とうほうネチョロダ/月の夢
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※当然ながら問答無用で十八禁です。そういうのが苦手な方はご...
またふたなり要素も含んでいますのでそこもご注意。~
~
~
月の夢 †~
~
今日も、何もない一日だった。~
~
明日も、何もない一日だろう。~
~
時折、変わったことも起きる。~
~
しかし、それも日常と変わる。~
~
それ故に、ここは永遠の楽園。~
~
「けど、妖怪や腐れ縁の人は毎日来るのよね」~
そんな、どこかふざけたことを考えながら、博麗神社の巫女―...
つつお茶などをしていた。~
今日は十五夜……いわゆる最も美しい満月が見られる日だ。~
これを楽しまないのは損だろう、ということで普段は滅多に...
滅多に飲まない、というか取り出すことも稀なとっておきの茶...
以上ない最高の状態で月を眺めている、というわけである。~
「――あら?」~
ふと、月が一瞬だけ翳った気がする。~
いや、一瞬ではない。~
その黒点のような影は、少しずつ近づいて……一つの姿を結ん...
「よー、霊夢。月見とお茶と茶菓子を貰いに来たぜ」~
「…………この前とっておきの酒全部飲んでいったくせに、まだた...
顔をしかめ、しかし苦笑を含ませて、霊夢はその言い草に抗...
なじみの友人(多分)、霧雨魔理沙である。~
「いやいや、一応今回はその礼も持ってきてあったりするぜ」~
言いながら、魔理沙はスカートをたくし上げて手を突っ込む。~
「……それ、どうにかならない?」~
「なんのことだ?」~
「……いや、いいわ、別に」~
「おかしな奴だな。……っと、これだ」~
そう言って魔理沙が取り出したものは――~
「……お酒? あら、気が利くじゃない」~
いわゆる一升瓶だった。ラベルなどは貼っていないが、中の...
ように反射し、誘うかのように艶めいている。~
「でも、これ何のお酒? 安酒だったらちょっと怒るわよ」~
「いや、それが私にも解からないんだ。魔法薬の実験中に偶然...
「……そんなの、飲んで平気なの?」~
霊夢は眉をひそめた。なんだか中の液体がひどく怪しく思え...
「一応毒見はさせたから大丈夫だぜ」~
「誰に?」~
「ちょっと来る時にチルノで」~
ひどいものである。~
「まあ、それなら」~
どこか不安そうな表情をしながらも、徳利と御猪口を持って...
「あら……美味しいじゃない」~
「どれどれ……おお。チルノには勿体無かったな」~
くつくつと心底面白そうに魔理沙は笑うと、更にもう一口呑...
とたん、口の中に官能的とさえ思えるような濃厚な香りが広...
ふと、月を見上げた。相変わらず静かに鎮座している。今夜...
~
「――あ、れ?」~
唐突に、魔理沙の視界の端で霊夢がぐらりと傾いた。~
「おいおい、酔うにはまだ早すぎないか?」~
あわてて抱きとめる。が、魔理沙も倒れそうになり、あわて...
「あれ、おかしいぜ――」~
ひどく、体が熱い。頭の中が白く浮いている。~
霊夢も魔理沙もそこそこ飲める口なので、この程度で酔うこ...
「……まいったぜ、思ったより強い酒だったか?」~
「でも、これって酔うのとはまた違……って!?」~
突然その声が驚愕に裏返った。~
「お、おい霊夢どうし――なっ!?」~
そして、魔理沙は霊夢の『それ』を見て絶句してしまった。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「……なによ、先にいるんじゃないの、魔理沙」~
不機嫌そうに呟く。だが、その感情は基本的に対抗心から来...
敵意というわけではない。~
アリス=マーガトロイドは境内へと降り立っていた。~
勿論、主要な目的は月見を楽しむことである。霊夢の家で。~
……実を言うと、月見はついでの目的であるのだが。~
「霊夢ー、勝手に上がらせて貰うわよー」~
勝手知ったる他人の家とばかりに玄関を開け、主人の応対を...
「……返事ないわね。どうかしたのかしら」~
瞬間、~
「――――――――――――――――――――ッ!?」~
「……い霊……うし――なっ!?」~
そこで、明らかに普通ではない声を聞いた。~
「……霊夢、魔理沙っ!?」~
頭の中にありとあらゆる悪い可能性がよぎり、気づいた時に...
廊下を走りぬけ、襖を突き破り(危険です)、居間のちゃぶ...
い子は真似しないで下さい)、~
「二人ともどうし――え?」~
障子を開けて、硬直した。~
「……………………」~
「……………………」~
「……………………」~
時間がパーフェクトフリーズのように凍り付いている。錯覚...
~
――えーと。~
~
アリスは、なぜこうなっているのかを考えた。確か、開けた...
分の記憶が欠落している。おそらく見たものを認識できず、記...
視線を霊夢と魔理沙に再び合わせる。~
うん、まごうことなく霊夢と魔理沙だ。~
その近くに転がっている、底の方ばかりになった酒瓶を見る。~
おそらくは酒宴を始めていたのだろう。……少し妬ける。~
そして、さらに下の方へ視線を写し……~
~
――そこに、なんだか謎めいたモノがあった。~
~
見た目は傘の開いていないキノコに近い。よく近くの森で獲...
だけど、それはいつも見ているものと比べると非常に有機的...
管のようにも見受けられる。~
しかもてっぺんの方には小さな切れ込みがあって――それが、...
いる。~
そこで、判別がついた。現物を見たことはないが、おそらく...
とどのつまり、~
~
いわゆる男性器が霊夢から生えている。~
~
「……………はうっ」~
そこで状況認識の現界を超えた脳がハザード。~
どさっ、っとアリスは容赦無く気絶した。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「――――で、つまりは魔理沙が持ってきたお酒のようなもので、...
今ひとつ信じられないといったような顔で、アリスは霊夢の...
度見慣れてしまえばあまり衝撃はないらしい。~
「やだ、あんまりじろじろ見ないでよ」~
霊夢が袴の裾で慌てて隠すが、その部分だけいかにも元気で...
を張っている。それがどことなく恥ずかしく、霊夢は顔を赤ら...
「はっはっは。まさかこんな副作用があるとは思いもしなかっ...
そこで容赦無く玉櫛が後頭部にフルスイングされ、魔理沙は...
「おいおい、いきなり何するんだよ馬鹿」~
「元凶はあんたでしょうがっ!!」~
「しかし、私も飲んだんだぞ? しかもお前よりも多く」~
「……じゃあなんであんたには生えないのよ」~
「日頃の行い……痛っ!! じょ、冗談だから針投げるのはやめ...
どうやらこんなことになってもこの面々はあまり変わらない...
それをアリスは横目に見ながら、月を見上げる。~
鮮やかな満月だ。~
「――月?」~
そこで思い当たる。今日は十五夜の満月。一年で最も魔力の...
薬の失敗作だという酒の効能が拡大されて、霊夢に影響を与え...
魔理沙の場合は魔術師である故に、魔力に対する耐性があっ...
「あー、そういやそうだな。て事は、私ももう少し浴びてたら...
珍しく魔理沙も同意してくる。……後頭部に何本か針が刺さっ...
とにした。~
「月が狂気を運んでくるのは知ってたけど、こんなものまで持...
溜息をついて、霊夢は自分の下半身を見る。変わらず鎮座し...
「……どうやったら消えるのかしら、これ」~
「魔理沙、解毒薬は?」~
アリスが、困った表情のままで魔理沙に聞いた。~
「私がそんなもの作ってると思うか?」~
「一片たりとも思わないわね」~
「……じゃあ、どうするのよ」~
霊夢が睨むように魔理沙を見る。さすがにちょっと涙目だ。~
「あ、そうだ。いっそのこと射精してみたらどうだ?」~
魔理沙が思いついたように手を打った。~
――きまずい沈黙。~
「…………って、射精ってどうやるか知らないわよ、私」~
「あー? 簡単だぜ。霊夢がいつも一人でしてるのと似たよう...
「ってなんであんたがそれを知ってるのよ!!」~
「いや、この前遊びに来た時にな。あんまりびっくりしたもん...
「あああああああああああああ」~
もはや赤信号状態の霊夢の顔を見て楽しそうに笑う魔理沙。~
「ていうか、あんたたちが見てる前で出来るわけないでしょ、...
「お、じゃあ誰かにやってもらうか?」~
「だ、誰かにって……それは……」~
そこで、顔を更に赤くして押し黙ってしまう。~
「………………」~
それを、アリスはじっと眺めていた。~
ただし、その目には怪しい気配が映り始めている。~
(――なんだろう、これ)~
~
胸の奥のわだかまりが、明確な形に組み上がっていく。~
霊夢と魔理沙との交流が始まってから、少しずつ汲み上げら...
一人だった。ずっと、ずっと一人だった。~
それを、彼女たちが救ってくれたのだろう。~
百年を超える孤独を癒されていく中、その形のない感情も蓄...
(――あ、そっか)~
かすかに胸が高鳴った。~
――私は、二人が好きなのだ。友人としての枠を超えて。~
ただ、その願いはかなえられないと知っていた。異性ではな...
持たせずに沈めることができたのだ。~
けれど、今宵でその堰は崩れ去ってしまった。~
霊夢が、異性の象徴である『それ』を手に入れてしまったか...
(――今なら)~
それで、決意と覚悟と欲望がぴたりと決まってくれた。~
――霊夢を、抱きたい。~
~
「霊夢」~
「な、なによ」~
「私がして、いい?」~
「えぇっ!?」~
突然の告白に霊夢はすっとんきょうな声を上げた。~
「………………アリス?」~
「なによ、魔理沙はやる気ないんでしょ?」~
面食らったような魔理沙に、不機嫌そうな声で言う。~
「それに、私なら大丈夫。だって…………」~
そこで、わずかに言葉を詰まらせる。~
――大丈夫。~
心の中で、しっかりと念じる。それで、残りを言う勇気が補...
