とうほうネチョロダ/年の始めの
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〜年の始めの〜~
~
~
今年もまた新しい時がやってきた。時間の流れとは無関係な...
~
「ささ、妖夢。ぐぐっと一杯いきなさい」~
「い、いえ。私は後片付けもありますので、お酒は…」~
「何よーう、ノリが悪いわねぇ妖夢は」~
~
忙しく動き回る妖夢を呼び止めて猪口を差し出す幽々子だっ...
「紫ぃ〜、あなたは私のお酒、飲んでくれるわよねぇ〜?」~
「はいはい、頂きます」~
賑やかな霊達の騒ぎ声の中、静かに飲んでいた紫は幽々子の...
「うー、いい飲みっぷりじゃない、紫。私も負けてられないわ」~
それに対抗意識を燃やしているのか、幽々子もどんどんと酒...
「うふふ…これで、紫には負けない………うぷ」~
「ほらほら、落ち着いて…酒は飲まれるものじゃないのよ」~
目を回す幽々子の肩を抱き、支える紫。~
「ふぅ〜………うぇ…」~
脱力したように、幽々子は体を紫に任せた。いつも、どこか...
「大丈夫? 幽々子…」~
「うー…ん……大丈夫…だと思う…」~
と言う幽々子だったが、どうにも危なっかしいのは明らかだ...
「うぇ? 紫、何するの…?」~
「主賓が真っ先に酔いつぶれるなんてお笑い種だけど、放って...
幽々子を抱き上げたまま、紫は妖夢を呼ぶ。~
「はい」~
「幽々子を休ませてくるから、後をよろしくね?」~
「へ? あ、は、あの、紫様、それは……」~
「皆が羽目を外し過ぎなければいいのよ。万が一の時は、こう...
「それはどうかと…」~
「とにかく、頼んだわよ」~
「え、は、はい……」~
困惑する妖夢をその場に残し、紫は幽々子の寝室へと足を運...
~
~
* * *~
~
~
「ふうう〜〜〜………」~
幽々子は目を覚ますと、大きく息を吐いた。それから二、三...
「………紫」~
「あら、起きたのね、幽々子」~
幽々子の顔を覗き込んで微笑む紫。その顔は、月光に照らさ...
「…ここは何処? 私は」~
「ここはあなたの部屋。そしてあなたは酔っ払いの幽霊さん」~
幽々子が聞き終わる前に突っ込む紫。言葉を遮られた幽々子...
「それで…どうして紫がここに居るの…?」~
「何言ってるのよ。介抱してあげてるんじゃないの。あなたが...
「…そう、だったわね。…あー……まだ少し、ふわふわするー…」~
上体を起こすも、よろめく幽々子。紫はその体を支える。~
「無理しないの。少し休めば治ると思うけど、ね?」~
「んー…紫…ありがとー……」~
紫に体を預け、目を瞑る幽々子。~
~
ぎゅっ…~
~
その体を、紫は抱きしめる。~
「……ん? どうしたの? 紫…」~
「………温かいわね、幽々子は」~
「…そう? 幽霊って、冷たいものなのよ…?」~
そう呟く幽々子の髪を、優しく撫でる紫。その手が、徐々に...
「…温かいわ。幽々子は、とても温かい」~
「よく、分からないわよ。紫」~
「……そうね。幽々子には分からないかも…」~
「酷いわ、自己完結するなんて」~
「ごめんね」~
全く悪気の無い表情で微笑む紫。その腕が、幽々子を抱く力...
「———本当にどうしたの、紫? 今日は何だかとても甘えてるよ...
「…いいじゃない、偶には。こうして、幽々子と二人きりで過ご...
「あら、紫がそんな事言うなんて…もしかして、酔ってる?」~
今まで酔っていたのは幽々子だが、それは二人にとっては些...
「そうね、酔ってるわね」~
「その上、二人きり?」~
「…誰も来ない、静かな部屋でね…」~
幽々子の手が、紫の背に回される。~
「今日は綺麗な月夜。灯りが無くても、紫の隅々まで見渡せる...
「何て素敵な月夜かしら。あなたをこうして抱く事が、素直に...
二人の顔が近付く。しんとした月明かりが射す中、唇が静か...
~
~
* * *~
~
~
「ん……ふ……」~
「…っ……ちゅ…」~
触れ合うだけの口付けが何度も繰り返される。しかしそれは...
「んん……んぐ、ちゅっ、ふ、っちゅる……」~
「はぁ、ん、ふ、んんん……ん…」~
長い時間をかけて行われたそれは、二人の息が続かなくなる...
「はあっ……あ………ん……」~
「ふあっ、あっ……むぐ、う、んふ……」~
口を離しても、すぐにまた始まる。飽きもせず何度も、何度...
