とうほうネチョロダ/ある愛の詩(後)
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~
「く……」~
ぎち。~
ぎち、ぎち。~
なんとかこの囚われた状態から脱しようと足掻くが、お札は...
「こらこら。もう、落ち着きの無い子なんだから」~
霊夢はアリスにそれだけ言うと、魔理沙の後ろに回りこんで...
「魔理沙を愛してあげたいんじゃないの? それならまず、大...
霊夢は魔理沙の耳を、表面に触れるかどうかくらいのタッチ...
それだけでがくがくと震える魔理沙の身体。~
霊夢は魔理沙の身体をアリスの真正面に向けて、それをあか...
「ほら、しっかり見てあげなさいよ?」~
~
魔理沙の身体を支えながら、両腕でふとももを持ち上げ、ぐ...
めくれ上がったスカートの奥に、すでにねっとりと愛液が染...
粘っこく白濁した液は下着の上に貼り付いているのみならず...
「あ……や……」~
魔理沙は両手で顔を覆い隠す。既に抵抗する力は無い。~
「……」~
ごく。~
アリスは一瞬、拘束に抵抗するのを忘れる。~
いけないと思いつつも、魔理沙のそこにしか目がいかなかっ...
見ている間にも、また。~
じゅわ……と新しい愛液が染み出し、表面を泡立てていく。魔...
その光景に、怒りや焦燥感が吹き飛びそうになってしまう。~
あまりの淫らさに。あまりの愛しさに。~
どく、どく……と、また心臓の音が大きくなるのを感じる。~
「ほら、あんたも見たでしょ」~
――霊夢の言葉に、はっと我を取り戻す。アリスはばつが悪そ...
霊夢は面白そうに笑う。~
「魔理沙はね、恥ずかしいことが大好きなの。今だって、あん...
「……っ……」~
「……なに……よ! それもあんたの呪いの仕業なんでしょ!」~
「あら、否定はしないのねえ。やっぱりちゃんと見てたんじゃ...
「……く……っ」~
くすくす。~
毎度わかりやすい反応をするアリスに、霊夢は満足して頷く。~
「残念。私のお札はとってもエッチに気持ちよくはしちゃうけ...
~
霊夢は両腕を魔理沙の身体から外す。外れても、魔理沙の脚...
余った手を使って、つつ……と、魔理沙の首筋に指を這わす。~
「……んぁッ……!」~
魔理沙は堪えきれず、顔を上げて喘ぐ。~
さらに指を、服の上から、肩に、腕に、指先に。~
「んんん……っ」~
びく、びくん。~
ぐちゅ……~
魔理沙が震え、触ってもいない下着の奥から濡れた音がはっ...
とろとろと、粘った半透明の液がまたふとももを伝わり落ち...
「見られてるってだけで、こんなに反応しちゃうんだから」~
また意識が完全に魔理沙に向いていたアリスは、霊夢の言葉...
「……だ、だいたい……! あなたが魔理沙の……その、趣味、のこ...
だから、やはりそれも呪いの効果なのだと。~
アリスは主張する。~
「あら、魔理沙のことならあんたよりよほど知ってるけど」~
霊夢は、くいっと魔理沙の顔を抱き寄せて、小さな胸の中に...
人差し指を魔理沙の口元に運んで、唇をつつっと撫でる。魔...
「私達、そういう仲だし。――ねえ?」~
「……」~
魔理沙はその言葉には、俯くだけで、否定も肯定もしなかっ...
「そ……そういうって……なによ……」~
「見ての通りよ。恥ずかしく苛められるのが大好きな魔理沙と―...
薄く、冷たく笑いながら、霊夢のもう片方の手が、魔理沙の...
「苛めるのが大好きな私と、利害が一致しただけ。最初はちょ...
「……嘘」~
「この状況を見てまだ嘘だと思うのかしら。――ああ、そうそう...
「……! か、関係ないでしょ、そんなことは!」~
「そうかしら」~
霊夢は両手を使って、魔理沙の腕、指先、脇、腰と、指先を...
「んんふ……ぁ……」~
何度も、何度も跳ねる魔理沙の身体。~
愛撫というよりも、くすぐっている程度のタッチでしかない...
それでも、魔理沙の下着からは、どこまでも際限が無いかの...
