とうほうネチョロダ/火車 ~藍の章~
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<作品の注意事項>~
~
・この作品は、18禁です。~
~
・この作品は、東方エロスレ8の116の名無しさんのネタを...
~
以上を了承して読むという人は、もうちょい下に進んで下さ...
~
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火車 ~藍の章~~
~
~
(あらすじ)~
八雲家は貧困に喘いでいた。この状況を打開すべく、藍と橙...
~
~
「…失礼します…」~
「おう、来たな。ほら、入りな」~
魔女に促され、家へと入る藍。その中は、何とも分からぬマ...
「さ、こっちだ」~
そのまま奥の部屋に連れて行かれる。そこは、魔理沙の研究...
「それで? 何をすればいいんだ…?」~
「…これだ」~
そう言って魔理沙が差し出したのは、真っ黄色の怪しい薬。~
「……これは」~
「これはな、疲れを吹き飛ばす薬だ。これ一本でどんな疲れも...
何をやるのかは敢えては聞かなかった。~
「……これを飲むのか……?」~
「ああ、そうだ。だけど、その前にな」~
「?」~
「家の掃除と草むしりをやってくれ」~
魔理沙はさらりと言った。~
「何ぃ……!? 何故そんな事をしなければならないのだ!?」~
「だってさ、疲れてないと効き目があったかどうか分からない...
「契約内容と違う!」~
藍が声を荒げて抗議すると、魔理沙は薬をしまいながらこう...
「別に止めてもいいんだぜ? その代わり契約はナシだ」~
「ぐっ………!!」~
「それでも、いいんだな?」~
「………………………分かった、やる…やる、よ………………………」~
湧き上がる激情を抑え、辛うじてそれだけを喉の奥から搾り...
~
~
「ご苦労様。お陰でキレイになったぜ」~
「………そりゃ………どうも………」~
疲れ果て、へたり込む藍。草むしりはどちらかと言えば稲刈...
「それじゃあ、次は食事を作って貰おうかなあ」~
「………っっ!!」~
「そんなに怖い顔するなよ。お前さんも食べていいからさ」~
「………」~
そして藍は、久し振りにまともな食事を食べた。~
~
「さ、ぐぐっと」~
食後、藍の前に差し出される例の薬。~
「…ええい、ままよ」~
観念した様に、藍は薬をぐいっと一気に飲み干した。~
「………………」~
かなり、苦かった。それでも不思議な事に、先程までの疲れ...
「…どうだ? すっきりしたか?」~
「………ああ………お前、やぶだと思ってたけど…やるもんだな…」~
「失礼な。私だってやるときゃやるぜ………………ん?」~
その時、魔理沙が訝しげな顔をした。藍が不審に思い、その...
「う、うわあああああああっっっ!!?」~
藍の見事な黄金色の尻尾が、極彩色の虹色に変わっていた。~
「な、何だこれはああああっっっ!?」~
「ぷっ………多分、副作用、くくっ…みたいだな………………わは、わは...
腹を押さえ、苦しそうに笑う魔理沙。~
「ひいーっひっひっひっ!! く、ぐるじい……! わはははは...
(こ、この………!)~
よほど魔理沙を食料にしてやろうかと思った藍だったが、そ...
~
その後、まだわらっている魔理沙に送られ、藍はマヨイガへ...
~
~
~
~
『藍の日記~
~
今日から橙は紅魔館に出稼ぎのバイトだ。上手くやってい...
苛められたりはしていないだろうか。面接に言ったときの犬...
あれは得物を弄ぶ猫の、いや悪魔の笑いだった。しかも彼女...
きっと橙をねちねちいびるに違いないのだ。~
だが橙に魔法薬の実験台などさせるわけにはいかない。橙は...
若いのだ。体を売るのは私の役目だ。~
あのモノトーンの魔女は疲れが吹き飛ぶ薬だといって余計...
真っ黄色の薬の実験をさせた。しかも、疲れてないと意味が...
家の掃除と庭の草むしりをやらせた。契約内容と違うと抗議...
