とうほうネチョロダ/裏・最萌トーナメント 魂魄妖夢VSチルノ
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「よし、一回戦突破!」~
「あ゛ーっ、負けたぁっ!!」~
~
161対119。最萌トーナメント・魂魄妖夢VSチルノ戦は、妖夢の...
~
「お嬢様、勝ちました!」~
満面の笑みを浮かべて、幽々子に凱旋報告をする。~
「そう、良かったわね。私も頑張らなくちゃね」~
「お嬢様の対戦相手は……強敵ですね……。でもお嬢様なら大丈夫...
「うふふ……ありがと。~
で、妖夢、これからどうするの?」~
「はい、少し疲れてしまったので、お屋敷に戻って休もうかと…...
「違う違う」~
「?」~
意味深な笑みを浮かべる幽々子。何の事か分からず戸惑う妖夢。~
「あら、知らないの? このトーナメントのもう一つの顔を」~
「はぁ……」~
「勝者が敗者を二十四時間好きに出来る、最萌の裏の顔……~
裏最萌トーナメントを」~
「なっ……!」~
妖夢の顔が強張る。……それもそうだろう。今回は勝者となった...
「どういう事なんですか、それっ……!?」~
「どうも何も、そういう事よ。つまり、勝ったあなたはあの氷...
ただし、死なせるとかそういうのは駄目よ」~
「好きにしていい、と言われても……」~
「どうするかはあなた次第だけどね。……まぁ、やる事は皆大体...
「一体何を……?」~
込み上げる嫌な予感を押さえつつ、恐る恐る幽々子に質問する。~
「……敗者は何をされても文句が言えない。そして、敗者は可愛...
と、くれば……やる事は一つよねぇ……?」~
妖艶な表情を浮かべ、妖夢に問い掛ける。思わず赤面する妖夢。~
「あらあら、赤くなっちゃって……かっわいい」~
「茶化さないで下さい!~
……お嬢様が勝ち上がったら、次は私との対戦になります。そ...
「たっぷり可愛がってあ・げ・る」~
ゾクゾクゥッ……背筋に電流が走り、一瞬意識が飛びかける。~
お嬢様になら何をされても……いやいや……そんな事を一瞬の内に...
「あなた、こういうのには疎いからねぇ。これはいい練習だと...
「…………」~
「そろそろあなたの所にあの娘が来ると思うから、自分の控え...
「はい……分かりました」~
思い詰めた顔で背を丸め肩を落とし、トボトボと歩いていく妖...
「フフフ……妖夢との対戦が楽しみね。どんな事しちゃおうかし...
あぁ、私が負けて色々されちゃうのもいいかしら……ウフフ……...
脳内世界に羽ばたき、一人笑い続ける幽々子。その姿を、周り...
~
~
~
~
~
「あー……う~……」~
座っていられず、部屋の中をうろうろ歩き回る妖夢。幽々子の...
「好きにしていい、って言われても……う~」~
頭を掻き毟り、悶える。とても勝者とは思えない姿だ。~
~
コン、コン―――――~
~
「………………っ!!」~
扉を叩く音に、心臓が跳ね上がる。来た―――――どうしよう。~
コンコン―――――~
「ちょっと、誰もいないの?」~
「あっ、今開けます」~
慌ててドアを開く。そこにいたのは、予想通りチルノだった。...
大人しく部屋に上がり、ちょこんと座るチルノ。その対面に、...
「……………………」~
「……………………」~
俯いたまま、きっかけが掴めず口を閉じる二人。張り詰める空...
「あーもうっ、何か言いなさいよ! 気まずいでしょ!!」~
「あっはい……ごめんなさい」~
うなだれた頭をますます下げる妖夢。そんな姿にますます苛立...
「何謝ってんのよ。これじゃどっちが勝ったか分かんないじゃ...
「はぁ……ごめんなさい」~
「もういい……」~
再び訪れる静寂。このままでは埒があかないので、再びチルノ...
「……で、何するの?」~
「何、と言われても……」~
「大体の事はレティから聞いてるわ。私を……好きにするんでし...
「そう……らしいですね」~
「決めるのはあんたでしょうが!」~
煮え切らない態度にますます苛立つチルノ。まるで自分が勝者...