アリスはゆっくりと息を吸い、~
「私は、霊夢のことが好きだから」~
霊夢の目を見て、一字一句はっきりと伝えた。~
~
「……アリ、ス?」~
霊夢が、呆然とアリスを見つめる。~
魔理沙も硬直して視線を離さない。~
しかし、アリスの表情には冗談のかけらも見当たらない。む...
を漂わせている。~
「……その、ずっと、耐えてたのよ。女の子同士だから、私や霊...
ゃないから、この恋心は叶わないんだって」~
……でも、と小さく付け加える。~
「今なら、今しかないから……だから……」~
「……アリス」~
目を閉じて、涙をぽろぽろと零していたアリスの耳に、霊夢...
ちゅっ……~
唇に、柔らかな感触。~
「霊、夢……?」~
目を開けると、霊夢の顔が映っていた。~
どこか困ったように、それでいて安堵したように。~
「なによもう…………私のほうも悩まなくて良かったんじゃない」~
「……え?」~
「……実は、私もちょっと悩んでたのよ。その……好きになっちゃ...
んかなって」~
「じゃあ…………」~
霊夢は、受け入れるように頷いた。~
「うん……お願いするわ……私も、アリスが」~
「あー、ちょっと待った」~
そこで、事態を傍観していた魔理沙が慌てて口を挟んだ。~
「……なによ、文句ある?」~
「いや、ない。ないんだが……」~
そういって、アリスに顔を近づける。解放された感情がどき...
「このままじゃ私が置いてかれると思ってな。機会があれば言...
「な、何よ」~
「好きだ」~
……。~
「なっ―――――――――!?」~
突然のカミングアウト。アリスの顔色が最紅潮に達した。~
「いや、ほら、その……なんだ。アリスが私と霊夢の両方を気に...
私もおまえにはあまり悪い感情がなかったわけだし」~
「い、いや、その……うれしいんだけど……」~
ぼそぼそと呟く。さすがにここまでの事態は予想してなかっ...
「……ちょっと待ってよ。じゃあ私はどうなるのよ」~
霊夢が不満そうに呟く。~
「ああ、いや、問題ないんだ。実は、私の場合は更に深刻で」~
「……なによ」~
魔理沙に見つめられ、霊夢は少し気圧されたように言った。~
「……霊夢も好きなんだ」~
――大波乱。単純だったことが凄まじく複雑になってしまった。~
「え、じゃあ、ちょっと待ってよ。私はアリスが好きで、アリ...
魔理沙は私とアリスが好き……ってことになるの!?」~
とんでもない三角関係である。~
「……霊夢は、私のこと嫌いか?」~
「い、いや別に嫌いじゃないけど……」~
「じゃあ問題ないな」~
「そういえばそうね」~
「ええっ!?」~
アリスまで賛同してしまった。~
「まあ、私とアリスは問題ないわけだし、あとは霊夢か」~
「…………」~
心配そうに、二人が見つめる。~
霊夢は、~
「……まあ、別に縛るわけじゃないもの。単に、二人が私を好き...
だし、それ以外にまで口を出すのは……」~
「それは、いいってことか?」~
「まあ、うん。なんか変な感じもするけど……ね」~
苦笑しながら、頷いた。~
「……良かったぁ」~
安堵に、二人が息をついた。~
「やだ、また涙が……」~
ちょっとした緊張の意図が切れたせいか、アリスはまた涙を...
「お、おいおい泣くなよ」~
「だって、嬉しくて……」~
「まあ、夢みたいな状況だものね」~
霊夢が優しげに微笑んだ。~
~
「さて、じゃあ最後の問題を片付けないとな」~
「え……やっぱり?」~
霊夢がちょっと照れているような困ったような、微妙な顔を...
「やっぱりそのままじゃまずいだろうし、それに、な」~
「こんな機会、そうそうないものね」~
「うう、やっぱり……痛くしないでよ?」~
「「もちろん」」~
魔理沙とアリスが声を揃えた。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「んっ……」~
敷かれた二枚の布団の上で、霊夢が二人に挟まれるようにし...
服を少しはだけさせ、下着をずらし、胸と秘部を露わにして...
「……えっと……こうでいいの、魔理沙?」~
「ああ、そうやって、優しく触って……上下に動かすんだ」~
魔理沙は後ろから組み付いて、上半身を丁寧に愛撫している。~
「ま、魔理沙……あんたどうしてそんな詳しいの……んんっ」~
「まあ、その、な。図書館で偶然」~
いいながら、霊夢の胸を掌で包むように揉む。~
「あ、駄目……そこぉっ」~
「あ、やっぱりここが一番感じるのか」~
「うう、どこまで見てたのよ……あのこと」~
「そりゃ、最後まで」~
「や、やだ、そんな……ひゃっ!!」~
言い終わる間も無く、アリスが霊夢の下腹部に顔を埋め、い...
んだ。~
「……あー、アリス、そんなこと教えた覚えはないんだが」~
「ん……ふ、ん、く……ちゅ……ちゅるっ……ん、これは、私も、前に...
根元を手でしごき、口に含んだ亀頭を舌でなぞり、時折こぼ...
「や、ちょ……あ、んんっ……」~
霊夢がアリスを押しのけようとするが、全く未知の快感が体...
ない。~
「いやー、いきなりは刺激が強すぎないか?」~
「らいひょうふれひょ……んん、んぐっ、……ちゅ」~
それ幸いにと、アリスはもう少し深くくわえ込んだ。さらに...
根あたりから更に下――霊夢本来の秘部を撫でるように愛撫する。~
「んんっ、は、あ……だ、だめ……!!」~
「……ちゅ、んん、ふ……ちゅく」~
アリスが裏筋の辺り、尿道の辺りに舌を這わせるたびに、霊...
(……あ、ここが気持ちいいんだ……)~
何となく悟ると、アリスはそこの部分を集中して攻めた。~
「あ、や、だめ……なにか出ちゃう……んああっ!!」~
どくんっ……どくんっ……びゅ……っ!!~
「んんんっ!? ……ぷはっ、けほっけほっ……」~
突然の快感の爆発に、不意を疲れたアリスは咳き込んでしま...
濁がこぼれ落ちて霊夢自身を彩った。~
「はぁっ……はぁっ……ん……ご、ごめん……アリス、平気?」~
「う、うん。ちょっとびっくりしただけ……ちょっと苦いのね、...
いいながら、霊夢の男根を見る。~
……まだ元気そうにいきり立っている。~
「……一回だけじゃ駄目みたいね」~
「お、嬉しそうだな」~
「ば、ばか」~
魔理沙がからかうように言うと、霊夢は顔を赤くして俯いた。~
「さて、じゃあ次は私の番だな……」~
良いながら、魔理沙がアリスと位置を入れ替える。~
「って、魔理沙……?」~
「なに、痛くしないぜ。もうちょっと足を開いて……」~
くいっと膝の辺りを優しく持って開き、体を割りいれる。~
そして、臍の辺りから小さく出した舌を当て、ゆっくりと下...
「ん、ふぅぅ……」~
ぴくん、と体がわずかに跳ねる。~
「お、ここも感じるのか、霊夢は」~
「や、やぁ、そんなこといわないでよ……」~
「……ふぅっ」~
「あんっ!? ちょ、ちょっとアリスぅ……!!」~
「……耳とうなじも弱いのか」~
「ふふ、霊夢、すごく可愛い」~
後ろに回ったアリスが、耳たぶ、うなじ、背中に吐息と舌を...
「や……あっ、はあ……んんんっ……」~
「ん、ちゅ……ちゅぷ、ちゅぅ……」~
魔理沙が男性器の愛撫に取り掛かる。精液とアリスの唾液で...
舌で舐め取るように攻める。~
その舌がじわじわと根元まで辿り、~
「ふぁっ!? や、駄目……そこぉ……!!」~
花弁に辿り着いた。~
「うわ、こんなに濡れてるんだな……可愛いぜ、霊夢」~
囁いて、魔理沙は舌をゆっくり上下に動かす。割れ目をなぞ...
い出す。~
「ひぁ、ふあ……あ、んっ…………ま、まりさぁ」~
「ああもう、そんな可愛い声出すなよ、私まで感じちゃうぜ……...
「んあぁぁぁぁぁっ!? や、そこぉっ……駄目ぇ……」~
唇を当てて、最も敏感な芯を包むように軽く吸い上げる。~
「んん、だめ、わたし、またぁ……っ!!」~
「おっと」~
そこで、愛撫を止めた。~
「……え、魔、理沙……?」~
「いや、もうちょっと気持ちよくなってもらおうと思ってな。...
?」~
「ん? ……あ、そういうことね」~
いいながら、アリスも前に移動する。~
「な、なにする気よ」~
「こーするんだぜ」~
ぐりっと、一気に押し倒して足を思い切り開かせた。~
~
「や、やだ、ちょっと……!!」~
霊夢の秘部が二人の視線にさらされる。~
愛液で濡れそぼる、かすかに開いたそこには、薄い桜色をし...
霊夢の息づかいに合わせて動く入り口が見えていた。~
「霊夢の……すごく、綺麗……」~
「あ、今気付いたけどちょっと生えてるんだな」~
「ば、ばかぁ……!! あとでひどいんだからっ……!!」~
顔を真っ赤にして霊夢が暴れる。しかし二人がしっかり足を...
うように逃れられない。~
「それじゃ、アリスはそっち頼む」~
「うん、任せて」~
普段喧嘩してるのとはまったく違う息の合い方を見せて、魔...
アリスは女性の部分に優しく口付けた。~
「ふあっ!?」~
全く異なる、しかし同じ、痺れるような感覚に、霊夢は大き...