いやなら契約はナシだと足下を見る始末。視線で命が奪える...
あのときの私の視線は間違いなく凶器準備集合罪だろう。~
へとへとになったところで、ご飯まで作らされた。だがつま...
そのご飯は一緒に食べれたのでよしとしておく。食後に例の...
驚いた事に、確かに疲れはとれた。これは素直に誉めてやり...
だが副作用か、尻尾がカラフルな色になってしまった。自慢...
手入れだけはお腹がすいても欠かさなかったのに。ヤツは落...
してくれた。よっぽどこいつを食料にしてやろうかと思った...
神社の紅白や吸血鬼妹にバラバラにされるだろう。社会的弱...
家に帰ると、橙が先に帰っていた。首に包帯を巻いていた...
だったが、原因は明白だ。あの吸血鬼に吸われたのだろう。...
橙に体を売るような事はさせないと決めたのに。可哀想な橙...
相変わらず紫様はご飯の時だけ起きて、食べるとすぐ寝て...
橙よ、私はいつ紫様を襲うやもしれん。もしそうなったら、...
で雇ってもらえ。私はお前の面倒は見れなくなるだろうから。~
明日も実験だ。この尻尾の色を元に戻すと言っていたが、怪...
この日記もいつまでつけられるだろうか。』~
~
~
~
~
そして、次の日。カラフルな尻尾のまま、藍は再び魔理沙の...
~
「おお、来たか……ぷぷっ」~
魔理沙は、藍の尻尾を見るなり吹き出した。~
「………」~
最早何も言うまい。そう思っていた藍の前に、またしても怪...
「……これは?」~
「お前さんのその面白い尻尾を治す薬だ」~
「…治るのか?」~
「大丈夫だぜ、たぶん」~
「………」~
少々不安だったが、この尻尾が治るなら、と藍は薬を飲んだ...
「…戻った」~
「な? 大丈夫だっただろ?」~
「ああ、良かった………………――――――!!?」~
その時。藍の視界が、揺れた。重力に逆らえずに、体が床に...
「あぐっ………これ、は……!?」~
「……効いてきた、みたいだな」~
頭上から、魔理沙の声が聞こえてくる。~
「な、に…? どういう、事………―――!!」~
そして、『それ』はやってきた。~
体が、熱い。どうしようもなく、乾いてきた。欲しい。欲し...
「は、あっ……ぐっ……!」~
「その薬はな、副作用として、強力な媚薬になってるんだ。い...
「なっ……あ、はあっ……!」~
魔理沙の言葉も上の空だった。何もしていないのに、アソコ...
「あー…何だ、随分と効き目があるな。後で少し加減を調整しな...
「ひぐぅっ…! あふ、ああ、あっ……!!」~
「…やれやれ」~
悶える藍の様子を見て、魔理沙は一つ溜め息をつき、~
「…ほら」~
ぐいっ~
「………あああっ!!」~
藍の服を強引に脱がした。~
「…凄い事になってるな」~
藍の花弁からは、まるで洪水の様に愛液が溢れていた。~
「………」~
ずじゅうっ………~
「!! あひいぃぃんっっ!!」~
魔理沙が少し指を入れただけで、ずぶずぶと中へ沈んでいっ...
「おおっ……すげ……ぐちゃぐちゃだぜ……?」~
「あぅぅんっ……! あくっ…! もっと、もっと弄ってぇぇっ……...
絶え間なく襲いかかる快楽の波に、藍は完全にさらわれてい...
「ほらほら、そんなにがっつくな」~
ちゅう……~
「はううううぅぅぅっっっ!! あ、胸、胸ぇっ……!! 気持...
「ん……ちゅっ……ぴちゅっ……んんっ……」~
藍の花弁を弄りながら、乳首を舐る魔理沙。~
「きゅふぅんっ!! いひぃぃっ!! や、もっと、もっとお...
「…そうか? それなら………そうだ、あれを使おう」~
何かを思いついた魔理沙が、藍から離れ戸棚を漁り始め、や...
