とうほうネチョロダ/東方四季想話/第1話
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<始めに>~
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この作品は、私が以前東方うpろだに投稿していた魔理沙×霊...
~
後、何かキャラの性格・言動が元とだいぶ違うと思います。...
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さて、パンドラの箱を開ける準備は整いましたか?~
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では、どうぞ。~
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「暑いぜ暑いぜ、暑くて死ぬぜ」~
太陽が燦々と照りつける、幻想郷のとある昼下がり。霧雨魔...
「こんな日は神社に行くに限るな」~
建物の構造上、神社の方が自分の家より涼しい事を、彼女は...
「そうと決まればさっさと行くか…そうだ、確かそろそろ賞味期...
そう言って部屋の中を漁り、菓子を見つけ出すと、魔女は神...
~
~
暫くして、魔理沙は博霊神社へと到着した。しかし、境内に...
「ここに居ないとなると…離れにでも居るのか?」~
魔理沙は、神社の奥の方へと足を伸ばした。~
「遊びにきたぜ」~
神社の離れ、霊夢が寝食をする為の家。その玄関先で訪問を...
しかし、中からの返事は無い。~
「いないのかー? …って、鍵は開いてるな。じゃ、遠慮無く」~
勝手知ったる人の家、とばかりに家に上がり込む。そして、...
「おお、いたいた……って、何やってんだ?」~
霊夢は居間の柱にもたれかかり、じっとしていた。~
「何だよ、人が折角遊びに来たっていうのに、こんな所で何を…...
よく見ると、霊夢は目を閉じている。そして、肩が呼吸に合...
更に、『すぅ、すぅ』という規則正しい呼吸音…~
「何だ、寝てたのか…。まあ、暑いしな。しかし、こんな所で昼...
苦笑する魔理沙。まあこんな日は自分も昼寝するしな、と思...
「起こすのも何だな…しょうがない、勝手にくつろがせて貰うぜ...
魔理沙は畳に座り、帽子を脱ぎ、自分の荷物を取り出した。...
「そうだ、飲み物が必要だな。冷たいヤツがいい」~
手を叩いて魔理沙は立ち上がり、台所へ向かう。~
「冷蔵庫、借りるぜ」~
霊夢には聞こえていないであろうが、取りあえず断っておく。~
魔理沙は冷蔵庫から麦茶を取り出し、湯呑み(コップが無い...
「ただいま戻ったぜ―――」~
語尾が消えていく。動きが止まる。~
~
霊夢の巫女服の胸元部分がはだけ、二つの膨らみの一部分が...
~
「な、ななな、何なンなん」~
しかも、肝心の部分は見えない。正に、絶妙のアングルだっ...
「あ、ああ、そ、そうか。あ、暑いからな。つ、ついつい無意...
顔を真っ赤にし、動揺しまくった魔女は、思わず湯呑みを落...
が、幸い割れる事は無かった。~
~
「ま、全く、し、心臓に、わ、悪いぜ」~
表面上は落ち着きを取り戻した様に見える魔理沙だったが、...
さっきから、心臓の鼓動は全く収まろうとしてくれないのだ。~
「う、う…ん……」~
と、その時。魔理沙の動揺を知らない霊夢が、体をよじらせ...
「っっっ!!?」~
魔理沙の、声にならない叫び。服が更にはだけ、二つの膨ら...
「こ、これは…! い、いや…そ、そうだ! ふ、服、な、直し...
何がまずいのか自分でも良く分かっていない魔理沙だったが...
「ま、全く、だらしの無いヤツだな、おまえさんは」~
そう一人ごちながら、魔理沙は霊夢の胸元に手を伸ばし………止...
「………霊夢………」~
手を止めた理由は明白。~
その白磁の様な綺麗な肌。滑らかな曲線を描く二つの膨らみ。~
芸術品の様な『それ』をおいそれと触る事は、魔理沙には出...
「出来れば……」~
そう。出来れば、このままずっと――――――~
~
「――――――見ていたい、とか?」~
~
その言葉は、魔理沙が発したものでは無かった。~
眠れる森の美女。否、眠れる森の巫女、霊夢。~
「なっ、霊―――」~
言葉は続かなかった。魔理沙は、急に覆い被さってきた霊夢...
天井は見えない。見えるのは、霊夢の、吸い込まれそうな大...
「おはよう、魔理沙」~
笑顔で挨拶をする霊夢。~
「お、起きてたのか……? いつから……?」~
霊夢とは対照的に、顔一杯に『?』を浮かべる魔理沙。~
「いつから…? そうねえ……『起こすのも何だな…』辺りから、...
「…何だ…結局、起こしちまったな……」~
苦笑する魔理沙。つまり、自分がやった事は全部ばれて―――~
「―――って何で、すぐに起きなかったんだよ。しかも……服。何で...
「ふふ、ちょっとした悪戯よ。魔理沙がどうするか、知りたか...
疑問をぶつける魔理沙に、霊夢は笑顔で答える。~
「………」~
「ねえ魔理沙………………興奮、した?」~
「――――――!? な、何!?」~
「したんでしょ? ほら、魔理沙のここ、凄くドキドキ言って...
そう言って、魔理沙の胸に手を当てる霊夢。~
「なっ………そ、それは、霊夢が急に私を押し倒したりするから吃...
「それだけ?」~
「そ、それだけだって……」~
「私の胸を見て、何とも思わなかったの?」~
「う………」~
言葉を詰まらせる魔理沙。さっきから霊夢の服ははだけっぱ...
「今だって、私の胸、見てるじゃない」~
「あう……」~
否定出来ない。現に、魔理沙の目は霊夢の胸に釘付けだった。~
自分にも付いているハズなのに、見慣れているモノなのに、...
魔理沙は沸き上がる得体の知れない感情に、戸惑いを隠せな...