「んっ…! あ……紫…手……」~
「ん? 手が、どうかした?」~
わざと分からないようなフリをして、紫は手に力を入れる。~
「はうっ……!」~
幽々子の着物越しに、柔らかな膨らみが歪むのが分かった。...
「あんっ、んっ、ふぅっ……! ゆか、りぃ……そんな、胸、だけ...
「……あら。もっと触って欲しい所でも、あるの…?」~
「…意地悪、なんだから……」~
紫も、幽々子がさっきからもぞもぞと股を擦り合わせている...
「…もう我慢出来ないんだからね? だから———」~
しゅるり、と着物の帯を解く音。ぱさりと畳の上に落ちた着...
「………もっと、弄って…? もっと紫に触れられたくて、私の体…...
「……綺麗よ……幽々子……」~
赤く染まった幽々子の頬に軽く口付け、紫も自分の服に手を...
「紫だって……綺麗……」~
二人は生まれたままの姿で抱き合うと、もう一度深く口付け...
~
がしゃんっ~
~
「?」~
不意に部屋の外から聞こえた無機質な音に気付いた。~
「………………」~
…見ると、部屋の扉が少し開いている。そこから、何かが覗い...
「ん…? どうしたの、紫………」~
それで、幽々子も気付いたらしく、紫と同じように扉の向こ...
~
「「……妖夢?」」~
~
「っっ……!!」~
妖夢と呼ばれたその人影は、二人の声に固まると、廊下に落...
「ちょっと、待って」~
しかし、すぐさま紫の放つ隙間に捕らえられ、その中を通っ...
「あ………あの……あの……」~
妖夢の顔は茹だったように赤く、二人の顔をまともに見られ...
「…どうして、あんな所に居たのかしら?」~
「………あ………幽々子…様…の…具合を見に来たのですが………その………」~
「あらあら妖夢。私の紫の裸、見たのね?」~
「それだけじゃないでしょう、幽々子? きっと私と幽々子の...
「っ……! その、すみません……!」~
からかうような二人の口ぶりに、必死で謝る妖夢。しかし、...
その代わり。~
~
「そういえば、幽々子。あなた妖夢とは『まだ』?」~
「…そうね。言われてみれば、まだ『何も』してないわねぇ…」~
「……ふふ、じゃあ折角だから、妖夢を大人にしてあげましょう…...
「あら、いいわねぇ。そろそろ妖夢も、こういう事を覚えても...
~
「…へ……?」~
妖夢が何やら背筋にぞくりとしたものを感じたのと、紫と幽...
~
~
* * *~
~
~
「ひゃっ!?」~
訳も分からず、妖夢はいきなり布団に押し倒された。見える...
「あ、あの……? どうしたんですか、幽々子様…?」~
「え〜? 何もないわよ〜? ねえ、紫〜?」~
「そうよ、妖夢……別にあなたを幽々子と食べちゃおうだなんて...
「う、嘘だッ! その目は何か企んでる目ですっ…!」~
後ずさる妖夢だったが、後ろにあった隙間から伸びる手に掴...
「あら、企んでるなんてひどいわね、妖夢」~
「そうよ? 私達は、妖夢を大人にしてあげようと思って、ね...
「そ、そんなのいいですっ…! 私まだ、そんなの……あうっ!」~
ばっ!~
妖夢の抵抗も虚しく、二人の手によって服が脱がされてゆく...
「あうー………みょん……」~
「あらあら、可愛い事するのね、妖夢は」~
「ふふ、でも駄目よ。覚悟して、美味しく食べられちゃいなさ...
「やっ……ああっ……!」~
両手で胸を懸命に隠し、膝を曲げて大事な部分が見えないよ...
~
「ひあ……や……見ないで…下さい…」~
「………大きくなったわね、妖夢♪」~
「あら、ほんとね。昔はあんなに小さかったのに…」~
「………うぅ〜〜〜………」~
~
幽々子と紫がまじまじと見つめるのは、妖夢の股間から生え...
そう、妖夢には生まれつき男のモノが付いていた。~
だが、当然そんな事は周知の二人、久し振りに見た妖夢のモ...
「んー……えい」~
ちょん~
「ひっ」~
「ふふ、敏感なのね」~
幽々子がモノの先端をつつくと、妖夢がぴくりと震えた。そ...
「ふぁ……や、やぁ……やめ……」~
「ふふ…ここまで来て止める訳、無いじゃない…ねえ、幽々子…?...
妖夢のか細い抗議も、紫には届かない。恥ずかしさで動けな...
「ひうっ!」~
「そうよ……? 大丈夫、優しくするから……ん…」~
「んああっ!」~
幽々子は両手で妖夢のモノを包み、ゆっくりと扱く。妖夢自...