「…んぐっ」~
服を脱いだ魔理沙がそれを飲む。すると………~
「ん………はあ………」~
魔理沙の股間から、急激に何かが膨れ上がり、それは男性器...
「……どうだ? これもパチュリーの為に作ったんだが…今日はこ...
「ああっ……! お、お願い…! 早く…!!」~
「分かったぜ」~
そして、魔理沙は藍の入り口にあてがい――~
ずぶううぅぅっっ!~
「くあああぁぁぁああぁああんんんんっっっっ!!! あ、あ...
「う、くっ……すげ……締め付けて、絡み付いて……!」~
結合した部分から、ぴゅ、ぴゅ、と愛液が迸る。そして、少...
「あっ! ふ、深いよぉっ! もっと、もっと奥までぇ…! 貫...
しかし、薬の所為か、痛みよりも快楽が勝っていた。~
「言われなくても………そらっ!」~
ずっ、ずっ、ずんっ!~
「ふああぁぁぁっっ!! 抉られてるよぉっ! あ、あんっ!...
「うあっ! く、あっ! やばい…気持ちいいぜ……!」~
じゅぽっ、じゅぐっ、じゅぱんっ!~
「あ、ああああっっ!! あ、もう、もう、きちゃううううぅ...
「くっ………あああああああああっっっ!!!」~
どくっ! どぷっ! びゅるっ………!~
「あふああああぁぁぁぁぁ………………」~
「くはっ………はあっ………はあっ………」~
魔理沙のモノから盛大に吐き出された精は藍の膣を蹂躙し、...
~
「おーい、起きてるか…?」~
「………」~
魔理沙が藍の目の前でひらひらと振る。しかし、藍からの反...
「…失神しちまったか……?」~
「………」~
藍の割れ目から溢れる精液は、血が混じっていた。~
「初めてだったなんて……悪い事しちまったな……」~
仕方なく、魔理沙は藍の体を丁寧に拭き、服を着せた。~
「薬の効果は分かったから、お礼に食料は多めにやるよ」~
~
その後、魔理沙はなかなか起きない藍を背負い、マヨイガま...
~
~
「………様………藍………藍様………………」~
「………………う………………」~
ゆさゆさと体を揺すられる感覚で、藍は目を覚ました。~
「藍様…! 大丈夫…!?」~
「あ………橙……私………?」~
周りを見渡すと、そこは八雲家の玄関先だった。目の前には...
「私が帰ってきたら、藍様が倒れてて…何があったの…?」~
「う―――………!!」~
思い出した。魔理沙の家で薬を飲み、その副作用で―――~
「………くっ………」~
今更の様に感じる股間の痛み。薬のお陰で挿れられた時にあ...
「でも、食料は貰えたんだね…良かった…」~
「…ああ…」~
食料を見ると、昨日よりも多かった。あの魔女も、鬼ではな...
「…さあ、それじゃあ家に入ろうか」~
「…はい!」~
元気よく返事をする橙。しかし、その時既に橙の体にある変...
~
居間に入ると、いつもの様に紫が能天気な表情で『ごはんま...
食事は、紫が殆ど平らげた。その後、すぐに紫は寝てしまっ...
~
~
食後、藍は橙と一緒に風呂に入った。その時。~
「………橙………!! これ………………!!」~
藍は、橙の体を見て愕然とした。~
「………………あの………………」~
困った、と言った表情で俯く橙。その体は、切り傷だらけだ...
そして、内股やアソコにこびり付いた、血。~
「お前………これ………!!」~
それが示すものは、即ち―――~
「あいつら………………許さない………!!」~
怒りに震え、今にも風呂場から飛び出そうとする藍を、橙が...
「離せ…! 橙を傷モノにするなんて、絶対に許せない………!!」~
「藍様、止めて…! そんな事したら、あそこで働けなくなっち...
「構うものか…! あんな所、さっさと止めて―――」~
「―――止めて!!!」~
一際大きく、橙が叫ぶ。その剣幕に、藍の足が止まる。~
「………そんな事したら………藍様の負担が大きくなっちゃうよ………だ...