「こっちは覚悟決めてきたってのに、何か気が抜けるわ……」~
「すみません……何分、そういった事には疎くて……」~
「……私だって経験無いわよ」~
顔を赤らめ、視線を宙にやって呟くチルノ。その様子に、強張...
「そうなんですか。てっきり、見た目に似合わず経験豊富なの...
「子供って言うな!」~
「ごっ、ごめんなさいっ!!」~
平身低頭、畳に額が擦れんばかりに謝る妖夢。さっきから何か...
「……そりゃあ、私だって知識でしか知らないけどさ。あんたも...
「えぇ……それで、お嬢様に勉強して来い、と……」~
「そ-なんだ……じゃあ、正直に答えて。~
あんた……そういうの、興味あるの?」~
「えっ……」~
唐突な問いにうろたえる妖夢。興味……興味は…………~
「無い……事も、無い……と、思う……ような……」~
「ハァ……正直、あんたに負けてよかったわ。あのメイドなんか...
「咲夜さんの事ですね……どうなったんですか?」~
「聞かない方がいいと思う」~
「……そうですか」~
リリーに敗れた咲夜は、文字通り『犬』にされてしまった。そ...
ウブもいい所の妖夢の姿に、若干の余裕が生まれる。~
「一応興味はあるのね。……じゃ、始めましょうか。~
……私も、興味あるし……」~
「はっ……はい……」~
~
敗者の筈のチルノが、何時のまにかイニシアティブを取ってい...
実の所、二人ともそういう性の秘め事には関心があった。ただ...
なので、これはいいチャンスかもしれない……そう思い始めてい...
「まず、何からすればいいんでしょうか……」~
「ん~……やっぱり、キスから?」~
「キス、ですか……」~
「した事は?」~
「無いです」~
「私も」~
このままでは埒があかないので、まずやってみる事にした。互...
「いくわよ……」~
「はい……んっ」~
ちゅ……軽く唇を重ね、すぐに離れる。~
「……どう?」~
「よく……分からないです」~
「じゃあ……」~
ちゅっ……もう一度唇を重ねる。先程よりも長く、強く。程無く...
「何だか……変な気持ち、です……」~
「私も……んんっ」~
妖夢の方から、三度唇を求める。気付かぬ内に両手を背中に回...
「んむっ、んふぅ……」~
ちゅくっ、ぴちゃっ……どちらからともなく舌を絡め、交じり合...
妖夢にはチルノの咥内の冷たさが心地良く、チルノには妖夢の...
「んくっ……ハァ」~
しばらく互いの咥内を貪りあった後、離す。二人とも顔は上気...
「何だか、ボーッとしてきた……」~
「私も……熱くなってきた……」~
「あ……そういえばチルノさん、体は大丈夫なんですか?」~
チルノが氷精である事を思い出し、心配して尋ねる。~
「何が?」~
「その……熱とか、どうなのかと思って……」~
「まぁ、熱いと疲れるけど……体内の温度を魔力で押さえてるか...
「そうですか、良かった」~
これで心配事は無くなった。が、この後どうすればいいのだろ...
~
「次は……」~
「キスの次は……やっぱり、裸?」~
「脱ぐ……んですか」~
「そりゃあ、脱がないと先進まないし……」~
「はい……分かりました」~
チルノが率先して服を脱ぎ、下着だけの姿になる。妖夢もそれ...
「やっぱり、恥ずかしい……」~
「私だって恥ずかしいわよ……さっさとしなさいよ」~
「はい……」~
ぱさっ……やがて妖夢も、チルノと同じように下着のみになる。...
「そんなに見ないで下さい……」~
「あんまり胸、無いわね」~
「そっちこそ……」~
「……まぁね」~
ゆっくりと手を伸ばし、妖夢の胸に触れる。他人の異なる感触...
「んっ……」~
「あはっ、乳首立ってんじゃん」~
「やっ……」~
下着越しにも、胸の突起が硬くなっている事が分かる。チルノ...
「ひゃんっ!」~
ざらついた舌の感触に、思わず背を反らす。しかし、チルノの...
「ちゅう、ちゅっ、ちゅくっ……」~
「んぁ、やっ、はんっ……!」~
乳飲み子のように、執拗に舐り続ける。今までに無い未知の感...
まるで、チルノに押し倒されたかのような体勢になった。~
「ぷはぁっ……どう? どんな感じ?」~
「ん……何か……体がピクピクッてなって、変な感じです……」~
頬を赤らめ、惚けたようになる。最萌の勝者の筈なのに、チル...
