とうほうネチョロダ/暴走する愛の24時間
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注意 お子様厳禁。~
内容によって、『何だこの糞つまらねぇ駄文はぁぁぁぁ...
『うげぇ嫌なもん見ちまったおえぇぇぇ』と食べた物を...
『おお私の愛しい(キャラ名)が何て酷い事にっ!』っ...
まあそんな症状を引き起こさせるほどどえらい文章を書...
痛いのとか汚いのとか駄目な人は要注意。お子様は論外。~
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「いやーしかし、負けたのがパチュリーで良かったぜ」~
「私も、魔理沙になら負けても良かったかも」~
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戦い済んで一夜開け。~
パチュリーの控え室で、二人っきりの祝勝会が始まろうとし...
~
「それじゃ、パチュリーの準決勝進出をを祝って」~
「「かんぱ~い」」~
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『暴走する愛の24時間』~
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「くあ~~~~旨い!」~
「ホント、美味しいわ…」~
魔理沙が持ってきた酒はとっておきの一本、大吟醸『緋蜂・...
滅多にお目にかかることの出来ない一品だ。~
~
「みんなも来れば良かったのにな」~
「そうね。何でみんな来ないのかしら」~
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『って事で、明日は祝勝会をしようと思うんだが』~
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『私は遠慮しておくわ』~
(パチェったら最近は口を開くたびに魔理沙魔理沙と)~
『お嬢様がそう仰るのでしたら、私も』~
(全くです。昼間っから所構わずベタベタイチャイチャと)~
『私もお姉様と一緒に居るわ』~
(おかげで魔理沙もあんまり遊んでくれないし)~
『ちょっと用事がありますから…』~
(この間なんて門まで見送りに出て『さよならのキスは?』で...
『私もそれのお手伝いを…』~
(この前私が書架の整理をしてたら、本棚の一つ向こうで二人...
~
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(この上ダブルでのろけ話に付き合わされてたまるかっ!)×5~
~
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『そう、残念だわ』~
~
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そんな訳で、祝勝会は二人っきりだった。~
二人でも別に問題は無い…と言うか、むしろ邪魔が入らなくて...
流石に二人だと宴の進み具合も速い。~
一升瓶が空になる頃には、二人はすっかり出来あがっていた。~
~
「ねえ魔理沙…」~
「何だ?」~
「一緒にお風呂に入らない?」~
「…そうだな、入るか」~
~
二人は身体を重ねた事はあっても、一緒に風呂に入った経験...
もっとも、逢瀬の場所が紅魔館の図書館であるから、それも...
~
~
ちゃぽーん。~
~
~
「あー、いい湯だな…」~
「気持ちいいわね…」~
~
各部屋に備え付けの風呂であるから狭い。二人で入ると窮屈...
でも二人にはお湯より、互いの肌の感触の方が心地良かった。~
~
「やっぱり、パチュリーの肌は綺麗だな…」~
魔理沙がパチュリーの身体をべたべたと触り始める。~
「な、何言ってるのよ? さては魔理沙、酔ってるわね?」~
「酔ってるぜ。でも酔ってなくても私は言うぜ」~
魔理沙の手が次第に際どい所を触り始める。~
「もっ、もう…」~
このまま堕とされてしまうのもまた無上の快楽ではあったが...
「あっ、そうだ」~
思い出したように言い、立ち上がる。~
~
「いい入浴剤があるのよ。ちょっと待ってて」~
パチュリーはそう言うと、軽く身体を拭いて出て行った。~
~
「入浴剤かぁ…」~
~
魔理沙の程よく酔っ払った頭では、この後に起きる事を予想...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
「お待たせ」~
パチュリーが戻ってきた。手には小瓶が握られている。~
蓋を外すと、中の青い粉をさらさらと湯船に流し込む。~
「よくかき混ぜてね」~
魔理沙は言われた通り、お湯をぐるぐるとかき混ぜる。~
「お、何だかお湯にとろみがついたような…?」~
だが、とろみなどと言う言葉では済まず、あっと言う間にメ...
「おっ、おい! 何だよこれ!?」~
気付くのが遅れた。もはやお湯は水銀のように重く、魔理沙...
「何って、入浴剤よ」~
「見え透いた嘘は良くないぜ」~
パチュリーがにこりと笑う。~
「まあ、すぐに分かるわ」~
「分かるって…」~
~
その時、お湯が、ずるりと動いた。~
豆腐で擦ったかのような、奇妙な感覚が魔理沙の肌を撫でる。~
~
「ま、まさか、これ…」~
「そう、スライムの素、よ」~
お風呂のお湯は、一体の大きなスライムになっていた。~
~
「な、何をするつもりだよ…」~
その質問にパチュリーは質問で返す。~
~
「魔理沙、私の事、好き?」~
「ああ、好きだぜ」~
「私も、魔理沙が大好きよ」~
パチュリーの顔が、ぐっと魔理沙に近づく。~
~
「でね、愛してるからこそ、壊れるほど苛めたい、無茶苦茶に...
「…無いって言ったら嘘になるな」~
「だから…ね」~
「か、勘弁してくれ…」~
「駄目よ。だって魔理沙だって私に勝ったら、これ幸いに私を...
魔理沙が言葉に詰まる。~
「…お見通し、って訳か」~
「考える事は同じ、って事よ」~
~
~
~
パチュリーはまた風呂場を出て行くと、いろいろと持って戻...
まず手に取ったのは透明な一升瓶。中にはなにやら紫色の液...
魔理沙はやる事も無いのでスライムに拘束されながらそれを...
温かいのは良かったが、時々もぞりと動くのが気持ち悪い。~
「それは何だ?」~
「媚薬よ」~
天井に付けておいた小さなフックに縛った一升瓶を逆さに吊...
蓋に空いた穴から少しずつ中身が湯船に落ちる仕組みだ。~
「えらく色が強烈なんだが…どれくらい効くんだ?」~
「普通に使って楽しむなら、この湯船のお湯にコップ半分も入...
~
もう一度確認する。天井からぶら下がっているのは確かに一...
~
「…私を殺すつもりか? そいつはルール違反だぜ」~
「だからこれ。飲んで」~
魔理沙の口元にやや赤っぽい液体の入った小瓶を持っていく。~
魔理沙は黙ってそれを飲み干す。~
「味はまぁまぁだな…これは?」~
「強心剤とかいろいろ。魔理沙の心臓が破裂しちゃわない様に...
「ちゃんと効くのか?」~
「私が1500メートル走って息切れしなかったわ」~
~
微妙な検証だが、良く効く事は間違い無さそうだ。~
~
「それからこれね」~
今度は薄い緑色の液体を飲ませる。~
「今のは何だ?」~
「強精神剤。魔理沙が廃人になったら困るから」~
そう言うと、最後の薬品を取り出す。~
~
振り帰ると、魔理沙の目には涙が溢れ、震えで歯がかちかち...
「魔理沙…可愛いわ」~
「パチュリー…キス、してくれ」~
言われた通り、唇を重ねる。魔理沙が荒っぽく舌を絡めてく...
「愛してるって、言ってくれ」~
「愛してるわ、魔理沙」~
「もっと」~
「愛してる」~
「もっと!」~
「愛してる、愛してるわ魔理沙。大好きよ」~
~
短い言葉に、乗せられるだけの想いを乗せて、愛を囁く。~
魔理沙は、少し落ちついたようだった。~
~
パチュリーは魔理沙から離れると、最後の丸薬を湯船に放り...
~
「それじゃあ、24時間よろしくね、魔理沙」~
丸薬はスライムに飲み込まれると、しゅわしゅわとあっとい...
~
スライムが大きく動き出す。~
「うひゃっ!?」~
~
「そうそう、私は水晶玉で見てるからね」~
パチュリーはそれだけ言い残すと、魔理沙に背を向ける。~
~
「愛してるぜ、パチュリー」~
パチュリーの後ろ姿にそう呼びかける。~
こう言えるのはこれが最後になるかもしれない。本気でそう...
~
~
~
そして、風呂場の扉が閉まった。~
~
~
____________________________...
~
~
~
パチュリーは服を着ると、時計を確認した。~
「3時間…流石に暇ね…」~
そう言うと、おもむろに本に手を伸ばした。~
~
~
~
~
~
~
「うーーー」~
「あーーー」~
「むーーー」~
魔理沙は、時々そんな声を上げていた。~
どことなくイライラするような、そんな気分だった。~
スライムは魔理沙の体表をずるずると動いているが、そんな...
まだ媚薬も効いてはいないから、強烈な刺激が来るわけでも...
とはいえスライムに揉まれていてはリラックスもできなかっ...