「…橙…しかし……!」~
「私…藍様には辛い思いをしてほしくないよ……私はどうなっても...
「………橙………」~
背中に感じる、熱い雫。それは、橙の涙。~
「橙………………………逃げよう………この家を、出るんだ………」~
「………………え………?」~
藍は橙の方に向き直ると、はっきりとそう言った。~
「そもそも私達がこんな目に遭ってるのは、何故だ? ………紫様...
「……でも……私達の…ご主人様だよ……?」~
「それにも限度がある…! 確かに私達は紫様の式神だが…それ...
「………………」~
橙の肩を掴む藍の手が、ぶるぶると震えている。~
「藍様……」~
す、と橙は藍の手を持ち、自分の頬に当てた。~
「私は……藍様の式神だから………藍様の言う通りにするよ………」~
「………橙」~
「藍様……抱きしめて……」~
「………」~
藍は、橙の細い体を抱きしめた。この小さな体に、どれくら...
「………う……ぐすっ……」~
抱きしめた橙から、嗚咽が漏れる。~
「うぐっ………藍、様ぁ………! 怖かったよぉ………! 痛かった、よ...
「橙………!!」~
「うわあああああん………………………!!」~
きつく、抱きしめる。橙の痛みを、悲しみを、全て受け止め...
~
~
「いくぞ……橙」~
「………………」~
「…案ずるな。一週間分の食料は置いてきた。せめてもの餞別だ...
「……うん」~
「さて……これからどこに行こうか……?」~
「藍様と一緒なら……どこでもいいよ……」~
「…ありがとう、橙………」~
~
~
その日。マヨイガから、二人の式神が姿を消した。~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~続く~~
~
~
~
~
~
~
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<後書き日記>~
~
書いてて泣けてきた………~
~
元ネタは、ここから↓~
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~
藍の日記~
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今日から橙は紅魔館に出稼ぎのバイトだ。上手くやっていけ...
苛められたりはしていないだろうか。面接に言ったときの犬の...
あれは得物を弄ぶ猫の、いや悪魔の笑いだった。しかも彼女は...
きっと橙をねちねちいびるに違いないのだ。~
だが橙に魔法薬の実験台などさせるわけにはいかない。橙はまだ~
若いのだ。体を売るのは私の役目だ。~
あのモノトーンの魔女は疲れが吹き飛ぶ薬だといって余計に...
真っ黄色の薬の実験をさせた。しかも、疲れてないと意味が無...
家の掃除と庭の草むしりをやらせた。契約内容と違うと抗議し...
いやなら契約はナシだと足下を見る始末。視線で命が奪えるな...
あのときの私の視線は間違いなく凶器準備集合罪だろう。~
へとへとになったところで、ご飯まで作らされた。だがつまみ...
そのご飯は一緒に食べれたのでよしとしておく。食後に例の薬...
驚いた事に、確かに疲れはとれた。これは素直に誉めてやりた...
だが副作用か、尻尾がカラフルな色になってしまった。自慢の...
手入れだけはお腹がすいても欠かさなかったのに。ヤツは落ち...
してくれた。よっぽどこいつを食料にしてやろうかと思ったが...
神社の紅白や吸血鬼妹にバラバラにされるだろう。社会的弱者...
家に帰ると、橙が先に帰っていた。首に包帯を巻いていた。...
だったが、原因は明白だ。あの吸血鬼に吸われたのだろう。な...
橙に体を売るような事はさせないと決めたのに。可哀想な橙。...
相変わらず紫様はご飯の時だけ起きて、食べるとすぐ寝てし...
橙よ、私はいつ紫様を襲うやもしれん。もしそうなったら、紅...
で雇ってもらえ。私はお前の面倒は見れなくなるだろうから。~
明日も実験だ。この尻尾の色を元に戻すと言っていたが、怪し...
この日記もいつまでつけられるだろうか。~
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『藍の日記』の部分は、元ネタから抜粋させていただきまし...
~
そして、『ヤクモ ~絆式神たち~』に続きます。取り合え...
