ここは桜のいまだ咲き誇る季節の冥界、場所は西行寺邸。その日、西行寺家の専属庭師・魂魄妖夢は部屋の掃除を任されていた。

「お掃除お掃除っと……」
そうつぶやきながら任された部屋の掃除をてきぱきとこなす妖夢、表情になるべく出さまいとしているので姿からは想像できないが、しかし、いまの彼女にはどうしても知りたい…しかし知ることができないこと、悩みがあったのだ。
「ふぅ…このごろ幽々子様が私に冷たい気がするな……」
心なしか意気消沈な妖夢は、ふと昔の事を思い出す…前は何をするにも幽々子が一緒にいてくれた気がする。しかしこのごろは一緒にいる時間が少なくなってきていると感じた。
「なんでか今日も屋敷のお掃除をくまなくやってだって…この前やったばかりなのに……」
なぜかこのごろ屋敷の掃除を幽々子は指示してくる。おかげで庭の片づけが後回しになってしまっている。仕事が片付ききっていないのは妖夢にとってはあまり落ち着くものではなかった。
嫌がらせ…という言葉が浮かぶたび幽々子に限ってそんなことはないと否定する。
「特にこの部屋を念入りにって…なんでだろ…きれいなのに」
パサッ…
「あ……」
どこからか落ちたのかはわからなかったが本のようなものを落としてしまったようだ。
「これは…あるばむ??」
どうやら写真の入ったアルバムのようだった。
ふと、手にとってあけてみる…
「これ…昔のわたしだ……」
何年か前の自分の写った写真には、先代妖忌も写っていたし、今とほとんど変わりのない幽々子にべったりくっついている自分の姿もある。とにかく多いのは自分と幽々子の写った楽しそうな写真、修行中や食事のときにもにも幽々子の姿は写っている。
「やっぱり…わたしが大きくなちゃったからなのかな……」
妖夢は自分が成長したと自負している。背も伸びたし、言葉遣いもちゃんとしてきたと思う。…思う(断定)。
だから幽々子は自分から離れてしまったのかとも思う。それは時間の流れなのだから仕方ないと思った。昔は早くお役に立てるよう、と努力していたのだからこの結果は本望だろう。しかし、何か納得がいかない…
「幽々子様に聞きたい…わたしのことどう思ってるのか……」
と口にしてからはっとする。
「そ、そんなこと聞けるわけないもん…聞けない……」
アルバムに目をむけたままうつむく妖夢。
「こういうのをみょんに切ないってゆうんだったかな?」
ふと、こういう切ないときはどうするんだかを思い出す。
思い当たる節があったのでちょっと同部屋の棚をあさる…
「あ、あった!たしかこの本だったはず…幽々子様が読んでた汗臭そうなおじさんときれいなお兄さんががヘンなことしてる本」
それは明らかに801本だったが気にせづ妖夢はページをめくる。ちなみにそれと同じ棚にえっちな本各種(同性愛幼女モノ等その他諸々)や、妖夢の愛らしい(はずかしい)写真の大量に入った幽々子製作のアルバムがあったというのは秘密である。
妖夢は仕事や修行、家事に貪欲でこういうことにはまったく疎かった。
「あ、あったあった…えっと…そのこうけいをみてせつなくなった少女は自分の股間に手をやり切なくなった心を癒そうとするのだった……」
妖夢はどうやら801というより同性愛本だったような、その本の文を棒読みで朗読すると自分もその少女の絵と同じポーズをとってみる…手はポジションに動かして本は両足の指でおさえる。
「えと、こ、こうか!」
妖夢はちょうちんぱ…ドロネーズをずらし、自分のぱんださんの刺繍入りのぱんつのうえからそれらしきところを見ながら触ってみる。
「あれ?これっておしっこするときの場所じゃない…あ、もうちょっとした……」
