とうほうネチョロダ/寂しがり屋のノーレッジ
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開始行:
いきなりだけど悪魔を呼んでみることにした。~
といっても、大掛かりな準備を要するサバトとかじゃないの...
~
理由? ・・・それは、口に出すのは恥ずかしいことだけど、率...
~
だって仕方ないじゃない? 百年も本ばかり読んでいれば自...
~
えっ? 遅いよって? それもまあ当然といえば当然ね。私...
・・・って、別に一人でずぅ~っと本を読み続けたいって意味じ...
~
とまあ、人間で言えば少女と呼ばれるくらいの年齢に、漸く...
限らないけど、遅かれ早かれ、いずれはあの子も私と同じよ...
~
――コホンッ、それはさておき、うちのメイド長の咲夜はどう...
~
少なくとも魔理沙よりかは年上なんだし、そういうことに興...
~
・・・あれこれと勝手な想像をするより、直接本人に「性的な行...
~
「あの大人しくて真面目で病弱で取り澄ました上に知識と日...
そう、私は人間で言うなら完璧に仕事をこなす女史でなくて...
~
それなら身内でない魔理沙に聞いてみたいところだけど、そ...
~
・・・というよりも、魔理沙や咲夜に留まらず、端からそんな話...
~
~
博麗霊夢、・・・直にバカにされる。~
霧雨魔理沙、・・・もちろんバカにされる。~
咲夜、・・・今後の扱われ方が変わる。~
レミィ、・・・とても言えない。~
妹さま、・・・まだ早い。~
小悪魔、・・・立つ瀬がない。~
湖の氷精、・・・無理。~
~
~
・・・・・・・・・。~
~
・・・そもそも私は自分からそんな話を切り出せるほど社交的な...
~
・・・分かった? 分かったわね? 普通よ、全然普通!~
絶対、間違いなく、確実に、私くらいの歳(人間年齢換算)の...
~
まあ・・・そういうわけだから、結局のところえっちなことを試...
まあ、仮に人数がいたとしても私の方が彼女たちを誘う事に...
~
~
*~
~
知識を得ること、実践すること、それらが生きることに意味...
~
―――日を閉ざす霧。~
―――老桜の開花。~
―――地上の密室。~
~
どれもこれもが事を起こした本人たちにとっての自己満足で...
幻想郷全域を霧で覆わなくてもレミィは生きていける。桜は...
各々簡単に分析してみると、大体が自分の我を通すためにや...
・・・そうなってはもはや自己満足にすらなっていないが、一応...
~
・・・そもそも、彼女らは私と違って寿命なんてない。彼女らの...
逆に、私が本ばかり読んでいるのだって、他人の目から見れ...
~
~
・・・っと、つまりね、私が言いたいのは・・・。~
あ~、その・・・、えっと・・・・・・、凡そ無駄とも思える知識の実...
~
そう自分に言い聞かせて、私は生まれて初めて自慰行為なる...
~
事の発端は図書館で偶然その手の内容がくわしく載っている...
読みながら、うっすらと自分の下着が湿っているのを感じて...
~
あのときの興奮ったらなかった。ぽぉっと顔を真っ赤にしな...
~
くぐもった吐息を何度吐いたか分からない。~
やがて、頭の中が真っ白になったみたいな強烈な快感に襲わ...
~
・・・その後の事は今でも思い出すとゾッとする。~
軽くとは言ってもそこそこの時間意識がなかったようで、偶...
~
「・・・さま・・・・・・ぱ・・・・・・さま・・・・・・・・・パチュリー様!」~
~
ガクガクと体を揺すられ、パッと目を醒ましたときは本当に...
~
「・・・あ、咲・・・夜・・・・・・おはよう? ・・・えっ、っと・・・あれ...
~
先の服装の確認行動はほとんど体の反射みたいなもので、一...
~
「もう~、こんなところで眠られてはお体に障りますよ? ...
~
そう言って咲夜は私の手を取ろうとしたが、私は何とか状況...
・・・今立ち上がるのは拙い。ひじょ~に拙い。服装の乱れは寝...
~
「・・・と、ごめんなさい。ちょっと本を読んでたら転寝しちゃ...
~
そうですかぁ? と咲夜は困った顔をしていたが、何とか作...
・・・今でもそれを考えると恐いけど、もしかすると私の『行為...
