とうほうネチョロダ/はじめてのフランドール
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注意 守備範囲(いろんな意味で)が広い人は普通に読むべし。~ 守備範囲(いろんな意味で)が狭い人は目を細めて、嫌いな部分を見ないように読むべし。~ お子様は目を閉じて読むべし。~ といってもそこまでキツイのを書いたつもりはありませんよ?~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 「お姉様、私負けちゃった…」~ フランドールが帰って来た。~ 「見てたわよ。流石に長年主人公を張ってるだけはあるわね」~ ~ ~ 最萌トーナメント第3回戦第1試合。~ 霊夢対フランドールの試合は、結局霊夢の勝ちに終わった。~ ~ ~ 「まあこればっかりはどうしようも無いわね。元気を出しなさい。貴方らしくないわ」~ 「うん」~ 「そう、それから、霊夢から伝言よ」~ 「伝言?」~ 「明日の正午に、霊夢の部屋に来るようにって」~ ~ ~ そして。~ 余興と言うにはあまりに大きい、最萌のもう一つの顔、~ 裏最萌の宴が、始まる。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 『はじめてのフランドール』~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 一夜開けて、正午前。~ ~ 「フラン、良い事? 霊夢の言う事は何でも聞かないと駄目よ。それから暴れない事。自分から暴れるなんてもっての他よ。~ 衝動を抑えられないと思ったら、隠さず霊夢に言って、私を呼んでもらいなさい」~ ~ もっともその場合、時間延長は避けられないだろう。それがレミリアの一番の心配事だった。~ ~ 「大丈夫。霊夢の事だから、酷い事はしないと思うわ。…せいぜい、可愛がってもらいなさい」~ 「うん、分かった、お姉様」~ 「そう、それじゃ、行ってらっしゃい」~ ~ そして、フランドールは霊夢の元へと出かけて行った。~ 今まで何人もの人間を玩具にしてきた自分が、今度は玩具にされるために。~ ~ ~ _______________________________________________~ ~ ~ ~ こんこん。~ ~ 「誰?」~ 「フランドールよ」~ 「入って」~ ~ がちゃ。~ ~ 「お邪魔しま~す」~ 「こっちよ~」~ ~ 布団の上から、霊夢が呼んでいた。~ 自分の傍をぽんぽんと叩き、そこへ来るように促す。~ ~ だが、そこでフランドールの歩みが鈍る。~ ~ 霊夢が、淡いピンク色の、ネグリジェの様な薄布一枚のみをまとって座っていたからだ。~ ほとんど透け透けと言っていいその生地の下には、健康的な肌色がはっきりと覗える。~ フランドールは布団に上がると、霊夢の前にちょこんと座ったが、~ その顔は既に赤く、霊夢を直視できないでいる。~ 霊夢の身体は、特に発達していると言う訳でも無かったが、~ 例え同じ服を着たとしても、フランドールには到底発する事の出来ないだろう妖艶な雰囲気に当てられ、~ フランドールは正座したままでもじもじとするだけである。~ ~ 「大体、どんな事をするのか、予想はできてるんでしょ?」~ 「うん…」~ ~ 赤い頬が一段と紅に染まる。~ どうやらこっち方面に関しては、まだまだ子供のようだ。~ まあ、495年も他者(玩具で無く、自分と同等と認識できる)との触れ合いが無ければ、さもありなん、と言った所か。~ ~ 「ねぇフランドール…キスした事、ある?」~ ~ こくり。~ 無言で頷く。~ ~ 「じゃあ、私にしてくれるかしら…?」~ ~ 霊夢はそう言うと、少し顔をフランドールに近づけ、人差し指で自分の唇を指し、目を閉じた。~ ~ しばしの間。~ ~ ~ ちゅっ~ ~ ~ そして、一瞬だけ、頬に柔らかい感触。~ ~ 霊夢が目を開けると、目を閉じる前より更に赤くなったフランドールが下を向いていた。~ ~ 「あ~~~もう!! 何て可愛いの~~~!」~ 霊夢が力いっぱいフランドールを抱きしめ、その頬に頬を擦りつける。~ その溢れる春度たるや、霊夢から湧き出す桜の花びらが目に見えるかのようだ。~ フランドールはちょっと苦しいと思いつつも、霊夢になされるがままになっていた。悪い気はしなかった。~ ~ ~ 「それじゃ、キスから教えてあげるわね」~ フランドールの顎をくいっと持ち上げ、顔を上に向けさせる。~ まず、お返しとばかりに、軽く軽く、唇でその柔らかい頬に触れる。~ それを、右に、左にと、何度か繰り返す。~ ~ くすぐったい、顔を愛撫される感触。胸の辺りがむずむずする。~ ~ それから、唇同士を重ねる。これも軽く。軽く。少しだけ長く。また軽く。~ 舌を出して、ほんの少しだけ、フランドールの唇を舐める。~ そこで一旦顔を離した。~ 半ば夢見心地でいたフランドールが目を開ける。~ ~ 「フランドール、口を開けて、少し舌を出してくれる?」~ ~ フランドールが舌を出すと、霊夢もまた舌を出して近づく。~ 舌先と舌先が触れ、つんつんと突っつき、ちろちろと舐める。~ そこから、舌全体を絡めるようにして、フランドールの口内に侵入する。~ 流石にフランドールが少し上体を引いたが、後ろから頭を支え、ディープ・キスを開始する。~ 舌全体を撫で、吸い、唾液を流し込む。~ 歯と唇の裏側をなぞり、前歯の裏側少し上あたりをくすぐり、そのまま奥の方まで舐める。~ 牙の先っちょをくりくりと愛撫し、舌の裏側に舌を差し入れ、フランドールの口内を調べ尽くす。~ ひとあたり口の中を蹂躙した後、フランドールの舌を強く吸い、自分の方へと導く。~ 舌で催促すると、フランドールも動き始めた。~ やや腰を浮かせ、霊夢に体重を預けて覆い被さるようにして、懸命に舌を動かす。~ 勝手の分からぬフランドールの舌が、乱暴に霊夢の口内を舐め回す。~ テクニックという言葉など欠片も無いが、それもまた、心地良かった。~ ~ ~ 長い、長いキスの講習が終わり、二人が離れる。~ 互いを繋ぐきらきらと光る糸がたらりと垂れて、消えた。~ ~ その時のフランドールの表情は、経験豊富な霊夢をもドキリとさせるぐらい、いやらしかった。~ フランドールは頭の中がぐるぐるで何も考えられず、霊夢に上体を支えてもらって、しばらくぼーっとしていた。~ ~ ~ ___________________________________________________~ ~ ~ ~ 「どうかしら?」~ 「ん…美味しい」~ 「そう、良かった」~ ~ フランドールは食事をとっていた。~ と言うのも、あの後でフランドールのお腹が「ぐー」と鳴ったからだ。~ 実は、昨日の疲れから大幅に朝寝坊をしてしまい、食べている時間が無かったのである。~ メニューは、希望者に配給されるお弁当に、霊夢手作りのじゃがいもとかぼちゃとさやえんどうの煮物が一品。~ ~ 「ねぇ、私もフランって呼んでいいかしら?」~ 「うん」~ ~ フランドールは返事もそこそこに、ぱくぱく食べている。よほどお腹が空いていたのだろう。~ ~ 「フラン、お箸の持ち方が違うわよ」~ 「だって、お箸なんて使った事無いもの…」~ どこぞの、パンを13枚しか食べた事の無い魔法使いとは正反対である。~ 弁当には洋食もあるのだが、霊夢が夕食用に貰ってきた弁当のため、和食だったのだ。~ 「えーとね、1本をこう持って、もう1本をこう…」~ 霊夢が、手を取って持ち方を教える。~ 「うーん、持ちにくいし使いにくいよ…」~ 霊夢の苦笑。こればっかりは慣れるしかない。~ ~ 「あら、ほっぺたにご飯粒が…」~ ぺろり。~ 「んっ」~ 霊夢が直接ご飯粒を舐め取る。~ そのまま、口の端に付いた食べかすも、綺麗に掃除していく。~ フランドールも舌を出し、霊夢と絡み合う。~ お弁当と、霊夢の味が、フランドールの喉を通って行った。~ ~ ~ __________________________________________________~ ~ ~ ~ 食休みと称して、二人はしばらく布団の上でごろごろしていたが、~ やがて霊夢がフランドールを抱き寄せる。~ 霊夢は後ろからフランドールを抱く形で座り、服の上からフランドールのごく控え目な胸をさすり始めた。~ 優しく、優しく。~ この大きさでは、揉むというのも不可能に近い。~ 手の温もりを移すように、ゆっくり、ゆっくりと撫でる。~ ~ フランドールの息が少しずつ、少しずつ荒くなる。~ 「ふぅぅ…すー、はー、んはぁ…」~ その吐息に甘い響きが混じり出したのを確認して、霊夢は手の動きを変えた。~ 服越しで両の胸の中心に感じる、ちょこんと立ちあがった突起。それを重点的に触る。~ 指でその突起の周りをなぞり、つんつんと突っつき、くりくりと転がす。~ 「んふ…ふぁ…ふゃぁぁぁぁぁぁん」~ フランドールが猫のような声で鳴き、霊夢の腕の中でくねくねと身悶える。~ しばらく霊夢はもぞもぞと動くフランドールの感触を楽しんでいたが、頃合を見てその手を止めた。~ ~ 「フラン、ちょっと立ってくれるかしら? こっち向いて…そう」~ ~ 言われるままに、立ちあがって霊夢の方を向く。