「ん……乳首、硬くなってきたわよ……幽々子、そっちはどう?」~
「うふふ……コッチも、どんどんおっきくなってきてるわよ……立...
「うあ……はぅ、ふぁ……」~
上と下、双方からの愛撫で、妖夢の体から力が抜けてゆく。...
「はあっ……あう、うぅん、くうっ…ん…」~
「あらあら妖夢…先っぽからおツユが出てきたわよ? 気持ちい...
「ふぁ…は、それ、は……はあ、んむっ……ふ…くちゅ…」~
「ちゅう……んん……」~
喘ぐ妖夢の唇を、紫の唇が塞ぐ。紫の舌が妖夢の口腔を舐り...
「あ〜、紫ったら…まだ私、妖夢とキスしてないのに………いいも...
「んんんんんっ!」~
紫に口を塞がれているので、妖夢はくぐもった悲鳴を上げる...
「うふ……妖夢ったら、濡れてるわよ…? 綺麗にしてあげるね……...
「ひうっ! んんんっ!! ……ぷあっ! っあぁぁあんっ! ...
紫の舌から解放された妖夢が高い声で鳴く。涙を零して懇願...
「そんな事言わないの。ますます苛めたくなっちゃうじゃない…...
「…ちゅぱっ……ん、ふふ…そうね。妖夢って、ついつい泣かせた...
「なっ……ひどいっ…ですっ……ふあっ、あああんっ……!」~
「んふぅ……また、溢れてきてる…感じてるのね、妖夢…」~
だが、妖夢が拒む程に割れ目からは愛液が滴ってくる。~
「ああんっ、ひあっ、やっ、ああん、あああっっ!」~
一段と妖夢の声が高くなり、息も荒くなってゆく。陰唇から...
「ん…? そろそろイッちゃうのかしら…? いいわよ、私の舌...
妖夢の限界を感じた幽々子は、舌による愛撫を更に激しくさ...
「はうっ! あ、ひゃ……ぁ、うあ、んぁあぁぁあぁぁぁぁぁー...
びく、びく、と震え、妖夢の体から力が抜けてゆく。かくん...
「あふ……ぇ………ぅ、ぁ…」~
「んふ…妖夢のおツユ、とっても美味しかったわよ…」~
口の周りを妖夢の愛液で汚しながら、幽々子は微笑む。その...
「あ、幽々子ずるい。一人だけ満足しちゃって…私だって、欲し...
そんな幽々子を、紫は非難するような目で見た。~
「ん、紫も食べたいの? だったらほら、今なら妖夢は食べ放...
「………はぅ……ぅ……は…」~
幽々子の言うとおり、妖夢の体は紫が離すと、そのまま布団...
「…そうね。じゃあ、私はこっちを食べちゃおうしら…?」~
そう言って紫が手を伸ばしたのは、天に向かってそそり立っ...
「…熱い…」~
「……うっ…」~
紫が触れたその途端、妖夢が呻く。それに反応して、モノも...
「あはぁ………はむ、ぅ、ん……」~
そのまま、一気にモノ全体を咥え込む。それからしばらく口...
「ふ……むぅ、ちゅ、ちゅう……じゅる…」~
「うっ、あっ、ああっ、うあっ」~
妖夢は断続的に喘ぎ、体を震わせる。それを見た紫は、今度...
「んふ…ちゅぷ、は、む、んぐ……ふふふ…ぴくぴくしてる……」~
「ひゃ、や、あぁぁぁ、あ、き、気持ちいい、気持ちいい、よ...
既に妖夢も素直な言葉を吐き出している。それに気を良くし...
「ふああ……紫様の、胸が…」~
「素直になったご褒美よ……どう? 気持ちいい?」~
「は、はい…」~
モノの先端から溢れた先汁が紫の胸に零れ落ち、糸を引く。...
「あんっ! やっ、そこ、すごっ……!」~
「ふふふ……ちゅっ、んっ、はくっ……ちゅ…」~
妖夢の反応に、更に気を良くした紫は、胸と口で愛撫を続け...
むに。~
「…むに?」~
紫の胸に、柔らかい何かが当たる感触。紫が目の前を見てみ...
「何……幽々子?」~
「……駄目。紫ばっかりそんな事して、ずるいんだから。…私もす...
そう言って、幽々子も妖夢のモノをペロリと舐めた。~
「ひゃんっ!」~
何度も弄られ、感度の高まっていた妖夢のモノは、それだけ...
「全く、幽々子はしょうがないわねぇ………でも、いいわ。一緒に...
