注意 お子様は東方妖々夢のLunaticをノーショットノーミスノーボム上下封印でクリアしてから読んでください。
   あ、処理落ち率は1%以内で。
   健全なエロ青年の方は普通にどうぞ。
   何気にちょっと非道い話かもしれませんので要注意。














 最初は、はらはらと。
 次第に、ばらばらと。
 遂には、ごうごうと、嵐の様に。
 西行妖から、周囲の桜と言う桜から、花びらが舞い落ちる。
 それらは春へと姿を変え、風下…現世へ向けて、川のごとく流れていく。

 花の嵐の中、幽々子もまた花びらのようにひらひらと、白玉楼の庭へと舞い降りた。
 縁側に腰をかけ、とめどなく散って行く桜を、ただぼうっと眺める。


 一面の桜色の中に、よく目立つ紅白の衣装があった。霊夢である。
 花の川を背に、幽々子の前に降り立った。

「…負けたわ」

 幽々子がぽそりと呟く。

「春を返してもらうわよ」
「放っておいても、勝手に流れて行くわ」

 溢れてきた桜の花びらが、二人の周りで踊っていた。











『春泥棒』 †












「…足りないわね」
「え?」
「人を長い間雪の中に閉じ込めておいて、この程度の春じゃ全然足りないわ」
「でも…集めた春は全部返したわよ」

「そうねぇ…」
 霊夢の口がいやらしく歪む。
「じゃあ、足りない分は貴方から貰うわ」

「えっ…んむっ!?」
 霊夢のいきなりの口付けに、幽々子は戸惑う。
 しかし、それ以上に戸惑ったのが、その感覚だった。
(な、何これ?)
 唇が、舌が、触れた所が、ぴりぴりと痺れる。
 たまらず身体を離そうとするが、霊夢は幽々子を押し倒し、それを許さない。
「んーーーっ! んーーーーっっ!!」
 じたばたと暴れる幽々子の顎を掴み、本格的に口内を蹂躙しにかかる。
「んっ!? んっ! んーー!!」
 いくらもがいても許さない。
「んんっ! んっ、んっっ!」
 その腕が押し返すのを止め。
「んー、んー! ん、ふっ…」
 その目尻から涙が流れ。
「んうっ…んっ……」
 その身体から力が抜けるまで。
「ん……んぅ…」

 幽々子の抵抗が完全に消えるのを確認して、霊夢は口を離した。

「はー、はー、…くひのなか、ぴりぴりひゅる…」
「? …ああ」
 霊夢は自分の手を見て納得すると、
「幽気にやられないように結界を張ってきたから」
 その手で首筋をなぞり、
「ひっ!」
「亡霊には刺激が強いかしら?」
 そのまま胸元から着物の中へ潜り込み、胸を撫で回す。
「ひあぁぁぁぁぁ…!」
「あら、乳首が勃ってるわよ?」
 くりくりくりくり。
「やぁーーっ!! 触らないでぇ!!」
 切羽詰った声を上げる幽々子。
「そう、もっと触って欲しいのね」
 霊夢はそれを無視して、摘み上げ、引っ張り、押し潰す。
「駄目ぇ、駄目ぇ!! あーっ!!!」

 くたり、と幽々子から力が抜けた。

「まだまだ、これからよ」
 荒い息をつく幽々子をうつ伏せにし、上体を縁側に預けさせると、着物の裾をまくり上げて手を突っ込む。
「うあぁっ!」
「うわ、もうぐちょぐちょね」
 割れ目を弄くると、着物の中からくちゅくちゅと水音が聞こえた。
「ここの具合はどうかしら?」

 ちゅぷん!

「んいっ!?」
 幽々子の背中がびくんと仰け反り、同時に入り口がきゅっとすぼまって、霊夢の指を締め付ける。
「ふふ、凄い凄い」
「はぁ、はぁ……ぁぁぁ…」
 ぐりん、ぐりん!
 霊夢の指が思いっきり膣壁を掻き回した。
「ほぁっ!? ひゃ…っ、らめ、らめぇっ!!!」
 ぶるっ、ぶるっと幽々子が震え、霊夢の手をより一層の温かい液体が伝う。

「こんなのは…どうかしら?」
 霊夢はもう片方の手も着物の中へ突っ込むと、後ろのすぼまりを探り当てた。
「ひっ…そ、そこは…やめっ」
 ずぶり!
「いひぃ! い…いやぁ!!」
「そーれ」
 肉壁をはさんで、両手の指をこすり合わせる。
「いっ…ぎぃ! あーーっ!! やめて、やめへぇ!! おなかやぶれひゃう!!!」
 ぐりぐりぐりぐりぐり!
「あっ!! いっ!! おねっ、がいっ!! やめぇ!!!」
 じゅぽっ! ぐにっ!!
「いぁーーーーーーーーーーーっ!!!」

 とどめに秘芯を押し潰され、幽々子の意識は弾け飛んだ……




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「お、お願い…、もう、もうっ!」
「だーめ」
「いやぁ…お、おかひくなる…」