~ 丁度腰の辺りに霊夢の頭が来る。~ ~ 「じゃあ、スカートをめくり上げて頂戴」~ 「えっ?」~ フランドールが動揺するが、霊夢は二度は言わなかった。~ ~ 言う事は何でも聞かないと駄目よ…~ 姉の言葉が頭をよぎる。~ ~ フランドールはスカートの端を両手でつまむと、お腹の前まで持ち上げる。~ 赤いスカートに純白のショーツが映える。~ その大事な部分には、既に染みができていた。~ 「ちゃんと濡れてるわね。予想以上よ」~ 霊夢が割れ目に人指し指を当てると、じゅん、という感触が指から伝わる。~ そっと指を前後に動かす。~ 「ふぁぁん…」~ 食い込ませもせず、離しもせず、スリットの表面を、丹念になぞる。~ そのうちに霊夢の指が、少しずつ割れ目に埋まっていく。~ 霊夢ではなく、フランドールが腰を押し付けてきたのだ。~ 様子を覗うに、どうもフランドール本人は意識していないっぽい。~ ~ 指摘してやったら、どんな可愛い顔をしてくれるだろうか。~ ~ そんな好奇心が湧いてくるが、今は抑える。まだ先は長い。~ フランドールも出来上がったようなので、とりあえずイかせてやる事にする。~ もう少し脚を開かせると、その間に入る。~ 秘部に顔を近づけると、少女の匂いがつんと鼻を突いた。~ 蜜で溢れるショーツに口を付け、啜る。~ 「いやぁ…そんなの、汚いよぉ…」~ 「汚くなんかないわ。とっても美味しいわよ」~ 蜜の味を堪能した霊夢は、ショーツの端から少しだけ指を入れ、花弁を大きく広げる。~ ぺろりと舐めると、布が貼り付いて、内側の複雑な構造がくっきりと浮き出る。~ その皺や窪みや突起を、下着越しにぺろぺろと舐めていく。~ 「あ、あああ…はうんっ、んんっ…!」~ ずっと感じていた、大きな力でぐいぐいと押し上げられるような感覚。~ それが一気に加速するのを、フランドールははっきりと感じた。~ ~ 不意に、霊夢の視界が暗くなる。フランドールがスカートを離したのだ。~ 霊夢の頭に手が乗せられ、間を置かずしてフランドールの足から力が抜け、その秘部が顔に押しつけられる。~ 「んふ…」~ 湿気と熱気でむせそうになりながらも、霊夢は舌を休めない。~ フランドールの入り口に舌をぐりぐりと押し付け、指で淫核を刺激する。~ 「んあぁぁぁ! もう駄目ぇ! 何か来る! 来ちゃうっ!」~ 押し上げられると共に、足場が狭くなって行く感覚が、更に加速する。~ ~ きゅっ。~ ~ 霊夢が、フランドールの花芯を摘んだ。~ 「んーーーーーーーーーーーーっ!!」~ ~ ぽーん、と跳ね上げられ、足場が消える。~ 後はただ落ちるだけ。~ 落ちる…~ 落ちる…~ ~ どさっ~ ~ 気が付くと、霊夢を押し倒す格好で倒れ込んでいた。~ 背中に回された霊夢の手が暖かい。~ 「…気持ち良かった?」~ 「うん…」~ 霊夢の心臓の鼓動が心地良かった。~ ~ ~ _______________________________________________~ ~ ~ ~ しばしの気だるい時間。~ フランドールが呼吸を整え終わるのを待って、霊夢が動き出す。~ 背筋に沿って指を動かし、頬から首筋、髪の毛の生え際を微妙なタッチでくすぐるように愛撫する。~ 「ひゃぁん、くすぐったいよぅ」~ ~ ああ、またえっちなことされるんだ。~ そう思ったのがいけなかった。~ くすぐったいだけだったのに、またゆっくりと押し上げられる感じがする。~ ~ 「んんっ、ふあっ、ああんっ」~ ~ あっさりと火が点いたのは、霊夢にとって嬉しい誤算と言うべきか。~ どうもフランドールは思っていたより感じやすいらしい。~ 点いた火を消さぬよう、フランドールの唇を奪い、舌を絡める。~ それに対してフランドールも舌で応じる。くちゅくちゅと唾液の絡む音がする。~ ~ 「フラン、服…脱がせてあげるわ」~ ~ フランドールの表情を楽しみながら、わざとゆっくり脱がせる。~ 上着を取り去り、べとべとに濡れたショーツを脱がせ、スカートを下ろす。~ 赤い布が一枚一枚消えて行く度、変わりにフランドールの顔が赤くなる。~ フランドールを靴下だけにすると、フランドールの脚の間に入り、腰をぐい、と抱き上げる。~ 足はフランドールの頭の方に。『まんぐり返し』と呼ばれる体勢だ。~ ~ 「や、やだ、霊夢、この格好恥ずかしい…」~ フランドールはいよいよ真っ赤になって、片手で顔を覆う。~ この姿勢だと恥ずかしい所の前に霊夢の顔が来る上に、自分からもアソコが見えてしまう。~ 「恥ずかしがらないで、よーく見て…」~ 恥ずかしがるな、と言うのも無理な話ではある。~ 霊夢はフランドールの割れ目に手を添えると、ぐいっと、ピンク色の花を満開にした。~ 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」~ フランドールは両手で顔を隠してしまった。~ 「フラン! 隠れちゃ駄目よ、ちゃんと見なさい!」~ 顔を隠したまま、いやいやと首を横に振る。~ 「レミリアに言いつけるわよ?」~ ぴくん。その言葉にフランドールの動きが止まり、そろそろと手をどける。~ その顔はこれ以上無いくらいに紅く、目尻には涙が一杯に溜まっている。~ 「よ~く見るのよ…目を逸らさずにね」~ そう言いながら、フランドールのアソコをぱくぱくと開いたり閉じたりする。~ 先ほどの行為で溜まった愛液がにちゃにちゃと音を立てる。~ 目を背ける事を許されないフランドールは今にも泣き出しそうだ。~ ~ 「いい? ここが…」~ フランドールの中に指を少しだけ入れる。~ 「女の子の大事な穴」~ 入り口付近をくにくにとかきまわす。~ 「ふぅん!」~ ~ 「それからここが…」~ 少し上に進み、小さな肉の割れ目を広げる。~ 「おしっこの穴ね」~ 指を当て、ぐにぐにとくじるように動かす。~ 「そ、そんなとこいじっちゃやだぁ…」~ ~ 「で、これが」~ 更にその上、肉芽の皮を剥くと、可愛い真珠がくりんと顔を出す。~ 「クリトリス。女の子の一番気持ち良い所よ」~ 霊夢の顔がゆっくりとそこに近づき…~ ~ ちゅっ~ 「ふああっ!!」~ 口付けた瞬間、フランドールの腰が跳ねる。~ 霊夢はフランドールの腰をしっかりと押さえると、舌と唇を使って、剥き出しの真珠を丹念に愛撫する。~ 秘穴には指を差し込み、中をほじくる。~ 「あーっ、あーっ! あーーっ!!」~ ~ アソコがじんじんする。頭もじんじんする。~ 恥ずかしい。死んじゃいたいぐらい恥ずかしい。~ 目が回る。頭がくらくらする。~ 何もかもがめちゃくちゃになって、もう何も考えられない。~ さっきより速く、さっきより力強く、押し上げられる感覚。ああ、また、来る…~ ~ 「だめぇっ! また来る! 来ちゃうよぉ!」~ 「いいわよ、思いっきりイっちゃいなさい」~ 「あーっ、イく、イっちゃうーーーー!! ぃあああああああ!!」~ ~ びくんびくん。フランドールの身体が大きく痙攣し、やがてぐったりと力尽きる。~ 霊夢は、フランドールの涙をそっと拭った…~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ ぺちぺちとフランドールの頬を叩く。~ 「フ~ラ~ン?」~ 「あぅ…」~ 「…まともに返事も出来なくなるぐらい気持ち良かったのかしら?」~ フランドールががばっと起き上がる。~ 「そっ、そんな事」~ 「…気持ち良く無かったの…?」~ 悲しそうな目で霊夢が尋ねる。もちろんわざとだ。~ 「あの、その………気持ち良かった」~ 頬を染め、小さな声でフランドールが答える。~ それを聞いた霊夢の顔がぱっと明るくなる。~ フランドールをぎゅ~~と抱きしめ、ほっぺたすりすりすり。~ ~ 「ん~」~ ~ なんだか嬉しかった。~ ~ ~ 「さて、フラン」~ 唐突に霊夢がフランドールを放す。~ 「自分だけ気持ち良くなるのは良くないわ」~ そう言って、身にまとっていた薄布を取り去る。~ ~ 「私にも…して頂戴?」~ 「う…うん」~ ~ フランドールはそろそろと霊夢に近づくと、唇を重ねる。~ 今度は自分が攻める側だ。のしかかる様にして、自分がされたように、霊夢の口内を蹂躙する。~ 霊夢は力を抜いて抵抗もせず、フランドールに身体を委ねていた。~ まだまだ上手とは言えない愛撫であったが、これまでの行為で昂ぶっていた霊夢の身体は、確実に反応していく。~ フランドールは霊夢にされた事を思い出し、身体をさすり、胸を撫でる。~ 脚を開かせ、霊夢の秘所に顔を近づけると、むんと霊夢の匂いがした。~ 「霊夢、濡れてる…」~ 霊夢のそこからは既に蜜が溢れ、太股を伝って流れた後もあった。~ 「フランがあんまり可愛いから、私も興奮しちゃったのよ」~ 膣穴に指を入れ、秘芯を剥き、口を付ける。~ 「はぅっ…」~ 初めて霊夢が声をあげた。~ その反応が嬉しくて、フランドールは夢中になって霊夢のアソコを弄る。~ 「フラン…指、もっと入るわ…」~ 言われた通り、二本、三本と指を増やす。~ こんなにも指が入ってしまうなんて、とフランドールは少し驚いた。~ 「ふぅ…はぁん! ひぁっ!」~ 霊夢の喘ぎ声も、だんだん激しくなって行く。