とうほうネチョロダ/金色の想い
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~
◆ハニーディップ~
~
~
……雨が降っている。~
秋に入ってから久方ぶりの長雨だった。~
そういえば、今年の夏はあまり雨が降らなかったんだなと、そ...
~
「……だからって、何も風邪引かせるほど降らせることはないじ...
窓の外を、大き目のベッドの中で眺めながら、アリスは疲れた...
その頭には氷嚢を帽子のように乗せて、ベッドサイドの机には...
こか気だるそうに赤く、時折咳き込んだりもしている。~
風邪を引いてしまったのだ。~
事の発端は森の中、魔法薬の材料を探していたところ。~
運良く貴重な鉱石も手に入れて、さあ帰ろうとした矢先に、突...
運悪く、家からは遠い所にいたので、当然ながらずぶ濡れにな...
邪を引いてしまった。しかもなかなかに重い。~
先ほど体温計を使ったところ、記憶の中から抹消したくなるほ...
っていた。……厄日だ。~
「えーと、何日目かしらね……今日で」~
風邪を引いてからの日付がなかなか思い出せない。二日以上は...
っと寝込んでいるのと、その景色の代わり映えの無さに、時間...
に旅行してしまった。~
……体の節々が痛い。魔界人の風邪は随分とたちが悪いようだ。...
から痛いのか。~
「………………」~
寝返りを打つ。少しでも動いていないと、嫌な不安が心をよぎ...
身の回りの世話は人形たちが頑張ってくれている。しかし、ど...
~
――どうしても、孤独を意識してしまう。~
~
そういえば、こうして寂しさなどを感じるのはいつからだった...
遠い記憶に思いを馳せても、とんと見当がつかない。~
あの頃は、人形を作り魔法薬を作り新たな魔法を作ることに夢...
だろう。~
~
――いや、気付けなかったのか。~
~
生まれたとき、すでに独りでいた。それが正しい在り方である...
最初から独り、今までも独り、これからも独り。~
なら、寂しいとか、孤独とか言う感情など、思いも寄らなかっ...
そもそも、その言葉自体を知らずにいたし、理解も出来なかっ...
そこで思い至るのが、それが一番の孤独だったのでは、という...
びに、言い知れない怖さと辛さが胸に去来する。~
~
――記憶が現在へと近づいていく。~
~
ある日、弾幕り合うことになった三人の人間。一人は紅白、一...
ドだった。~
不思議な手合いだった。といっても、数えるほどしか人間にあ...
普段から全力を出すことを厭う自分が、珍しく少し熱くなって...
それでも、悔しさより先に、何か他の感情が出てきたのを憶え...
それがなんなのかは分からないが、なんとなく、それから寂し...
のか、と思う。~
~
――そう、気付いてしまったのだ。自分が、途方も無く独りだと...
~
彼女たち――魔理沙や霊夢のところをちょくちょく訪れるように...
気持ちを和らげたいということが強かったからだ。~
そして、実験やこうした体調不良で少し自宅にこもっていると...
が少しずつ心を犯していくのだ。~
それは、どこか死に似ている。普段は姿を全く見せないくせに...
ろしいカタチを顕わして、逃れようが無いことを暗示し、必ず...
そうして、孤独を意識するたび、心が凍りそうに――~
~
「~~~~~~~~~~~っ」~
肩を抱いて、縮めるように身震いをする。~
余計なことを考えてはいけない。今は、ただ、何も考えてはい...
だけを。でも、治らなかったら。このまま誰にも知られず緩慢...
あれば。役割を果たす人形であれば。黙りなさい。知らないほ...
会うべきでは――~
「………………くぅっ」~
更に強く体を掻き抱く。知らず、涙がこぼれそうになる。~
――こんなとき、誰か居てくれれば。~
ふと、熱で茹だっている頭の中を、それがよぎった。~
しかし、即座に否定する。~
私が風邪で寝込んでいることなんて、誰も知らないはずだ。~
だったら、誰も来るはずも――~
「あ、やば」~
そこで、くらっとめまいが強くなった。思ったより体力の消耗...
――とりあえず、眠ろう。起きた時には、何もかも忘れているは...
そうして、アリスは眠りに近い気絶に入った。~
~
~
雨足がひときわ強くなった。それはまるで壁のよう。~
薄暗い空の彼方の雲。一瞬の切れ目が現れて、そこから一条の...
雨水の壁を打ち破って、森の丘を縫うようにすり抜けて、流星...
途中に絶壁が見える。速度を落とさずに方向転換。鮮やかに横...
見事にかわした所で、少し開けた場所が見えた。~
魔法の森の中で、一軒だけ佇む秘密の家。~
流星は、そこに向かって進んでいった。~
~
~
――夢だと、なんとなく悟った。~
小さい頃の自分が見える。~
いや、それは自分自身でもあった。~
自分で自分を、主観視と客観視で、同時に見ているのだ。~
自分が誰かを見上げている風景と、自分と誰かが並んでいる風...
誰かの人影が、アリスの髪を優しく撫でて、唇にキスをした。~
そして、何事かを呟く。何と言ったかは無声映画だったのでわ...
かな気分になった。~
声の変わりに、頭の中で誰かの思いが響いた。~
独りでいることは寂しいこと。それは正しい。~
でも、それは逆にいえば、誰かといると、何倍も何倍も幸せに...
地悪な裏返しなのだ、と。~
だから、あなたも大切な人を見つけなさい。~
突然、声が耳に届いた。~
――お母さん?~
~
~
「…………ん?」~
そこで、目が覚めた。ぼんやりとした風景。~
「…………」~
昔の夢、だったのだろうか。物心ついたとき、すでに一人だっ...