~
そう言えば、以前から時折、こんな感情が胸を支配した事が―...
~
「ねえ、魔理沙………私の胸……魅力無かった?」~
「へっ?」~
急に霊夢の声のトーンが下がった。心なしか、沈んでいる様...
「魔理沙……私の胸、触ろうとして止めたじゃない? どうして…...
「あ、いや……」~
「私、馬鹿だなぁ……こんな事して、一人で盛り上がって…。魔理...
~
瞬間、魔理沙の中で熱い何かが弾けた。その熱は大きな奔流...
~
止まらなかった。魔理沙はその腕で、霊夢の細い体を抱きし...
~
そうか、そうだったのか、この、感情は―――~
~
「あ、ま、魔理沙。痛い、わよ」~
「ばか、馬鹿。霊夢、おまえ、ホントに、ばか、だよ」~
熱い流れが止まらない。体の中で逃げ場を失ったそれは、目...
「まり、さ………?」~
「霊夢、ホラ、何だ、お前の胸。すっごく綺麗だったよ。だか...
魔理沙は、自分でも何が何だか分からなくなり、一気にまく...
ただ一つ。霊夢の悲しむ顔は見たくなかったのだ。~
「………魔理沙………………魔理沙ぁっ!」~
背中に回される腕の感覚を、魔理沙も感じた。~
霊夢も、魔理沙の体を抱きしめていた。霊夢もまた、泣いて...
「ありがとうっ……嬉しいよ…魔理沙ぁ………」~
「霊夢……本当に…綺麗だ……」~
~
~
そうして二人は、互いのぬくもりを、この手に感じる事が出...
~
~
~
~
「ほら、これでOKだ」~
「ん、ありがと、魔理沙」~
ひとしきり泣いた後、二人はそのまま眠ってしまい、気が付...
「全く、服くらい自分で直せるだろうに」~
「魔理沙にして欲しかったのよ」~
「…恥ずかしいヤツめ」~
魔理沙が顔を赤くする。それを見た霊夢が、くすくすと笑う。~
「人の顔を見て笑うな」~
「ふふ、魔理沙、かわいい」~
「なっ―――」~
「ふふ、ごめん。でも本当よ、魔理沙がかわいいのは」~
「………」~
ますます顔を赤くして、うつむく魔理沙。~
その時、今まで魔理沙の前に座っていた霊夢が、魔理沙の横...
「な、何だよ」~
魔理沙に体をあずけてきた。~
「…私、ずっと前から魔理沙とこうなりたいって、思ってたの」~
「………」~
「だから今日、魔理沙がウチに来た時に、チャンスだって思っ...
『あんな事』とは、服の事だろうと魔理沙は思った。~
「…こんなずるい事して、魔理沙、怒ってない? さっきだって...
『あんな事』とは、胸の事だろうと魔理沙は思った。~
「怒ってないぜ。そりゃ確かに吃驚したけど、霊夢に見とれて...
不意に、魔理沙が言葉を止める。~
「何? 魔理――――――」~
霊夢は、それ以上言葉が続かなかった。~
~
唇が、ふさがれた。魔理沙の唇に、ふさがれた―――~
~
「………………!」~
「―――こうしたい、って思ってたんだぜ?」~
魔理沙の顔が赤くなる。しかし、それに輪をかけて、霊夢の...
「………魔理沙………大好き」~
「ああ……私も、だぜ………」~
~
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柔らかな風が、博麗神社を吹きぬける。夏の幻想郷も、夜と...
~
「このお菓子、美味しい」~
霊夢と魔理沙は、縁側で菓子を食べていた。魔理沙が持って...
「そうか、そりゃ良かった。たしか、有名な所が作ってたよう...
よく憶えていない。実は賞味期限切れが近いものなのだが、...
「違うわよ、魔理沙」~
「? 何が?」~
「作った所なんて関係ないわ。魔理沙と一緒に食べてるから、...
そう言って、微笑む。~
「………う」~
随分と恥ずかしい事を平気で言うんだな、と魔理沙は思った...
「ふふ、変な事言っちゃった」~
「分かってるなら言わないでくれ…」~
思わず、顔を見合わせる。~
「ぷっ…ふふふ…………」~
「ふっ…あはは…………」~
二人、笑いあう。穏やかな時は、こうして過ぎていく………~
~
~
「ごちそうさまでした」~
「お粗末さん」~
菓子を食べ終わり、お茶を啜る。夜風がお茶で火照った体に...
「あー…涼しいぜ」~
「ほんとね……」~
ひたすら縁側でぼーっとしていた。しかし、退屈では無かっ...
「あれ…? 魔理沙」~
「ん? 何だ?」~
気が付くと、霊夢が魔理沙の顔を覗き込んでいた。~
「何だ? 私の顔に、何か付いてるのか?」~
魔理沙は冗談めかして言ったが、~
「うん、お菓子の滓が…」~
どうやら本当に何か付いていたらしい。~
「ほんとかよ。どこに付いてるんだ?」~
「待って。今取るから」~
「いや、いいよ。自分で―――」~
そこまで言った時。霊夢の顔が近付いたかと思うと。~
~
ぺろ………~
霊夢の舌が、魔理沙の口元を拭っていた。~
~
「―――!」~
「ほら、取れた」~
「……霊夢…吃驚させるな……」~
何だか、霊夢に驚かされてばかりだ。今日の魔理沙の心臓は...
「ふふふ~、吃驚した?」~
「あ、当たり前だ」~
「へえ…どれどれ……?」~
さわ……~
「!」~
霊夢の、手が触れる。~
「あ、ほんとだ…ドキドキ言ってる」~
「れ、霊夢? …どこ触ってるんだ?」~
「何って…胸」~
「い、いや、それは分かるが、その………」~
「何……? あ、そうだ。じゃあこれで………」~
霊夢が、魔理沙の手を取る。~
~
さわ………~
「!!」~
魔理沙の手が、霊夢の胸へ。~
~
「ほら……これで、おあいこ」~
「……霊夢……」~
手の平から感じる、霊夢の鼓動。それはまるで、自分の鼓動...