そう考えると少し鬱になるけれど、実際のところは何も分か...
~
咲夜が図書館から出て行ったのを確認すると、私はそぉっと...
~
体をずらした場所を見てみると、案の定床はビショビショと...
~
薬を作ってから急いで現場に戻ると、私は脇目も振らずにそ...
その後は、ぺたんと床に崩れるようにして座り込んで、自分...
~
少し気持ちを落ち着けると、私は例の本と同じような内容の...
~
それからだろうか、私がそういう行為に興味を持ちのめり込...
~
・・・私はさっき言った。無駄なことをするのは生きている証だ...
だったら、この自己満足さえも私の生きている証だと言える...
それでも私は・・・・・・それでも私は・・・この行為に『意味』を持...
~
~
*~
~
少しずつ、少しずつ、私の行動はエスカレートしていった。~
始めは下着の上から申し訳程度に自分の陰部を擦る程度だっ...
~
最初は直に触れることがグロテスクな感じだったけど、行為...
~
そんな今では、下着はおろか服すらも着ないで行為に耽るこ...
~
こんな風にして、自慰行為が私の一日のいくつかの割合を占...
一番の問題はやっぱり咲夜だろうか。食事の呼び出しはまあ...
実際、咲夜が急に入ってくるということは何度かあって、そ...
~
「そうですか・・・。それじゃあもうしばらくお休みくださいね...
~
そんな感じに言って、軽く部屋の掃除をしてから会釈をして...
でも、そうやって咲夜を誤魔化しているうちに、バレたらど...
~
こんな危ない気持ちになるのは何でだろう? と考えてみた...
それはどういうことか? つまり、私の行っている行為を自...
~
でも、有体に自分の気持ちを言うと、異性・同性なんて関係...
~
そんな考えを抱くようになってから、私の自慰行為はやや変...
けど、魔女は処女を失うとその魔力を失うという話を聞いた...
~
・・・そっちの方も前と同じように快感を得ることが出来ると知...
~
そこを弄るようになってからは、陰部から分泌される体液の...
・・・なんだかんだと自分の行動に理由付けをしていたが、結局...
~
うふふふ、でもそうは言っても、ほら、今もこうして私は自...
~
~
あはははは、本当にどうしようもない・・・。~
これじゃあただの色情狂じゃない・・・。~
あら、この涙は何かしら・・・。~
何か悲しいことがあるっていうの?~
・・・うん、そう。きっとそう・・・。~
~
~
きっと私は―――寂しいんだ。~
~
~
*~
~
・・・気を紛らわすためだったのかもしれない。~
~
こうして室内の床に逆五芒星の魔方陣を魔法の塗料で書いて...
元々は自分の性欲を満足させるため、自慰行為の更に上の段...
~
私は・・・寂しい。~
~
だから、全く知らない悪魔を呼んで一緒に快楽を共有出来た...
それなら、その場限りとはいえ、私と快楽を共にしてくれる...
~
・・・儀式自体は簡単だ。~
まさか私自身を生贄にするわけにはいかなかったので、私を...
~
その途端に、燭台の火は全部掻き消え、室内は漆黒になる。...
~
「私を呼んだのは貴方?」~
~
姿は見えないが、確かにそんな声がした。~
悪魔・・・悪魔だ・・・! 儀式の方はどうやら成功していたらし...
でも、声からして呼び出したのは女性型の悪魔だったらしい...
~
「え、えぇ・・・そうよ。私が、・・・私が貴方を呼んだの」~
~
とりあえず返事をする。まあ女性の悪魔なのだとしても、や...
~
「・・・望みは?」~
~
どうせ全く知らない相手だ。~
そう思って私は普段なら決して他人に口にしないようなこと...
~
「わ、私と少しの間で構わないから、・・・その、交わって欲し...
~
「交わる? それは私と性交したいという意味?」~
~
「そ、そう・・・。そのために、貴方を呼んだのよ・・・。いい・・・...
~
「いいも悪いも・・・それが貴方の望みなら私は構わない。・・・...
~
「・・・えっ?」~
~
と、返してそれはそうかと思った。悪魔にしてみればいきな...
~
「それは・・・その、寂しいから・・・じゃ駄目かしら?」~
~
「寂しい?」~
~
「えぇ、とても、とても寂しいわ。今じゃこんなこと知らな...
