孤独と狂気
筆者:名無しの中の人

作品内にふたなり表現が含まれておりますが抵抗のある方は遠慮を、無い方は押し通ってください



































「夜の風が気持ち良い~久しぶりだなぁ、一人で外に出たのって」

赤い服を身にまとい空を飛ぶその少女は背筋を伸ばしながら加速する
空は快晴…といっても真夜中だけど、雲ひとつ無いから丸い月の光が心地良い
音楽を刻むかのように空を駆けていく、だって…こんなにも気分が良いのは久しぶりだもん

気分が高揚していたせいか、いつの間にか目的の場所についてしまった
鳥居を飛び越えると縁側の方まで一気に跳躍する

「こんばんわ霊夢~」

深夜なのに紅白の巫女ときたらちびちびとお酒を飲みながら空を見上げていた
そして私の姿を確認すると面倒臭そうな目を向けため息を一つ

「はぁ…こりゃまた珍しいお客さんねぇ。まぁいいか、こんばんわフランドール」
「うん、隣座るね」

霊夢の隣に座ると、真っ先に変な香りが流れてくる…その正体はお酒だった
それにしても酒瓶の数が凄い、一体何本飲んだんだろう
美味しいのかな?…でもお酒はお姉様がまだ早いって言うし

「でさ…どうしたのよ、わざわざこんな時間に突然」
「なんとなく、とかじゃ駄目?」
「なんとなくで来られちゃ困るんだけど…まぁいいや」

言葉の後にまたグイッとお酒を煽る

「霊夢もどうしたの?そんなにお酒ばかり飲んで」
「んー、なんとなく」
「もう…私と同じじゃない」

なんだろう…ただお酒を飲んでいるだけなんだけど、霊夢の顔が妙に艶っぽく見えてしまう
薄っすらピンク色に染まっている頬…潤んでいる瞳…ちょっとドキドキしてくる

「ねぇ、最近レミリアとはどう?」
「え、あ、うん…最近はよくお喋りするし遊んでくれたりするよ」
「良かったじゃない、引き篭っていた時より楽しいでしょ?」

その一言で気分が沈んでしまう…あの頃の話なんてしたくない、ずっと一人だった昔の話なんて

「あの頃、一人ぼちだった、誰も居なかった…霊夢に解るわけないもん」
「解らないし、別にどうでもいいかな」

…心の中に嫌な気持ちが生まれる…どうでもいいなんて言われると

「私の10分の1も生きてない人間に、解る訳ない」
「それじゃ、教えてくれる?……孤独ってどんな気分なの?」

霊夢の目を覗き込む…何の濁りもない綺麗な瞳だ……
まさか…本当に孤独というものを知らないのだろうか

その時、ふと霊夢が消えてしまうような…そんな不安が頭をよぎった
目の前にはっきりと存在してるのに…
……ぎゅっ……
思わず霊夢の袖を強く握り締める

「ん、どうしたの?」
「なんか…霊夢が遠くに行っちゃう様な、そんな気がして」
「馬鹿ね、私はいつも通り変わらずここに居るわ」

あったかい手で私の頭を撫でてくれる…なんだかくすぐったいけど気持ちが安らぐ

「霊夢…もし明日から誰も神社に来なくなって一人ぼっちだったらどうする?」
「そうね、静かな日が続いて落ち着くかも」

ちがうの…そうじゃなくて、誰にも会えなくて話すことも出来ないってことなんだよ?

「フランドールにとって誰にも会えずにずっと続く静寂、これが貴女の孤独?」
「何にも無いもん…寝ても起きても、楽しい事なんて壊す事だけだった」

暫くの静寂が流れる…涼しい風が体をすり抜け外へと流れ出す
ふとお酒を飲む手を止め霊夢は頭のリボンを外し頭を振った
ちょっぴり意外だった…風に流されるようになびく長い髪の毛