「あーもー、気持ち悪い…」~
~
~
~
~
30分経過。~
~
~
~
~
パチュリーは、まだ本を読んでいた。~
今読んでいるのは、ある種の魔道具の解説書である。~
類似品との相違、他の魔道具との併用における注意など、詳...
~
~
~
~
~
「ん…はぁ…ぅ」~
魔理沙の方は、媚薬がかなり効いてきていた。~
コップ半分などとっくにオーバーしている。~
だがスライムの動きがゆっくりなので、非常にもどかしい。~
「うーーーっ」~
自分で触ろうにも、スライムにがっちり固められて身動き一...
ストレスは溜まる一方だった。~
~
~
~
~
~
1時間経過。~
~
~
~
~
「んなっ…!?」~
スライムの動きに変化が現れた。~
今まで体表を蠢くだけだったスライムが、体内に侵入し始め...
秘穴、尻穴、尿道に流れ込み、淫核と包皮の間や、臍の溝や...
ただ流れるのではない。その表面だけが『流れ』、触れた部...
複数箇所の体内を擦られる未知の感覚。~
「うはっ、あひゃっ、んあぁぁぁぁっ」~
口に入ってこられたら窒息確定だが、首から上には上がって...
~
~
~
~
パチュリーはしばし読書を中断して、水晶玉を覗きこむ。~
快感に悶え狂う魔理沙の姿が、目の前にいるかのように映し...
水晶玉の中の魔理沙が上を見上げる。~
その顔に絶望が浮かんだ。~
一升瓶の残りを確認したのだろう。~
「ふふふ…そう、まだまだこれからよ、魔理沙…」~
パチュリーはそう言うと、読書を再開した。~
~
~
~
~
1時間30分経過。~
~
~
~
「うあーっ! むーっ! うがーっ!」~
一升瓶の中身は、既に半分以下になっている。~
にも関わらず、魔理沙はまだ一度もイっていなかった。~
強精神剤が、絶頂を遠ざけているのだ。~
尻穴に入り込んだスライムは既に腸の奥深くに達し、~
魔理沙の女の子を犯している部分は、今や子宮をも満たさん...
尿道を進んだスライムは膀胱を満たし、魔理沙の小水を吸い...
苦しみ、快感、どちらを取っても普通なら既に気絶している...
しかし強化された魔理沙の精神は頑強に耐えていた。~
「ぎゃーーーっ! ああああああああああ!」~
そしてそれは魔理沙を苦しめる結果となる…~
~
~
~
~
2時間経過。~
~
~
~
~
快感のリミッターが切れた。~
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
脳を物理的に破壊しそうな快感の爆発。~
普通ならこれで少し落ちつくのだが、散々底上げされて来た...
どかん、どかん。頭の中で連続して爆発が起こる。~
「うぉぁっ! かっ! ひっ! きゃぁぁぁぁぁ!」~
~
~
~
~
「…来たのね」~
扉越しに聞こえてくる魔理沙の声が変わったのを認め、パチ...
再び水晶玉を覗きこむ。~
そこには、有らぬ方を向いた瞳で、顔から出る液体を全て垂...
「魔理沙…可哀想…でも可愛い…凄く可愛いわ…」~
パチュリーは、魔理沙を慈しむように水晶玉に手を添え、う...
~
~
~
~
それから一時間ほどの記憶は、魔理沙には無い。~
たまにまともな意識が戻っても、すぐに激流に洗い流されて...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
そして3時間が過ぎた。~
~
~
「…そろそろね」~
パチュリーは時計を確認すると椅子を立ち、風呂場に向かお...
~
こんこん。~
~
しかしその時、ドアを叩く音がした。~
「はーい、誰…」~
がちゃり。~
パチュリーがドアを開けると、立っていたのは霊夢だった。~
「何か用?」~
「ん、ちょっと様子を見に来ただけだけど…」~
「まあ良い所に来たわ。ちょっと手伝ってくれるかしら」~
~
了解した霊夢を、風呂場に連れて行く。~
風呂場には動きを止めたスライムと、浴槽を枕にして荒い息...
パチュリーは肘まである厚い皮手袋の片方を霊夢に渡す。~
「腕を片方ずつ引っ張り上げましょう。浴槽のお湯には絶対直...
~
流石にちょっと魔理沙が心配になった霊夢だが、ともかく出...
「それじゃ、せーの」~
ずるずるとスライムが剥れる妙な抵抗を持って魔理沙が引き...
スライムが水分を吸収しているため、身体がほとんど濡れて...
「…何よ、これ」~
「魔理沙の媚薬漬け…かしら?」~
『これ』の指している物が違ったが、あえて問い直しはしな...
~
膝まで引き上げると、一部が魔理沙の股間に貼り付いていて...
ぐいぐいと引っ張ると、三つの穴から細いスライムの筋が伸...
だがそれは随分と丈夫で、ちぎれずに魔理沙の穴から少しず...
「お゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!!」~
魔理沙が悶え、痙攣する。~
やがてじゅぽん! とスライムが抜け切ると、ぶしゅっ、ぶ...
~
~
「あーーーっ!! ひっ、ひぃぃぃっ!! いひぃぃぃぃぃぃ...
運んでいる最中から、魔理沙は狂ったようにイきまくってい...
衣擦れ一つですら、今の魔理沙には致命的な刺激となる。~
~
とりあえず、魔理沙をベッドに寝かせる。~
~
「身体を拭いてあげるわ」~
パチュリーはそう言うとタオルを魔理沙の身体の上に乗せる。~
拭くとは言っても、脚の間を除けばほとんど濡れてはいない。~
だがパチュリーはタオルを掴むと、胸からお腹にかけてをご...
途端、魔理沙の身体がベッドから跳び上がりそうなぐらいに...
「貴方も拭いてあげて」~
タオルを受け取った霊夢は、乾布摩擦の要領で魔理沙の腕を...
~
拭かれた部分から全身が焼け落ちて行く。~
思考を消し飛ばす衝撃と、意志を挟まずして踊る身体。~
魔理沙にできるのは、その既知外な快感に、ただ耐える事の...
耐えれてしまう、というのが最悪だった。~
~
二人は上から下へ、足の指の間まで丁寧に拭いていった。~
残っているのは、既にシーツも吸収し切れずに小さな池を作...
「いくら拭いても無駄だとは思うけど…ここも拭いてあげるわ」~
パチュリーが魔理沙の脚を大きく開く。~
「い、いゃ…やめ…」~
もちろんそんな言葉には耳を貸さない。~
もっとも敏感な突起とその周りを、手加減せずに拭く。~
~
~
隕石が直撃でもしたかのような衝撃。~
魔理沙は声すらも出せず、ただびくびくと痙攣するのみ。~
本当なら一瞬で精神が崩壊するか、心臓が止まっているだろ...
それでも壊れも、気絶もできない。~
そんな衝撃が二度、三度、いや、切れ目無く魔理沙を襲う。~
地獄の鬼でも、もう少し慈悲のある責め方をするだろう。~
~
パチュリーは、魔理沙の身体がほとんど反応しなくなるまで...
霊夢はパチュリーがいつまでも止めないので、呆れて途中で...
~
~
~
~
ようやうパチュリーが手を止めた。~
「…魔理沙?」~
返事は無く、呼吸運動以外にぴくりとも動かない。~
どうやら眠ってしまったようだ。~
パチュリーも疲れたので、一緒に眠る事にした。~
魔理沙には眠りの魔法をかける。こうしないと少し動かした...
~
「おやすみ魔理沙…しばしの安らぎを」~
~
~
~
~
____________________________...
~
~
~
魔理沙はまだ眠っていた。~
~
一足先に目を覚ましたパチュリーはしばらくその寝顔を愛で...
寝た時間も遅かったため、もうそろそろ昼だ。~
次はどんな表情を見せてもらおうか?~
パチュリーは次の命令を考えると、兎にも角にも魔理沙を起...
~
目の前にある二つのピンク色の頂を、両手できゅっと摘む。~
「あうっ!」~
魔理沙が目を覚ます。~
あっちこっちを触ってみる。~
「はぁん、んぁっ、んふぅ!」~
媚薬が適度に抜けたらしい。丁度いい具合だ。~
~
「さあ魔理沙、起きて。朝食にしましょう」~
~
衣擦れでもじもじする魔理沙を眺めながら朝食をとった。も...
~
~
~
~
食事が終わると、椅子から魔理沙を立たせる。~
あまりのんびりしている訳にもいかない。~
「スカートまくり上げて」~
「はいよ」~
パチュリーは魔理沙の正面にしゃがむと、一気にドロワーズ...