「あ……やぁ……もっと、ちゃんと……」~
「……っ」~
魔理沙のねだる声を聞いて、アリスはぎゅっと目を瞑る。~
聞いていられない。魔理沙が霊夢の愛撫で感じているような...
だけど、魔理沙のその声を聞いて、アリスは確かに、悔しさ...
――自分の今思ったことに、愕然とする。~
やめろ、魔理沙を苛めるな。そう思っていたはずなのに。~
今は確かに、自分が魔理沙を苛めたい、そこにいるのは霊夢...
霊夢の手が、ふとももや膝の裏を撫で、軽く揉む。~
「あっ! あっ……! ん……ぁっ!」~
「凄く感じてるじゃない。見られてるからでしょ? それとも―...
くにゅ……~
「あ、ああああああああぁぁっ……!! んはぁっ! ん……ッ!...
霊夢の両手が、服の上から胸の下部を軽く揉むと、それまで...
明らかにそれだけで、絶頂に達していた。~
虚ろな目ではあはあと荒い息を吐く魔理沙の耳元に少し口を...
「いつもより凄いのは、見てるのがあの子だからかしら……?」~
「……ッ!!」~
びくっ~
その声に、魔理沙はもう一度、達する。~
~
――どくん。~
「あ……」~
抑え切れない。~
アリスはその瞬間、間違いなく欲情していた。魔理沙の、そ...
魔理沙の反応に。~
かぁ……と一気に身体に熱を帯びていく。脈も、呼吸も、どん...
欲情している。~
魔理沙に。~
魔理沙に。~
愛したい。~
苛めたい。~
確かめるまでも無い。魔理沙が苛められる姿を見て、アリス...
「素直になったみたいね」~
霊夢はアリスの変化を感じとって、微笑む。~
「……ぁ……アリス……」~
魔理沙は、とろんとした目で……求める目で、アリスを見つめ...
「ほら魔理沙、よかったわね。ホントはずっと……あの子に苛め...
「……」~
目を細め、微かに俯く魔理沙。~
恥ずかしそうに目を伏せはしたが――霊夢の言葉を否定はしな...
そうだ。思えば魔理沙は、ここまでも、霊夢の言葉を一切否...
「……ま……魔理沙……?」~
どくん。どくん。どくん。~
このまま身体を内側から突き破ってしまいそうと思うほどに...
すい――と、手が前に出た。いつの間にか拘束が解けている。~
ばくん。ばくん。~
一歩前に踏み出す。からだが、とても、あつい。~
「魔理沙。ちゃんとお願いしなさい、自分で」~
霊夢は魔理沙の腕を掴んで、耳元に囁く。~
「アリス……」~
掠れた声。~
泣いているような、しかし、期待に満ちた声。~
「苛めて……いっぱい」~
アリスは、ふらふらと、魔理沙の前に、立った。~
~
~
「アリス」~
魔理沙の体に手を伸ばそうとしていたアリスに、霊夢がスト...
――このとき初めて、アリスを名前で呼んだ。~
小さくため息。~
「まだわかってないわね。あんたが魔理沙を苛めるっていうな...
そう言って――アリスの脚を指差す。~
アリスはしばらく怪訝な顔を見せて。~
「――ああ。理解したわ」~
頷いて、右足のブーツに手をかけ、それを脱ぎ去る。~
右足を包むものは靴下だけになり、その足を魔理沙のスカー...
もう一度足を上げて、潤んだ視線でそれを見上げる魔理沙に...
「……ふ……ぁ……あああぁあっ!!」~
つん、と触れただけで、魔理沙はまたびくびくんと痙攣する。~
その反応に、アリスのほうが驚いて足を慌てて離す。べっと...
「あ……いや……」~
「魔理沙……い、いまので……イっちゃったの……?」~
「……ッ」~
羞恥に顔を赤く染めながら――~
こくこくと魔理沙は確かに頷いた。~
そして、目で続きを訴えている。~
「……ほ、ほんとに……こんなのが、気持ちいいんだ……」~
ごく。~
魔理沙の表情に、きゅん、とアリスの女性の部分が反応し、...
もう一度足を下ろす。今度はいくぶん強く。~
触れるのではなく、ぐいっと、踏みつけた。ぐちゅっと湿っ...