「ねぇ、フランドールって好きな人いる?」
「お姉様と魔理沙が大好きだよ一緒にいると楽しいし、霊夢の方こそ誰が好きなの?」

ちょっと興味がある、お姉様も魔理沙もよく霊夢の話を聞かせてくれるといつもこの話題があがるから
でも結局誰が好きなのかうやむやで終わってるけど

「私は…多分居ないわね」

その言葉に驚いて顔を見上げる…

いつも通りの霊夢の顔だけど…

私の目には…酷く寂しそうに映る、まるで泣いてる様に…


「お姉様や魔理沙のこと好きじゃないの?」
「さぁ、解らない」

解らない…誰が好きなのか解らない?一体どういうことなんだろう…でも
私に一つだけ解った事がある…博麗霊夢という存在は間違いなく孤独だということ
気づいていないだけ?それとも孤独すらどうでも良いことなのかな…

「それじゃあさ、嫌いな物ってなに?」
「そうね、二番目に嫌いな事が面倒臭い事で
 一番嫌いなのが、私の日常が何者かによって乱される事」

私はお姉様みたいに頭が良くないけど何となく霊夢の存在が解った
多分、私と霊夢は反対の存在なのかもしれない
全てを破壊しようとする私、全ての不変を保とうとする霊夢
…でも……

「だからって、自分の気持ちまで変わらないままなんて」
「んっ……ふぅ…どうかした?」

魔理沙は私にいろんな物をくれた
外の世界の面白い事や…壊すだけが楽しさじゃない事…そして他人を好きになる気持ち
そのことを霊夢は知らない…知ろうともしていない、妙に腹立たしくなってくる…人間なのに
魔理沙が言ってた、人間なら誰もが持ってる感情だって

それなら私が教えて上げる、好きになるって事を

「涼し~気持ち良い風…うわっ!…っ」

霊夢の上に乗って腕を組み伏せる、長い髪の毛が縁側に広がり
飲みかけだったお酒が霊夢の胸元を濡らしていく

「私が壊すよ、霊夢の孤独を」

私は何だって壊せる…だから壊せるはず

「別に孤独じゃ無いんだけどね」
「霊夢も知らなきゃ、誰かを好きになるって事」
「それじゃ、どうやって教えてくれるのかしら?」
「えっと…うーん」

ああ言って見たものの実際どうやって伝えて良いのか解らない
そんな私を見かねてか霊夢が巫女服の胸をはだける

「私の体ならフランドールの好きにしてもいいわ、その代わり教えてもらうわよ」
「フランって呼んで、お姉様も魔理沙もそう呼んでるから」

お酒の所為なのか、期待してくれているのか、ほんのり薄桃色に染まる頬
徐々にお互いの距離が近づいていく……目の前には霊夢の唇
触れるように唇をなぞる


ちゅっ……

一瞬のキス

「…っ、あはは、っく…はは」

何故か霊夢は突然笑い出す、可笑しい事なんてやってないのに…

「なるほど、魔理沙はフランを大事にしてるのね」
「だって、いつもこうやってるよ?」
「そっか、良いわね…そういう関係も」

私を見る霊夢の瞳はお姉様に良く似ていた…優しい瞳…

「来て…」
「うん…」

再び唇が触れる…でもいつもと同じ感覚じゃなかった
私の口を割って何かが進入してくる…柔らかい…とっても甘いよ…
霊夢の舌だと解ったときには既に私の舌は痺れるような感覚と共に絡め取られていた

「はむっ…んむ…くちゅ…ふぁ」
「美味しい…あむっ…霊夢の味がするよ」

口内を舌が弄ぶ…唇…舌…歯茎…牙…いろんな物が柔らかく舐めあげられていく
こんなキスがあるなんて知らなかった…気持ち良くて頭が痺れてくる…
もっと欲しい…もっと味わいたいよ…
霊夢を包むように抱きしめると激しく舌を絡み合わせる
唾液が混じりあいネチョネチョと艶らしい糸が私と霊夢を繋ぐ

「フラン…中々上手じゃない」
「もう我慢出来ないよ、霊夢…触って」

パンツを下ろすと、私の股間からは大きな男性器が霊夢に向かって伸びている
ちょっと恥ずかしい…キスしてる間に勃ってきちゃったから…

「吸血鬼ってのは皆こんなのが生えてるわけね」
「あんまり驚かないと思ったら、知ってたの?」
「知ってるも何も、この前お姉さんの方に何十回も入れられたわ」
「お姉様と、そんな事してたんだ…」

