...
————————————暖かかった。~
~
~
~
ミニ八卦炉を起動し、近場から毛布を手繰り寄せ、二人で包ま...
どうやら魔理沙は体を温めようと飲んだ薬が間違いだったらし...
「・・・なあ、パチュリー」~
「・・・謝らなくて・・・いいわ」~
「そっか」~
「うれし・・・かったから」~
しばしの沈黙。気まずくなどなく、互いに信用しきった沈黙。~
「ねぇ、魔理沙」~
「なんだ?」~
「私たち・・・」~
一瞬、迷う。こんな事を聞いて、いいのか。失礼じゃないのか...
「友達、だよね」~
「っていうか、親友だな」~
魔理沙は、はにかむように微笑んだ。~
そして次の瞬間、眼を見張った。~
パチュリーが、笑っていた。~
それは、100年分の精一杯の笑顔だった。~
~
~
~
~
終。~
~
~
~
———————————————————————————————————————~
絶対どっかで誰かが書いたと思われる系統の話。~
初めてだし精一杯だし、とりあえず許してください。~
キャラぜんぜんちげーなー(他人事~
~
~
~
書いた人:吐血男~
終了行:
雪の一夜~
~
~
~
~
これはネチョSS書くの初めての男が書いた(マリ×パチェの)ネ...
純愛系。しかもネチョくないです。それでもいいかたどぞ。~
あと子供みちゃダメ。~
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「おーい、来てやったぜ」~
「呼んでない」~
「んなつれないこと言うなよ」~
「だって呼んでないもの」~
いつものように魔理沙が図書館訪れる。そしていつもと同じ会...
「なんか良い本あるかー?」~
本を漁りながら魔理沙がパチュリーに声をかける。~
「いつもと一緒」~
本から目を離さず、パチュリーは答える。~
そう、いつもこうだった。魔理沙は毎日のように図書館を訪れ...
・・・・たまに返ってこない。たまにというか、よくというか...
山のように本を抱え、魔理沙が戻ってきた。そして、定位置の...
「・・・今日は、静かだな」~
「そうね、今日は小悪魔がいないから」~
「いや、そうじゃなくて」~
「?」~
「喘息。せき、してないだろ」~
パチュリーはちらっと魔理沙の顔を見、すぐに本に目を戻す。~
「調子、いいから」~
「そりゃ何よりだ」~
魔理沙は自分のことのように口の端を吊り上げて笑うと、自分...
・・・そしてその本を本棚に戻すのは、私の仕事なんだけどね。~
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しかしいつの頃からか、別に魔理沙が来ることが苦にならなく...
日陰の魔女の私。日陰の図書館。誰も来ないところに、一人で...
そんな私に、初めてできた友達。~
・・・・友達と呼んで、差し支えないと、思う。~
けどあまり、自信は、ない。~
だから、私は素っ気無くしてしまうんだろうか。~
・・・友達と、辞書で引いてみる。~
親しく交わっている人。とも。友人。朋友。~
—————————我ながら、女々しいことをしてしまった。~
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そろそろ、外は寒くなる季節になっていた。~
それでも魔理沙は毎日のように訪れ、本を漁っていく。~
「うはー・・・外が寒くなってきたぜ・・・」~
「いらっしゃい」~
「あ、よお。今日も来たぜー」~
息を白くさせながら魔理沙が入って来た。~
「・・・って、なんだよ。室内なのにあんまし暖かくないぞ」~
「本、傷むから」~
冬の図書館というのは寒いものだ。あまり部屋を暖かくし過ぎ...
「んなこと言ったって、風邪引くぜ?」~
「咲夜が管理してるから」~
もとよりこの部屋には暖房器具が無い。温度調節のしようなど...
「仕方ないなぁ・・・」~
魔理沙が本をまだ選んでいないのにパチュリーの隣に座った。...
「ど、どうしたの?」~
少し動揺するパチュリー。こんなに近くまで来たのは・・・初...
「じゃーん」~
魔理沙はポケットから六角形の何かを取り出した。まるで自慢...
