とうほうネチョロダ/パチュリー×美鈴 裏最萌
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まえがき。~
~
◎この話に出てくる小悪魔の名前は『リトル』、容姿はむむむ氏...
◎いわゆる『ふたなり』SSです。苦手な方はご注意ください。~
◎この話は『裏最萌』がテーマになっております。~
~
それではどうぞ。~
~
パチュリー×美鈴 裏最萌~
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パチュリー・ノーレッジ ◎ 153-141 × 紅 美鈴~
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電光掲示板が二人の名前と数字だけを表示する。~
内容自体は至ってシンプル、しかしそれを見た者は全てが等し...
東方最萌トーナメント、準決勝第二試合の結果がそれだった。~
~
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「負けちゃった・・・か・・・・・」~
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試合の結果を見た美鈴は、なんとも複雑な顔をしていた。~
決勝に行けなかったのは残念だが、その相手がパチュリーなら...
さらに彼女は紙一重の激戦続きだったので、プレッシャーから...
だが、『裏最萌』の罰ゲームの存在が彼女の心の中で最も大き...
~
『敗者は勝者の言う事に従わなくてはならない』~
これが唯一の、しかし絶対的なルール。これを24時間やり遂げ...
『言う事に従う』という部分を最初は誰もが使いっ走りになる...
しかし。一回戦第一試合。~
奇跡の大金星を挙げたリリーホワイトは敗者の咲夜を24時間『...
それが真の裏最萌の始まりであり、少女たちが静かに壊れ始め...
~
~
「はぅ・・・・・・」~
~
美鈴のため息は重く暗い。~
今までの数々の試合で、敗者が恥辱にまみれた姿を何度も見て...
幻想郷の少女たちはこんなにも狂っていたのかと恐怖し、自分...
そして今日、美鈴にその番がやってきた。これで落ち着いてい...
パチュリーという魔女は心を開いた相手には穏やかだが、そう...
美鈴はどちらかと言うと後者の方、ゆえに罰ゲームでも手加減...
だが同じ紅魔館の住人として多少は情けをかけてもらえる可能...
~
「うぅ、どうなるんだろ私・・・」~
~
詰まる所、美鈴の心の中は不安と期待が絶妙に入り混じってい...
~
~
~
「あら」~
~
音もなく控え室のドアが開き、勝者であるパチュリーが入って...
試合に勝って機嫌がいいのか顔色もいいし咳き込んでもいない。~
~
「ずいぶん沈んでるじゃない・・・大丈夫?」~
「あ・・・パチュリーさん」~
「罰ゲーム・・・そんなに怖い?」~
「・・・・怖くないって言えば絶対嘘になります」~
~
「・・・・・・・・・」~
~
「正直なところ、ね」~
~
一つ咳払いをしてパチュリーが言う。~
~
「あなたへの罰ゲーム・・・あまりひどい事はしたくないと思って...
「え?」~
「ほら、一応同じ館に住む者同士。身内みたいなものだから目...
「パチュリーさん・・・・」~
「まあ細かい話は館に戻ってから。とりあえずいい試合だった...
~
パチュリーが手を差し出す。~
美鈴はこの後自分の身に起こりうる出来事をあれこれ想像して...
重く張り詰めていた空気が軽くなる。美鈴も自然と手を差し出...
~
「はい、いい試合でした・・・パチュリーさんに負けたのなら悔い...
「・・・じゃあ館に戻りましょ。色々と準備しないと」~
~
静かにうなずく美鈴。だが、この時すでに二人の考えにはズレ...
美鈴の考える『準備』とは最萌トーナメント決勝戦に向けての...
パチュリーの考える『準備』とは裏最萌の段取りの事だったの...
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翌日。美鈴はパチュリーのいる図書館に呼び出された。~
重い扉を開けると整然と並んだ本棚の列、舞い上がる埃。美鈴...
図書館に呼び出されたのはいいがどこにパチュリーがいるのか...
~
「あの、美鈴さんですね?パチュリー様でしたらこちらにおら...
~
声をかけてきた女性は、少なくとも人間ではなかった。初対面...
背丈は美鈴よりやや低い程度。美鈴は女性にしてはなかなかの...
そして美鈴と同じ紅い髪、幼さの残る顔つきに大きな瞳。服装...
ここまでなら人間を名乗っても十分通じる。だが、ここから先...
何しろ、こめかみと背中の辺りからコウモリを思わせる黒い翼...
よく見ると瞳も人間のそれとは違い、紅く獣を思わせる鋭さを...
こうなると女性かどうかも疑わしいものだが、落ち着いた物腰...
~
~
「あ、あの・・・どちら様でしょうか・・・・?」~
~
思わず美鈴も敬語になる。~
~
「私ですか?私はパチュリー様との契約により召還された小悪...
どうぞ美鈴さんも『リトル』とお呼びください」~
「はあ・・・・・」~
「さあ美鈴さん、パチュリー様はこちらです」~
~
~
リトルと名乗った小悪魔に案内されるがまま、美鈴は図書館の...
窓は小さく、少なく、ドアも図書館の入り口と同じくらい分厚...
ドア窓も閉め切ってしまえば、ちょっと騒いだ程度では外にい...
一応大机や椅子などはあるが、少なくともここで生活をすると...
図書館内と同じく部屋を埋め尽くす本棚と本の数々は、ここが...
~
「・・・・・・あ、いらっしゃい美鈴」~
~
本棚に向かって立ち読みしていたパチュリーが美鈴に気づいた...
美鈴も促され、パチュリーの向かいの椅子に腰掛けた。~
~
「早速だけど本題・・・いい?」~
「本当に早速ですね・・・・」~
「焦らされるのは嫌でしょ?」~
「まあ・・・」~
「じゃあ本題に入るわ。あなたには24時間、私の助手をしてほ...
~
「・・・・・・助手?」~
「そう、研究のお手伝いをしてほしいのよ」~
~
~
パチュリーからの提案は何とも意外なものだった。~
ルールは『敗者は勝者の言う事に従わなくてはならない』とい...
それにしても、今まで数々の罰ゲームを見てきた美鈴にとって...
しかし、これなら罰ゲームでなくてもいい。いつ美鈴を呼びつ...
だがこれが罰ゲームになるなら都合がいい。美鈴はそれを考え...
~
「あの、助手だったらそちらの・・・・リトルさんじゃ駄目なんで...
「かなり体力が必要になってくる仕事だから、彼女には頼めな...
「・・・・・褒め言葉ですか?」~
「褒めてるつもりよ。体力勝負という点では咲夜にもちょっと...
~
パチュリーの言う事にも一理ある。~
美鈴は門番という役職の性質上、日々体を鍛えていなければな...
この幻想郷において、弾幕勝負で勝てなければ門番の意味がな...
表向きの理由は『侵入者との格闘戦を想定して』、本当の理由...
どちらにしても日々の鍛錬が功を奏し、彼女の体は驚くほど美...
~
「体力勝負って・・・24時間ずっと力仕事とか・・・・・?」~
「私もそこまで鬼じゃないわ、休憩も食事もちゃんと用意する...
「う~~ん・・・・・・」~
「・・・・ていうか、敗者のあなたに拒否権はないし」~
「うっ」~
~
「・・・わ、分かりました。パチュリーさんの研究のお手伝いをす...
「そう。24時間よろしくね」~
「はい・・・・」~
~
しぶしぶ返事をするも、美鈴は内心ホッとしていた。~
『研究の手伝い』で『力仕事』、この2つのキーワードが恥辱に...
~
美鈴の頭の中では様々な光景が浮かんでは消える。~
試験管とにらめっこするパチュリー、それを横で見つめる美鈴。~
本の山を読み漁るパチュリー、図書館中を走り回って大量の本...
スペルカードの試し撃ちをするパチュリー、それに応戦する美...
~
~
何をするにしろ、何とか乗り切れそうだ・・・胸を撫で下ろす美鈴...
~
「じゃあ美鈴、最初にこれを飲んで」~
~
無色透明の小瓶の中には、見るからに毒々しい緑色の液体が入...
髑髏マークでも描いておけば、誰が見ても毒薬か何かにしか見...
それが小瓶いっぱいに入っている。~
~
「これは・・・?」~
「強精剤とかその他色々。休憩時間はあるけど、それでもバテ...
「飲むんですか・・・これ・・・・」~
「飲まなきゃ始まらないから」~
「・・・分かりました・・・・・」~
~
鼻をつまんで一気に流し込む。匂いも味もそれほど悪くない、...
スライムでも飲んでいるような錯覚すら覚え、それでも喉に力...
~
「っ・・・ぷはぁ・・・・・」~
「飲んだわね。じゃあ早速仕事を始めようかしら」~
~
~
よく見ると、この書斎らしき部屋には本棚以外の所にも本が並...
それは机の上だったり床の上だったり、並んでいると言うより...
この部屋は四方を本棚で敷き詰めてあるが、それでも人が休息...
だが床に大量の本が積み上げられていて、そのせいで足の踏み...
~
結論から言えば、美鈴の目に今のパチュリーは「ズボラ」と映...
~
「この部屋・・・本がすごいでしょ?」~
「はい・・・・」~
「色々読んでるうちに数が増えてきちゃって、リトル一人だけ...
そこで美鈴には床に積んである本の片付けをお願いしたいん...
「はぁ・・・」~
「1時間くらいでできる?」~
「この量だと・・・・・2時間くらいほしいです」~
「2時間・・・まあいいわ。じゃお願い」~
~
~
そう言ってまた本棚から本を取り出して読み始めるパチュリー...
別に美鈴の仕事振りを監督しているわけではないし、サボろう...
だがリトルが見ているし、罰ゲームのルールを考えるとサボる...
タイトルが小難しくて何の本かは分からないし詮索する気もな...