ちょっと悔しい、私のしらないお姉様を知ってるのが…
ピクピクしてる股間の棒を霊夢の顔へと擦りつける

「んっ…熱いよフラン…」
「霊夢、触って」

先走り液が霊夢の顔へと付着してヌルヌルと光る…物凄くエッチな気分…
こういう知識が無いわけじゃない…図書館でたまたま見つけた本にも色々と載ってたもん
魔理沙は本が大好きだから私も夢中になって本を読んだ

シュッ…シュッ…クニュッ

「フランのアソコ、レミリアよりも大きいね」
「あふっ…んっ…ぁぁ」

アソコが痺れて動けなくなる…触られてるだけなのに
霊夢の手は私の肉棒に絡みつくとクチュクチュと淫らな音を立てて動き始めた
なんで…なんでこんなに感じてしまうんだろう、あの白い手が私のアソコを弄ぶだけで…
駄目っ…握られてるだけなのに何で…あぅ…ふぅっ……あぁぁ

「ひぁっ…アソコが…れいむの指が…はひぁっ」
「可愛いピンク色…ピクピク震えちゃってるわ」

もっと、もっと私のアソコを見て…手を動かして…いいよ

「駄目っ…頭の中が真っ白になってきた…来るよっ…ぅっ」
「そんな目で見られたら、仕方ないわね」

肉棒を握る手が離れる…それだけで切ない、もう少しで逝けるのに
しかし次の瞬間にはそんな思考能力が一気にショートしてしまう

コシュッ…シュッ…シュッ

「んあぁ!…あふ!…ぁっ!…ぁっ!…ぁぃぃぃ」
「ふふっ…凄いでしょ?」

巫女服の袖の部分でアソコを思い切り擦られている
むず痒いような痛みと共に信じられないぐらいの快感がアソコを包み込む

「ふぁぁ…袖が…擦れて…来るよっ…来ちゃうよぉぉぉ―――」
「このまま出しちゃったら、私の顔ベトベトになっちゃうわね」

そんな台詞と共により一層アソコを擦るスピードが上がる
霊夢…ひょっとして自分から顔に掛けて欲しいのかな…んっ…
あふっ…ん…もう…我慢できそうに無い…このまま…

「出ちゃう…出ちゃうよ霊夢っっ!ひぁっぁぁぁぁぁぁぁ――」
「その切ない顔…本当に可愛い……」

ビュクッ…ドピュッ…ビュルビュル…ピュッ…

霊夢の台詞が終わるか終わらないかの内に大量の精液が霊夢の顔に向けて飛び出した
最近やってなかったからかな…いつもよりもずっと濃ゆくてネバネバしてる…
私の精液は霊夢の顔面を汚し、余りの量の多さに上半身の巫女服とスカートに
大きなシミを作ってしまった

「フラン、ずっと我慢してたのね…物凄く濃ゆくて…ちょっぴり黄ばんでる」
「ふぁっ…はぁ…だって、こういうことばかりしてると馬鹿になっちゃうって書いてあったから…」
「いいじゃない、馬鹿になりましょう…はむっ…んっ…んむっ…チュパッ」
「れぃ…駄目ぇ…まだ出したばかり…でぇ…あっ…ぁ…」

顔に付いた精液を舐め取ると、嬉しそうに目を細めながら私のアソコを口に咥える
跪きながら奉仕している霊夢と目が合う…背筋に電気が走るほど…淫らで妖艶な顔
お姉様も…咲夜だってこんな顔しない…

「あっという間に大きくなっちゃった…可愛いなぁ…ズッっ…チュル…ズチュ」
「そっ…そんなとこ吸っちゃ駄目…中に舌を…入れないでぇ…ひぁっ」

一通りアソコを舐め終わったのか、尿道の中へと舌をねじ込んでくる…あんっ…
中に詰まっている精液を残らず啜って…裏の部分を丹念に舐め回して…
きもちいいよ…霊夢の口の中にならいくらでも出せそう…