「魔理沙……私も、ドキドキしてるよ」~
「あ、ああ…」~
「ふふ…私達、一つになったみたい…」~
「!!!」~
どきり、とした。~
「ひゃっ」~
不意に、霊夢が頓狂な声を上げた。さっきの霊夢の言葉に吃...
「あ、す、すまん」~
そう言って手を引っ込めようとする魔理沙。しかし…~
~
「………止めないで………」~
~
引っ込めようとした魔理沙の手を掴む霊夢。~
「魔理沙…止めないで……お願い…もっと………」~
「れ、霊夢………?」~
「私の胸、そんなに大きくないけど………でも…私…魔理沙に………………...
「霊夢………!」~
ぎゅっっ………!~
魔理沙は、霊夢を抱きしめていた。今は、目の前にいる少女...
「魔理、沙………? んっ……!」~
~
霊夢の唇を塞ぐ。止まらない。舌を、ねじ込む。抵抗は、無...
~
くちゅ、くちゅっ………~
熱い。熱い。止まらない。熱い。熱い。体が、熱い。~
「んっ……! んふうっっ………!!」~
「んんっっ……! んっ………!! ぷはあっ! ………はあ……はあ………...
息苦しくなり、口を離した。互いの唇は、一本の輝く糸で結...
「はあ……はあ……魔理沙………」~
「霊夢………好きだ…」~
「………魔理沙………?」~
霊夢は、魔理沙が何を言ったのか理解出来ない様子で、目を...
「お前…さっき言ったよな…? 『私達、一つになったみたい…』...
「魔理沙………」~
霊夢の体は、火照っていた。勿論、飲んでいたお茶のせいで...
「私は………霊夢と『一つになりたい』………!」~
「……魔理沙……!」~
そしてまた、抱き合う。~
そう。全てが、愛おしいのだ。 ~
~
「でも、『ここ』でするってのは……」~
魔理沙は、縁側を指した。~
「…私も、自分の家がいい………」~
「それじゃあ、行きますかっと……」~
ひょい~
「うわっ!?」~
霊夢は、魔理沙に抱きかかえられた。しかも、この格好は………~
「…お姫様抱っこと言ったかな、これは」~
「そ、そうみたいね…」~
「さて、行きますか、お姫様?」~
「………うん」~
そして二人、巫女の家へと向かう。金色に輝く月だけが、二...
~
~
~
「ん………」~
「ふ………」~
軽い、キス。そして、優しく胸を撫でる。~
「は……ぁ………」~
吐息が漏れる。甘い声。もう一度、キス。少し舌を入れてみ...
「んっ……ふっ……」~
「ふっ……んっっ………」~
それに合わせて、魔理沙が霊夢の胸を揉みしだく。大きく、...
「はっ……うんっっ………!」~
霊夢は自分の声に驚き、慌てて口を塞ぐ。だが、魔理沙に止...
「声………聞かせてくれ」~
「う、うん………ひゃっ!?」~
同時に、霊夢の上半身が、外気に曝け出された。魔理沙によ...
「あ……魔理沙……」~
「…恥ずかしいのか?」~
「う、うん……」~
「じゃあ、私も脱ぐぜ」~
そう言った魔理沙は、自分の着ているものをそそくさと脱ぎ...
「ほら、これでおあいこだ」~
「え、でも…」~
袴とドロワーズでは、割が合わない。霊夢はそう言いかけた...
「細かい事は気にするな」~
「あっ………!」~
魔理沙の手が、霊夢の胸に触れる。直接触られているので、...
「…敏感、だな」~
「そんな…! 誰だって、直接触られたら……はんっ!」~
「霊夢……もう、乳首が固くなってるぜ……」~
「やっ……言わな―――ふああっっ!?」~
不意に感じる衝撃。魔理沙の舌が、霊夢の乳首を舐めていた。~
「んっ…ふっ……ぺろっ……」~
「ああっ! 魔理沙っ!」~
「うぐっ」~
霊夢は、反射的に魔理沙をきつく抱きしめていた。一方の魔...
「あ、ごめん……」~
「ちょっと吃驚したぜ。だから…仕返し」~
「はあんっっ!」~
乳首を口に含み、甘く噛む。何だか、本当に甘い様な気がす...
「んん……ちゅぷっ……」~
「はあっ! ああっ! くうんっ!」~
魔理沙が弄る度、それに応じて跳ねる霊夢の体。~
うっすらと汗を滲ませ、涎を垂らし、瞳を潤ませる霊夢の体。~
愛おしい。美しい。そして何より、いやらしい―――~
~
する……~
そして、魔理沙は遂に霊夢の袴と下着を脱がせた。霊夢も、...
「綺麗だぜ………霊夢………」~
生まれたままの姿になった霊夢。部屋に差し込む月の光のせ...
「あ……魔理沙……そんなに、見つめないで………」~
「駄目だ……目が離せないぜ……もっと、良く見せてくれ………」~
魔理沙は、霊夢の足に手をかけた。一瞬霊夢はビクッとした...
「これが……霊夢の………」~
魔理沙が、霊夢の足を開かせる。そして、見た。~
~
少女の最も大事な部分。赤と言うより桜色。霊夢の花弁は既...
~
「やっ……恥ずかしい………」~
「ああ……霊夢……綺麗、だ―――」~
ぐちゅっ………~
「あああああああっっっ!!」~
重く湿った粘液質の音。魔理沙の舌が、霊夢の泉に侵入した...
「はあっ! んぁっ……! うあぁんん………!」~
背を思い切り反らし、悶える霊夢。~
「くぅんっ! んんっ! はあぁっっ……!」~
霊夢は、無意識の内に魔理沙の頭を掴み、自分の秘所に押し...
