とうほうネチョロダ/幽々と白みし澄む月の歌
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幽々と白みし澄む月の歌~
~
平和な夜だった。~
あまりにも平和すぎて退屈な、しかし貴重な時間。~
いつだって夜は待ち遠しい。~
いつだって夜は静かで、安らげる。~
……はずだった。~
~
夜が退屈だったのだろうか、退屈だからみょんな事が起きた...
どちらにせよその日白玉楼は、今までに無い……いやここ最近...
~
――夜は本当は寂しいから、いつだって賑やかな方が良いのだ。~
~
「なんでこうなのかしら?」~
亡霊の姫君は扇で仰ぎながら、月を見つめている。~
亡霊だから涼しいと言えば涼しいし、涼しくないと思えば涼...
要は気分の問題だった。~
「そうそう、風情ね。妖夢にはその辺が足りていないのよ、き...
何もこんな夜に庭掃除をする必要は無い。~
夜はもっと、ゆとりを持つべきだと言うのに……~
「いつからそこに居たのか知らないけど、掃除は朝するものだ...
これは説教ものだ。と何かしら理由をつけて妖夢と少し話を...
半人半霊の少女、魂魄妖夢はいつものどこか間違った――しか...
虚ろ。それでいて瞳の奥だけ赤々と、両の刀を構えたまま微...
「あら、ひょっとして……さっき?」~
さっきと、殺気のニュアンスが混じったらしい。が幽々子に...
~
――何故だか知らないが、顕界では弾幕遊びと言うものが流行...
ある種極まったコミュニケーション、ある種あいさつ代わり。~
慣れてくると一日に六回はこなせるらしい。~
実際、一人そんな少女が遊びに来た。~
その時は他のことで手一杯で、さして歓迎出来なかったが……...
が、冥界にそんな物好きは居ない。仮に居たとしても、姫で...
だが、そう言えば一人だけ居たのだ。――いや半人か。一振り...
遊び相手としては、十分すぎると言えた。~
まして、どこかの誰かさんが主従関係によって生じる手加減...
~
「せっかくだから楽しみましょう、妖夢」~
幽々子はそんなこんなで、せっかくだから赤い瞳を瞬かせて...
無言で応じる妖夢。はっきり言って真面目な上に無口だとか...
「……返事無し。後で罰掃除よ」~
罰も何も、掃除するのが妖夢の仕事だがそれはそれとして、...
――一足飛びに低い姿勢から長刀が横薙ぎに振るわれ、半瞬置...
幽々子は宙へ飛び退り、扇を一扇ぎ。美しく儚き蝶の群れが...
辺りに居た亡霊達がざわめきだした。こんなことは、今まで...
口々にそう言い合い、やがて……仲間を呼んで賭けが始まった。~
亡霊はいつだって陽気なのだ。~
「すっかりお祭り。別にいいけど、祭り囃子が足りないわよ」~
にわかのどんちゃん騒ぎを見下ろしながら幽々子はナイフ、...
うっかり。~
どさくさに紛れて、妖夢は姿を消していた。~
代わりに伸びる赤い魂の列。まさかナイフを投げつける訳に...
それがあだとなった。~
「――ッ、妖夢」~
上空から手加減も何も無く、袈裟懸けに斬りかかってくる妖...
「遊びじゃない、そう言いたいのね、妖夢」~
返し刃に乗り、幽々子は努めて静かにたずねた。~
返す言葉は無く、ただ両の刃が闘気に包まれていた。~
~
「今はまだ未熟なれど、妖夢はいずれわしを越えるでしょう。...
「皆まで言わないで妖忌翁、楽しみなのは私も同じよ」~
~
『……かかるよに影もかはらず澄む月を、見る我が身さへうらめ...
~
「妖忌が認めた天賦の才、見せてごらんなさいな」~
昔を想う幽々子、一瞬妖忌が託した言葉が甦る。それは無念...
そして、闘気に応じるかのように、その背に巨大な扇が現れ...
無数の蝶が咲き誇り、生と死を分かつ冥道へと誘う只中を、...
後に続く無数の衝撃が蝶を刻み、糸の如き閃きにより塵と化...
構えが変わる、天地上下、刃が空間すら切り裂く。~
緩やかに、時さえも……一時的に歪む。~
それでも、艶やかに蝶は舞う。切り刻まれた数だけ増えてい...
亡霊達は、だからこそ変わらず一夜の空祭りを楽しむ。~
だが、妖夢の剣は振るうほどに鋭さを増していく。今の彼女...
故に、遮るものあらば斬って捨てられていた。~
「迷いの無い刃、大したものね。でも、周りの迷惑ってものが...
幽々子は諭すように蝶で出来た車輪を回し、誘う。~
それは結界、入ることは出来ても出ることは出来ない。蝶で...
妖夢が動く。一念を剣に託し、囲いを自らが創り出す囲いで...
刹那の重なりが綻びを生じ、結界の中心へと真っ直ぐに伸び...
そして、光が絡まった。~
~
切っ先一分、幽々子の胸元で刃は留まっていた。~
後一刹那でも捕らえるのが遅ければ、どうなっていたかわか...
「捕食する蝶って、どうなのかしら?」~
冗談めかしく、幽々子は妖夢にたずねる。が、反応は無い。~
まるで胸元で眠る赤子のように、あどけない寝顔で――ただし...