~ フランドールはぐっと口を押し付けると、霊夢のクリトリスに軽く牙を突き立てた。~ 「んあーーーっ!!」~ 霊夢がびくびくと震える。~ ~ 「霊夢…?」~ 霊夢の顔を覗きこむ。その表情に心臓がドキンとなった。~ 「イった…の?」~ 「うん、良かったわ…フラン」~ ~ ~ ______________________________________________~ ~ ~ 「ねぇフラン…裸に、なろ?」~ ~ とは言えフランドールが身につけているのは既に靴下だけである。~ フランドールは靴下を脱いで放り投げた。~ ~ 「本当に、裸になるって言うのはね…」~ ~ 霊夢が、自分の髪を縛っている赤いリボンに手をかける。~ ~ 「こういう事よ」~ ~ するりとリボンをほどく。~ ポニーテールにまとめ上げられていた黒髪が、ぱさりと落ちた。~ ~ どきん。~ ~ フランドールもそれに倣い、リボンを引き解く。~ 髪の毛が重力に従った位置に落ちつく感覚。~ ~ ぞく。~ ~ 目の前の人は誰? 霊夢?~ こんな霊夢見た事が無い。私の知らない霊夢。~ ~ この感じは何?~ 心まで裸になったみたい。~ ひとりぼっちの感覚。凄く、寂しくて、寒い。~ 一人で地下室に居たときでも、こんなに寂しいと思ったことは無かったのに。~ ~ 寂しさに耐えられなくなって、霊夢にすがりつく。~ 霊夢の温もりが、心まで染み透ってくるような気がした。~ ~ ~ ~ 霊夢が、有らん限りの愛撫を、快感に慣れないフランドールの身体に叩き込む。~ フランドールはそれを受け止め、喘ぎ、悶え、絶頂に達する。~ 時折休憩を入れては、今度はフランドールに攻めさせる。~ 初めは勝手の分からなかったフランドールも、徐々に慣れ出した。~ 適切な力加減を覚え、弱点を探し、相手の様子によって責め方を変える。~ 特にキスの上達ぶりは霊夢を唸らせるほどだった。~ そのおかげで霊夢も絶頂を味わい、ご褒美に、またフランドールを可愛がる。~ そんな事を何度も何度も繰り返していた。~ ~ ~ _______________________________________________~ ~ ~ ~ 「ひぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」~ フランドールがもう何度目か分からない絶頂を迎えた。~ 「「はー、ふー、はー、」」~ 流石に二人とも疲れて、布団の上でごろんと転がる。~ フランドールが霊夢の手を握って来た。霊夢もその手を優しく握り返す。~ 二人は荒い息をつき、そのまま寝そべっていた。~ ~ ~ そうして落ちついた頃。~ ~ ぐー。~ ~ 「「…あ」」~ ~ 二人のお腹が同時に鳴る。~ 気が付けば、結構な時間になっていた。お腹も空くはずだ。~ ~ 「ご飯にしようか?」~ 「うん!」~ ~ 霊夢が裸のまま夕食の準備をする。~ お弁当は昼間に食べてしまっていたので、夕食はご飯と味噌汁と昼間の煮物の残りだけ。~ 他に作る材料が無いから仕方が無い。~ ~ 「それじゃ、いただきます」~ 「…霊夢、私のお箸が無いよ?」~ 『どうせすぐ裸になるんだから』と霊夢が言ったので、フランドールも裸のままである。~ 素肌で触れる椅子や床の感触が新鮮だ。~ 「私が食べさせてあげるから。はい、あーん」~ 霊夢がご飯を箸に乗せて運ぶ。~ 「あーん」~ ちっちゃい子供みたいで少し恥ずかしかったが、言われるままに口を開ける。~ ~ ぱく。もぐもぐ。~ ~ だが、そのご飯は霊夢が食べてしまった。~ 「え? うむっ…」~ 霊夢はフランドールと口を重ねると、咀嚼したご飯を流し込む。~ フランドールは霊夢の口に舌を入れ、残ったご飯を舐め取る。~ 「んはっ…美味しい…」~ 霊夢から箸を受け取ると、今度は霊夢の茶碗のご飯をもぐもぐと噛み、口移しで霊夢に食べさせる。~ ~ そうやって、二人は少ない食事を長く楽しんだ。~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ ~ 休憩も終わり、二人はまた布団の上でお互いの身体をまさぐりあっていた。~ 霊夢は枕元の袋をごそごそと探ると、中からある物を取り出した。~ ~ 「フラン、これ…何だか分かる?」~ ~ それは弓なりに反った棒状をしていて、両端は丸く、少し膨らんでいる。~ 丁度真ん中辺りには布切れがくっついていた。~ 「?」~ フランドールは首をかしげる。~ ~ 「これはね…こう使うのよ」~ ~ 霊夢は棒の片方の端を自分の股間に持っていき、くっ付いていた布切れを下着を履くようにして留めた。~ フランドールは一瞬棒が消えてしまったのかと思ったが、すぐに霊夢の中に入ってしまったのだと気付く。~ となると、もう片方の行き先は…~ ~ 「そ、そんな…そんなの入らないよぉ…」~ 少し怯えたように身を引く。~ 「私にはちゃんと入ってるわよ?」~ 言われてみればその通りだ。~ ~ 「大丈夫、優しくしてあげるから…ね?」~ ~ 吸血鬼は、人間とは比べ物にならない程長く生きる。~ となれば、いずれは越えなければならないハードルだろう。~ ならば、転ばぬように、私が…~ ~ 「う、うん…」~ 「じゃあ、横になって、脚を開いて…」~ ~ フランドールは言われるままに脚を開く。~ やはり恥ずかしそうではあるが、何度もしているうちにそこそこ慣れたらしい。~ 念のため、指を入れて状態を確認する。~ これまでの行為で十分ほぐれている。濡れ具合も十分だ。大丈夫なはず。~ ~ 「力を抜いて…入れるわよ…」~ ~ ずぶり。先端がフランドールの中に入る。~ 中の狭さが抵抗となって、霊夢の中に伝わってくる。~ ゆっくりと腰を進めると、ある所から進まなくなった。~ ~ 「っ、はぁ、霊夢…苦しい…」~ 霊夢は、フランドールを優しく抱きしめる。~ 「フラン、少し痛くなるわ。よく覚えておきなさい、貴方の長い一生でも、たった一度の、痛みだから」~ そう言うと、霊夢はぐっと腰に力を入れ、フランドールの中を押し進む。~ やがて最後の抵抗が破れると、モノは一気にフランドールの最奥へと到達した。~ ~ 「いっ、痛……」~ ~ フランドールが力いっぱい霊夢に抱きつく。~ 霊夢は優しくフランドールの髪を撫でていた。~ ~ ~ ~ 「…落ちついた?」~ 「うん…」~ 「じゃあ動くから…痛かったら言ってね」~ そう言うと霊夢は、ゆっくりと前後運動を開始した。~ 「~~~~~~っ」~ 「痛い?」~ 「大丈夫…ちょっと苦しいけど…もうほとんど痛くない」~ 霊夢はその言葉に安心すると、だんだんと速度を上げて行く。~ 次第にフランドールの中が濡れ、スムーズに動くようになった。~ 「フラン、大丈夫?」~ 「うん、大丈夫、気持ちいいよ…」~ それを聞いて、霊夢は動き方を変えた。~ 角度を変え、今までの行為で見つけたフランドールの弱点を重点的に擦る。~ 「ひぃぁぁぁぁ! そっ、そこ駄目ぇ…!」~ 体勢を戻し、ずんずんとフランドールの中を往復する。~ 「いぁっ、おっ、奥っ、凄…いぃぃぃ!」~ 「ここがいいの?」~ フランドールの一番奥、生命の揺り篭の入り口を、こんこんと突く。~ 「ひゃ、あ、あ、いぁーー!」~ どうやらフランドールは奥がかなり感じるらしい。~ クリトリスをくにくにとこねつつ、ずん!と力いっぱいモノを押し込んだ。~ 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!」~ フランドールの体が限界までのけぞり、びくん、びくんと痙攣する。~ ~ 「ぁぁ…」~ ~ 力が抜け、布団にだらりと横たわるフランドール。しかし、今度は休ませない。~ フランドールを座らせる格好にして、下から奥をごんごんと突き上げる。~ 「うあっ! れいむっ、きゅうけひっ、させてぇ!」~ 「だーめ」~ フランドールの耳元で囁く。~ 「入れられてる間は」~ ずんずん。くにゅくにゅ。~ 「うああぁぁぁっ!」~ 「貴方は私のモノなの」~ ちゅぱっ。くりくりくり。ずん!!~ 「うあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!」~ ~ ~ ずるり。~ モノを引き抜くと、フランドールの愛液がぽたぽたと垂れた。~ 僅かに赤い色が混じっている。霊夢はそれを指ですくうと、愛しそうに舐めた。~ ~ フランドールは起きあがると、霊夢の腰についているモノを外し始めた。~ 霊夢は止めなかった。霊夢の中からモノが引き抜かれる。~ そっちを今度は自分の中に入れようとする。~ 「ふっ! んんん…ん」~ なんとか装着が完了した。~ ~ 「いらっしゃい、フラン」~ ~ 霊夢が誘う。~ フランドールはモノを霊夢の中に入れようとするが、なかなか狙いが定まらない。~ 霊夢はモノを自らの入り口に導いた。~ 「行くよっ…」~ ずぶずぶずぶ。モノが霊夢の中に埋まって行く。~ 「これで、霊夢は私のものねっ」~ 「さあ、それはどうかしら?」~ ~ くいっ。~ 霊夢が腰をひねる。~ その動きは棒を介してフランドールの膣壁を刺激する。~ ~ 「あぅっ」~ 「じっとしてちゃ駄目よ。