「!! ひあああああぁぁぁっっっ!!!」~
魔理沙の舌が、霊夢の雌蕊を捉えた。霊夢は、電気が走った...
「ん……ぷはっ……霊夢―――どうだ…?」~
「はっ……はっ……はっ……」~
しかし、霊夢は答えない。目が虚ろで、焦点が定まっていな...
「気持ちよすぎて答えられない、ってか…?」~
「はあっ……はあっ……はあっ……」~
「…そうみたい、だな…」~
やれやれと一人ごち、もう一度霊夢の秘芯に口をつける魔理...
「はっ!? ひゃああっっ!!」~
忘我の淵にいた霊夢は、再びの強い刺激によって快楽の波に...
~
~
「……霊夢…お前、ほんと、可愛いよ……」~
もう何度目かになるキスをしながら、魔理沙が囁く。~
「魔理沙ぁ……」~
霊夢の顔は紅潮し、息も荒い。~
「それで、その、相談なんだが……」~
「…? なあに……?」~
「私の方も…何とかしてくれないかな……?」~
そう言って、魔理沙は立ち上がった。いつの間にか、ドロワ...
「あ…魔理沙……それ……」~
~
見ると、魔理沙の花弁もてらてらと光り、割れ目から蜜を滴...
~
「霊夢の声を聞いていただけなのに…私も、止まらない……」~
「魔理沙……!」~
霊夢も立ち上がり、魔理沙をぎゅっと抱きしめる。そして、...
「んふっ…ちゅっ……ふぅんっ……」~
「ふんっ……はんんっっ……じゅるっ…」~
再びの、濃厚な口付け。互いの唾液を交換する様に、深く、...
「んんっっ!! ふぐっ! ………んふうぅ………!」~
最初こそ、びくっと体を強張らせた魔理沙だったが、徐々に...
くちゅっ………くちゅっ………~
「はぁんっ……あひあっ……ひああっ………」~
「魔理沙…気持ち、いい…?」~
「うん、うん―――気持ち、いい、よ―――」~
優しく、優しく。壊れ物を扱うように。魔理沙の大事な所を...
もっともっと。感じて欲しい―――~
~
「ねえ…そろそろ…」~
互いに向き合った状態で、霊夢が呟く。~
「ん……何だ……?」~
「そろそろ一緒に………ね?」~
二人とも、体の方はすっかり『準備万端』である。~
「うん………霊夢…来て………」~
「………魔理沙………」~
そして、二つの影が重なった。~
~
「はあっ……! はあっ……! ああんっ……!」~
「ひあっ! やあっ! んふあぁっ!!」~
互いの花弁を押し付けあう。動く度、襞が蠢き、絡み合う。~
舌を動かす。口。頬。耳。首筋。胸。体中、舐め合う。~
手を、握る。離れたくない。離したくない。指を絡ませ、ぎ...
ぐちゅっ……! ぐちゅっ……!~
「ああっ! 魔理沙ぁっ! 魔理沙ぁっ! 魔理沙ぁっ!!」~
「ひいんっ! 霊夢ぅっ! 霊夢ぅっ! 霊夢ぅっ!!」~
融けて、混ざり合う。二人、混ざり合う。もうどちらがどち...
そして、触れ合う。充血した陰核――――――~
~
「あっ…あああああああああああああああああああああっっっっ...
「ひっ…ひゃあああああああああああああああああああっっっっ...
~
ひかりが、はじけた。~
同時に頂きに上り詰めた二人は、同時に布団へどさりと倒れ...
~
~
~
~
~
「ふう…いい湯だぜ」~
「魔理沙……早く交代してくれない?」~
「あー…もうちょっと…」~
その後。かいた汗やらを洗い流すため、二人は風呂場へ来て...
「全くもう…そっちがその気なら、こっちはこうするわ」~
ばしゃ~
「うわっ…何だよ、霊夢」~
「…一緒に入る」~
「せ…狭いだろ」~
「魔理沙と一緒なら、狭くてもいい」~
言いながら、鼻までお湯に潜る霊夢。ぶくぶくと泡が上がる。~
「…霊夢」~
気恥ずかしくなり、思わず霊夢から目を逸らす。しかし、魔...
~
その日のお風呂は、少し長く入っていたせいで、ちょっとの...
~
~
「ねえ…魔理沙…」~
「ん…何だ…?」~
息がかかる程の距離で向き合う。一つの布団で、一緒に眠る。~
「私達…一つになれたんだよね?」~
「……ああ……」~
二人重なり合い、一緒に上り詰めたあの瞬間。魔理沙は確か...
「あの時…霊夢を感じた…それこそ、自分みたいに……だから…」~
「魔理沙……私も、だよ………」~
霊夢が、魔理沙に頬をすり寄せる。そんな霊夢がたまらなく...
「霊夢……今日は、ありがとう……」~
魔理沙は、感謝の意を伝える。霊夢という、存在に対して。 ~
「私も……今日はありがとう………本当に、ありがとう………」~
そう語る霊夢の頬に、ぽろ…と涙が零れる。~
「霊夢…どうした……!?」~
慌てて霊夢の涙を拭う魔理沙。~
「あ、ううん……違うの、これは………嬉しくて………」~
「え………?」~
「嬉しくて、涙が出ちゃった……魔理沙………………大好き………」~
そう言って、魔理沙の胸に顔をうずめる霊夢。~
「……恥ずかしいやつ……でも…私も……大好き、だぜ………」~
霊夢が微かに頷いた。魔理沙は、片腕で霊夢を優しく包み込...
~
~
穏やかな時。~
ずっと、こんな時が続けばいい。そう思いながら、眠りにつ...