~
「だから私と? 一緒にしたいって思ったの?」~
~
・・・誰でもよかったのかもしれない。でもそれは口にはしなか...
~
「そう・・・ね。どんなに気持ちがよくても、それが一人で終っ...
~
「貴方、面白いわね」~
~
「えっ? ・・・あ」~
~
悪魔は私の唇を塞いでいた。~
口腔に侵入してくる彼女の舌はとても心地のいいものだった。~
~
一人では味わえなかった快感にうっとりとしていると、悪魔...
乳首を指と舌でコリコリと愛撫され、私は思わず声を漏らし...
~
「・・・んぁ・・・・・・ふ・・・ぅ・・・」~
~
「ふふ、どうかしら? こういうのがしたかったの?」~
~
そういう・・・わけじゃなかったけど、気持ちよすぎて何も考え...
~
「・・・ゃ・・・そんなこ・・・・・・ひゃぅっ!」~
~
「あらあら、ここはもう凄いことになっているわね。私が慰...
~
こくこくと頭だけ振る。~
それから、悪魔は凄いことになっているらしい私の秘部をこ...
~
「はぅ・・・ん・・・あっ、あっ、・・・ん・・・んん・・・・・・」~
~
「ふふ、すごい息遣い・・・。それじゃあこっちの方で楽しみま...
~
「・・・ふぇ?」~
~
ふふふ、と笑ったかと思うと、急に悪魔は愛撫を止めて、手...
~
「ひゃっ!? ちょっ、やメ・・・テ・・・って、・・・・・・んっ、ん...
~
私の体液で滑りのいい悪魔の指は激しく私のお尻の中で上下...
~
あまりの快感で体中がひくひくと戦慄いていたが、構わず悪...
~
「それじゃあこれでフィニッシュね」~
~
悪魔は私がイったのを見て取ると、私のお尻の中に入れてい...
そのときにおしっこだか潮だかを垂れ流したが、二度も連続...
~
「・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・ふぅ・・・・・・すご・・・く、良かった・・・...
~
正直彼女を満足させてあげられるかは微妙だったが、このま...
~
悪魔はくすりと笑う。~
~
「私を満足させるのは難しいわよ? ・・・パチェ」~
~
えっ? と言葉に出す前に私は体を起こしていた。名前なん...
~
体を起こした先には血の如く赤い瞳だけが目に映る。ああ、...
~
「レ、・・・レミィ!? どうして・・・? 儀式は成功したはず...
~
すると赤い瞳が左右に動く。どうやら頭を横に振っているら...
~
「はぁ・・・。あのねぇ、パチェ、本ばかり読んでた貴方が知ら...
~
唖然。それなら成功したと思った儀式は・・・?~
~
「・・・まあそういうわけだから、偶々近くにいた悪魔の私が召...
~
かぁっと顔が上気する。~
そんなことも知らずに私は、悪魔召喚に成功したと思い込ん...
~
「ああ、さっきのことなら気にしないで。私も別に満更じゃ...
~
「ほん・・・とに?」~
~
「ええ。だって私は悪魔と言っても吸血鬼なんだし、血が吸...
~
多少・・・にしてはえらくテクニシャンだった気がするけど、そ...
~
「それにしても良かったわね」~
~
「えっ? 何がかしら?」~
~
さっきの行為のことだろうか・・・? と思って顔を赤らめたが...
~
「あれよ、もしパチェが呼び出したのが私じゃなくてフラン...
~
それを聞いてサッと血の気が引いた。~
確かに、あんな状況で妹様なんかを呼び出して、私と交わっ...
~
「ふふ、まあそうはならなかったのだから良しとしましょう...
~
「・・・えっ?」~
~
「一時とはいえ、私も貴方も快楽を共にしたんだから、私た...
~
友人・・・そう聞いて私はどこか救われた気がした。~
~
「でも・・・私はこんな・・・・・・ことを・・・。いくら友人だからっ...
~
レミィは首を振った。~
~
「違うわパチェ。こういうことは友人だからこそ許されるん...
~
「そう・・・かしら」~
~
「そうよ。そういうのは恋人のいない男が娼館に行くのと同...
~
「・・・・・・・・・」~
~
「だから、私としてよかったのよ。こんなことで私は貴方の...