「んっ」~
擦れた所から、魔理沙の背筋に快感が走る。~
「あら、濡れてるじゃないの」~
「媚薬のせいだろ…一升瓶はやりすぎだぜ…」~
触られただけで思考が消し飛ぶ激しさは過ぎたが、まだ魔理...
衣擦れが起きた所がかあっと赤く燃え上がる。~
~
パチュリーは透明なチューブを取り出すと、魔理沙の恥ずか...
魔理沙の腰にバンドをはめ、チューブが外れないように固定...
もう片方の端は、それぞれ瓶の中へ。~
~
「お、おい、何をさせるつもり…」~
「腹ごなしに、お散歩に行きましょう」~
三つの瓶を、小さなカートにとりつけたラックに入れ、カー...
「これを押してね」~
「な、な、な……」~
魔理沙の声が震える。~
~
なかなか動こうとしない魔理沙に、パチュリーは甘い甘いキ...
「…さあ、出掛けましょう」~
魔理沙は観念して扉に手をかけた。~
パチュリーが一緒に居てくれるのがせめてもの救いだった。~
~
~
~
~
~
魔理沙はできる限り平静を装って歩いている…本人はそのつも...
だがスカートから出ているチューブとその先にある瓶を乗せ...
股に挟んだチューブが邪魔で、歩き方もぎこちない。~
おまけにパチュリーが身体をあちこちと触ってくる。~
媚薬の染み込んだ肌には辛い。膝が抜けそうになる。~
「パ、パチュリー、あんまり触らないでくれ…ひんっ」~
「あら、じゃあ一人で行ってくる?」~
魔理沙は黙ってしまう。断然、パチュリーが居てくれる方が...
こんな状態で一人ぼっちにされたら、本当に心が砕けてしま...
~
~
そこへやってきたのは紅魔館のメイド長、十六夜咲夜である。~
彼女は魔理沙を一目見て全てを察し、苦い顔で大きくため息...
「…心底同情するけど手助けはしないわ。精々がんばって晒し者...
「同情だけありがたく受け取っておくぜ…」~
~
咲夜はパチュリーに挨拶をすると、さっさと立ち去ってしま...
魔理沙が運んでいる瓶の一つには、早くも透明な液体が溜ま...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
魔理沙は少しだけ悩んでいた。~
~
聞こうか、聞くまいか。~
聞いたって無駄だと言う事は分かっている。~
でも聞かないのも自分からやってるみたいで嫌だし…~
~
「なあ、パチュリー」~
「何?」~
「トイレに行きたいんだが」~
「自分で運んでるじゃない」~
~
やっぱりか…~
魔理沙はこの先起こるであろう悪夢を考えないようにしなが...
~
~
とその時、二人の方に向かって歩いてくる、これまた二人の...
亡霊の主従、西行寺幽々子と魂魄妖夢である。~
「あら、こんにちは」~
「こんにちは」~
幽々子がパチュリーに挨拶をすると、妖夢もそれに続く。~
ここまで勝ち残ってきた者同士、知らない顔ではなかった。~
「こんにちは」~
~
「あら、可愛いペットね」~
魔理沙を見ながら幽々子が言う。これが裏最萌である事は当...
「ペットじゃないわ、れっきとした恋人よ」~
パチュリーがそう言って魔理沙に抱きつき、その身体をすり...
「ふゃっ!? やめっ、そんなにっ、したらぁっ!」~
魔理沙が声を漏らす。立っているのが辛くなり、パチュリー...
~
幽々子は楽しそうにその様子を見ている。~
それとは対照的に、妖夢の方は幽々子の影に隠れ、赤面して...
~
「んーーーーーーーーっ!!」~
~
魔理沙がびくびくと震える。~
そのはずみで、少しだけ小水が漏れてしまった。~
~
「んっ」~
~
下腹部に力を入れて、漏れるのを止める。~
だが、またすぐに力が抜け、漏れ出す。~
~
(お、おしっこ、気持ちいい…!?)~
~
媚薬のせいだと知っていても、排泄で感じるなど、認めたく...
しかし、段々と快感に負けて力が入らなくなり、ついには漏...
透明な瓶に、ちょろちょろと黄金色の液体が注がれる。~
~
「いっ、嫌っ、やだっ、やだぁっ、あーーーーーーーーーーー...
~
放尿が終わると同時に、魔理沙は達してしまった。~
俯いたその顔には涙が光っている。~
~
それに追い討ちをかけるように、幽々子が口を開く。~
~
「あらあら、貴方の恋人は、人前でお漏らしをするのね」~
「お漏らしじゃないわ。だってトイレはここですもの」~
~
そう言いながら、今度は魔理沙のお腹を時計回りに撫でる。~
食事に盛った利尿剤が効いてきたと言う事は、下剤の方も効...
ほどなく、魔理沙のお腹がごろごろと鳴る音が、パチュリー...
~
「ひぃっ! お、お願い、許して、それだけは許してぇっ!!」~
~
魔理沙が必死に懇願するが、こうなってはもう遅い。~
尻にチューブを突っ込まれている為に、我慢することもまま...
そして非情にも、出口に向かって進むそれは、身体の内側か...
~
「あっ、は、あぁぁぁ…、嫌ぁぁぁ、んあぁっ!」~
~
びちゃ。びちゃびちゃ。~
太めのチューブを茶色の物体と液体が抜け、汚らしい音を立...
魔理沙は背中をのけぞらせ、快感に身を震わせながら、身体...
~
~
辺りに強烈な臭いがたちこめる。~
魔理沙は快感と、絶望と、羞恥と、涙と、いろんな物がごっ...
パチュリーに支えられて立ってはいるものの、その身体には...
~
「可愛いわ、魔理沙」~
~
パチュリーが魔理沙に口付ける。~
魔理沙は抵抗もせずに唇と舌を受け止める。~
~
「まあ、お熱い事で。行きましょ、妖夢」~
「は、はひ…」~
~
幽々子は冗談めかして言うと、妖夢を連れてその場を去った。~
妖夢は気が動転しているのか、呂律が回っていなかった。~
~
~
~
「さ、私達も行きましょ」~
魔理沙は返事をせず、力の入らない身体をパチュリーに支え...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
次に出会ったのはフランドールだった。~
フランドールは異臭に鼻を押さえ、その原因を確認すると、...
~
「ねーねー、魔理沙が面白い事になってるわよ~~~~~!!」~
「いっ!?」~
予想外の行動。~
フランドールが向き直る。~
「フ、フラン…」~
~
どうして?~
魔理沙が目で疑問を投げかける。~
~
フランドールは答えず、魔理沙に向かってあかんべーをする...
~
~
(ふんっ! 魔理沙ったら最近ちっとも遊んでくれないんだも...
~
~
~
「あ、あ、あ………」~
「あーあ、嫌われちゃったわね」~
~
~
フランドールの声を聞いた者達が、何事かと見にやって来る。~
ある者は鼻をつまみ、ある者はそそくさと立ち去り、ある者...
~
死んでしまいたかった。~
そうでなければ、赤ん坊の様に転がって泣きわめきたかった。~
ただ、自分の隣に居る、自分をこんな目に遭わせた張本人で...
魔理沙は恥辱の散歩を終えた。~
~
~
扉を閉めた途端、心が限界を迎えた。~
パチュリーにすがりつき、わんわんと泣き出す。~
「も、もう、外に出れないよぉ…」~
「出なくていいわ。ずっと一緒に居ましょ…」~
パチュリーは優しく魔理沙を抱きしめた。~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
「…落ちついた?」~
「ああ…」~
「じゃ、次行きましょうか」~
~
パチュリーがにこやかにそんな事を言う。~
~
「い゛」~
「24時間まではまだ時間があるわ」~
「たっ、頼む、もう勘弁してくれ…」~
「だーめ」~
「ひっ…」~
~
後ずさる魔理沙を捕まえ、その口を口で塞ぐ。~
魔理沙が抵抗しなくなるまで唇を離さない。~
~
「ぷあっ…」~
「そうね…次は泣き叫ぶ顔でも見せて貰おうかしら」~
「勝手にしろ畜生…愛してるぜパチュリー」~
「愛してるわ魔理沙…」~
~
二人はもう一度、長い長いキスを交わした。~
~
~
____________________________...
~
~
~
「さて、これが何か分かる?」~
魔理沙は顔だけパチュリーの方に向けた。~
ベッドにうつ伏せに寝かされ、両手両足はそれぞれベッドの...
~
「…鞭、か?」~
細くしなるそれは、どう見ても鞭にしか見えなかった。~
「正解。でも、ただの鞭じゃないわ」~
~
パチュリーは鞭の先の方を軽く握ると、握りを持ったもう片...