えていないはず、なのだが。~
とりあえず、起き上がろう。眠ったせいか、随分と体が軽い。...
の方を見ると。~
「よ」~
魔理沙が、こっちの方をじっと見つめていた。~
硬直。~
~
「…………わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...
~
絶叫。~
~
「おいおい病人が大声出すなよ。体悪くするぜ? といっても...
耳を押さえて魔理沙が顔をしかめる。~
「だ、だって、あんたなんでここに」~
「いや、な。ついさっきお前んとこの人形に会ってな。ご主人...
引いてるとか何とか。それで冷やかしついでに見舞いをだな」~
「ていうか、玄関には結界張ってあったと思うけど」~
「ああ、箒で窓に突っ込んで破った」~
「普通に言うな!! ああもう、後で弁償して貰うからね」~
「細かいことは気にするなよ。人生を楽しき生きる秘訣だぜ」~
「でも人に迷惑かけていいことにはならないわよ」~
「かもな。……うん、ばっちり効いてるな。これならすぐに治る...
「え?」~
そこで、自分の体に意識を向ける。まだ熱っぽいが、節の痛み...
えている。~
「いや、偶然うまくいった魔法酒があってな。せっかくだから...
いいながら、魔理沙はベッドサイドに置いてある瓶を指差した。~
とろりとした輝きのそれは、どう見ても蜂蜜酒。しかし、その...
「って、これもしかして」~
「おう。一度飲めば、寄せるエーテルの波に乗って三千世界の...
いわゆる身体能力強化の薬酒だから、免疫力にも効くだろうと...
「……いいの? こんな貴重なの飲んじゃって」~
「飲まなきゃ意味無いだろ。それにお前にならいいやと思った...
「……どうして?」~
かすかに目を伏せて、アリスは聞いた。夢を見る前と見た後の...
いる。~
「そりゃあ……お前がいないと、退屈だし、一緒にいて、なかな...
てても何してても」~
「……寂しかった、の?」~
「……ん、まあ……って、ああもうこんなこと言わせるな恥ずかし...
魔理沙がそっぽを向いて早口で告げた。かすかに見える顔がや...
それを見て、我慢していた何かが溢れ出した。~
「うわっ!?」~
突然アリスに抱きつかれ、魔理沙は驚きの声を上げた。~
「な、何だよいきなり」~
「魔理沙」~
「だから、何だって」~
「……魔理沙ぁ」~
「えー、あー、だから」~
「……魔理沙ぁっ!!」~
「ああもう、わかったから泣くな」~
子供のように泣きじゃくる、アリスの髪を優しく撫でる。~
それは、まるで子供をあやす母親のようにも見えた。~
~
~
「まったく、寂しかったらそう言えばいいんだよ」~
「だって……」~
ひとしきり泣いて落ち着いた後。外の雨足が緩み始めた頃。~
アリスは再びベッドへ横になり、魔理沙はその傍らに腰掛けて...
「少なくとも霊夢は邪険にしないと思うぜ?」~
「じゃあ、あんたは?」~
「からかって遊ぶ」~
「いうと思った」~
苦笑して、体を伸ばす。ずっと寝ていたからか、ばきばきと関...
「あ、そういやおまえ、風呂は入ってたのか?」~
「何よ唐突に。……ずっと寝込んでたから無理よ」~
「そーかそーか。いやな、おまえが相当汗かいてるのが気にな...
「え……ひょっとして匂う?」~
思わず鼻に腕を近づける。その様子に魔理沙は苦笑した。~
「悪い匂いじゃないけどな。……そうだ」~
いいながら、魔理沙が部屋を出て、三十秒ほどで戻ってきた。...
洗面器とタオルが抱えられている。~
「……何する気よ?」~
「いや、拭いてやろうかと思ってな」~
「…………」~
……いま、こいつは何と言ったのか。~
「汗まみれじゃ気分良くないだろ。ほれ、腕上げろ。服脱がす...
「……って、ちょっと待って待ってまだ心の準備とかていうか脱...
ようやくどう言う状況か把握できたアリスは、寝間着のボタン...
ね除けようと暴れ出した。~
「こら病人が暴れるな……痛てててて蹴るな叩くな引っ掻くな」~
「きゃー、犯されるー!!」~
「人聞きの悪いことを。ほら、もう諦めろって」~
「やだ、駄目、駄目だってばぁ!!」~
更に抵抗を深める。しかし、すでに上着はボタンを全て外され...
ズボンのほうもすでに足先まで下ろされている。恐るべき早業。~
「ほーれ、これで最後だぜ」~
「あんた絶対楽しんでるでしょっ……!!」~
そしてショーツにも手をかけられて、膝の辺りまで下ろされる...
暴れるアリスの手が、蜂蜜酒の瓶に当たった。~
「あ」~
「え」~
当然、重心を掬われた瓶はぶっ倒れて、~
その中身をアリスにぶちまけた。~
~
~
「うー、べとべとする」~
「自業自得だぜ」~
「あんたが無理矢理脱がそうとするから……」~
「お前が抵抗するから」~
「うー……」~
とろりとした感触が体を伝って、アリスはうめいた。~
幸い服やシーツにはあまり飛び散らなかったが、蜂蜜酒の中身...