「あ……んんんあぁ……っ!!」~
「気持ちいいの? 踏まれて気持ちいいの?」~
「ん……キモチ……気持ちいい……! や、また……またイ……っちゃ……...
「なんていやらしいの――ますます愛しいわ、魔理沙」~
くりっ~
魔理沙がまだ痙攣している途中に、足の指先でぷっくりと膨...
「あ、やッ!! イ、イっちゃってるのに、また……う、あぁ、...
ぐり、ぐり。~
指の付け根から土踏まず、踵にかけて体重をかける場所を少...
「あッ……あーーーーーッ!! いッ! が……うぁッ! は……ん…...
喘ぎ声とも泣き声とも悲鳴とも区別がつかないほどの無茶苦...
「ぁ……は……魔理沙、素敵よ。もっと乱れて。私のことだけ感じ...
「あぁーーーーーーッ!! んが……ッ!! や! い、あああ...
「あは……♪」~
楽しげに笑いながら無心に踏み続ける、アリス。~
「……アリス。ちょっと落ち着いて」~
――そこに割り込む、冷静な声。~
~
はっとアリスは顔を上げる。もうそこにいることを忘れてい...
少し怒ったようなその顔を見て、高揚した気分が吹き飛ぶ。~
「苛めるって言っても、行きすぎは駄目よ。ちゃんと気持ちよ...
「――っ。……そうね、ちょっと……我を失っていたわ」~
はあ、はあ……と苦しげに息を吐く魔理沙から、足を離して、...
ふう……と、霊夢はまた大きなため息をつく。~
「まだ私がちゃんと教育してあげたほうがいいかしら?」~
「――いえ。もう冷静になったわ。二度と失敗はしない。ありが...
「……ん。信じるわ。あんたの気持ち。じゃ、私はもう行くわね...
そう言うと、霊夢は、巫女服に手を突っ込んで――いったいど...
それを、アリスの手に渡す。~
「……あなた……何考えてるのよ……」~
「記念日にちょうどいいでしょ」~
ひらひらと手を振る霊夢。~
アリスの手に渡ったそれは、黒く大きい皮製の首輪。そして...
手の中に収められたものを見て、呆れた目で霊夢を見る。~
それを目にした魔理沙は――怯えとも期待とも取れるような目...
「その気が無ければ使わなくてもいいわよ」~
「――まさか。ありがたくいただくわ」~
「素直ね」~
霊夢は笑うと、魔理沙からすっと離れる。~
ふわりと浮き上がって、立ち去ろうとする。~
~
「――待って、霊夢。確認させてもらうわ」~
「ん?」~
アリスは片手に首輪と手錠を持って、もう片方の手でポーチ...
それを……ぱらぱらと、地面に捨てた。~
「今朝のあなたの依頼で作ろうとしてた薬だけど……本当はいら...
それは、先程アリスが摘んでいた木の葉。~
今ここにいるのは、それを採取するためだった。~
「さて。何のことか記憶にないわ」~
霊夢は手をひらひらと振って、アリスの様子など気にも留め...
「ばいばい。おやすみ」~
「――おやすみ」~
あっさりと、飛び去っていった。~
その後姿を眺めて……アリスは少しだけ、苦笑いを浮かべた。~
~
~
「さて、魔理沙」~
「……ん……」~
「さっきはごめんね。……これで私達、二人だけよ」~
「……アリス」~
「なあに?」~
「……急に、恥ずかしくなってきた……っ」~
視線を横に逸らして、開いていた足を閉じて、見えている部...
アリスは、あら、と笑いかける。~
「なんだ。やっぱりさっきまで呪いがかかってたのね」~
「……ん……あ……でも……」~
「ん?」~
ぼそぼそと話す魔理沙の言葉を、じっくりと待つ。~
真っ赤になりながらもじもじする魔理沙という、まず滅多に...
「わ……私の、その、さっきの……は、本当なんだ……」~
「……さっきの? 具体的には?」~
「……うー。恥ずかしいのとか……苛められるのとかで、か……感じ...
「そう。それで、いつも霊夢に苛められに行ってたのね?」~
「……」~
「魔理沙。これからは、私がいるわ。私が、誰よりも貴女を愛...