~
「レミィ・・・」~
~
レミィを見つめるように視線を送る。~
暗くて表情は分からなかったが、照れくさそうにしているの...
~
「でも、パチェに限ったことじゃないけど、人間でも結構い...
~
「いるって・・・、何が?」~
~
「ん~、その、寂しさを紛らわすために性行為に走るってい...
~
少し・・・違う気がするけど、大体は合っている気がした。元々...
そうして、知ってしまったこの行為を続けていくうちに、快...
このことを分かり合える相手が欲しい・・・。でも、既存の者た...
しかしそれも、レミィの言う通りにただの寂しさの連鎖で終...
~
なら、これでよかったのか・・・。~
~
「まっ、身内って言い方はおかしいけど、少なくとも同居人...
~
「・・・レミィ、そんなこと、そんなことないわ・・・。たとえど...
~
でも・・・、そんな話を切り出す勇気は私にはなかった。~
~
「いいのよ、結局貴方は言えたじゃないの。だったら、先だ...
~
ああ、こんなにもレミィは私のことを考えてくれていたのか。~
ということは、私はレミィのことを友人と思いながらも心の...
~
「レミィは、これからも私のこと好きでいてくれる?」~
~
暗がりの赤い瞳はきょとんとしたようだったが、すぐに返事...
~
「もちろんよ。それとも、パチェは私のことが嫌いになった...
~
冗談・・・。そんなこと、あるわけ・・・ない。~
めいっぱいの笑顔で私は答える。~
~
「いいえ、私がお婆ちゃんになってもきっと貴方のことはず...
~
「ふふふ、お婆ちゃんになっても・・・か。悪くないわね、それ...
~
誘うような赤い瞳が私を見据えた。~
恐らく、今後私とレミィが体を交わらせることはないだろう。~
そして、そんなことをする必要はもうない。~
~
~
だって、私はもう、寂しくはないから―――。~
~
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~
◎9ヶ月ぶりくらいにネチョロダに投稿してみるテスト。コンセ...
~
~
書いた切っ掛け~
~
遥か昔に見た絵で、パチュリーは自慰が似合うといった感じ...
~
~
◎SS書くスピードはしょぼしょぼですが、また機会があった...
~
~
HP URL:http://www.geocities.jp/osaki_fox/index.html~
~
~
...
終了行:
いきなりだけど悪魔を呼んでみることにした。~
といっても、大掛かりな準備を要するサバトとかじゃないの...
~
理由? ・・・それは、口に出すのは恥ずかしいことだけど、率...
~
だって仕方ないじゃない? 百年も本ばかり読んでいれば自...
~
えっ? 遅いよって? それもまあ当然といえば当然ね。私...
・・・って、別に一人でずぅ~っと本を読み続けたいって意味じ...
~
とまあ、人間で言えば少女と呼ばれるくらいの年齢に、漸く...
限らないけど、遅かれ早かれ、いずれはあの子も私と同じよ...
~
――コホンッ、それはさておき、うちのメイド長の咲夜はどう...
~
少なくとも魔理沙よりかは年上なんだし、そういうことに興...
~
・・・あれこれと勝手な想像をするより、直接本人に「性的な行...
~
「あの大人しくて真面目で病弱で取り澄ました上に知識と日...
そう、私は人間で言うなら完璧に仕事をこなす女史でなくて...
~
それなら身内でない魔理沙に聞いてみたいところだけど、そ...
~
・・・というよりも、魔理沙や咲夜に留まらず、端からそんな話...
~
~
博麗霊夢、・・・直にバカにされる。~
霧雨魔理沙、・・・もちろんバカにされる。~
咲夜、・・・今後の扱われ方が変わる。~
レミィ、・・・とても言えない。~
妹さま、・・・まだ早い。~
小悪魔、・・・立つ瀬がない。~
湖の氷精、・・・無理。~
~
~
・・・・・・・・・。~
~
・・・そもそも私は自分からそんな話を切り出せるほど社交的な...
~
・・・分かった? 分かったわね? 普通よ、全然普通!~
絶対、間違いなく、確実に、私くらいの歳(人間年齢換算)の...
~
まあ・・・そういうわけだから、結局のところえっちなことを試...
まあ、仮に人数がいたとしても私の方が彼女たちを誘う事に...
~
~
*~
~
知識を得ること、実践すること、それらが生きることに意味...