「……ん、っぅ……幽々子さまぁ」~
ほぼ限りなく寝言だった。~
「食べちゃいたい、って奴?」~
とりあえずなんか腹が立ってきたので、わさわさと妖夢の身...
「ゃ、ぁ……んっ、そ……ぁっ――ゆ、ゆゆ!」~
「お目覚め妖夢~。さて指は何本?」~
「え? あ、二本です」~
「正解よ。じゃあ罰ゲームね」~
「何でですか! 説明を入れて下さい、説明を!」~
幽々子は説明の代わりに自分の胸元を指さす。~
「……ええと、そう言えば何故私はこんな状態なのでしょうか?」~
「謎ね」~
「もしかしなくても、私の仕業ですか?」~
「おおむね」~
ことさらにっこりと微笑む幽々子。~
「あの、幽々子様? い、今にも食べられそうな笑顔なのは何...
「半分正解。それくらいの役に立って貰わないと本気で救いよ...
指先の動きが、段々と妖しくなってくる。~
「妖夢、大丈夫よ。せめて美味しく食べてあげるから」~
「――調理と書いて死!?」~
「幽霊聞きの悪い、生気を分けて貰うだけよ」~
~
「そ、そんなぁ……ぁっ、そ、そこはっ」~
幽々子の指先が、やんわりと柔肌を這い回る。~
ボタンを一段ずつ外し、ブラウスをはだけさせる。~
「ゆ、幽々子さま~そ、それは何か違う気が――ふぁっ!」~
「違わないわよ。性は生に通じるのだから。さあ、気をやって...
あまり飾りの無い、小さな白いブラ越しに幽々子は冷たい舌...
湿り気はまるでない、だが円を描くように、舌先で弾くよう...
「やっ、そんな……お止め下さい幽々子さ――ぁあ!」~
そばだってきた乳首を見て、優しく舐め回した後、軽く噛む。~
「んッ――ぅ!」~
霊体を器用に使いながらブラを外し、身体を更に密着させる。~
「んむっ、ぁ……んっ……ぁむ……ふぁ?」~
胸を擦りつけ合いながら、舌を、唾液を絡めとるようにして...
妖夢の口から含み取った唾液を滴らせ、擦り込むように舌鼓...
それだけでは飽き足らず、右腕をスカートの内側に忍ばせ、...
「やっ――はっ、幽々子さまぁ~お、おやめくださ……っ、い」~
霊体を腕のように使い、攻めを継続させつつ白いショーツを脱...
「桜は好きよ、妖夢。ほら、花開いてきたわ」~
既にそこは蜜が滴り、まだ生え揃っていない花唇は桜色に恥...
「八分咲き?」~
ゆっくりと指先で割り広げていく度、溢れてくる。何度か舐...
「ぃや、ぃやぁ……やだ、もうお止めくださ――んー……っ!」~
口ではいやがっていたが、妖夢の手は自然と胸に伸びていた...
流し目でそんな痴態を見守りながら、幽々子は開花を待ちき...
「あら、やはりおぼこなのね……んふふっ、妖夢ったら」~
「――ふぁっ! ぁあっ、……はっ、ぁ……それ以上は、っ」~
両手焦らすように花開き、中を舌でかき回す。そして器用に...
「んぁーっ!」~
何かが吹き出てきた。ねっとりと絡みつく、ほの甘い液。と...
「こういう時、とっても甘いと言ってあげるべき?」~
「……っ、はぁ……っはぁ、ぁあ、も、もぅ――んっ!」~
妖夢の初々しい反応に気を良くした幽々子は、指先を沈める...
一方で、実体のない腕とも舌ともつかない霊体を、首筋や耳...
「妖夢の中、とっても温い。羨ましいわ」~
「ぁっ! んっ! はっ! ――だ、だめで……幽々子さ、んぅ!...
「淫乱ね、この上なく。ほら、抜こうとしても絡みついて離れ...
それでも無理矢理引き抜き、頬紅のように愛液を塗り付けて...
「どう? 妖夢のお味は。甘い?」~
「っ……はぃ、妖夢の汁、とっても甘いです。幽々子……さま」~
潤んだ瞳で幽々子を見つめ、頬を朱に染めながらけんめいに...
その様を楽しんでいる内に、自分の身体もわずかながら反応...
「あっ? ど、どうして……その、急に舌を」~
「妖夢がつけた傷、舐めて癒しなさい」~
ドレスみたいな死装束に出来た裂け目、そこから見える切り...
途端、妖夢の表情が青ざめた。~
「――そんな! も、申し訳ござ――ぁあああっ!」~
不意をついて、つぼみを爪先で弾かれる。思わずだらしなく...
「謝ってる暇があるなら舐めなさい。傷跡が綺麗に消えるまで...
「はっ、はぃぃいっ――」~
敬愛する主にこんな醜い傷を負わせてしまった。妖夢は己の...
その間にも幽々子の更なる攻めは続く。最早止まることの無...
~
そして、悪魔的な笑みを浮かべながら後ろの穴に突き刺した。~
「ひぁああっ!? っは、そ、そこは――んっ、違いますっ、ぅ...
「いやいや、妖夢」~
耳元で、冷たくささやく。~
「これは折檻よ、勘違いしないで」~
甘くやりすぎた。だから勘違いするのだ。そう感じた幽々子...