裸身へと盛大にこぼれてしまっていた。~
「ま、とりあえずこぼれたのを……」~
と、そこでアリスの姿を見て……ちょっとだけ硬直する。~
先ほどまでは気付かなかったが、~
透き通るような細身の裸身。~
かすかに浮いている汗の珠。~
それを土台に、こぼれた蜂蜜酒が彩っている。~
上半身を淫靡に滴り落ち、下半身の、何かを守るようにきつく...
と流れ込んで、それは――。~
~
……なにか、いけないものが疼いた。~
~
「……魔理沙?」~
アリスは、どことなく不安そうに呟いた。~
「……とりあえず、綺麗にしてやるから動くなよ」~
いいながら、魔理沙はアリスに覆い被さった。~
「ちょっ、ちょっと」~
「こぼした奴も勿体無いだろ、だから」~
「え、魔理沙、ちょっとまさか……うひゃっ!?」~
突然、鎖骨の辺りに舌を這わされた。思わず振り払おうとする...
捕えられてしまっていて、全く動かせない。~
「ん……アリスの汗、甘いな」~
「ちょっ、馬鹿、いきなり何を……んぁんっ」~
「なに、熱を下げるには汗をかくのが一番だしな。ついでにそ...
「絶対違うわよそれぇっ……くぅんっ」~
鎖骨から胸骨、そして乳房を円を描くようにして舌を擦りつけ...
熱く甘く紅く痺れた感覚がアリスの中を襲う。~
「なんだ、結構感じてるじゃないか」~
「だ、だって。なんか変っ……んくぅ、あっ」~
胸の先端の蕾を咥える。舌で転がすようにねぶって、軽く歯先...
「や、だめ……すごく敏感になってる……ひぁ」~
「……ふむ。さっきの酒で感覚も増幅されてるのか。ま、ちょう...
「んんっ!?」~
蕾を強く吸われる。更にそれを舌先でねぶられた。~
「……これで何か出てきたら面白かったんだけどな」~
「で、出るわけ無いでしょ、馬鹿……あっ」~
胸を一通り愛撫し終わった魔理沙は、そこから更に下へ下へと...
「んんっ……あっ、おへそ駄目ぇっ……」~
「ふーん、面白いところ感じるんだな、アリス」~
いいながら、舌を押し込んで、洗うように愛撫する。蜂蜜酒の...
心地好い。~
「うう、あとで憶えてなさいよ……きゃんっ!?」~
「ああ。憶えてたらな……ん、最後はここか」~
最後の一角に視線を向ける。そこには金色に輝く湖。時折、ア...
面が震えるのが艶かしい。~
胸を高鳴らせながら口を付ける。~
「は、ふぁ……」~
ゆっくりと飲み干しながら、アリスの秘所へと近づいていき、~
「ん…………はぁっ」~
湖底に届いた。そこで、魔理沙は両手を離すと、アリスの足を...
「あ、や、そこは……」~
「いいからじっとしてろって。痛くなんかしないから」~
「そういう問題じゃなくてっ……あっ!!」~
蟻の戸渡りから恥丘の半ばまでを一気に舐め上げられて、アリ...
「だ、駄目だってば……おかしくなっちゃうからぁ……」~
だが無視。内股やお尻に至るまでを徹底的に愛撫する。舌を這...
を残し、金色の筋を駆逐した。~
「はぁ……あっ……くぅんっ……くぅ」~
「ほら、痛くなんか無いだろ……もう少し、力抜いてくれ」~
言いながら、魔理沙は最後の秘境へと侵攻する。~
ゆっくりと、割れ目に合わせて、舌先でねっとりとなぞってい...
ませると、暖かな液体がこぼれてくる。~
「ふふ、なんだよ……こんなに濡れてるぜ」~
「あ、見ないで……よっ……ばかぁ……きゃうんっ……」~
こぼれてくる雫を、啜りとっては、舌を押し込んでいく。~
「んんっ、くぅ……魔理沙ぁっ……」~
「ん、なんだ?」~
「……その……ふあっ!?」~
「ほら、はっきり言ってくれないと聞こえないって」~
意地悪そうに言いながら、舌の愛撫を続けつつ、指先で敏感な...
それで、アリスの体は面白いように小さく跳ねる。~
「何か、来て……頭の中が真っ白にっ……」~
「ああ、いきそうなのか。でもまだちょっと我慢してもらうぜ」~
それを聞いて、魔理沙は舌を引き抜いて、指を離した。透明な...
の秘所を繋いだ。~
「え……」~
そこで、アリスが切なそうに見上げてくる。~
「う……そんな目で見るなよ。ちょっと待ってろって」~
その破壊的な可愛さと妖艶さから理性が吹っ飛ぶのを堪えると...
さる。~
「え、何――」~
「いいからいいから。せっかくだしもう一回」~
魔理沙は、アリスと唇を重ねた。アリスに、夢の記憶が浮かん...
「ん……」~
それで、安心したかのように体の力を抜いて、魔理沙のされる...
舌が絡められ、抱きしめられるように愛撫される。艶めいた水...
何分そうしていたか……ようやく、魔理沙がアリスの唇を解放し...
ちる。~
「ねぇ……魔理沙。さっきもう一回って言ったけど……最初はどう...
「ああ、いや。おまえ、うなされて寝てたからさ。こりゃ早め...
「……どうしたのよ」~
「……口移し」~
「…………」~
そこで、アリスは愛撫されていた時よりも顔を赤くした。~
魔理沙も困ったように笑っている。~
「……嫌だったか?」~
アリスはゆっくり首を振った。~
「それより……その、するなら早くしてよ……」~
「お、どうしてだ?」~
「だって、さっきからずっと疼いてて……」~
「ああ、わかった。力抜けよ」~
微笑んで頷くと、魔理沙は今度は指を這わせた。羽根で撫でる...