愛しい人の温もりを感じながら。~
終了行:
~
<始めに>~
~
この作品は、私が以前東方うpろだに投稿していた魔理沙×霊...
~
後、何かキャラの性格・言動が元とだいぶ違うと思います。...
~
~
~
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~
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~
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さて、パンドラの箱を開ける準備は整いましたか?~
~
~
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~
では、どうぞ。~
~
~
~
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「暑いぜ暑いぜ、暑くて死ぬぜ」~
太陽が燦々と照りつける、幻想郷のとある昼下がり。霧雨魔...
「こんな日は神社に行くに限るな」~
建物の構造上、神社の方が自分の家より涼しい事を、彼女は...
「そうと決まればさっさと行くか…そうだ、確かそろそろ賞味期...
そう言って部屋の中を漁り、菓子を見つけ出すと、魔女は神...
~
~
暫くして、魔理沙は博霊神社へと到着した。しかし、境内に...
「ここに居ないとなると…離れにでも居るのか?」~
魔理沙は、神社の奥の方へと足を伸ばした。~
「遊びにきたぜ」~
神社の離れ、霊夢が寝食をする為の家。その玄関先で訪問を...
しかし、中からの返事は無い。~
「いないのかー? …って、鍵は開いてるな。じゃ、遠慮無く」~
勝手知ったる人の家、とばかりに家に上がり込む。そして、...
「おお、いたいた……って、何やってんだ?」~
霊夢は居間の柱にもたれかかり、じっとしていた。~
「何だよ、人が折角遊びに来たっていうのに、こんな所で何を…...
よく見ると、霊夢は目を閉じている。そして、肩が呼吸に合...
更に、『すぅ、すぅ』という規則正しい呼吸音…~
「何だ、寝てたのか…。まあ、暑いしな。しかし、こんな所で昼...
苦笑する魔理沙。まあこんな日は自分も昼寝するしな、と思...
「起こすのも何だな…しょうがない、勝手にくつろがせて貰うぜ...
魔理沙は畳に座り、帽子を脱ぎ、自分の荷物を取り出した。...
「そうだ、飲み物が必要だな。冷たいヤツがいい」~
手を叩いて魔理沙は立ち上がり、台所へ向かう。~
「冷蔵庫、借りるぜ」~
霊夢には聞こえていないであろうが、取りあえず断っておく。~
魔理沙は冷蔵庫から麦茶を取り出し、湯呑み(コップが無い...
「ただいま戻ったぜ―――」~
語尾が消えていく。動きが止まる。~
~
霊夢の巫女服の胸元部分がはだけ、二つの膨らみの一部分が...
~
「な、ななな、何なンなん」~
しかも、肝心の部分は見えない。正に、絶妙のアングルだっ...
「あ、ああ、そ、そうか。あ、暑いからな。つ、ついつい無意...
顔を真っ赤にし、動揺しまくった魔女は、思わず湯呑みを落...
が、幸い割れる事は無かった。~
~
「ま、全く、し、心臓に、わ、悪いぜ」~
表面上は落ち着きを取り戻した様に見える魔理沙だったが、...
さっきから、心臓の鼓動は全く収まろうとしてくれないのだ。~
「う、う…ん……」~
と、その時。魔理沙の動揺を知らない霊夢が、体をよじらせ...
「っっっ!!?」~
魔理沙の、声にならない叫び。服が更にはだけ、二つの膨ら...
「こ、これは…! い、いや…そ、そうだ! ふ、服、な、直し...
何がまずいのか自分でも良く分かっていない魔理沙だったが...
「ま、全く、だらしの無いヤツだな、おまえさんは」~
そう一人ごちながら、魔理沙は霊夢の胸元に手を伸ばし………止...
「………霊夢………」~
手を止めた理由は明白。~
その白磁の様な綺麗な肌。滑らかな曲線を描く二つの膨らみ。~
芸術品の様な『それ』をおいそれと触る事は、魔理沙には出...
「出来れば……」~
そう。出来れば、このままずっと――――――~
~
「――――――見ていたい、とか?」~
~
その言葉は、魔理沙が発したものでは無かった。~
眠れる森の美女。否、眠れる森の巫女、霊夢。~
「なっ、霊―――」~
言葉は続かなかった。魔理沙は、急に覆い被さってきた霊夢...
天井は見えない。見えるのは、霊夢の、吸い込まれそうな大...
「おはよう、魔理沙」~
笑顔で挨拶をする霊夢。~
「お、起きてたのか……? いつから……?」~
霊夢とは対照的に、顔一杯に『?』を浮かべる魔理沙。~
「いつから…? そうねえ……『起こすのも何だな…』辺りから、...
「…何だ…結局、起こしちまったな……」~
苦笑する魔理沙。つまり、自分がやった事は全部ばれて―――~
「―――って何で、すぐに起きなかったんだよ。しかも……服。何で...
「ふふ、ちょっとした悪戯よ。魔理沙がどうするか、知りたか...
疑問をぶつける魔理沙に、霊夢は笑顔で答える。~
「………」~
「ねえ魔理沙………………興奮、した?」~
「――――――!? な、何!?」~
「したんでしょ? ほら、魔理沙のここ、凄くドキドキ言って...
そう言って、魔理沙の胸に手を当てる霊夢。~
「なっ………そ、それは、霊夢が急に私を押し倒したりするから吃...
「それだけ?」~
「そ、それだけだって……」~
「私の胸を見て、何とも思わなかったの?」~
「う………」~
言葉を詰まらせる魔理沙。さっきから霊夢の服ははだけっぱ...
「今だって、私の胸、見てるじゃない」~
「あう……」~
否定出来ない。現に、魔理沙の目は霊夢の胸に釘付けだった。~
自分にも付いているハズなのに、見慣れているモノなのに、...
魔理沙は沸き上がる得体の知れない感情に、戸惑いを隠せな...