「ちゅ……ちゅく……」~
「ん……さっきより、大きくなってるぜ……ちゅ」~
「やぁ……そんなこと言わないでよ、んくぅ……」~
霊夢は体をよじって、二つ同時に襲ってくる快楽に耐えよう...
ぶっていただけあって、あまり意味が無い。~
「まったく、もうちょい素直になれって……ちゅ、ぴちゃっ」~
魔理沙が苦笑しながら、ぐりぐりと亀頭を指で押さえ、いと...
める。~
「んんぁ、や、やだ……おかしくなっちゃう……ひぁっ?」~
つぷっ、とアリスの指が霊夢の中へと侵入した。指の第一関...
「うわぁ……霊夢の、すっごくあったかい……」~
感想を漏らしながら、ゆっくりと前後させて、少しずつ奥ま...
「や、やだ、そんなに…………あ、だめ、いっちゃう……!!」~
「あ、ちょっと待った……ん、ちゅ」~
びくんと、性器が一回り大きくなったのを感じると、魔理沙...
含んだ。~
「あ、ああっ……だめ、でちゃっ、くぅぅぅぅぅぅぅっ!!」~
どく、どくん、びゅくっ……~
全く変わらない勢いのままで射精。勢いよく噴火するそれを...
飲み込んでいく。~
「ん……んんっ……ぷは、ごちそうさま、っと」~
全部飲み込んで、口を離して拭うと、魔理沙は嬉しそうに笑...
「霊夢、あの、気持ちよかった……?」~
霊夢の中から指をゆっくりと抜いて、アリスが少し不安そう...
「……そんなの聞かなくてもわかるでしょ、もう」~
顔を真っ赤にして、霊夢が少し気だるそうに身を起こした。~
「って、やだ、まだ消えないの、これ」~
それで、まだ自分に生えているモノを見て溜息をついた。~
「むう、結構しぶといぜ」~
魔理沙はそんなことを言いながらも、どこか嬉しそうに見え...
た風情だ。~
「……ね、霊夢」~
「ん……なに、アリス?」~
どこかしっとりとしたアリスの声に少し驚きながら、霊夢は...
「私……最後までしたい」~
「……いいの?」~
「……けっこう痛いって聞いてるぜ?」~
「いいの。……霊夢になら、初めて、あげてもいいから」~
それに、とアリスは付け加え、~
「あの……もう、こんな風になってるから、我慢できないのよ」~
そういって、スカートを恥ずかしそうにたくし上げた。~
下着が、ぐっしょりと濡れて、内股にまで染み出して、銀の...
「おいおい、自分で弄ってたのか、それ?」~
「だって、霊夢があんな声だすから……」~
「……確かに。出させたのは私たちだけどな」~
まあ、これだけ濡れているなら大丈夫だろう。~
霊夢は頷いて、~
「……それじゃあ、アリスの初めて、貰うわね」~
そういって、半裸状態になっていた衣服を脱ぎ始めた。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
しゅるりと、布の擦れる音が異様に静かな部屋に響く。~
アリスも一緒に脱いでいるが、ときおり霊夢の姿に見惚れ、...
障子からかすかに差し込む銀色の月明かりが、彼女の裸身へ...
最後の肌着が、布団の上に落ちた。~
「…………」~
魔理沙はそれから目を離せないでいた。~
――まさか、こんなに綺麗だなんてな。~
心の底から、この姿を見ることが出来て本当に良かった、と...
先ほどの乱れよう(原因は自分たちだが)は見る影もなく、...
派手さはないものの、均整の取れた肢体と、神妙だが、どこ...
少し頭を揺らすたびに、長い髪が艶めいた。~
「…………どうしたのよ、二人とも」~
じっと見つめられているのに気付いて、霊夢は恥ずかしそう...
あまり隠れてはいないので、余計扇情的に見える。~
「いや……その、な。眼福」~
「うん。ちょっと、見惚れちゃっただけ」~
「お世辞言ったって何もでないわよ?」~
「本心だぜ」~
いいながら、魔理沙が少し退く。自分の出番はもう少し後。...
「じゃ、アリス……こっちきて」~
「うん……」~
おずおずと、アリスは霊夢のそばに寄った。ちょうど向かい...
「それじゃあ。……ふつつかものですが、よろしくお願いします」~
「え、あ……お願いします」~
霊夢が正座してぺこりと頭を下げたので、アリスもそれに習...
「やっぱり、大切なものを貰うんだから、失礼のないようにし...
そういって笑うと、霊夢はアリスをやさしく抱き寄せて、唇...
~
「ん……ふ……ふぁ、んっ……」~
「んうっ……ん、んん……」~
唇の先から、口の中、歯、舌、頬の内に至るまでを愛撫して...
呼吸する為にいったん離れると、今度はアリスから唇を求め...
「ん…………っ。ちょっと遅くなっちゃったわね」~
唇を離し、繋がっている銀色の糸をすくいながら、霊夢が微...
そうに笑った。~
「それじゃ……いくね」~
アリスが少し腰を上げて、霊夢の首に手を回す。ちょうど対...
屹立したモノに、アリスの秘部が押し当てられる。~
「ん……」~
その感触に、アリスの体が少し震えた。~
「怖い?」~
「大丈夫……」~
その言葉を信じるように頷いて、霊夢はアリスを抱き寄せる...
花弁に押し込む。~
「……っ!!」~
「……くぅ」~
ず……ずず……ちゅ~
膣に、熱いモノが侵入してくる未知の感覚。~
それに耐えながら、アリスも体重をかけるようにして腰を沈...
十分に潤っていたので、抵抗や痛みは少なく、ゆっくりと、...
やがて、薄い何かへと突き当たる。~
「………………」~
霊夢がアリスを見つめる。~
アリスは、目をつぶって、霊夢を強く抱きしめて、~
ずぶっ!!~
一気に、最奥まで到達させた。~
~
「――――――――――――――――っ!!」~
~
痛みが走る。アリスは霊夢をさらに強く抱きしめて、歯を食...
「…………っ、はぁっ……くぅぅ……」~
波を乗り切ったのか、アリスが大きく息を吐いた。まだ痛み...
ではない。~
「……ごめん、痛かった?」~
「ううん、大丈夫……大丈夫だから」~
そう笑顔で答えるアリスの目じりに涙が浮かんでいる。~
――平気になんか見えないわよ、もう。~
胸のうちに罪悪感が湧く。~
「しばらく、紛らわせておかないと、かな」~
小さく呟いて、結合部を見る。~
こぼれ落ちる、細い赤の筋。彼女の純潔。そこに手を伸ばし、~
ちゅくっ~
「あっ?」~
突起に指を触れさせる。~
「ちょ……霊夢?」~
「痛みなんかわかんないくらいに気持ちよくしてあげる。……じ...
そういって笑うと、さらに指を動かしていく。~
「あっ……やっ……」~
指の腹で軽く撫で、爪の先で優しく擦り、二本の指で挟むよ...
弾いてみる。~
「んんっ、ちょ、ちょっと強いよぉ……あっ」~
アリスは、その芽を弄られるたびに痺れるような快感が体の...
て逃れようとする。~
「ほら、動かないの。まだ痛いんでしょ?」~
それをしっかり抱いて押さえつけて、まだ攻め立てる。~
「んんっ、うあっ、はぅ…………」~
繋がった部位の赤が、少しずつその色を薄れさせる。透明な...
いるのだ。~
「どう、アリス……大丈夫そう?」~
「んあ……うん、ちょっとちくちくするけど、動いても大丈夫よ…...
「それじゃ……」~
ゆっくりと抽送を開始する。引き抜く時に赤いものがこぼれ...
安に思ったが、アリス自身あまり痛がっていないのに気付いて...
「……うぅ、んっ、霊夢の、中でいっぱい動いて……ふぁっ」~
「アリス、気持ちいい……すぐ出ちゃいそうよ……」~
ずっ、ちゅ、くちゅっ……~
引き抜き、再び貫く。剛直とも言うべきソレが膣壁を割り開...
ながら吸い付いてくる。~
「も、もっと速く動いていいよ……もうあんまり痛くないから……...
「う、うん……」~
ペースを速める。抉るように膣内を刺激し、そのたびに剛直...
膣壁をこすりあげられる、熱く痺れるような鈍い快感にアリ...
「や、ちょっと……そんな風にされたらすぐにでちゃう……ってば…...
「だって、こんな、気持ちいいなんて……ふぁ、んんっ……!!」~
霊夢のモノが咥え込まれるたびに、溢れ出した潤滑液が泡だ...
それに応えるように、自らの受けた快感を分けるかのように...
立てる。~
「ふぁぁぁっ、んん、くぅ……もっと、もっとぉ……!!」~
「うん……もっとしてあげるわね……!!」~
ずっずちゅっぐちゅっずぷっちゅぐっ…………~
霊夢は応えて、アリスを強く掻き抱いて、限界まで抽送を速...
「うあぁぁっ……すごっ……おくまで、届いてっ……!!」~
「ん、くぅっ、アリス……っ!!」~
「あっ、だめ、きちゃう、いっちゃう、だめぇ……っ!! いっ...
「私ももうだめ……そろそろ……イク……んんんっ!!」~
限界を突破。一層激しく突きたてて、最後に一際強く突き上...
~
~
「あっ、ああっ、あああああああああああああああーーーーー...
「んっ、くぅぅっ…………は……ぁ……!!」~
どくっ……どくんっ……!!~
「あ、あああっ……あっ……」~
びゅくっ……どぷっ……~
「は、ぁ……んん……」~
ず、ちゅっ……どろっ……~
「ふあぁ…………」~
アリスの意識が白く洗浄されていくのと、霊夢が熱い白濁を...