顔を僅かに歪め、パチュリーが手を開くと、掌や指の腹がず...
~
「ね?」~
「ね? じゃ無いぜ…」~
~
手の傷を魔法でさっと治すと、改めて鞭を握りなおす。~
「さあ、覚悟はいいかしら?」~
「あー、そのなんだ、落ち着け。頼むから落ち着け」~
「あら、確かに私は魔理沙の事なら多少周りが見えなくなった...
「やめろ死ぬ死ぬまじで死ぬって!」~
「大丈夫よ傷ぐらい後で治してあげるから」~
~
びゅん! びしっ!~
~
「っ!!!!」~
皮を破り、肉を裂く鋭い痛み。~
~
びしっ! ばしっ! びしぃっ!~
~
「うあーーーーーっ!!! がーーーーっ!!!!! あーー...
~
びしっ! びしっ!!~
~
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いーーーーー...
~
~
時間にすれば、ほんの少しの間。~
大して回数も打たぬ内に、魔理沙の白かった背中は畑を起こ...
~
「い、いっ、いっ………」~
鞭打ちが終わっても、背中からビリビリと響く痛みに必死に...
背中がどうなっているかなんて想像したくも無かった。~
~
ごりごりごりごり…~
~
妙な音がした方を見てみると、パチュリーは小鉢で何かを練...
背中に塗る薬か何かだろうか。~
「こ、今度は何の薬だ…?」~
「ん、これは薬じゃないわ」~
~
小鉢の中身を魔理沙に見せる。~
見えるのは黄色いペースト状の物。それと、覚えのある臭い。~
~
「…辛子?」~
「その通り」~
そう言うとよく練られた辛子をごっそりと素手で掬う。~
~
「お、おい……」~
パチュリーがゆっくりと魔理沙の背中に近づく。~
「や、やめろ、やめろやめろ頼むからお願いだから後生だから...
魔理沙の必死の嘆願も、その目を妖しく光らせるパチュリー...
「やっ、やめっ、やめっ…」~
恐怖にぽろぽろと涙を流す魔理沙の背中に、手に一杯の辛子...
~
~
ずりゅ。~
~
~
「っぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
~
魔理沙の絶叫が響いた。~
パチュリーは構わず、肉が剥き出しになった背中にぐりぐり...
~
「ー~@×△■\$#&¥%†※⇔Я★▽ーーーーーーーーーーーーーー...
~
魔理沙は何か喚いているが、それは最早言葉の形をなしてい...
叫び声を受け止めながら、執拗に魔理沙の背中を蹂躙する。~
やがて魔理沙が声も出なくなり、ぴくぴくと痙攣するだけに...
~
手足の拘束を解いても、魔理沙は動こうともしない。~
パチュリーは魔理沙を風呂場に連れて行き、背中を流すと、...
ついでに、体力も回復させる。~
~
「はーっ、はー………」~
~
地獄から開放された魔理沙は大きなため息をつき、呼吸を整...
~
~
____________________________...
~
~
~
しかし、その安息も長くは続かない。~
~
「じゃあお風呂に浸かってね」~
「え? 風呂って…」~
風呂の中には昨日のスライムが、相変わらず時折もぞもぞと...
魔理沙はパチュリーの方を見るが、パチュリーはただ見つめ...
諦めて、再び地獄の釜の中にその身を沈める魔理沙。~
パチュリーがまた薬を出してきたので、黙って飲み干す。~
~
「…で、今度の薬は何なんだ?」~
「オルガスムス抑止剤」~
「…は?」~
言っている意味がすぐには理解出来ない。~
「早い話が、イけなくなる薬よ。…まあ体験してみれば分かるん...
そう言うとスライムの中に何かを放り込む。~
~
ややあって、スライムは昨日とはうって変わって激しく動き...
たちまち、魔理沙の中に侵入を開始し、身体を中から外から...
「んひっ! おうっ、おあぁっ! いひゃあああ!」~
「あ、今度はそんなに長く続かないから。でも突然に効果が切...
「あっ、あーっ! もうっ、いっ、いっ…?」~
~
イってしまう。頭が真っ白になる。そう予感した魔理沙だっ...
自分につけた竿から吊り下げられた餌を追いかける動物のよ...
早くイけと言わんばかりに、全身からさらなる快感が脳に叩...
だが魔理沙の脳はそれに対し、まだだ、もっと、と返答する。~
~
「いっ、いやっ、駄目っ、死ぬっ! 死ぬっっ!! 助けてー...
「それじゃ、頑張ってね」~
「かっ… ぐ… ぎ……」~
~
パチュリーの声は、もう魔理沙には聞こえていなかった。~
~
~
____________________________...
~
~
~
体はとっくに限界を迎えているのに、精神は限界に達せず、...
象が全力で引っ張っているのに切れない、一本の蜘蛛の糸。...
その目はあらぬ方向を向き、口の端からはぶくぶくと泡を吹...
~
~
どれくらいの時間が経ったのだろう。~
既に意識が希薄になっていた魔理沙だったが、突然に体が楽...
「?」~
~
ぶつん。~
~
魔理沙の意識は、そこで唐突に途切れた。~
~
~
~
~
~
~
~
「さて…もう終わった頃ね」~
パチュリーは時計を確認すると、風呂場に向かった。~
~
見れば、魔理沙は浴槽にもたれたまま、ぴくりとも動いてい...
「流石に気絶しちゃったかしら?」~
魔理沙の頬をぺちぺちと叩いてみる。~
~
反応は無い。~
~
「…あら?」~
パチュリーは異常に気付いた。いくら何でも静か過ぎる。~
手で魔理沙の鼻と口を塞いでみる。~
~
~
息を…していない…~
~
~
「たっ大変!」~
パチュリーは魔理沙を浴槽から引きずり出すと、ベッドに運...
魔理沙は目を覚まさない。心臓も止まったままだ。~
~
パチュリーの顔が青ざめる。~
~
今のは心臓マッサージのような物だから、生命維持に必要な...
パチュリーは慌てて転移魔法を唱える。着いた先は紅魔館の...
そこにある様々な品が並んだ棚の中から一つの小箱を取り出...
箱の中には淡く輝く小さな白い石が一つ。それを魔理沙の胸...
詠唱が終わると同時に、魔理沙の胸に石を埋め込むように、...
石から輝きが消え、音も無く砕け散って砂になる。~
~
あらゆる傷と異常を取り除き、命を取り戻すとっておきの中...
魂が体を離れてしまう前なら、これで生き返らない者はいな...
~
~
~
「ん…」~
~
魔理沙が目を開けると、泣きそうな顔で自分を覗きこむパチ...
~
「流石に死んだかと思ったぜ…」~
「本当に死んでたわよっ…!」~
~
パチュリーが魔理沙に抱きつき、わぁわぁと泣き出す。~
~
「泣くなよ…自分でやったんだろ…」~
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」~
~
「やれやれ…だぜ」~
~
魔理沙は苦笑すると、そっとパチュリーを抱きしめた。~
~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
それからというもの、パチュリーは以前にも増して、魔理沙...
~
~
~
「はい、あ~ん」~
「い、いいよ、自分で食えるって…」~
~
(おいおい、レミリア達が見てるぞ?)~
~
「あ~ん」~
「…あ、あ~ん…」~
~
~
~
~
(そもそも何で白黒の分の夕食まで作らなきゃならないのよ!...
(はぁ…友人辞めたくなってきたわ)~
(レミリア様、今度から本気で白黒を迎撃してもいいですか…?...
(…あんなのが私のご主人様だなんて…)~
(…………(スプーンが粉々に砕け散る))~
~
~
~
~
(うう…視線が痛い、痛すぎるぜ…)~
~
~
~
~
今日も幻想郷は、表向き平和であった。~
~
~
~
~
おしまい。~
~
~
~
____________________________...
~
~
~
あとがき~
~
ここまで読んでくれた人、貴方は中々に広い心の持ち主です...
本文読まずにあとがきだけ読んでる人、貴方は中々にひねく...
~
私の中のパチュリーと魔理沙は、基本的に魔理沙が攻めです...
全く逆らえない。~
~
「惚れた弱みって奴だぜ…」~
~
そんな感じです。~
~
で、折角なのでパチュリーをちょいと暴走させてみたら、気...
パチュリーに根暗なイメージはあまり持っていませんが、想...
~
次は普通にエロいのが書きたいなぁ。~
とは言っても、たまたま選んだ組み合わせとたまたま浮んだ...