「じゃ、あたしにも……して……?」~
「はい……」~
自分がされたように、チルノの胸に吸い付く。剥がれて外気に...
「んっ……あんっ、何か、気持ちいいっ……」~
「んはっ、あむ……ちゅるっ……」~
右に、次は左と、懸命に吸い立て、舌端で転がし、しゃぶり、...
走る快感に身をよじらせ、チルノの膝が妖夢の股間に当たった...
「ひぃあっ!?」~
予期せぬショックに、思わず口を離して体を仰け反らせる。~
「ん……あっ……」~
「ちょっ、ちょっと、どうしたのよ……」~
「アソコが……びくんって……」~
そんな姿を見て、手を伸ばし妖夢の秘所に触れる。下着はしっ...
「うわぁ……やらしい……」~
「んんっ、恥ずかしいっ……!」~
「ふ~ん、ここって、こうなってるんだ……へ~……」~
妖夢の股間に顔を移し、物珍しげに観察するチルノ。まじまじ...
「初めて見たけど……あたしのもこうなってんのかな……?」~
そっと自分の秘所に触れてみた。……妖夢と同じように、下着が...
「んっ……あはっ、あんたと一緒だ……」~
「あふっ……んん……」~
しきりに体をもぞもぞさせ、太腿を擦り合わせる。手は所在無...
チルノもそんな妖夢の姿を見て、さらに体が疼くのを感じてい...
「もう、我慢出来ない……!」~
「わっ……!」~
~
欲情を押さえきれなくなり、妖夢に覆い被さって互いの秘部を...
ちゅく、じゅくっ……下着の保水能力を超え、愛液が腿を伝い淫...
「あひっ、あっ、んんんんっ!!!」~
「ふぁ、すっ、すごっ……何、これぇっ……!!」~
陰唇を重ねて捏ね回し、両胸の突起を押し付けあう。小振りな...
「は、はひぃっ、あぁっ、んふぅっ……!」~
「こっ、こんなっ、初めてっ……あむっ、れるっ、ちゅうぅっ……...
くちゅ、ちゅぱっ、じゅくっ、ぐちゅっ……~
唇を重ね、互いの咥内を舌で犯す。潰れた胸肉の間で突起が擦...
「んふぅ、ちゅるぅっ、くちゅっ……!」~
「んっんっんんっ、ん~~~っ!!」~
唇を塞がれている為、声にならない嬌声をあげる。経験した事...
「んはぁっ、はんっ、ど、どう……? 気持ちいいっ……?」~
「こんなっ、知らなっ……ひゃううぅぅんっ!!」~
混じり合った唾液が頬を伝い、零れる。交じり合った愛液が、...
ふとした拍子に、肉芽が肉芽に引っ掛かり、跳ねる。途端走る...
「ひぁああああぁぁあぁっ!?」~
「んああぁあぁぁっ、すっ……ごっ……!」~
じゅるっ、ずるっ、ぐちっ、じゅく、ぐちゅっ!!~
ぐしょぐしょに濡れた下着から零れる愛液が水溜りを作り、卑...
さらに激しくなった律動が、限界が近い事を告げていた。~
「ひぅっ、も、だめっ、溶けちゃうっ……!!」~
「わたしもっ……何か、来るっ……!」~
「あひっ、いっ、あっ、んんんんんっ……!!!」~
「はひぃっ、くっ、来るっ、来ますっ、ああぁぁあぁっ!!」~
「溶けるっ、溶けちゃうっ……あっ、あっあぁっ、あっ、いぁあ...
「ひゃんっ、ひゃっ、あひいいぃっ!!」~
~
グチュウウウゥゥゥゥッ――――――――――――――――――~
~
壊れそうな程に秘部を強く押し付けた、その時。光が爆ぜた。~
~
「「んああ゛あぁあ゛あぁぁぁ゛ああぁあぁ゛あぁ゛あ゛あ゛...
~
目前で弾けた光の波に包まれ、二人の意識が、同時に飛んだ。~
~
~
~
~
~
~
…………………………………………………………………………………………………………………………~
~
~
~
~
~
~
「んっ……」~
先に意識を取り戻した妖夢が身を起こし、重なるチルノをどか...
「あぁ……そうか……チルノさん、大丈夫ですか?」~
「うぅん……」~
チルノの体を揺すり呼びかけると、やがてチルノも目を覚まし...