部までを丁寧に擦っていく。~
そして、入り口に指先を割り込ませる。~
「一本目……力入れてると痛いぜ」~
「うん……は、くぅっ!!」~
つぷりと、粘ついた音を立てて、指が第一関節まで呑まれる。~
「うわ……相当熱いな。痛くないか?」~
「うん……でも、あんまり動かさないで、ひゃうっ」~
指をかすかに震わせると、まるで共鳴するようにアリスも身を...
敏感になっているようだ。~
「こりゃ激しくすると痛そうだな……」~
ぼそりと呟きながら、ゆっくりと抜き差しする。~
「う、んっ、はぁ、あっ……くぅん、はうっ、あっ、あっ……」~
少しずつ差し込む角度を変えていき、膣壁を擦る。ほとんど力...
でもアリスはいっぱいいっぱいらしく、目じりに涙を浮かべて...
「これくらいなら大丈夫か……ちょっと強くするぜ。痛かったら...
「う、うん……ふあぁっ!?」~
ひときわ強く突くと、アリスがびくんと体を浮かせる。慌てて...
「へ、平気か?」~
「だ、大丈夫……ちょっとさっきのところが……」~
「……ここ、か?」~
「うひゃうっ!? う、ん……多分、そこぉ……」~
どうやらちょうど、一番感じる部分を突いてしまったらしい。~
だが、ここならあまり激しくしなくても……。~
そう思って、その部分、膣内の上側を集中的に刺激する。~
「う、あ、やぁっ、だめっ……あふぅっ!!」~
アリスの反応が強くなった。ふるふると体を震わせて、声にな...
る。~
「はぁぁっ、あっ……きゅぅっ……んっ……あ、あっ、あっ……!!」~
指をきゅうきゅうと締め付けられる。絶頂が近いのか。~
溢れる愛液を掻き分けて、少しずつ刺激を強くしていく。~
「うあっ、あっ、だめ、きちゃう、きちゃうっ……!!」~
「ああ、もっと気持ちよくしてやるよ……!!」~
そこで、お互いに向き合うように抱き上げて、二本目の指を押...
ら空いている手を回して、抱きしめるように菊座へ指を侵入さ...
か、あっさりと飲み込まれてしまった。~
「ひゃうっ、ああああああああああああああああああああああ...
突然の大攻勢に、あっけなく理性が決壊する。二つの秘部に押...
付けられ、痙攣するかのように震えていた。~
「あ、あああ、ああっ……は、ぁ……」~
暖かく、甘い快感の余韻。それに抱かれて、アリスは失神した。~
~
~
目が覚めると、魔理沙の腕に抱かれていた。~
「あ……」~
「おはよう、ねぼすけさん」~
悪戯めいた魔理沙の言葉に、アリスは自分がどうなったかを思...
「あ、わたし……」~
「まさか失神するほど感じるなんてな……まったく、びっくりし...
「……ばかぁ」~
顔を赤らめて、それだけを呟く。~
「さて、熱はどうだ?」~
「うん……もう無いみたい」~
体温計を使って見ると、すでに平熱にまで戻っていた。何だか...
に効果はあったらしい。~
「うん、ならもう大丈夫だな。来た甲斐があったもんだぜ」~
「……ね、魔理沙」~
「ん?」~
「……ありがと」~
「……ん、まあ、な」~
アリスが微笑んで告げると、魔理沙はそっぽを向いて顔を赤ら...
れるのは苦手らしい。~
「さて、次は私かな」~
「え?」~
ふと、魔理沙がそんなことを言い出した。~
「次って……何?」~
「だって、私はまだイってないぜ」~
いいながら、服を脱いで蜂蜜酒の瓶を取る。それを自分の体に...
「さて、次はお前の番だぜ、アリス。召し上がれ、ってな」~
そういって、少し照れるように微笑んだ。~
「……もう。じゃあ、遠慮なく頂こうかしらね」~
アリスは困ったように笑って、すぐに艶めいた微笑に変わった。~
~
~
~
~
雨も上がり、まばらの雲から月の光が降り注ぐ。~
本来は冷たい光は、今宵だけ、暖かさを宿している。~
~
――もう少しだけ、その晩は嬌声が続いた。~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
---------------------------------------------------------...
にっちもさっちもいかない後書き~
~
~
ハチミツネチョネチョ~
(( ゚∀゚)) DaDaDa...
(ヽ□=□)) (゚∀゚)ノ ~
> > ノ( ヘヘ ~
~
~
……黄金の蜂蜜酒って感覚の鋭敏化の薬効もあるらしいですよ?~
~
はい、再び登場595です。もう面倒なのでこのまんまのハンドル...
名でもつけてやってください(何~
~
えー、今回は純愛分が足りないとのことで書いてみたり。処女...
と、自分では感じました。……でも、もうちょっと濃く書く練習...
~
そういえば、ネチョSSではでてこなかった蜂蜜ペロペロプレイ。~
なんでないんだろーな、と思っていたところ、~
「書くなら今しかない!! ユーアーエロティックダイナマイ...
「イエスサー!!」~
と、再びエロジーザスの神託を受けたので速攻書きました。い...
びっくり( ゚Д゚)ヒョエー~
~
ネチョ抜いてもう少し練りこめば創想話にも投稿出来たかなコ...
フメイカーの立場。~
~
さて、こんなところ読む親切且つ奇特な方も少ないでしょうの...
いただきます。~
~
では、全てのシューターとネチョスレ住人、絵師とSS職人、そして神...