~
それでは、ばいちゃ!~
~
終了行:
注意 お子様厳禁。~
内容によって、『何だこの糞つまらねぇ駄文はぁぁぁぁ...
『うげぇ嫌なもん見ちまったおえぇぇぇ』と食べた物を...
『おお私の愛しい(キャラ名)が何て酷い事にっ!』っ...
まあそんな症状を引き起こさせるほどどえらい文章を書...
痛いのとか汚いのとか駄目な人は要注意。お子様は論外。~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
「いやーしかし、負けたのがパチュリーで良かったぜ」~
「私も、魔理沙になら負けても良かったかも」~
~
戦い済んで一夜開け。~
パチュリーの控え室で、二人っきりの祝勝会が始まろうとし...
~
「それじゃ、パチュリーの準決勝進出をを祝って」~
「「かんぱ~い」」~
~
~
~
~
~
~
『暴走する愛の24時間』~
~
~
~
~
~
~
「くあ~~~~旨い!」~
「ホント、美味しいわ…」~
魔理沙が持ってきた酒はとっておきの一本、大吟醸『緋蜂・...
滅多にお目にかかることの出来ない一品だ。~
~
「みんなも来れば良かったのにな」~
「そうね。何でみんな来ないのかしら」~
~
~
~
~
~
~
~
~
『って事で、明日は祝勝会をしようと思うんだが』~
~
『私は遠慮しておくわ』~
(パチェったら最近は口を開くたびに魔理沙魔理沙と)~
『お嬢様がそう仰るのでしたら、私も』~
(全くです。昼間っから所構わずベタベタイチャイチャと)~
『私もお姉様と一緒に居るわ』~
(おかげで魔理沙もあんまり遊んでくれないし)~
『ちょっと用事がありますから…』~
(この間なんて門まで見送りに出て『さよならのキスは?』で...
『私もそれのお手伝いを…』~
(この前私が書架の整理をしてたら、本棚の一つ向こうで二人...
~
~
(この上ダブルでのろけ話に付き合わされてたまるかっ!)×5~
~
~
~
~
~
『そう、残念だわ』~
~
~
~
~
~
~
~
~
そんな訳で、祝勝会は二人っきりだった。~
二人でも別に問題は無い…と言うか、むしろ邪魔が入らなくて...
流石に二人だと宴の進み具合も速い。~
一升瓶が空になる頃には、二人はすっかり出来あがっていた。~
~
「ねえ魔理沙…」~
「何だ?」~
「一緒にお風呂に入らない?」~
「…そうだな、入るか」~
~
二人は身体を重ねた事はあっても、一緒に風呂に入った経験...
もっとも、逢瀬の場所が紅魔館の図書館であるから、それも...
~
~
ちゃぽーん。~
~
~
「あー、いい湯だな…」~
「気持ちいいわね…」~
~
各部屋に備え付けの風呂であるから狭い。二人で入ると窮屈...
でも二人にはお湯より、互いの肌の感触の方が心地良かった。~
~
「やっぱり、パチュリーの肌は綺麗だな…」~
魔理沙がパチュリーの身体をべたべたと触り始める。~
「な、何言ってるのよ? さては魔理沙、酔ってるわね?」~
「酔ってるぜ。でも酔ってなくても私は言うぜ」~
魔理沙の手が次第に際どい所を触り始める。~
「もっ、もう…」~
このまま堕とされてしまうのもまた無上の快楽ではあったが...
「あっ、そうだ」~
思い出したように言い、立ち上がる。~
~
「いい入浴剤があるのよ。ちょっと待ってて」~
パチュリーはそう言うと、軽く身体を拭いて出て行った。~
~
「入浴剤かぁ…」~
~
魔理沙の程よく酔っ払った頭では、この後に起きる事を予想...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
「お待たせ」~
パチュリーが戻ってきた。手には小瓶が握られている。~
蓋を外すと、中の青い粉をさらさらと湯船に流し込む。~
「よくかき混ぜてね」~
魔理沙は言われた通り、お湯をぐるぐるとかき混ぜる。~
「お、何だかお湯にとろみがついたような…?」~
だが、とろみなどと言う言葉では済まず、あっと言う間にメ...
「おっ、おい! 何だよこれ!?」~
気付くのが遅れた。もはやお湯は水銀のように重く、魔理沙...
「何って、入浴剤よ」~
「見え透いた嘘は良くないぜ」~
パチュリーがにこりと笑う。~
「まあ、すぐに分かるわ」~
「分かるって…」~
~
その時、お湯が、ずるりと動いた。~
豆腐で擦ったかのような、奇妙な感覚が魔理沙の肌を撫でる。~
~
「ま、まさか、これ…」~
「そう、スライムの素、よ」~
お風呂のお湯は、一体の大きなスライムになっていた。~
~
「な、何をするつもりだよ…」~
その質問にパチュリーは質問で返す。~
~
「魔理沙、私の事、好き?」~
「ああ、好きだぜ」~
「私も、魔理沙が大好きよ」~
パチュリーの顔が、ぐっと魔理沙に近づく。~
~
「でね、愛してるからこそ、壊れるほど苛めたい、無茶苦茶に...
「…無いって言ったら嘘になるな」~
「だから…ね」~
「か、勘弁してくれ…」~
「駄目よ。だって魔理沙だって私に勝ったら、これ幸いに私を...
魔理沙が言葉に詰まる。~
「…お見通し、って訳か」~
「考える事は同じ、って事よ」~
~
~
~
パチュリーはまた風呂場を出て行くと、いろいろと持って戻...
まず手に取ったのは透明な一升瓶。中にはなにやら紫色の液...
魔理沙はやる事も無いのでスライムに拘束されながらそれを...
温かいのは良かったが、時々もぞりと動くのが気持ち悪い。~
「それは何だ?」~
「媚薬よ」~
天井に付けておいた小さなフックに縛った一升瓶を逆さに吊...
蓋に空いた穴から少しずつ中身が湯船に落ちる仕組みだ。~
「えらく色が強烈なんだが…どれくらい効くんだ?」~
「普通に使って楽しむなら、この湯船のお湯にコップ半分も入...
~
もう一度確認する。天井からぶら下がっているのは確かに一...
~
「…私を殺すつもりか? そいつはルール違反だぜ」~
「だからこれ。飲んで」~
魔理沙の口元にやや赤っぽい液体の入った小瓶を持っていく。~
魔理沙は黙ってそれを飲み干す。~
「味はまぁまぁだな…これは?」~
「強心剤とかいろいろ。魔理沙の心臓が破裂しちゃわない様に...
「ちゃんと効くのか?」~
「私が1500メートル走って息切れしなかったわ」~
~
微妙な検証だが、良く効く事は間違い無さそうだ。~
~
「それからこれね」~
今度は薄い緑色の液体を飲ませる。~
「今のは何だ?」~
「強精神剤。魔理沙が廃人になったら困るから」~
そう言うと、最後の薬品を取り出す。~
~
振り帰ると、魔理沙の目には涙が溢れ、震えで歯がかちかち...
「魔理沙…可愛いわ」~
「パチュリー…キス、してくれ」~
言われた通り、唇を重ねる。魔理沙が荒っぽく舌を絡めてく...
「愛してるって、言ってくれ」~
「愛してるわ、魔理沙」~
「もっと」~
「愛してる」~
「もっと!」~
「愛してる、愛してるわ魔理沙。大好きよ」~
~
短い言葉に、乗せられるだけの想いを乗せて、愛を囁く。~
魔理沙は、少し落ちついたようだった。~
~
パチュリーは魔理沙から離れると、最後の丸薬を湯船に放り...
~
「それじゃあ、24時間よろしくね、魔理沙」~
丸薬はスライムに飲み込まれると、しゅわしゅわとあっとい...
~
スライムが大きく動き出す。~
「うひゃっ!?」~
~
「そうそう、私は水晶玉で見てるからね」~
パチュリーはそれだけ言い残すと、魔理沙に背を向ける。~
~
「愛してるぜ、パチュリー」~
パチュリーの後ろ姿にそう呼びかける。~
こう言えるのはこれが最後になるかもしれない。本気でそう...
~
~
~
そして、風呂場の扉が閉まった。~
~
~
____________________________...
~
~
~
パチュリーは服を着ると、時計を確認した。~
「3時間…流石に暇ね…」~
そう言うと、おもむろに本に手を伸ばした。~
~
~
~
~
~
~
「うーーー」~
「あーーー」~
「むーーー」~
魔理沙は、時々そんな声を上げていた。~
どことなくイライラするような、そんな気分だった。~
スライムは魔理沙の体表をずるずると動いているが、そんな...
まだ媚薬も効いてはいないから、強烈な刺激が来るわけでも...