「あ……れ……?」~
「あっ、どうしました!?」~
うつ伏せの状態で、力なく答えるチルノ。~
「ちょっと……体温が上がりすぎた……も、駄目……」~
「ごっ、ごめんなさいっ!」~
「謝らなくてもいいけど……ペナルティとか言わないでよ……これ...
ペナルティ。敗者が勝者に逆らうと、拘束時間がさらに一日延...
そして妖夢も、もうそんな気力は残っていなかった。~
「私も……これ以上は、ちょっと……」~
「そ……じゃ、もうちょっと、寝かせて……」~
言い終わるのと同時に、静かに寝息を立て始めた。それを見て...
氷嚢を作ってチルノの額に乗せた。紅潮した頬がやや薄くなる。~
「これでいいかなっと……。~
しかし、こんなに凄いものとは……まだ、一回戦なのよね……。...
お嬢様が勝つだろうけど、どっちにしても身が持たない、か...
すでに負けたチルノは、もう何も無い。しかし妖夢には、まだ...
つまり、少なくともあと一回はこんな恥ずかしくて疲れる事を...
「お嬢様の事だから、変な事はしないと思うけど……はぁ……」~
確かに気持ち良かった。だけど、当分は遠慮したい。~
そして、次の対戦相手が幽々子という事が、妖夢の心に影を落...
~
~
~
~
~
~
~
~
~
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~
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~
「ウフフフフフフフフ……やっらしい…………」~
ドアの隙間から妖夢を覗く二つの目。幽々子だった。~
実はチルノが部屋を訪れた時から、一部始終をずっと覗いてい...
「あの娘が、こんなに乱れて……~
初めてでアレなら、次はもっと期待が持てるわね……~
あぁ、早く、妖夢と当たらないかしら……ウフフフフ……フフフ...
~
~
最萌トーナメントはまだ、始まったばかりである。~
~
~
~
~
~
~
~
~
う~、あんまり江口くなーい。前振りなが~い。~
咲夜さんの過去話は、江口無しで夏コミ目指して頑張りまーす。~
希望があったらまたPhantasmとか入れるかも……アヒャ。~
~
書いたの→marvs [アーヴ ◆arvsHiKSeA]
終了行:
「よし、一回戦突破!」~
「あ゛ーっ、負けたぁっ!!」~
~
161対119。最萌トーナメント・魂魄妖夢VSチルノ戦は、妖夢の...
~
「お嬢様、勝ちました!」~
満面の笑みを浮かべて、幽々子に凱旋報告をする。~
「そう、良かったわね。私も頑張らなくちゃね」~
「お嬢様の対戦相手は……強敵ですね……。でもお嬢様なら大丈夫...
「うふふ……ありがと。~
で、妖夢、これからどうするの?」~
「はい、少し疲れてしまったので、お屋敷に戻って休もうかと…...
「違う違う」~
「?」~
意味深な笑みを浮かべる幽々子。何の事か分からず戸惑う妖夢。~
「あら、知らないの? このトーナメントのもう一つの顔を」~
「はぁ……」~
「勝者が敗者を二十四時間好きに出来る、最萌の裏の顔……~
裏最萌トーナメントを」~
「なっ……!」~
妖夢の顔が強張る。……それもそうだろう。今回は勝者となった...
「どういう事なんですか、それっ……!?」~
「どうも何も、そういう事よ。つまり、勝ったあなたはあの氷...
ただし、死なせるとかそういうのは駄目よ」~
「好きにしていい、と言われても……」~
「どうするかはあなた次第だけどね。……まぁ、やる事は皆大体...
「一体何を……?」~
込み上げる嫌な予感を押さえつつ、恐る恐る幽々子に質問する。~
「……敗者は何をされても文句が言えない。そして、敗者は可愛...
と、くれば……やる事は一つよねぇ……?」~
妖艶な表情を浮かべ、妖夢に問い掛ける。思わず赤面する妖夢。~
「あらあら、赤くなっちゃって……かっわいい」~
「茶化さないで下さい!~
……お嬢様が勝ち上がったら、次は私との対戦になります。そ...
「たっぷり可愛がってあ・げ・る」~
ゾクゾクゥッ……背筋に電流が走り、一瞬意識が飛びかける。~
お嬢様になら何をされても……いやいや……そんな事を一瞬の内に...