~
(おっ、重っ・・・・!)~
~
美鈴も読書を少しは嗜む。だがそれはパチュリーには遠く及ば...
たかが本と甘く見ていたが、よく見るとどの本も紙の一枚一枚...
たかが紙、されど紙。一枚一枚の積み重ねで、どの本も力の弱...
何とか体勢を立て直しながらも千鳥足でゆっくり歩く美鈴を見...
~
「あの、美鈴さん・・・・大丈夫ですか」~
「大丈夫だったら・・・もう少しちゃんと歩いてるわっ・・・・ゴメン...
「・・・・・・いえ、それが」~
~
リトルは視線を泳がせ、顔を少し赤らめながら続ける。~
彼女のその仕草の意味を美鈴は深く考えない、というより考え...
たぶん言いにくい事を言うんだろう・・・という程度に美鈴は思っ...
~
「手伝うなとパチュリー様より言われてるんです・・・『罰ゲーム...
「そ・・・・そう・・・・・」~
「それに、私もパチュリー様のお世話をしなければならないの...
~
~
美鈴は全てを理解した。~
体力に自信のある自分への罰ゲームが力仕事だなんて話がうま...
これは自分にとってもキツい重労働・・・だから罰になり得るのだ...
だが自分は罰ゲームを受けなければならない身、文句はこぼし...
~
「これしきの事・・・・・やってやるわぁぁぁ!」~
~
顔を真っ赤にし、歯を食いしばり、美鈴は一度持った本を落と...
~
~
~
「・・・真面目にやってるみたいね」~
「はい・・・・・」~
「美鈴は根が真面目すぎるっていうか純真すぎるっていうか只...
~
「ところでパチュリー様、『準備』の方は?」~
「私の方はバッチリ。ほら」~
「・・・凄い・・・・・・」~
「あなたは別に『準備』する必要はないわね、割と思いのまま...
~
「美鈴さんが本を片付け終わったら、次はどうしましょう?」~
「とりあえず食事と休憩ね。この先のために、たっぷり休ませ...
~
奮闘する美鈴を遠巻きに眺めながらパチュリーは笑みを漏らす。~
美鈴とパチュリーの間には、まだ埋めようにも埋まりきらない...
~
~
~
~
~
~
~
「おっ・・・・終わりましたぁぁぁぁぁぁっ!」~
~
2時間経つか経たないかという頃、半ば絶叫に近い美鈴の声が図...
汗だくで息も絶え絶えな美鈴だが、パチュリーに言われた仕事...
~
「まさか本当に2時間でやっちゃうなんて・・・・やっぱり美鈴は凄...
「・・・・パチュリーさん、本、溜め込みすぎ・・・そして本、重すぎ...
「まあ、とにかくご苦労様。お腹も空いてるでしょうから、食...
~
大机の上には料理が並んでいる。ご馳走というほどではないが...
~
「館には調理担当のメイドがいるから私は料理した事ないんだ...
「へぇ・・・・」~
「美鈴がどれくらい食べるか分からないからかなり多めに作っ...
「え、私一人のために・・・?みんなで食べましょうよ」~
「・・・・いいの?」~
「全然大歓迎ですよ。ご飯はみんなで食べるのが楽しいんです...
「そう?それじゃ、ご好意に甘えて・・・」~
「リトルさんも、ほら」~
「あ、はい・・・・・」~
~
~
大机を囲んで3人が座る。~
罰ゲームからは程遠い雰囲気で食事は進み、話にも花が咲く。~
美鈴は、自分が今罰ゲームを受けているという事を忘れかけて...
~
料理の大半が3人の腹の中に納まった頃。パチュリーは口を拭き...
~
「食べ終わったらしばらく休んでてちょうだい。食事の後にい...
「・・・いいんですか?私、罰ゲームを受けてる身なのに・・・・・」~
「私がいいと言ってるからいいのよ。それに、まだまだ体力勝...
「うっ・・・・わ、分かりました、それじゃお言葉に甘えて・・・」~
~
食事をもらった上に休憩まで取れるとは、やはり話がうますぎ...
だが、体を休められるなら彼女の気が変わらないうちにそうし...
美鈴はそう考え、リトルに案内されまた別の部屋へ通された。~
~
~
次に通された部屋には、大机の代わりに大きなベッドがあった...
だがこのベッド、パチュリーが一人で使うには大きすぎるし仮...
なぜベッドがこんなにも大きいのか分からない。まるで大勢で...
だが、文字通り大の字になって寝てもベッドから腕や脚が飛び...
いくら寝返りを打ったとしてもベッドから落ちる気がしない、...
この驚きの前では、なぜベッドが大きいのかという疑問など愚...
~
(うわ・・・凄っ・・・・)~
~
腰掛けるだけでその凄さが分かった。体に抵抗を感じず、宙に...
全身をあずけてみると、本当に自分が宙に浮いているような感...
そしてその快感に浸るや否や、美鈴の体に残った疲れがたちま...
睡魔に抗おうという気持ちすら起こらず、美鈴はそのまま眠り...
~
(こんな罰ゲームだったら・・・・悪くないかな・・・・・・・)~
~
彼女の寝顔は安らかと言うより幸せそうで、眠っているのに表...
~
~
~
「美鈴はどう、眠った?」~
「はい、それこそあっという間に」~
「よっぽど疲れてたみたいね・・・きっと熟睡してくれるわ」~
「・・・パチュリー様、楽しそうですね」~
「楽しいわよ。これから彼女がどうなるかを想像するだけでも・...
「しかし・・・人を騙すというのはやはり後ろめたいものがありま...
「小悪魔のあなたが何言ってるのよ・・・・それにこれは罰ゲーム...
~
笑みを浮かべるパチュリーの顔は、リトルよりも遥かに『小悪...
横で見ていてリトルは思う。「どんなに可愛らしい姿をしてい...
人の良すぎる小悪魔、リトルは美鈴の身を密かに案じていた。...
真相を知らないのは、依然として美鈴だけだった・・・~
~
~
~
~
~
~
~
・・・・・あれからどれくらい時間が経っただろう?10分?1時間?...
丸一日眠っていた、なんて事はないはず。長くてもせいぜい2、3...
目覚めた美鈴が、まだ半分眠っている脳みそで最初に考えたの...
~
(・・・まあ、パチュリーさんが親切にしてくれてるからいいか。...
~
都合のいい事を考えながら眠い目をこする。そして、彼女が最...
~
~
「あら、おはよう美鈴。よく寝たわね」~
「んあ・・・パチュリーさん・・・・リトルさんも・・・・」~
「あなた、どれくらい眠ってたと思う?」~
「・・・?さぁ・・・・・・」~
「4時間。約4時間眠ってたわ」~
~
「よじ・・・・・・!」~
~
美鈴の目が大きく見開かれる。今の一言で眠気など完全に吹き...
仮眠にしても休憩にしても長すぎる時間を、美鈴はひたすら眠...
冷や汗をかきつつも、彼女の口からは言葉がまともに出てこな...
~
「え・・いや・・・その・・・これは・・・・・」~
~
あたふたする美鈴をパチュリーは最初冷たい目で見ていたが、...
ある程度間を置いてからようやく表情を緩めて美鈴を制するよ...
~
「・・・・怒ってないわ。休んでと言ったのは私だし、あなたには...
本当に大変なのはこれから先なんだから」~
「はぁ・・・・」~
「それで、早速だけど次のお仕事の話をさせてもらうわね」~
~
『お仕事』の言葉に敏感に反応して美鈴がベッドから降りよう...
どさくさに紛れて美鈴の手を優しく握ったりしている。普段の...
パチュリーの意外な行動に美鈴はただ驚くばかり。そして、顔...
~
「あ・・・・・」~
「このままでいいわ」~
~
顔を近づけ、耳元でささやく。~
パチュリーの微かな吐息が耳を撫で、美鈴の胸の鼓動はさらに...
~
「次のお仕事だけど・・・私達の相手になって。残り時間ずっと」~
~
~
~
最初は弾幕ごっこの相手を申し込まれたのかと思った。~
何の目的があるのか分からないが、最初に『研究』と言ってい...
体力勝負というのはずっと弾幕ごっこを続けるからなのかも・・・...
弾幕の強さにおいて、美鈴とパチュリーの実力差は大きい。100...
本気を出せば月の光も太陽の熱も操れるとまで言われている彼...
~
「残り時間ずっと、ですか・・・・でも、ここでやったらこの部屋...
「・・・・・・何か違う事考えてるみたいね。弾幕ごっことでも思っ...
「違うんですか?」~
「お仕事って言うのは・・・これよ」~
~
スカートのスリットにいきなり手を突っ込まれ、美鈴はわけが...
だが、股間にパチュリーの手が触れた時の未知の感触はそれ以...
今まで彼女が自らの性器を弄った事がないから、ではない。『...
~
~
「きゃうっ!?」~
「あら?女の子のくせに変なモノが生えてるわね」~
「ま・・まさか・・・・そんな・・・・・なんで・・・・・?」~
「実際あるのは仕方ないでしょ?何があるのかリトルにも見て...
「嫌っ・・・あぁっ!」~
~
強引にスカートを脱がされてしまった。下着だけは何とか守り...
美鈴に本来あるはずのない男性器があり、下着の内側で窮屈そ...
恥ずかしさとショックで、美鈴は二人と目を合わせる事すらで...
~
「ほら、こんなのが付いてる。普通女の子にはこんな物ないわ...
「いや・・・・・恥ずかし・・・・・・・・」~
「リトルも見て。これ、どう思う?」~
「はい・・・大きくて・・・・その・・・・いやらしいです・・・」~
「・・・・・・っ・・・・・!!」~
~
二人から交互に言われ、美鈴の恥ずかしさはピークに達する。~
どこか楽しそうに観察するパチュリーと顔を真っ赤にしながら...