「霊夢…なんで…そんなに…上手な…の?」
「んむっ…ぷは…慣れちゃったのかな…こういうことに」

その言葉で色々と気づいてしまった、霊夢は何人もの人とこういう関係があるんだ…

「フランが今考えている通り、私はいろんな人とこういう事やってるわよ」
「えっ…なんで解ったの?」
「魔理沙やレミリアやアリスとか、たまに咲夜や紫とやる時もあるわね」
「でも…それじゃ…んあっ…そこは…ぁっ…」
「余計な事はいーの、今はただ気持ちよくなることを考えてればいいから」

アソコに刺激が走ったかと思うと、私のアソコを霊夢が深々と咥え込む
さっき出したばかりなのに…もう硬くなって来ちゃった…

「ふあんはかわひいから…ひろんなこほやってあげうね」
「喋らないでぇ…振動で…あふぁ!…ぇ…お尻に何か入ってくるよ…」

ズブズブとお尻に指が入ってくる…
トイレに行きたくなっちゃったけど…なんだか頭が痺れてどうでも良くなってきたよ…
もっと入れて…お尻の中クチュクチュってかき回して欲しい…

「3本入っひゃった…フランのおひりの中…とってもあっふぁかい…」
「ひぃぁ…ぁぁ…もっと、もっと奥まで良いよ…霊夢ぅ」

アナルに入れられた指がグリグリと中をかき回す…もう何も考えられない
上半身がビクンビクンと激しく痙攣するたび、霊夢の手が私を弄んで放さない
お尻がこんなに気持ち良いなんて…あふっ…中で暴れてるっ…あぅぁ

「イクぅ…このままじゃ…逝っちゃうよぉ…」
「ぷはっ…はぁ…もうちょっとフランのエッチな顔見ていたいから…ごめんね」
「もっと、もっと入れてぇ…クニクニッって動かしてぇ…」
「本当はそうしてあげたいんだけど…なんだか勿体無くて」


ぬぷっ、という淫らしい音をたて、お尻から手が抜き取られる
切ない…もうちょっと弄って、いやもっと奥まで…私の体が霊夢の指を欲しているのに…

いきなり、床に解いて置いていたリボンを手に取ってあっという間に私のアソコを縛り上げる

「うっ…ぅ…物凄く締め付けてくるよ…」
「我慢できなくなっちゃって…フランがとっても可愛いから…」

物凄く大きくなった私のアソコに霊夢は足をあてがう

「足でやってあげる、気持ち良いわよ」
「だっだめ…足なん…あぁぁ…ひぁ…あっ…あ…ぁ…」

足袋が私のアソコを踏みつける…そのまま上下に…親指で摘まれてグリグリと
頭が溶けちゃいそう…アソコを踏まれて私喘いじゃってる…でも…

「いいよぉ…もっと踏んで…アソコを虐めて…」
「今のフランとってもいい顔してる…ゾクゾクしちゃう…もっと踏んであげる」
「あんっ…あぁぁぁ…もう我慢できないよぉぉ」
「ふふっ…まだまだ気持ちよくなれるわ」

もう止まらない…自分から腰を動かしながら擦り付け続ける
嬉しそうにアソコを虐めてくる霊夢を見てると、私はもっともっと疼く
でも…もう限界…我慢…できないよ…

「逝かせて霊夢ぅ…おねがい…」
「でももっとフランを見ていたいもの」
「意地悪しないでぇ…解いて、このリボンほどいてよぉ…」
「しょうが無いわね、そんな瞳でお願いされちゃ」

白い指がアソコを撫でながらリボンまで到達する
リボンを取ってもらったら、間違いなく逝っちゃう…霊夢に向かってまた掛けちゃう…
でも掛けたいと思ってる私もいる…霊夢を汚したい

「それじゃほどくわね」
「はやくっ…はやくぅ…」

ようやく射精できる…もう思考能力が薄れてきちゃった…何も考えられないよ…
頭の中が歓喜によって痺れ始めて体がビクビクと震える


「逝っちゃいなさい、フラン」
「イクっ!逝っちゃうよぉぉぉ!!」




思い切りリボンの紐を引っ張る




キュッ!