「これはミニ八卦炉と言ってな、暖房の代わりにつかえるんだ...
しばらくするとミニ八卦炉の周辺がほのかに暖かくなってくる...
「・・・・あたたかい」~
「だろ?」~
魔理沙は近場から2、3適当に本を取ってきて座りなおした。~
「中々のお宝でな、これが無くちゃ生きていけないほどなんだ」~
相変わらず、肩が触れ合うほど近くに座っている魔理沙。少し...
「・・・本、読みにくい」~
思わず、憎まれ口を叩いてしまう。~
「仕方ないだろ、離れたら寒いし」~
口を尖らせて反論する魔理沙。~
・・・けれど、暖かかった。~
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いつのまにか、寝てしまっていたらしい。~
机に突っ伏して、寝ていた。~
「・・・あ」~
隣から魔理沙は居なくなっていた。外を見ると、もう夜。確か...
「・・・ミニ八卦炉」~
ミニ八卦炉を重石にしてメモがはさんであった。~
『起こしにくかったからそのまま行く、じゃな。風邪引くのも...
「・・・これなきゃ生きていけないとか、言ってなかったっけ」~
呟くパチュリー。言葉は空しく図書館に響いた。~
・・・けれど、暖かかった。~
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あれから、三日が過ぎた。~
あれ以来なぜか一度も魔理沙は図書館を訪れていない。~
「・・・今日も、来ない」~
あんなに毎日のようにきていたのに。不審というより、不安。...
あれ以来段々と外は寒くなり、空は暗くなっていく。今にも雪...
「・・・」~
魔理沙、大丈夫かな・・・どうしてるかな。~
不安で不安で、はちきれそうで。~
だから四日目に、雪がちらほらと舞い始めたのを見たときに、...
ミニ八卦炉を、返しにいこうと。外に全く出たことのないパチ...
「・・・咲夜なら、知ってるかな」~
ふらふらと、ミニ八卦炉を抱えてパチュリーは歩き始めた。~
~
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「パチュリー様!こんなところで何してるんですか!」~
咲夜に会おうと紅魔館を訪れたら、咲夜に驚かれた。そういえ...
「・・・魔理沙に、これ返しに」~
ミニ八卦炉を見せる。さらに驚く咲夜。~
「外は雪なんですよ。なんでこんな時に限って・・・」~
そしてしばらく考え、~
「私が行ってきます。それを貸してください」~
と言った。しかしパチュリーは大切そうにミニ八卦炉を抱えた...
「場所、教えて」~
「・・・・」~
パチュリーがこうと決めたら頑固なことぐらい、咲夜は長い付...
「分かった・・・行ってくる」~
「ちょっと待ってください」~
咲夜はパチュリーを引き止め、奥へ入っていった。出してきた...
「・・・外は寒いですよ。気をつけていってらっしゃいませ」~
「わかった」~
心配そうに見送る咲夜。パチュリーはふらふらと外へ出て行っ...
「外に出たがらないパチュリー様が・・・ね。大丈夫かしら」~
ため息をつきつつ、咲夜はお掃除を再開するのだった。~
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ミニ八卦炉を大切そうに抱えたまま、パチュリーは歩いていた。~
最初はちらほらだった雪も強くなっていく。風が吹くたび、パ...
「・・・寒い」~
ミニ八卦炉を使おうにも、使い方がわからなかった。下手な事...
風が吹く。咲夜から借りたコートがバサバサとたなびく。寒い...
「えっと・・・こっち」~
咲夜から聞いた道を思い出しつつ、歩いていく。こんな日に空...
必死に歩いた。何度も転びそうになり、何度もせきが出た。ち...
~
森に入ったことに気づいたのは、実際に森に突入してからしば...
木々に邪魔されて、風も雪もだいぶ弱くなったことに気づいて...
頭に積もった雪を払うのも忘れ、周りを見渡す。~
—————————あった。~
魔理沙の家が、そこにはあった。~
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魔理沙の家のドアについているベルを鳴らす。~
・・・反応がない。~
ここまで来たのに、と落胆しかけたことろに、~
「あ、は、はいっ、いる、いるぞっ・・・けど・・・ああっ、...