~
執筆:595
終了行:
~
◆ハニーディップ~
~
~
……雨が降っている。~
秋に入ってから久方ぶりの長雨だった。~
そういえば、今年の夏はあまり雨が降らなかったんだなと、そ...
~
「……だからって、何も風邪引かせるほど降らせることはないじ...
窓の外を、大き目のベッドの中で眺めながら、アリスは疲れた...
その頭には氷嚢を帽子のように乗せて、ベッドサイドの机には...
こか気だるそうに赤く、時折咳き込んだりもしている。~
風邪を引いてしまったのだ。~
事の発端は森の中、魔法薬の材料を探していたところ。~
運良く貴重な鉱石も手に入れて、さあ帰ろうとした矢先に、突...
運悪く、家からは遠い所にいたので、当然ながらずぶ濡れにな...
邪を引いてしまった。しかもなかなかに重い。~
先ほど体温計を使ったところ、記憶の中から抹消したくなるほ...
っていた。……厄日だ。~
「えーと、何日目かしらね……今日で」~
風邪を引いてからの日付がなかなか思い出せない。二日以上は...
っと寝込んでいるのと、その景色の代わり映えの無さに、時間...
に旅行してしまった。~
……体の節々が痛い。魔界人の風邪は随分とたちが悪いようだ。...
から痛いのか。~
「………………」~
寝返りを打つ。少しでも動いていないと、嫌な不安が心をよぎ...
身の回りの世話は人形たちが頑張ってくれている。しかし、ど...
~
――どうしても、孤独を意識してしまう。~
~
そういえば、こうして寂しさなどを感じるのはいつからだった...
遠い記憶に思いを馳せても、とんと見当がつかない。~
あの頃は、人形を作り魔法薬を作り新たな魔法を作ることに夢...
だろう。~
~
――いや、気付けなかったのか。~
~
生まれたとき、すでに独りでいた。それが正しい在り方である...
最初から独り、今までも独り、これからも独り。~
なら、寂しいとか、孤独とか言う感情など、思いも寄らなかっ...
そもそも、その言葉自体を知らずにいたし、理解も出来なかっ...
そこで思い至るのが、それが一番の孤独だったのでは、という...
びに、言い知れない怖さと辛さが胸に去来する。~
~
――記憶が現在へと近づいていく。~
~
ある日、弾幕り合うことになった三人の人間。一人は紅白、一...
ドだった。~
不思議な手合いだった。といっても、数えるほどしか人間にあ...
普段から全力を出すことを厭う自分が、珍しく少し熱くなって...
それでも、悔しさより先に、何か他の感情が出てきたのを憶え...
それがなんなのかは分からないが、なんとなく、それから寂し...
のか、と思う。~
~
――そう、気付いてしまったのだ。自分が、途方も無く独りだと...
~
彼女たち――魔理沙や霊夢のところをちょくちょく訪れるように...
気持ちを和らげたいということが強かったからだ。~
そして、実験やこうした体調不良で少し自宅にこもっていると...
が少しずつ心を犯していくのだ。~
それは、どこか死に似ている。普段は姿を全く見せないくせに...
ろしいカタチを顕わして、逃れようが無いことを暗示し、必ず...
そうして、孤独を意識するたび、心が凍りそうに――~
~
「~~~~~~~~~~~っ」~
肩を抱いて、縮めるように身震いをする。~
余計なことを考えてはいけない。今は、ただ、何も考えてはい...
だけを。でも、治らなかったら。このまま誰にも知られず緩慢...
あれば。役割を果たす人形であれば。黙りなさい。知らないほ...
会うべきでは――~
「………………くぅっ」~
更に強く体を掻き抱く。知らず、涙がこぼれそうになる。~
――こんなとき、誰か居てくれれば。~
ふと、熱で茹だっている頭の中を、それがよぎった。~
しかし、即座に否定する。~
私が風邪で寝込んでいることなんて、誰も知らないはずだ。~
だったら、誰も来るはずも――~
「あ、やば」~
そこで、くらっとめまいが強くなった。思ったより体力の消耗...
――とりあえず、眠ろう。起きた時には、何もかも忘れているは...
そうして、アリスは眠りに近い気絶に入った。~
~
~
雨足がひときわ強くなった。それはまるで壁のよう。~
薄暗い空の彼方の雲。一瞬の切れ目が現れて、そこから一条の...
雨水の壁を打ち破って、森の丘を縫うようにすり抜けて、流星...
途中に絶壁が見える。速度を落とさずに方向転換。鮮やかに横...
見事にかわした所で、少し開けた場所が見えた。~
魔法の森の中で、一軒だけ佇む秘密の家。~
流星は、そこに向かって進んでいった。~
~
~
――夢だと、なんとなく悟った。~
小さい頃の自分が見える。~
いや、それは自分自身でもあった。~
自分で自分を、主観視と客観視で、同時に見ているのだ。~
自分が誰かを見上げている風景と、自分と誰かが並んでいる風...
誰かの人影が、アリスの髪を優しく撫でて、唇にキスをした。~
そして、何事かを呟く。何と言ったかは無声映画だったのでわ...
かな気分になった。~
声の変わりに、頭の中で誰かの思いが響いた。~
独りでいることは寂しいこと。それは正しい。~
でも、それは逆にいえば、誰かといると、何倍も何倍も幸せに...
地悪な裏返しなのだ、と。~
だから、あなたも大切な人を見つけなさい。~
突然、声が耳に届いた。~
――お母さん?~
~
~
「…………ん?」~
そこで、目が覚めた。ぼんやりとした風景。~
「…………」~
昔の夢、だったのだろうか。物心ついたとき、すでに一人だっ...