布の絞まる音が聞こえただけでそれ以外は頭に入ってこなかった

「なんてね、本当はフランの可愛い声もっと聞きたい…」
「…ぅぁ……れ…ぃむ……ひ…ぁ」

解かれたかと思ったリボンは更に強くアソコを締め付ける…
とめどない快感と射精できない苦しみが頭を埋め尽くし、涙が零れ落ちる
このままじゃ…苦しくて体がどうにかなっちゃいそう…
でも…いつまでも続くと思っていた苦しさは呆気ないほど早く終わりを告げた


シュルシュル…

ビクッ…ドピュッ…ビュクビュクッ…ッッ…

「ぇ?…ぁ…ああぁぁぁっっぁっぁっ!!」

するすると私のアソコを縛っていたリボンがほどけ始め
私の棒から大量の精液が待ちわびていたかのように歓喜の声を上げ
霊夢の体を精液が汚していく…髪…顔…胸…全てに絡みつく、ずっと我慢してたから出る量も物凄い
でも、あまり気にした様子も無い…むしろいつもより若干優しい瞳で私を見つめてくれる

「ごめんねフラン、自分でやっといてこんな事言うなんてアレだけど本当に辛そうな顔だったから…」
「ふぅ…はぁ…あっ…はぁ…霊夢…」

確かに辛かったけど…体が浮かぶような感覚…気持ち良いよ…
多分もう二度と忘れる事ができない、楽しい…とは違う気持ち良いという感覚

「でもね、他者と紡ぐ関係って言うのは好きとか嫌いだけじゃない…そう思うの
 互いに気持ちよかったり、心惹かれあったり、罵りあったり、色々な形が」

「それじゃあ…はぁ…今の私と霊夢の繋がりって何かな?」
「多分、肉体関係って言うのかな…お互いの体で快楽を得ている訳だし」

確かに私は気持ちよかった、何度も霊夢に逝かされたけど……
物凄く一方通行の関係になっちゃってる…それに魔理沙がいつも言ってた

『対等って言うのは結構大変なんだぜ?受けるだけじゃなくて伝える事も大事なんだ』

そう考えると、私は霊夢に好きになるって気持ちを伝えるはずだったのに
いつの間にか自分の体を弄ってもらう事で快楽を求めちゃってた…
そっか…それなら霊夢みたいに気持ちじゃなくて体で伝えてもいいんだ

「うん…そうだよ…私らしく伝えればいいんだ」
「ん?どうしたのフラン?」

自分らしく伝えれば良い…そう考えるとこれから何をやって良いのかはっきりと解った
ただ…ただ激しく好きになるという気持ちを体にぶつければ良い…
結論が出た体の内から霊夢を弄りたい…遊びたい…そんな衝動があふれ出す

「…もう自分を止められそうに無いよ…今は霊夢しか見えないもん」
「フ、フラン…突然どうし…きゃっ…」

霊夢の手首を握りながら後ろに回りこみ…思い切り体を抱きしめてあげた
甘い体臭の香りが鼻腔をくすぐる…なんて…美味しそうなんだろう

「霊夢の体…なんだろう…とってもエッチな匂いがする…んっ…スー」
「あんまり匂わないで…汗かいちゃってる…から」

そのまま巫女服の胸の部分と袴の股間の部分を掴んで…一気に引き裂いた
あっさりと服が千切れ、服の下に隠されていた白い裸体が姿を現す
服を破る程度なら、造作もなくできる…それにしても本当に綺麗な体…