た。~
~
「う……ああ……ふぅ……ん」~
「はぁ……アリス、大丈夫?」~
「うん、ちょっと怖かったけど、気持ちよかった……」~
全身に残る余韻に浸りながら、言葉を交わす。~
「アリス……可愛い」~
軽く頬にキスして、自らのを引き抜こうとして――~
「…………あれ?」~
まだソレが力を失っていないことに気付いた。~
こんなんじゃ足りねえ、と言っているようにも思える。~
アリスもそれに気付いたらしく、もじもじと体をよじりなが...
「……もう一回、する?」~
「……うん、私もっひゃ!?」~
そこで、いきなり魔理沙に抱きすくめられる。~
「ちょっと、魔理沙?」~
「ああ、いや、その、な。私も我慢できなくなって」~
言いながら、自分の下腹を指差す。そこには――~
「……ほら、とうとう出てきちゃってさ」~
霊夢と同じ、剛直が鎮座していた。~
「……でも、まだ私だってしたいのに」~
「……じゃ、三人一緒にってのはどうだ?」~
「出来るの?」~
「出来るぜ。ああ、アリス、少しお尻を上げてくれ」~
「こ……こう?」~
アリスはのろのろと――まだ秘部を中心に全身へ甘い痺れが残...
かせると、魔理沙は霊夢と繋がっている部分よりもさらに後ろ―...
愛液を十分に吸っていたのか、つぷ、と簡単に指が入った。~
「んあっ!? や、ちょっと魔理沙、そこは汚いって…………んん...
「何いってるんだ? こんなに綺麗なのに……ほら」~
軽くほぐすようにして動かした後、今度は舌を這わせていく...
霊夢との結合部までを舐めて、ゆっくりと戻る。~
「や、やだぁ……へんになっちゃう……!!」~
「ほら、もうちょっと力抜けよ。ちゃんと慣らしとかないと痛...
いいながら、再び指を一本差し込んで、ゆっくりと広げるよ...
「ふ、うんっ……お、おしり、熱いよっ……」~
「なんだ、結構感じてるな。これなら……すぐだぜ」~
指をさらに一本滑り込ませる。唾液と愛液が空気と混ざり合...
立てた。~
「あ、あ、あ、あっ…………やぁ、ちょっとぉ……」~
「……うん、これくらい柔らかくなれば大丈夫かな。霊夢、膝立...
「もう……これでいい?」~
結合部が少し上に来る。そこに、魔理沙がアリスを背後から...
うど霊夢と二人でアリスを挟み込んでいる状態だ。~
「あ、ちょ、ちょっと待ってよ」~
「何だよアリス。…………嫌、か?」~
「いや、そういうわけじゃないけど……痛くしないでよ?」~
「なんだ。それなら大丈夫だぜ」~
微笑んで、魔理沙は自分のモノに手を添えて、後ろに押し当...
「あっ……」~
「力、抜いて。……いくぜ?」~
「うん……くぅぅっ!!」~
ずずっ!~
窄まりを押し広げて、先端が入った。そのまま、ゆっくりと...
ず、ずずずっ……~
「っ……へ、平気か?」~
「う、うん……熱いのか気持ちいいのかわかんないけど……」~
はぁっ、と嬌声に近いような息を漏らす。~
「よかった、痛くはないみたいだな。……じゃ、動かすぜ」~
「え、ちょっと、もう?」~
「痛くないんだろ?」~
「そりゃそうだけど……ひゃ、あっ」~
一番奥まで挿し込んだモノを、ゆっくりと引き抜いていく。...
激と快感が走る。~
「や、やだ……おかしくなりそう……んあぁっ」~
「ん、ふ…………くぅ、これじゃすぐ出ちゃう、ぜ……」~
ず、ずちゅ、ずっ……~
不用意に傷つけないように、ゆっくりと前後させる。~
その快感がじれったくて、魔理沙は何度も射精したくなる衝...
に痛がるアリスを想像して堪える。~
「んん、くぅ……はぁっ……あ……じんじんするよぉ……」~
「は、ぐ……くぅ……気持ち、いいか……アリス?」~
「うん……もうちょっと強くしてぇ……霊夢も、お願い……」~
「うん、一緒に気持ちよく、なろ」~
その言葉に応えて、霊夢もゆっくりと抽送を始めた。~
~
ずっ、ずっ、ちゅっ、ずぷっ、ちゅ、ぐちゅ……~
「ん……んん、はぁっ……あ、あっあっ……!!」~
膣と腸を擦り上げられる快感がアリスを真っ白な意識の果て...
息の合ったタイミングで交互に突き上げられて、その衝撃がさ...
「くぅ、あ、だめ、そんなに締められたら……っ……!!」~
「くぅ、私もそろそろやばいっ……」~
「ふあ、ああっ、おしりが、アソコが、熱くて、体が爆発しち...
霊夢が根元まで突き上げ、愛液と精液を掻き出しながら引き...
ぎりぎりまで引き抜き、根元までつらぬき、アリスの体が猛烈...
「ひぃんっ…! ふぁ、あん……!! あ、だめ、あ、あっ!! ...
なっちゃ、ああぁぁ……!!」~
「ア、リスっ、いくの? いっちゃうの……!? 私も、私もい...
「ああっ……くぅ、もう駄目だ、これ以上は堪えられないっ……!...
耐えていた何かが壊れて、快感の奔流が三人を襲い、~
~
「あ、ああっ、ふぁぁぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁー...
びくん、びくびくっ!!~
「ん、んーーーーーーーっ……!!」~
どくっ、どぴゅっ、びゅるっ……!!~
「くぅ、ああぁっ――――!!」~
どくん、どくっ、びゅ、どくっ……!!~
三人同時に果てて、空白に意識を沈めた。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「ん、んあ……って、あれ?」~
まぶたを通り抜けて差し込む光。それがとても眩しくて、ア...
寝惚けた目と頭で周囲の状況を見、昨日のことを思い出す。~
たしか、昨日は十五夜で――~
「あ」~
昨日の告白とその後の乱れようを思い出し、顔を赤くして慌...
裸のままだった。シーツがかけられているのがせめてもの救い...
どうしたものかと周囲を見回していると、台所のほうから音...
も。~
それに誘われるように、襖を開けた。~
~
「あら、おはよう。もう起きていいの?」~
そういって出迎えてくれたのは、縁側でお茶を飲んでいる霊...
少し頬を染めたが、それ以外はいつも通りに接してきた。~
今はそれがありがたいと、アリスは心の奥で思った。~
なにしろ、下手に違った反応をされても、お互い照れたり恥...
くしてしまうのだ。~
「うん、まあ。何だか少しお尻が痛い気もするけれど」~
「おいおい、あのときは痛くないっていったろ」~
横槍を入れたのは、台所にいる魔理沙だ。なんと料理をして...
「え、あ……だってあのときは……その、気持ちよかったから気が...
「うわいてっ!! い、いきなり変な事いうなよ」~
どうやら膝をどこかにぶつけたらしく、魔理沙が飛び上がっ...
「もう、だらしないわね魔理沙ったら……昨日、あんなことした...
「う、ひょっとして根に持ってるか?」~
「当たり前じゃない……すっごく恥ずかしかったんだから。その...
よ?」~
「……藪もつついてないのに蛇が出てきたぜ」~
「自業自得よ」~
「そうそう」~
「って、お前も一緒にやったろ」~
「ああ、そういえばそうだったわね。じゃ、アリスにも後でお...
「ちょっと魔理沙、人の藪を勝手に突付くんじゃないわよ」~
「不可抗力だぜ」~
そこで、霊夢が思い出したように手を打ち、~
「あ、アリスはお返ししなくても良いわね。……昨日、一番大切...
ね」~
そう言って微笑み、アリスはとたんに赤面した。~
「ちょ、ちょっと霊夢」~
「だって本当のことでしょ? ふふ、本当に可愛かったわ、ア...
「…………」~
昨日のことがフラッシュバックして、アリスは顔を更に赤く...
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
魔理沙の作った朝食を食べてから、アリスは境内に出て、空...
「ふぅ……」~
大きく息をついて、眼を閉じる。~
~
誰かと一緒になること。誰かを愛すること。愛し合うこと。~
かつて、百年以上の歳月を独りで過ごしていた時の願いが甦...
それは、叶うはずもなく、叶えるつもりもなく、それ故に夢...
だが、その夢は昨日、図らずも叶ってしまった。~
叶うはずの無い夢。なら、あれは本当に夢だったのか。~
~
――いや、そんなことはないのだ。~
後ろを振り向く。そこには同じように散歩にでてきたのか、...
――だって、この夢は。~
駆け寄るようにして、二人に近づき、二人とも抱きしめた。~
――先に続いているから。~
~
~
To be continued...~
~
~
~
~
割とあとがき~
~
いろいろとダラダラ長引かせてすいません。初めまして。595...
ルは次のときに回しときます。~
~
~
まず、ネチョいシチュを頂いた東方ネチョスレの皆様、~
挫けそうな時に春度を脳髄に叩き込んでくれたネチョ絵板の...
そして先駆けてエロス(ネチョス?)を表現し、~
私にネチョ文を書く勇気をくれたSS職人の皆様方に、満願の...
特に21スレ633氏。最高にエロいですサー。~
~
実を言えば、当初はやや強姦気味にアリスをネチョる予定だ...
ところがさあ書き始めようとした瞬間に脳内のエロジーザスが~
「照れ怒る霊夢、恥ずかしがる霊夢萌え。すなわち今すぐ書け」~
「サー、イエス、サー!!」~
と、神託(というか電波)を与えてくださったのでえらい回...
それにネチョシーン自体書くのが初めてでそこそこ苦戦。え...
特に待たせてしまった方々には申し訳ないです。~
~
さて、これ以上書いても言い訳と反省しか浮かばなくなって...
を置こうと思います。~
~
では、またの機会に。幻想郷に幸あれ。~
~
執筆人:21スレ595
終了行:
※当然ながら問答無用で十八禁です。そういうのが苦手な方はご...
