『突然だけど、明日は紅魔館までご足労お願いね?霊夢。』

 前日、霊夢がレミリアにいつもどおり遊ばれた後に言われた言葉だった。

「はぁ・・・ 行きたくない・・・」

 気が重い霊夢だが行かなかったら何をされるかわからない相手だけに行くしかなかった。



―――紅魔館

 何度も来て見慣れているはずの紅魔館の大きな扉。
 霊夢は今日ほど禍々しい気配に感じたことはなかった
 いつもより重く感じる扉を押し開けると・・・そこに咲夜とレミリアがいた。

「ようこそ、紅魔館へ・・・いまさら言うことでもないかしら?」

「来たくなかったけどね。」

「ふふふ、そのうち通い詰めになったりしてね?」
「咲夜、お客様におもてなしの用意は?」

「完了してます。お嬢様。」

「そう。じゃ行きましょうか。霊夢?」

 逆らっても得は無い霊夢はおとなしくレミリアについていった。
 ・・・おもてなしってなんだろう・・・。





 食堂に通された霊夢が見たものは・・・すごい量のごちそうだった。

「さぁ、座って・・・ってなんて顔してるの?霊夢。」
「いくら私でも礼儀くらい心得ていてよ。いつも楽しませてもらってるしこれくらいはするわよ?」

 予想外の展開に霊夢は完全にパニックになっていた。

「――――――――――――ほ。」

「ほ? ・・・まぁ、とりあえず座ってくれるかしら?」

 そういうと咲夜ほかメイドたちに見えないように霊夢の股間をゆっくりとさする

「・・・こっちの世話はあとでゆっくり、ね?」

「・・・はい・・・。」

 やっぱりそっちもあるのね・・・と霊夢は思いながらとりあえず席に着く。
 目の前には山盛りのローストビーフやサラダ、フルーツなどが置かれていた。

「だいじょうぶ、毒は入ってないわよ。」

 とりあえず生きて帰れそうだ、と霊夢は少し安堵した。
 と、ばたばたと部屋に突撃してきた影。
 それはフランドールだった。霊夢を見るなり一目散に駆け寄ってきた

「あー、霊夢ー、ひさしぶりー!」

「ひ・・・ひさしぶり・・・」

「なんだか元気がないなぁ・・・」

「だから元気出してもらうためにフランと遊ばせるためにつれてきたの。」
「あとでいっぱい遊んであげてね?」

「わかった、お姉様。」

 二人はクスクスと笑い合うと席に着いた。
 ・・・遊ぶ・・・?まさかね・・・
 霊夢は再び不安でいっぱいになった。きっと的中するであろう不安に・・・
 だが、今はこの目の前のごちそうを楽しむことにした。



 食事に出ていたものはどれも満足のいく味と量だった。

「・・・ふぅ」

「ずいぶん食べたのね。貧乏神社にはなかなか食べれるものじゃないかしら?」

 咲夜から紅茶を受け取ったレミリアが少しあきれた風に言う。

「ええ、普段吸い取られてるから栄養補給しないとね。」

 すこし皮肉を込めて返した。

「じゃあ・・・ 今日食べた分は返してもらおうかしらね。」

 クスクスと笑いながらティーカップを置くとレミリアは席を立った。

「いくわよ?霊夢。」
「咲夜ー、後片付けは任せたわ。」

 レミリアは霊夢の手をとって食堂を出た。





「・・・ここは?」

 紅魔館の地下、じめじめとした空間。
 まるで自分の神社の地下室を思わせる雰囲気だった。
 レミリアはひとつの扉の前で立ち止まった。

「フランの遊戯場よ。さぁ、入るのよ・・・霊夢。」

 後ろから押されるように霊夢は部屋に入った。
 そこは地下室らしからぬ内装が施してあり、正面にはご丁寧にも大きなベッドが置いてあった。

「お姉様!・・・あれ?霊夢も・・・?」

「そう、今日は霊夢も一緒よ。ふふふ」

 そうフランに言ったレミリアの表情はいつも霊夢を嬲るときの表情だった。

「ところでフラン?この前あげたおもちゃはどうしたの?」

「壊れちゃった。ホラあれ。」

 フランが指差す方向を霊夢も何気なく見た。
 そこには・・・虚ろな目に光なく、なにやらブツブツいいながら裸で横たわるルーミアの姿があった。
 霊夢は驚愕した。フランと遊ぶってことは・・・。
 自分のああなる未来を想像してひざがガクガクと震える。

「だいじょうぶよ・・・今日は私もついてるから。」

 レミリアが霊夢にぼそっと耳打ちしたが、霊夢の震えは止まらなかった。
 レミリアとフランがまた笑い合ってクスクス言っている。
 と、二人が同時に霊夢のほうに振り返った。

