<作品の注意事項>~
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・この作品は、18禁です。~
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・この作品は、東方エロスレ8の330の名無しさんのネタを拝借して書いたものです。~
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 以上を了承して読むという人は、もうちょい下に進んで下さい。~
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 ヤクモ ~絆式神たち~~
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 久し振りに起きると、二人の式神が居ない事に紫は気付いた。~
「…どこに行ったのかしら?」~
 まあ、普段寝ているので殆んど顔を会わせる事は無いのだが。そう思い、紫は再び横になった。~
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 再び起きると、やはり二人は居なかった。~
「…お腹、空いたわ」~
 何か作って貰おうかと思ったが、誰も居ない。~
 仕方が無い。そう思い、再び横になった。~
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「………………………」~
 あれから、一週間が経った。相変わらず、二人は居ない。~
「………どうして………」~
 壁にもたれかかりながら、理由を考えてみる。………よく、分からない。~
「………………うっ」~
 よく、分からないのに。涙が出てきた。一度出てしまえば、止まらなかった。堰を切った様に溢れてくる涙を拭こうともせず、紫は呆然とするだけだった。~
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「………痛っ」~
 紫は慣れない包丁を使った為、また指を切った。これで何回目だろうか。数えてもしょうがないと思い、とにかく目の前の料理に専念する。二人が居ないのだから、家事は全て自分でやらなければならなかった。この時程、自分の生活能力の低さを痛感した事は無かった。~
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「………………」~
 少し失敗して黒くなった料理を口に運ぶ。見た目通りの味に、目の前の景色が歪む。勿論、味だけの所為ではなかった………~
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 どのくらいの時間を一人で過ごしたのか。あの時から、どのくらいの時間を泣いて過ごしたのか。よく分からないが、これだけは分かった。~
「私は………捨てられたのね………」~
 自分の式神に見捨てられるなんて、そんな滑稽な事があるだろうか。紫は、自分の愚かさを悔いた。~
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「お願い、帰ってきて………」~
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 その言葉に応える者は、居なかった。~
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「………痛っ」~
 また指を切った。もう指は包帯だらけである。それでも以前よりは減った方だが。~
「………………はあ………………」~
 少し焦げた料理を持って、食卓に向かう。そして、台所を出た時―――~
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 ごとっ。~
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 食器を、落とした。うっかりしていた訳ではない。紫の目の前に、~
「………紫様」~
「紫様ぁ………」~
 目を潤ませた式神と、既に顔をくしゃくしゃにして泣いている式神。~
 藍。~
 橙。~
「あ………あなた、達………………」~
 気が付くと、紫もまた、泣いていた。~
「………紫様っっ!!」~
「紫様ぁっ………!!」~
 二人が、紫の胸に飛び込んできた。紫は何も言わずに、二人を抱きしめた。~
「申し訳ありませんっ………!! 紫様っ………………!!」~
「ううっ………ぐすっ………紫様ぁっ………………紫様ぁっ………!!」~
 胸に顔をうずめ、泣きじゃくる二人。紫はそんな二人を見ながら、こみ上げる嬉しさに、泣いた。~
~
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「二人共ごめんなさい……随分と苦労をかけてしまっていたのに、全然気付かなかったんだもの………二人が出ていくのは当然よね…」~
 自分がもっとしっかりしていれば、二人に愛想を尽かされなくてすんだかもしれない。今更のように、紫は自分を恥じた。~
「…そんな。私達は…」~