またふたなり要素も含んでいますのでそこもご注意。~
~
~
月の夢 †~
~
今日も、何もない一日だった。~
~
明日も、何もない一日だろう。~
~
時折、変わったことも起きる。~
~
しかし、それも日常と変わる。~
~
それ故に、ここは永遠の楽園。~
~
「けど、妖怪や腐れ縁の人は毎日来るのよね」~
そんな、どこかふざけたことを考えながら、博麗神社の巫女―...
つつお茶などをしていた。~
今日は十五夜……いわゆる最も美しい満月が見られる日だ。~
これを楽しまないのは損だろう、ということで普段は滅多に...
滅多に飲まない、というか取り出すことも稀なとっておきの茶...
以上ない最高の状態で月を眺めている、というわけである。~
「――あら?」~
ふと、月が一瞬だけ翳った気がする。~
いや、一瞬ではない。~
その黒点のような影は、少しずつ近づいて……一つの姿を結ん...
「よー、霊夢。月見とお茶と茶菓子を貰いに来たぜ」~
「…………この前とっておきの酒全部飲んでいったくせに、まだた...
顔をしかめ、しかし苦笑を含ませて、霊夢はその言い草に抗...
なじみの友人(多分)、霧雨魔理沙である。~
「いやいや、一応今回はその礼も持ってきてあったりするぜ」~
言いながら、魔理沙はスカートをたくし上げて手を突っ込む。~
「……それ、どうにかならない?」~
「なんのことだ?」~
「……いや、いいわ、別に」~
「おかしな奴だな。……っと、これだ」~
そう言って魔理沙が取り出したものは――~
「……お酒? あら、気が利くじゃない」~
いわゆる一升瓶だった。ラベルなどは貼っていないが、中の...
ように反射し、誘うかのように艶めいている。~
「でも、これ何のお酒? 安酒だったらちょっと怒るわよ」~
「いや、それが私にも解からないんだ。魔法薬の実験中に偶然...
「……そんなの、飲んで平気なの?」~
霊夢は眉をひそめた。なんだか中の液体がひどく怪しく思え...
「一応毒見はさせたから大丈夫だぜ」~
「誰に?」~
「ちょっと来る時にチルノで」~
ひどいものである。~
「まあ、それなら」~
どこか不安そうな表情をしながらも、徳利と御猪口を持って...
「あら……美味しいじゃない」~
「どれどれ……おお。チルノには勿体無かったな」~
くつくつと心底面白そうに魔理沙は笑うと、更にもう一口呑...
とたん、口の中に官能的とさえ思えるような濃厚な香りが広...
ふと、月を見上げた。相変わらず静かに鎮座している。今夜...
~
「――あ、れ?」~
唐突に、魔理沙の視界の端で霊夢がぐらりと傾いた。~
「おいおい、酔うにはまだ早すぎないか?」~
あわてて抱きとめる。が、魔理沙も倒れそうになり、あわて...
「あれ、おかしいぜ――」~
ひどく、体が熱い。頭の中が白く浮いている。~
霊夢も魔理沙もそこそこ飲める口なので、この程度で酔うこ...
「……まいったぜ、思ったより強い酒だったか?」~
「でも、これって酔うのとはまた違……って!?」~
突然その声が驚愕に裏返った。~
「お、おい霊夢どうし――なっ!?」~
そして、魔理沙は霊夢の『それ』を見て絶句してしまった。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「……なによ、先にいるんじゃないの、魔理沙」~
不機嫌そうに呟く。だが、その感情は基本的に対抗心から来...
敵意というわけではない。~
アリス=マーガトロイドは境内へと降り立っていた。~
勿論、主要な目的は月見を楽しむことである。霊夢の家で。~
……実を言うと、月見はついでの目的であるのだが。~
「霊夢ー、勝手に上がらせて貰うわよー」~
勝手知ったる他人の家とばかりに玄関を開け、主人の応対を...
「……返事ないわね。どうかしたのかしら」~
瞬間、~
「――――――――――――――――――――ッ!?」~
「……い霊……うし――なっ!?」~
そこで、明らかに普通ではない声を聞いた。~
「……霊夢、魔理沙っ!?」~
頭の中にありとあらゆる悪い可能性がよぎり、気づいた時に...
廊下を走りぬけ、襖を突き破り(危険です)、居間のちゃぶ...
い子は真似しないで下さい)、~
「二人ともどうし――え?」~
障子を開けて、硬直した。~
「……………………」~
「……………………」~
「……………………」~
時間がパーフェクトフリーズのように凍り付いている。錯覚...
~
――えーと。~
~
アリスは、なぜこうなっているのかを考えた。確か、開けた...
分の記憶が欠落している。おそらく見たものを認識できず、記...
視線を霊夢と魔理沙に再び合わせる。~
うん、まごうことなく霊夢と魔理沙だ。~
その近くに転がっている、底の方ばかりになった酒瓶を見る。~
おそらくは酒宴を始めていたのだろう。……少し妬ける。~
そして、さらに下の方へ視線を写し……~
~
――そこに、なんだか謎めいたモノがあった。~
~
見た目は傘の開いていないキノコに近い。よく近くの森で獲...
だけど、それはいつも見ているものと比べると非常に有機的...
管のようにも見受けられる。~
しかもてっぺんの方には小さな切れ込みがあって――それが、...
いる。~
そこで、判別がついた。現物を見たことはないが、おそらく...
とどのつまり、~
~
いわゆる男性器が霊夢から生えている。~
~
「……………はうっ」~
そこで状況認識の現界を超えた脳がハザード。~
どさっ、っとアリスは容赦無く気絶した。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「――――で、つまりは魔理沙が持ってきたお酒のようなもので、...
今ひとつ信じられないといったような顔で、アリスは霊夢の...
度見慣れてしまえばあまり衝撃はないらしい。~
「やだ、あんまりじろじろ見ないでよ」~
霊夢が袴の裾で慌てて隠すが、その部分だけいかにも元気で...
を張っている。それがどことなく恥ずかしく、霊夢は顔を赤ら...
「はっはっは。まさかこんな副作用があるとは思いもしなかっ...
そこで容赦無く玉櫛が後頭部にフルスイングされ、魔理沙は...
「おいおい、いきなり何するんだよ馬鹿」~
「元凶はあんたでしょうがっ!!」~
「しかし、私も飲んだんだぞ? しかもお前よりも多く」~
「……じゃあなんであんたには生えないのよ」~
「日頃の行い……痛っ!! じょ、冗談だから針投げるのはやめ...
どうやらこんなことになってもこの面々はあまり変わらない...
それをアリスは横目に見ながら、月を見上げる。~
鮮やかな満月だ。~
「――月?」~
そこで思い当たる。今日は十五夜の満月。一年で最も魔力の...
薬の失敗作だという酒の効能が拡大されて、霊夢に影響を与え...
魔理沙の場合は魔術師である故に、魔力に対する耐性があっ...
「あー、そういやそうだな。て事は、私ももう少し浴びてたら...
珍しく魔理沙も同意してくる。……後頭部に何本か針が刺さっ...
とにした。~
「月が狂気を運んでくるのは知ってたけど、こんなものまで持...
溜息をついて、霊夢は自分の下半身を見る。変わらず鎮座し...
「……どうやったら消えるのかしら、これ」~
「魔理沙、解毒薬は?」~
アリスが、困った表情のままで魔理沙に聞いた。~
「私がそんなもの作ってると思うか?」~
「一片たりとも思わないわね」~
「……じゃあ、どうするのよ」~
霊夢が睨むように魔理沙を見る。さすがにちょっと涙目だ。~
「あ、そうだ。いっそのこと射精してみたらどうだ?」~
魔理沙が思いついたように手を打った。~
――きまずい沈黙。~
「…………って、射精ってどうやるか知らないわよ、私」~
「あー? 簡単だぜ。霊夢がいつも一人でしてるのと似たよう...
「ってなんであんたがそれを知ってるのよ!!」~
「いや、この前遊びに来た時にな。あんまりびっくりしたもん...
「あああああああああああああ」~
もはや赤信号状態の霊夢の顔を見て楽しそうに笑う魔理沙。~
「ていうか、あんたたちが見てる前で出来るわけないでしょ、...
「お、じゃあ誰かにやってもらうか?」~
「だ、誰かにって……それは……」~
そこで、顔を更に赤くして押し黙ってしまう。~
「………………」~
それを、アリスはじっと眺めていた。~
ただし、その目には怪しい気配が映り始めている。~
(――なんだろう、これ)~
~
胸の奥のわだかまりが、明確な形に組み上がっていく。~
霊夢と魔理沙との交流が始まってから、少しずつ汲み上げら...
一人だった。ずっと、ずっと一人だった。~
それを、彼女たちが救ってくれたのだろう。~
百年を超える孤独を癒されていく中、その形のない感情も蓄...
(――あ、そっか)~
かすかに胸が高鳴った。~
――私は、二人が好きなのだ。友人としての枠を超えて。~
ただ、その願いはかなえられないと知っていた。異性ではな...
持たせずに沈めることができたのだ。~
けれど、今宵でその堰は崩れ去ってしまった。~
霊夢が、異性の象徴である『それ』を手に入れてしまったか...
(――今なら)~
それで、決意と覚悟と欲望がぴたりと決まってくれた。~
――霊夢を、抱きたい。~
~
「霊夢」~
「な、なによ」~
「私がして、いい?」~
「えぇっ!?」~
突然の告白に霊夢はすっとんきょうな声を上げた。~
「………………アリス?」~
「なによ、魔理沙はやる気ないんでしょ?」~
面食らったような魔理沙に、不機嫌そうな声で言う。~
「それに、私なら大丈夫。だって…………」~
そこで、わずかに言葉を詰まらせる。~
――大丈夫。~
心の中で、しっかりと念じる。それで、残りを言う勇気が補...