「…うん♪」~
「ぅぁ……幽々子様…紫様……」~
二人が微笑む中、ただ一人不安そうな顔になる妖夢だった…~
~
~
* * *~
~
~
「ん……ちゅ、はむ、ん、ふぅ……はぁ…」~
「はあ…んん、れろ…ちゅぅ、んく、はむ…」~
~
幽々子と紫の乳房が、妖夢のモノを挟んで揉みしだく。竿の...
「うあ、はぁ……! や、く、ひうっ…!」~
びゅっ……びゅるっ……~
腰が浮く程の快感が妖夢を責め立て、射精を促す。もう何度...
「ん…妖夢の濃いのまた出たぁ……♪ ん、ぺろっ……ふふ、美味し...
「ちゅっ……んふ…ちょっと妖夢の境界を弄ったから、幾らでも出...
「ぁ、そんな、あ、あうっ……!」~
どぴゅっ……びゅ…~
幽々子の次は紫、紫の次は幽々子と、二人は交互に妖夢の精...
「あ、あぁぁ、ああ、ぁぁああ、あああ………」~
苦悶と快感が入り混じったような喘ぎを漏らす妖夢は、ただ...
「んくっ…こくっ………ぷはぁ……はぁ…ごちそうさまぁ…♪」~
「ん…ふふ……妖夢の精子、とっても濃くって美味しかったわよ…...
「……あ……う……」~
疲れ果てたといった表情の妖夢と、顔と胸を白く汚し淫靡に...
~
「はっ、あっ、ああんっ……! すごいっ…あれだけ出したのに、...
寝転んだままの妖夢の上に跨り、幽々子は腰を振る。じゅぽ...
「んっくっ……! あふ、幽々子、様っ、激し、すぎ、あっ、あ...
どくんっ、どくんっ!~
そうして何度か達した後は、幽々子に変わって紫に搾り取ら...
「はっ………はひっ……は……ぁぁ………」~
「んふうっ……ちゅるぅ…妖夢……可愛いわぁ………今日は…宴だから…...
「ふあ……あん、紫、様…」~
妖夢の唇を吸いながら、紫が誘うように囁く。そのまま紫は...
「んっ……! ふぅ……ほら、動いて……?」~
「うくっ……! は、あっ…!」~
「あっ…そ、そうよぉ……! もっと、もっと深くまで突いてぇ……...
「あうっ、くうっ、んんんっ!!」~
ずっ、ずぶっ、じゅぷっ…!~
「あはぁんっ! ん、あはっ、ひゃあぁぁん!!」~
紫は下から突き上げられ、嬌声を上げる。~
「ん〜、紫ぃ〜…私もぉ…」~
それを見ていた幽々子が、紫と唇を重ね始める。~
「妖夢…私のココ、舐めてくれる…?」~
それから妖夢の目の前に、ぱっくりと開いた割れ目を晒して...
「んぐっ……は、はふ……んぐ、ちゅぷ…」~
「んんぅ…! あ、妖夢、イイ……気持ちいい…♪」~
~
幽々子の愛液で、妖夢の口の周りはすぐにべとべとになる。...
「あふぅんっ……! 妖夢っ…すごいっ、イイっ……!! はああぁ...
「んちゅっ、はむ、れろ、ひうっ、ん……! 紫ぃ……もっと…! ...
「あぁ、ぅああ! 紫様っ! 幽々子様ぁっ……!!」~
その間にも、何度も達し、何回も潮を吹いた。もう自分がど...
~
「「「うぁ、はぁあああぁぁぁぁあぁぁああぁああぁぁぁぁあ...
~
息荒く、重なり合うようにして布団にくずおれる三人の少女...
~
~
* * *~
~
~
「……ゆ………り………………ゆか…り……」~
「………………ん………」~
~
誰かの声で、紫は目を覚ました。見ると、紫の頭は、幽々子...
「……幽々子」~
「おはよう、紫」~
朝の挨拶だったが、外を見るとまだ月の出ている夜だった。...
「妖夢は…」~
「私の隣でのびてるわよ。くす、もう少し体力を付けてもらお...
幽々子の隣で妖夢は眠りこけていた。流石に何度も二人の相...
「………幽々子?」~
「なあに? 紫…」~
~
紫は幽々子の名を呟くと、そって幽々子の頬に手をかざした...
「……今年はいい年になりそう」~
「…それは、良かったわ」~
~
「あけましておめでとう、幽々子…」~
「おめでとう、紫」~
~
そう言って二人は、最初の行為の続きをするように———唇を重...
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
了~
~
~
~
~
~
~
~
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~
~
---------------------------------------------------------...
~
<後書きな>~
~
実は姫始めネタなんだけど分かりにくい。というか時季ずれ...
~
ゆかりんとゆゆ様に一緒に責められたら確実に腎虚になりそ...