「もう我慢できない…霊夢のこと食べちゃいたいよ」
「上手に食べてね…私は美味しいから……ふあっ…」

霊夢のうなじを舐め上げるとビクッと体を震わせながら甘い声を漏らしてくれた
この瞬間は、私が吸血鬼だって実感できる…でも……

「はむっ…んっ…んちゅっ…ふぁ…」
「舌の動き…ふぁっ…上手になったわ…んっ…ぁ…」

うなじを丹念に舐め上げる…舌先で撫でたり、甘く噛んだりしながら
でも牙を突き立てる訳にはいかない、お姉様と約束したもん…

求められない限り、霊夢の血は吸わない
お姉様も私と約束してくれた
求められない限り、魔理沙の血は吸わない

だから…霊夢の血は吸わない、特別吸いたいっていう気も無かったけど
今は物凄く渇望してしまう、一線を越えたら霊夢を襲っちゃいそうで…

「んっ…どうしたのフラン?」
「え…うん、なんでもない」

霊夢の小さな胸の膨らみを荒々しく掴む…さっきの考えを胸の奥にしまいこむかの様に
本能に任せてしまえば、私のやりたいように霊夢に伝えればいい
快感に震える喘ぎ声が心地良い…霊夢の声が媚薬の様に快感を与えてくれる

「んっ…ちょっと強いけど…ひぁっ…気持ちいいよ…フラン…」
「あははっ…霊夢の乳首起って来ちゃったよ?」

薄桃色の乳首を摘み、コリコリと捻る…髪を振り乱し体を震わせながら霊夢が淫らに舞う
私の腕の中でビクンビクンと跳ねる体…物凄く良いよ…

「…良いっ…良いよフラン…もっと揉んで…あふっ…ん…」
「霊夢のアソコからヌルヌルした液が出てるね…ふふっ」

アソコに指をあてがうとネチョネチョと淫らな液体が私の手を濡らす
こんなに感じちゃってるんだ…霊夢って意外とエッチな体みたい
触れただけでビクビク震えちゃって…あはは…可愛い

「ねぇ見て…霊夢のこんなに糸引いちゃってるよ?」
「ひぁっ…そんな…の…っ…見せないでぇ…んぁっ…」
「舐めて綺麗にして…このままじゃ手がベトベトだよ」
「うん…あむっ…んっ…んちゅっ…んむぅ…」

ぴちゅ…くちゅ…レロ…レロ…

指を舐める淫らしい音が縁側に響き渡る、快感に身を委ねながら私の指を咥える霊夢
月の光の所為だろうか、どんなに体が汚れていても綺麗に見える
そう…こんな綺麗な月が出ている夜に…私達の秘め事に…服を着てるのは無粋に思えてきた
霊夢に指を舐めてもらっている間に洋服を全部脱ぎ捨てる
一通り舐め終わると…私の方へと股を広げている…そんなに欲しいんだ…やっぱり霊夢はエッチだよ…

「フラン…疼くの…お願い…」
「あはっ、霊夢って本当にエッチだね…でも…いいよ…」

霊夢は嬉しそうに目を細めるとアソコを広げて私に見せ付けてくる
そんな風に誘うと私も歯止めが利かなくなっちゃうよ…
私の考えを表すかのようにアソコは大きく膨らんでいた