アリスはゆっくりと息を吸い、~
「私は、霊夢のことが好きだから」~
霊夢の目を見て、一字一句はっきりと伝えた。~
~
「……アリ、ス?」~
霊夢が、呆然とアリスを見つめる。~
魔理沙も硬直して視線を離さない。~
しかし、アリスの表情には冗談のかけらも見当たらない。む...
を漂わせている。~
「……その、ずっと、耐えてたのよ。女の子同士だから、私や霊...
ゃないから、この恋心は叶わないんだって」~
……でも、と小さく付け加える。~
「今なら、今しかないから……だから……」~
「……アリス」~
目を閉じて、涙をぽろぽろと零していたアリスの耳に、霊夢...
ちゅっ……~
唇に、柔らかな感触。~
「霊、夢……?」~
目を開けると、霊夢の顔が映っていた。~
どこか困ったように、それでいて安堵したように。~
「なによもう…………私のほうも悩まなくて良かったんじゃない」~
「……え?」~
「……実は、私もちょっと悩んでたのよ。その……好きになっちゃ...
んかなって」~
「じゃあ…………」~
霊夢は、受け入れるように頷いた。~
「うん……お願いするわ……私も、アリスが」~
「あー、ちょっと待った」~
そこで、事態を傍観していた魔理沙が慌てて口を挟んだ。~
「……なによ、文句ある?」~
「いや、ない。ないんだが……」~
そういって、アリスに顔を近づける。解放された感情がどき...
「このままじゃ私が置いてかれると思ってな。機会があれば言...
「な、何よ」~
「好きだ」~
……。~
「なっ―――――――――!?」~
突然のカミングアウト。アリスの顔色が最紅潮に達した。~
「いや、ほら、その……なんだ。アリスが私と霊夢の両方を気に...
私もおまえにはあまり悪い感情がなかったわけだし」~
「い、いや、その……うれしいんだけど……」~
ぼそぼそと呟く。さすがにここまでの事態は予想してなかっ...
「……ちょっと待ってよ。じゃあ私はどうなるのよ」~
霊夢が不満そうに呟く。~
「ああ、いや、問題ないんだ。実は、私の場合は更に深刻で」~
「……なによ」~
魔理沙に見つめられ、霊夢は少し気圧されたように言った。~
「……霊夢も好きなんだ」~
――大波乱。単純だったことが凄まじく複雑になってしまった。~
「え、じゃあ、ちょっと待ってよ。私はアリスが好きで、アリ...
魔理沙は私とアリスが好き……ってことになるの!?」~
とんでもない三角関係である。~
「……霊夢は、私のこと嫌いか?」~
「い、いや別に嫌いじゃないけど……」~
「じゃあ問題ないな」~
「そういえばそうね」~
「ええっ!?」~
アリスまで賛同してしまった。~
「まあ、私とアリスは問題ないわけだし、あとは霊夢か」~
「…………」~
心配そうに、二人が見つめる。~
霊夢は、~
「……まあ、別に縛るわけじゃないもの。単に、二人が私を好き...
だし、それ以外にまで口を出すのは……」~
「それは、いいってことか?」~
「まあ、うん。なんか変な感じもするけど……ね」~
苦笑しながら、頷いた。~
「……良かったぁ」~
安堵に、二人が息をついた。~
「やだ、また涙が……」~
ちょっとした緊張の意図が切れたせいか、アリスはまた涙を...
「お、おいおい泣くなよ」~
「だって、嬉しくて……」~
「まあ、夢みたいな状況だものね」~
霊夢が優しげに微笑んだ。~
~
「さて、じゃあ最後の問題を片付けないとな」~
「え……やっぱり?」~
霊夢がちょっと照れているような困ったような、微妙な顔を...
「やっぱりそのままじゃまずいだろうし、それに、な」~
「こんな機会、そうそうないものね」~
「うう、やっぱり……痛くしないでよ?」~
「「もちろん」」~
魔理沙とアリスが声を揃えた。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「んっ……」~
敷かれた二枚の布団の上で、霊夢が二人に挟まれるようにし...
服を少しはだけさせ、下着をずらし、胸と秘部を露わにして...
「……えっと……こうでいいの、魔理沙?」~
「ああ、そうやって、優しく触って……上下に動かすんだ」~
魔理沙は後ろから組み付いて、上半身を丁寧に愛撫している。~
「ま、魔理沙……あんたどうしてそんな詳しいの……んんっ」~
「まあ、その、な。図書館で偶然」~
いいながら、霊夢の胸を掌で包むように揉む。~
「あ、駄目……そこぉっ」~
「あ、やっぱりここが一番感じるのか」~
「うう、どこまで見てたのよ……あのこと」~
「そりゃ、最後まで」~
「や、やだ、そんな……ひゃっ!!」~
言い終わる間も無く、アリスが霊夢の下腹部に顔を埋め、い...
んだ。~
「……あー、アリス、そんなこと教えた覚えはないんだが」~
「ん……ふ、ん、く……ちゅ……ちゅるっ……ん、これは、私も、前に...
根元を手でしごき、口に含んだ亀頭を舌でなぞり、時折こぼ...
「や、ちょ……あ、んんっ……」~
霊夢がアリスを押しのけようとするが、全く未知の快感が体...
ない。~
「いやー、いきなりは刺激が強すぎないか?」~
「らいひょうふれひょ……んん、んぐっ、……ちゅ」~
それ幸いにと、アリスはもう少し深くくわえ込んだ。さらに...
根あたりから更に下――霊夢本来の秘部を撫でるように愛撫する。~
「んんっ、は、あ……だ、だめ……!!」~
「……ちゅ、んん、ふ……ちゅく」~
アリスが裏筋の辺り、尿道の辺りに舌を這わせるたびに、霊...
(……あ、ここが気持ちいいんだ……)~
何となく悟ると、アリスはそこの部分を集中して攻めた。~
「あ、や、だめ……なにか出ちゃう……んああっ!!」~
どくんっ……どくんっ……びゅ……っ!!~
「んんんっ!? ……ぷはっ、けほっけほっ……」~
突然の快感の爆発に、不意を疲れたアリスは咳き込んでしま...
濁がこぼれ落ちて霊夢自身を彩った。~
「はぁっ……はぁっ……ん……ご、ごめん……アリス、平気?」~
「う、うん。ちょっとびっくりしただけ……ちょっと苦いのね、...
いいながら、霊夢の男根を見る。~
……まだ元気そうにいきり立っている。~
「……一回だけじゃ駄目みたいね」~
「お、嬉しそうだな」~
「ば、ばか」~
魔理沙がからかうように言うと、霊夢は顔を赤くして俯いた。~
「さて、じゃあ次は私の番だな……」~
良いながら、魔理沙がアリスと位置を入れ替える。~
「って、魔理沙……?」~
「なに、痛くしないぜ。もうちょっと足を開いて……」~
くいっと膝の辺りを優しく持って開き、体を割りいれる。~
そして、臍の辺りから小さく出した舌を当て、ゆっくりと下...
「ん、ふぅぅ……」~
ぴくん、と体がわずかに跳ねる。~
「お、ここも感じるのか、霊夢は」~
「や、やぁ、そんなこといわないでよ……」~
「……ふぅっ」~
「あんっ!? ちょ、ちょっとアリスぅ……!!」~
「……耳とうなじも弱いのか」~
「ふふ、霊夢、すごく可愛い」~
後ろに回ったアリスが、耳たぶ、うなじ、背中に吐息と舌を...
「や……あっ、はあ……んんんっ……」~
「ん、ちゅ……ちゅぷ、ちゅぅ……」~
魔理沙が男性器の愛撫に取り掛かる。精液とアリスの唾液で...
舌で舐め取るように攻める。~
その舌がじわじわと根元まで辿り、~
「ふぁっ!? や、駄目……そこぉ……!!」~
花弁に辿り着いた。~
「うわ、こんなに濡れてるんだな……可愛いぜ、霊夢」~
囁いて、魔理沙は舌をゆっくり上下に動かす。割れ目をなぞ...
い出す。~
「ひぁ、ふあ……あ、んっ…………ま、まりさぁ」~
「ああもう、そんな可愛い声出すなよ、私まで感じちゃうぜ……...
「んあぁぁぁぁぁっ!? や、そこぉっ……駄目ぇ……」~
唇を当てて、最も敏感な芯を包むように軽く吸い上げる。~
「んん、だめ、わたし、またぁ……っ!!」~
「おっと」~
そこで、愛撫を止めた。~
「……え、魔、理沙……?」~
「いや、もうちょっと気持ちよくなってもらおうと思ってな。...
?」~
「ん? ……あ、そういうことね」~
いいながら、アリスも前に移動する。~
「な、なにする気よ」~
「こーするんだぜ」~
ぐりっと、一気に押し倒して足を思い切り開かせた。~
~
「や、やだ、ちょっと……!!」~
霊夢の秘部が二人の視線にさらされる。~
愛液で濡れそぼる、かすかに開いたそこには、薄い桜色をし...
霊夢の息づかいに合わせて動く入り口が見えていた。~
「霊夢の……すごく、綺麗……」~
「あ、今気付いたけどちょっと生えてるんだな」~
「ば、ばかぁ……!! あとでひどいんだからっ……!!」~
顔を真っ赤にして霊夢が暴れる。しかし二人がしっかり足を...
うように逃れられない。~
「それじゃ、アリスはそっち頼む」~
「うん、任せて」~
普段喧嘩してるのとはまったく違う息の合い方を見せて、魔...
アリスは女性の部分に優しく口付けた。~
「ふあっ!?」~
全く異なる、しかし同じ、痺れるような感覚に、霊夢は大き...