そして美鈴は、恥ずかしさと疑問で抵抗する事も忘れていた。~
~
今日の自分の行動を思い返す。~
眠っている間。何か変な事をされたという感じはしなかった。~
食事の時。変な物が混ざっているという感じはしなかった。~
仮に何か入っていたとしても、3人で食事を取って自分だけに異...
~
だとすると・・・~
考えられるのは一つしかない。~
~
「・・・まさか最初に飲んだ薬・・・!?パチュリーさん、あれって・・・...
~
~
「・・・・・・気付いたみたいね」~
~
パチュリーの目つきが変わった。楽しそうではあるが、どこか...
その光は歪んだ欲望、狂った愛情、むき出しの好奇心、ちょっ...
今までの裏最萌で美鈴が見てきた、勝者が敗者を見る目つきそ...
~
「だけど、気付いた時にはもう遅い。あなたの体はすっかり変...
「あの時・・・何を飲ませたんですか!?」~
「・・・ベースが強精剤である事に変わりはないわ。他の物も色々...
~
そんな物を知るつもりはないし知りたくもない。~
美鈴は黙っていたが、パチュリーは勝手に話を続ける。~
~
「あの薬は強精剤の他に筋弛緩剤をほんのわずか、催淫薬を少...
原理を話したところで分かるとは思ってないから噛み砕いて...
体の中で少しずつペニスが育って生えてくるというわけ。ほ...
「きゃ・・・・・」~
~
有無を言わさず、悲鳴を上げる間もなく、下着を下ろされる。~
股間の、ちょうど女性器の『核』がある所から肉の棒がぶら下...
どうしても認めたくない物が、確かにそこにあった。~
~
「よく似合ってるわよ、美鈴。あなたの体みたいにしなやかで...
「・・・・やめて下さい!!」~
~
珍しく、本当に珍しく。美鈴が怒りを露にして叫んだ。~
~
~
~
~
~
~
~
「・・・・・・『力仕事』とか言って・・・騙したんですか・・・・・?」~
~
今度は声のトーンが一気に下がる。今の美鈴の声は静かで、だ...
感情・・・特に怒りの感情を必死で押し殺した声だ。~
~
「『体力勝負』という点では間違っていないと思うわ」~
「でも、騙すなんて酷過ぎる・・・・・酷過ぎますっ!!」~
「騙す?私は『力仕事』と『体力勝負』としか言ってないわ。...
ここからが本当の体力勝負なんだし」~
「じゃあ研究って・・・・」~
「薬の効果がどれほどのものか、色んな人に試してみたかった...
「・・でも、でもっ・・・・・!」~
~
「でも・・・・・・何なの?」~
「う・・・ぐっ・・・・」~
~
パチュリーと美鈴の目が合う。その瞬間、美鈴は言葉を失い黙...
そもそもパチュリーは嘘はついていない。真実を全て覆い隠し...
それに、美鈴が何を言おうが二人の関係が変わるわけではない。~
~
「何を言っても無駄よ。所詮あなたは『敗者』に過ぎないんだ...
「ッ・・・・」~
「・・・・さて、これ以上話してるのも時間の無駄ね。限られた時...
~
パチュリーとリトルが視線を合わせ、目で何か合図をする。~
リトルは小さくうなずき、美鈴をベッドに押し倒すと唇を奪い...
~
~
「失礼します・・・・」~
「きゃっ・・・・・・ぅぐ」~
~
上と下と同時に刺激が来る。上は柔らかい舌が唇を舐め、舌に...
下は細い指が絡みつき、敏感な先端を突付いたり爪を立てたり...
未知の刺激に美鈴は一瞬心を奪われるが、理性がそれを引き戻...
~
(とにかく・・・逃げないと・・・・)~
~
罰ゲームのルールなど、彼女の頭にはもうなかった。~
逃げたい。帰りたい。助かりたい。生存本能にも近い気持ちが...
両手をリトルの胸の辺りに添える。このまま不意に突き飛ばし...
リトルには悪い気もするが仕方ない、今だけは仕方がない。~
~
心の中で「ごめんね」と詫びつつ、美鈴は両腕を思い切り突っ...
~
~
トン・・・~
~
~
(あれ・・・?)~
~
リトルは動かなかった。というより、美鈴がリトルを動かせな...
美鈴の腕力で思い切り腕を突っ張れば、相手が思い切り踏ん張...
リトルは美鈴より小柄だし、不意討ちに近い一撃だから突き飛...
~
(嘘・・・・彼女、私より力が強いの・・・?)~
~
もう一度腕を突っ張る。やはり動かない、動かせない。~
何度腕に力を込めても上手くいかない。息も少し荒くなってき...
~
「筋弛緩剤をほんのわずか・・・って忘れたの?とにかく、今のあ...
私と力勝負をしてどうにか勝てる程度じゃないかしら?」~
「そんな・・・・・嘘・・・・」~
「だけど実際にリトルを跳ね除けられない、それが事実。逃げ...
~
~
いくら暴れてみてもリトルはそれを全く意に介さず、美鈴を上...
リトルの鼻息が顔を撫でる。ちゅぷ、ちゅぷと、唇と舌が音を...
彼女が使っている香水か何かだろうか、ほのかな甘い香りが理...
~
「んっ・・・ぅぐぅ・・・・・・・んふっ・・・・」~
~
抵抗する事も許されず、美鈴はただリトルの成すがままにされ...
下を弄っている指が『男』の部分から『女』の部分に動いてい...
今の美鈴の腕力ではこの指をどうにかする事はできない。歯を...
できる事といえばせいぜいシーツを握り締めて刺激に耐えるし...
~
~
「美鈴さん・・・・我慢しないで、私に任せて・・・」~
~
指はそのままに、口内の蹂躙をやめたリトルが次に目を付けた...
先端を口に含み、唾液をねっとり塗し舌で伸ばしていく。~
そして、まるで棒アイスを舐めるように口に咥え唇と舌でしゃ...
~
「・・んっ・・・・く・・・ふぅん・・・・・美鈴さんの・・・・大きい・・・・」~
「うあ・・・はっ・・・・舌ッ・・・気持ち・・いひぃ・・・・・」~
~
『男』と『女』を集中的に責められ肉棒は硬く大きくなり、蜜...
もう意識は下半身にのみ集中し、頭で考えようと思っても何も...
パチュリーはそんな二人の様子を一歩退いた所から眺め、妖し...
~
(いい顔するわね、美鈴・・・・もっと嫌がるかと思ってたけど、...
あれは自分でけっこう弄ってるのかも・・・・・だったら問題ない...
「リトル、それくらいでいいわ」~
「・・・・はい」~
「次のステップに行くけど・・・その前に美鈴、これを見て」~
~
「・・・・・・!!?」~
~
思考力が奪われかけていた美鈴だったが、パチュリーの姿を見...
~
~
~
~
~
~
~
服を脱ぎ、裸になるパチュリー。~
その肌は白く、身体は細い。思い切り抱きしめたら折れてしま...
しかし美鈴にとって問題だったのは彼女の体つきなどではなく...
~
パチュリーにも、美鈴と同じ『モノ』があったのだ。~
美鈴のモノより一回り小さいが、パチュリーの身体は美鈴より...
その肉棒は彼女の身体のサイズに合わないほど大きく見える。...
~
「どう?」~
「あ・・・パチュリーさん・・・・そ、それ・・・・・・」~
「あなたが飲んだのと同じ薬をあらかじめ飲んでおいたの。筋...
~
美鈴は首を小さく縦に振った。自分が何をするか、何をされる...
紅潮した顔が心持ち青白くなり、カタカタと歯をわずかに震わ...
~
~
パチュリーはすっかり硬くなった美鈴の肉棒の上に跨り、手を...
そして先端が自らの割れ目に触れるか触れないかの所で腰を止...
涙目になりかけていた美鈴の目が大きく見開かれる。~
~
「えっ!?ちょ、ちょっとパチュリーさん!!?」~
「せっかく生やしたモノを使わないなんて勿体ないでしょ?先...
~
「そ・・それってどうい・・・・」~
~
美鈴の疑問を遮って、パチュリーは腰をさらに下ろす。~
まだ小さい秘裂だがそれが大きく口を開き、美鈴の『男』をゆ...
ついには肉棒を根元まで、血の一滴も流すことなく飲み込んで...
~
~
「うぐぅっ・・・・くぁ・・・・・は、入った・・・入ったわ・・・・・・・・」~
「嘘・・・・いや・・・入ってる・・・・の・・・・・?」~
「分かる?あなたのと私のが一つになってる・・・あなたの・・・と...
「・・・パチュリーさんのも・・・・その、柔らかくて・・・暖かい・・・・・...
~
「・・・・動くわよ」~
~
ゆっくり腰を上げ、恐る恐る下ろす。また歯を食いしばりなが...
パチュリーは普段あまり動かさない体を懸命に動かし、美鈴の...
~
「んっ・・・・く、くっ・・・ふぅっ・・・・うっ・・・・あ、ぅあ・・・・・あは...
「くうっ・・・う・・わ・・・・パ、パチュリー・・・さん・・・・凄い、キツ...
「メ・・・美鈴のも・・・中でこすって・・・・・・る・・・深く突いて・・・・・・...
~
3人しかいない部屋で、喘ぎ声と淫靡な音とベッドの軋みだけが...
パチュリーは小柄だが、特大ベッドが軋むほど激しく腰を振り...
さらには服を全て脱がせ、大きな胸を揉みしだく。パチュリー...
これを鷲掴みにし、先端のピンク色の突起を指で転がしたり弾...
~
「ふふっ・・・美鈴の・・・・オッパイ・・っ・・・・大きくていいなぁ・・・・...