ぎゅ、と魔理沙を抱きしめる。~
頭をそっと撫でる。~
「心配はいらないわ。――ええ、むしろ、私も、魔理沙を苛める...
「……」~
「大好きよ。愛してるわ、魔理沙……」~
微笑んで、アリスは魔理沙の首に手を回して。~
手に持った首輪を魔理沙の首に通して、がちゃりと金具を閉...
「――綺麗。とってもよく似合ってるわ……」~
魔理沙の頬に手をやり、そっと撫でる。~
「……ほ、本当に、するのかよ」~
「ええ。これは魔理沙が私のモノになった証だもの。嫌だった...
「嫌……じゃ、ない……けど、恥ずかしい……」~
「それが気持ちいい」~
「……ぅ」~
「いいわ。その顔。ぞくぞくするわ……」~
かぷり、と耳たぶを噛む。~
「ひんっ……」~
「もっと声を聞かせて。壊れないように、優しくたくさん苛め...
アリスは、くいっと首輪の鎖を引っ張った。~
~
日が落ちる。~
ここから二人の世界が、始まる。~
~
~
~
~
~
ふわふわと、漂うように帰路を飛ぶ。~
「あー」~
「あー」~
「あー」~
同じような呟きを何度も繰り返しながら。~
霊夢は、つまらなさそうな顔で、ふわふわと飛び続ける。~
「またひとりぼっちかあ……なんで私いつもこうなんだろ」~
ふわふわ。~
ふわふわ。~
「あー。アレかな。誰だったかに、あんたは苛めるのは最高に...
ぶつぶつ。~
ぶつぶつ。~
ぶつぶつ……~
~
~
~
~
~
~
FIN....~
~
~
~
~
~
【あとがき】~
~
ああん!~
ほぼ100%エロシーンなのに何故こんなにエロくないのか……~
(/_;)~
~
こんばんは。村人。でございます。~
マリアリじゃなくてアリマリ。~
こんなの魔理沙じゃない! って言われそうです。~
ごめんなさい。そう思います。いやあ……魔理沙がMだったらど...
~
……これからもよろしくおねがいいたします。~
マリアリ!~
終了行:
~
「く……」~
ぎち。~
ぎち、ぎち。~
なんとかこの囚われた状態から脱しようと足掻くが、お札は...
「こらこら。もう、落ち着きの無い子なんだから」~
霊夢はアリスにそれだけ言うと、魔理沙の後ろに回りこんで...
「魔理沙を愛してあげたいんじゃないの? それならまず、大...
霊夢は魔理沙の耳を、表面に触れるかどうかくらいのタッチ...
それだけでがくがくと震える魔理沙の身体。~
霊夢は魔理沙の身体をアリスの真正面に向けて、それをあか...
「ほら、しっかり見てあげなさいよ?」~
~
魔理沙の身体を支えながら、両腕でふとももを持ち上げ、ぐ...
めくれ上がったスカートの奥に、すでにねっとりと愛液が染...
粘っこく白濁した液は下着の上に貼り付いているのみならず...
「あ……や……」~
魔理沙は両手で顔を覆い隠す。既に抵抗する力は無い。~
「……」~
ごく。~
アリスは一瞬、拘束に抵抗するのを忘れる。~
いけないと思いつつも、魔理沙のそこにしか目がいかなかっ...
見ている間にも、また。~
じゅわ……と新しい愛液が染み出し、表面を泡立てていく。魔...
その光景に、怒りや焦燥感が吹き飛びそうになってしまう。~
あまりの淫らさに。あまりの愛しさに。~
どく、どく……と、また心臓の音が大きくなるのを感じる。~
「ほら、あんたも見たでしょ」~
――霊夢の言葉に、はっと我を取り戻す。アリスはばつが悪そ...
霊夢は面白そうに笑う。~
「魔理沙はね、恥ずかしいことが大好きなの。今だって、あん...
「……っ……」~
「……なに……よ! それもあんたの呪いの仕業なんでしょ!」~
「あら、否定はしないのねえ。やっぱりちゃんと見てたんじゃ...
「……く……っ」~
くすくす。~
毎度わかりやすい反応をするアリスに、霊夢は満足して頷く。~
「残念。私のお札はとってもエッチに気持ちよくはしちゃうけ...