「あなた、こういうのには疎いからねぇ。これはいい練習だと...
「…………」~
「そろそろあなたの所にあの娘が来ると思うから、自分の控え...
「はい……分かりました」~
思い詰めた顔で背を丸め肩を落とし、トボトボと歩いていく妖...
「フフフ……妖夢との対戦が楽しみね。どんな事しちゃおうかし...
あぁ、私が負けて色々されちゃうのもいいかしら……ウフフ……...
脳内世界に羽ばたき、一人笑い続ける幽々子。その姿を、周り...
~
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「あー……う~……」~
座っていられず、部屋の中をうろうろ歩き回る妖夢。幽々子の...
「好きにしていい、って言われても……う~」~
頭を掻き毟り、悶える。とても勝者とは思えない姿だ。~
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コン、コン―――――~
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「………………っ!!」~
扉を叩く音に、心臓が跳ね上がる。来た―――――どうしよう。~
コンコン―――――~
「ちょっと、誰もいないの?」~
「あっ、今開けます」~
慌ててドアを開く。そこにいたのは、予想通りチルノだった。...
大人しく部屋に上がり、ちょこんと座るチルノ。その対面に、...
「……………………」~
「……………………」~
俯いたまま、きっかけが掴めず口を閉じる二人。張り詰める空...
「あーもうっ、何か言いなさいよ! 気まずいでしょ!!」~
「あっはい……ごめんなさい」~
うなだれた頭をますます下げる妖夢。そんな姿にますます苛立...
「何謝ってんのよ。これじゃどっちが勝ったか分かんないじゃ...
「はぁ……ごめんなさい」~
「もういい……」~
再び訪れる静寂。このままでは埒があかないので、再びチルノ...
「……で、何するの?」~
「何、と言われても……」~
「大体の事はレティから聞いてるわ。私を……好きにするんでし...
「そう……らしいですね」~
「決めるのはあんたでしょうが!」~
煮え切らない態度にますます苛立つチルノ。まるで自分が勝者...
「こっちは覚悟決めてきたってのに、何か気が抜けるわ……」~
「すみません……何分、そういった事には疎くて……」~
「……私だって経験無いわよ」~
顔を赤らめ、視線を宙にやって呟くチルノ。その様子に、強張...
「そうなんですか。てっきり、見た目に似合わず経験豊富なの...
「子供って言うな!」~
「ごっ、ごめんなさいっ!!」~
平身低頭、畳に額が擦れんばかりに謝る妖夢。さっきから何か...
「……そりゃあ、私だって知識でしか知らないけどさ。あんたも...
「えぇ……それで、お嬢様に勉強して来い、と……」~
「そ-なんだ……じゃあ、正直に答えて。~
あんた……そういうの、興味あるの?」~
「えっ……」~
唐突な問いにうろたえる妖夢。興味……興味は…………~
「無い……事も、無い……と、思う……ような……」~
「ハァ……正直、あんたに負けてよかったわ。あのメイドなんか...
「咲夜さんの事ですね……どうなったんですか?」~
「聞かない方がいいと思う」~
「……そうですか」~
リリーに敗れた咲夜は、文字通り『犬』にされてしまった。そ...
ウブもいい所の妖夢の姿に、若干の余裕が生まれる。~
「一応興味はあるのね。……じゃ、始めましょうか。~
……私も、興味あるし……」~
「はっ……はい……」~
~
敗者の筈のチルノが、何時のまにかイニシアティブを取ってい...
実の所、二人ともそういう性の秘め事には関心があった。ただ...
なので、これはいいチャンスかもしれない……そう思い始めてい...
「まず、何からすればいいんでしょうか……」~
「ん~……やっぱり、キスから?」~
「キス、ですか……」~
「した事は?」~
「無いです」~
「私も」~
このままでは埒があかないので、まずやってみる事にした。互...
「いくわよ……」~
「はい……んっ」~
ちゅ……軽く唇を重ね、すぐに離れる。~
「……どう?」~
「よく……分からないです」~
「じゃあ……」~
ちゅっ……もう一度唇を重ねる。先程よりも長く、強く。程無く...
「何だか……変な気持ち、です……」~
「私も……んんっ」~
妖夢の方から、三度唇を求める。気付かぬ内に両手を背中に回...