(だめ・・・・あぁ・・・・・私、胸でも・・・感じてる・・・・・?)~
「ほらぁ・・こんなに硬くして・・・気持ちいいのね・・・・・・」~
~
肩で息をしながらもパチュリーは微笑む。~
それは幼い顔つきからは想像もつかないほど妖艶で、しかし100...
パチュリーの半分も生きていない美鈴は、瞬く間にその笑顔に...
青ざめていた顔が再び紅く染まり、いつの間にかパチュリーに...
~
~
「あっ・・あっ・・・あっ・・・・美鈴・・・・すごく・・・いいわっ・・・・・!」~
「パチュリーさん・・・私も・・・私も・・・・もう、出るッ!出ちゃう...
「もうイクのね・・・・?それじゃ・・・・・・」~
~
妖艶な笑みを浮かべつつ、パチュリーは腰を大きく上げて美鈴...
爆発寸前の美鈴の肉棒が、ビクンビクンと虚空で脈打っている。~
~
「えっ・・・・・!?」~
「ふぅっ・・・生憎だけどそう簡単にはイカせないわ。こんな機会...
「そ、そんな・・・・・・・」~
「・・・もしかして、イキたかったのにイケなくて苦しいの?それ...
~
~
~
そこから先は美鈴にとって天国であり地獄だった。~
パチュリーと繋がっている時は何とも言えない快感が迫り来る。~
しかし、それが絶頂に来る直前にいきなり遮られると快感は一...
美鈴はそれを何度も繰り返され、目は涙目に、息も絶え絶えに...
~
挿入してから引き抜くまでの時間もだんだん短くなってきてい...
~
「うぅ・・・・ふぐっ・・・お・・お願い・・・・もう、イカせて・・・下さい...
「・・・そうね、そろそろ我慢の限界みたいね・・・私も乗ったり降...
~
その言葉は美鈴にとって救いの言葉に聞こえた。どれほどの時...
今の苦しみから解放されるならそれに越した事はない。下手に...
そう思い、期待の眼差しを込めてパチュリーを見つめていると...
~
~
「ひっ!?パチュリーさん、何を・・・・・?」~
「あなたはもう十分試したでしょ?だから、今度は私にも試さ...
~
両脚を大股開きにされ、その中を覗き込まれる。同性が相手で...
~
「ふぅん・・・もう挿れる準備は万全みたいね。ほら、こんなトロ...
「うっ・・・くぅぅ・・・・」~
「これなら痛くないわよね・・・・?」~
~
腰をしっかり押さえつけ、先端をあてがい狙いをつける。~
そして、一つ深呼吸をして遠慮なく腰を前に突き出した。~
~
~
~
~
~
~
~
「ううっ・・・!・・・・ふぅ・・・・・」~
「いぎっ・・・・!!」~
~
美鈴はパチュリーほど大きな反応をしない。歯を食いしばって...
パチュリーはそれが気に入らなかったのか、繋がったままの状...
~
「くっ・・・くふ・・・・・うぅっ!」~
「・・・・ねえ、我慢しなくていいのよ。もっといい顔を見せて・・・...
~
そして、ぎこちない動きで腰を打ち付ける。腰と腰が当たるた...
衝撃が伝わって美鈴のたわわな胸が揺れ動く。~
腰を打ち付けつつも空いている手で美鈴の肉棒を手で弄ぶ。彼...
~
美鈴の強張っていた顔はだんだん快楽で力なく歪み、あれほど...
~
「うぁっ、はっ、あ・・・は・・・・・パ・・パチュリ・・・・さん・・・」~
「うふふ・・・・やっぱりいい声・・・その声、もっと聞かせてね・・・・...
「はっ、はい・・・・・」~
「あなたも見てないで。『後ろ』が空いてるわよ?」~
「あ・・・・分かりました」~
~
~
唐突に呼ばれたリトルはわずかな会話でパチュリーの言わんと...
~
リトルの身体もきれいだった。~
肌は白すぎず、ほのかなピンク色。身体は細すぎず、背丈に見...
傷や汚れなど一切ない美しい身体で、黒い翼さえなければ小悪...
だが、彼女の身体からも翼以外で本来あるはずのないモノが生...
~
「リ・・リトルさんも・・・・・!?」~
「彼女は少し違うわ。彼女、自分の姿をある程度思いのままに...
レミィや妹様がコウモリに化けるようなもので、これくらい...
~
リトルの身体から生えている『モノ』は、二人のモノよりさら...
だが、それでも異質である事には違いがない。自らの身体の事...
~
リトルはベッドの上で貫かれている美鈴を後ろから抱き起こし...
とめどなく滲み出る蜜液を塗して潤滑油にし、美鈴をしっかり...
~
「美鈴さん・・・全身の力を抜いて、楽にして・・・力むと痛いです...
「ま・・・まさかリトルさん・・・・・!?」~
「・・・・・・・ごめんなさい」~
~
~
美鈴は思わず力んでいた。全身の力を抜いてと言われても、本...
その結果彼女の菊門はリトルの侵入を拒み、強い締め付けで抵...
だが、今の美鈴はパチュリーなみに筋力が弱まっている。リト...
結果として、中途半端にしか力めなかった美鈴だけが痛みを感...
~
「かはっ・・・・・・あ・・ぐあぁ・・・・」~
「だから力を抜いて、って言ったんです・・・・・」~
「あぉぉ・・・・お・・・・お尻がぁっ・・・・・!」~
~
痛みとともに感じるのは猛烈な違和感。排泄のためにしか使わ...
美鈴の苦しみをよそに、パチュリーは腰を動かし続けている。...
直腸の中を肉棒がピストン運動で前後に動く。美鈴にしてみれ...
後ろがそれなら前はひっきりなしに来る快楽である。二つの波...
~
~
「ぅひあっ!あは、あぁ・・・・・お尻・・おしりがぁ・・・・リトルさん...
「うくぅっ・・・・・!美鈴さんのも・・・すごい・・・締めてるッ・・・!」~
「よかったわね、美鈴・・・我慢する事もできないほど激しくされ...
「パッ、パチュリーさんもっ!パチュリーさんのも・・・・太いの...
「・・・・あまり聞こえてないみたいね」~
~
~
もはや、美鈴の理性はどこかに飛びかけていた。~
~
~
「あひぃっ!あっ・・・あっ・・・あっ・・・・・もっ・・もう出そう!出ち...
「わ、私も・・・・もう、限界・・・ですぅっ!・・・・・・・・・・あぁぁぁぁ...
~
最後に1回だけ、リトルの腰が勢いよく打ち付けられた。密着し...
恐らく美鈴の中で絶頂を迎えた証として精を放っていったのだ...
閉まりきらない菊門から白いものが糸を引きつつゆっくりこぼ...
~
「さ、美鈴・・・・あなたも・・・もうイッちゃいなさい・・・・・・」~
~
~
こんな力がどこにあったのか、というほどパチュリーの腰の動...
今、二人はいわゆる『駅弁』の体勢になっている。身体の大き...
それを滑稽と感じさせないほどパチュリーは激しく腰を突き上...
美鈴も自ら腰を振り、少しでも強い衝撃を味わおうと必死にな...
~
~
「あぁぁん!もうダメ、もう本当に出るっ!パチュリーさんと...
「美鈴・・・・私も・・・・もう・・・ぁぁ・・・・出るぅ・・・・・・・!」~
~
リトルと同じようにパチュリーも強く腰を打ち付ける。そして...
それが美鈴にとってのスイッチになったのか、離れようとする...
~
「私もイクゥゥゥゥ!パチュリーさん、受け止めてぇっ・・・・・・!...
~
~
~
そう言い終わるが早いか、美鈴の大きな肉棒からも白い精が放...
白い粘液はパチュリーの顔を汚し、美鈴の顔を汚し、二人の身...
二人をそれを拭こうとも嫌がろうともせず、特にパチュリーは...
~
「・・・・・・効果・・・・・抜群ね」~
「はい?」~
「薬の効果。あなた、すっかり忘れてたわね」~
「はぁ・・・・・」~
「これが罰ゲームだって事も忘れて・・・あ・・・・・ま、まあ、これ...
~
~
「ところでパチュリーさん、残り時間がまだたくさんあるよう...
「・・・何?まだ満足してない?」~
「いや決してそう意味で言ったんじゃなくてパチュリーさんは...
~
あたふたしながら早口でまくし立てる美鈴を見て、パチュリー...
~
「そうねぇ・・・『研究』の結果はもう出たようなものだし、他に...
かといって残り時間をボーッと過ごすのはつまらないし、今...
~
パチュリーはあーだこーだと考え、ようやく手をポンと叩き美...
~
~
「美鈴、これから命令するわ。残り時間ずっと私と一緒にいて...
「・・・・・・それって、罰ゲームのルールそのままじゃ・・・・」~
「そうよ。だけど、私が言った事を全部守るのよ。できるかし...
「(ゴクリ・・・)ど、どんな事するんですか・・・?」~
「最初は・・・・」~
~
「お風呂に入りましょ。全身ベトベトで気持ち悪いし」~
「・・・それも罰ゲーム、ですか?」~
「そうよ。どんなに恥ずかしくても一緒に入る事!」~
「・・・・・はいはい、お風呂ですね」~
~
~
~
ぐったりしているリトルを抱きかかえ、パチュリーの後につい...
こんな罰ゲームでよかった、と再び思うようになっていた。~
~
(end)~
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あとがき。~
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何だかまとまりがいいような悪いような。最後の方、アレじゃ...
エロに持っていく為の仕込みも長いし。実質仕込み:エロ比率...
いきなりエロに持っていくのが苦手とはいえ、これはあんまり...
~
パチュリーの口調、リトルの性格などずいぶん自分設定が入っ...
「パチュリー喋りすぎだゴルァ!!」などお怒りのあなた、申し訳...