~
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書いた貧乏:謎のザコ
終了行:
<作品の注意事項>~
~
・この作品は、18禁です。~
~
・この作品は、東方エロスレ8の116の名無しさんのネタを...
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以上を了承して読むという人は、もうちょい下に進んで下さ...
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火車 ~藍の章~~
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(あらすじ)~
八雲家は貧困に喘いでいた。この状況を打開すべく、藍と橙...
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「…失礼します…」~
「おう、来たな。ほら、入りな」~
魔女に促され、家へと入る藍。その中は、何とも分からぬマ...
「さ、こっちだ」~
そのまま奥の部屋に連れて行かれる。そこは、魔理沙の研究...
「それで? 何をすればいいんだ…?」~
「…これだ」~
そう言って魔理沙が差し出したのは、真っ黄色の怪しい薬。~
「……これは」~
「これはな、疲れを吹き飛ばす薬だ。これ一本でどんな疲れも...
何をやるのかは敢えては聞かなかった。~
「……これを飲むのか……?」~
「ああ、そうだ。だけど、その前にな」~
「?」~
「家の掃除と草むしりをやってくれ」~
魔理沙はさらりと言った。~
「何ぃ……!? 何故そんな事をしなければならないのだ!?」~
「だってさ、疲れてないと効き目があったかどうか分からない...
「契約内容と違う!」~
藍が声を荒げて抗議すると、魔理沙は薬をしまいながらこう...
「別に止めてもいいんだぜ? その代わり契約はナシだ」~
「ぐっ………!!」~
「それでも、いいんだな?」~
「………………………分かった、やる…やる、よ………………………」~
湧き上がる激情を抑え、辛うじてそれだけを喉の奥から搾り...
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「ご苦労様。お陰でキレイになったぜ」~
「………そりゃ………どうも………」~
疲れ果て、へたり込む藍。草むしりはどちらかと言えば稲刈...
「それじゃあ、次は食事を作って貰おうかなあ」~
「………っっ!!」~
「そんなに怖い顔するなよ。お前さんも食べていいからさ」~
「………」~
そして藍は、久し振りにまともな食事を食べた。~
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「さ、ぐぐっと」~
食後、藍の前に差し出される例の薬。~
「…ええい、ままよ」~
観念した様に、藍は薬をぐいっと一気に飲み干した。~
「………………」~
かなり、苦かった。それでも不思議な事に、先程までの疲れ...
「…どうだ? すっきりしたか?」~
「………ああ………お前、やぶだと思ってたけど…やるもんだな…」~
「失礼な。私だってやるときゃやるぜ………………ん?」~
その時、魔理沙が訝しげな顔をした。藍が不審に思い、その...
「う、うわあああああああっっっ!!?」~
藍の見事な黄金色の尻尾が、極彩色の虹色に変わっていた。~
「な、何だこれはああああっっっ!?」~
「ぷっ………多分、副作用、くくっ…みたいだな………………わは、わは...
腹を押さえ、苦しそうに笑う魔理沙。~
「ひいーっひっひっひっ!! く、ぐるじい……! わはははは...
(こ、この………!)~
よほど魔理沙を食料にしてやろうかと思った藍だったが、そ...
~
その後、まだわらっている魔理沙に送られ、藍はマヨイガへ...
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『藍の日記~
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今日から橙は紅魔館に出稼ぎのバイトだ。上手くやってい...
苛められたりはしていないだろうか。面接に言ったときの犬...
あれは得物を弄ぶ猫の、いや悪魔の笑いだった。しかも彼女...
きっと橙をねちねちいびるに違いないのだ。~
だが橙に魔法薬の実験台などさせるわけにはいかない。橙は...
若いのだ。体を売るのは私の役目だ。~
あのモノトーンの魔女は疲れが吹き飛ぶ薬だといって余計...
真っ黄色の薬の実験をさせた。しかも、疲れてないと意味が...
家の掃除と庭の草むしりをやらせた。契約内容と違うと抗議...