「と言う訳で、こういうのはどうかしら?」~
声を合図に、霊体を動かす。~
「やっ、う、動いて? ……ぁああ! 入ってっ、くる?」~
ただし、動かしたのは妖夢の半身。~
「な、なんでこ、んぁーっ! や、やだ……動かないでっ、だ、...
自分で自分を犯す。そのありえない行為に困惑しながら、し...
「舌が止まっているわよ、妖夢」~
「ああぁっ! もっ、申し訳ござ、っいません……っん、ゆゆ……...
一段と深く穴に指を差し込み、注意を促す。~
下の方では、半身がゆすり上げるように動き、中をえぐる。~
「んっくはぁぁあーっ! ぁ、やだ、そ、そこ……気持ち、あっ...
「気持ちいいの、妖夢?」~
「ん、も、もう少し……あっ? 何で急に止まって……」~
半身の動きが止まる。顔を上げると、意味深な笑みを浮かべ...
「あなただけずいぶん気持ち良さそうね、不公平だわ」~
「あ……そ、それは。い、いぢわるしないでください……幽々子様」~
涙すら浮かべて、懇願。こんな妖夢見たことない。~
「んー、そうね~こういう時は、おねだりかしら?」~
だからだろうか、尚更いぢわるしたくなるのは。~
「そ、そんな~」~
「素直になりなさい。私はどうしようもなく淫乱な牝奴隷です...
素晴らしい無駄知識。自分で言ってて半分も意味がわかって...
何というか、これ以上無く顔が真っ赤だった。~
「ぁ……ぅ。わ、私はどうしようもなく……いっ、淫乱な牝奴隷で...
「あら、本当に言ったの? 冗談だったのに」~
「うぅ……ひ、酷いです幽々子様ぁ~」~
~
「ふふ、そんな顔されると色々試したくなるわ」~
「ひっ……一体、何を考えて」~
悪巧みの歪んだ口元に、妖夢は怯える。~
「じゃーん、うずらたまご~」~
対照的に愉悦を浮かべる幽々子。色々と話題騒然らしい、褐...
「え? あ、まさか……そんなっ!」~
投げつけて遊ぶとか、そんな類ではない。それは明らかにあ...
「やっ――んっぁあああ!」~
まるで吸いつくように、花びらの奥に入り込んでいくうずら...
「はっ、ぁあ……んっ、ぅ……なんでこんなこと」~
「全部入りましたー、はい拍手ぅ」~
「拍手、じゃないです! もぅ、こんな馬鹿なこと止めて下さ...
「あらあら、そんな酷いこと言うと押し潰しちゃうわよ?」~
下腹の辺りを指先でつつきながら、微笑む幽々子。~
「ごめんなさい、馬鹿とかもう言いません、もうお止め下さい...
「中で割れたら、色々大変ね? 殻とか」~
指先を押し込み、そのまま丸を描く。意味不明な行動だが、...
「いやぁーっ、だ、と、取り出して下さいぃ」~
「取り出してって、何を言ってるの? 自分で出すのよ?」~
「――えっ!?」~
思わず驚く。次いで赤らむ。想像しただけで物凄く恥ずかし...
「ほら、がんばー」~
無責任に旗の代わりに扇で応援する幽々子。妖夢は恨めしそ...
「んっ……ぁ……くっ」~
入ってくる感覚とは違う、異質な快楽が全身を突き抜ける。~
「ゆ、幽々子さ……ま。そ……そんなにじっと見――息とか吹きかけ...
「えー?」~
つまらなそうに指をくわえて首をかしげる幽々子。~
「……もぅ。んぅっ……ふっ……ぁは、っあ、出る……出そうで、っ、...
恥ずかしげな宣言と同時、汁まみれのうずらたまごが転がり...
「はい拍手ぅ~」~
「わー……わー」~
何が面白いのかわからなかったが、なげやりな歓声を担当す...
「うみたて卵って美味しそうね?」~
「はぁ」~
「――んっ、ふふっ、ほんのり妖夢味。人肌で温まったところで...
「……はぁ。って――ちょ、あのっ、ぇ!?」~
~
何となく愛しいような気もするうずらたまごが、幽々子の手...
「動いちゃダメよ妖夢」~
割る位置が下すぎた性か、白身はへそではなく更に下にある...
が、受け止めた後は強制されていない。自分の意思で堪えな...
「そんなこと――ぃ、ひゃぅ、っん」~
わざとらしく音を立てて啜る幽々子。休み休み舌が動き、そ...
「はっ――ぁあ……ゃっ、そこはちが――んっ……っ…………ぁ!」~
膝が震え出し、唇をきつく閉ざし直す。それでも声は漏れる。~
「ふぅ、ごちそうさまでした」~
満足そうに両手を合わせて一礼する幽々子。~
「ぁ……ぉそまつさまで……した」~
だがまだ終わらない。無理矢理脚を開かせ、再び舌を這わせ...
「なっ、もう終わったんじゃ……ぁっ」~
「だから綺麗にしてあげているのよ。ほーらじっとする!」~
「は……っ、はい」~
細長い舌が内腿と下腹部をなめ回す。わざと中心から遠い外...
「あ……その、幽々子様。もう、そこはいいですから……ええと」~
恥ずかし気に下と幽々子の顔を交互に見ながら、おねだりの...