「何で震えてるの?霊夢ぅ?」
「・・・クスクス、あのおもちゃのようにはしないよ?」

 レミリアもフランも一瞬で雰囲気が変わった。
 その眼は鋭く霊夢という獲物を狙うがごとくみつめていた。


  もう逃げられない・・・今日この二人から。そしてこれからもこの二人から。


「さぁ、霊夢・・・こっちにきて・・・」

 衣擦れの音がかすかに立ち、フランの身体は生まれたときの姿になった。
 そして振り向くと同時にぽふっとベッドに座ったフランの股の間には・・・男性器があった。

「な・・・それは・・・?」

「あらぁ、それとは失礼ね。自分の股にもついてるモノでしょ?クス」

 霊夢は思わずじりじりと後ずさったがレミリアに押さえられてしまった。

「・・・さぁ、・・・おいで・・・霊夢・・・」

 抑えると同時に紅く妖艶に輝くフランの眼。
 レミリアに押さえつけられた霊夢は目をそらすこともできずにその紅い魔力に屈した。

「・・・・・・はい、フランドール様・・・」

 魔力に屈した霊夢は恍惚の表情でフランにゆっくりと近づき、その前で跪いた。

「いい子ね、霊夢。」
「さぁ・・・ちゃんとご奉仕もしないとね?」

「畏まりましたぁ・・・フランドール様・・・」

 霊夢は愛しい様にフランのモノを舌で愛撫し始める。

「ぺろ・・・ぺろ・・・ちゅぷ」

 丁寧に亀頭から竿、袋までなめまわしていった。

「ぺろ、れろ、ぺろ・・・ちゅ・・・」

「ふふふ・・・上手ね、霊夢・・・ん、ふぅ・・・」

 霊夢がフランに奉仕している間、レミリアは霊夢の袴を下ろし、後ろから手を回し霊夢のモノをしごき始めた。

 しゅ・・・しゅ・・・しゅ・・・

「クス、霊夢も感じてるのね・・・もうカッチカチ・・・」

「ああ・・・あぁ・・・ぁぁ・・・」

 レミリアにしごかれて声を上げる霊夢。

「ほらほら、ご奉仕がお留守だよ?」

「ぁぁ・・・ぁあ! すいませ、ん・・・フランドールさまぁ・・・」

 あわててフランの奉仕を再開する霊夢。
 今度は口全体でフランのモノをくわえ込む。

「はむ・・・ん、ん・・・ちゅぱ、ちゅぱ」

 部屋には霊夢のモノがしごかれる音と霊夢がフランのをフェラする音がいやらしく響き渡っていた。

 ちゅぷ・・・ちゅぷ・・・ふむ、んん・・・
 しゅ、しゅ、にちゅ、にちゅ・・・

「んん、んは・・・はぁぁん、いくっああぁ!」

 どく・・・どく・・・びゅるる・・・

 先にフランの奉仕をしていた霊夢がレミリアの手によって果てた。

「あらあら、フランより先にイクなんて・・・おしおきが必要ね?フラン」

「そうね・・・お姉様。悪い子にはおしおきよね・・・クスクス」

「あぅぅ・・・お許しください・・・フランドール様ぁ・・・」

「だめよ。だめだめ。おしおきー。」

 二人は霊夢をベッドの上に引き上げると四つん這いにさせる。

「さぁ・・・力抜かないと・・・痛いよ?」

 フランはそそり立つモノを霊夢の菊門にあてがうと一気に押し込んだ。

 めりっ ずぶ・・・

「ひぎゃぁぁぁあああああ!!!!!」

 愛撫もなく、一気に突き入れられた霊夢のお尻の穴は裂けはしなかったものの、相当な痛みを伴った。
 しかし、フランは容赦なく突き入れた。

「ほらっほらっ どうなのよっ霊夢!」

「あらあら、かわいそう。 ほら、フランにちゃんと答えなさいな。」

 しかし霊夢は痛みで悶絶するだけだった。

「ひぐっ あぐぅ・・・ はひ、はひ・・・」

「答えないとやめないよ?霊夢。クスクス」

 悪魔の笑みを浮かべながらフランはどんどん突き入れていく。

「あぐぅ・・・ あひっ ふら、ん・・・ぐぅぅ あぁ!!」

「霊夢って変態ねぇ・・・。お尻に入れられてるのにこっちもカチカチにするなんて。」
「フラン?ちょっと座位にしてくれるかしら?」

 レミリアに言われるがままフランは霊夢の腰をつかんで引っ張り上げた。
 ずずず・・・と霊夢の自重でさらに奥までフランのモノが刺さる。

「はぐ・・・あ、ぁ、はぁぁ・・・」

 そのまま、さらにフランは霊夢を突き上げていった。

 ずぶっずぶっずちゅっ