いやなら契約はナシだと足下を見る始末。視線で命が奪える...
あのときの私の視線は間違いなく凶器準備集合罪だろう。~
へとへとになったところで、ご飯まで作らされた。だがつま...
そのご飯は一緒に食べれたのでよしとしておく。食後に例の...
驚いた事に、確かに疲れはとれた。これは素直に誉めてやり...
だが副作用か、尻尾がカラフルな色になってしまった。自慢...
手入れだけはお腹がすいても欠かさなかったのに。ヤツは落...
してくれた。よっぽどこいつを食料にしてやろうかと思った...
神社の紅白や吸血鬼妹にバラバラにされるだろう。社会的弱...
家に帰ると、橙が先に帰っていた。首に包帯を巻いていた...
だったが、原因は明白だ。あの吸血鬼に吸われたのだろう。...
橙に体を売るような事はさせないと決めたのに。可哀想な橙...
相変わらず紫様はご飯の時だけ起きて、食べるとすぐ寝て...
橙よ、私はいつ紫様を襲うやもしれん。もしそうなったら、...
で雇ってもらえ。私はお前の面倒は見れなくなるだろうから。~
明日も実験だ。この尻尾の色を元に戻すと言っていたが、怪...
この日記もいつまでつけられるだろうか。』~
~
~
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そして、次の日。カラフルな尻尾のまま、藍は再び魔理沙の...
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「おお、来たか……ぷぷっ」~
魔理沙は、藍の尻尾を見るなり吹き出した。~
「………」~
最早何も言うまい。そう思っていた藍の前に、またしても怪...
「……これは?」~
「お前さんのその面白い尻尾を治す薬だ」~
「…治るのか?」~
「大丈夫だぜ、たぶん」~
「………」~
少々不安だったが、この尻尾が治るなら、と藍は薬を飲んだ...
「…戻った」~
「な? 大丈夫だっただろ?」~
「ああ、良かった………………――――――!!?」~
その時。藍の視界が、揺れた。重力に逆らえずに、体が床に...
「あぐっ………これ、は……!?」~
「……効いてきた、みたいだな」~
頭上から、魔理沙の声が聞こえてくる。~
「な、に…? どういう、事………―――!!」~
そして、『それ』はやってきた。~
体が、熱い。どうしようもなく、乾いてきた。欲しい。欲し...
「は、あっ……ぐっ……!」~
「その薬はな、副作用として、強力な媚薬になってるんだ。い...
「なっ……あ、はあっ……!」~
魔理沙の言葉も上の空だった。何もしていないのに、アソコ...
「あー…何だ、随分と効き目があるな。後で少し加減を調整しな...
「ひぐぅっ…! あふ、ああ、あっ……!!」~
「…やれやれ」~
悶える藍の様子を見て、魔理沙は一つ溜め息をつき、~
「…ほら」~
ぐいっ~
「………あああっ!!」~
藍の服を強引に脱がした。~
「…凄い事になってるな」~
藍の花弁からは、まるで洪水の様に愛液が溢れていた。~
「………」~
ずじゅうっ………~
「!! あひいぃぃんっっ!!」~
魔理沙が少し指を入れただけで、ずぶずぶと中へ沈んでいっ...
「おおっ……すげ……ぐちゃぐちゃだぜ……?」~
「あぅぅんっ……! あくっ…! もっと、もっと弄ってぇぇっ……...
絶え間なく襲いかかる快楽の波に、藍は完全にさらわれてい...
「ほらほら、そんなにがっつくな」~
ちゅう……~
「はううううぅぅぅっっっ!! あ、胸、胸ぇっ……!! 気持...
「ん……ちゅっ……ぴちゅっ……んんっ……」~
藍の花弁を弄りながら、乳首を舐る魔理沙。~
「きゅふぅんっ!! いひぃぃっ!! や、もっと、もっとお...
「…そうか? それなら………そうだ、あれを使おう」~
何かを思いついた魔理沙が、藍から離れ戸棚を漁り始め、や...