そう言ってもぞもぞとぎこちなく指を動かしていくと…
「ひゃあ!」
からだにヘンな感じが走る…本をもう一度良く見てみる。
「なに今のみょんな感じは…ええっと…もっといっぱい動かす…と」
好奇心旺盛で妖夢は自分のそこを絵と同じようにこねくりまわす。
「ひゃ…ふあ!…あ、あれ??」
妖夢は自分のぱんつが濡れていることに気がつく、ちょっと出てしまったのかとも思ったが、そういうものなんだなと納得する。
だんだん慣れてきてそのままいじり続けてみる。
「ふぅっ…幽々子様もこんなことしてるのかしら?」
などと疑問が浮かんでくる。しかし自分の吐息が少し荒くなっているのに気がついたのは、すこしきもちいいかも…と思ったときだった。
「えっ…もしかしてこういうこと…なの?」
絵の少女は自分の好きな人の写真を見ながらしているのに気づく…と、ついつい太もものしたあたりにそのままおいてあるアルバムの幽々子を見てしまう…
「うはぁ…ごめんなさいぃ幽々子様ぁ…」
なにやら妖夢は悪いことをしている気持ちになってしまう…それに気持ちもだんだんよくなってきた気までする…
というか、すでにちいさいながらも…ちゅく…ちゅ…などの音が聞こえてきている…
「うぅ…幽々子様ぁ…やっぱりわたし悪いことしてるぅ…」
身も乗り出してアルバムを隠そうとしてしまうほどに思考が拒絶しているが、これでこのさびしさが少しでも癒えるのなら続けなければいけないとは思った。
…その時…
「妖夢~、おつかれさま。お茶淹れて一休みしたら…ようむ……?」
妖夢の前方のふすまが開きそこからゆゆこが顔を出した。
「ゆっ、幽々子様ッ!?」
急なことだったので面食らう妖夢。しかし、幽々子の反応は違うものだった。
「す、すみません幽々子様!い、いますぐ片付けますのでッ!…ゆ、幽々子様??」
そういいながらも妖夢はすぐにはうごけない…それに、自分を見る幽々子の様子はなにかおかしい…目元が暗く、表情もよく見えない…こんな姿を見られ、嫌われてしまったのかと思った。
「紫に頼んでおいて正解……」
妖夢にはそんな言葉が聞こえた気がした。
「…妖夢?」
「はっ、はい!」
低い調子で幽々子に名前を呼ばれ、とっさに返事をしてしまう妖夢。
「お掃除は?」
「すっ、すみませんっ!い、今っ!」
低い調子はそのまま、いつもの諭すような口調で妖夢に語りかけてくる幽々子。
「お掃除しているようには見えないけど?」
「す、すみません……」
さっきの格好からぜんぜん動けていない妖夢は、幽々子に言葉で責められ目元に涙さえ浮かべてきている。そんな妖夢に幽々子は普段の調子でにっこりとしながら言う。
「あらあら?どうしちゃったの妖夢そんな泣きそうな顔をしちゃって」
「ゆ、幽々子様ぁ……」
今になって急にはずかしくなってくる。こんな姿を見られていること、それに嫌われてしまったかもしれないという思い…そのうえでの複雑な心境のせいで妖夢は情けない声を出してしまった。
「どうしちゃったの?まぁ、でも今回はお仕置きが必要みたいね」
「!?」
幽々子にお仕置きされたなどということはほとんどない。あったとしても昔のことだったと思う。
「あら、当然よ。お仕事さぼって一人でえっちなことしてるんだもの」
「こ、これはぁ……」
妖夢はいまさら両ももで自分の濡れたぱんつを隠す。
ふと、幽々子が近づいてくる…
「めっ、隠しちゃだめ。今からお仕置きするのよ?」
「ええっ??」
後ろについてきた幽々子に困惑する妖夢。幽々子はそんな妖夢のぱんださんぱんつのなかに手を入れ、妖夢の敏感なところをまさぐる。
「…ふあぁっ!」
ふいに自分のえっちなところを直に、それも幽々子に触れられて声を出してしまう妖夢。