なぜか異様に慌てている魔理沙の声がした。~
「・・・」~
元気(?)そうな魔理沙の声を聞き、安心するパチュリー。し...
「魔理沙・・・ミニ八卦炉を持ってきたわ」~
「・・・うそ、パチュリー・・・?」~
「ええ」~
沈黙。~
「・・・・まずい」~
魔理沙の呟く声。~
「・・・外、寒いだろ・・・くっ、入って、いいぞ・・・」~
ドアが、開いた。~
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魔理沙の家の中は、冷え切っていた。~
雑多に色々な物が置いてある。本当に古今東西ありとあらゆる...
「あ、すわって・・・いいぞ」~
「・・・」~
素直に座るパチュリー。魔理沙はなぜか落ち着かない風で、辺...
「これ」~
ミニ八卦炉を差し出す。~
「う、あ、ありがとな」~
慌ててミニ八卦炉を取り上げる魔理沙。パチュリーの手に触れ...
「・・・魔理沙、どうかしたの?」~
パチュリーは心配そうに身を乗り出した。顔が近づき、慌てる...
「ばっ!やめ、やめろっ!!」~
慌てて仰け反り、体を離す。それがパチュリーには、拒絶され...
「あ・・・ごめ・・・」~
魔理沙が謝るより先に、パチュリーの目に、酷く小粒の涙が溜...
「・・・魔理沙・・・私のこと・・・嫌い・・・?」~
やめろ。そんな目で見るな。そんな目で見ないでくれ。そんな...
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唇が、触れ合っていた。~
「!?」~
突然何が起こったか、理解できずに目を白黒させるパチュリー。~
パチュリーは押し倒されるように尻餅をつき、魔理沙は覆い被...
そして・・・キス。~
唇が触れ合い、ついばむように。そしてそのあと、舌が入る。...
「む、むぅ・・・ぷはぁっ・・・」~
唇が離れた。口と口の間に、一本の糸の橋がかかる。~
「・・・パチュリーが・・・いけないんだぜ・・・そんな目で...
魔理沙は今にも泣きそうな眼で見つめる。~
「せっかく・・・我慢・・・してたのに、よ・・・」~
「・・・あ、う」~
今思えば、魔理沙は必死に股を擦り合わせては居なかったか。...
パチュリーの服が、脱がされる。ゆっくり、魔理沙が脱がして...
少なくとも、パチュリーは耳まで真っ赤になっていることだけ...
パチュリーの服が、脱ぎ去られた。映し出されるシルエットは...
そんなパチュリーの肢体に、魔理沙は指を這わせていく。~
うなじ。首。そして、胸。~
「あ・・・やめっ・・・」~
初めて、抵抗らしい声を出すパチュリー。しかし気にせず魔理...
「あ、あふっ、くっ・・・・うぅっ・・・」~
それ以上抵抗できずにされるがままになるパチュリー。素肌を...
「パチュリーの肌・・・白くて・・・すべすべで・・・・きれ...
恥ずかしさのあまり、真っ赤になってうつむいてしまうパチュ...
「は、あふっ・・・くぅん・・・あっ、あぁっ・・・」~
魔理沙の手が、パチュリーの大切なところに触れた。~
「きゃっ!!?」~
驚いて、思わず悲鳴を上げる。~
「そ、そろそろやめないと、冗談ですまないよ・・・」~
「冗談じゃ、ないぜ」~
それは・・・こんなところでやめるなんて冗談じゃない、とい...
指でパチュリーを犯していく。胸の愛撫はもちろん続けたまま。~
つぷっ。~
始めて、指が一本入った。~
びくっ。~
恐怖か、それとも何か感じたのか。パチュリーの体が大きく跳...
「パチュリー、感度いいんだな・・・」~
指を引き抜くと・・・すでに、湿っていた。~
「や、やだ・・・そ、そんな・・・」~
「くくっ、いいことだぜ・・・」~
少しずつ、胸の愛撫を強めていく。転がし、乳首を少し摘む。~
「いっ、痛・・・」~
しかし魔理沙は気にせず続ける。愛撫していないほうの胸に・...