微妙に『ぉぃιぃぉっゅ』で紫が使った技が使われていたりす...
~
~
遅く書いた人:謎のザコ~
終了行:
~
〜年の始めの〜~
~
~
今年もまた新しい時がやってきた。時間の流れとは無関係な...
~
「ささ、妖夢。ぐぐっと一杯いきなさい」~
「い、いえ。私は後片付けもありますので、お酒は…」~
「何よーう、ノリが悪いわねぇ妖夢は」~
~
忙しく動き回る妖夢を呼び止めて猪口を差し出す幽々子だっ...
「紫ぃ〜、あなたは私のお酒、飲んでくれるわよねぇ〜?」~
「はいはい、頂きます」~
賑やかな霊達の騒ぎ声の中、静かに飲んでいた紫は幽々子の...
「うー、いい飲みっぷりじゃない、紫。私も負けてられないわ」~
それに対抗意識を燃やしているのか、幽々子もどんどんと酒...
「うふふ…これで、紫には負けない………うぷ」~
「ほらほら、落ち着いて…酒は飲まれるものじゃないのよ」~
目を回す幽々子の肩を抱き、支える紫。~
「ふぅ〜………うぇ…」~
脱力したように、幽々子は体を紫に任せた。いつも、どこか...
「大丈夫? 幽々子…」~
「うー…ん……大丈夫…だと思う…」~
と言う幽々子だったが、どうにも危なっかしいのは明らかだ...
「うぇ? 紫、何するの…?」~
「主賓が真っ先に酔いつぶれるなんてお笑い種だけど、放って...
幽々子を抱き上げたまま、紫は妖夢を呼ぶ。~
「はい」~
「幽々子を休ませてくるから、後をよろしくね?」~
「へ? あ、は、あの、紫様、それは……」~
「皆が羽目を外し過ぎなければいいのよ。万が一の時は、こう...
「それはどうかと…」~
「とにかく、頼んだわよ」~
「え、は、はい……」~
困惑する妖夢をその場に残し、紫は幽々子の寝室へと足を運...
~
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* * *~
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「ふうう〜〜〜………」~
幽々子は目を覚ますと、大きく息を吐いた。それから二、三...
「………紫」~
「あら、起きたのね、幽々子」~
幽々子の顔を覗き込んで微笑む紫。その顔は、月光に照らさ...
「…ここは何処? 私は」~
「ここはあなたの部屋。そしてあなたは酔っ払いの幽霊さん」~
幽々子が聞き終わる前に突っ込む紫。言葉を遮られた幽々子...
「それで…どうして紫がここに居るの…?」~
「何言ってるのよ。介抱してあげてるんじゃないの。あなたが...
「…そう、だったわね。…あー……まだ少し、ふわふわするー…」~
上体を起こすも、よろめく幽々子。紫はその体を支える。~
「無理しないの。少し休めば治ると思うけど、ね?」~
「んー…紫…ありがとー……」~
紫に体を預け、目を瞑る幽々子。~
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ぎゅっ…~
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その体を、紫は抱きしめる。~
「……ん? どうしたの? 紫…」~
「………温かいわね、幽々子は」~
「…そう? 幽霊って、冷たいものなのよ…?」~
そう呟く幽々子の髪を、優しく撫でる紫。その手が、徐々に...
「…温かいわ。幽々子は、とても温かい」~
「よく、分からないわよ。紫」~
「……そうね。幽々子には分からないかも…」~
「酷いわ、自己完結するなんて」~
「ごめんね」~
全く悪気の無い表情で微笑む紫。その腕が、幽々子を抱く力...
「———本当にどうしたの、紫? 今日は何だかとても甘えてるよ...
「…いいじゃない、偶には。こうして、幽々子と二人きりで過ご...
「あら、紫がそんな事言うなんて…もしかして、酔ってる?」~
今まで酔っていたのは幽々子だが、それは二人にとっては些...
「そうね、酔ってるわね」~
「その上、二人きり?」~
「…誰も来ない、静かな部屋でね…」~
幽々子の手が、紫の背に回される。~
「今日は綺麗な月夜。灯りが無くても、紫の隅々まで見渡せる...
「何て素敵な月夜かしら。あなたをこうして抱く事が、素直に...
二人の顔が近付く。しんとした月明かりが射す中、唇が静か...
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* * *~
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「ん……ふ……」~
「…っ……ちゅ…」~
触れ合うだけの口付けが何度も繰り返される。しかしそれは...
「んん……んぐ、ちゅっ、ふ、っちゅる……」~
「はぁ、ん、ふ、んんん……ん…」~
長い時間をかけて行われたそれは、二人の息が続かなくなる...
「はあっ……あ………ん……」~
「ふあっ、あっ……むぐ、う、んふ……」~
口を離しても、すぐにまた始まる。飽きもせず何度も、何度...