「それじゃ、入れちゃうね」
「どうぞ…召し上がれ」

スッカリ大きくなっている股間を霊夢の秘部へとあてがう、でもいざ入れようとしてみると
上手く入ってくれず…ヌルヌルと滑ってしまう

「んっ…上手く…入らない…」
「力を抜いて…あふっ…ゆっくり…ゆっくり…」

ズプ…と音を立てアソコの先端が霊夢の秘部を開きながら中に入り込む…
それだけでも暖かい…でも私はもっと欲しい

「ふふっ…いくよ!」
「ちょ、フランもう少し…」

今の私に静止の声なんて届かない…霊夢が悪いんだよ?…あんなに私を誘ってくるから
霊夢の股間に思い切り腰を打ち付ける…

「うっぁ…フラン…おっきすぎる…ぅ」
「あったかい、霊夢の膣とっても熱いよ…強く…強く締め付けてくる…」

不安そうに彷徨う霊夢の両手を絡め取りそのまま組み伏せる…大丈夫…私に任せて
久しぶりのキス…今度は私の方から霊夢の口内を犯す…舌先で弄び唇までも嘗め回す

「んむっ…ふぁ…優しく…して…」
「ふふ…でもこれが私の霊夢を好な気持ち…」

でも今感じている霊夢を好きな気持ちと魔理沙を好きな気持ちはちょっと違う気がする
けど、今は考えなくて良いや…ただ目の前の巫女をひたすら突き上げよう

「ふあっ…あっ!…んっ!…ひぁ…」
「んっ!狭いけど…良いよ…もっと甘い声を聞かせてっ!」

私が突き上げるたび…切ない声を上げながら霊夢はその身を反り返す
小ぶりな胸が激しく上下し髪が乱れる…見下ろしながら更に突き上げるスピードを上げた

「あっ!…あっ!…ぁっ!…ぁっ!…はぁっ!…あっ!」

快楽に歪む表情…口の端から垂れる涎…その全てが私を突き動かす
もっと貪りたい、まだまだ私は満足できないよ

「駄目っ…アソコが…イクっ…逝っちゃうぅ…」
「霊夢はエッチだからちょっとお仕置きが必要だね」

わざと上下運動を繰り返す腰を止める、私も切ないけど…霊夢の表情を見ると堪らないよ…
潤んだ瞳が私を見上げている、必死に体を動かして逝こうとするが私がソレを許さない

「あっ…はぁ…フラン…お願い…」
「どうしたの霊夢、涎垂らしちゃって」
「お願い…アソコが切ないの…ふあっ…ぁ」
「ふふっ…どうして欲しいの?言ってくれなきゃ解らないよ」

物凄く気持ち良い…だって霊夢が私の体を求めてるから…快楽に溺れた瞳で…期待に頬を染めて
私が抑えている手を離したら直ぐにでも腰を動かし始めるだろう
でも、そんな事させないよ…私がちゃんと逝かせてあげるから

「ちゃんと言えたら逝かせてあげるよ」
「だって…そんなの…解ってる…でしょ?」
「ふーん、それじゃ抜いちゃおうかな」
「あっ…待って…言う…言うから…抜かないで…」

ほら、言っちゃえば楽になれるよ…自分に素直になっちゃえば良い
一緒に気持ち良くなろ

「私の…アソコに……れ…て」
「そっか、霊夢は要らないんだね」
「入れて!…強く…強く…濡れてるアソコをフランの棒で突き上げて…私の淫らな体を…慰めて……」

私の言葉で霊夢が堕ちていく…なんて快感なんだろう
両足で私を逃がさないように挟み込んでいる、大丈夫だから逝かせてあげる
ここまで乱れてくれたから、私もお返ししなくちゃ

「よいしょ…っと…」
「あんっ…ひぁっ…」

中に入れたまま霊夢との体制を入れ替え私が下になる

「これから1分だけ霊夢を何も考えられ無くしてあげる」




―――禁忌フォーオブアカインド―――
四人に分身した私があっという間に霊夢を取り囲んでしまう
首筋…乳房…アナル…太股…全ての部分を舌が嘗め回し、たくさんの手が霊夢の裸体を絡め取り貪り始めた
まるで肉食の獣が一斉に一匹の草食獣を襲うかのように…

「…ひあっ…ぁ…そんなに…舐めちゃ…あんっ」
「あはっ…いれちゃうね」

ズブッ…ズブ…クチュ…チュポ…グチュグチュ

「あぁっ!んむぁっ!…あっ!…あぁ…きもひぃぉぉ…」

アナル、口に更なる棒が突っ込まれもう一つの棒は霊夢の手が愛撫を繰り返す

「気持ち良さそう…霊夢のアソコグショグショになっちゃった」
「お尻の方もキュッキュッって締め付けてくるよ…あははっ」
「もっと舌を使って舐めて…良いよ、上手…奥まで咥え込んでね」
「ほら、休まないでちゃんと擦って…」

四人分の男性器が一斉に喋る暇も無いほど激しく霊夢を輪姦する…穴という穴全てを
余りの気持ちよさか…それとも痛いのか…涙を流しながらその身を痙攣させる
あっ…霊夢の膣でアソコとアソコがグリグリと擦れ合ってる…とっても気持ち良いな…

「ひぃよぉ…もっと…ひれて…んぐっ…んっ」
「あはっ、霊夢の中に全部出しちゃうね」
「当たってる!奥に当たってるよっ…あっ!…ぁっ…ぁ…」
「ふふ、一緒に逝こうよ…んぁっ…あっ…」
「ひぁっ…あっ…あっ……あぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」