「………いいのよ、藍。こうして戻ってきてくれただけでも、嬉しいわ」~
「紫様…」~
 紫はそう言って、藍の頭を撫でる。藍は少し赤くなり、俯いた。~
「藍様…いいなあ…私も…」~
「ああ、そうね。ごめんなさい、橙」~
 この子にも、苦労をかけた。心の中で謝りながら、藍と同じ様に頭を撫でる。~
「あれ…? 紫様…手、怪我してる……」~
「え、あ…これは」~
 思わず、言葉に詰まった。まさか自分が料理下手(と言うより、家事全般下手)だという事を、橙は知らないのだろうか。…多分、知らないのだろう。~
「………ちょっと、料理をしてて………」~
 段々と小さな声になってゆく。少し、いや、かなり恥ずかしい。~
「………ふふ、何だか、橙と同じだね」~
「…え、そうなの?」~
「うん。橙も料理は得意じゃないんだ」~
「へえ………そうだったの………………………ふふ、うふふ………」~
「ぷっ………あはは………」~
 おかしな事に、笑いがこみ上げてくる。そうして、紫達は皆でしばらく笑いあった。久し振りの、笑顔だった。~
~
~
 そして、夜。紫は、藍に体を委ね、言った。~
「ねえ……藍、私を…抱いて」~
「えっ………!?」~
「!?」~
 その言葉に、藍のみならず、隣に居た橙も驚きを隠せなかった。~
「……嫌?」~
「え、いや、その、嫌とかそういう事では………」~
「じゃあ、いいの?」~
「えー…あ、う………」~
 返事に困る。~
「…私、寂しかったの。あなた達が居なくて、とても。………だから、だから、………………」~
「………紫様………」~
「紫様………」~
 藍の胸に顔をうずめ、懇願する紫。その姿に、いつもの胡散臭さは微塵も感じる事は出来なかった。~
「…顔をお上げ下さい、紫様。そこまで仰らなくても………」~
 顔を上げた紫の唇に、藍は自分の唇を重ねた。~
~
「………………私達は、紫様をお慕い申しております………」~
~
~
「ん………は、あ………」~
 紫は、藍と唇を深く重ねる。そのまま、するすると服を脱がされてゆく。~
「橙…紫様を、支えて差し上げるんだ」~
「…うん」~
 橙は紫の後ろに回り、もたれかかってきた紫の体を受け止める。~
「紫様……綺麗、ですよ……」~
「藍……っふ、あぁん………」~
 藍の手が紫の胸に触れる。手の平で包み、ゆっくりと動かしてみる。~
「ふぁ……っくん……ふふ…くすぐった、い……んっ………」~
「…紫様…とっても、柔らかいです………」~
「はあっ……んあ…そ、そう………?」~
「はい……それに、とても、美味しそう……」~
 ちゅ…~
「きゃふっ!」~
 充分に揉んだ後、尖った乳首に口をつける。~
「ん、ちゅっ…はむ、んふっ…」~
「ひ、ああ、ら、藍っ……いいっ……あああぁぁんっ…!」~
「ちゅるっ……はあっ……橙……お前も……紫様にして差し上げるんだ………」~
「………はい」~
 藍の甘い囁きに、顔を赤くしながら頷く橙。~
「紫様…ちゅる……」~
「はあっ……橙……んちゅっ……はんっ…ふぅ、ん……」~
 橙と紫が舌を絡み合わせているのを確認した藍は、自らも紫の胸を舐る事に専念する。~
「ちゅっ……ぺろ……ん………れろ…」~
「はあ、あ、ん、藍、んんふぅっ……橙……!」~
「……紫様……」~
 一度、紫の乳首から口を離す藍。唾液に濡れて光るそれは、痛い程に尖っていた。~
「もう…こちらも、よろしいですか……?」~
 紫の返事を待たずして、藍は紫の割れ目に手を伸ばした。~
 じゅわぁ………~
「っ!? ひ、ああああぁぁっっっ!!!」~
 下着越しに、藍の指が中に沈みこんだ。紫の中は、既に熱い蜜を滴らせていた。~
「紫様……こんなに………感じてらっしゃるんですね……?」~
「あはあっ……藍……! 私ぃ……もう、こんなに、感じてるのおっ……!」~
 くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、と指を動かす度に漏れる音。紫は自身が奏でるその淫猥なメロディに、陶酔していく。~
「もっと……弄ってぇ……!! 私を……ぐちゃぐちゃにしてぇ……!!」~
「……紫、様……!」~
 藍は手で弄る事を止め、下着をずらし、舌を紫の秘裂に割り入れた。そして、激しく動かす。~
「くああぁあああぁぁ………………!! い、いい…! 藍…! ひゃうぅっっ……!!」~
「んぐじゅっ……! ちゅっ……はむっん……! ぢゅるるっっ……!!」~
 舌で膣を舐る度、愛液が迸る。藍の唇は、紫の愛液まみれになってゆく。~
「紫様っ…! 橙もっ……頑張るよっ……!」~
「ひゃあうっ……! ちぇ、橙…! ふあああっっ……!」~
 橙は、紫の胸を力強く捏ねくる。~
「あっ……く、うっ………! 藍……! 橙……! もうっ……もう、だ、ダメぇっ……!! イ、イく………イッちゃううううぅぅうううっっっっっ………………!!!」~
 ぴゅっ……! ぴゅくっ……!~
「うあっ……! 紫、様……!」~
 噴き出した愛液が、藍の顔にかかる。~
「………はあっ………はあ………あああ………………」~
「紫様ぁ………」~
 絶頂を迎え脱力した紫を、橙が優しく支えた………~
~
~
「ありがとう………藍……橙………」~
 まだ少しぐったりとしている紫が、二人に礼を言う。~
「いえ…いいんですよ。紫様が満足して頂けたなら、私達も満足です」~