「そうね、大体綺麗になったし」~
「そう……ではなくて、あの……私」~
~
泣きだす妖夢。さすがにいぢめすぎたかも知れない。幽々子...
「なぁに妖夢ったら、さっきより濡れてるわよ?」~
「そ、そんなっ……ぁ、っはぁ、嘘」~
蜜に濡れながら、半身が入り込む。わずかな抵抗、そしてゆ...
「ぁ、ぁああ――ふあああぁ!」~
妖しく切ない鳴き声が響く。半身の先端が中で魚みたく跳ね...
「いい声で鳴くのね。もっと聞かせて貰おうかしら」~
裾と一緒に腰布をたくし上げ、幽々子は妖夢の身体をゆすり...
花唇と花唇が擦れ合い、広がり合い、水音が鳴り止まない。~
「はっ、ぁう――ん、ゆゆこさ……だ、だめで……ふ、んうっ! も...
全身が伸び上がり小刻みに震え、遂に妖夢は快楽の頂きに達...
「んんっ――はぁー。瑞々しい気、御馳走さま、妖夢」~
生気を吸い取り、満足げに吐息を漏らす幽々子。お疲れさま...
「……私、もしかして濡れてる?」~
そんなことあるはずはない、そう思いながら手を這わせると...
「んっ……ぁ、嘘」~
妖夢の気に当てられたのだろうか。量こそ少ないが、指をく...
「……そう、あなたの性ね妖夢。責任、取って貰うんだから」~
無茶苦茶なことをいいながら、くてっと倒れたまま動かない...
「……ぁ……ん……ゃ、あ」~
再び揺れだす身体。寝ぼけ眼みたいな目と脳が、腰の動きに...
「あぁ、いい……っぅ、いいわ妖夢っ」~
最初に目にしたのは、熱に浮かされたように動き続ける、愛...
「ゃっ! ま、また……そん――ひぃゃああ! はげしっ」~
「いいっ、いいの……もっと、もっと鳴いて――っ」~
最早どちらのものともわからない、淫らで濃厚な液がぬめり...
「あっ――ああぁっ! だ、だめぇ……っ、ま、また」~
「ふぁああっ――そうっ、いいのぉ……も、もうちょ――っ、ぁ、あ...
小さな胸を打ちつけ、擦らせながら気を高めていく。霊体が...
「だめ、ぁあだめっ――幽々子様っ、幽々子様! ――んぅあああ...
「はぁんっ、ぁあ――いや、いやっ――もう少し妖夢……っ、堪え――...
~
そして、終わりは唐突にやってきた。~
共に気をやった幽々子と妖夢。仲良く手を繋ぎ、蜜を垂らし...
「全部妖夢の性ね」~
「そ、そんな~幽々子様が……は、激しすぎるから」~
「それはそれとして、みんなに妖夢の痴態……見られてた訳だけ...
「…………はぃっ?」~
言われて改めて下を見ると、亡霊さん達が大勢集まって宴会...
「明日から大変ね、妖夢」~
「……嘘。なっ、何でそおういうことをもっと早く……ぁ、ぁああ…...
「妖夢、人の噂は七十五日よ。あなたは半人だから約四十日。...
「うっ……ぅっ」~
さめざめと泣き崩れる妖夢。~
「まぁ、見える訳ないけれどね」~
「――はぅ!」~
「相変わらず素敵に素直ね~まぁ、そういう所が気に入ってる...
「……幽々子様」~
腕で涙を拭き取りながら。妖夢は真っ直ぐに幽々子の顔を見...
「妖夢、私が間違ったことをしたら……いつでも斬りかかってい...
「そ、それは……て、丁重にお断りいたしますっ!」~
「あらそう? それじゃ、後片付けは任せたわ」~
意味深に微笑み、好き勝手言って幽々子は去っていった。~
「……は、はぃ」~
よくよく下を見ると、亡霊さん達は騒ぎ疲れて眠って? い...
急ぎ服装を整え、地上に降り立つ。間近で見ると、うんざり...
「……こんなの、一人じゃ無理ですよ、幽々子様ぁ~」~
「やっぱり、あなたたちが一番退屈しないで済むわねぇ。橙を...
がっくりと肩を落としたところに、不意に声が聞こえてきた。~
「だ、誰!?」~
「ふふ、当ててみなさい」~
妖夢は目を凝らすが、姿は見えず、やはり声のみ。~
「それにしても、いい声で鳴いてくれるわ。私も楽しませて貰...
「――みょん!?」~
視界の端に蜘蛛の巣のような白いものが見えた瞬間、妖夢は...
叫びとも悲鳴とも取れる鳴き声を、月はただ静かに見守り続...
~
……その後、妖夢はもう一仕事させられたとか、させられなか...
~
糸冬~
~
あとがきのようなもの(仮)~
~
このSSは 匿名希望M子 さんのリクエストで作成したも...
凶ツ剣・八雷とか言う 怪しい神速八連攻撃を思いついたが...
みょんはともかく、ゆゆ様の台詞回しがとてもびみょん、大...
……つーか ネチョいのかな これ?(倒~
~
まあそな感じで 黄フロの中の人とか ZUNセンセ 期待して...
~
東方と言えばうずら と言うことで追加してみたものの 何...
やっぱり割って使うのが正しい使い方のような気がします わ~
~
犯人:サティ 『鉄錆妖精庭園』http://web1.incl.ne.jp/saty...