えていないはず、なのだが。~
とりあえず、起き上がろう。眠ったせいか、随分と体が軽い。...
の方を見ると。~
「よ」~
魔理沙が、こっちの方をじっと見つめていた。~
硬直。~
~
「…………わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...
~
絶叫。~
~
「おいおい病人が大声出すなよ。体悪くするぜ? といっても...
耳を押さえて魔理沙が顔をしかめる。~
「だ、だって、あんたなんでここに」~
「いや、な。ついさっきお前んとこの人形に会ってな。ご主人...
引いてるとか何とか。それで冷やかしついでに見舞いをだな」~
「ていうか、玄関には結界張ってあったと思うけど」~
「ああ、箒で窓に突っ込んで破った」~
「普通に言うな!! ああもう、後で弁償して貰うからね」~
「細かいことは気にするなよ。人生を楽しき生きる秘訣だぜ」~
「でも人に迷惑かけていいことにはならないわよ」~
「かもな。……うん、ばっちり効いてるな。これならすぐに治る...
「え?」~
そこで、自分の体に意識を向ける。まだ熱っぽいが、節の痛み...
えている。~
「いや、偶然うまくいった魔法酒があってな。せっかくだから...
いいながら、魔理沙はベッドサイドに置いてある瓶を指差した。~
とろりとした輝きのそれは、どう見ても蜂蜜酒。しかし、その...
「って、これもしかして」~
「おう。一度飲めば、寄せるエーテルの波に乗って三千世界の...
いわゆる身体能力強化の薬酒だから、免疫力にも効くだろうと...
「……いいの? こんな貴重なの飲んじゃって」~
「飲まなきゃ意味無いだろ。それにお前にならいいやと思った...
「……どうして?」~
かすかに目を伏せて、アリスは聞いた。夢を見る前と見た後の...
いる。~
「そりゃあ……お前がいないと、退屈だし、一緒にいて、なかな...
てても何してても」~
「……寂しかった、の?」~
「……ん、まあ……って、ああもうこんなこと言わせるな恥ずかし...
魔理沙がそっぽを向いて早口で告げた。かすかに見える顔がや...
それを見て、我慢していた何かが溢れ出した。~
「うわっ!?」~
突然アリスに抱きつかれ、魔理沙は驚きの声を上げた。~
「な、何だよいきなり」~
「魔理沙」~
「だから、何だって」~
「……魔理沙ぁ」~
「えー、あー、だから」~
「……魔理沙ぁっ!!」~
「ああもう、わかったから泣くな」~
子供のように泣きじゃくる、アリスの髪を優しく撫でる。~
それは、まるで子供をあやす母親のようにも見えた。~
~
~
「まったく、寂しかったらそう言えばいいんだよ」~
「だって……」~
ひとしきり泣いて落ち着いた後。外の雨足が緩み始めた頃。~
アリスは再びベッドへ横になり、魔理沙はその傍らに腰掛けて...
「少なくとも霊夢は邪険にしないと思うぜ?」~
「じゃあ、あんたは?」~
「からかって遊ぶ」~
「いうと思った」~
苦笑して、体を伸ばす。ずっと寝ていたからか、ばきばきと関...
「あ、そういやおまえ、風呂は入ってたのか?」~
「何よ唐突に。……ずっと寝込んでたから無理よ」~
「そーかそーか。いやな、おまえが相当汗かいてるのが気にな...
「え……ひょっとして匂う?」~
思わず鼻に腕を近づける。その様子に魔理沙は苦笑した。~
「悪い匂いじゃないけどな。……そうだ」~
いいながら、魔理沙が部屋を出て、三十秒ほどで戻ってきた。...
洗面器とタオルが抱えられている。~
「……何する気よ?」~
「いや、拭いてやろうかと思ってな」~
「…………」~
……いま、こいつは何と言ったのか。~
「汗まみれじゃ気分良くないだろ。ほれ、腕上げろ。服脱がす...
「……って、ちょっと待って待ってまだ心の準備とかていうか脱...
ようやくどう言う状況か把握できたアリスは、寝間着のボタン...
ね除けようと暴れ出した。~
「こら病人が暴れるな……痛てててて蹴るな叩くな引っ掻くな」~
「きゃー、犯されるー!!」~
「人聞きの悪いことを。ほら、もう諦めろって」~
「やだ、駄目、駄目だってばぁ!!」~
更に抵抗を深める。しかし、すでに上着はボタンを全て外され...
ズボンのほうもすでに足先まで下ろされている。恐るべき早業。~
「ほーれ、これで最後だぜ」~
「あんた絶対楽しんでるでしょっ……!!」~
そしてショーツにも手をかけられて、膝の辺りまで下ろされる...
暴れるアリスの手が、蜂蜜酒の瓶に当たった。~
「あ」~
「え」~
当然、重心を掬われた瓶はぶっ倒れて、~
その中身をアリスにぶちまけた。~
~
~
「うー、べとべとする」~
「自業自得だぜ」~
「あんたが無理矢理脱がそうとするから……」~
「お前が抵抗するから」~
「うー……」~
とろりとした感触が体を伝って、アリスはうめいた。~
幸い服やシーツにはあまり飛び散らなかったが、蜂蜜酒の中身...