~
霊夢は両腕を魔理沙の身体から外す。外れても、魔理沙の脚...
余った手を使って、つつ……と、魔理沙の首筋に指を這わす。~
「……んぁッ……!」~
魔理沙は堪えきれず、顔を上げて喘ぐ。~
さらに指を、服の上から、肩に、腕に、指先に。~
「んんん……っ」~
びく、びくん。~
ぐちゅ……~
魔理沙が震え、触ってもいない下着の奥から濡れた音がはっ...
とろとろと、粘った半透明の液がまたふとももを伝わり落ち...
「見られてるってだけで、こんなに反応しちゃうんだから」~
また意識が完全に魔理沙に向いていたアリスは、霊夢の言葉...
「……だ、だいたい……! あなたが魔理沙の……その、趣味、のこ...
だから、やはりそれも呪いの効果なのだと。~
アリスは主張する。~
「あら、魔理沙のことならあんたよりよほど知ってるけど」~
霊夢は、くいっと魔理沙の顔を抱き寄せて、小さな胸の中に...
人差し指を魔理沙の口元に運んで、唇をつつっと撫でる。魔...
「私達、そういう仲だし。――ねえ?」~
「……」~
魔理沙はその言葉には、俯くだけで、否定も肯定もしなかっ...
「そ……そういうって……なによ……」~
「見ての通りよ。恥ずかしく苛められるのが大好きな魔理沙と―...
薄く、冷たく笑いながら、霊夢のもう片方の手が、魔理沙の...
「苛めるのが大好きな私と、利害が一致しただけ。最初はちょ...
「……嘘」~
「この状況を見てまだ嘘だと思うのかしら。――ああ、そうそう...
「……! か、関係ないでしょ、そんなことは!」~
「そうかしら」~
霊夢は両手を使って、魔理沙の腕、指先、脇、腰と、指先を...
「んんふ……ぁ……」~
何度も、何度も跳ねる魔理沙の身体。~
愛撫というよりも、くすぐっている程度のタッチでしかない...
それでも、魔理沙の下着からは、どこまでも際限が無いかの...
「あ……やぁ……もっと、ちゃんと……」~
「……っ」~
魔理沙のねだる声を聞いて、アリスはぎゅっと目を瞑る。~
聞いていられない。魔理沙が霊夢の愛撫で感じているような...
だけど、魔理沙のその声を聞いて、アリスは確かに、悔しさ...
――自分の今思ったことに、愕然とする。~
やめろ、魔理沙を苛めるな。そう思っていたはずなのに。~
今は確かに、自分が魔理沙を苛めたい、そこにいるのは霊夢...
霊夢の手が、ふとももや膝の裏を撫で、軽く揉む。~
「あっ! あっ……! ん……ぁっ!」~
「凄く感じてるじゃない。見られてるからでしょ? それとも―...
くにゅ……~
「あ、ああああああああぁぁっ……!! んはぁっ! ん……ッ!...
霊夢の両手が、服の上から胸の下部を軽く揉むと、それまで...
明らかにそれだけで、絶頂に達していた。~
虚ろな目ではあはあと荒い息を吐く魔理沙の耳元に少し口を...
「いつもより凄いのは、見てるのがあの子だからかしら……?」~
「……ッ!!」~
びくっ~
その声に、魔理沙はもう一度、達する。~
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――どくん。~
「あ……」~
抑え切れない。~
アリスはその瞬間、間違いなく欲情していた。魔理沙の、そ...
魔理沙の反応に。~
かぁ……と一気に身体に熱を帯びていく。脈も、呼吸も、どん...
欲情している。~
魔理沙に。~
魔理沙に。~
愛したい。~
苛めたい。~
確かめるまでも無い。魔理沙が苛められる姿を見て、アリス...
「素直になったみたいね」~
霊夢はアリスの変化を感じとって、微笑む。~
「……ぁ……アリス……」~
魔理沙は、とろんとした目で……求める目で、アリスを見つめ...
「ほら魔理沙、よかったわね。ホントはずっと……あの子に苛め...
「……」~
目を細め、微かに俯く魔理沙。~
恥ずかしそうに目を伏せはしたが――霊夢の言葉を否定はしな...