「んっ…! あ……紫…手……」~
「ん? 手が、どうかした?」~
わざと分からないようなフリをして、紫は手に力を入れる。~
「はうっ……!」~
幽々子の着物越しに、柔らかな膨らみが歪むのが分かった。...
「あんっ、んっ、ふぅっ……! ゆか、りぃ……そんな、胸、だけ...
「……あら。もっと触って欲しい所でも、あるの…?」~
「…意地悪、なんだから……」~
紫も、幽々子がさっきからもぞもぞと股を擦り合わせている...
「…もう我慢出来ないんだからね? だから———」~
しゅるり、と着物の帯を解く音。ぱさりと畳の上に落ちた着...
「………もっと、弄って…? もっと紫に触れられたくて、私の体…...
「……綺麗よ……幽々子……」~
赤く染まった幽々子の頬に軽く口付け、紫も自分の服に手を...
「紫だって……綺麗……」~
二人は生まれたままの姿で抱き合うと、もう一度深く口付け...
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がしゃんっ~
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「?」~
不意に部屋の外から聞こえた無機質な音に気付いた。~
「………………」~
…見ると、部屋の扉が少し開いている。そこから、何かが覗い...
「ん…? どうしたの、紫………」~
それで、幽々子も気付いたらしく、紫と同じように扉の向こ...
~
「「……妖夢?」」~
~
「っっ……!!」~
妖夢と呼ばれたその人影は、二人の声に固まると、廊下に落...
「ちょっと、待って」~
しかし、すぐさま紫の放つ隙間に捕らえられ、その中を通っ...
「あ………あの……あの……」~
妖夢の顔は茹だったように赤く、二人の顔をまともに見られ...
「…どうして、あんな所に居たのかしら?」~
「………あ………幽々子…様…の…具合を見に来たのですが………その………」~
「あらあら妖夢。私の紫の裸、見たのね?」~
「それだけじゃないでしょう、幽々子? きっと私と幽々子の...
「っ……! その、すみません……!」~
からかうような二人の口ぶりに、必死で謝る妖夢。しかし、...
その代わり。~
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「そういえば、幽々子。あなた妖夢とは『まだ』?」~
「…そうね。言われてみれば、まだ『何も』してないわねぇ…」~
「……ふふ、じゃあ折角だから、妖夢を大人にしてあげましょう…...
「あら、いいわねぇ。そろそろ妖夢も、こういう事を覚えても...
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「…へ……?」~
妖夢が何やら背筋にぞくりとしたものを感じたのと、紫と幽...
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* * *~
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「ひゃっ!?」~
訳も分からず、妖夢はいきなり布団に押し倒された。見える...
「あ、あの……? どうしたんですか、幽々子様…?」~
「え〜? 何もないわよ〜? ねえ、紫〜?」~
「そうよ、妖夢……別にあなたを幽々子と食べちゃおうだなんて...
「う、嘘だッ! その目は何か企んでる目ですっ…!」~
後ずさる妖夢だったが、後ろにあった隙間から伸びる手に掴...
「あら、企んでるなんてひどいわね、妖夢」~
「そうよ? 私達は、妖夢を大人にしてあげようと思って、ね...
「そ、そんなのいいですっ…! 私まだ、そんなの……あうっ!」~
ばっ!~
妖夢の抵抗も虚しく、二人の手によって服が脱がされてゆく...
「あうー………みょん……」~
「あらあら、可愛い事するのね、妖夢は」~
「ふふ、でも駄目よ。覚悟して、美味しく食べられちゃいなさ...
「やっ……ああっ……!」~
両手で胸を懸命に隠し、膝を曲げて大事な部分が見えないよ...
~
「ひあ……や……見ないで…下さい…」~
「………大きくなったわね、妖夢♪」~
「あら、ほんとね。昔はあんなに小さかったのに…」~
「………うぅ〜〜〜………」~
~
幽々子と紫がまじまじと見つめるのは、妖夢の股間から生え...
そう、妖夢には生まれつき男のモノが付いていた。~
だが、当然そんな事は周知の二人、久し振りに見た妖夢のモ...
「んー……えい」~
ちょん~
「ひっ」~
「ふふ、敏感なのね」~
幽々子がモノの先端をつつくと、妖夢がぴくりと震えた。そ...
「ふぁ……や、やぁ……やめ……」~
「ふふ…ここまで来て止める訳、無いじゃない…ねえ、幽々子…?...
妖夢のか細い抗議も、紫には届かない。恥ずかしさで動けな...
「ひうっ!」~
「そうよ……? 大丈夫、優しくするから……ん…」~
「んああっ!」~
幽々子は両手で妖夢のモノを包み、ゆっくりと扱く。妖夢自...