※期待するようなものは 何もありません(´-`)
終了行:
幽々と白みし澄む月の歌~
~
平和な夜だった。~
あまりにも平和すぎて退屈な、しかし貴重な時間。~
いつだって夜は待ち遠しい。~
いつだって夜は静かで、安らげる。~
……はずだった。~
~
夜が退屈だったのだろうか、退屈だからみょんな事が起きた...
どちらにせよその日白玉楼は、今までに無い……いやここ最近...
~
――夜は本当は寂しいから、いつだって賑やかな方が良いのだ。~
~
「なんでこうなのかしら?」~
亡霊の姫君は扇で仰ぎながら、月を見つめている。~
亡霊だから涼しいと言えば涼しいし、涼しくないと思えば涼...
要は気分の問題だった。~
「そうそう、風情ね。妖夢にはその辺が足りていないのよ、き...
何もこんな夜に庭掃除をする必要は無い。~
夜はもっと、ゆとりを持つべきだと言うのに……~
「いつからそこに居たのか知らないけど、掃除は朝するものだ...
これは説教ものだ。と何かしら理由をつけて妖夢と少し話を...
半人半霊の少女、魂魄妖夢はいつものどこか間違った――しか...
虚ろ。それでいて瞳の奥だけ赤々と、両の刀を構えたまま微...
「あら、ひょっとして……さっき?」~
さっきと、殺気のニュアンスが混じったらしい。が幽々子に...
~
――何故だか知らないが、顕界では弾幕遊びと言うものが流行...
ある種極まったコミュニケーション、ある種あいさつ代わり。~
慣れてくると一日に六回はこなせるらしい。~
実際、一人そんな少女が遊びに来た。~
その時は他のことで手一杯で、さして歓迎出来なかったが……...
が、冥界にそんな物好きは居ない。仮に居たとしても、姫で...
だが、そう言えば一人だけ居たのだ。――いや半人か。一振り...
遊び相手としては、十分すぎると言えた。~
まして、どこかの誰かさんが主従関係によって生じる手加減...
~
「せっかくだから楽しみましょう、妖夢」~
幽々子はそんなこんなで、せっかくだから赤い瞳を瞬かせて...
無言で応じる妖夢。はっきり言って真面目な上に無口だとか...
「……返事無し。後で罰掃除よ」~
罰も何も、掃除するのが妖夢の仕事だがそれはそれとして、...
――一足飛びに低い姿勢から長刀が横薙ぎに振るわれ、半瞬置...
幽々子は宙へ飛び退り、扇を一扇ぎ。美しく儚き蝶の群れが...
辺りに居た亡霊達がざわめきだした。こんなことは、今まで...
口々にそう言い合い、やがて……仲間を呼んで賭けが始まった。~
亡霊はいつだって陽気なのだ。~
「すっかりお祭り。別にいいけど、祭り囃子が足りないわよ」~
にわかのどんちゃん騒ぎを見下ろしながら幽々子はナイフ、...
うっかり。~
どさくさに紛れて、妖夢は姿を消していた。~
代わりに伸びる赤い魂の列。まさかナイフを投げつける訳に...
それがあだとなった。~
「――ッ、妖夢」~
上空から手加減も何も無く、袈裟懸けに斬りかかってくる妖...
「遊びじゃない、そう言いたいのね、妖夢」~
返し刃に乗り、幽々子は努めて静かにたずねた。~
返す言葉は無く、ただ両の刃が闘気に包まれていた。~
~
「今はまだ未熟なれど、妖夢はいずれわしを越えるでしょう。...
「皆まで言わないで妖忌翁、楽しみなのは私も同じよ」~
~
『……かかるよに影もかはらず澄む月を、見る我が身さへうらめ...
~
「妖忌が認めた天賦の才、見せてごらんなさいな」~
昔を想う幽々子、一瞬妖忌が託した言葉が甦る。それは無念...
そして、闘気に応じるかのように、その背に巨大な扇が現れ...
無数の蝶が咲き誇り、生と死を分かつ冥道へと誘う只中を、...
後に続く無数の衝撃が蝶を刻み、糸の如き閃きにより塵と化...
構えが変わる、天地上下、刃が空間すら切り裂く。~
緩やかに、時さえも……一時的に歪む。~
それでも、艶やかに蝶は舞う。切り刻まれた数だけ増えてい...
亡霊達は、だからこそ変わらず一夜の空祭りを楽しむ。~
だが、妖夢の剣は振るうほどに鋭さを増していく。今の彼女...
故に、遮るものあらば斬って捨てられていた。~
「迷いの無い刃、大したものね。でも、周りの迷惑ってものが...
幽々子は諭すように蝶で出来た車輪を回し、誘う。~
それは結界、入ることは出来ても出ることは出来ない。蝶で...
妖夢が動く。一念を剣に託し、囲いを自らが創り出す囲いで...
刹那の重なりが綻びを生じ、結界の中心へと真っ直ぐに伸び...
そして、光が絡まった。~
~
切っ先一分、幽々子の胸元で刃は留まっていた。~
後一刹那でも捕らえるのが遅ければ、どうなっていたかわか...
「捕食する蝶って、どうなのかしら?」~
冗談めかしく、幽々子は妖夢にたずねる。が、反応は無い。~
まるで胸元で眠る赤子のように、あどけない寝顔で――ただし...