動かないと」~ ~ フランドールが腰を動かす。~ 進む動作に合わせて、霊夢が自らの入り口をきゅっと締める。~ それは抵抗となり、結果としてモノをフランドールの奥…感じる場所に押しつける。~ 「ん…はぁっ」~ 我慢して腰を引くフランドール。霊夢はそれに合わせて、今度は腰をひねる。~ 「んひぃっ」~ 1日の経験しか無いフランドールと、自分の中まで知り尽くしている霊夢とでは格が違いすぎる。~ 何回か往復するうちに、フランドールは快感に負けて動けなくなってしまった。~ ~ 「あらあら、もうお終い?」~ 霊夢が意地悪に笑い、腰をぐりぐりと回す。~ 「ひぁぁぁぁぁ!!」~ フランドールにはもう反論する余裕も無かった。~ ~ 霊夢は自分に刺さっているモノを抜くと、フランドールの腰の止め具を外し、手でモノを動かし始める。~ 既にフランドールの弱点を把握していた霊夢は、的確にそこを突いていく。~ さらに淫核の皮を剥き、手加減せずにしゃぶり、吸い、食む。~ ~ 「いっ、いぁっ、あーーっ、うああああああああああぁっっ!!」~ ~ フランドールがイくのに合わせて、一層責めを激しくする。~ 最奥にモノををぐりぐりと押しつけ、クリトリスを歯型がつくほどに噛み、上の前歯でぐいぐいと押し込む。~ ~ 「!! !! ーーーー! !!!! !!!! !! ーーーーー!!!!!」~ ~ 頭の中が真っ白になる。~ 跳ね上げられたまま、どんどん上へ加速する。落ちて来れない。~ 自分の存在すら希薄になる圧倒的な快感…~ ~ ~ フランドールは、十数秒の天国を見た。~ ~ ~ ~ 霊夢は、自分の口に、温かい液体が注がれるのを感じた。~ その少し香ばしい液体を、嫌な顔一つせず飲み下していく。~ ~ やっと落ちてこれたフランドールは、下腹部に奇妙な感覚を覚えた。~ 何かが身体から出て行くような……………、!!~ 「い、いやぁ、そんな……」~ 止めようとするも、下半身に全く力が入らない。止められない。~ 「霊夢、そんなの、飲まないでぇ…やだぁ…」~ ただただ、漏れるに任せるしかなかった。~ ~ ちゅるん!~ 霊夢は通路に残っていた聖水も吸い出すと、口を離す。~ 「私の口の中にお漏らしなんて、随分と躾のなってないお嬢様ねぇ」~ わざとらしく嘲るような口調で、霊夢がなじる。~ 不可抗力ではあるのだが、反論は不能だ。~ 「うっ…うぇ…ひっく…」~ フランドールは泣いてしまった。~ ~ ちょっと言い過ぎたか。~ 霊夢は慌ててフランドールをあやす。~ ~ 「ごめんなさい…とっても可愛かったわよ、フラン」~ そう言って頭をなでなで。~ フランドールは泣き止んだが、顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。~ 再び霊夢の嗜虐心が刺激される。~ ~ 「でも…」~ 「ふぇ…?」~ 「いけないフランには、ちょっとお仕置きが必要ね」~ 「っ!」~ ~ 熱いキスを交わす。~ フランドールは不安と、安心と、恐怖と、期待と、いろんなものが頭の中でごちゃごちゃになっていくのを感じた。~ それら全てを忘れようとするかの様に、懸命に舌を絡める。~ ~ 「れ、霊夢…怖いよぉ…」~ 「安心して、いっぱい『可愛がって』あげるから…」~ ~ ~ 本気を出した霊夢の前に、フランドールはなす術も無く、気絶するまでイかされ続けた。~ ~ ~ __________________________________________________~ ~ ~ ~ …目が覚めた。時計を見る。~ 既に朝と呼んで良いか迷うような時間だった。~ 昨日はがんばったとは言え、こんなに寝てしまうとは。~ ~ でも、まだ少し時間はある。~ ~ 隣には、天使のような悪魔の寝顔。~ そっと唇を奪う。~ 「ん…」~ まだ起きる様子は無い。~ 可愛いこの子とも、もうすぐとりあえずさよならだ。~ 頬に、額に、腕に、胸に、お腹に、足に…全身にキスの雨を浴びせる。~ 「んっ、ふ…」~ ~ フランドールは、身体のあちこちに小さな火がともるのを感じた。~ でも、心はまだまだ夢の中。~ そうすると、口の中に何かが入ってきた。~ 目を開けなくても分かる。霊夢の舌だ。~ 何度も繰り返したように、舌を絡め、唾液を混ぜ合わせ、飲み下す。~ 胸やアソコから、心地良い刺激が来る。~ ぼんやりと目を開けると、霊夢の顔があった。~ 霊夢の顔。~ 霊夢の声。~ 霊夢の感触。~ 霊夢の匂い。~ 霊夢の味。~ 頭がくらくらする。~ 例え身体が触れていなくとも、常に霊夢に抱かれているような、不思議な感覚。~ ~ 夢見心地のまま、フランドールは昇り、達した。~ ~ ~ ~ 「…おはよ、霊夢」~ 「おはよう、って時間じゃ無くなっちゃったわ」~ 霊夢が苦笑する。~ 「さ、起きて、服を着て。もう帰る時間よ」~ ~ 「え…?」~ ~ 霊夢に包まれているような感覚が、水に流されるかのように、さっと醒める。~ 途端、フランドールを襲う、ひとりぼっちのような、不安。~ 繋いでいた手を、引き剥がされたような、寂しさ。~ ~ 霊夢…~ ~ 「霊夢」~ フランドールは立ち上がると、服を着ようとしている霊夢に声をかけた。~ 「何?」~ 「クランベリートラップ」~ 「!!」~ ~ 振り向いた霊夢の目に映ったのは、今まさに自分にぶつからんとする、紫色の弾。~ 避けられない。~ ばちん!~ 霊夢の身体がよろける。~ すかさず態勢を立て直すと、服の中に隠してあった御札を取り出し、構える。~ ~ …だが、予想された弾幕はそこには無く、一糸まとわぬ姿のフランドールが、片手をこちらに向けて立っているだけだった。~ ~ 「…これで、時間延長だよ…ね?」~ ~ 霊夢は状況が理解できず、構えたまま、鳩が豆鉄砲を食らったような顔になる。~ だが、その意味が分かると、構えを解き、服と御札を手放した。~ 目の前には、今まさに捨てられんとする子猫の目。~ そんな瞳で見つめられては、答えは決まっている。~ ~ 「仕方ないわね…もう1日だけ、よ?」~ 「うん!」~ ~ フランドールは満面の笑顔で、霊夢に飛び込んで行った。~ ~ ~ ___________________________________________________~ ~ ~ ~ こんこん。霊夢の部屋の扉をノックする音がする。~ しかし、返事は無い。~ ~ 「おかしいわねぇ…」~ ~ ノックをしたのはレミリアだった。~ フランドールが予定の時間になっても帰って来ないので、心配して様子を見に来たのだ。~ 霊夢に苛められているのかと思ったが、部屋の中は静かなものだ。~ ~ 扉に手をかける。鍵はかかっていなかった。~ 部屋に入る。中は明かりが消されて暗かったが、レミリアには関係無い。~ 机の上に書き置きがあった。~ ~ 『お姉様へ。もう1日だけここにいます。フランドール~ そういう訳なの。お弁当を貰ってきてもらえると嬉しいわ。 霊夢』~ ~ そして布団には、仲良く寄り添う二人の寝顔。~ レミリアは穏やかに微笑むと、フランドールの着替えを置いて、部屋を出て行った。~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ そして次の日。~ ~ 「たっだいま~、お姉様っ」~ 溢れんばかりの笑顔。レミリアもつられて微笑む。~ 「お帰りなさい、フラン」~ フランドールがレミリアの傍までやって来る。~ 「あのね、お姉様」~ 「何かしら?」~ ~ ~ ~ ~ ~ 「今夜は寝かさないわ」~ ~ ~ ~ ~ ~ レミリアが疑問符を口にするより早く、フランドールがレミリアの唇を塞ぐ。~ フランドールの舌が、レミリアの口内を余す所無く蹂躙していく。~ どろどろに溶かされていく意識の中、レミリアは思った。~ ~ ~ ~ (霊夢ーー!! 一体フランに何を教えたのよーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!)~ ~ ~ ~ ~ おしまい~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ ~ あとがき~ ~ ここまで読んでくれた人、神様仏様稲尾様。~ 本文読まずにあとがきだけ読んでる人、そんな所で死んだら寝るぜ?~ ~ とまあ、裏最萌、霊夢×フランな訳ですが…~ 霊夢がアレなんで、一応申し訳をしておきましょう。~ ~ 私の中での霊夢設定は、ノーマルモードだと~ 『普段はぼーっとしてどこか抜けてるような印象だけど、やる時やる事はびしっと決める典型的主人公的主人公的巫女さん』~ なのですが、エロモードになると、~ 『シリーズ皆勤主人公の経験と年季に物を言わせ、並居るキャラ達を食いまくる超絶攻めキャラ』~ という設定が追加されます。妖々夢ともなればもう百戦錬磨な訳です。~ ~ という事で、私の中では霊夢は攻めキャラ最上位に位置します。~ まあ気分次第で変わる時もありますが。~ ~ いつも素人文章を読んでいただいて有難うございます>エロスレの呼んでくれてる皆さん~ ~ 最近学校の方が忙しいんですが、ぼちぼち書いて行こうと思ってます。~