~
とりあえず、ここまで読んでくれてありがとうございました。~
~
書いた人:0005
終了行:
まえがき。~
~
◎この話に出てくる小悪魔の名前は『リトル』、容姿はむむむ氏...
◎いわゆる『ふたなり』SSです。苦手な方はご注意ください。~
◎この話は『裏最萌』がテーマになっております。~
~
それではどうぞ。~
~
パチュリー×美鈴 裏最萌~
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パチュリー・ノーレッジ ◎ 153-141 × 紅 美鈴~
~
電光掲示板が二人の名前と数字だけを表示する。~
内容自体は至ってシンプル、しかしそれを見た者は全てが等し...
東方最萌トーナメント、準決勝第二試合の結果がそれだった。~
~
~
~
「負けちゃった・・・か・・・・・」~
~
試合の結果を見た美鈴は、なんとも複雑な顔をしていた。~
決勝に行けなかったのは残念だが、その相手がパチュリーなら...
さらに彼女は紙一重の激戦続きだったので、プレッシャーから...
だが、『裏最萌』の罰ゲームの存在が彼女の心の中で最も大き...
~
『敗者は勝者の言う事に従わなくてはならない』~
これが唯一の、しかし絶対的なルール。これを24時間やり遂げ...
『言う事に従う』という部分を最初は誰もが使いっ走りになる...
しかし。一回戦第一試合。~
奇跡の大金星を挙げたリリーホワイトは敗者の咲夜を24時間『...
それが真の裏最萌の始まりであり、少女たちが静かに壊れ始め...
~
~
「はぅ・・・・・・」~
~
美鈴のため息は重く暗い。~
今までの数々の試合で、敗者が恥辱にまみれた姿を何度も見て...
幻想郷の少女たちはこんなにも狂っていたのかと恐怖し、自分...
そして今日、美鈴にその番がやってきた。これで落ち着いてい...
パチュリーという魔女は心を開いた相手には穏やかだが、そう...
美鈴はどちらかと言うと後者の方、ゆえに罰ゲームでも手加減...
だが同じ紅魔館の住人として多少は情けをかけてもらえる可能...
~
「うぅ、どうなるんだろ私・・・」~
~
詰まる所、美鈴の心の中は不安と期待が絶妙に入り混じってい...
~
~
~
「あら」~
~
音もなく控え室のドアが開き、勝者であるパチュリーが入って...
試合に勝って機嫌がいいのか顔色もいいし咳き込んでもいない。~
~
「ずいぶん沈んでるじゃない・・・大丈夫?」~
「あ・・・パチュリーさん」~
「罰ゲーム・・・そんなに怖い?」~
「・・・・怖くないって言えば絶対嘘になります」~
~
「・・・・・・・・・」~
~
「正直なところ、ね」~
~
一つ咳払いをしてパチュリーが言う。~
~
「あなたへの罰ゲーム・・・あまりひどい事はしたくないと思って...
「え?」~
「ほら、一応同じ館に住む者同士。身内みたいなものだから目...
「パチュリーさん・・・・」~
「まあ細かい話は館に戻ってから。とりあえずいい試合だった...
~
パチュリーが手を差し出す。~
美鈴はこの後自分の身に起こりうる出来事をあれこれ想像して...
重く張り詰めていた空気が軽くなる。美鈴も自然と手を差し出...
~
「はい、いい試合でした・・・パチュリーさんに負けたのなら悔い...
「・・・じゃあ館に戻りましょ。色々と準備しないと」~
~
静かにうなずく美鈴。だが、この時すでに二人の考えにはズレ...
美鈴の考える『準備』とは最萌トーナメント決勝戦に向けての...
パチュリーの考える『準備』とは裏最萌の段取りの事だったの...
~
~
~
~
~
~
~
翌日。美鈴はパチュリーのいる図書館に呼び出された。~
重い扉を開けると整然と並んだ本棚の列、舞い上がる埃。美鈴...
図書館に呼び出されたのはいいがどこにパチュリーがいるのか...
~
「あの、美鈴さんですね?パチュリー様でしたらこちらにおら...
~
声をかけてきた女性は、少なくとも人間ではなかった。初対面...
背丈は美鈴よりやや低い程度。美鈴は女性にしてはなかなかの...
そして美鈴と同じ紅い髪、幼さの残る顔つきに大きな瞳。服装...
ここまでなら人間を名乗っても十分通じる。だが、ここから先...
何しろ、こめかみと背中の辺りからコウモリを思わせる黒い翼...
よく見ると瞳も人間のそれとは違い、紅く獣を思わせる鋭さを...
こうなると女性かどうかも疑わしいものだが、落ち着いた物腰...
~
~
「あ、あの・・・どちら様でしょうか・・・・?」~
~
思わず美鈴も敬語になる。~
~
「私ですか?私はパチュリー様との契約により召還された小悪...
どうぞ美鈴さんも『リトル』とお呼びください」~
「はあ・・・・・」~
「さあ美鈴さん、パチュリー様はこちらです」~
~
~
リトルと名乗った小悪魔に案内されるがまま、美鈴は図書館の...
窓は小さく、少なく、ドアも図書館の入り口と同じくらい分厚...
ドア窓も閉め切ってしまえば、ちょっと騒いだ程度では外にい...
一応大机や椅子などはあるが、少なくともここで生活をすると...
図書館内と同じく部屋を埋め尽くす本棚と本の数々は、ここが...
~
「・・・・・・あ、いらっしゃい美鈴」~
~
本棚に向かって立ち読みしていたパチュリーが美鈴に気づいた...
美鈴も促され、パチュリーの向かいの椅子に腰掛けた。~
~
「早速だけど本題・・・いい?」~
「本当に早速ですね・・・・」~
「焦らされるのは嫌でしょ?」~
「まあ・・・」~
「じゃあ本題に入るわ。あなたには24時間、私の助手をしてほ...
~
「・・・・・・助手?」~
「そう、研究のお手伝いをしてほしいのよ」~
~
~
パチュリーからの提案は何とも意外なものだった。~
ルールは『敗者は勝者の言う事に従わなくてはならない』とい...
それにしても、今まで数々の罰ゲームを見てきた美鈴にとって...
しかし、これなら罰ゲームでなくてもいい。いつ美鈴を呼びつ...
だがこれが罰ゲームになるなら都合がいい。美鈴はそれを考え...
~
「あの、助手だったらそちらの・・・・リトルさんじゃ駄目なんで...
「かなり体力が必要になってくる仕事だから、彼女には頼めな...
「・・・・・褒め言葉ですか?」~
「褒めてるつもりよ。体力勝負という点では咲夜にもちょっと...
~
パチュリーの言う事にも一理ある。~
美鈴は門番という役職の性質上、日々体を鍛えていなければな...
この幻想郷において、弾幕勝負で勝てなければ門番の意味がな...
表向きの理由は『侵入者との格闘戦を想定して』、本当の理由...
どちらにしても日々の鍛錬が功を奏し、彼女の体は驚くほど美...
~
「体力勝負って・・・24時間ずっと力仕事とか・・・・・?」~
「私もそこまで鬼じゃないわ、休憩も食事もちゃんと用意する...
「う~~ん・・・・・・」~
「・・・・ていうか、敗者のあなたに拒否権はないし」~
「うっ」~
~
「・・・わ、分かりました。パチュリーさんの研究のお手伝いをす...
「そう。24時間よろしくね」~
「はい・・・・」~
~
しぶしぶ返事をするも、美鈴は内心ホッとしていた。~
『研究の手伝い』で『力仕事』、この2つのキーワードが恥辱に...
~
美鈴の頭の中では様々な光景が浮かんでは消える。~
試験管とにらめっこするパチュリー、それを横で見つめる美鈴。~
本の山を読み漁るパチュリー、図書館中を走り回って大量の本...
スペルカードの試し撃ちをするパチュリー、それに応戦する美...
~
~
何をするにしろ、何とか乗り切れそうだ・・・胸を撫で下ろす美鈴...
~
「じゃあ美鈴、最初にこれを飲んで」~
~
無色透明の小瓶の中には、見るからに毒々しい緑色の液体が入...
髑髏マークでも描いておけば、誰が見ても毒薬か何かにしか見...
それが小瓶いっぱいに入っている。~
~
「これは・・・?」~
「強精剤とかその他色々。休憩時間はあるけど、それでもバテ...
「飲むんですか・・・これ・・・・」~
「飲まなきゃ始まらないから」~
「・・・分かりました・・・・・」~
~
鼻をつまんで一気に流し込む。匂いも味もそれほど悪くない、...
スライムでも飲んでいるような錯覚すら覚え、それでも喉に力...
~
「っ・・・ぷはぁ・・・・・」~
「飲んだわね。じゃあ早速仕事を始めようかしら」~
~
~
よく見ると、この書斎らしき部屋には本棚以外の所にも本が並...
それは机の上だったり床の上だったり、並んでいると言うより...
この部屋は四方を本棚で敷き詰めてあるが、それでも人が休息...
だが床に大量の本が積み上げられていて、そのせいで足の踏み...
~
結論から言えば、美鈴の目に今のパチュリーは「ズボラ」と映...
~
「この部屋・・・本がすごいでしょ?」~
「はい・・・・」~
「色々読んでるうちに数が増えてきちゃって、リトル一人だけ...
そこで美鈴には床に積んである本の片付けをお願いしたいん...
「はぁ・・・」~
「1時間くらいでできる?」~
「この量だと・・・・・2時間くらいほしいです」~
「2時間・・・まあいいわ。じゃお願い」~
~
~
そう言ってまた本棚から本を取り出して読み始めるパチュリー...
別に美鈴の仕事振りを監督しているわけではないし、サボろう...
だがリトルが見ているし、罰ゲームのルールを考えるとサボる...
タイトルが小難しくて何の本かは分からないし詮索する気もな...