「んむっ、んふぅ……」~
ちゅくっ、ぴちゃっ……どちらからともなく舌を絡め、交じり合...
妖夢にはチルノの咥内の冷たさが心地良く、チルノには妖夢の...
「んくっ……ハァ」~
しばらく互いの咥内を貪りあった後、離す。二人とも顔は上気...
「何だか、ボーッとしてきた……」~
「私も……熱くなってきた……」~
「あ……そういえばチルノさん、体は大丈夫なんですか?」~
チルノが氷精である事を思い出し、心配して尋ねる。~
「何が?」~
「その……熱とか、どうなのかと思って……」~
「まぁ、熱いと疲れるけど……体内の温度を魔力で押さえてるか...
「そうですか、良かった」~
これで心配事は無くなった。が、この後どうすればいいのだろ...
~
「次は……」~
「キスの次は……やっぱり、裸?」~
「脱ぐ……んですか」~
「そりゃあ、脱がないと先進まないし……」~
「はい……分かりました」~
チルノが率先して服を脱ぎ、下着だけの姿になる。妖夢もそれ...
「やっぱり、恥ずかしい……」~
「私だって恥ずかしいわよ……さっさとしなさいよ」~
「はい……」~
ぱさっ……やがて妖夢も、チルノと同じように下着のみになる。...
「そんなに見ないで下さい……」~
「あんまり胸、無いわね」~
「そっちこそ……」~
「……まぁね」~
ゆっくりと手を伸ばし、妖夢の胸に触れる。他人の異なる感触...
「んっ……」~
「あはっ、乳首立ってんじゃん」~
「やっ……」~
下着越しにも、胸の突起が硬くなっている事が分かる。チルノ...
「ひゃんっ!」~
ざらついた舌の感触に、思わず背を反らす。しかし、チルノの...
「ちゅう、ちゅっ、ちゅくっ……」~
「んぁ、やっ、はんっ……!」~
乳飲み子のように、執拗に舐り続ける。今までに無い未知の感...
まるで、チルノに押し倒されたかのような体勢になった。~
「ぷはぁっ……どう? どんな感じ?」~
「ん……何か……体がピクピクッてなって、変な感じです……」~
頬を赤らめ、惚けたようになる。最萌の勝者の筈なのに、チル...
「じゃ、あたしにも……して……?」~
「はい……」~
自分がされたように、チルノの胸に吸い付く。剥がれて外気に...
「んっ……あんっ、何か、気持ちいいっ……」~
「んはっ、あむ……ちゅるっ……」~
右に、次は左と、懸命に吸い立て、舌端で転がし、しゃぶり、...
走る快感に身をよじらせ、チルノの膝が妖夢の股間に当たった...
「ひぃあっ!?」~
予期せぬショックに、思わず口を離して体を仰け反らせる。~
「ん……あっ……」~
「ちょっ、ちょっと、どうしたのよ……」~
「アソコが……びくんって……」~
そんな姿を見て、手を伸ばし妖夢の秘所に触れる。下着はしっ...
「うわぁ……やらしい……」~
「んんっ、恥ずかしいっ……!」~
「ふ~ん、ここって、こうなってるんだ……へ~……」~
妖夢の股間に顔を移し、物珍しげに観察するチルノ。まじまじ...
「初めて見たけど……あたしのもこうなってんのかな……?」~
そっと自分の秘所に触れてみた。……妖夢と同じように、下着が...
「んっ……あはっ、あんたと一緒だ……」~
「あふっ……んん……」~
しきりに体をもぞもぞさせ、太腿を擦り合わせる。手は所在無...
チルノもそんな妖夢の姿を見て、さらに体が疼くのを感じてい...
「もう、我慢出来ない……!」~
「わっ……!」~
~
欲情を押さえきれなくなり、妖夢に覆い被さって互いの秘部を...
ちゅく、じゅくっ……下着の保水能力を超え、愛液が腿を伝い淫...
「あひっ、あっ、んんんんっ!!!」~
「ふぁ、すっ、すごっ……何、これぇっ……!!」~
陰唇を重ねて捏ね回し、両胸の突起を押し付けあう。小振りな...
「は、はひぃっ、あぁっ、んふぅっ……!」~
「こっ、こんなっ、初めてっ……あむっ、れるっ、ちゅうぅっ……...