「……ん、っぅ……幽々子さまぁ」~
ほぼ限りなく寝言だった。~
「食べちゃいたい、って奴?」~
とりあえずなんか腹が立ってきたので、わさわさと妖夢の身...
「ゃ、ぁ……んっ、そ……ぁっ――ゆ、ゆゆ!」~
「お目覚め妖夢~。さて指は何本?」~
「え? あ、二本です」~
「正解よ。じゃあ罰ゲームね」~
「何でですか! 説明を入れて下さい、説明を!」~
幽々子は説明の代わりに自分の胸元を指さす。~
「……ええと、そう言えば何故私はこんな状態なのでしょうか?」~
「謎ね」~
「もしかしなくても、私の仕業ですか?」~
「おおむね」~
ことさらにっこりと微笑む幽々子。~
「あの、幽々子様? い、今にも食べられそうな笑顔なのは何...
「半分正解。それくらいの役に立って貰わないと本気で救いよ...
指先の動きが、段々と妖しくなってくる。~
「妖夢、大丈夫よ。せめて美味しく食べてあげるから」~
「――調理と書いて死!?」~
「幽霊聞きの悪い、生気を分けて貰うだけよ」~
~
「そ、そんなぁ……ぁっ、そ、そこはっ」~
幽々子の指先が、やんわりと柔肌を這い回る。~
ボタンを一段ずつ外し、ブラウスをはだけさせる。~
「ゆ、幽々子さま~そ、それは何か違う気が――ふぁっ!」~
「違わないわよ。性は生に通じるのだから。さあ、気をやって...
あまり飾りの無い、小さな白いブラ越しに幽々子は冷たい舌...
湿り気はまるでない、だが円を描くように、舌先で弾くよう...
「やっ、そんな……お止め下さい幽々子さ――ぁあ!」~
そばだってきた乳首を見て、優しく舐め回した後、軽く噛む。~
「んッ――ぅ!」~
霊体を器用に使いながらブラを外し、身体を更に密着させる。~
「んむっ、ぁ……んっ……ぁむ……ふぁ?」~
胸を擦りつけ合いながら、舌を、唾液を絡めとるようにして...
妖夢の口から含み取った唾液を滴らせ、擦り込むように舌鼓...
それだけでは飽き足らず、右腕をスカートの内側に忍ばせ、...
「やっ――はっ、幽々子さまぁ~お、おやめくださ……っ、い」~
霊体を腕のように使い、攻めを継続させつつ白いショーツを脱...
「桜は好きよ、妖夢。ほら、花開いてきたわ」~
既にそこは蜜が滴り、まだ生え揃っていない花唇は桜色に恥...
「八分咲き?」~
ゆっくりと指先で割り広げていく度、溢れてくる。何度か舐...
「ぃや、ぃやぁ……やだ、もうお止めくださ――んー……っ!」~
口ではいやがっていたが、妖夢の手は自然と胸に伸びていた...
流し目でそんな痴態を見守りながら、幽々子は開花を待ちき...
「あら、やはりおぼこなのね……んふふっ、妖夢ったら」~
「――ふぁっ! ぁあっ、……はっ、ぁ……それ以上は、っ」~
両手焦らすように花開き、中を舌でかき回す。そして器用に...
「んぁーっ!」~
何かが吹き出てきた。ねっとりと絡みつく、ほの甘い液。と...
「こういう時、とっても甘いと言ってあげるべき?」~
「……っ、はぁ……っはぁ、ぁあ、も、もぅ――んっ!」~
妖夢の初々しい反応に気を良くした幽々子は、指先を沈める...
一方で、実体のない腕とも舌ともつかない霊体を、首筋や耳...
「妖夢の中、とっても温い。羨ましいわ」~
「ぁっ! んっ! はっ! ――だ、だめで……幽々子さ、んぅ!...
「淫乱ね、この上なく。ほら、抜こうとしても絡みついて離れ...
それでも無理矢理引き抜き、頬紅のように愛液を塗り付けて...
「どう? 妖夢のお味は。甘い?」~
「っ……はぃ、妖夢の汁、とっても甘いです。幽々子……さま」~
潤んだ瞳で幽々子を見つめ、頬を朱に染めながらけんめいに...
その様を楽しんでいる内に、自分の身体もわずかながら反応...
「あっ? ど、どうして……その、急に舌を」~
「妖夢がつけた傷、舐めて癒しなさい」~
ドレスみたいな死装束に出来た裂け目、そこから見える切り...
途端、妖夢の表情が青ざめた。~
「――そんな! も、申し訳ござ――ぁあああっ!」~
不意をついて、つぼみを爪先で弾かれる。思わずだらしなく...
「謝ってる暇があるなら舐めなさい。傷跡が綺麗に消えるまで...
「はっ、はぃぃいっ――」~
敬愛する主にこんな醜い傷を負わせてしまった。妖夢は己の...
その間にも幽々子の更なる攻めは続く。最早止まることの無...
~
そして、悪魔的な笑みを浮かべながら後ろの穴に突き刺した。~
「ひぁああっ!? っは、そ、そこは――んっ、違いますっ、ぅ...
「いやいや、妖夢」~
耳元で、冷たくささやく。~
「これは折檻よ、勘違いしないで」~
甘くやりすぎた。だから勘違いするのだ。そう感じた幽々子...