とはいえスライムに揉まれていてはリラックスもできなかっ...
「あーもー、気持ち悪い…」~
~
~
~
~
30分経過。~
~
~
~
~
パチュリーは、まだ本を読んでいた。~
今読んでいるのは、ある種の魔道具の解説書である。~
類似品との相違、他の魔道具との併用における注意など、詳...
~
~
~
~
~
「ん…はぁ…ぅ」~
魔理沙の方は、媚薬がかなり効いてきていた。~
コップ半分などとっくにオーバーしている。~
だがスライムの動きがゆっくりなので、非常にもどかしい。~
「うーーーっ」~
自分で触ろうにも、スライムにがっちり固められて身動き一...
ストレスは溜まる一方だった。~
~
~
~
~
~
1時間経過。~
~
~
~
~
「んなっ…!?」~
スライムの動きに変化が現れた。~
今まで体表を蠢くだけだったスライムが、体内に侵入し始め...
秘穴、尻穴、尿道に流れ込み、淫核と包皮の間や、臍の溝や...
ただ流れるのではない。その表面だけが『流れ』、触れた部...
複数箇所の体内を擦られる未知の感覚。~
「うはっ、あひゃっ、んあぁぁぁぁっ」~
口に入ってこられたら窒息確定だが、首から上には上がって...
~
~
~
~
パチュリーはしばし読書を中断して、水晶玉を覗きこむ。~
快感に悶え狂う魔理沙の姿が、目の前にいるかのように映し...
水晶玉の中の魔理沙が上を見上げる。~
その顔に絶望が浮かんだ。~
一升瓶の残りを確認したのだろう。~
「ふふふ…そう、まだまだこれからよ、魔理沙…」~
パチュリーはそう言うと、読書を再開した。~
~
~
~
~
1時間30分経過。~
~
~
~
「うあーっ! むーっ! うがーっ!」~
一升瓶の中身は、既に半分以下になっている。~
にも関わらず、魔理沙はまだ一度もイっていなかった。~
強精神剤が、絶頂を遠ざけているのだ。~
尻穴に入り込んだスライムは既に腸の奥深くに達し、~
魔理沙の女の子を犯している部分は、今や子宮をも満たさん...
尿道を進んだスライムは膀胱を満たし、魔理沙の小水を吸い...
苦しみ、快感、どちらを取っても普通なら既に気絶している...
しかし強化された魔理沙の精神は頑強に耐えていた。~
「ぎゃーーーっ! ああああああああああ!」~
そしてそれは魔理沙を苦しめる結果となる…~
~
~
~
~
2時間経過。~
~
~
~
~
快感のリミッターが切れた。~
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
脳を物理的に破壊しそうな快感の爆発。~
普通ならこれで少し落ちつくのだが、散々底上げされて来た...
どかん、どかん。頭の中で連続して爆発が起こる。~
「うぉぁっ! かっ! ひっ! きゃぁぁぁぁぁ!」~
~
~
~
~
「…来たのね」~
扉越しに聞こえてくる魔理沙の声が変わったのを認め、パチ...
再び水晶玉を覗きこむ。~
そこには、有らぬ方を向いた瞳で、顔から出る液体を全て垂...
「魔理沙…可哀想…でも可愛い…凄く可愛いわ…」~
パチュリーは、魔理沙を慈しむように水晶玉に手を添え、う...
~
~
~
~
それから一時間ほどの記憶は、魔理沙には無い。~
たまにまともな意識が戻っても、すぐに激流に洗い流されて...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
~
そして3時間が過ぎた。~
~
~
「…そろそろね」~
パチュリーは時計を確認すると椅子を立ち、風呂場に向かお...
~
こんこん。~
~
しかしその時、ドアを叩く音がした。~
「はーい、誰…」~
がちゃり。~
パチュリーがドアを開けると、立っていたのは霊夢だった。~
「何か用?」~
「ん、ちょっと様子を見に来ただけだけど…」~
「まあ良い所に来たわ。ちょっと手伝ってくれるかしら」~
~
了解した霊夢を、風呂場に連れて行く。~
風呂場には動きを止めたスライムと、浴槽を枕にして荒い息...
パチュリーは肘まである厚い皮手袋の片方を霊夢に渡す。~
「腕を片方ずつ引っ張り上げましょう。浴槽のお湯には絶対直...
~
流石にちょっと魔理沙が心配になった霊夢だが、ともかく出...
「それじゃ、せーの」~
ずるずるとスライムが剥れる妙な抵抗を持って魔理沙が引き...
スライムが水分を吸収しているため、身体がほとんど濡れて...
「…何よ、これ」~
「魔理沙の媚薬漬け…かしら?」~
『これ』の指している物が違ったが、あえて問い直しはしな...
~
膝まで引き上げると、一部が魔理沙の股間に貼り付いていて...
ぐいぐいと引っ張ると、三つの穴から細いスライムの筋が伸...
だがそれは随分と丈夫で、ちぎれずに魔理沙の穴から少しず...
「お゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!!」~
魔理沙が悶え、痙攣する。~
やがてじゅぽん! とスライムが抜け切ると、ぶしゅっ、ぶ...
~
~
「あーーーっ!! ひっ、ひぃぃぃっ!! いひぃぃぃぃぃぃ...
運んでいる最中から、魔理沙は狂ったようにイきまくってい...
衣擦れ一つですら、今の魔理沙には致命的な刺激となる。~
~
とりあえず、魔理沙をベッドに寝かせる。~
~
「身体を拭いてあげるわ」~
パチュリーはそう言うとタオルを魔理沙の身体の上に乗せる。~
拭くとは言っても、脚の間を除けばほとんど濡れてはいない。~
だがパチュリーはタオルを掴むと、胸からお腹にかけてをご...
途端、魔理沙の身体がベッドから跳び上がりそうなぐらいに...
「貴方も拭いてあげて」~
タオルを受け取った霊夢は、乾布摩擦の要領で魔理沙の腕を...
~
拭かれた部分から全身が焼け落ちて行く。~
思考を消し飛ばす衝撃と、意志を挟まずして踊る身体。~
魔理沙にできるのは、その既知外な快感に、ただ耐える事の...
耐えれてしまう、というのが最悪だった。~
~
二人は上から下へ、足の指の間まで丁寧に拭いていった。~
残っているのは、既にシーツも吸収し切れずに小さな池を作...
「いくら拭いても無駄だとは思うけど…ここも拭いてあげるわ」~
パチュリーが魔理沙の脚を大きく開く。~
「い、いゃ…やめ…」~
もちろんそんな言葉には耳を貸さない。~
もっとも敏感な突起とその周りを、手加減せずに拭く。~
~
~
隕石が直撃でもしたかのような衝撃。~
魔理沙は声すらも出せず、ただびくびくと痙攣するのみ。~
本当なら一瞬で精神が崩壊するか、心臓が止まっているだろ...
それでも壊れも、気絶もできない。~
そんな衝撃が二度、三度、いや、切れ目無く魔理沙を襲う。~
地獄の鬼でも、もう少し慈悲のある責め方をするだろう。~
~
パチュリーは、魔理沙の身体がほとんど反応しなくなるまで...
霊夢はパチュリーがいつまでも止めないので、呆れて途中で...
~
~
~
~
ようやうパチュリーが手を止めた。~
「…魔理沙?」~
返事は無く、呼吸運動以外にぴくりとも動かない。~
どうやら眠ってしまったようだ。~
パチュリーも疲れたので、一緒に眠る事にした。~
魔理沙には眠りの魔法をかける。こうしないと少し動かした...
~
「おやすみ魔理沙…しばしの安らぎを」~
~
~
~
~
____________________________...
~
~
~
魔理沙はまだ眠っていた。~
~
一足先に目を覚ましたパチュリーはしばらくその寝顔を愛で...
寝た時間も遅かったため、もうそろそろ昼だ。~
次はどんな表情を見せてもらおうか?~
パチュリーは次の命令を考えると、兎にも角にも魔理沙を起...
~
目の前にある二つのピンク色の頂を、両手できゅっと摘む。~
「あうっ!」~
魔理沙が目を覚ます。~
あっちこっちを触ってみる。~
「はぁん、んぁっ、んふぅ!」~
媚薬が適度に抜けたらしい。丁度いい具合だ。~
~
「さあ魔理沙、起きて。朝食にしましょう」~
~
衣擦れでもじもじする魔理沙を眺めながら朝食をとった。も...
~
~
~
~
食事が終わると、椅子から魔理沙を立たせる。~
あまりのんびりしている訳にもいかない。~
「スカートまくり上げて」~
「はいよ」~
パチュリーは魔理沙の正面にしゃがむと、一気にドロワーズ...