「痛いだけじゃかわいそうだものね・・・はむ。」

 レミリアは霊夢のモノをくわえ込み、頭を上下に動かし始めた。

「ちゅぷ、ちゅぱ、んん、んん、れろれろ・・・」

「あひぃぃぃぃぃぃぃいああああああ!!!」

 前と後ろを同時に攻められる霊夢。
 痛みと快感の板ばさみで激しく責められていた。

「後ろの穴・・・すごい締め付けに・・・ はぁはぁ・・・霊夢ぅ」

「ぺろ、ちゅぱちゅぷ・・・霊夢のここ・・・ちゅぷ、ビクビクいっちゃってる・・・ふふ」

「はぐぅ・・・ やめれ、やめれくださ・・・ああああ! あひっあひぃ!」

 ぐちゅ、ずぷ、ずぷ、ずちゅ・・・

「はむ・・・ちゅ・・・ちゅぱ・・・はぁはぁ」

 さすがのフランももう限界が近づいてきた。

「はぅ・・・あひ・・・霊夢の、しまるっ・・・でる・・・でるっ」
「ああああああああああああああ!!!」

 どく・・・どく・・・どぷどぷ・・・

「お尻に熱いのがぁあああああ!!!! ・・・ぅはぅ!」

 フランの射精につづき、霊夢も射精した。
 レミリアの口内に精が撒き散らされる。

 どぴゅ・・・どく、どく、びゅるびゅる

「んわっ・・・ ん・・・んふ・・・ ぷは・・・」
「霊夢の・・・相変わらず濃いわぁ・・・」

 うっとりと霊夢の精を味わうレミリア。

「霊夢のお尻の中・・・すごかったよ・・・はぁはぁ・・・」

 フランも霊夢の中に大分放出したようだった。

「はぁはぁ、あ・・・ありがとうございます・・・フランドー・・・ル様・・・はぁはぁ」



 3人はしばらく余韻に浸っていた。

「さて・・・・・・と。」

 フランはちらっとレミリアを見た。
 そして、倒れこんでいる霊夢にそっと耳打ちをする。

「はい・・・フランドール様・・・」

 よろよろと霊夢はおきあがり、レミリアに後ろから覆いかぶさった。

「ちょ・・・!ちょっとなに!?」
「放しなさいよ、霊夢!」

「お姉様にも・・・気持ちよくなってもらわないとねぇ?」
「それに・・・私の命令じゃないと霊夢は放さないわ。クス」

 フランが眼で霊夢に合図すると、レミリアは霊夢に無理やり羽交い絞めの体勢で起こされた。

「まって!まって!まだ心の準備が・・・」

 ゆっくりとレミリアに近づくフラン。その股間のモノはすでに隆々と立っていた。

「クスクス、お姉様に準備なんているのかしら?・・・心も・・・ か ら だ も。」

 フランはレミリアのショーツをずらすとそのまま膣へ一気に押し込んだ。

 ずぷ・・・

「ひあっ! あぁぁああぁああぁあ・・・」

「なーんだ。ちゃんと身体の準備はできてるじゃない、お姉様?」

 レミリアの中はすでに蜜を出し始めており、すんなりとフランを受け入れた。

「い・・・いつもより太・・・い・・・ああっああっああ!」

「お姉様のためにちょっと魔力で・・・ね?クス・・・」

「あひぃ・・・!かき、まわされ・・・る・・・はひっはひっ!」

 激しく突き上げるフランとレミリアの結合部はぐちゅぐちゅと淫らな音をたて、蜜があふれ出していた。

「はぁあぁ!久しぶりのお姉様の中、気持ちいいぃぃぃぃぃ・・・」

 じゅぷっじゅぷっじゅぷっ

 部屋に響く淫らな音と荒い呼吸に導かれて霊夢のモノもむくむくと大きくなっていた。

「あ・・・あの・・・フランドール様・・・はぁはぁ・・・」

「はぁ、はぁ、霊夢もがまんできなくなっちゃった?」

 霊夢は頬を赤らめ、こくんと首を縦に振る。

「はぁ、はぁ・・・じゃぁ、そのまま・・・ん、お姉様の後ろの穴に入れちゃって・・・いいよ・・・ん。」

 フランはいったんストロークを弱め、霊夢の挿入を待つ。
 霊夢はくちゅっと自分のモノに蜜を塗りこむとレミリアのお尻の穴へゆっくりと押し込んでいった。

「はあっ!あぁあ! うしろっうしろにもっ・・・ああ!」

「遠慮なく突き上げちゃっていいからね?霊夢。」
「・・・お姉様はえっちだから、これくらいは余裕よね?クスクス」

 そして、フランと霊夢はレミリアを突き上げ始めた。

「あひっひっ!ひっ!ひあっ!あああ!はぁんあ!」

 レミリアは前後から突き上げられる快感に酔いしれた。