「あ、あう、あうあうあぅぁぅ・・・」~
恥ずかしさのあまり、すでに何を言ってるのかわからない。顔...
そのまま、胸を舐めつづける。吸う。~
「乳首、立ってきた・・・」~
「い、言わないで・・・」~
指で、股もいじり始める。早くも、くち、くちゃ、という音が。~
びくっ!パチュリーの体が跳ねた。クリトリスを掴まれたのだ...
「ふふ・・・これ、すごいだろ・・・」~
「あ、あぁ、ああ・・・・」~
「軽くイっちゃったか?」~
その様子を見て、魔理沙がおもむろに服を脱ぎ始めた。魔理沙...
「魔理沙・・・それ・・・」~
当然のように、パチュリーはそれを見たことがない。しかし、...
———————————男根。~
しかし・・・こんなに、大きい物だとは・・・・~
「わるいけど・・・今更、止まらないぜ・・・」~
「え、あ・・・」~
そのまま・・・一気に、貫かれた。~
「ひ、ひぎっ、くぅっ!?」~
物凄い苦痛。初めて味わう、引き裂かれるような痛み。~
「いっ、いたいっ、いたっ!う、うぅっ・・・」~
歯を食いしばる。肩に力が入る。痛い。本当に痛い。痛い・・...
「うっ・・・うぅ・・・」~
自然と、涙がこぼれた。意識してないのに、気がつけば、ぽろ...
「・・・パチュリー・・・ごめん」~
焦るように、謝る魔理沙。~
「違うの・・・違うの・・・」~
ぽそっと、一言だけ。~
「・・・・嬉しいの」~
ぷつっ。そこで、魔理沙はショートした。~
初めてで、締め付けられるペニスを無理やり引いて、突っ込む。~
「ひっ、ぐっ!?うっ、くっ・・・」~
痛さで顔を引き攣らせるパチュリー。痛かった。辛かった。け...
そう思っていれば、痛いのは我慢できた。我慢できる代わりに...
「まりさっ・・・まり・・・さっ・・・・」~
ずぷっ、ずぷっ。血が、股を伝って一筋。初めての証、始めて...
「キスっ、・・・・してっ・・・・」~
魔理沙と、唇がつながった。絡め合う舌。溶け合う意識。~
「あっ、あっ・・・あんっ・・・・あっ・・・・うっ・・・・」~
声に艶が入る。段々と快感になる。意識が白く漂白されていき...
「あっ・・・あぁ・・・はうっ・・・くぅんっ・・・あんっ・...
魔理沙の動きが、速くなる。フィニッシュに向かっていると、...
「一緒に・・・一緒、に・・・・」~
「うあ・・もう・・・イクっっっ」~
「う、あ、は、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁ—————————」~
どぴゅ、どぴゅ。~
白い液体が、パチュリーの中を汚した。あまりにも・・・あま...
————————————暖かかった。~
~
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ミニ八卦炉を起動し、近場から毛布を手繰り寄せ、二人で包ま...
どうやら魔理沙は体を温めようと飲んだ薬が間違いだったらし...
「・・・なあ、パチュリー」~
「・・・謝らなくて・・・いいわ」~
「そっか」~
「うれし・・・かったから」~
しばしの沈黙。気まずくなどなく、互いに信用しきった沈黙。~
「ねぇ、魔理沙」~
「なんだ?」~
「私たち・・・」~
一瞬、迷う。こんな事を聞いて、いいのか。失礼じゃないのか...
「友達、だよね」~
「っていうか、親友だな」~
魔理沙は、はにかむように微笑んだ。~
そして次の瞬間、眼を見張った。~
パチュリーが、笑っていた。~
それは、100年分の精一杯の笑顔だった。~
~
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終。~
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絶対どっかで誰かが書いたと思われる系統の話。~
初めてだし精一杯だし、とりあえず許してください。~
キャラぜんぜんちげーなー(他人事~
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書いた人:吐血男~
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