「んっ」~
擦れた所から、魔理沙の背筋に快感が走る。~
「あら、濡れてるじゃないの」~
「媚薬のせいだろ…一升瓶はやりすぎだぜ…」~
触られただけで思考が消し飛ぶ激しさは過ぎたが、まだ魔理...
衣擦れが起きた所がかあっと赤く燃え上がる。~
~
パチュリーは透明なチューブを取り出すと、魔理沙の恥ずか...
魔理沙の腰にバンドをはめ、チューブが外れないように固定...
もう片方の端は、それぞれ瓶の中へ。~
~
「お、おい、何をさせるつもり…」~
「腹ごなしに、お散歩に行きましょう」~
三つの瓶を、小さなカートにとりつけたラックに入れ、カー...
「これを押してね」~
「な、な、な……」~
魔理沙の声が震える。~
~
なかなか動こうとしない魔理沙に、パチュリーは甘い甘いキ...
「…さあ、出掛けましょう」~
魔理沙は観念して扉に手をかけた。~
パチュリーが一緒に居てくれるのがせめてもの救いだった。~
~
~
~
~
~
魔理沙はできる限り平静を装って歩いている…本人はそのつも...
だがスカートから出ているチューブとその先にある瓶を乗せ...
股に挟んだチューブが邪魔で、歩き方もぎこちない。~
おまけにパチュリーが身体をあちこちと触ってくる。~
媚薬の染み込んだ肌には辛い。膝が抜けそうになる。~
「パ、パチュリー、あんまり触らないでくれ…ひんっ」~
「あら、じゃあ一人で行ってくる?」~
魔理沙は黙ってしまう。断然、パチュリーが居てくれる方が...
こんな状態で一人ぼっちにされたら、本当に心が砕けてしま...
~
~
そこへやってきたのは紅魔館のメイド長、十六夜咲夜である。~
彼女は魔理沙を一目見て全てを察し、苦い顔で大きくため息...
「…心底同情するけど手助けはしないわ。精々がんばって晒し者...
「同情だけありがたく受け取っておくぜ…」~
~
咲夜はパチュリーに挨拶をすると、さっさと立ち去ってしま...
魔理沙が運んでいる瓶の一つには、早くも透明な液体が溜ま...
~
~
~
____________________________...
~
~
~
魔理沙は少しだけ悩んでいた。~
~
聞こうか、聞くまいか。~
聞いたって無駄だと言う事は分かっている。~
でも聞かないのも自分からやってるみたいで嫌だし…~
~
「なあ、パチュリー」~
「何?」~
「トイレに行きたいんだが」~
「自分で運んでるじゃない」~
~
やっぱりか…~
魔理沙はこの先起こるであろう悪夢を考えないようにしなが...
~
~
とその時、二人の方に向かって歩いてくる、これまた二人の...
亡霊の主従、西行寺幽々子と魂魄妖夢である。~
「あら、こんにちは」~
「こんにちは」~
幽々子がパチュリーに挨拶をすると、妖夢もそれに続く。~
ここまで勝ち残ってきた者同士、知らない顔ではなかった。~
「こんにちは」~
~
「あら、可愛いペットね」~
魔理沙を見ながら幽々子が言う。これが裏最萌である事は当...
「ペットじゃないわ、れっきとした恋人よ」~
パチュリーがそう言って魔理沙に抱きつき、その身体をすり...
「ふゃっ!? やめっ、そんなにっ、したらぁっ!」~
魔理沙が声を漏らす。立っているのが辛くなり、パチュリー...
~
幽々子は楽しそうにその様子を見ている。~
それとは対照的に、妖夢の方は幽々子の影に隠れ、赤面して...
~
「んーーーーーーーーっ!!」~
~
魔理沙がびくびくと震える。~
そのはずみで、少しだけ小水が漏れてしまった。~
~
「んっ」~
~
下腹部に力を入れて、漏れるのを止める。~
だが、またすぐに力が抜け、漏れ出す。~
~
(お、おしっこ、気持ちいい…!?)~
~
媚薬のせいだと知っていても、排泄で感じるなど、認めたく...
しかし、段々と快感に負けて力が入らなくなり、ついには漏...
透明な瓶に、ちょろちょろと黄金色の液体が注がれる。~
~
「いっ、嫌っ、やだっ、やだぁっ、あーーーーーーーーーーー...
~
放尿が終わると同時に、魔理沙は達してしまった。~
俯いたその顔には涙が光っている。~
~
それに追い討ちをかけるように、幽々子が口を開く。~
~
「あらあら、貴方の恋人は、人前でお漏らしをするのね」~
「お漏らしじゃないわ。だってトイレはここですもの」~
~
そう言いながら、今度は魔理沙のお腹を時計回りに撫でる。~
食事に盛った利尿剤が効いてきたと言う事は、下剤の方も効...
ほどなく、魔理沙のお腹がごろごろと鳴る音が、パチュリー...
~
「ひぃっ! お、お願い、許して、それだけは許してぇっ!!」~
~
魔理沙が必死に懇願するが、こうなってはもう遅い。~
尻にチューブを突っ込まれている為に、我慢することもまま...
そして非情にも、出口に向かって進むそれは、身体の内側か...
~
「あっ、は、あぁぁぁ…、嫌ぁぁぁ、んあぁっ!」~
~
びちゃ。びちゃびちゃ。~
太めのチューブを茶色の物体と液体が抜け、汚らしい音を立...
魔理沙は背中をのけぞらせ、快感に身を震わせながら、身体...
~
~
辺りに強烈な臭いがたちこめる。~
魔理沙は快感と、絶望と、羞恥と、涙と、いろんな物がごっ...
パチュリーに支えられて立ってはいるものの、その身体には...
~
「可愛いわ、魔理沙」~
~
パチュリーが魔理沙に口付ける。~
魔理沙は抵抗もせずに唇と舌を受け止める。~
~
「まあ、お熱い事で。行きましょ、妖夢」~
「は、はひ…」~
~
幽々子は冗談めかして言うと、妖夢を連れてその場を去った。~
妖夢は気が動転しているのか、呂律が回っていなかった。~
~
~
~
「さ、私達も行きましょ」~
魔理沙は返事をせず、力の入らない身体をパチュリーに支え...
~
~
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____________________________...
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~
~
次に出会ったのはフランドールだった。~
フランドールは異臭に鼻を押さえ、その原因を確認すると、...
~
「ねーねー、魔理沙が面白い事になってるわよ~~~~~!!」~
「いっ!?」~
予想外の行動。~
フランドールが向き直る。~
「フ、フラン…」~
~
どうして?~
魔理沙が目で疑問を投げかける。~
~
フランドールは答えず、魔理沙に向かってあかんべーをする...
~
~
(ふんっ! 魔理沙ったら最近ちっとも遊んでくれないんだも...
~
~
~
「あ、あ、あ………」~
「あーあ、嫌われちゃったわね」~
~
~
フランドールの声を聞いた者達が、何事かと見にやって来る。~
ある者は鼻をつまみ、ある者はそそくさと立ち去り、ある者...
~
死んでしまいたかった。~
そうでなければ、赤ん坊の様に転がって泣きわめきたかった。~
ただ、自分の隣に居る、自分をこんな目に遭わせた張本人で...
魔理沙は恥辱の散歩を終えた。~
~
~
扉を閉めた途端、心が限界を迎えた。~
パチュリーにすがりつき、わんわんと泣き出す。~
「も、もう、外に出れないよぉ…」~
「出なくていいわ。ずっと一緒に居ましょ…」~
パチュリーは優しく魔理沙を抱きしめた。~
~
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____________________________...
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~
~
~
「…落ちついた?」~
「ああ…」~
「じゃ、次行きましょうか」~
~
パチュリーがにこやかにそんな事を言う。~
~
「い゛」~
「24時間まではまだ時間があるわ」~
「たっ、頼む、もう勘弁してくれ…」~
「だーめ」~
「ひっ…」~
~
後ずさる魔理沙を捕まえ、その口を口で塞ぐ。~
魔理沙が抵抗しなくなるまで唇を離さない。~
~
「ぷあっ…」~
「そうね…次は泣き叫ぶ顔でも見せて貰おうかしら」~
「勝手にしろ畜生…愛してるぜパチュリー」~
「愛してるわ魔理沙…」~
~
二人はもう一度、長い長いキスを交わした。~
~
~
____________________________...
~
~
~
「さて、これが何か分かる?」~
魔理沙は顔だけパチュリーの方に向けた。~
ベッドにうつ伏せに寝かされ、両手両足はそれぞれベッドの...