ひときわ大きくさらに激しく体が仰け反る…でもまだ離してあげない
口内へ、アナルへ…そして秘部へと一気に精を吐き出した
飲みきれなかった精液や入りきらなかった精液がトロトロと垂れ流れ落ちるのが物凄く淫らで…
性欲に溺れていく霊夢を見るのがこの上なく楽しかった
でも、まだまだ終わらないよ…もっと、もっと乱れて

「ふ…らぁん…強過ぎる…よっ」
「もっともっと、何も考えられなくなるまで入れてあげる」

逃れようとする霊夢の体を押さえ込み、更に突き上げる…震える体にもっと強く
激しいぐらいの性交…弄ばれる体に四人の私が群がる

「あむっ…んっ…んんっ…ぁっ…ぁ……ぁ」
「あははっ、気持ち良いね霊夢!」

残りわずかな時間で精一杯霊夢に伝え、霊夢の快楽を告げる声を時間が来るその瞬間まで味わった
一分間が過ぎたとき、私は体の疲れと共に霊夢の上で瞳を閉じた…余りにも眠かったから……
















月光が差す縁側に二人の少女の影が伸びている
アレからどれぐらい眠っていたのか解らないけど、外はまだ暗いままだった

「霊夢……ごめんね」
「…マジで疲れたわ…もう立てない」

膝の上から霊夢が私を見上げている…早い話が霊夢に膝枕してあげている体制
私が巫女服を破っちゃったから裸なんだけど本人はいたって気にしてない様子だし
お互いに疲れ切ったかのようにだらけている

「レミリアで慣れてるかと思ったけど、比じゃなかったわ」
「ちょ、霊夢また飲むの?」
「んっ…っ…ぷはっ~、いやー疲れた体には格別だぁね」

寝て起きたばかりなのに早速お酒を飲み始めてしまった、本当にお酒が好きなんだ…
そんな霊夢を見ていて、私の中で気になっていた疑問を聞いてみることにする

「ねぇ霊夢…私の事、好きになった?」

一番聞きたかった、私の気持ちが伝わっていたかどうか解らないけど
静寂の中に夜の冷たい風が流れる

「そうね……んぐっ…ふぅ~……、解らない」
「また、解らない…なんだ」
「でも、前より好きになったと思うわよ、多分だけど」

その言葉を聞いて無性に嬉しくなってしまった…伝わったんだ、気持ちが

「それが、好きになるって気持ちだと思うよ」
「まったく、授業料も安くなかったわね」

そう言って私達は笑いあった、なんだか無性に可笑しくなっちゃって
暫くの間、霊夢は笑いながら頭を撫でてくれた

「もう真夜中も過ぎちゃったわね」
「あ、何にも言わずに出てきたから…」
「ほら、これ飲んだら帰りなさい」

渡されたお猪口の中には、深い赤色の液体がゆらゆらと揺れていた

「これって、ひょっとして?」
「咲夜もレミリアも、きっとアンタが帰るのを待ってるわよ」

指の傷を隠すようにして霊夢は目を閉じる

「ねぇ、霊夢には待ってくれてる人がいるの?」
「おやすみ…」

それだけ言うと、横になって寝息を立て始めてしまった

「まったく、霊夢は勝手だよ…やるだけやって一人で寝ちゃうし」

眠ってしまった霊夢を膝に乗せて、一体どうしろって言うんだろう
帰れといったのに、コレじゃ帰れない
でも、しょうがないか…月が沈んでしまうまでこうしていてあげよう
霊夢の柔らかい髪を撫でながらお猪口に口を付ける





真っ赤な液体はとても美味しかった…だけど、何故か切ない味がした



















あとがき

最近猛暑も無くなり大分快適に過ごせるようになりましたそれはさて置き、フラン×霊夢で作ってみたわけですが
キャラが掴みきれてなかったりと色々な問題が残る結果に…でも割と妄想通りに書き上げられました。
自分が書く霊夢は永夜抄のテキスト意識でやってたりします、やっぱ霊夢はいいですなぁ
ここまで読んでくださった皆様、妄想を分けてくれているネチョスレの皆様ありがとうございます


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2300d)