~
そう言えば、以前から時折、こんな感情が胸を支配した事が―...
~
「ねえ、魔理沙………私の胸……魅力無かった?」~
「へっ?」~
急に霊夢の声のトーンが下がった。心なしか、沈んでいる様...
「魔理沙……私の胸、触ろうとして止めたじゃない? どうして…...
「あ、いや……」~
「私、馬鹿だなぁ……こんな事して、一人で盛り上がって…。魔理...
~
瞬間、魔理沙の中で熱い何かが弾けた。その熱は大きな奔流...
~
止まらなかった。魔理沙はその腕で、霊夢の細い体を抱きし...
~
そうか、そうだったのか、この、感情は―――~
~
「あ、ま、魔理沙。痛い、わよ」~
「ばか、馬鹿。霊夢、おまえ、ホントに、ばか、だよ」~
熱い流れが止まらない。体の中で逃げ場を失ったそれは、目...
「まり、さ………?」~
「霊夢、ホラ、何だ、お前の胸。すっごく綺麗だったよ。だか...
魔理沙は、自分でも何が何だか分からなくなり、一気にまく...
ただ一つ。霊夢の悲しむ顔は見たくなかったのだ。~
「………魔理沙………………魔理沙ぁっ!」~
背中に回される腕の感覚を、魔理沙も感じた。~
霊夢も、魔理沙の体を抱きしめていた。霊夢もまた、泣いて...
「ありがとうっ……嬉しいよ…魔理沙ぁ………」~
「霊夢……本当に…綺麗だ……」~
~
~
そうして二人は、互いのぬくもりを、この手に感じる事が出...
~
~
~
~
「ほら、これでOKだ」~
「ん、ありがと、魔理沙」~
ひとしきり泣いた後、二人はそのまま眠ってしまい、気が付...
「全く、服くらい自分で直せるだろうに」~
「魔理沙にして欲しかったのよ」~
「…恥ずかしいヤツめ」~
魔理沙が顔を赤くする。それを見た霊夢が、くすくすと笑う。~
「人の顔を見て笑うな」~
「ふふ、魔理沙、かわいい」~
「なっ―――」~
「ふふ、ごめん。でも本当よ、魔理沙がかわいいのは」~
「………」~
ますます顔を赤くして、うつむく魔理沙。~
その時、今まで魔理沙の前に座っていた霊夢が、魔理沙の横...
「な、何だよ」~
魔理沙に体をあずけてきた。~
「…私、ずっと前から魔理沙とこうなりたいって、思ってたの」~
「………」~
「だから今日、魔理沙がウチに来た時に、チャンスだって思っ...
『あんな事』とは、服の事だろうと魔理沙は思った。~
「…こんなずるい事して、魔理沙、怒ってない? さっきだって...
『あんな事』とは、胸の事だろうと魔理沙は思った。~
「怒ってないぜ。そりゃ確かに吃驚したけど、霊夢に見とれて...
不意に、魔理沙が言葉を止める。~
「何? 魔理――――――」~
霊夢は、それ以上言葉が続かなかった。~
~
唇が、ふさがれた。魔理沙の唇に、ふさがれた―――~
~
「………………!」~
「―――こうしたい、って思ってたんだぜ?」~
魔理沙の顔が赤くなる。しかし、それに輪をかけて、霊夢の...
「………魔理沙………大好き」~
「ああ……私も、だぜ………」~
~
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~
柔らかな風が、博麗神社を吹きぬける。夏の幻想郷も、夜と...
~
「このお菓子、美味しい」~
霊夢と魔理沙は、縁側で菓子を食べていた。魔理沙が持って...
「そうか、そりゃ良かった。たしか、有名な所が作ってたよう...
よく憶えていない。実は賞味期限切れが近いものなのだが、...
「違うわよ、魔理沙」~
「? 何が?」~
「作った所なんて関係ないわ。魔理沙と一緒に食べてるから、...
そう言って、微笑む。~
「………う」~
随分と恥ずかしい事を平気で言うんだな、と魔理沙は思った...
「ふふ、変な事言っちゃった」~
「分かってるなら言わないでくれ…」~
思わず、顔を見合わせる。~
「ぷっ…ふふふ…………」~
「ふっ…あはは…………」~
二人、笑いあう。穏やかな時は、こうして過ぎていく………~
~
~
「ごちそうさまでした」~
「お粗末さん」~
菓子を食べ終わり、お茶を啜る。夜風がお茶で火照った体に...
「あー…涼しいぜ」~
「ほんとね……」~
ひたすら縁側でぼーっとしていた。しかし、退屈では無かっ...
「あれ…? 魔理沙」~
「ん? 何だ?」~
気が付くと、霊夢が魔理沙の顔を覗き込んでいた。~
「何だ? 私の顔に、何か付いてるのか?」~
魔理沙は冗談めかして言ったが、~
「うん、お菓子の滓が…」~
どうやら本当に何か付いていたらしい。~
「ほんとかよ。どこに付いてるんだ?」~
「待って。今取るから」~
「いや、いいよ。自分で―――」~
そこまで言った時。霊夢の顔が近付いたかと思うと。~
~
ぺろ………~
霊夢の舌が、魔理沙の口元を拭っていた。~
~
「―――!」~
「ほら、取れた」~
「……霊夢…吃驚させるな……」~
何だか、霊夢に驚かされてばかりだ。今日の魔理沙の心臓は...
「ふふふ~、吃驚した?」~
「あ、当たり前だ」~
「へえ…どれどれ……?」~
さわ……~
「!」~
霊夢の、手が触れる。~
「あ、ほんとだ…ドキドキ言ってる」~
「れ、霊夢? …どこ触ってるんだ?」~
「何って…胸」~
「い、いや、それは分かるが、その………」~
「何……? あ、そうだ。じゃあこれで………」~
霊夢が、魔理沙の手を取る。~
~
さわ………~
「!!」~
魔理沙の手が、霊夢の胸へ。~
~
「ほら……これで、おあいこ」~
「……霊夢……」~
手の平から感じる、霊夢の鼓動。それはまるで、自分の鼓動...