「…んぐっ」~
服を脱いだ魔理沙がそれを飲む。すると………~
「ん………はあ………」~
魔理沙の股間から、急激に何かが膨れ上がり、それは男性器...
「……どうだ? これもパチュリーの為に作ったんだが…今日はこ...
「ああっ……! お、お願い…! 早く…!!」~
「分かったぜ」~
そして、魔理沙は藍の入り口にあてがい――~
ずぶううぅぅっっ!~
「くあああぁぁぁああぁああんんんんっっっっ!!! あ、あ...
「う、くっ……すげ……締め付けて、絡み付いて……!」~
結合した部分から、ぴゅ、ぴゅ、と愛液が迸る。そして、少...
「あっ! ふ、深いよぉっ! もっと、もっと奥までぇ…! 貫...
しかし、薬の所為か、痛みよりも快楽が勝っていた。~
「言われなくても………そらっ!」~
ずっ、ずっ、ずんっ!~
「ふああぁぁぁっっ!! 抉られてるよぉっ! あ、あんっ!...
「うあっ! く、あっ! やばい…気持ちいいぜ……!」~
じゅぽっ、じゅぐっ、じゅぱんっ!~
「あ、ああああっっ!! あ、もう、もう、きちゃううううぅ...
「くっ………あああああああああっっっ!!!」~
どくっ! どぷっ! びゅるっ………!~
「あふああああぁぁぁぁぁ………………」~
「くはっ………はあっ………はあっ………」~
魔理沙のモノから盛大に吐き出された精は藍の膣を蹂躙し、...
~
「おーい、起きてるか…?」~
「………」~
魔理沙が藍の目の前でひらひらと振る。しかし、藍からの反...
「…失神しちまったか……?」~
「………」~
藍の割れ目から溢れる精液は、血が混じっていた。~
「初めてだったなんて……悪い事しちまったな……」~
仕方なく、魔理沙は藍の体を丁寧に拭き、服を着せた。~
「薬の効果は分かったから、お礼に食料は多めにやるよ」~
~
その後、魔理沙はなかなか起きない藍を背負い、マヨイガま...
~
~
「………様………藍………藍様………………」~
「………………う………………」~
ゆさゆさと体を揺すられる感覚で、藍は目を覚ました。~
「藍様…! 大丈夫…!?」~
「あ………橙……私………?」~
周りを見渡すと、そこは八雲家の玄関先だった。目の前には...
「私が帰ってきたら、藍様が倒れてて…何があったの…?」~
「う―――………!!」~
思い出した。魔理沙の家で薬を飲み、その副作用で―――~
「………くっ………」~
今更の様に感じる股間の痛み。薬のお陰で挿れられた時にあ...
「でも、食料は貰えたんだね…良かった…」~
「…ああ…」~
食料を見ると、昨日よりも多かった。あの魔女も、鬼ではな...
「…さあ、それじゃあ家に入ろうか」~
「…はい!」~
元気よく返事をする橙。しかし、その時既に橙の体にある変...
~
居間に入ると、いつもの様に紫が能天気な表情で『ごはんま...
食事は、紫が殆ど平らげた。その後、すぐに紫は寝てしまっ...
~
~
食後、藍は橙と一緒に風呂に入った。その時。~
「………橙………!! これ………………!!」~
藍は、橙の体を見て愕然とした。~
「………………あの………………」~
困った、と言った表情で俯く橙。その体は、切り傷だらけだ...
そして、内股やアソコにこびり付いた、血。~
「お前………これ………!!」~
それが示すものは、即ち―――~
「あいつら………………許さない………!!」~
怒りに震え、今にも風呂場から飛び出そうとする藍を、橙が...
「離せ…! 橙を傷モノにするなんて、絶対に許せない………!!」~
「藍様、止めて…! そんな事したら、あそこで働けなくなっち...
「構うものか…! あんな所、さっさと止めて―――」~
「―――止めて!!!」~
一際大きく、橙が叫ぶ。その剣幕に、藍の足が止まる。~
「………そんな事したら………藍様の負担が大きくなっちゃうよ………だ...