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注意 守備範囲(いろんな意味で)が広い人は普通に読むべし。~ 守備範囲(いろんな意味で)が狭い人は目を細めて、嫌いな部分を見ないように読むべし。~ お子様は目を閉じて読むべし。~ といってもそこまでキツイのを書いたつもりはありませんよ?~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 「お姉様、私負けちゃった…」~ フランドールが帰って来た。~ 「見てたわよ。流石に長年主人公を張ってるだけはあるわね」~ ~ ~ 最萌トーナメント第3回戦第1試合。~ 霊夢対フランドールの試合は、結局霊夢の勝ちに終わった。~ ~ ~ 「まあこればっかりはどうしようも無いわね。元気を出しなさい。貴方らしくないわ」~ 「うん」~ 「そう、それから、霊夢から伝言よ」~ 「伝言?」~ 「明日の正午に、霊夢の部屋に来るようにって」~ ~ ~ そして。~ 余興と言うにはあまりに大きい、最萌のもう一つの顔、~ 裏最萌の宴が、始まる。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 『はじめてのフランドール』~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 一夜開けて、正午前。~ ~ 「フラン、良い事? 霊夢の言う事は何でも聞かないと駄目よ。それから暴れない事。自分から暴れるなんてもっての他よ。~ 衝動を抑えられないと思ったら、隠さず霊夢に言って、私を呼んでもらいなさい」~ ~ もっともその場合、時間延長は避けられないだろう。それがレミリアの一番の心配事だった。~ ~ 「大丈夫。霊夢の事だから、酷い事はしないと思うわ。…せいぜい、可愛がってもらいなさい」~ 「うん、分かった、お姉様」~ 「そう、それじゃ、行ってらっしゃい」~ ~ そして、フランドールは霊夢の元へと出かけて行った。~ 今まで何人もの人間を玩具にしてきた自分が、今度は玩具にされるために。~ ~ ~ _______________________________________________~ ~ ~ ~ こんこん。~ ~ 「誰?」~ 「フランドールよ」~ 「入って」~ ~ がちゃ。~ ~ 「お邪魔しま~す」~ 「こっちよ~」~ ~ 布団の上から、霊夢が呼んでいた。~ 自分の傍をぽんぽんと叩き、そこへ来るように促す。~ ~ だが、そこでフランドールの歩みが鈍る。~ ~ 霊夢が、淡いピンク色の、ネグリジェの様な薄布一枚のみをまとって座っていたからだ。~ ほとんど透け透けと言っていいその生地の下には、健康的な肌色がはっきりと覗える。~ フランドールは布団に上がると、霊夢の前にちょこんと座ったが、~ その顔は既に赤く、霊夢を直視できないでいる。~ 霊夢の身体は、特に発達していると言う訳でも無かったが、~ 例え同じ服を着たとしても、フランドールには到底発する事の出来ないだろう妖艶な雰囲気に当てられ、~ フランドールは正座したままでもじもじとするだけである。~ ~ 「大体、どんな事をするのか、予想はできてるんでしょ?」~ 「うん…」~ ~ 赤い頬が一段と紅に染まる。~ どうやらこっち方面に関しては、まだまだ子供のようだ。~ まあ、495年も他者(玩具で無く、自分と同等と認識できる)との触れ合いが無ければ、さもありなん、と言った所か。~ ~ 「ねぇフランドール…キスした事、ある?」~ ~ こくり。~ 無言で頷く。~ ~ 「じゃあ、私にしてくれるかしら…?」~ ~ 霊夢はそう言うと、少し顔をフランドールに近づけ、人差し指で自分の唇を指し、目を閉じた。~ ~ しばしの間。~ ~ ~ ちゅっ~ ~ ~ そして、一瞬だけ、頬に柔らかい感触。~ ~ 霊夢が目を開けると、目を閉じる前より更に赤くなったフランドールが下を向いていた。~ ~ 「あ~~~もう!! 何て可愛いの~~~!」~ 霊夢が力いっぱいフランドールを抱きしめ、その頬に頬を擦りつける。~ その溢れる春度たるや、霊夢から湧き出す桜の花びらが目に見えるかのようだ。~ フランドールはちょっと苦しいと思いつつも、霊夢になされるがままになっていた。悪い気はしなかった。~ ~ ~ 「それじゃ、キスから教えてあげるわね」~ フランドールの顎をくいっと持ち上げ、顔を上に向けさせる。~ まず、お返しとばかりに、軽く軽く、唇でその柔らかい頬に触れる。~ それを、右に、左にと、何度か繰り返す。~ ~ くすぐったい、顔を愛撫される感触。胸の辺りがむずむずする。~ ~ それから、唇同士を重ねる。これも軽く。軽く。少しだけ長く。また軽く。~ 舌を出して、ほんの少しだけ、フランドールの唇を舐める。~ そこで一旦顔を離した。~ 半ば夢見心地でいたフランドールが目を開ける。~ ~ 「フランドール、口を開けて、少し舌を出してくれる?」~ ~ フランドールが舌を出すと、霊夢もまた舌を出して近づく。~ 舌先と舌先が触れ、つんつんと突っつき、ちろちろと舐める。~ そこから、舌全体を絡めるようにして、フランドールの口内に侵入する。~ 流石にフランドールが少し上体を引いたが、後ろから頭を支え、ディープ・キスを開始する。~ 舌全体を撫で、吸い、唾液を流し込む。~ 歯と唇の裏側をなぞり、前歯の裏側少し上あたりをくすぐり、そのまま奥の方まで舐める。~ 牙の先っちょをくりくりと愛撫し、舌の裏側に舌を差し入れ、フランドールの口内を調べ尽くす。~ ひとあたり口の中を蹂躙した後、フランドールの舌を強く吸い、自分の方へと導く。~ 舌で催促すると、フランドールも動き始めた。~ やや腰を浮かせ、霊夢に体重を預けて覆い被さるようにして、懸命に舌を動かす。~ 勝手の分からぬフランドールの舌が、乱暴に霊夢の口内を舐め回す。~ テクニックという言葉など欠片も無いが、それもまた、心地良かった。~ ~ ~ 長い、長いキスの講習が終わり、二人が離れる。~ 互いを繋ぐきらきらと光る糸がたらりと垂れて、消えた。~ ~ その時のフランドールの表情は、経験豊富な霊夢をもドキリとさせるぐらい、いやらしかった。~ フランドールは頭の中がぐるぐるで何も考えられず、霊夢に上体を支えてもらって、しばらくぼーっとしていた。~ ~ ~ ___________________________________________________~ ~ ~ ~ 「どうかしら?」~ 「ん…美味しい」~ 「そう、良かった」~ ~ フランドールは食事をとっていた。~ と言うのも、あの後でフランドールのお腹が「ぐー」と鳴ったからだ。~ 実は、昨日の疲れから大幅に朝寝坊をしてしまい、食べている時間が無かったのである。~ メニューは、希望者に配給されるお弁当に、霊夢手作りのじゃがいもとかぼちゃとさやえんどうの煮物が一品。~ ~ 「ねぇ、私もフランって呼んでいいかしら?」~ 「うん」~ ~ フランドールは返事もそこそこに、ぱくぱく食べている。よほどお腹が空いていたのだろう。~ ~ 「フラン、お箸の持ち方が違うわよ」~ 「だって、お箸なんて使った事無いもの…」~ どこぞの、パンを13枚しか食べた事の無い魔法使いとは正反対である。~ 弁当には洋食もあるのだが、霊夢が夕食用に貰ってきた弁当のため、和食だったのだ。~ 「えーとね、1本をこう持って、もう1本をこう…」~ 霊夢が、手を取って持ち方を教える。~ 「うーん、持ちにくいし使いにくいよ…」~ 霊夢の苦笑。こればっかりは慣れるしかない。~ ~ 「あら、ほっぺたにご飯粒が…」~ ぺろり。~ 「んっ」~ 霊夢が直接ご飯粒を舐め取る。~ そのまま、口の端に付いた食べかすも、綺麗に掃除していく。~ フランドールも舌を出し、霊夢と絡み合う。~ お弁当と、霊夢の味が、フランドールの喉を通って行った。~ ~ ~ __________________________________________________~ ~ ~ ~ 食休みと称して、二人はしばらく布団の上でごろごろしていたが、~ やがて霊夢がフランドールを抱き寄せる。~ 霊夢は後ろからフランドールを抱く形で座り、服の上からフランドールのごく控え目な胸をさすり始めた。~ 優しく、優しく。~ この大きさでは、揉むというのも不可能に近い。~ 手の温もりを移すように、ゆっくり、ゆっくりと撫でる。~ ~ フランドールの息が少しずつ、少しずつ荒くなる。~ 「ふぅぅ…すー、はー、んはぁ…」~ その吐息に甘い響きが混じり出したのを確認して、霊夢は手の動きを変えた。~ 服越しで両の胸の中心に感じる、ちょこんと立ちあがった突起。それを重点的に触る。~ 指でその突起の周りをなぞり、つんつんと突っつき、くりくりと転がす。~ 「んふ…ふぁ…ふゃぁぁぁぁぁぁん」~ フランドールが猫のような声で鳴き、霊夢の腕の中でくねくねと身悶える。~ しばらく霊夢はもぞもぞと動くフランドールの感触を楽しんでいたが、頃合を見てその手を止めた。~ ~ 「フラン、ちょっと立ってくれるかしら? こっち向いて…そう」~ ~ 言われるままに、立ちあがって霊夢の方を向く。~ 丁度腰の辺りに霊夢の頭が来る。