~
(おっ、重っ・・・・!)~
~
美鈴も読書を少しは嗜む。だがそれはパチュリーには遠く及ば...
たかが本と甘く見ていたが、よく見るとどの本も紙の一枚一枚...
たかが紙、されど紙。一枚一枚の積み重ねで、どの本も力の弱...
何とか体勢を立て直しながらも千鳥足でゆっくり歩く美鈴を見...
~
「あの、美鈴さん・・・・大丈夫ですか」~
「大丈夫だったら・・・もう少しちゃんと歩いてるわっ・・・・ゴメン...
「・・・・・・いえ、それが」~
~
リトルは視線を泳がせ、顔を少し赤らめながら続ける。~
彼女のその仕草の意味を美鈴は深く考えない、というより考え...
たぶん言いにくい事を言うんだろう・・・という程度に美鈴は思っ...
~
「手伝うなとパチュリー様より言われてるんです・・・『罰ゲーム...
「そ・・・・そう・・・・・」~
「それに、私もパチュリー様のお世話をしなければならないの...
~
~
美鈴は全てを理解した。~
体力に自信のある自分への罰ゲームが力仕事だなんて話がうま...
これは自分にとってもキツい重労働・・・だから罰になり得るのだ...
だが自分は罰ゲームを受けなければならない身、文句はこぼし...
~
「これしきの事・・・・・やってやるわぁぁぁ!」~
~
顔を真っ赤にし、歯を食いしばり、美鈴は一度持った本を落と...
~
~
~
「・・・真面目にやってるみたいね」~
「はい・・・・・」~
「美鈴は根が真面目すぎるっていうか純真すぎるっていうか只...
~
「ところでパチュリー様、『準備』の方は?」~
「私の方はバッチリ。ほら」~
「・・・凄い・・・・・・」~
「あなたは別に『準備』する必要はないわね、割と思いのまま...
~
「美鈴さんが本を片付け終わったら、次はどうしましょう?」~
「とりあえず食事と休憩ね。この先のために、たっぷり休ませ...
~
奮闘する美鈴を遠巻きに眺めながらパチュリーは笑みを漏らす。~
美鈴とパチュリーの間には、まだ埋めようにも埋まりきらない...
~
~
~
~
~
~
~
「おっ・・・・終わりましたぁぁぁぁぁぁっ!」~
~
2時間経つか経たないかという頃、半ば絶叫に近い美鈴の声が図...
汗だくで息も絶え絶えな美鈴だが、パチュリーに言われた仕事...
~
「まさか本当に2時間でやっちゃうなんて・・・・やっぱり美鈴は凄...
「・・・・パチュリーさん、本、溜め込みすぎ・・・そして本、重すぎ...
「まあ、とにかくご苦労様。お腹も空いてるでしょうから、食...
~
大机の上には料理が並んでいる。ご馳走というほどではないが...
~
「館には調理担当のメイドがいるから私は料理した事ないんだ...
「へぇ・・・・」~
「美鈴がどれくらい食べるか分からないからかなり多めに作っ...
「え、私一人のために・・・?みんなで食べましょうよ」~
「・・・・いいの?」~
「全然大歓迎ですよ。ご飯はみんなで食べるのが楽しいんです...
「そう?それじゃ、ご好意に甘えて・・・」~
「リトルさんも、ほら」~
「あ、はい・・・・・」~
~
~
大机を囲んで3人が座る。~
罰ゲームからは程遠い雰囲気で食事は進み、話にも花が咲く。~
美鈴は、自分が今罰ゲームを受けているという事を忘れかけて...
~
料理の大半が3人の腹の中に納まった頃。パチュリーは口を拭き...
~
「食べ終わったらしばらく休んでてちょうだい。食事の後にい...
「・・・いいんですか?私、罰ゲームを受けてる身なのに・・・・・」~
「私がいいと言ってるからいいのよ。それに、まだまだ体力勝...
「うっ・・・・わ、分かりました、それじゃお言葉に甘えて・・・」~
~
食事をもらった上に休憩まで取れるとは、やはり話がうますぎ...
だが、体を休められるなら彼女の気が変わらないうちにそうし...
美鈴はそう考え、リトルに案内されまた別の部屋へ通された。~
~
~
次に通された部屋には、大机の代わりに大きなベッドがあった...
だがこのベッド、パチュリーが一人で使うには大きすぎるし仮...
なぜベッドがこんなにも大きいのか分からない。まるで大勢で...
だが、文字通り大の字になって寝てもベッドから腕や脚が飛び...
いくら寝返りを打ったとしてもベッドから落ちる気がしない、...
この驚きの前では、なぜベッドが大きいのかという疑問など愚...
~
(うわ・・・凄っ・・・・)~
~
腰掛けるだけでその凄さが分かった。体に抵抗を感じず、宙に...
全身をあずけてみると、本当に自分が宙に浮いているような感...
そしてその快感に浸るや否や、美鈴の体に残った疲れがたちま...
睡魔に抗おうという気持ちすら起こらず、美鈴はそのまま眠り...
~
(こんな罰ゲームだったら・・・・悪くないかな・・・・・・・)~
~
彼女の寝顔は安らかと言うより幸せそうで、眠っているのに表...
~
~
~
「美鈴はどう、眠った?」~
「はい、それこそあっという間に」~
「よっぽど疲れてたみたいね・・・きっと熟睡してくれるわ」~
「・・・パチュリー様、楽しそうですね」~
「楽しいわよ。これから彼女がどうなるかを想像するだけでも・...
「しかし・・・人を騙すというのはやはり後ろめたいものがありま...
「小悪魔のあなたが何言ってるのよ・・・・それにこれは罰ゲーム...
~
笑みを浮かべるパチュリーの顔は、リトルよりも遥かに『小悪...
横で見ていてリトルは思う。「どんなに可愛らしい姿をしてい...
人の良すぎる小悪魔、リトルは美鈴の身を密かに案じていた。...
真相を知らないのは、依然として美鈴だけだった・・・~
~
~
~
~
~
~
~
・・・・・あれからどれくらい時間が経っただろう?10分?1時間?...
丸一日眠っていた、なんて事はないはず。長くてもせいぜい2、3...
目覚めた美鈴が、まだ半分眠っている脳みそで最初に考えたの...
~
(・・・まあ、パチュリーさんが親切にしてくれてるからいいか。...
~
都合のいい事を考えながら眠い目をこする。そして、彼女が最...
~
~
「あら、おはよう美鈴。よく寝たわね」~
「んあ・・・パチュリーさん・・・・リトルさんも・・・・」~
「あなた、どれくらい眠ってたと思う?」~
「・・・?さぁ・・・・・・」~
「4時間。約4時間眠ってたわ」~
~
「よじ・・・・・・!」~
~
美鈴の目が大きく見開かれる。今の一言で眠気など完全に吹き...
仮眠にしても休憩にしても長すぎる時間を、美鈴はひたすら眠...
冷や汗をかきつつも、彼女の口からは言葉がまともに出てこな...
~
「え・・いや・・・その・・・これは・・・・・」~
~
あたふたする美鈴をパチュリーは最初冷たい目で見ていたが、...
ある程度間を置いてからようやく表情を緩めて美鈴を制するよ...
~
「・・・・怒ってないわ。休んでと言ったのは私だし、あなたには...
本当に大変なのはこれから先なんだから」~
「はぁ・・・・」~
「それで、早速だけど次のお仕事の話をさせてもらうわね」~
~
『お仕事』の言葉に敏感に反応して美鈴がベッドから降りよう...
どさくさに紛れて美鈴の手を優しく握ったりしている。普段の...
パチュリーの意外な行動に美鈴はただ驚くばかり。そして、顔...
~
「あ・・・・・」~
「このままでいいわ」~
~
顔を近づけ、耳元でささやく。~
パチュリーの微かな吐息が耳を撫で、美鈴の胸の鼓動はさらに...
~
「次のお仕事だけど・・・私達の相手になって。残り時間ずっと」~
~
~
~
最初は弾幕ごっこの相手を申し込まれたのかと思った。~
何の目的があるのか分からないが、最初に『研究』と言ってい...
体力勝負というのはずっと弾幕ごっこを続けるからなのかも・・・...
弾幕の強さにおいて、美鈴とパチュリーの実力差は大きい。100...
本気を出せば月の光も太陽の熱も操れるとまで言われている彼...
~
「残り時間ずっと、ですか・・・・でも、ここでやったらこの部屋...
「・・・・・・何か違う事考えてるみたいね。弾幕ごっことでも思っ...
「違うんですか?」~
「お仕事って言うのは・・・これよ」~
~
スカートのスリットにいきなり手を突っ込まれ、美鈴はわけが...
だが、股間にパチュリーの手が触れた時の未知の感触はそれ以...
今まで彼女が自らの性器を弄った事がないから、ではない。『...
~
~
「きゃうっ!?」~
「あら?女の子のくせに変なモノが生えてるわね」~
「ま・・まさか・・・・そんな・・・・・なんで・・・・・?」~
「実際あるのは仕方ないでしょ?何があるのかリトルにも見て...
「嫌っ・・・あぁっ!」~
~
強引にスカートを脱がされてしまった。下着だけは何とか守り...
美鈴に本来あるはずのない男性器があり、下着の内側で窮屈そ...
恥ずかしさとショックで、美鈴は二人と目を合わせる事すらで...
~
「ほら、こんなのが付いてる。普通女の子にはこんな物ないわ...
「いや・・・・・恥ずかし・・・・・・・・」~
「リトルも見て。これ、どう思う?」~
「はい・・・大きくて・・・・その・・・・いやらしいです・・・」~
「・・・・・・っ・・・・・!!」~
~
二人から交互に言われ、美鈴の恥ずかしさはピークに達する。~
どこか楽しそうに観察するパチュリーと顔を真っ赤にしながら...