「…橙…しかし……!」~
「私…藍様には辛い思いをしてほしくないよ……私はどうなっても...
「………橙………」~
背中に感じる、熱い雫。それは、橙の涙。~
「橙………………………逃げよう………この家を、出るんだ………」~
「………………え………?」~
藍は橙の方に向き直ると、はっきりとそう言った。~
「そもそも私達がこんな目に遭ってるのは、何故だ? ………紫様...
「……でも……私達の…ご主人様だよ……?」~
「それにも限度がある…! 確かに私達は紫様の式神だが…それ...
「………………」~
橙の肩を掴む藍の手が、ぶるぶると震えている。~
「藍様……」~
す、と橙は藍の手を持ち、自分の頬に当てた。~
「私は……藍様の式神だから………藍様の言う通りにするよ………」~
「………橙」~
「藍様……抱きしめて……」~
「………」~
藍は、橙の細い体を抱きしめた。この小さな体に、どれくら...
「………う……ぐすっ……」~
抱きしめた橙から、嗚咽が漏れる。~
「うぐっ………藍、様ぁ………! 怖かったよぉ………! 痛かった、よ...
「橙………!!」~
「うわあああああん………………………!!」~
きつく、抱きしめる。橙の痛みを、悲しみを、全て受け止め...
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「いくぞ……橙」~
「………………」~
「…案ずるな。一週間分の食料は置いてきた。せめてもの餞別だ...
「……うん」~
「さて……これからどこに行こうか……?」~
「藍様と一緒なら……どこでもいいよ……」~
「…ありがとう、橙………」~
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その日。マヨイガから、二人の式神が姿を消した。~
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~続く~~
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<後書き日記>~
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書いてて泣けてきた………~
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元ネタは、ここから↓~
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藍の日記~
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今日から橙は紅魔館に出稼ぎのバイトだ。上手くやっていけ...
苛められたりはしていないだろうか。面接に言ったときの犬の...
あれは得物を弄ぶ猫の、いや悪魔の笑いだった。しかも彼女は...
きっと橙をねちねちいびるに違いないのだ。~
だが橙に魔法薬の実験台などさせるわけにはいかない。橙はまだ~
若いのだ。体を売るのは私の役目だ。~
あのモノトーンの魔女は疲れが吹き飛ぶ薬だといって余計に...
真っ黄色の薬の実験をさせた。しかも、疲れてないと意味が無...
家の掃除と庭の草むしりをやらせた。契約内容と違うと抗議し...
いやなら契約はナシだと足下を見る始末。視線で命が奪えるな...
あのときの私の視線は間違いなく凶器準備集合罪だろう。~
へとへとになったところで、ご飯まで作らされた。だがつまみ...
そのご飯は一緒に食べれたのでよしとしておく。食後に例の薬...
驚いた事に、確かに疲れはとれた。これは素直に誉めてやりた...
だが副作用か、尻尾がカラフルな色になってしまった。自慢の...
手入れだけはお腹がすいても欠かさなかったのに。ヤツは落ち...
してくれた。よっぽどこいつを食料にしてやろうかと思ったが...
神社の紅白や吸血鬼妹にバラバラにされるだろう。社会的弱者...
家に帰ると、橙が先に帰っていた。首に包帯を巻いていた。...
だったが、原因は明白だ。あの吸血鬼に吸われたのだろう。な...
橙に体を売るような事はさせないと決めたのに。可哀想な橙。...
相変わらず紫様はご飯の時だけ起きて、食べるとすぐ寝てし...
橙よ、私はいつ紫様を襲うやもしれん。もしそうなったら、紅...
で雇ってもらえ。私はお前の面倒は見れなくなるだろうから。~
明日も実験だ。この尻尾の色を元に戻すと言っていたが、怪し...
この日記もいつまでつけられるだろうか。~
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『藍の日記』の部分は、元ネタから抜粋させていただきまし...
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そして、『ヤクモ ~絆式神たち~』に続きます。取り合え...
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書いた貧乏:謎のザコ
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