~ ~ 「じゃあ、スカートをめくり上げて頂戴」~ 「えっ?」~ フランドールが動揺するが、霊夢は二度は言わなかった。~ ~ 言う事は何でも聞かないと駄目よ…~ 姉の言葉が頭をよぎる。~ ~ フランドールはスカートの端を両手でつまむと、お腹の前まで持ち上げる。~ 赤いスカートに純白のショーツが映える。~ その大事な部分には、既に染みができていた。~ 「ちゃんと濡れてるわね。予想以上よ」~ 霊夢が割れ目に人指し指を当てると、じゅん、という感触が指から伝わる。~ そっと指を前後に動かす。~ 「ふぁぁん…」~ 食い込ませもせず、離しもせず、スリットの表面を、丹念になぞる。~ そのうちに霊夢の指が、少しずつ割れ目に埋まっていく。~ 霊夢ではなく、フランドールが腰を押し付けてきたのだ。~ 様子を覗うに、どうもフランドール本人は意識していないっぽい。~ ~ 指摘してやったら、どんな可愛い顔をしてくれるだろうか。~ ~ そんな好奇心が湧いてくるが、今は抑える。まだ先は長い。~ フランドールも出来上がったようなので、とりあえずイかせてやる事にする。~ もう少し脚を開かせると、その間に入る。~ 秘部に顔を近づけると、少女の匂いがつんと鼻を突いた。~ 蜜で溢れるショーツに口を付け、啜る。~ 「いやぁ…そんなの、汚いよぉ…」~ 「汚くなんかないわ。とっても美味しいわよ」~ 蜜の味を堪能した霊夢は、ショーツの端から少しだけ指を入れ、花弁を大きく広げる。~ ぺろりと舐めると、布が貼り付いて、内側の複雑な構造がくっきりと浮き出る。~ その皺や窪みや突起を、下着越しにぺろぺろと舐めていく。~ 「あ、あああ…はうんっ、んんっ…!」~ ずっと感じていた、大きな力でぐいぐいと押し上げられるような感覚。~ それが一気に加速するのを、フランドールははっきりと感じた。~ ~ 不意に、霊夢の視界が暗くなる。フランドールがスカートを離したのだ。~ 霊夢の頭に手が乗せられ、間を置かずしてフランドールの足から力が抜け、その秘部が顔に押しつけられる。~ 「んふ…」~ 湿気と熱気でむせそうになりながらも、霊夢は舌を休めない。~ フランドールの入り口に舌をぐりぐりと押し付け、指で淫核を刺激する。~ 「んあぁぁぁ! もう駄目ぇ! 何か来る! 来ちゃうっ!」~ 押し上げられると共に、足場が狭くなって行く感覚が、更に加速する。~ ~ きゅっ。~ ~ 霊夢が、フランドールの花芯を摘んだ。~ 「んーーーーーーーーーーーーっ!!」~ ~ ぽーん、と跳ね上げられ、足場が消える。~ 後はただ落ちるだけ。~ 落ちる…~ 落ちる…~ ~ どさっ~ ~ 気が付くと、霊夢を押し倒す格好で倒れ込んでいた。~ 背中に回された霊夢の手が暖かい。~ 「…気持ち良かった?」~ 「うん…」~ 霊夢の心臓の鼓動が心地良かった。~ ~ ~ _______________________________________________~ ~ ~ ~ しばしの気だるい時間。~ フランドールが呼吸を整え終わるのを待って、霊夢が動き出す。~ 背筋に沿って指を動かし、頬から首筋、髪の毛の生え際を微妙なタッチでくすぐるように愛撫する。~ 「ひゃぁん、くすぐったいよぅ」~ ~ ああ、またえっちなことされるんだ。~ そう思ったのがいけなかった。~ くすぐったいだけだったのに、またゆっくりと押し上げられる感じがする。~ ~ 「んんっ、ふあっ、ああんっ」~ ~ あっさりと火が点いたのは、霊夢にとって嬉しい誤算と言うべきか。~ どうもフランドールは思っていたより感じやすいらしい。~ 点いた火を消さぬよう、フランドールの唇を奪い、舌を絡める。~ それに対してフランドールも舌で応じる。くちゅくちゅと唾液の絡む音がする。~ ~ 「フラン、服…脱がせてあげるわ」~ ~ フランドールの表情を楽しみながら、わざとゆっくり脱がせる。~ 上着を取り去り、べとべとに濡れたショーツを脱がせ、スカートを下ろす。~ 赤い布が一枚一枚消えて行く度、変わりにフランドールの顔が赤くなる。~ フランドールを靴下だけにすると、フランドールの脚の間に入り、腰をぐい、と抱き上げる。~ 足はフランドールの頭の方に。『まんぐり返し』と呼ばれる体勢だ。~ ~ 「や、やだ、霊夢、この格好恥ずかしい…」~ フランドールはいよいよ真っ赤になって、片手で顔を覆う。~ この姿勢だと恥ずかしい所の前に霊夢の顔が来る上に、自分からもアソコが見えてしまう。~ 「恥ずかしがらないで、よーく見て…」~ 恥ずかしがるな、と言うのも無理な話ではある。~ 霊夢はフランドールの割れ目に手を添えると、ぐいっと、ピンク色の花を満開にした。~ 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」~ フランドールは両手で顔を隠してしまった。~ 「フラン! 隠れちゃ駄目よ、ちゃんと見なさい!」~ 顔を隠したまま、いやいやと首を横に振る。~ 「レミリアに言いつけるわよ?」~ ぴくん。その言葉にフランドールの動きが止まり、そろそろと手をどける。~ その顔はこれ以上無いくらいに紅く、目尻には涙が一杯に溜まっている。~ 「よ~く見るのよ…目を逸らさずにね」~ そう言いながら、フランドールのアソコをぱくぱくと開いたり閉じたりする。~ 先ほどの行為で溜まった愛液がにちゃにちゃと音を立てる。~ 目を背ける事を許されないフランドールは今にも泣き出しそうだ。~ ~ 「いい? ここが…」~ フランドールの中に指を少しだけ入れる。~ 「女の子の大事な穴」~ 入り口付近をくにくにとかきまわす。~ 「ふぅん!」~ ~ 「それからここが…」~ 少し上に進み、小さな肉の割れ目を広げる。~ 「おしっこの穴ね」~ 指を当て、ぐにぐにとくじるように動かす。~ 「そ、そんなとこいじっちゃやだぁ…」~ ~ 「で、これが」~ 更にその上、肉芽の皮を剥くと、可愛い真珠がくりんと顔を出す。~ 「クリトリス。女の子の一番気持ち良い所よ」~ 霊夢の顔がゆっくりとそこに近づき…~ ~ ちゅっ~ 「ふああっ!!」~ 口付けた瞬間、フランドールの腰が跳ねる。~ 霊夢はフランドールの腰をしっかりと押さえると、舌と唇を使って、剥き出しの真珠を丹念に愛撫する。~ 秘穴には指を差し込み、中をほじくる。~ 「あーっ、あーっ! あーーっ!!」~ ~ アソコがじんじんする。頭もじんじんする。~ 恥ずかしい。死んじゃいたいぐらい恥ずかしい。~ 目が回る。頭がくらくらする。~ 何もかもがめちゃくちゃになって、もう何も考えられない。~ さっきより速く、さっきより力強く、押し上げられる感覚。ああ、また、来る…~ ~ 「だめぇっ! また来る! 来ちゃうよぉ!」~ 「いいわよ、思いっきりイっちゃいなさい」~ 「あーっ、イく、イっちゃうーーーー!! ぃあああああああ!!」~ ~ びくんびくん。フランドールの身体が大きく痙攣し、やがてぐったりと力尽きる。~ 霊夢は、フランドールの涙をそっと拭った…~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ ぺちぺちとフランドールの頬を叩く。~ 「フ~ラ~ン?」~ 「あぅ…」~ 「…まともに返事も出来なくなるぐらい気持ち良かったのかしら?」~ フランドールががばっと起き上がる。~ 「そっ、そんな事」~ 「…気持ち良く無かったの…?」~ 悲しそうな目で霊夢が尋ねる。もちろんわざとだ。~ 「あの、その………気持ち良かった」~ 頬を染め、小さな声でフランドールが答える。~ それを聞いた霊夢の顔がぱっと明るくなる。~ フランドールをぎゅ~~と抱きしめ、ほっぺたすりすりすり。~ ~ 「ん~」~ ~ なんだか嬉しかった。~ ~ ~ 「さて、フラン」~ 唐突に霊夢がフランドールを放す。~ 「自分だけ気持ち良くなるのは良くないわ」~ そう言って、身にまとっていた薄布を取り去る。~ ~ 「私にも…して頂戴?」~ 「う…うん」~ ~ フランドールはそろそろと霊夢に近づくと、唇を重ねる。~ 今度は自分が攻める側だ。のしかかる様にして、自分がされたように、霊夢の口内を蹂躙する。~ 霊夢は力を抜いて抵抗もせず、フランドールに身体を委ねていた。~ まだまだ上手とは言えない愛撫であったが、これまでの行為で昂ぶっていた霊夢の身体は、確実に反応していく。~ フランドールは霊夢にされた事を思い出し、身体をさすり、胸を撫でる。~ 脚を開かせ、霊夢の秘所に顔を近づけると、むんと霊夢の匂いがした。~ 「霊夢、濡れてる…」~ 霊夢のそこからは既に蜜が溢れ、太股を伝って流れた後もあった。~ 「フランがあんまり可愛いから、私も興奮しちゃったのよ」~ 膣穴に指を入れ、秘芯を剥き、口を付ける。~ 「はぅっ…」~ 初めて霊夢が声をあげた。~ その反応が嬉しくて、フランドールは夢中になって霊夢のアソコを弄る。~ 「フラン…指、もっと入るわ…」~ 言われた通り、二本、三本と指を増やす。~ こんなにも指が入ってしまうなんて、とフランドールは少し驚いた。~ 「ふぅ…はぁん! ひぁっ!」~ 霊夢の喘ぎ声も、だんだん激しくなって行く。~ フランドールはぐっと口を押し付けると、霊夢のクリトリスに軽く牙を突き立てた。