そうだ。思えば魔理沙は、ここまでも、霊夢の言葉を一切否...
「……ま……魔理沙……?」~
どくん。どくん。どくん。~
このまま身体を内側から突き破ってしまいそうと思うほどに...
すい――と、手が前に出た。いつの間にか拘束が解けている。~
ばくん。ばくん。~
一歩前に踏み出す。からだが、とても、あつい。~
「魔理沙。ちゃんとお願いしなさい、自分で」~
霊夢は魔理沙の腕を掴んで、耳元に囁く。~
「アリス……」~
掠れた声。~
泣いているような、しかし、期待に満ちた声。~
「苛めて……いっぱい」~
アリスは、ふらふらと、魔理沙の前に、立った。~
~
~
「アリス」~
魔理沙の体に手を伸ばそうとしていたアリスに、霊夢がスト...
――このとき初めて、アリスを名前で呼んだ。~
小さくため息。~
「まだわかってないわね。あんたが魔理沙を苛めるっていうな...
そう言って――アリスの脚を指差す。~
アリスはしばらく怪訝な顔を見せて。~
「――ああ。理解したわ」~
頷いて、右足のブーツに手をかけ、それを脱ぎ去る。~
右足を包むものは靴下だけになり、その足を魔理沙のスカー...
もう一度足を上げて、潤んだ視線でそれを見上げる魔理沙に...
「……ふ……ぁ……あああぁあっ!!」~
つん、と触れただけで、魔理沙はまたびくびくんと痙攣する。~
その反応に、アリスのほうが驚いて足を慌てて離す。べっと...
「あ……いや……」~
「魔理沙……い、いまので……イっちゃったの……?」~
「……ッ」~
羞恥に顔を赤く染めながら――~
こくこくと魔理沙は確かに頷いた。~
そして、目で続きを訴えている。~
「……ほ、ほんとに……こんなのが、気持ちいいんだ……」~
ごく。~
魔理沙の表情に、きゅん、とアリスの女性の部分が反応し、...
もう一度足を下ろす。今度はいくぶん強く。~
触れるのではなく、ぐいっと、踏みつけた。ぐちゅっと湿っ...
「あ……んんんあぁ……っ!!」~
「気持ちいいの? 踏まれて気持ちいいの?」~
「ん……キモチ……気持ちいい……! や、また……またイ……っちゃ……...
「なんていやらしいの――ますます愛しいわ、魔理沙」~
くりっ~
魔理沙がまだ痙攣している途中に、足の指先でぷっくりと膨...
「あ、やッ!! イ、イっちゃってるのに、また……う、あぁ、...
ぐり、ぐり。~
指の付け根から土踏まず、踵にかけて体重をかける場所を少...
「あッ……あーーーーーッ!! いッ! が……うぁッ! は……ん…...
喘ぎ声とも泣き声とも悲鳴とも区別がつかないほどの無茶苦...
「ぁ……は……魔理沙、素敵よ。もっと乱れて。私のことだけ感じ...
「あぁーーーーーーッ!! んが……ッ!! や! い、あああ...
「あは……♪」~
楽しげに笑いながら無心に踏み続ける、アリス。~
「……アリス。ちょっと落ち着いて」~
――そこに割り込む、冷静な声。~
~
はっとアリスは顔を上げる。もうそこにいることを忘れてい...
少し怒ったようなその顔を見て、高揚した気分が吹き飛ぶ。~
「苛めるって言っても、行きすぎは駄目よ。ちゃんと気持ちよ...
「――っ。……そうね、ちょっと……我を失っていたわ」~
はあ、はあ……と苦しげに息を吐く魔理沙から、足を離して、...
ふう……と、霊夢はまた大きなため息をつく。~
「まだ私がちゃんと教育してあげたほうがいいかしら?」~
「――いえ。もう冷静になったわ。二度と失敗はしない。ありが...
「……ん。信じるわ。あんたの気持ち。じゃ、私はもう行くわね...
そう言うと、霊夢は、巫女服に手を突っ込んで――いったいど...
それを、アリスの手に渡す。~
「……あなた……何考えてるのよ……」~
「記念日にちょうどいいでしょ」~
ひらひらと手を振る霊夢。~
アリスの手に渡ったそれは、黒く大きい皮製の首輪。そして...