~
―――日を閉ざす霧。~
―――老桜の開花。~
―――地上の密室。~
~
どれもこれもが事を起こした本人たちにとっての自己満足で...
幻想郷全域を霧で覆わなくてもレミィは生きていける。桜は...
各々簡単に分析してみると、大体が自分の我を通すためにや...
・・・そうなってはもはや自己満足にすらなっていないが、一応...
~
・・・そもそも、彼女らは私と違って寿命なんてない。彼女らの...
逆に、私が本ばかり読んでいるのだって、他人の目から見れ...
~
~
・・・っと、つまりね、私が言いたいのは・・・。~
あ~、その・・・、えっと・・・・・・、凡そ無駄とも思える知識の実...
~
そう自分に言い聞かせて、私は生まれて初めて自慰行為なる...
~
事の発端は図書館で偶然その手の内容がくわしく載っている...
読みながら、うっすらと自分の下着が湿っているのを感じて...
~
あのときの興奮ったらなかった。ぽぉっと顔を真っ赤にしな...
~
くぐもった吐息を何度吐いたか分からない。~
やがて、頭の中が真っ白になったみたいな強烈な快感に襲わ...
~
・・・その後の事は今でも思い出すとゾッとする。~
軽くとは言ってもそこそこの時間意識がなかったようで、偶...
~
「・・・さま・・・・・・ぱ・・・・・・さま・・・・・・・・・パチュリー様!」~
~
ガクガクと体を揺すられ、パッと目を醒ましたときは本当に...
~
「・・・あ、咲・・・夜・・・・・・おはよう? ・・・えっ、っと・・・あれ...
~
先の服装の確認行動はほとんど体の反射みたいなもので、一...
~
「もう~、こんなところで眠られてはお体に障りますよ? ...
~
そう言って咲夜は私の手を取ろうとしたが、私は何とか状況...
・・・今立ち上がるのは拙い。ひじょ~に拙い。服装の乱れは寝...
~
「・・・と、ごめんなさい。ちょっと本を読んでたら転寝しちゃ...
~
そうですかぁ? と咲夜は困った顔をしていたが、何とか作...
・・・今でもそれを考えると恐いけど、もしかすると私の『行為...
そう考えると少し鬱になるけれど、実際のところは何も分か...
~
咲夜が図書館から出て行ったのを確認すると、私はそぉっと...
~
体をずらした場所を見てみると、案の定床はビショビショと...
~
薬を作ってから急いで現場に戻ると、私は脇目も振らずにそ...
その後は、ぺたんと床に崩れるようにして座り込んで、自分...
~
少し気持ちを落ち着けると、私は例の本と同じような内容の...
~
それからだろうか、私がそういう行為に興味を持ちのめり込...
~
・・・私はさっき言った。無駄なことをするのは生きている証だ...
だったら、この自己満足さえも私の生きている証だと言える...
それでも私は・・・・・・それでも私は・・・この行為に『意味』を持...
~
~
*~
~
少しずつ、少しずつ、私の行動はエスカレートしていった。~
始めは下着の上から申し訳程度に自分の陰部を擦る程度だっ...
~
最初は直に触れることがグロテスクな感じだったけど、行為...
~
そんな今では、下着はおろか服すらも着ないで行為に耽るこ...
~
こんな風にして、自慰行為が私の一日のいくつかの割合を占...
一番の問題はやっぱり咲夜だろうか。食事の呼び出しはまあ...
実際、咲夜が急に入ってくるということは何度かあって、そ...
~
「そうですか・・・。それじゃあもうしばらくお休みくださいね...
~
そんな感じに言って、軽く部屋の掃除をしてから会釈をして...
でも、そうやって咲夜を誤魔化しているうちに、バレたらど...
~
こんな危ない気持ちになるのは何でだろう? と考えてみた...
それはどういうことか? つまり、私の行っている行為を自...
~
でも、有体に自分の気持ちを言うと、異性・同性なんて関係...
~
そんな考えを抱くようになってから、私の自慰行為はやや変...
けど、魔女は処女を失うとその魔力を失うという話を聞いた...
~
・・・そっちの方も前と同じように快感を得ることが出来ると知...
~
そこを弄るようになってからは、陰部から分泌される体液の...
・・・なんだかんだと自分の行動に理由付けをしていたが、結局...
~
うふふふ、でもそうは言っても、ほら、今もこうして私は自...