~ 「んあーーーっ!!」~ 霊夢がびくびくと震える。~ ~ 「霊夢…?」~ 霊夢の顔を覗きこむ。その表情に心臓がドキンとなった。~ 「イった…の?」~ 「うん、良かったわ…フラン」~ ~ ~ ______________________________________________~ ~ ~ 「ねぇフラン…裸に、なろ?」~ ~ とは言えフランドールが身につけているのは既に靴下だけである。~ フランドールは靴下を脱いで放り投げた。~ ~ 「本当に、裸になるって言うのはね…」~ ~ 霊夢が、自分の髪を縛っている赤いリボンに手をかける。~ ~ 「こういう事よ」~ ~ するりとリボンをほどく。~ ポニーテールにまとめ上げられていた黒髪が、ぱさりと落ちた。~ ~ どきん。~ ~ フランドールもそれに倣い、リボンを引き解く。~ 髪の毛が重力に従った位置に落ちつく感覚。~ ~ ぞく。~ ~ 目の前の人は誰? 霊夢?~ こんな霊夢見た事が無い。私の知らない霊夢。~ ~ この感じは何?~ 心まで裸になったみたい。~ ひとりぼっちの感覚。凄く、寂しくて、寒い。~ 一人で地下室に居たときでも、こんなに寂しいと思ったことは無かったのに。~ ~ 寂しさに耐えられなくなって、霊夢にすがりつく。~ 霊夢の温もりが、心まで染み透ってくるような気がした。~ ~ ~ ~ 霊夢が、有らん限りの愛撫を、快感に慣れないフランドールの身体に叩き込む。~ フランドールはそれを受け止め、喘ぎ、悶え、絶頂に達する。~ 時折休憩を入れては、今度はフランドールに攻めさせる。~ 初めは勝手の分からなかったフランドールも、徐々に慣れ出した。~ 適切な力加減を覚え、弱点を探し、相手の様子によって責め方を変える。~ 特にキスの上達ぶりは霊夢を唸らせるほどだった。~ そのおかげで霊夢も絶頂を味わい、ご褒美に、またフランドールを可愛がる。~ そんな事を何度も何度も繰り返していた。~ ~ ~ _______________________________________________~ ~ ~ ~ 「ひぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」~ フランドールがもう何度目か分からない絶頂を迎えた。~ 「「はー、ふー、はー、」」~ 流石に二人とも疲れて、布団の上でごろんと転がる。~ フランドールが霊夢の手を握って来た。霊夢もその手を優しく握り返す。~ 二人は荒い息をつき、そのまま寝そべっていた。~ ~ ~ そうして落ちついた頃。~ ~ ぐー。~ ~ 「「…あ」」~ ~ 二人のお腹が同時に鳴る。~ 気が付けば、結構な時間になっていた。お腹も空くはずだ。~ ~ 「ご飯にしようか?」~ 「うん!」~ ~ 霊夢が裸のまま夕食の準備をする。~ お弁当は昼間に食べてしまっていたので、夕食はご飯と味噌汁と昼間の煮物の残りだけ。~ 他に作る材料が無いから仕方が無い。~ ~ 「それじゃ、いただきます」~ 「…霊夢、私のお箸が無いよ?」~ 『どうせすぐ裸になるんだから』と霊夢が言ったので、フランドールも裸のままである。~ 素肌で触れる椅子や床の感触が新鮮だ。~ 「私が食べさせてあげるから。はい、あーん」~ 霊夢がご飯を箸に乗せて運ぶ。~ 「あーん」~ ちっちゃい子供みたいで少し恥ずかしかったが、言われるままに口を開ける。~ ~ ぱく。もぐもぐ。~ ~ だが、そのご飯は霊夢が食べてしまった。~ 「え? うむっ…」~ 霊夢はフランドールと口を重ねると、咀嚼したご飯を流し込む。~ フランドールは霊夢の口に舌を入れ、残ったご飯を舐め取る。~ 「んはっ…美味しい…」~ 霊夢から箸を受け取ると、今度は霊夢の茶碗のご飯をもぐもぐと噛み、口移しで霊夢に食べさせる。~ ~ そうやって、二人は少ない食事を長く楽しんだ。~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ ~ 休憩も終わり、二人はまた布団の上でお互いの身体をまさぐりあっていた。~ 霊夢は枕元の袋をごそごそと探ると、中からある物を取り出した。~ ~ 「フラン、これ…何だか分かる?」~ ~ それは弓なりに反った棒状をしていて、両端は丸く、少し膨らんでいる。~ 丁度真ん中辺りには布切れがくっついていた。~ 「?」~ フランドールは首をかしげる。~ ~ 「これはね…こう使うのよ」~ ~ 霊夢は棒の片方の端を自分の股間に持っていき、くっ付いていた布切れを下着を履くようにして留めた。~ フランドールは一瞬棒が消えてしまったのかと思ったが、すぐに霊夢の中に入ってしまったのだと気付く。~ となると、もう片方の行き先は…~ ~ 「そ、そんな…そんなの入らないよぉ…」~ 少し怯えたように身を引く。~ 「私にはちゃんと入ってるわよ?」~ 言われてみればその通りだ。~ ~ 「大丈夫、優しくしてあげるから…ね?」~ ~ 吸血鬼は、人間とは比べ物にならない程長く生きる。~ となれば、いずれは越えなければならないハードルだろう。~ ならば、転ばぬように、私が…~ ~ 「う、うん…」~ 「じゃあ、横になって、脚を開いて…」~ ~ フランドールは言われるままに脚を開く。~ やはり恥ずかしそうではあるが、何度もしているうちにそこそこ慣れたらしい。~ 念のため、指を入れて状態を確認する。~ これまでの行為で十分ほぐれている。濡れ具合も十分だ。大丈夫なはず。~ ~ 「力を抜いて…入れるわよ…」~ ~ ずぶり。先端がフランドールの中に入る。~ 中の狭さが抵抗となって、霊夢の中に伝わってくる。~ ゆっくりと腰を進めると、ある所から進まなくなった。~ ~ 「っ、はぁ、霊夢…苦しい…」~ 霊夢は、フランドールを優しく抱きしめる。~ 「フラン、少し痛くなるわ。よく覚えておきなさい、貴方の長い一生でも、たった一度の、痛みだから」~ そう言うと、霊夢はぐっと腰に力を入れ、フランドールの中を押し進む。~ やがて最後の抵抗が破れると、モノは一気にフランドールの最奥へと到達した。~ ~ 「いっ、痛……」~ ~ フランドールが力いっぱい霊夢に抱きつく。~ 霊夢は優しくフランドールの髪を撫でていた。~ ~ ~ ~ 「…落ちついた?」~ 「うん…」~ 「じゃあ動くから…痛かったら言ってね」~ そう言うと霊夢は、ゆっくりと前後運動を開始した。~ 「~~~~~~っ」~ 「痛い?」~ 「大丈夫…ちょっと苦しいけど…もうほとんど痛くない」~ 霊夢はその言葉に安心すると、だんだんと速度を上げて行く。~ 次第にフランドールの中が濡れ、スムーズに動くようになった。~ 「フラン、大丈夫?」~ 「うん、大丈夫、気持ちいいよ…」~ それを聞いて、霊夢は動き方を変えた。~ 角度を変え、今までの行為で見つけたフランドールの弱点を重点的に擦る。~ 「ひぃぁぁぁぁ! そっ、そこ駄目ぇ…!」~ 体勢を戻し、ずんずんとフランドールの中を往復する。~ 「いぁっ、おっ、奥っ、凄…いぃぃぃ!」~ 「ここがいいの?」~ フランドールの一番奥、生命の揺り篭の入り口を、こんこんと突く。~ 「ひゃ、あ、あ、いぁーー!」~ どうやらフランドールは奥がかなり感じるらしい。~ クリトリスをくにくにとこねつつ、ずん!と力いっぱいモノを押し込んだ。~ 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!」~ フランドールの体が限界までのけぞり、びくん、びくんと痙攣する。~ ~ 「ぁぁ…」~ ~ 力が抜け、布団にだらりと横たわるフランドール。しかし、今度は休ませない。~ フランドールを座らせる格好にして、下から奥をごんごんと突き上げる。~ 「うあっ! れいむっ、きゅうけひっ、させてぇ!」~ 「だーめ」~ フランドールの耳元で囁く。~ 「入れられてる間は」~ ずんずん。くにゅくにゅ。~ 「うああぁぁぁっ!」~ 「貴方は私のモノなの」~ ちゅぱっ。くりくりくり。ずん!!~ 「うあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!」~ ~ ~ ずるり。~ モノを引き抜くと、フランドールの愛液がぽたぽたと垂れた。~ 僅かに赤い色が混じっている。霊夢はそれを指ですくうと、愛しそうに舐めた。~ ~ フランドールは起きあがると、霊夢の腰についているモノを外し始めた。~ 霊夢は止めなかった。霊夢の中からモノが引き抜かれる。~ そっちを今度は自分の中に入れようとする。~ 「ふっ! んんん…ん」~ なんとか装着が完了した。~ ~ 「いらっしゃい、フラン」~ ~ 霊夢が誘う。~ フランドールはモノを霊夢の中に入れようとするが、なかなか狙いが定まらない。~ 霊夢はモノを自らの入り口に導いた。~ 「行くよっ…」~ ずぶずぶずぶ。モノが霊夢の中に埋まって行く。~ 「これで、霊夢は私のものねっ」~ 「さあ、それはどうかしら?」~ ~ くいっ。~ 霊夢が腰をひねる。~ その動きは棒を介してフランドールの膣壁を刺激する。~ ~ 「あぅっ」~ 「じっとしてちゃ駄目よ。動かないと」~ ~ フランドールが腰を動かす。~ 進む動作に合わせて、霊夢が自らの入り口をきゅっと締める。