「うん! 紫様、とっても可愛かったよ!」~
「こら、橙」~
 にこにこと笑う橙を、藍がたしなめる。~
「うふふ……二人共、ありがとう………………………で・も」~
「………?」~
「………?」~
「二人は、『まだ』満足してないでしょう?」~
 そう言って、悪戯っぽく微笑む紫。その表情は、いつもの紫の笑顔。~
「…う」~
「…ん」~
 それを聞いた二人は、顔を赤くして俯く。~
~
「………今度は、私があなた達にしてあげる番ね………?」~
~
 そのまま紫は、二人をゆっくりと押し倒した。~
「ぁ……紫、様……」~
「ぅぁ………」~
 二人の唇を交互に奪う。少し舐めると、くすぐったそうに微笑んだ。~
「さあ、服を脱いで………」~
「はい…」~
「はぁい…」~
 紫に言われるがままに、服を脱ぐ二人。白い肌が、外気に晒される。~
「あの…紫様…」~
「ん? なあに?」~
 何かを言いかけて、それきり口を閉じる藍。その様子を見た紫は、おもむろに藍に近付き、~
「…ここがどうかしたの?」~
「うぁっ!? ………あ、あの………」~
 藍の足を開く。藍の秘所は、既に濡れ光っていた。~
「あ、あの、紫様を慰めていたら、その」~
「…ふふ、自分も感じちゃったのね…」~
 くち……~
「っあ………!」~
 紫の指が、藍の花弁に入りこむ。ゆっくりと上下に動かすと、にち、にち、と粘っこい音が漏れる。~
「かっ……は、ぁ…! ひぅあ……!」~
「……滑りが良くなってきたわね……」~
 にゅち、ちゅる、ちゅくぅ………~
 段々と指を深く入れてゆく。~
「あふぅっ……!」~
 ずちゅる、とさしたる抵抗も無く、二本の指が完全に埋まった。~
「うふふ……藍のが…私の指を咥え込んで離さないわ…」~
「ひゃ、あっ……そん、なぁ………!」~
 紫が藍を弄るのに夢中になっていたその時。後ろから、橙が紫に覆い被さってきた。~
「紫様ぁ……藍様だけズルいぃ……私もぉ……」~
「…あら、ごめんなさい、橙」~
 ごろごろと喉を擦り付けてきた橙と舌を絡ませる。そして、もう片方の手で橙の秘所も弄り始めた。~
「んむっ……あら…橙も、濡れてる……?」~
「あひぃん……うん……私も…濡れてるよぉ……あ……もっとぉ……!」~
 自らの秘所を弄る紫の指を更に貪らんと、橙が腰を振る。~
「うふ…二人共、えっちね………えい」~
 紫は、二人の陰核を同時につまんだ。~
「っっあぁぁあっ!!」~
「あひいいいぃぃんっっ!!」~
 その瞬間、二人の体ががくりと揺れ、布団に倒れた。~
「………はぁう………」~
「うやぁ……ぁはあ……」~
 荒い息を吐く藍と橙。そんな二人を、満足そうに見つめる紫。~
「二人共………とっても、可愛かったわよ………」~
「………紫様………」~
「………紫様ぁ………」~
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「…これからも…ずっと、よろしくね………?」~
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 そして、八雲家に新たな絆が生まれた。~
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  了~
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<後書きらしい>~
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 タイトルの元ネタは某アレです。~
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 そう言えば、紫受けなんて初めてですよ、私。まあ一部ですが。~
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 ちなみに、元ネタはここから↓~
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二人に出て行かれて初めて自分の愚かさに気付いたゆかりん。~
「お願い、帰ってきて・・・」~
泣き通しで目は真っ赤。気になって様子を見に帰ってきた二人。~
泣きながら慣れない家事をするゆかりんをみてもらい泣き。~
思わず飛び出してしまい、3人の絆を再確認。みんなで泣いて、笑いあいます。~
その後、~
<全年齢版>みんなでご飯を食べたり、お風呂にはいったりしてハッピーエンド。~
<18禁版>さらに絆を確かめるために3人でネチョネチョ。~
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おお、きれいに収まったぞ。~
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 考えた人は素晴らしい! と思いましたよ。果たして私の文は元ネタに近づけたでしょうか?~
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 書いてみた人:謎のザコ

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