「はうっ!ああ!おなかのなかで・・・ごりごりいうよぉ・・・ひぁぁ!」

「はぁぁ、お姉様も、はぁはぁ・・・すごい締め付けが・・・」
「きゅうきゅうとつつみこんでくるよぉ、ぁあぁあぁあ!!」

「お尻の穴・・・気持ちいい・・・奥に吸い込まれるみたい・・・」

 いつしかフランと霊夢の突き上げは交互になり、レミリアはずっと感じ続けたままの状態になっていた。

「あひっ、ひあっ!ぁあぁあぁあ!ひぁ、ぁひ、ひぁあ!」

 レミリアの体が突き上げとは違う震えを起こす。イッたのだ。
 しかしフランはおかまいなしに突き上げ続ける。

「あは、お姉様・・・もう果てちゃったの? はぁはぁ・・・」
「こっちは、まだなんだから、はぁはぁ、続けさせてもらうわよ?クス」

 一方霊夢のほうも口をぽかんと開けて一心不乱に突き上げていた。
 実はフランの力で射精る寸前で止められているために止まらないのだった。

「ふぁ・・・ぁ・・・はぁ・・・あ・・・もう、やすま、せて・・・・・・」

 レミリアは限界を訴えたがフランは無視し、さらに激しい突き上げを開始する。

 じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶっ

「もうすぐだから、はぁはぁはぁ、ね?お姉様。ふふ」

 霊夢もフランにつられるかのように突き上げが激しさを増した。

「―――――――――!!」

 レミリアはもはや声にならない吐息をはくだけになっていた。

 じゅぷじゅぶじゅぷじゅぶっ

「はぁぁ!もうすぐ・・・もうすぐよ・・・お姉様ぁ!!あああ!」

 さらに勢いを増して突き上げられ、レミリアの身体は人形のようにただただ翻弄されていた。
 そして、ここでフランは霊夢に施した力を解き放った。

「ふぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

 同時に霊夢が激しく射精した。

 どぷっどぷっどぷっ・・・どくん・・・どくん・・・

「―――! ――――――!!」

「あああ!お姉様・・・そんなに締め付ける・・・と・・・ぁぁぁ!」
「も・・・もうだめ・・・でるっ・・・だすよ、お姉様!」

 フランはレミリアの奥の奥まで突き入れてから射精した。

 どぴゅ、どぴゅ、どく・・・どく・・・どく・・・

「――――――・・・ふぁ・・・はぁ、はぁ」

 3人はそのまま横にぼふっと倒れこんだ。

「やっぱり、おもちゃよりお姉様がいちばんね・・・」

 フランは力なく倒れこんだレミリアの頬をそっと触った。

 レミリアは頬の冷たい手の感触と自分の中の熱い感覚を感じながらゆっくりと意識が薄れていった。
 そして薄れゆく意識の中、快楽で麻痺した頭をフル回転させて考えていた。

『なんでこうなっちゃったんだろう?』
『霊夢を二人でせめるつもりが・・・なんで私に・・・』

 そのうちレミリアは考えるのが面倒になった。そして意識を失った。



 そしてフランもゆっくりと眼を閉じた。
 3人はそのまま眠りに落ちて朝を迎えた・・・。






お読みになった方、ありがとうございます。
最近忙しくてネタばかりてんこ盛りで集中してうまくSSかけませんorz

一応知られた秘密~薄紅月~のリレーモノです。
ほんとはリレーモノの予定じゃなかったのですがネタを統合するうちにこうなっちゃったのでついでに。
最近リレー盛り上がってないですしねー。

内容は展開が二転三転・・・としていろいろ苦しいです。3P書くの初めてなこともありますが・・・
ていうか、セリフがわかりにくいよー(つД`)
文中のフランによる霊夢従順化は「反○衝動フラン」と同じ能力です。



あと、最近自分がネチョSSかいてていいものかと思い始めた。
みんなかくのうまいし(つД`)
自分はへたれですがこれからもお付き合いくださる方、よろしくをば。


提供: ぱる



・・・そういえばレミリアってショーツだっけ?ドロワーズだっけ?(゜∀。)

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