手の中に収められたものを見て、呆れた目で霊夢を見る。~
それを目にした魔理沙は――怯えとも期待とも取れるような目...
「その気が無ければ使わなくてもいいわよ」~
「――まさか。ありがたくいただくわ」~
「素直ね」~
霊夢は笑うと、魔理沙からすっと離れる。~
ふわりと浮き上がって、立ち去ろうとする。~
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「――待って、霊夢。確認させてもらうわ」~
「ん?」~
アリスは片手に首輪と手錠を持って、もう片方の手でポーチ...
それを……ぱらぱらと、地面に捨てた。~
「今朝のあなたの依頼で作ろうとしてた薬だけど……本当はいら...
それは、先程アリスが摘んでいた木の葉。~
今ここにいるのは、それを採取するためだった。~
「さて。何のことか記憶にないわ」~
霊夢は手をひらひらと振って、アリスの様子など気にも留め...
「ばいばい。おやすみ」~
「――おやすみ」~
あっさりと、飛び去っていった。~
その後姿を眺めて……アリスは少しだけ、苦笑いを浮かべた。~
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「さて、魔理沙」~
「……ん……」~
「さっきはごめんね。……これで私達、二人だけよ」~
「……アリス」~
「なあに?」~
「……急に、恥ずかしくなってきた……っ」~
視線を横に逸らして、開いていた足を閉じて、見えている部...
アリスは、あら、と笑いかける。~
「なんだ。やっぱりさっきまで呪いがかかってたのね」~
「……ん……あ……でも……」~
「ん?」~
ぼそぼそと話す魔理沙の言葉を、じっくりと待つ。~
真っ赤になりながらもじもじする魔理沙という、まず滅多に...
「わ……私の、その、さっきの……は、本当なんだ……」~
「……さっきの? 具体的には?」~
「……うー。恥ずかしいのとか……苛められるのとかで、か……感じ...
「そう。それで、いつも霊夢に苛められに行ってたのね?」~
「……」~
「魔理沙。これからは、私がいるわ。私が、誰よりも貴女を愛...
ぎゅ、と魔理沙を抱きしめる。~
頭をそっと撫でる。~
「心配はいらないわ。――ええ、むしろ、私も、魔理沙を苛める...
「……」~
「大好きよ。愛してるわ、魔理沙……」~
微笑んで、アリスは魔理沙の首に手を回して。~
手に持った首輪を魔理沙の首に通して、がちゃりと金具を閉...
「――綺麗。とってもよく似合ってるわ……」~
魔理沙の頬に手をやり、そっと撫でる。~
「……ほ、本当に、するのかよ」~
「ええ。これは魔理沙が私のモノになった証だもの。嫌だった...
「嫌……じゃ、ない……けど、恥ずかしい……」~
「それが気持ちいい」~
「……ぅ」~
「いいわ。その顔。ぞくぞくするわ……」~
かぷり、と耳たぶを噛む。~
「ひんっ……」~
「もっと声を聞かせて。壊れないように、優しくたくさん苛め...
アリスは、くいっと首輪の鎖を引っ張った。~
~
日が落ちる。~
ここから二人の世界が、始まる。~
~
~
~
~
~
ふわふわと、漂うように帰路を飛ぶ。~
「あー」~
「あー」~
「あー」~
同じような呟きを何度も繰り返しながら。~
霊夢は、つまらなさそうな顔で、ふわふわと飛び続ける。~
「またひとりぼっちかあ……なんで私いつもこうなんだろ」~
ふわふわ。~
ふわふわ。~
「あー。アレかな。誰だったかに、あんたは苛めるのは最高に...
ぶつぶつ。~
ぶつぶつ。~
ぶつぶつ……~
~
~
~
~
~
~
FIN....~
~
~
~
~
~
【あとがき】~
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ああん!~
ほぼ100%エロシーンなのに何故こんなにエロくないのか……~
(/_;)~
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こんばんは。村人。でございます。~
マリアリじゃなくてアリマリ。~
こんなの魔理沙じゃない! って言われそうです。~
ごめんなさい。そう思います。いやあ……魔理沙がMだったらど...
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……これからもよろしくおねがいいたします。~
マリアリ!~
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