「ん……乳首、硬くなってきたわよ……幽々子、そっちはどう?」~
「うふふ……コッチも、どんどんおっきくなってきてるわよ……立...
「うあ……はぅ、ふぁ……」~
上と下、双方からの愛撫で、妖夢の体から力が抜けてゆく。...
「はあっ……あう、うぅん、くうっ…ん…」~
「あらあら妖夢…先っぽからおツユが出てきたわよ? 気持ちい...
「ふぁ…は、それ、は……はあ、んむっ……ふ…くちゅ…」~
「ちゅう……んん……」~
喘ぐ妖夢の唇を、紫の唇が塞ぐ。紫の舌が妖夢の口腔を舐り...
「あ〜、紫ったら…まだ私、妖夢とキスしてないのに………いいも...
「んんんんんっ!」~
紫に口を塞がれているので、妖夢はくぐもった悲鳴を上げる...
「うふ……妖夢ったら、濡れてるわよ…? 綺麗にしてあげるね……...
「ひうっ! んんんっ!! ……ぷあっ! っあぁぁあんっ! ...
紫の舌から解放された妖夢が高い声で鳴く。涙を零して懇願...
「そんな事言わないの。ますます苛めたくなっちゃうじゃない…...
「…ちゅぱっ……ん、ふふ…そうね。妖夢って、ついつい泣かせた...
「なっ……ひどいっ…ですっ……ふあっ、あああんっ……!」~
「んふぅ……また、溢れてきてる…感じてるのね、妖夢…」~
だが、妖夢が拒む程に割れ目からは愛液が滴ってくる。~
「ああんっ、ひあっ、やっ、ああん、あああっっ!」~
一段と妖夢の声が高くなり、息も荒くなってゆく。陰唇から...
「ん…? そろそろイッちゃうのかしら…? いいわよ、私の舌...
妖夢の限界を感じた幽々子は、舌による愛撫を更に激しくさ...
「はうっ! あ、ひゃ……ぁ、うあ、んぁあぁぁあぁぁぁぁぁー...
びく、びく、と震え、妖夢の体から力が抜けてゆく。かくん...
「あふ……ぇ………ぅ、ぁ…」~
「んふ…妖夢のおツユ、とっても美味しかったわよ…」~
口の周りを妖夢の愛液で汚しながら、幽々子は微笑む。その...
「あ、幽々子ずるい。一人だけ満足しちゃって…私だって、欲し...
そんな幽々子を、紫は非難するような目で見た。~
「ん、紫も食べたいの? だったらほら、今なら妖夢は食べ放...
「………はぅ……ぅ……は…」~
幽々子の言うとおり、妖夢の体は紫が離すと、そのまま布団...
「…そうね。じゃあ、私はこっちを食べちゃおうしら…?」~
そう言って紫が手を伸ばしたのは、天に向かってそそり立っ...
「…熱い…」~
「……うっ…」~
紫が触れたその途端、妖夢が呻く。それに反応して、モノも...
「あはぁ………はむ、ぅ、ん……」~
そのまま、一気にモノ全体を咥え込む。それからしばらく口...
「ふ……むぅ、ちゅ、ちゅう……じゅる…」~
「うっ、あっ、ああっ、うあっ」~
妖夢は断続的に喘ぎ、体を震わせる。それを見た紫は、今度...
「んふ…ちゅぷ、は、む、んぐ……ふふふ…ぴくぴくしてる……」~
「ひゃ、や、あぁぁぁ、あ、き、気持ちいい、気持ちいい、よ...
既に妖夢も素直な言葉を吐き出している。それに気を良くし...
「ふああ……紫様の、胸が…」~
「素直になったご褒美よ……どう? 気持ちいい?」~
「は、はい…」~
モノの先端から溢れた先汁が紫の胸に零れ落ち、糸を引く。...
「あんっ! やっ、そこ、すごっ……!」~
「ふふふ……ちゅっ、んっ、はくっ……ちゅ…」~
妖夢の反応に、更に気を良くした紫は、胸と口で愛撫を続け...
むに。~
「…むに?」~
紫の胸に、柔らかい何かが当たる感触。紫が目の前を見てみ...
「何……幽々子?」~
「……駄目。紫ばっかりそんな事して、ずるいんだから。…私もす...
そう言って、幽々子も妖夢のモノをペロリと舐めた。~
「ひゃんっ!」~
何度も弄られ、感度の高まっていた妖夢のモノは、それだけ...
「全く、幽々子はしょうがないわねぇ………でも、いいわ。一緒に...