裸身へと盛大にこぼれてしまっていた。~
「ま、とりあえずこぼれたのを……」~
と、そこでアリスの姿を見て……ちょっとだけ硬直する。~
先ほどまでは気付かなかったが、~
透き通るような細身の裸身。~
かすかに浮いている汗の珠。~
それを土台に、こぼれた蜂蜜酒が彩っている。~
上半身を淫靡に滴り落ち、下半身の、何かを守るようにきつく...
と流れ込んで、それは――。~
~
……なにか、いけないものが疼いた。~
~
「……魔理沙?」~
アリスは、どことなく不安そうに呟いた。~
「……とりあえず、綺麗にしてやるから動くなよ」~
いいながら、魔理沙はアリスに覆い被さった。~
「ちょっ、ちょっと」~
「こぼした奴も勿体無いだろ、だから」~
「え、魔理沙、ちょっとまさか……うひゃっ!?」~
突然、鎖骨の辺りに舌を這わされた。思わず振り払おうとする...
捕えられてしまっていて、全く動かせない。~
「ん……アリスの汗、甘いな」~
「ちょっ、馬鹿、いきなり何を……んぁんっ」~
「なに、熱を下げるには汗をかくのが一番だしな。ついでにそ...
「絶対違うわよそれぇっ……くぅんっ」~
鎖骨から胸骨、そして乳房を円を描くようにして舌を擦りつけ...
熱く甘く紅く痺れた感覚がアリスの中を襲う。~
「なんだ、結構感じてるじゃないか」~
「だ、だって。なんか変っ……んくぅ、あっ」~
胸の先端の蕾を咥える。舌で転がすようにねぶって、軽く歯先...
「や、だめ……すごく敏感になってる……ひぁ」~
「……ふむ。さっきの酒で感覚も増幅されてるのか。ま、ちょう...
「んんっ!?」~
蕾を強く吸われる。更にそれを舌先でねぶられた。~
「……これで何か出てきたら面白かったんだけどな」~
「で、出るわけ無いでしょ、馬鹿……あっ」~
胸を一通り愛撫し終わった魔理沙は、そこから更に下へ下へと...
「んんっ……あっ、おへそ駄目ぇっ……」~
「ふーん、面白いところ感じるんだな、アリス」~
いいながら、舌を押し込んで、洗うように愛撫する。蜂蜜酒の...
心地好い。~
「うう、あとで憶えてなさいよ……きゃんっ!?」~
「ああ。憶えてたらな……ん、最後はここか」~
最後の一角に視線を向ける。そこには金色に輝く湖。時折、ア...
面が震えるのが艶かしい。~
胸を高鳴らせながら口を付ける。~
「は、ふぁ……」~
ゆっくりと飲み干しながら、アリスの秘所へと近づいていき、~
「ん…………はぁっ」~
湖底に届いた。そこで、魔理沙は両手を離すと、アリスの足を...
「あ、や、そこは……」~
「いいからじっとしてろって。痛くなんかしないから」~
「そういう問題じゃなくてっ……あっ!!」~
蟻の戸渡りから恥丘の半ばまでを一気に舐め上げられて、アリ...
「だ、駄目だってば……おかしくなっちゃうからぁ……」~
だが無視。内股やお尻に至るまでを徹底的に愛撫する。舌を這...
を残し、金色の筋を駆逐した。~
「はぁ……あっ……くぅんっ……くぅ」~
「ほら、痛くなんか無いだろ……もう少し、力抜いてくれ」~
言いながら、魔理沙は最後の秘境へと侵攻する。~
ゆっくりと、割れ目に合わせて、舌先でねっとりとなぞってい...
ませると、暖かな液体がこぼれてくる。~
「ふふ、なんだよ……こんなに濡れてるぜ」~
「あ、見ないで……よっ……ばかぁ……きゃうんっ……」~
こぼれてくる雫を、啜りとっては、舌を押し込んでいく。~
「んんっ、くぅ……魔理沙ぁっ……」~
「ん、なんだ?」~
「……その……ふあっ!?」~
「ほら、はっきり言ってくれないと聞こえないって」~
意地悪そうに言いながら、舌の愛撫を続けつつ、指先で敏感な...
それで、アリスの体は面白いように小さく跳ねる。~
「何か、来て……頭の中が真っ白にっ……」~
「ああ、いきそうなのか。でもまだちょっと我慢してもらうぜ」~
それを聞いて、魔理沙は舌を引き抜いて、指を離した。透明な...
の秘所を繋いだ。~
「え……」~
そこで、アリスが切なそうに見上げてくる。~
「う……そんな目で見るなよ。ちょっと待ってろって」~
その破壊的な可愛さと妖艶さから理性が吹っ飛ぶのを堪えると...
さる。~
「え、何――」~
「いいからいいから。せっかくだしもう一回」~
魔理沙は、アリスと唇を重ねた。アリスに、夢の記憶が浮かん...
「ん……」~
それで、安心したかのように体の力を抜いて、魔理沙のされる...
舌が絡められ、抱きしめられるように愛撫される。艶めいた水...
何分そうしていたか……ようやく、魔理沙がアリスの唇を解放し...
ちる。~
「ねぇ……魔理沙。さっきもう一回って言ったけど……最初はどう...
「ああ、いや。おまえ、うなされて寝てたからさ。こりゃ早め...
「……どうしたのよ」~
「……口移し」~
「…………」~
そこで、アリスは愛撫されていた時よりも顔を赤くした。~
魔理沙も困ったように笑っている。~
「……嫌だったか?」~
アリスはゆっくり首を振った。~
「それより……その、するなら早くしてよ……」~
「お、どうしてだ?」~
「だって、さっきからずっと疼いてて……」~
「ああ、わかった。力抜けよ」~
微笑んで頷くと、魔理沙は今度は指を這わせた。羽根で撫でる...