~
「…鞭、か?」~
細くしなるそれは、どう見ても鞭にしか見えなかった。~
「正解。でも、ただの鞭じゃないわ」~
~
パチュリーは鞭の先の方を軽く握ると、握りを持ったもう片...
顔を僅かに歪め、パチュリーが手を開くと、掌や指の腹がず...
~
「ね?」~
「ね? じゃ無いぜ…」~
~
手の傷を魔法でさっと治すと、改めて鞭を握りなおす。~
「さあ、覚悟はいいかしら?」~
「あー、そのなんだ、落ち着け。頼むから落ち着け」~
「あら、確かに私は魔理沙の事なら多少周りが見えなくなった...
「やめろ死ぬ死ぬまじで死ぬって!」~
「大丈夫よ傷ぐらい後で治してあげるから」~
~
びゅん! びしっ!~
~
「っ!!!!」~
皮を破り、肉を裂く鋭い痛み。~
~
びしっ! ばしっ! びしぃっ!~
~
「うあーーーーーっ!!! がーーーーっ!!!!! あーー...
~
びしっ! びしっ!!~
~
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いーーーーー...
~
~
時間にすれば、ほんの少しの間。~
大して回数も打たぬ内に、魔理沙の白かった背中は畑を起こ...
~
「い、いっ、いっ………」~
鞭打ちが終わっても、背中からビリビリと響く痛みに必死に...
背中がどうなっているかなんて想像したくも無かった。~
~
ごりごりごりごり…~
~
妙な音がした方を見てみると、パチュリーは小鉢で何かを練...
背中に塗る薬か何かだろうか。~
「こ、今度は何の薬だ…?」~
「ん、これは薬じゃないわ」~
~
小鉢の中身を魔理沙に見せる。~
見えるのは黄色いペースト状の物。それと、覚えのある臭い。~
~
「…辛子?」~
「その通り」~
そう言うとよく練られた辛子をごっそりと素手で掬う。~
~
「お、おい……」~
パチュリーがゆっくりと魔理沙の背中に近づく。~
「や、やめろ、やめろやめろ頼むからお願いだから後生だから...
魔理沙の必死の嘆願も、その目を妖しく光らせるパチュリー...
「やっ、やめっ、やめっ…」~
恐怖にぽろぽろと涙を流す魔理沙の背中に、手に一杯の辛子...
~
~
ずりゅ。~
~
~
「っぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
~
魔理沙の絶叫が響いた。~
パチュリーは構わず、肉が剥き出しになった背中にぐりぐり...
~
「ー~@×△■\$#&¥%†※⇔Я★▽ーーーーーーーーーーーーーー...
~
魔理沙は何か喚いているが、それは最早言葉の形をなしてい...
叫び声を受け止めながら、執拗に魔理沙の背中を蹂躙する。~
やがて魔理沙が声も出なくなり、ぴくぴくと痙攣するだけに...
~
手足の拘束を解いても、魔理沙は動こうともしない。~
パチュリーは魔理沙を風呂場に連れて行き、背中を流すと、...
ついでに、体力も回復させる。~
~
「はーっ、はー………」~
~
地獄から開放された魔理沙は大きなため息をつき、呼吸を整...
~
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____________________________...
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~
~
しかし、その安息も長くは続かない。~
~
「じゃあお風呂に浸かってね」~
「え? 風呂って…」~
風呂の中には昨日のスライムが、相変わらず時折もぞもぞと...
魔理沙はパチュリーの方を見るが、パチュリーはただ見つめ...
諦めて、再び地獄の釜の中にその身を沈める魔理沙。~
パチュリーがまた薬を出してきたので、黙って飲み干す。~
~
「…で、今度の薬は何なんだ?」~
「オルガスムス抑止剤」~
「…は?」~
言っている意味がすぐには理解出来ない。~
「早い話が、イけなくなる薬よ。…まあ体験してみれば分かるん...
そう言うとスライムの中に何かを放り込む。~
~
ややあって、スライムは昨日とはうって変わって激しく動き...
たちまち、魔理沙の中に侵入を開始し、身体を中から外から...
「んひっ! おうっ、おあぁっ! いひゃあああ!」~
「あ、今度はそんなに長く続かないから。でも突然に効果が切...
「あっ、あーっ! もうっ、いっ、いっ…?」~
~
イってしまう。頭が真っ白になる。そう予感した魔理沙だっ...
自分につけた竿から吊り下げられた餌を追いかける動物のよ...
早くイけと言わんばかりに、全身からさらなる快感が脳に叩...
だが魔理沙の脳はそれに対し、まだだ、もっと、と返答する。~
~
「いっ、いやっ、駄目っ、死ぬっ! 死ぬっっ!! 助けてー...
「それじゃ、頑張ってね」~
「かっ… ぐ… ぎ……」~
~
パチュリーの声は、もう魔理沙には聞こえていなかった。~
~
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____________________________...
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~
体はとっくに限界を迎えているのに、精神は限界に達せず、...
象が全力で引っ張っているのに切れない、一本の蜘蛛の糸。...
その目はあらぬ方向を向き、口の端からはぶくぶくと泡を吹...
~
~
どれくらいの時間が経ったのだろう。~
既に意識が希薄になっていた魔理沙だったが、突然に体が楽...
「?」~
~
ぶつん。~
~
魔理沙の意識は、そこで唐突に途切れた。~
~
~
~
~
~
~
~
「さて…もう終わった頃ね」~
パチュリーは時計を確認すると、風呂場に向かった。~
~
見れば、魔理沙は浴槽にもたれたまま、ぴくりとも動いてい...
「流石に気絶しちゃったかしら?」~
魔理沙の頬をぺちぺちと叩いてみる。~
~
反応は無い。~
~
「…あら?」~
パチュリーは異常に気付いた。いくら何でも静か過ぎる。~
手で魔理沙の鼻と口を塞いでみる。~
~
~
息を…していない…~
~
~
「たっ大変!」~
パチュリーは魔理沙を浴槽から引きずり出すと、ベッドに運...
魔理沙は目を覚まさない。心臓も止まったままだ。~
~
パチュリーの顔が青ざめる。~
~
今のは心臓マッサージのような物だから、生命維持に必要な...
パチュリーは慌てて転移魔法を唱える。着いた先は紅魔館の...
そこにある様々な品が並んだ棚の中から一つの小箱を取り出...
箱の中には淡く輝く小さな白い石が一つ。それを魔理沙の胸...
詠唱が終わると同時に、魔理沙の胸に石を埋め込むように、...
石から輝きが消え、音も無く砕け散って砂になる。~
~
あらゆる傷と異常を取り除き、命を取り戻すとっておきの中...
魂が体を離れてしまう前なら、これで生き返らない者はいな...
~
~
~
「ん…」~
~
魔理沙が目を開けると、泣きそうな顔で自分を覗きこむパチ...
~
「流石に死んだかと思ったぜ…」~
「本当に死んでたわよっ…!」~
~
パチュリーが魔理沙に抱きつき、わぁわぁと泣き出す。~
~
「泣くなよ…自分でやったんだろ…」~
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」~
~
「やれやれ…だぜ」~
~
魔理沙は苦笑すると、そっとパチュリーを抱きしめた。~
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____________________________...
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それからというもの、パチュリーは以前にも増して、魔理沙...
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「はい、あ~ん」~
「い、いいよ、自分で食えるって…」~
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(おいおい、レミリア達が見てるぞ?)~
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「あ~ん」~
「…あ、あ~ん…」~
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(そもそも何で白黒の分の夕食まで作らなきゃならないのよ!...
(はぁ…友人辞めたくなってきたわ)~
(レミリア様、今度から本気で白黒を迎撃してもいいですか…?...
(…あんなのが私のご主人様だなんて…)~
(…………(スプーンが粉々に砕け散る))~
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(うう…視線が痛い、痛すぎるぜ…)~
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今日も幻想郷は、表向き平和であった。~
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おしまい。~
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あとがき~
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ここまで読んでくれた人、貴方は中々に広い心の持ち主です...
本文読まずにあとがきだけ読んでる人、貴方は中々にひねく...
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私の中のパチュリーと魔理沙は、基本的に魔理沙が攻めです...
全く逆らえない。~
~
「惚れた弱みって奴だぜ…」~
~
そんな感じです。~
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で、折角なのでパチュリーをちょいと暴走させてみたら、気...
パチュリーに根暗なイメージはあまり持っていませんが、想...
~
次は普通にエロいのが書きたいなぁ。~
とは言っても、たまたま選んだ組み合わせとたまたま浮んだ...
~
それでは、ばいちゃ!~
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