くちゅ、ちゅぱっ、じゅくっ、ぐちゅっ……~
唇を重ね、互いの咥内を舌で犯す。潰れた胸肉の間で突起が擦...
「んふぅ、ちゅるぅっ、くちゅっ……!」~
「んっんっんんっ、ん~~~っ!!」~
唇を塞がれている為、声にならない嬌声をあげる。経験した事...
「んはぁっ、はんっ、ど、どう……? 気持ちいいっ……?」~
「こんなっ、知らなっ……ひゃううぅぅんっ!!」~
混じり合った唾液が頬を伝い、零れる。交じり合った愛液が、...
ふとした拍子に、肉芽が肉芽に引っ掛かり、跳ねる。途端走る...
「ひぁああああぁぁあぁっ!?」~
「んああぁあぁぁっ、すっ……ごっ……!」~
じゅるっ、ずるっ、ぐちっ、じゅく、ぐちゅっ!!~
ぐしょぐしょに濡れた下着から零れる愛液が水溜りを作り、卑...
さらに激しくなった律動が、限界が近い事を告げていた。~
「ひぅっ、も、だめっ、溶けちゃうっ……!!」~
「わたしもっ……何か、来るっ……!」~
「あひっ、いっ、あっ、んんんんんっ……!!!」~
「はひぃっ、くっ、来るっ、来ますっ、ああぁぁあぁっ!!」~
「溶けるっ、溶けちゃうっ……あっ、あっあぁっ、あっ、いぁあ...
「ひゃんっ、ひゃっ、あひいいぃっ!!」~
~
グチュウウウゥゥゥゥッ――――――――――――――――――~
~
壊れそうな程に秘部を強く押し付けた、その時。光が爆ぜた。~
~
「「んああ゛あぁあ゛あぁぁぁ゛ああぁあぁ゛あぁ゛あ゛あ゛...
~
目前で弾けた光の波に包まれ、二人の意識が、同時に飛んだ。~
~
~
~
~
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~
…………………………………………………………………………………………………………………………~
~
~
~
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~
~
「んっ……」~
先に意識を取り戻した妖夢が身を起こし、重なるチルノをどか...
「あぁ……そうか……チルノさん、大丈夫ですか?」~
「うぅん……」~
チルノの体を揺すり呼びかけると、やがてチルノも目を覚まし...
「あ……れ……?」~
「あっ、どうしました!?」~
うつ伏せの状態で、力なく答えるチルノ。~
「ちょっと……体温が上がりすぎた……も、駄目……」~
「ごっ、ごめんなさいっ!」~
「謝らなくてもいいけど……ペナルティとか言わないでよ……これ...
ペナルティ。敗者が勝者に逆らうと、拘束時間がさらに一日延...
そして妖夢も、もうそんな気力は残っていなかった。~
「私も……これ以上は、ちょっと……」~
「そ……じゃ、もうちょっと、寝かせて……」~
言い終わるのと同時に、静かに寝息を立て始めた。それを見て...
氷嚢を作ってチルノの額に乗せた。紅潮した頬がやや薄くなる。~
「これでいいかなっと……。~
しかし、こんなに凄いものとは……まだ、一回戦なのよね……。...
お嬢様が勝つだろうけど、どっちにしても身が持たない、か...
すでに負けたチルノは、もう何も無い。しかし妖夢には、まだ...
つまり、少なくともあと一回はこんな恥ずかしくて疲れる事を...
「お嬢様の事だから、変な事はしないと思うけど……はぁ……」~
確かに気持ち良かった。だけど、当分は遠慮したい。~
そして、次の対戦相手が幽々子という事が、妖夢の心に影を落...
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「ウフフフフフフフフ……やっらしい…………」~
ドアの隙間から妖夢を覗く二つの目。幽々子だった。~
実はチルノが部屋を訪れた時から、一部始終をずっと覗いてい...
「あの娘が、こんなに乱れて……~
初めてでアレなら、次はもっと期待が持てるわね……~
あぁ、早く、妖夢と当たらないかしら……ウフフフフ……フフフ...
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最萌トーナメントはまだ、始まったばかりである。~
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う~、あんまり江口くなーい。前振りなが~い。~
咲夜さんの過去話は、江口無しで夏コミ目指して頑張りまーす。~
希望があったらまたPhantasmとか入れるかも……アヒャ。~
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書いたの→marvs [アーヴ ◆arvsHiKSeA]
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