 霊夢が、幽々子の全身を撫で回す。
 優しく、優しく。そして、肝心な所には触れぬように。
 幽々子の身体は限界まで昂ぶり、それでいて最後の一線を越えられない苦しさが全身を支配する。
 後ろ手に縛られたその手が、指が、震えつつ空を掻く。

「だ、めぇ、もう、ほんと、に…」
「んー、そうねぇ」

 少し考えた後、霊夢は一枚の御札を取り出し、おみくじでする様に、たたんで結び目を作った。

「これを口の中でほどけたら、イかせてあげてもいいわよ」
「う…」
 幽々子は黙って口を開け、御札を含む。

「んむっ!?」

 途端、口の中を襲う衝撃。
 実はこの御札は、霊夢が張っている結界の予備だったのだ。
「ん…んーっ、んーっ、んー…」
 それでも懸命に解こうとするが、口が痺れてまともに動かない。
「んっ…うっ…うっ…」
 涙をぽろぽろ零し、懇願するような目を向けるが、霊夢はただにやにやと笑うだけである。
「早くしないと、辛いだけよ~?」
 そう言って背筋をつつーっとなぞる。
「ひぁっ!」
 幽々子は思わず御札を吐き出してしまう。
「あ~ら残念。失格ね」
「そ、そんな……」




「おー、やってるな」
 二人が一斉に向き直る。声の主は魔理沙だった。

「ずいぶん遅かったわね」
「いやぁ、何だか終わっちまったみたいだから、こっちはこっちでな」
「そうそう」
 言いながら、咲夜が入ってきた。手には紐を握っている。

「ほら」

 引っ張られて入って来たのは、首を紐で繋がれた妖夢だった。衣服は何一つ着けていない。
「ゆ、幽々子様…申し訳ありませ…あぁっ!」
 立ったまま二人から愛撫を受け、言葉が途切れる。
 そのまま幽々子の上まで連れてこられた。
「そら、腰落として」
「い、いやっ」
 抵抗空しく、妖夢は幽々子の顔の上にしゃがみ込む格好になった。
 幽々子の目の前には、大開きになった妖夢の秘所。

「じゃあ、この子をイかせられたら、イかせてあげるわ」
 霊夢の宣告。幽々子は一瞬の躊躇の後、妖夢の花弁にしゃぶりついた。
「ゆっ! ゆゆこ…さま…だめです、そんなぁっ!」
 一心不乱に、舐め、しゃぶり、吸い上げる。
「あっ、ああっ、ああっ、はぁぁぁ!」
 妖夢は腰に力が入らず、秘部を押しつける事になってしまう。
「あーっ!! もう、もうっ!! だめっ!! あーーーっ!!!」

 愛液を幽々子の顔にぶちまけ、妖夢はどたりと倒れ込んだ。



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「こ、これで…お願い…もう…」
「はいはい」

 霊夢は幽々子が吐き出した御札を広げると、ぺたりと幽々子に貼りつけた。

「ひっ!?」
 突然、身体全体がぴりぴりと痺れ始める。
 そう、幽々子自体に結界を張ったのだ。
 霊夢に触られていたときの感覚が、全身に広がる。

(こ、こんな状態で…)

 三人の手が、ゆっくりと幽々子に近づく。

(しかも三人に…触られたら…っ!)

 未知の刺激に対する恐怖と、それを強烈に欲しがっている身体。
 幽々子にできるのは、ただ、受け入れる事だけ…



「さて、それじゃ」
「長かった冬の分」
「しっかり、春を頂いていきますか」



 数秒後、絶叫とも、悲鳴ともつかない嬌声が、白玉楼に響いた。


 春泥棒の償いは、まだ、終わらない………






 おしまい

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 あとがき

 最後まで読んでくれた人、別に幽々子が嫌いな訳じゃないですよ?
 本文読まずにあとがきだけ読んでる人、別に妖夢も嫌いじゃありませんよ?

 えんやっしょーWEB体験版が…起動しないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!(味皇並のリアクション)
 仕方がないので、ずいぶんと久し振りに妖々夢をプレイ。
 だいぶ腕は落ちていたものの、さくさくっとLunaticクリアー♪
 ………嘘です。ギリギリぎっちょんです。はい。
 んでまぁ、冥界組はまだ手をつけてない事に気付いて書いた次第。一度書こうとは思ってたんですが。

 最近、まとまった時間が取れませんで困った困ったです。
 どこぞの社長だったか誰だったかが、
 『私は忙しいとは言わない。忙しいなんて言うのは自分が無能だと言ってるようなものだ』
 と言ってたそうですが、この人はGODだと思います。


 さて、いい加減HNを名乗ることにしました。
 普段ネットでも本名だからなんか抵抗があるんですが…


 書いた人:達磨源氏

 書いた物:ねちょろだ63・81・91・98・132・138・153・160・271・292・313
      …かな? 間違ってたらごめんなさい。


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2300d)