そして美鈴は、恥ずかしさと疑問で抵抗する事も忘れていた。~
~
今日の自分の行動を思い返す。~
眠っている間。何か変な事をされたという感じはしなかった。~
食事の時。変な物が混ざっているという感じはしなかった。~
仮に何か入っていたとしても、3人で食事を取って自分だけに異...
~
だとすると・・・~
考えられるのは一つしかない。~
~
「・・・まさか最初に飲んだ薬・・・!?パチュリーさん、あれって・・・...
~
~
「・・・・・・気付いたみたいね」~
~
パチュリーの目つきが変わった。楽しそうではあるが、どこか...
その光は歪んだ欲望、狂った愛情、むき出しの好奇心、ちょっ...
今までの裏最萌で美鈴が見てきた、勝者が敗者を見る目つきそ...
~
「だけど、気付いた時にはもう遅い。あなたの体はすっかり変...
「あの時・・・何を飲ませたんですか!?」~
「・・・ベースが強精剤である事に変わりはないわ。他の物も色々...
~
そんな物を知るつもりはないし知りたくもない。~
美鈴は黙っていたが、パチュリーは勝手に話を続ける。~
~
「あの薬は強精剤の他に筋弛緩剤をほんのわずか、催淫薬を少...
原理を話したところで分かるとは思ってないから噛み砕いて...
体の中で少しずつペニスが育って生えてくるというわけ。ほ...
「きゃ・・・・・」~
~
有無を言わさず、悲鳴を上げる間もなく、下着を下ろされる。~
股間の、ちょうど女性器の『核』がある所から肉の棒がぶら下...
どうしても認めたくない物が、確かにそこにあった。~
~
「よく似合ってるわよ、美鈴。あなたの体みたいにしなやかで...
「・・・・やめて下さい!!」~
~
珍しく、本当に珍しく。美鈴が怒りを露にして叫んだ。~
~
~
~
~
~
~
~
「・・・・・・『力仕事』とか言って・・・騙したんですか・・・・・?」~
~
今度は声のトーンが一気に下がる。今の美鈴の声は静かで、だ...
感情・・・特に怒りの感情を必死で押し殺した声だ。~
~
「『体力勝負』という点では間違っていないと思うわ」~
「でも、騙すなんて酷過ぎる・・・・・酷過ぎますっ!!」~
「騙す?私は『力仕事』と『体力勝負』としか言ってないわ。...
ここからが本当の体力勝負なんだし」~
「じゃあ研究って・・・・」~
「薬の効果がどれほどのものか、色んな人に試してみたかった...
「・・でも、でもっ・・・・・!」~
~
「でも・・・・・・何なの?」~
「う・・・ぐっ・・・・」~
~
パチュリーと美鈴の目が合う。その瞬間、美鈴は言葉を失い黙...
そもそもパチュリーは嘘はついていない。真実を全て覆い隠し...
それに、美鈴が何を言おうが二人の関係が変わるわけではない。~
~
「何を言っても無駄よ。所詮あなたは『敗者』に過ぎないんだ...
「ッ・・・・」~
「・・・・さて、これ以上話してるのも時間の無駄ね。限られた時...
~
パチュリーとリトルが視線を合わせ、目で何か合図をする。~
リトルは小さくうなずき、美鈴をベッドに押し倒すと唇を奪い...
~
~
「失礼します・・・・」~
「きゃっ・・・・・・ぅぐ」~
~
上と下と同時に刺激が来る。上は柔らかい舌が唇を舐め、舌に...
下は細い指が絡みつき、敏感な先端を突付いたり爪を立てたり...
未知の刺激に美鈴は一瞬心を奪われるが、理性がそれを引き戻...
~
(とにかく・・・逃げないと・・・・)~
~
罰ゲームのルールなど、彼女の頭にはもうなかった。~
逃げたい。帰りたい。助かりたい。生存本能にも近い気持ちが...
両手をリトルの胸の辺りに添える。このまま不意に突き飛ばし...
リトルには悪い気もするが仕方ない、今だけは仕方がない。~
~
心の中で「ごめんね」と詫びつつ、美鈴は両腕を思い切り突っ...
~
~
トン・・・~
~
~
(あれ・・・?)~
~
リトルは動かなかった。というより、美鈴がリトルを動かせな...
美鈴の腕力で思い切り腕を突っ張れば、相手が思い切り踏ん張...
リトルは美鈴より小柄だし、不意討ちに近い一撃だから突き飛...
~
(嘘・・・・彼女、私より力が強いの・・・?)~
~
もう一度腕を突っ張る。やはり動かない、動かせない。~
何度腕に力を込めても上手くいかない。息も少し荒くなってき...
~
「筋弛緩剤をほんのわずか・・・って忘れたの?とにかく、今のあ...
私と力勝負をしてどうにか勝てる程度じゃないかしら?」~
「そんな・・・・・嘘・・・・」~
「だけど実際にリトルを跳ね除けられない、それが事実。逃げ...
~
~
いくら暴れてみてもリトルはそれを全く意に介さず、美鈴を上...
リトルの鼻息が顔を撫でる。ちゅぷ、ちゅぷと、唇と舌が音を...
彼女が使っている香水か何かだろうか、ほのかな甘い香りが理...
~
「んっ・・・ぅぐぅ・・・・・・・んふっ・・・・」~
~
抵抗する事も許されず、美鈴はただリトルの成すがままにされ...
下を弄っている指が『男』の部分から『女』の部分に動いてい...
今の美鈴の腕力ではこの指をどうにかする事はできない。歯を...
できる事といえばせいぜいシーツを握り締めて刺激に耐えるし...
~
~
「美鈴さん・・・・我慢しないで、私に任せて・・・」~
~
指はそのままに、口内の蹂躙をやめたリトルが次に目を付けた...
先端を口に含み、唾液をねっとり塗し舌で伸ばしていく。~
そして、まるで棒アイスを舐めるように口に咥え唇と舌でしゃ...
~
「・・んっ・・・・く・・・ふぅん・・・・・美鈴さんの・・・・大きい・・・・」~
「うあ・・・はっ・・・・舌ッ・・・気持ち・・いひぃ・・・・・」~
~
『男』と『女』を集中的に責められ肉棒は硬く大きくなり、蜜...
もう意識は下半身にのみ集中し、頭で考えようと思っても何も...
パチュリーはそんな二人の様子を一歩退いた所から眺め、妖し...
~
(いい顔するわね、美鈴・・・・もっと嫌がるかと思ってたけど、...
あれは自分でけっこう弄ってるのかも・・・・・だったら問題ない...
「リトル、それくらいでいいわ」~
「・・・・はい」~
「次のステップに行くけど・・・その前に美鈴、これを見て」~
~
「・・・・・・!!?」~
~
思考力が奪われかけていた美鈴だったが、パチュリーの姿を見...
~
~
~
~
~
~
~
服を脱ぎ、裸になるパチュリー。~
その肌は白く、身体は細い。思い切り抱きしめたら折れてしま...
しかし美鈴にとって問題だったのは彼女の体つきなどではなく...
~
パチュリーにも、美鈴と同じ『モノ』があったのだ。~
美鈴のモノより一回り小さいが、パチュリーの身体は美鈴より...
その肉棒は彼女の身体のサイズに合わないほど大きく見える。...
~
「どう?」~
「あ・・・パチュリーさん・・・・そ、それ・・・・・・」~
「あなたが飲んだのと同じ薬をあらかじめ飲んでおいたの。筋...
~
美鈴は首を小さく縦に振った。自分が何をするか、何をされる...
紅潮した顔が心持ち青白くなり、カタカタと歯をわずかに震わ...
~
~
パチュリーはすっかり硬くなった美鈴の肉棒の上に跨り、手を...
そして先端が自らの割れ目に触れるか触れないかの所で腰を止...
涙目になりかけていた美鈴の目が大きく見開かれる。~
~
「えっ!?ちょ、ちょっとパチュリーさん!!?」~
「せっかく生やしたモノを使わないなんて勿体ないでしょ?先...
~
「そ・・それってどうい・・・・」~
~
美鈴の疑問を遮って、パチュリーは腰をさらに下ろす。~
まだ小さい秘裂だがそれが大きく口を開き、美鈴の『男』をゆ...
ついには肉棒を根元まで、血の一滴も流すことなく飲み込んで...
~
~
「うぐぅっ・・・・くぁ・・・・・は、入った・・・入ったわ・・・・・・・・」~
「嘘・・・・いや・・・入ってる・・・・の・・・・・?」~
「分かる?あなたのと私のが一つになってる・・・あなたの・・・と...
「・・・パチュリーさんのも・・・・その、柔らかくて・・・暖かい・・・・・...
~
「・・・・動くわよ」~
~
ゆっくり腰を上げ、恐る恐る下ろす。また歯を食いしばりなが...
パチュリーは普段あまり動かさない体を懸命に動かし、美鈴の...
~
「んっ・・・・く、くっ・・・ふぅっ・・・・うっ・・・・あ、ぅあ・・・・・あは...
「くうっ・・・う・・わ・・・・パ、パチュリー・・・さん・・・・凄い、キツ...
「メ・・・美鈴のも・・・中でこすって・・・・・・る・・・深く突いて・・・・・・...
~
3人しかいない部屋で、喘ぎ声と淫靡な音とベッドの軋みだけが...
パチュリーは小柄だが、特大ベッドが軋むほど激しく腰を振り...
さらには服を全て脱がせ、大きな胸を揉みしだく。パチュリー...
これを鷲掴みにし、先端のピンク色の突起を指で転がしたり弾...
~
「ふふっ・・・美鈴の・・・・オッパイ・・っ・・・・大きくていいなぁ・・・・...