「魔理沙……私も、ドキドキしてるよ」~
「あ、ああ…」~
「ふふ…私達、一つになったみたい…」~
「!!!」~
どきり、とした。~
「ひゃっ」~
不意に、霊夢が頓狂な声を上げた。さっきの霊夢の言葉に吃...
「あ、す、すまん」~
そう言って手を引っ込めようとする魔理沙。しかし…~
~
「………止めないで………」~
~
引っ込めようとした魔理沙の手を掴む霊夢。~
「魔理沙…止めないで……お願い…もっと………」~
「れ、霊夢………?」~
「私の胸、そんなに大きくないけど………でも…私…魔理沙に………………...
「霊夢………!」~
ぎゅっっ………!~
魔理沙は、霊夢を抱きしめていた。今は、目の前にいる少女...
「魔理、沙………? んっ……!」~
~
霊夢の唇を塞ぐ。止まらない。舌を、ねじ込む。抵抗は、無...
~
くちゅ、くちゅっ………~
熱い。熱い。止まらない。熱い。熱い。体が、熱い。~
「んっ……! んふうっっ………!!」~
「んんっっ……! んっ………!! ぷはあっ! ………はあ……はあ………...
息苦しくなり、口を離した。互いの唇は、一本の輝く糸で結...
「はあ……はあ……魔理沙………」~
「霊夢………好きだ…」~
「………魔理沙………?」~
霊夢は、魔理沙が何を言ったのか理解出来ない様子で、目を...
「お前…さっき言ったよな…? 『私達、一つになったみたい…』...
「魔理沙………」~
霊夢の体は、火照っていた。勿論、飲んでいたお茶のせいで...
「私は………霊夢と『一つになりたい』………!」~
「……魔理沙……!」~
そしてまた、抱き合う。~
そう。全てが、愛おしいのだ。 ~
~
「でも、『ここ』でするってのは……」~
魔理沙は、縁側を指した。~
「…私も、自分の家がいい………」~
「それじゃあ、行きますかっと……」~
ひょい~
「うわっ!?」~
霊夢は、魔理沙に抱きかかえられた。しかも、この格好は………~
「…お姫様抱っこと言ったかな、これは」~
「そ、そうみたいね…」~
「さて、行きますか、お姫様?」~
「………うん」~
そして二人、巫女の家へと向かう。金色に輝く月だけが、二...
~
~
~
「ん………」~
「ふ………」~
軽い、キス。そして、優しく胸を撫でる。~
「は……ぁ………」~
吐息が漏れる。甘い声。もう一度、キス。少し舌を入れてみ...
「んっ……ふっ……」~
「ふっ……んっっ………」~
それに合わせて、魔理沙が霊夢の胸を揉みしだく。大きく、...
「はっ……うんっっ………!」~
霊夢は自分の声に驚き、慌てて口を塞ぐ。だが、魔理沙に止...
「声………聞かせてくれ」~
「う、うん………ひゃっ!?」~
同時に、霊夢の上半身が、外気に曝け出された。魔理沙によ...
「あ……魔理沙……」~
「…恥ずかしいのか?」~
「う、うん……」~
「じゃあ、私も脱ぐぜ」~
そう言った魔理沙は、自分の着ているものをそそくさと脱ぎ...
「ほら、これでおあいこだ」~
「え、でも…」~
袴とドロワーズでは、割が合わない。霊夢はそう言いかけた...
「細かい事は気にするな」~
「あっ………!」~
魔理沙の手が、霊夢の胸に触れる。直接触られているので、...
「…敏感、だな」~
「そんな…! 誰だって、直接触られたら……はんっ!」~
「霊夢……もう、乳首が固くなってるぜ……」~
「やっ……言わな―――ふああっっ!?」~
不意に感じる衝撃。魔理沙の舌が、霊夢の乳首を舐めていた。~
「んっ…ふっ……ぺろっ……」~
「ああっ! 魔理沙っ!」~
「うぐっ」~
霊夢は、反射的に魔理沙をきつく抱きしめていた。一方の魔...
「あ、ごめん……」~
「ちょっと吃驚したぜ。だから…仕返し」~
「はあんっっ!」~
乳首を口に含み、甘く噛む。何だか、本当に甘い様な気がす...
「んん……ちゅぷっ……」~
「はあっ! ああっ! くうんっ!」~
魔理沙が弄る度、それに応じて跳ねる霊夢の体。~
うっすらと汗を滲ませ、涎を垂らし、瞳を潤ませる霊夢の体。~
愛おしい。美しい。そして何より、いやらしい―――~
~
する……~
そして、魔理沙は遂に霊夢の袴と下着を脱がせた。霊夢も、...
「綺麗だぜ………霊夢………」~
生まれたままの姿になった霊夢。部屋に差し込む月の光のせ...
「あ……魔理沙……そんなに、見つめないで………」~
「駄目だ……目が離せないぜ……もっと、良く見せてくれ………」~
魔理沙は、霊夢の足に手をかけた。一瞬霊夢はビクッとした...
「これが……霊夢の………」~
魔理沙が、霊夢の足を開かせる。そして、見た。~
~
少女の最も大事な部分。赤と言うより桜色。霊夢の花弁は既...
~
「やっ……恥ずかしい………」~
「ああ……霊夢……綺麗、だ―――」~
ぐちゅっ………~
「あああああああっっっ!!」~
重く湿った粘液質の音。魔理沙の舌が、霊夢の泉に侵入した...