「と言う訳で、こういうのはどうかしら?」~
声を合図に、霊体を動かす。~
「やっ、う、動いて? ……ぁああ! 入ってっ、くる?」~
ただし、動かしたのは妖夢の半身。~
「な、なんでこ、んぁーっ! や、やだ……動かないでっ、だ、...
自分で自分を犯す。そのありえない行為に困惑しながら、し...
「舌が止まっているわよ、妖夢」~
「ああぁっ! もっ、申し訳ござ、っいません……っん、ゆゆ……...
一段と深く穴に指を差し込み、注意を促す。~
下の方では、半身がゆすり上げるように動き、中をえぐる。~
「んっくはぁぁあーっ! ぁ、やだ、そ、そこ……気持ち、あっ...
「気持ちいいの、妖夢?」~
「ん、も、もう少し……あっ? 何で急に止まって……」~
半身の動きが止まる。顔を上げると、意味深な笑みを浮かべ...
「あなただけずいぶん気持ち良さそうね、不公平だわ」~
「あ……そ、それは。い、いぢわるしないでください……幽々子様」~
涙すら浮かべて、懇願。こんな妖夢見たことない。~
「んー、そうね~こういう時は、おねだりかしら?」~
だからだろうか、尚更いぢわるしたくなるのは。~
「そ、そんな~」~
「素直になりなさい。私はどうしようもなく淫乱な牝奴隷です...
素晴らしい無駄知識。自分で言ってて半分も意味がわかって...
何というか、これ以上無く顔が真っ赤だった。~
「ぁ……ぅ。わ、私はどうしようもなく……いっ、淫乱な牝奴隷で...
「あら、本当に言ったの? 冗談だったのに」~
「うぅ……ひ、酷いです幽々子様ぁ~」~
~
「ふふ、そんな顔されると色々試したくなるわ」~
「ひっ……一体、何を考えて」~
悪巧みの歪んだ口元に、妖夢は怯える。~
「じゃーん、うずらたまご~」~
対照的に愉悦を浮かべる幽々子。色々と話題騒然らしい、褐...
「え? あ、まさか……そんなっ!」~
投げつけて遊ぶとか、そんな類ではない。それは明らかにあ...
「やっ――んっぁあああ!」~
まるで吸いつくように、花びらの奥に入り込んでいくうずら...
「はっ、ぁあ……んっ、ぅ……なんでこんなこと」~
「全部入りましたー、はい拍手ぅ」~
「拍手、じゃないです! もぅ、こんな馬鹿なこと止めて下さ...
「あらあら、そんな酷いこと言うと押し潰しちゃうわよ?」~
下腹の辺りを指先でつつきながら、微笑む幽々子。~
「ごめんなさい、馬鹿とかもう言いません、もうお止め下さい...
「中で割れたら、色々大変ね? 殻とか」~
指先を押し込み、そのまま丸を描く。意味不明な行動だが、...
「いやぁーっ、だ、と、取り出して下さいぃ」~
「取り出してって、何を言ってるの? 自分で出すのよ?」~
「――えっ!?」~
思わず驚く。次いで赤らむ。想像しただけで物凄く恥ずかし...
「ほら、がんばー」~
無責任に旗の代わりに扇で応援する幽々子。妖夢は恨めしそ...
「んっ……ぁ……くっ」~
入ってくる感覚とは違う、異質な快楽が全身を突き抜ける。~
「ゆ、幽々子さ……ま。そ……そんなにじっと見――息とか吹きかけ...
「えー?」~
つまらなそうに指をくわえて首をかしげる幽々子。~
「……もぅ。んぅっ……ふっ……ぁは、っあ、出る……出そうで、っ、...
恥ずかしげな宣言と同時、汁まみれのうずらたまごが転がり...
「はい拍手ぅ~」~
「わー……わー」~
何が面白いのかわからなかったが、なげやりな歓声を担当す...
「うみたて卵って美味しそうね?」~
「はぁ」~
「――んっ、ふふっ、ほんのり妖夢味。人肌で温まったところで...
「……はぁ。って――ちょ、あのっ、ぇ!?」~
~
何となく愛しいような気もするうずらたまごが、幽々子の手...
「動いちゃダメよ妖夢」~
割る位置が下すぎた性か、白身はへそではなく更に下にある...
が、受け止めた後は強制されていない。自分の意思で堪えな...
「そんなこと――ぃ、ひゃぅ、っん」~
わざとらしく音を立てて啜る幽々子。休み休み舌が動き、そ...
「はっ――ぁあ……ゃっ、そこはちが――んっ……っ…………ぁ!」~
膝が震え出し、唇をきつく閉ざし直す。それでも声は漏れる。~
「ふぅ、ごちそうさまでした」~
満足そうに両手を合わせて一礼する幽々子。~
「ぁ……ぉそまつさまで……した」~
だがまだ終わらない。無理矢理脚を開かせ、再び舌を這わせ...
「なっ、もう終わったんじゃ……ぁっ」~
「だから綺麗にしてあげているのよ。ほーらじっとする!」~
「は……っ、はい」~
細長い舌が内腿と下腹部をなめ回す。わざと中心から遠い外...
「あ……その、幽々子様。もう、そこはいいですから……ええと」~
恥ずかし気に下と幽々子の顔を交互に見ながら、おねだりの...
「そうね、大体綺麗になったし」~
「そう……ではなくて、あの……私」~
~
泣きだす妖夢。さすがにいぢめすぎたかも知れない。幽々子...