(だめ・・・・あぁ・・・・・私、胸でも・・・感じてる・・・・・?)~
「ほらぁ・・こんなに硬くして・・・気持ちいいのね・・・・・・」~
~
肩で息をしながらもパチュリーは微笑む。~
それは幼い顔つきからは想像もつかないほど妖艶で、しかし100...
パチュリーの半分も生きていない美鈴は、瞬く間にその笑顔に...
青ざめていた顔が再び紅く染まり、いつの間にかパチュリーに...
~
~
「あっ・・あっ・・・あっ・・・・美鈴・・・・すごく・・・いいわっ・・・・・!」~
「パチュリーさん・・・私も・・・私も・・・・もう、出るッ!出ちゃう...
「もうイクのね・・・・?それじゃ・・・・・・」~
~
妖艶な笑みを浮かべつつ、パチュリーは腰を大きく上げて美鈴...
爆発寸前の美鈴の肉棒が、ビクンビクンと虚空で脈打っている。~
~
「えっ・・・・・!?」~
「ふぅっ・・・生憎だけどそう簡単にはイカせないわ。こんな機会...
「そ、そんな・・・・・・・」~
「・・・もしかして、イキたかったのにイケなくて苦しいの?それ...
~
~
~
そこから先は美鈴にとって天国であり地獄だった。~
パチュリーと繋がっている時は何とも言えない快感が迫り来る。~
しかし、それが絶頂に来る直前にいきなり遮られると快感は一...
美鈴はそれを何度も繰り返され、目は涙目に、息も絶え絶えに...
~
挿入してから引き抜くまでの時間もだんだん短くなってきてい...
~
「うぅ・・・・ふぐっ・・・お・・お願い・・・・もう、イカせて・・・下さい...
「・・・そうね、そろそろ我慢の限界みたいね・・・私も乗ったり降...
~
その言葉は美鈴にとって救いの言葉に聞こえた。どれほどの時...
今の苦しみから解放されるならそれに越した事はない。下手に...
そう思い、期待の眼差しを込めてパチュリーを見つめていると...
~
~
「ひっ!?パチュリーさん、何を・・・・・?」~
「あなたはもう十分試したでしょ?だから、今度は私にも試さ...
~
両脚を大股開きにされ、その中を覗き込まれる。同性が相手で...
~
「ふぅん・・・もう挿れる準備は万全みたいね。ほら、こんなトロ...
「うっ・・・くぅぅ・・・・」~
「これなら痛くないわよね・・・・?」~
~
腰をしっかり押さえつけ、先端をあてがい狙いをつける。~
そして、一つ深呼吸をして遠慮なく腰を前に突き出した。~
~
~
~
~
~
~
~
「ううっ・・・!・・・・ふぅ・・・・・」~
「いぎっ・・・・!!」~
~
美鈴はパチュリーほど大きな反応をしない。歯を食いしばって...
パチュリーはそれが気に入らなかったのか、繋がったままの状...
~
「くっ・・・くふ・・・・・うぅっ!」~
「・・・・ねえ、我慢しなくていいのよ。もっといい顔を見せて・・・...
~
そして、ぎこちない動きで腰を打ち付ける。腰と腰が当たるた...
衝撃が伝わって美鈴のたわわな胸が揺れ動く。~
腰を打ち付けつつも空いている手で美鈴の肉棒を手で弄ぶ。彼...
~
美鈴の強張っていた顔はだんだん快楽で力なく歪み、あれほど...
~
「うぁっ、はっ、あ・・・は・・・・・パ・・パチュリ・・・・さん・・・」~
「うふふ・・・・やっぱりいい声・・・その声、もっと聞かせてね・・・・...
「はっ、はい・・・・・」~
「あなたも見てないで。『後ろ』が空いてるわよ?」~
「あ・・・・分かりました」~
~
~
唐突に呼ばれたリトルはわずかな会話でパチュリーの言わんと...
~
リトルの身体もきれいだった。~
肌は白すぎず、ほのかなピンク色。身体は細すぎず、背丈に見...
傷や汚れなど一切ない美しい身体で、黒い翼さえなければ小悪...
だが、彼女の身体からも翼以外で本来あるはずのないモノが生...
~
「リ・・リトルさんも・・・・・!?」~
「彼女は少し違うわ。彼女、自分の姿をある程度思いのままに...
レミィや妹様がコウモリに化けるようなもので、これくらい...
~
リトルの身体から生えている『モノ』は、二人のモノよりさら...
だが、それでも異質である事には違いがない。自らの身体の事...
~
リトルはベッドの上で貫かれている美鈴を後ろから抱き起こし...
とめどなく滲み出る蜜液を塗して潤滑油にし、美鈴をしっかり...
~
「美鈴さん・・・全身の力を抜いて、楽にして・・・力むと痛いです...
「ま・・・まさかリトルさん・・・・・!?」~
「・・・・・・・ごめんなさい」~
~
~
美鈴は思わず力んでいた。全身の力を抜いてと言われても、本...
その結果彼女の菊門はリトルの侵入を拒み、強い締め付けで抵...
だが、今の美鈴はパチュリーなみに筋力が弱まっている。リト...
結果として、中途半端にしか力めなかった美鈴だけが痛みを感...
~
「かはっ・・・・・・あ・・ぐあぁ・・・・」~
「だから力を抜いて、って言ったんです・・・・・」~
「あぉぉ・・・・お・・・・お尻がぁっ・・・・・!」~
~
痛みとともに感じるのは猛烈な違和感。排泄のためにしか使わ...
美鈴の苦しみをよそに、パチュリーは腰を動かし続けている。...
直腸の中を肉棒がピストン運動で前後に動く。美鈴にしてみれ...
後ろがそれなら前はひっきりなしに来る快楽である。二つの波...
~
~
「ぅひあっ!あは、あぁ・・・・・お尻・・おしりがぁ・・・・リトルさん...
「うくぅっ・・・・・!美鈴さんのも・・・すごい・・・締めてるッ・・・!」~
「よかったわね、美鈴・・・我慢する事もできないほど激しくされ...
「パッ、パチュリーさんもっ!パチュリーさんのも・・・・太いの...
「・・・・あまり聞こえてないみたいね」~
~
~
もはや、美鈴の理性はどこかに飛びかけていた。~
~
~
「あひぃっ!あっ・・・あっ・・・あっ・・・・・もっ・・もう出そう!出ち...
「わ、私も・・・・もう、限界・・・ですぅっ!・・・・・・・・・・あぁぁぁぁ...
~
最後に1回だけ、リトルの腰が勢いよく打ち付けられた。密着し...
恐らく美鈴の中で絶頂を迎えた証として精を放っていったのだ...
閉まりきらない菊門から白いものが糸を引きつつゆっくりこぼ...
~
「さ、美鈴・・・・あなたも・・・もうイッちゃいなさい・・・・・・」~
~
~
こんな力がどこにあったのか、というほどパチュリーの腰の動...
今、二人はいわゆる『駅弁』の体勢になっている。身体の大き...
それを滑稽と感じさせないほどパチュリーは激しく腰を突き上...
美鈴も自ら腰を振り、少しでも強い衝撃を味わおうと必死にな...
~
~
「あぁぁん!もうダメ、もう本当に出るっ!パチュリーさんと...
「美鈴・・・・私も・・・・もう・・・ぁぁ・・・・出るぅ・・・・・・・!」~
~
リトルと同じようにパチュリーも強く腰を打ち付ける。そして...
それが美鈴にとってのスイッチになったのか、離れようとする...
~
「私もイクゥゥゥゥ!パチュリーさん、受け止めてぇっ・・・・・・!...
~
~
~
そう言い終わるが早いか、美鈴の大きな肉棒からも白い精が放...
白い粘液はパチュリーの顔を汚し、美鈴の顔を汚し、二人の身...
二人をそれを拭こうとも嫌がろうともせず、特にパチュリーは...
~
「・・・・・・効果・・・・・抜群ね」~
「はい?」~
「薬の効果。あなた、すっかり忘れてたわね」~
「はぁ・・・・・」~
「これが罰ゲームだって事も忘れて・・・あ・・・・・ま、まあ、これ...
~
~
「ところでパチュリーさん、残り時間がまだたくさんあるよう...
「・・・何?まだ満足してない?」~
「いや決してそう意味で言ったんじゃなくてパチュリーさんは...
~
あたふたしながら早口でまくし立てる美鈴を見て、パチュリー...
~
「そうねぇ・・・『研究』の結果はもう出たようなものだし、他に...
かといって残り時間をボーッと過ごすのはつまらないし、今...
~
パチュリーはあーだこーだと考え、ようやく手をポンと叩き美...
~
~
「美鈴、これから命令するわ。残り時間ずっと私と一緒にいて...
「・・・・・・それって、罰ゲームのルールそのままじゃ・・・・」~
「そうよ。だけど、私が言った事を全部守るのよ。できるかし...
「(ゴクリ・・・)ど、どんな事するんですか・・・?」~
「最初は・・・・」~
~
「お風呂に入りましょ。全身ベトベトで気持ち悪いし」~
「・・・それも罰ゲーム、ですか?」~
「そうよ。どんなに恥ずかしくても一緒に入る事!」~
「・・・・・はいはい、お風呂ですね」~
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ぐったりしているリトルを抱きかかえ、パチュリーの後につい...
こんな罰ゲームでよかった、と再び思うようになっていた。~
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(end)~
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あとがき。~
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何だかまとまりがいいような悪いような。最後の方、アレじゃ...
エロに持っていく為の仕込みも長いし。実質仕込み:エロ比率...
いきなりエロに持っていくのが苦手とはいえ、これはあんまり...
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パチュリーの口調、リトルの性格などずいぶん自分設定が入っ...
「パチュリー喋りすぎだゴルァ!!」などお怒りのあなた、申し訳...
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とりあえず、ここまで読んでくれてありがとうございました。~
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