とうほうネチョロダ/「東方紅小魔狂」(抄)
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開始行:
〈これまでのあらすじ〉~
(紅魔館にて悪魔の妹フランドールが再度地下室大脱出。こん...
~
* *~
~
小悪魔は、紅美鈴の前にひざまずいた。~
そして彼女の手を取ると、その甲に口を寄せていく。~
「……っ」~
そのまま、匂いを嗅ぐように唇と鼻の頭をこすりつける。~
「ん、……ちゅ……っ」~
軽い音を立てての、キス。~
みずからを刻み込むような、接吻を繰り返す。~
(これが……このひとの……匂い)~
ほんのりと鼻腔にひろがるこれは、汗の香りだろうか。~
「……っ、あ……」~
くすぐったげな、紅の声。~
「……ああっ!」~
その声が、狼狽に変わる。~
咥えていた。彼女の、指。~
「ちゅ……んじゅ……ちゅう、うう……」~
親指から。~
粘膜がじかに吸い取る、彼女の、味。~
「は……ぁ、ふ……ぅぅ……じゅちゅ……んぐ……ぅ」~
じゅるじゅると音をたて、舌をからめ、唾液をまぶし、ぬめら...
「れろ……んちゅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅうぅ……」~
表皮の香りをこそぎ取るかのように、じっとりと舐めあげる。~
口中でピクピクと震える指。爪が粘膜に触れると、すこし痛い。~
存分に味わい尽くすと、次の指へ。~
「ん、ふ……ちゅうぅぅ……っ」~
ふと見上げると、紅が困ったような、戸惑ったような目で、彼...
(……嫌、なのだろうか)~
もとより、こんな状況でもなければ、こうした事態もありえな...
彼女が困惑するのも当然だった。~
(私は)~
嫌ではない、と自覚していた。~
形はどうあれ――~
(このひとの肌に触れられて)~
(このひとの肌にくちづけられて)~
(このひとの――)~
「あ、あ……っ、う……」~
眉をひそめ、小悪魔の奉仕を見守るほかない紅。~
指を舐めしゃぶられる、という行為は、彼女の体験にないもの...
だが不快ではもとよりなく――むしろ。~
(気持ち……いい)~
それは肉体的な作用もさることながら、いままさに彼女の中指...
一心に口腔粘膜で愛撫している小悪魔の少女、そのいたいけな...
精神的な心地よさも大きい。~
「ちゅっ、んぱ……っ、ふぅ、ふぅ……っ、じゅ、じゅう……はぁ、...
慣れぬ行為に、ようやく疲れを見せ始めた小悪魔。~
(妹様を――飽きさせては)~
「――あっ」~
ふいに腋の下に手を入れられ、小悪魔はそのまま立ち上がらさ...
「唾」~
「え」~
「唾――足りなくなってきたでしょ」~
「それは……っ!?」~
奪われていた。唇。~
生温かい舌を、ねじ込まれる。~
「じゅ……っ、ちゅうぅ……ん……」~
そのまま、潤ったものが、注ぎ込まれてくる。~
唾。~
「う……」~
頭の羽が飛び去っていってしまいそうな、感覚。~
紅自身の濃厚な風味が、小悪魔の思考を真っ赤に染めあげてい...
「ちゅ、じゅう……んっ、じゅる、れろ……っ」~
侵入してきた舌はなお手を休めず、彼女の口内を掃き清める。~
「んーっ、ふぅーっ……う、うぅ……ん……ううぅっ」~
体感したことのない粘膜愛撫に見まわれ、小悪魔は涙すらうか...
(あ……っ、紅さまの、舌が……)~
(私の、舌の、裏側まで……!)~
(……あ、あ……っ!)~
崩れ落ちそうになる身体を必死に支え、紅の首っ玉にしがみつ...
紅も彼女の腰を抱き、なおもフレンチキスをつづける。~
「ちゅぱ……じゅる……んじゅうう……じゅるぅ……」~
混ぜ合わされる、唾液。~
小悪魔は朦朧とした意識のなか、自分の舌が、おずおずとうご...
(あ、……舌どうしが……からみあって……)~
(熱い……熱くて……熱すぎて……っ)~
(私……私……っ!!)~
こみ上げてくる。~
肉の芯の、熱くうるおったもの。~
頭の両翼が、引き裂けんばかりに広がりきり、血管を浮き立た...
(紅……さま……!!)~
「んじゅ……っ、う……ふぅ……んぅぅぅ……ふううっ!!」~
全身を乱れ舞う彩な光を感じながら、彼女は気を失った。……~
~
* *~
~
〈これからのあらすじ〉~
キスだけでイッてしまった小悪魔、しかしなおも紅美鈴の愛撫...
~
―――――――――――――――――――――――――――――――~
*備考~
―――――――――――――――――――――――――――――――~
~
*小悪魔(東方紅魔郷4面中ボス)×紅美鈴(同4面中ボス)の...
設定的には小悪魔がほぼ一方的に紅ラブ。紅はそれほどでも...