~ それは抵抗となり、結果としてモノをフランドールの奥…感じる場所に押しつける。~ 「ん…はぁっ」~ 我慢して腰を引くフランドール。霊夢はそれに合わせて、今度は腰をひねる。~ 「んひぃっ」~ 1日の経験しか無いフランドールと、自分の中まで知り尽くしている霊夢とでは格が違いすぎる。~ 何回か往復するうちに、フランドールは快感に負けて動けなくなってしまった。~ ~ 「あらあら、もうお終い?」~ 霊夢が意地悪に笑い、腰をぐりぐりと回す。~ 「ひぁぁぁぁぁ!!」~ フランドールにはもう反論する余裕も無かった。~ ~ 霊夢は自分に刺さっているモノを抜くと、フランドールの腰の止め具を外し、手でモノを動かし始める。~ 既にフランドールの弱点を把握していた霊夢は、的確にそこを突いていく。~ さらに淫核の皮を剥き、手加減せずにしゃぶり、吸い、食む。~ ~ 「いっ、いぁっ、あーーっ、うああああああああああぁっっ!!」~ ~ フランドールがイくのに合わせて、一層責めを激しくする。~ 最奥にモノををぐりぐりと押しつけ、クリトリスを歯型がつくほどに噛み、上の前歯でぐいぐいと押し込む。~ ~ 「!! !! ーーーー! !!!! !!!! !! ーーーーー!!!!!」~ ~ 頭の中が真っ白になる。~ 跳ね上げられたまま、どんどん上へ加速する。落ちて来れない。~ 自分の存在すら希薄になる圧倒的な快感…~ ~ ~ フランドールは、十数秒の天国を見た。~ ~ ~ ~ 霊夢は、自分の口に、温かい液体が注がれるのを感じた。~ その少し香ばしい液体を、嫌な顔一つせず飲み下していく。~ ~ やっと落ちてこれたフランドールは、下腹部に奇妙な感覚を覚えた。~ 何かが身体から出て行くような……………、!!~ 「い、いやぁ、そんな……」~ 止めようとするも、下半身に全く力が入らない。止められない。~ 「霊夢、そんなの、飲まないでぇ…やだぁ…」~ ただただ、漏れるに任せるしかなかった。~ ~ ちゅるん!~ 霊夢は通路に残っていた聖水も吸い出すと、口を離す。~ 「私の口の中にお漏らしなんて、随分と躾のなってないお嬢様ねぇ」~ わざとらしく嘲るような口調で、霊夢がなじる。~ 不可抗力ではあるのだが、反論は不能だ。~ 「うっ…うぇ…ひっく…」~ フランドールは泣いてしまった。~ ~ ちょっと言い過ぎたか。~ 霊夢は慌ててフランドールをあやす。~ ~ 「ごめんなさい…とっても可愛かったわよ、フラン」~ そう言って頭をなでなで。~ フランドールは泣き止んだが、顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。~ 再び霊夢の嗜虐心が刺激される。~ ~ 「でも…」~ 「ふぇ…?」~ 「いけないフランには、ちょっとお仕置きが必要ね」~ 「っ!」~ ~ 熱いキスを交わす。~ フランドールは不安と、安心と、恐怖と、期待と、いろんなものが頭の中でごちゃごちゃになっていくのを感じた。~ それら全てを忘れようとするかの様に、懸命に舌を絡める。~ ~ 「れ、霊夢…怖いよぉ…」~ 「安心して、いっぱい『可愛がって』あげるから…」~ ~ ~ 本気を出した霊夢の前に、フランドールはなす術も無く、気絶するまでイかされ続けた。~ ~ ~ __________________________________________________~ ~ ~ ~ …目が覚めた。時計を見る。~ 既に朝と呼んで良いか迷うような時間だった。~ 昨日はがんばったとは言え、こんなに寝てしまうとは。~ ~ でも、まだ少し時間はある。~ ~ 隣には、天使のような悪魔の寝顔。~ そっと唇を奪う。~ 「ん…」~ まだ起きる様子は無い。~ 可愛いこの子とも、もうすぐとりあえずさよならだ。~ 頬に、額に、腕に、胸に、お腹に、足に…全身にキスの雨を浴びせる。~ 「んっ、ふ…」~ ~ フランドールは、身体のあちこちに小さな火がともるのを感じた。~ でも、心はまだまだ夢の中。~ そうすると、口の中に何かが入ってきた。~ 目を開けなくても分かる。霊夢の舌だ。~ 何度も繰り返したように、舌を絡め、唾液を混ぜ合わせ、飲み下す。~ 胸やアソコから、心地良い刺激が来る。~ ぼんやりと目を開けると、霊夢の顔があった。~ 霊夢の顔。~ 霊夢の声。~ 霊夢の感触。~ 霊夢の匂い。~ 霊夢の味。~ 頭がくらくらする。~ 例え身体が触れていなくとも、常に霊夢に抱かれているような、不思議な感覚。~ ~ 夢見心地のまま、フランドールは昇り、達した。~ ~ ~ ~ 「…おはよ、霊夢」~ 「おはよう、って時間じゃ無くなっちゃったわ」~ 霊夢が苦笑する。~ 「さ、起きて、服を着て。もう帰る時間よ」~ ~ 「え…?」~ ~ 霊夢に包まれているような感覚が、水に流されるかのように、さっと醒める。~ 途端、フランドールを襲う、ひとりぼっちのような、不安。~ 繋いでいた手を、引き剥がされたような、寂しさ。~ ~ 霊夢…~ ~ 「霊夢」~ フランドールは立ち上がると、服を着ようとしている霊夢に声をかけた。~ 「何?」~ 「クランベリートラップ」~ 「!!」~ ~ 振り向いた霊夢の目に映ったのは、今まさに自分にぶつからんとする、紫色の弾。~ 避けられない。~ ばちん!~ 霊夢の身体がよろける。~ すかさず態勢を立て直すと、服の中に隠してあった御札を取り出し、構える。~ ~ …だが、予想された弾幕はそこには無く、一糸まとわぬ姿のフランドールが、片手をこちらに向けて立っているだけだった。~ ~ 「…これで、時間延長だよ…ね?」~ ~ 霊夢は状況が理解できず、構えたまま、鳩が豆鉄砲を食らったような顔になる。~ だが、その意味が分かると、構えを解き、服と御札を手放した。~ 目の前には、今まさに捨てられんとする子猫の目。~ そんな瞳で見つめられては、答えは決まっている。~ ~ 「仕方ないわね…もう1日だけ、よ?」~ 「うん!」~ ~ フランドールは満面の笑顔で、霊夢に飛び込んで行った。~ ~ ~ ___________________________________________________~ ~ ~ ~ こんこん。霊夢の部屋の扉をノックする音がする。~ しかし、返事は無い。~ ~ 「おかしいわねぇ…」~ ~ ノックをしたのはレミリアだった。~ フランドールが予定の時間になっても帰って来ないので、心配して様子を見に来たのだ。~ 霊夢に苛められているのかと思ったが、部屋の中は静かなものだ。~ ~ 扉に手をかける。鍵はかかっていなかった。~ 部屋に入る。中は明かりが消されて暗かったが、レミリアには関係無い。~ 机の上に書き置きがあった。~ ~ 『お姉様へ。もう1日だけここにいます。フランドール~ そういう訳なの。お弁当を貰ってきてもらえると嬉しいわ。 霊夢』~ ~ そして布団には、仲良く寄り添う二人の寝顔。~ レミリアは穏やかに微笑むと、フランドールの着替えを置いて、部屋を出て行った。~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ そして次の日。~ ~ 「たっだいま~、お姉様っ」~ 溢れんばかりの笑顔。レミリアもつられて微笑む。~ 「お帰りなさい、フラン」~ フランドールがレミリアの傍までやって来る。~ 「あのね、お姉様」~ 「何かしら?」~ ~ ~ ~ ~ ~ 「今夜は寝かさないわ」~ ~ ~ ~ ~ ~ レミリアが疑問符を口にするより早く、フランドールがレミリアの唇を塞ぐ。~ フランドールの舌が、レミリアの口内を余す所無く蹂躙していく。~ どろどろに溶かされていく意識の中、レミリアは思った。~ ~ ~ ~ (霊夢ーー!! 一体フランに何を教えたのよーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!)~ ~ ~ ~ ~ おしまい~ ~ ~ ________________________________________________~ ~ ~ ~ あとがき~ ~ ここまで読んでくれた人、神様仏様稲尾様。~ 本文読まずにあとがきだけ読んでる人、そんな所で死んだら寝るぜ?~ ~ とまあ、裏最萌、霊夢×フランな訳ですが…~ 霊夢がアレなんで、一応申し訳をしておきましょう。~ ~ 私の中での霊夢設定は、ノーマルモードだと~ 『普段はぼーっとしてどこか抜けてるような印象だけど、やる時やる事はびしっと決める典型的主人公的主人公的巫女さん』~ なのですが、エロモードになると、~ 『シリーズ皆勤主人公の経験と年季に物を言わせ、並居るキャラ達を食いまくる超絶攻めキャラ』~ という設定が追加されます。妖々夢ともなればもう百戦錬磨な訳です。~ ~ という事で、私の中では霊夢は攻めキャラ最上位に位置します。~ まあ気分次第で変わる時もありますが。~ ~ いつも素人文章を読んでいただいて有難うございます>エロスレの呼んでくれてる皆さん~ ~ 最近学校の方が忙しいんですが、ぼちぼち書いて行こうと思ってます。~
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