「…うん♪」~
「ぅぁ……幽々子様…紫様……」~
二人が微笑む中、ただ一人不安そうな顔になる妖夢だった…~
~
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* * *~
~
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「ん……ちゅ、はむ、ん、ふぅ……はぁ…」~
「はあ…んん、れろ…ちゅぅ、んく、はむ…」~
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幽々子と紫の乳房が、妖夢のモノを挟んで揉みしだく。竿の...
「うあ、はぁ……! や、く、ひうっ…!」~
びゅっ……びゅるっ……~
腰が浮く程の快感が妖夢を責め立て、射精を促す。もう何度...
「ん…妖夢の濃いのまた出たぁ……♪ ん、ぺろっ……ふふ、美味し...
「ちゅっ……んふ…ちょっと妖夢の境界を弄ったから、幾らでも出...
「ぁ、そんな、あ、あうっ……!」~
どぴゅっ……びゅ…~
幽々子の次は紫、紫の次は幽々子と、二人は交互に妖夢の精...
「あ、あぁぁ、ああ、ぁぁああ、あああ………」~
苦悶と快感が入り混じったような喘ぎを漏らす妖夢は、ただ...
「んくっ…こくっ………ぷはぁ……はぁ…ごちそうさまぁ…♪」~
「ん…ふふ……妖夢の精子、とっても濃くって美味しかったわよ…...
「……あ……う……」~
疲れ果てたといった表情の妖夢と、顔と胸を白く汚し淫靡に...
~
「はっ、あっ、ああんっ……! すごいっ…あれだけ出したのに、...
寝転んだままの妖夢の上に跨り、幽々子は腰を振る。じゅぽ...
「んっくっ……! あふ、幽々子、様っ、激し、すぎ、あっ、あ...
どくんっ、どくんっ!~
そうして何度か達した後は、幽々子に変わって紫に搾り取ら...
「はっ………はひっ……は……ぁぁ………」~
「んふうっ……ちゅるぅ…妖夢……可愛いわぁ………今日は…宴だから…...
「ふあ……あん、紫、様…」~
妖夢の唇を吸いながら、紫が誘うように囁く。そのまま紫は...
「んっ……! ふぅ……ほら、動いて……?」~
「うくっ……! は、あっ…!」~
「あっ…そ、そうよぉ……! もっと、もっと深くまで突いてぇ……...
「あうっ、くうっ、んんんっ!!」~
ずっ、ずぶっ、じゅぷっ…!~
「あはぁんっ! ん、あはっ、ひゃあぁぁん!!」~
紫は下から突き上げられ、嬌声を上げる。~
「ん〜、紫ぃ〜…私もぉ…」~
それを見ていた幽々子が、紫と唇を重ね始める。~
「妖夢…私のココ、舐めてくれる…?」~
それから妖夢の目の前に、ぱっくりと開いた割れ目を晒して...
「んぐっ……は、はふ……んぐ、ちゅぷ…」~
「んんぅ…! あ、妖夢、イイ……気持ちいい…♪」~
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幽々子の愛液で、妖夢の口の周りはすぐにべとべとになる。...
「あふぅんっ……! 妖夢っ…すごいっ、イイっ……!! はああぁ...
「んちゅっ、はむ、れろ、ひうっ、ん……! 紫ぃ……もっと…! ...
「あぁ、ぅああ! 紫様っ! 幽々子様ぁっ……!!」~
その間にも、何度も達し、何回も潮を吹いた。もう自分がど...
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「「「うぁ、はぁあああぁぁぁぁあぁぁああぁああぁぁぁぁあ...
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息荒く、重なり合うようにして布団にくずおれる三人の少女...
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* * *~
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「……ゆ………り………………ゆか…り……」~
「………………ん………」~
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誰かの声で、紫は目を覚ました。見ると、紫の頭は、幽々子...
「……幽々子」~
「おはよう、紫」~
朝の挨拶だったが、外を見るとまだ月の出ている夜だった。...
「妖夢は…」~
「私の隣でのびてるわよ。くす、もう少し体力を付けてもらお...
幽々子の隣で妖夢は眠りこけていた。流石に何度も二人の相...
「………幽々子?」~
「なあに? 紫…」~
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紫は幽々子の名を呟くと、そって幽々子の頬に手をかざした...
「……今年はいい年になりそう」~
「…それは、良かったわ」~
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「あけましておめでとう、幽々子…」~
「おめでとう、紫」~
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そう言って二人は、最初の行為の続きをするように———唇を重...
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了~
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<後書きな>~
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実は姫始めネタなんだけど分かりにくい。というか時季ずれ...
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ゆかりんとゆゆ様に一緒に責められたら確実に腎虚になりそ...
微妙に『ぉぃιぃぉっゅ』で紫が使った技が使われていたりす...
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遅く書いた人:謎のザコ~
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