「なぁに妖夢ったら、さっきより濡れてるわよ?」~
「そ、そんなっ……ぁ、っはぁ、嘘」~
蜜に濡れながら、半身が入り込む。わずかな抵抗、そしてゆ...
「ぁ、ぁああ――ふあああぁ!」~
妖しく切ない鳴き声が響く。半身の先端が中で魚みたく跳ね...
「いい声で鳴くのね。もっと聞かせて貰おうかしら」~
裾と一緒に腰布をたくし上げ、幽々子は妖夢の身体をゆすり...
花唇と花唇が擦れ合い、広がり合い、水音が鳴り止まない。~
「はっ、ぁう――ん、ゆゆこさ……だ、だめで……ふ、んうっ! も...
全身が伸び上がり小刻みに震え、遂に妖夢は快楽の頂きに達...
「んんっ――はぁー。瑞々しい気、御馳走さま、妖夢」~
生気を吸い取り、満足げに吐息を漏らす幽々子。お疲れさま...
「……私、もしかして濡れてる?」~
そんなことあるはずはない、そう思いながら手を這わせると...
「んっ……ぁ、嘘」~
妖夢の気に当てられたのだろうか。量こそ少ないが、指をく...
「……そう、あなたの性ね妖夢。責任、取って貰うんだから」~
無茶苦茶なことをいいながら、くてっと倒れたまま動かない...
「……ぁ……ん……ゃ、あ」~
再び揺れだす身体。寝ぼけ眼みたいな目と脳が、腰の動きに...
「あぁ、いい……っぅ、いいわ妖夢っ」~
最初に目にしたのは、熱に浮かされたように動き続ける、愛...
「ゃっ! ま、また……そん――ひぃゃああ! はげしっ」~
「いいっ、いいの……もっと、もっと鳴いて――っ」~
最早どちらのものともわからない、淫らで濃厚な液がぬめり...
「あっ――ああぁっ! だ、だめぇ……っ、ま、また」~
「ふぁああっ――そうっ、いいのぉ……も、もうちょ――っ、ぁ、あ...
小さな胸を打ちつけ、擦らせながら気を高めていく。霊体が...
「だめ、ぁあだめっ――幽々子様っ、幽々子様! ――んぅあああ...
「はぁんっ、ぁあ――いや、いやっ――もう少し妖夢……っ、堪え――...
~
そして、終わりは唐突にやってきた。~
共に気をやった幽々子と妖夢。仲良く手を繋ぎ、蜜を垂らし...
「全部妖夢の性ね」~
「そ、そんな~幽々子様が……は、激しすぎるから」~
「それはそれとして、みんなに妖夢の痴態……見られてた訳だけ...
「…………はぃっ?」~
言われて改めて下を見ると、亡霊さん達が大勢集まって宴会...
「明日から大変ね、妖夢」~
「……嘘。なっ、何でそおういうことをもっと早く……ぁ、ぁああ…...
「妖夢、人の噂は七十五日よ。あなたは半人だから約四十日。...
「うっ……ぅっ」~
さめざめと泣き崩れる妖夢。~
「まぁ、見える訳ないけれどね」~
「――はぅ!」~
「相変わらず素敵に素直ね~まぁ、そういう所が気に入ってる...
「……幽々子様」~
腕で涙を拭き取りながら。妖夢は真っ直ぐに幽々子の顔を見...
「妖夢、私が間違ったことをしたら……いつでも斬りかかってい...
「そ、それは……て、丁重にお断りいたしますっ!」~
「あらそう? それじゃ、後片付けは任せたわ」~
意味深に微笑み、好き勝手言って幽々子は去っていった。~
「……は、はぃ」~
よくよく下を見ると、亡霊さん達は騒ぎ疲れて眠って? い...
急ぎ服装を整え、地上に降り立つ。間近で見ると、うんざり...
「……こんなの、一人じゃ無理ですよ、幽々子様ぁ~」~
「やっぱり、あなたたちが一番退屈しないで済むわねぇ。橙を...
がっくりと肩を落としたところに、不意に声が聞こえてきた。~
「だ、誰!?」~
「ふふ、当ててみなさい」~
妖夢は目を凝らすが、姿は見えず、やはり声のみ。~
「それにしても、いい声で鳴いてくれるわ。私も楽しませて貰...
「――みょん!?」~
視界の端に蜘蛛の巣のような白いものが見えた瞬間、妖夢は...
叫びとも悲鳴とも取れる鳴き声を、月はただ静かに見守り続...
~
……その後、妖夢はもう一仕事させられたとか、させられなか...
~
糸冬~
~
あとがきのようなもの(仮)~
~
このSSは 匿名希望M子 さんのリクエストで作成したも...
凶ツ剣・八雷とか言う 怪しい神速八連攻撃を思いついたが...
みょんはともかく、ゆゆ様の台詞回しがとてもびみょん、大...
……つーか ネチョいのかな これ?(倒~
~
まあそな感じで 黄フロの中の人とか ZUNセンセ 期待して...
~
東方と言えばうずら と言うことで追加してみたものの 何...
やっぱり割って使うのが正しい使い方のような気がします わ~
~
犯人:サティ 『鉄錆妖精庭園』http://web1.incl.ne.jp/saty...
※期待するようなものは 何もありません(´-`)
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