部までを丁寧に擦っていく。~
そして、入り口に指先を割り込ませる。~
「一本目……力入れてると痛いぜ」~
「うん……は、くぅっ!!」~
つぷりと、粘ついた音を立てて、指が第一関節まで呑まれる。~
「うわ……相当熱いな。痛くないか?」~
「うん……でも、あんまり動かさないで、ひゃうっ」~
指をかすかに震わせると、まるで共鳴するようにアリスも身を...
敏感になっているようだ。~
「こりゃ激しくすると痛そうだな……」~
ぼそりと呟きながら、ゆっくりと抜き差しする。~
「う、んっ、はぁ、あっ……くぅん、はうっ、あっ、あっ……」~
少しずつ差し込む角度を変えていき、膣壁を擦る。ほとんど力...
でもアリスはいっぱいいっぱいらしく、目じりに涙を浮かべて...
「これくらいなら大丈夫か……ちょっと強くするぜ。痛かったら...
「う、うん……ふあぁっ!?」~
ひときわ強く突くと、アリスがびくんと体を浮かせる。慌てて...
「へ、平気か?」~
「だ、大丈夫……ちょっとさっきのところが……」~
「……ここ、か?」~
「うひゃうっ!? う、ん……多分、そこぉ……」~
どうやらちょうど、一番感じる部分を突いてしまったらしい。~
だが、ここならあまり激しくしなくても……。~
そう思って、その部分、膣内の上側を集中的に刺激する。~
「う、あ、やぁっ、だめっ……あふぅっ!!」~
アリスの反応が強くなった。ふるふると体を震わせて、声にな...
る。~
「はぁぁっ、あっ……きゅぅっ……んっ……あ、あっ、あっ……!!」~
指をきゅうきゅうと締め付けられる。絶頂が近いのか。~
溢れる愛液を掻き分けて、少しずつ刺激を強くしていく。~
「うあっ、あっ、だめ、きちゃう、きちゃうっ……!!」~
「ああ、もっと気持ちよくしてやるよ……!!」~
そこで、お互いに向き合うように抱き上げて、二本目の指を押...
ら空いている手を回して、抱きしめるように菊座へ指を侵入さ...
か、あっさりと飲み込まれてしまった。~
「ひゃうっ、ああああああああああああああああああああああ...
突然の大攻勢に、あっけなく理性が決壊する。二つの秘部に押...
付けられ、痙攣するかのように震えていた。~
「あ、あああ、ああっ……は、ぁ……」~
暖かく、甘い快感の余韻。それに抱かれて、アリスは失神した。~
~
~
目が覚めると、魔理沙の腕に抱かれていた。~
「あ……」~
「おはよう、ねぼすけさん」~
悪戯めいた魔理沙の言葉に、アリスは自分がどうなったかを思...
「あ、わたし……」~
「まさか失神するほど感じるなんてな……まったく、びっくりし...
「……ばかぁ」~
顔を赤らめて、それだけを呟く。~
「さて、熱はどうだ?」~
「うん……もう無いみたい」~
体温計を使って見ると、すでに平熱にまで戻っていた。何だか...
に効果はあったらしい。~
「うん、ならもう大丈夫だな。来た甲斐があったもんだぜ」~
「……ね、魔理沙」~
「ん?」~
「……ありがと」~
「……ん、まあ、な」~
アリスが微笑んで告げると、魔理沙はそっぽを向いて顔を赤ら...
れるのは苦手らしい。~
「さて、次は私かな」~
「え?」~
ふと、魔理沙がそんなことを言い出した。~
「次って……何?」~
「だって、私はまだイってないぜ」~
いいながら、服を脱いで蜂蜜酒の瓶を取る。それを自分の体に...
「さて、次はお前の番だぜ、アリス。召し上がれ、ってな」~
そういって、少し照れるように微笑んだ。~
「……もう。じゃあ、遠慮なく頂こうかしらね」~
アリスは困ったように笑って、すぐに艶めいた微笑に変わった。~
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雨も上がり、まばらの雲から月の光が降り注ぐ。~
本来は冷たい光は、今宵だけ、暖かさを宿している。~
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――もう少しだけ、その晩は嬌声が続いた。~
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にっちもさっちもいかない後書き~
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ハチミツネチョネチョ~
(( ゚∀゚)) DaDaDa...
(ヽ□=□)) (゚∀゚)ノ ~
> > ノ( ヘヘ ~
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……黄金の蜂蜜酒って感覚の鋭敏化の薬効もあるらしいですよ?~
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はい、再び登場595です。もう面倒なのでこのまんまのハンドル...
名でもつけてやってください(何~
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えー、今回は純愛分が足りないとのことで書いてみたり。処女...
と、自分では感じました。……でも、もうちょっと濃く書く練習...
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そういえば、ネチョSSではでてこなかった蜂蜜ペロペロプレイ。~
なんでないんだろーな、と思っていたところ、~
「書くなら今しかない!! ユーアーエロティックダイナマイ...
「イエスサー!!」~
と、再びエロジーザスの神託を受けたので速攻書きました。い...
びっくり( ゚Д゚)ヒョエー~
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ネチョ抜いてもう少し練りこめば創想話にも投稿出来たかなコ...
フメイカーの立場。~
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さて、こんなところ読む親切且つ奇特な方も少ないでしょうの...
いただきます。~
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では、全てのシューターとネチョスレ住人、絵師とSS職人、そして神...
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