~
~
あはははは、本当にどうしようもない・・・。~
これじゃあただの色情狂じゃない・・・。~
あら、この涙は何かしら・・・。~
何か悲しいことがあるっていうの?~
・・・うん、そう。きっとそう・・・。~
~
~
きっと私は―――寂しいんだ。~
~
~
*~
~
・・・気を紛らわすためだったのかもしれない。~
~
こうして室内の床に逆五芒星の魔方陣を魔法の塗料で書いて...
元々は自分の性欲を満足させるため、自慰行為の更に上の段...
~
私は・・・寂しい。~
~
だから、全く知らない悪魔を呼んで一緒に快楽を共有出来た...
それなら、その場限りとはいえ、私と快楽を共にしてくれる...
~
・・・儀式自体は簡単だ。~
まさか私自身を生贄にするわけにはいかなかったので、私を...
~
その途端に、燭台の火は全部掻き消え、室内は漆黒になる。...
~
「私を呼んだのは貴方?」~
~
姿は見えないが、確かにそんな声がした。~
悪魔・・・悪魔だ・・・! 儀式の方はどうやら成功していたらし...
でも、声からして呼び出したのは女性型の悪魔だったらしい...
~
「え、えぇ・・・そうよ。私が、・・・私が貴方を呼んだの」~
~
とりあえず返事をする。まあ女性の悪魔なのだとしても、や...
~
「・・・望みは?」~
~
どうせ全く知らない相手だ。~
そう思って私は普段なら決して他人に口にしないようなこと...
~
「わ、私と少しの間で構わないから、・・・その、交わって欲し...
~
「交わる? それは私と性交したいという意味?」~
~
「そ、そう・・・。そのために、貴方を呼んだのよ・・・。いい・・・...
~
「いいも悪いも・・・それが貴方の望みなら私は構わない。・・・...
~
「・・・えっ?」~
~
と、返してそれはそうかと思った。悪魔にしてみればいきな...
~
「それは・・・その、寂しいから・・・じゃ駄目かしら?」~
~
「寂しい?」~
~
「えぇ、とても、とても寂しいわ。今じゃこんなこと知らな...
~
「だから私と? 一緒にしたいって思ったの?」~
~
・・・誰でもよかったのかもしれない。でもそれは口にはしなか...
~
「そう・・・ね。どんなに気持ちがよくても、それが一人で終っ...
~
「貴方、面白いわね」~
~
「えっ? ・・・あ」~
~
悪魔は私の唇を塞いでいた。~
口腔に侵入してくる彼女の舌はとても心地のいいものだった。~
~
一人では味わえなかった快感にうっとりとしていると、悪魔...
乳首を指と舌でコリコリと愛撫され、私は思わず声を漏らし...
~
「・・・んぁ・・・・・・ふ・・・ぅ・・・」~
~
「ふふ、どうかしら? こういうのがしたかったの?」~
~
そういう・・・わけじゃなかったけど、気持ちよすぎて何も考え...
~
「・・・ゃ・・・そんなこ・・・・・・ひゃぅっ!」~
~
「あらあら、ここはもう凄いことになっているわね。私が慰...
~
こくこくと頭だけ振る。~
それから、悪魔は凄いことになっているらしい私の秘部をこ...
~
「はぅ・・・ん・・・あっ、あっ、・・・ん・・・んん・・・・・・」~
~
「ふふ、すごい息遣い・・・。それじゃあこっちの方で楽しみま...
~
「・・・ふぇ?」~
~
ふふふ、と笑ったかと思うと、急に悪魔は愛撫を止めて、手...
~
「ひゃっ!? ちょっ、やメ・・・テ・・・って、・・・・・・んっ、ん...
~
私の体液で滑りのいい悪魔の指は激しく私のお尻の中で上下...
~
あまりの快感で体中がひくひくと戦慄いていたが、構わず悪...
~
「それじゃあこれでフィニッシュね」~
~
悪魔は私がイったのを見て取ると、私のお尻の中に入れてい...
そのときにおしっこだか潮だかを垂れ流したが、二度も連続...
~
「・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・ふぅ・・・・・・すご・・・く、良かった・・・...
~
正直彼女を満足させてあげられるかは微妙だったが、このま...