もちろん『東方紅魔郷』本編とは何の関係もありません。~
そのうちまた続き的にエロ濃い目なのをアレしたいですね。...
~
書き手:STR
終了行:
〈これまでのあらすじ〉~
(紅魔館にて悪魔の妹フランドールが再度地下室大脱出。こん...
~
* *~
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小悪魔は、紅美鈴の前にひざまずいた。~
そして彼女の手を取ると、その甲に口を寄せていく。~
「……っ」~
そのまま、匂いを嗅ぐように唇と鼻の頭をこすりつける。~
「ん、……ちゅ……っ」~
軽い音を立てての、キス。~
みずからを刻み込むような、接吻を繰り返す。~
(これが……このひとの……匂い)~
ほんのりと鼻腔にひろがるこれは、汗の香りだろうか。~
「……っ、あ……」~
くすぐったげな、紅の声。~
「……ああっ!」~
その声が、狼狽に変わる。~
咥えていた。彼女の、指。~
「ちゅ……んじゅ……ちゅう、うう……」~
親指から。~
粘膜がじかに吸い取る、彼女の、味。~
「は……ぁ、ふ……ぅぅ……じゅちゅ……んぐ……ぅ」~
じゅるじゅると音をたて、舌をからめ、唾液をまぶし、ぬめら...
「れろ……んちゅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅうぅ……」~
表皮の香りをこそぎ取るかのように、じっとりと舐めあげる。~
口中でピクピクと震える指。爪が粘膜に触れると、すこし痛い。~
存分に味わい尽くすと、次の指へ。~
「ん、ふ……ちゅうぅぅ……っ」~
ふと見上げると、紅が困ったような、戸惑ったような目で、彼...
(……嫌、なのだろうか)~
もとより、こんな状況でもなければ、こうした事態もありえな...
彼女が困惑するのも当然だった。~
(私は)~
嫌ではない、と自覚していた。~
形はどうあれ――~
(このひとの肌に触れられて)~
(このひとの肌にくちづけられて)~
(このひとの――)~
「あ、あ……っ、う……」~
眉をひそめ、小悪魔の奉仕を見守るほかない紅。~
指を舐めしゃぶられる、という行為は、彼女の体験にないもの...
だが不快ではもとよりなく――むしろ。~
(気持ち……いい)~
それは肉体的な作用もさることながら、いままさに彼女の中指...
一心に口腔粘膜で愛撫している小悪魔の少女、そのいたいけな...
精神的な心地よさも大きい。~
「ちゅっ、んぱ……っ、ふぅ、ふぅ……っ、じゅ、じゅう……はぁ、...
慣れぬ行為に、ようやく疲れを見せ始めた小悪魔。~
(妹様を――飽きさせては)~
「――あっ」~
ふいに腋の下に手を入れられ、小悪魔はそのまま立ち上がらさ...
「唾」~
「え」~
「唾――足りなくなってきたでしょ」~
「それは……っ!?」~
奪われていた。唇。~
生温かい舌を、ねじ込まれる。~
「じゅ……っ、ちゅうぅ……ん……」~
そのまま、潤ったものが、注ぎ込まれてくる。~
唾。~
「う……」~
頭の羽が飛び去っていってしまいそうな、感覚。~
紅自身の濃厚な風味が、小悪魔の思考を真っ赤に染めあげてい...
「ちゅ、じゅう……んっ、じゅる、れろ……っ」~
侵入してきた舌はなお手を休めず、彼女の口内を掃き清める。~
「んーっ、ふぅーっ……う、うぅ……ん……ううぅっ」~
体感したことのない粘膜愛撫に見まわれ、小悪魔は涙すらうか...
(あ……っ、紅さまの、舌が……)~
(私の、舌の、裏側まで……!)~
(……あ、あ……っ!)~
崩れ落ちそうになる身体を必死に支え、紅の首っ玉にしがみつ...
紅も彼女の腰を抱き、なおもフレンチキスをつづける。~
「ちゅぱ……じゅる……んじゅうう……じゅるぅ……」~
混ぜ合わされる、唾液。~
小悪魔は朦朧とした意識のなか、自分の舌が、おずおずとうご...
(あ、……舌どうしが……からみあって……)~
(熱い……熱くて……熱すぎて……っ)~
(私……私……っ!!)~
こみ上げてくる。~
肉の芯の、熱くうるおったもの。~
頭の両翼が、引き裂けんばかりに広がりきり、血管を浮き立た...
(紅……さま……!!)~
「んじゅ……っ、う……ふぅ……んぅぅぅ……ふううっ!!」~
全身を乱れ舞う彩な光を感じながら、彼女は気を失った。……~
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* *~
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〈これからのあらすじ〉~
キスだけでイッてしまった小悪魔、しかしなおも紅美鈴の愛撫...
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*備考~
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*小悪魔(東方紅魔郷4面中ボス)×紅美鈴(同4面中ボス)の...
設定的には小悪魔がほぼ一方的に紅ラブ。紅はそれほどでも...
もちろん『東方紅魔郷』本編とは何の関係もありません。~
そのうちまた続き的にエロ濃い目なのをアレしたいですね。...
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