「はあっ! んぁっ……! うあぁんん………!」~
背を思い切り反らし、悶える霊夢。~
「くぅんっ! んんっ! はあぁっっ……!」~
霊夢は、無意識の内に魔理沙の頭を掴み、自分の秘所に押し...
「!! ひあああああぁぁぁっっっ!!!」~
魔理沙の舌が、霊夢の雌蕊を捉えた。霊夢は、電気が走った...
「ん……ぷはっ……霊夢―――どうだ…?」~
「はっ……はっ……はっ……」~
しかし、霊夢は答えない。目が虚ろで、焦点が定まっていな...
「気持ちよすぎて答えられない、ってか…?」~
「はあっ……はあっ……はあっ……」~
「…そうみたい、だな…」~
やれやれと一人ごち、もう一度霊夢の秘芯に口をつける魔理...
「はっ!? ひゃああっっ!!」~
忘我の淵にいた霊夢は、再びの強い刺激によって快楽の波に...
~
~
「……霊夢…お前、ほんと、可愛いよ……」~
もう何度目かになるキスをしながら、魔理沙が囁く。~
「魔理沙ぁ……」~
霊夢の顔は紅潮し、息も荒い。~
「それで、その、相談なんだが……」~
「…? なあに……?」~
「私の方も…何とかしてくれないかな……?」~
そう言って、魔理沙は立ち上がった。いつの間にか、ドロワ...
「あ…魔理沙……それ……」~
~
見ると、魔理沙の花弁もてらてらと光り、割れ目から蜜を滴...
~
「霊夢の声を聞いていただけなのに…私も、止まらない……」~
「魔理沙……!」~
霊夢も立ち上がり、魔理沙をぎゅっと抱きしめる。そして、...
「んふっ…ちゅっ……ふぅんっ……」~
「ふんっ……はんんっっ……じゅるっ…」~
再びの、濃厚な口付け。互いの唾液を交換する様に、深く、...
「んんっっ!! ふぐっ! ………んふうぅ………!」~
最初こそ、びくっと体を強張らせた魔理沙だったが、徐々に...
くちゅっ………くちゅっ………~
「はぁんっ……あひあっ……ひああっ………」~
「魔理沙…気持ち、いい…?」~
「うん、うん―――気持ち、いい、よ―――」~
優しく、優しく。壊れ物を扱うように。魔理沙の大事な所を...
もっともっと。感じて欲しい―――~
~
「ねえ…そろそろ…」~
互いに向き合った状態で、霊夢が呟く。~
「ん……何だ……?」~
「そろそろ一緒に………ね?」~
二人とも、体の方はすっかり『準備万端』である。~
「うん………霊夢…来て………」~
「………魔理沙………」~
そして、二つの影が重なった。~
~
「はあっ……! はあっ……! ああんっ……!」~
「ひあっ! やあっ! んふあぁっ!!」~
互いの花弁を押し付けあう。動く度、襞が蠢き、絡み合う。~
舌を動かす。口。頬。耳。首筋。胸。体中、舐め合う。~
手を、握る。離れたくない。離したくない。指を絡ませ、ぎ...
ぐちゅっ……! ぐちゅっ……!~
「ああっ! 魔理沙ぁっ! 魔理沙ぁっ! 魔理沙ぁっ!!」~
「ひいんっ! 霊夢ぅっ! 霊夢ぅっ! 霊夢ぅっ!!」~
融けて、混ざり合う。二人、混ざり合う。もうどちらがどち...
そして、触れ合う。充血した陰核――――――~
~
「あっ…あああああああああああああああああああああっっっっ...
「ひっ…ひゃあああああああああああああああああああっっっっ...
~
ひかりが、はじけた。~
同時に頂きに上り詰めた二人は、同時に布団へどさりと倒れ...
~
~
~
~
~
「ふう…いい湯だぜ」~
「魔理沙……早く交代してくれない?」~
「あー…もうちょっと…」~
その後。かいた汗やらを洗い流すため、二人は風呂場へ来て...
「全くもう…そっちがその気なら、こっちはこうするわ」~
ばしゃ~
「うわっ…何だよ、霊夢」~
「…一緒に入る」~
「せ…狭いだろ」~
「魔理沙と一緒なら、狭くてもいい」~
言いながら、鼻までお湯に潜る霊夢。ぶくぶくと泡が上がる。~
「…霊夢」~
気恥ずかしくなり、思わず霊夢から目を逸らす。しかし、魔...
~
その日のお風呂は、少し長く入っていたせいで、ちょっとの...
~
~
「ねえ…魔理沙…」~
「ん…何だ…?」~
息がかかる程の距離で向き合う。一つの布団で、一緒に眠る。~
「私達…一つになれたんだよね?」~
「……ああ……」~
二人重なり合い、一緒に上り詰めたあの瞬間。魔理沙は確か...
「あの時…霊夢を感じた…それこそ、自分みたいに……だから…」~
「魔理沙……私も、だよ………」~
霊夢が、魔理沙に頬をすり寄せる。そんな霊夢がたまらなく...
「霊夢……今日は、ありがとう……」~
魔理沙は、感謝の意を伝える。霊夢という、存在に対して。 ~
「私も……今日はありがとう………本当に、ありがとう………」~
そう語る霊夢の頬に、ぽろ…と涙が零れる。~
「霊夢…どうした……!?」~
慌てて霊夢の涙を拭う魔理沙。~
「あ、ううん……違うの、これは………嬉しくて………」~
「え………?」~
「嬉しくて、涙が出ちゃった……魔理沙………………大好き………」~
そう言って、魔理沙の胸に顔をうずめる霊夢。~
「……恥ずかしいやつ……でも…私も……大好き、だぜ………」~
霊夢が微かに頷いた。魔理沙は、片腕で霊夢を優しく包み込...
~
~
穏やかな時。~
ずっと、こんな時が続けばいい。そう思いながら、眠りにつ...
愛しい人の温もりを感じながら。~
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