「ちゅ……ちゅく……」~
「ん……さっきより、大きくなってるぜ……ちゅ」~
「やぁ……そんなこと言わないでよ、んくぅ……」~
霊夢は体をよじって、二つ同時に襲ってくる快楽に耐えよう...
ぶっていただけあって、あまり意味が無い。~
「まったく、もうちょい素直になれって……ちゅ、ぴちゃっ」~
魔理沙が苦笑しながら、ぐりぐりと亀頭を指で押さえ、いと...
める。~
「んんぁ、や、やだ……おかしくなっちゃう……ひぁっ?」~
つぷっ、とアリスの指が霊夢の中へと侵入した。指の第一関...
「うわぁ……霊夢の、すっごくあったかい……」~
感想を漏らしながら、ゆっくりと前後させて、少しずつ奥ま...
「や、やだ、そんなに…………あ、だめ、いっちゃう……!!」~
「あ、ちょっと待った……ん、ちゅ」~
びくんと、性器が一回り大きくなったのを感じると、魔理沙...
含んだ。~
「あ、ああっ……だめ、でちゃっ、くぅぅぅぅぅぅぅっ!!」~
どく、どくん、びゅくっ……~
全く変わらない勢いのままで射精。勢いよく噴火するそれを...
飲み込んでいく。~
「ん……んんっ……ぷは、ごちそうさま、っと」~
全部飲み込んで、口を離して拭うと、魔理沙は嬉しそうに笑...
「霊夢、あの、気持ちよかった……?」~
霊夢の中から指をゆっくりと抜いて、アリスが少し不安そう...
「……そんなの聞かなくてもわかるでしょ、もう」~
顔を真っ赤にして、霊夢が少し気だるそうに身を起こした。~
「って、やだ、まだ消えないの、これ」~
それで、まだ自分に生えているモノを見て溜息をついた。~
「むう、結構しぶといぜ」~
魔理沙はそんなことを言いながらも、どこか嬉しそうに見え...
た風情だ。~
「……ね、霊夢」~
「ん……なに、アリス?」~
どこかしっとりとしたアリスの声に少し驚きながら、霊夢は...
「私……最後までしたい」~
「……いいの?」~
「……けっこう痛いって聞いてるぜ?」~
「いいの。……霊夢になら、初めて、あげてもいいから」~
それに、とアリスは付け加え、~
「あの……もう、こんな風になってるから、我慢できないのよ」~
そういって、スカートを恥ずかしそうにたくし上げた。~
下着が、ぐっしょりと濡れて、内股にまで染み出して、銀の...
「おいおい、自分で弄ってたのか、それ?」~
「だって、霊夢があんな声だすから……」~
「……確かに。出させたのは私たちだけどな」~
まあ、これだけ濡れているなら大丈夫だろう。~
霊夢は頷いて、~
「……それじゃあ、アリスの初めて、貰うわね」~
そういって、半裸状態になっていた衣服を脱ぎ始めた。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
しゅるりと、布の擦れる音が異様に静かな部屋に響く。~
アリスも一緒に脱いでいるが、ときおり霊夢の姿に見惚れ、...
障子からかすかに差し込む銀色の月明かりが、彼女の裸身へ...
最後の肌着が、布団の上に落ちた。~
「…………」~
魔理沙はそれから目を離せないでいた。~
――まさか、こんなに綺麗だなんてな。~
心の底から、この姿を見ることが出来て本当に良かった、と...
先ほどの乱れよう(原因は自分たちだが)は見る影もなく、...
派手さはないものの、均整の取れた肢体と、神妙だが、どこ...
少し頭を揺らすたびに、長い髪が艶めいた。~
「…………どうしたのよ、二人とも」~
じっと見つめられているのに気付いて、霊夢は恥ずかしそう...
あまり隠れてはいないので、余計扇情的に見える。~
「いや……その、な。眼福」~
「うん。ちょっと、見惚れちゃっただけ」~
「お世辞言ったって何もでないわよ?」~
「本心だぜ」~
いいながら、魔理沙が少し退く。自分の出番はもう少し後。...
「じゃ、アリス……こっちきて」~
「うん……」~
おずおずと、アリスは霊夢のそばに寄った。ちょうど向かい...
「それじゃあ。……ふつつかものですが、よろしくお願いします」~
「え、あ……お願いします」~
霊夢が正座してぺこりと頭を下げたので、アリスもそれに習...
「やっぱり、大切なものを貰うんだから、失礼のないようにし...
そういって笑うと、霊夢はアリスをやさしく抱き寄せて、唇...
~
「ん……ふ……ふぁ、んっ……」~
「んうっ……ん、んん……」~
唇の先から、口の中、歯、舌、頬の内に至るまでを愛撫して...
呼吸する為にいったん離れると、今度はアリスから唇を求め...
「ん…………っ。ちょっと遅くなっちゃったわね」~
唇を離し、繋がっている銀色の糸をすくいながら、霊夢が微...
そうに笑った。~
「それじゃ……いくね」~
アリスが少し腰を上げて、霊夢の首に手を回す。ちょうど対...
屹立したモノに、アリスの秘部が押し当てられる。~
「ん……」~
その感触に、アリスの体が少し震えた。~
「怖い?」~
「大丈夫……」~
その言葉を信じるように頷いて、霊夢はアリスを抱き寄せる...
花弁に押し込む。~
「……っ!!」~
「……くぅ」~
ず……ずず……ちゅ~
膣に、熱いモノが侵入してくる未知の感覚。~
それに耐えながら、アリスも体重をかけるようにして腰を沈...
十分に潤っていたので、抵抗や痛みは少なく、ゆっくりと、...
やがて、薄い何かへと突き当たる。~
「………………」~
霊夢がアリスを見つめる。~
アリスは、目をつぶって、霊夢を強く抱きしめて、~
ずぶっ!!~
一気に、最奥まで到達させた。~
~
「――――――――――――――――っ!!」~
~
痛みが走る。アリスは霊夢をさらに強く抱きしめて、歯を食...
「…………っ、はぁっ……くぅぅ……」~
波を乗り切ったのか、アリスが大きく息を吐いた。まだ痛み...
ではない。~
「……ごめん、痛かった?」~
「ううん、大丈夫……大丈夫だから」~
そう笑顔で答えるアリスの目じりに涙が浮かんでいる。~
――平気になんか見えないわよ、もう。~
胸のうちに罪悪感が湧く。~
「しばらく、紛らわせておかないと、かな」~
小さく呟いて、結合部を見る。~
こぼれ落ちる、細い赤の筋。彼女の純潔。そこに手を伸ばし、~
ちゅくっ~
「あっ?」~
突起に指を触れさせる。~
「ちょ……霊夢?」~
「痛みなんかわかんないくらいに気持ちよくしてあげる。……じ...
そういって笑うと、さらに指を動かしていく。~
「あっ……やっ……」~
指の腹で軽く撫で、爪の先で優しく擦り、二本の指で挟むよ...
弾いてみる。~
「んんっ、ちょ、ちょっと強いよぉ……あっ」~
アリスは、その芽を弄られるたびに痺れるような快感が体の...
て逃れようとする。~
「ほら、動かないの。まだ痛いんでしょ?」~
それをしっかり抱いて押さえつけて、まだ攻め立てる。~
「んんっ、うあっ、はぅ…………」~
繋がった部位の赤が、少しずつその色を薄れさせる。透明な...
いるのだ。~
「どう、アリス……大丈夫そう?」~
「んあ……うん、ちょっとちくちくするけど、動いても大丈夫よ…...
「それじゃ……」~
ゆっくりと抽送を開始する。引き抜く時に赤いものがこぼれ...
安に思ったが、アリス自身あまり痛がっていないのに気付いて...
「……うぅ、んっ、霊夢の、中でいっぱい動いて……ふぁっ」~
「アリス、気持ちいい……すぐ出ちゃいそうよ……」~
ずっ、ちゅ、くちゅっ……~
引き抜き、再び貫く。剛直とも言うべきソレが膣壁を割り開...
ながら吸い付いてくる。~
「も、もっと速く動いていいよ……もうあんまり痛くないから……...
「う、うん……」~
ペースを速める。抉るように膣内を刺激し、そのたびに剛直...
膣壁をこすりあげられる、熱く痺れるような鈍い快感にアリ...
「や、ちょっと……そんな風にされたらすぐにでちゃう……ってば…...
「だって、こんな、気持ちいいなんて……ふぁ、んんっ……!!」~
霊夢のモノが咥え込まれるたびに、溢れ出した潤滑液が泡だ...
それに応えるように、自らの受けた快感を分けるかのように...
立てる。~
「ふぁぁぁっ、んん、くぅ……もっと、もっとぉ……!!」~
「うん……もっとしてあげるわね……!!」~
ずっずちゅっぐちゅっずぷっちゅぐっ…………~
霊夢は応えて、アリスを強く掻き抱いて、限界まで抽送を速...
「うあぁぁっ……すごっ……おくまで、届いてっ……!!」~
「ん、くぅっ、アリス……っ!!」~
「あっ、だめ、きちゃう、いっちゃう、だめぇ……っ!! いっ...
「私ももうだめ……そろそろ……イク……んんんっ!!」~
限界を突破。一層激しく突きたてて、最後に一際強く突き上...
~
~
「あっ、ああっ、あああああああああああああああーーーーー...
「んっ、くぅぅっ…………は……ぁ……!!」~
どくっ……どくんっ……!!~
「あ、あああっ……あっ……」~
びゅくっ……どぷっ……~
「は、ぁ……んん……」~
ず、ちゅっ……どろっ……~
「ふあぁ…………」~
アリスの意識が白く洗浄されていくのと、霊夢が熱い白濁を...