~
悪魔はくすりと笑う。~
~
「私を満足させるのは難しいわよ? ・・・パチェ」~
~
えっ? と言葉に出す前に私は体を起こしていた。名前なん...
~
体を起こした先には血の如く赤い瞳だけが目に映る。ああ、...
~
「レ、・・・レミィ!? どうして・・・? 儀式は成功したはず...
~
すると赤い瞳が左右に動く。どうやら頭を横に振っているら...
~
「はぁ・・・。あのねぇ、パチェ、本ばかり読んでた貴方が知ら...
~
唖然。それなら成功したと思った儀式は・・・?~
~
「・・・まあそういうわけだから、偶々近くにいた悪魔の私が召...
~
かぁっと顔が上気する。~
そんなことも知らずに私は、悪魔召喚に成功したと思い込ん...
~
「ああ、さっきのことなら気にしないで。私も別に満更じゃ...
~
「ほん・・・とに?」~
~
「ええ。だって私は悪魔と言っても吸血鬼なんだし、血が吸...
~
多少・・・にしてはえらくテクニシャンだった気がするけど、そ...
~
「それにしても良かったわね」~
~
「えっ? 何がかしら?」~
~
さっきの行為のことだろうか・・・? と思って顔を赤らめたが...
~
「あれよ、もしパチェが呼び出したのが私じゃなくてフラン...
~
それを聞いてサッと血の気が引いた。~
確かに、あんな状況で妹様なんかを呼び出して、私と交わっ...
~
「ふふ、まあそうはならなかったのだから良しとしましょう...
~
「・・・えっ?」~
~
「一時とはいえ、私も貴方も快楽を共にしたんだから、私た...
~
友人・・・そう聞いて私はどこか救われた気がした。~
~
「でも・・・私はこんな・・・・・・ことを・・・。いくら友人だからっ...
~
レミィは首を振った。~
~
「違うわパチェ。こういうことは友人だからこそ許されるん...
~
「そう・・・かしら」~
~
「そうよ。そういうのは恋人のいない男が娼館に行くのと同...
~
「・・・・・・・・・」~
~
「だから、私としてよかったのよ。こんなことで私は貴方の...
~
「レミィ・・・」~
~
レミィを見つめるように視線を送る。~
暗くて表情は分からなかったが、照れくさそうにしているの...
~
「でも、パチェに限ったことじゃないけど、人間でも結構い...
~
「いるって・・・、何が?」~
~
「ん~、その、寂しさを紛らわすために性行為に走るってい...
~
少し・・・違う気がするけど、大体は合っている気がした。元々...
そうして、知ってしまったこの行為を続けていくうちに、快...
このことを分かり合える相手が欲しい・・・。でも、既存の者た...
しかしそれも、レミィの言う通りにただの寂しさの連鎖で終...
~
なら、これでよかったのか・・・。~
~
「まっ、身内って言い方はおかしいけど、少なくとも同居人...
~
「・・・レミィ、そんなこと、そんなことないわ・・・。たとえど...
~
でも・・・、そんな話を切り出す勇気は私にはなかった。~
~
「いいのよ、結局貴方は言えたじゃないの。だったら、先だ...
~
ああ、こんなにもレミィは私のことを考えてくれていたのか。~
ということは、私はレミィのことを友人と思いながらも心の...
~
「レミィは、これからも私のこと好きでいてくれる?」~
~
暗がりの赤い瞳はきょとんとしたようだったが、すぐに返事...
~
「もちろんよ。それとも、パチェは私のことが嫌いになった...
~
冗談・・・。そんなこと、あるわけ・・・ない。~
めいっぱいの笑顔で私は答える。~
~
「いいえ、私がお婆ちゃんになってもきっと貴方のことはず...
~
「ふふふ、お婆ちゃんになっても・・・か。悪くないわね、それ...
~
誘うような赤い瞳が私を見据えた。~
恐らく、今後私とレミィが体を交わらせることはないだろう。~
そして、そんなことをする必要はもうない。~
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だって、私はもう、寂しくはないから―――。~
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◎9ヶ月ぶりくらいにネチョロダに投稿してみるテスト。コンセ...
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書いた切っ掛け~
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遥か昔に見た絵で、パチュリーは自慰が似合うといった感じ...
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◎SS書くスピードはしょぼしょぼですが、また機会があった...
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HP URL:http://www.geocities.jp/osaki_fox/index.html~
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