た。~
~
「う……ああ……ふぅ……ん」~
「はぁ……アリス、大丈夫?」~
「うん、ちょっと怖かったけど、気持ちよかった……」~
全身に残る余韻に浸りながら、言葉を交わす。~
「アリス……可愛い」~
軽く頬にキスして、自らのを引き抜こうとして――~
「…………あれ?」~
まだソレが力を失っていないことに気付いた。~
こんなんじゃ足りねえ、と言っているようにも思える。~
アリスもそれに気付いたらしく、もじもじと体をよじりなが...
「……もう一回、する?」~
「……うん、私もっひゃ!?」~
そこで、いきなり魔理沙に抱きすくめられる。~
「ちょっと、魔理沙?」~
「ああ、いや、その、な。私も我慢できなくなって」~
言いながら、自分の下腹を指差す。そこには――~
「……ほら、とうとう出てきちゃってさ」~
霊夢と同じ、剛直が鎮座していた。~
「……でも、まだ私だってしたいのに」~
「……じゃ、三人一緒にってのはどうだ?」~
「出来るの?」~
「出来るぜ。ああ、アリス、少しお尻を上げてくれ」~
「こ……こう?」~
アリスはのろのろと――まだ秘部を中心に全身へ甘い痺れが残...
かせると、魔理沙は霊夢と繋がっている部分よりもさらに後ろ―...
愛液を十分に吸っていたのか、つぷ、と簡単に指が入った。~
「んあっ!? や、ちょっと魔理沙、そこは汚いって…………んん...
「何いってるんだ? こんなに綺麗なのに……ほら」~
軽くほぐすようにして動かした後、今度は舌を這わせていく...
霊夢との結合部までを舐めて、ゆっくりと戻る。~
「や、やだぁ……へんになっちゃう……!!」~
「ほら、もうちょっと力抜けよ。ちゃんと慣らしとかないと痛...
いいながら、再び指を一本差し込んで、ゆっくりと広げるよ...
「ふ、うんっ……お、おしり、熱いよっ……」~
「なんだ、結構感じてるな。これなら……すぐだぜ」~
指をさらに一本滑り込ませる。唾液と愛液が空気と混ざり合...
立てた。~
「あ、あ、あ、あっ…………やぁ、ちょっとぉ……」~
「……うん、これくらい柔らかくなれば大丈夫かな。霊夢、膝立...
「もう……これでいい?」~
結合部が少し上に来る。そこに、魔理沙がアリスを背後から...
うど霊夢と二人でアリスを挟み込んでいる状態だ。~
「あ、ちょ、ちょっと待ってよ」~
「何だよアリス。…………嫌、か?」~
「いや、そういうわけじゃないけど……痛くしないでよ?」~
「なんだ。それなら大丈夫だぜ」~
微笑んで、魔理沙は自分のモノに手を添えて、後ろに押し当...
「あっ……」~
「力、抜いて。……いくぜ?」~
「うん……くぅぅっ!!」~
ずずっ!~
窄まりを押し広げて、先端が入った。そのまま、ゆっくりと...
ず、ずずずっ……~
「っ……へ、平気か?」~
「う、うん……熱いのか気持ちいいのかわかんないけど……」~
はぁっ、と嬌声に近いような息を漏らす。~
「よかった、痛くはないみたいだな。……じゃ、動かすぜ」~
「え、ちょっと、もう?」~
「痛くないんだろ?」~
「そりゃそうだけど……ひゃ、あっ」~
一番奥まで挿し込んだモノを、ゆっくりと引き抜いていく。...
激と快感が走る。~
「や、やだ……おかしくなりそう……んあぁっ」~
「ん、ふ…………くぅ、これじゃすぐ出ちゃう、ぜ……」~
ず、ずちゅ、ずっ……~
不用意に傷つけないように、ゆっくりと前後させる。~
その快感がじれったくて、魔理沙は何度も射精したくなる衝...
に痛がるアリスを想像して堪える。~
「んん、くぅ……はぁっ……あ……じんじんするよぉ……」~
「は、ぐ……くぅ……気持ち、いいか……アリス?」~
「うん……もうちょっと強くしてぇ……霊夢も、お願い……」~
「うん、一緒に気持ちよく、なろ」~
その言葉に応えて、霊夢もゆっくりと抽送を始めた。~
~
ずっ、ずっ、ちゅっ、ずぷっ、ちゅ、ぐちゅ……~
「ん……んん、はぁっ……あ、あっあっ……!!」~
膣と腸を擦り上げられる快感がアリスを真っ白な意識の果て...
息の合ったタイミングで交互に突き上げられて、その衝撃がさ...
「くぅ、あ、だめ、そんなに締められたら……っ……!!」~
「くぅ、私もそろそろやばいっ……」~
「ふあ、ああっ、おしりが、アソコが、熱くて、体が爆発しち...
霊夢が根元まで突き上げ、愛液と精液を掻き出しながら引き...
ぎりぎりまで引き抜き、根元までつらぬき、アリスの体が猛烈...
「ひぃんっ…! ふぁ、あん……!! あ、だめ、あ、あっ!! ...
なっちゃ、ああぁぁ……!!」~
「ア、リスっ、いくの? いっちゃうの……!? 私も、私もい...
「ああっ……くぅ、もう駄目だ、これ以上は堪えられないっ……!...
耐えていた何かが壊れて、快感の奔流が三人を襲い、~
~
「あ、ああっ、ふぁぁぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁー...
びくん、びくびくっ!!~
「ん、んーーーーーーーっ……!!」~
どくっ、どぴゅっ、びゅるっ……!!~
「くぅ、ああぁっ――――!!」~
どくん、どくっ、びゅ、どくっ……!!~
三人同時に果てて、空白に意識を沈めた。~
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
「ん、んあ……って、あれ?」~
まぶたを通り抜けて差し込む光。それがとても眩しくて、ア...
寝惚けた目と頭で周囲の状況を見、昨日のことを思い出す。~
たしか、昨日は十五夜で――~
「あ」~
昨日の告白とその後の乱れようを思い出し、顔を赤くして慌...
裸のままだった。シーツがかけられているのがせめてもの救い...
どうしたものかと周囲を見回していると、台所のほうから音...
も。~
それに誘われるように、襖を開けた。~
~
「あら、おはよう。もう起きていいの?」~
そういって出迎えてくれたのは、縁側でお茶を飲んでいる霊...
少し頬を染めたが、それ以外はいつも通りに接してきた。~
今はそれがありがたいと、アリスは心の奥で思った。~
なにしろ、下手に違った反応をされても、お互い照れたり恥...
くしてしまうのだ。~
「うん、まあ。何だか少しお尻が痛い気もするけれど」~
「おいおい、あのときは痛くないっていったろ」~
横槍を入れたのは、台所にいる魔理沙だ。なんと料理をして...
「え、あ……だってあのときは……その、気持ちよかったから気が...
「うわいてっ!! い、いきなり変な事いうなよ」~
どうやら膝をどこかにぶつけたらしく、魔理沙が飛び上がっ...
「もう、だらしないわね魔理沙ったら……昨日、あんなことした...
「う、ひょっとして根に持ってるか?」~
「当たり前じゃない……すっごく恥ずかしかったんだから。その...
よ?」~
「……藪もつついてないのに蛇が出てきたぜ」~
「自業自得よ」~
「そうそう」~
「って、お前も一緒にやったろ」~
「ああ、そういえばそうだったわね。じゃ、アリスにも後でお...
「ちょっと魔理沙、人の藪を勝手に突付くんじゃないわよ」~
「不可抗力だぜ」~
そこで、霊夢が思い出したように手を打ち、~
「あ、アリスはお返ししなくても良いわね。……昨日、一番大切...
ね」~
そう言って微笑み、アリスはとたんに赤面した。~
「ちょ、ちょっと霊夢」~
「だって本当のことでしょ? ふふ、本当に可愛かったわ、ア...
「…………」~
昨日のことがフラッシュバックして、アリスは顔を更に赤く...
~
~
◇ ◇ ◇~
~
~
魔理沙の作った朝食を食べてから、アリスは境内に出て、空...
「ふぅ……」~
大きく息をついて、眼を閉じる。~
~
誰かと一緒になること。誰かを愛すること。愛し合うこと。~
かつて、百年以上の歳月を独りで過ごしていた時の願いが甦...
それは、叶うはずもなく、叶えるつもりもなく、それ故に夢...
だが、その夢は昨日、図らずも叶ってしまった。~
叶うはずの無い夢。なら、あれは本当に夢だったのか。~
~
――いや、そんなことはないのだ。~
後ろを振り向く。そこには同じように散歩にでてきたのか、...
――だって、この夢は。~
駆け寄るようにして、二人に近づき、二人とも抱きしめた。~
――先に続いているから。~
~
~
To be continued...~
~
~
~
~
割とあとがき~
~
いろいろとダラダラ長引かせてすいません。初めまして。595...
ルは次のときに回しときます。~
~
~
まず、ネチョいシチュを頂いた東方ネチョスレの皆様、~
挫けそうな時に春度を脳髄に叩き込んでくれたネチョ絵板の...
そして先駆けてエロス(ネチョス?)を表現し、~
私にネチョ文を書く勇気をくれたSS職人の皆様方に、満願の...
特に21スレ633氏。最高にエロいですサー。~
~
実を言えば、当初はやや強姦気味にアリスをネチョる予定だ...
ところがさあ書き始めようとした瞬間に脳内のエロジーザスが~
「照れ怒る霊夢、恥ずかしがる霊夢萌え。すなわち今すぐ書け」~
「サー、イエス、サー!!」~
と、神託(というか電波)を与えてくださったのでえらい回...
それにネチョシーン自体書くのが初めてでそこそこ苦戦。え...
特に待たせてしまった方々には申し訳ないです。~
~
さて、これ以上書いても言い訳と反省しか浮かばなくなって...
を置こうと思います。~
~
では、またの機会に。幻想郷に幸あれ。~
~
執筆人:21スレ595
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