「ここね?妖夢のえっちなところ。もう、いやらしいのね、わたしの写真の上に垂らしちゃうなんて」
そういわれて目をやったアルバムの写真にはアルバムを見まいと前のめりになっていたときに滴ってしまったもののようだ。ちょうど幽々子の写真の上にかかってしまっているので妖夢は内心真っ青になる。
「こ、これは!ち、ちがうんで…ひゃぁす……」
しゃべっている途中に敏感な場所を触られて声を上げてしまう妖夢。後ろを見たとき、幽々子は少しとろんとした瞳だが、奥底が光っているような目をしていた気がした。
「どうちがうの?どう見ても私の写真の上でえっちなことをしていたようにしか見えないんだけど?」
幽々子の指が動きちゅくちゅくと音を立て、その音が出るたびに妖夢は大きな声を出す。
「やっ、やめ…やめてください幽々子様…っ!こっ、こんなことされたらわたしヘンになってしまいますぅっ!」
妖夢は戸惑っていた。自分でしていたときとは違い、明らかに気持ちがいいのだ。それをお仕置きと称して幽々子にされている…それは妖夢を惑わせるには十分な要素であった…
幽々子は懇願してくる妖夢のことはお構いなしに敏感なところを弄んでくる。
「ふぁ…ひぃぁ…だ、駄目ですぅ……」
「妖夢はえっちな子ね~、いつもこんなことしてたの~?」
「ち、違あぁ……」
もちろん幽々子もわかっている。妖夢の足元にあるのが自慰にふけっている少女の本だったので、それを見ながらしていたことは明らかである。それに妖夢がそんなことをしたことがないのを自分が見たところ(のぞき)ではあるが幽々子はひそかながらに知っていた。
幽々子はこのままではある意味お仕置きではないなと思い、妖夢のぱんだぱんつを少しずらし、妖夢の湿ったつるつるの秘部をあらわにする、幽々子は秘部をやさしくめくり尿道をいじり始める。
「ふあッ!ゆ、幽々子様ぁッ!やっ…やぁあ……」
「見てみなさい、ほら、妖夢のここはこんなにえっちよ~、こら、お仕置きなんだから見なくちゃダメよ」
「ふ…い、いやぁ……」
妖夢は尿道を弄ばれて、感覚が少し変わったのを察したのか、強くいやいやと首を振る。
幽々子は妖夢を押さえていただけの左手を彼女の肉芽にのばし、軽く、何度も擦る。
「ひぃあっ、はぁッ…だ、だめですぅ…幽々子様ッ!ぉ、おトイレに……ッ」
「あら、あいにくね妖夢、うちには『かわや』しかないわよ~」
「はっ、ふあ…ぉなじ…ひ、ひどいぃ……」
えぐえぐと幽々子に懇願する妖夢だったが、その表情が幽々子にとってはよけいにいじめたくなるような表情に見えているので逆効果だ。
「仮にも使用人の教育は私の仕事でしょう?教育方針は自由、だ・か・ら、ということで今日はここに出してもいいわよ~?」
そう言いながら幽々子は内心ぞくぞくしていた。自分のぱんつもすでに濡れているのを感じる。
妖夢はぶるぶると首を振る。顔を真っ赤に、歯は食いしばっていて、しゃべることもできないようだ。出るのを我慢しているのだろう。
「いいっていってるのに…妖夢~…えいっ(はぁと)」
「ひ、ひやぁぁあ……!」
ぷしゃぁぁぁ…!
幽々子が左手でいじっていた肉芽をきゅっと摘まむ。感極まった妖夢はイッてしまい、幽々子にもたれかかりながら秘部から黄金色の水を噴きだしてしまう。
「ふああぁん……」
「妖夢、全部出しちゃうつもり?ダメよ床にシミ作ったら。まぁ今日はいいって言ったばかりだったけどね」
やがてかわいらしい放尿もおさまったが妖夢は初めてイッた感覚のせいか、ぷるぷると震えている。
「ゆ、幽々子さまぁ……」
「はやくしっかりして妖夢~、私も淋しくなってきちゃってるのよ~」
そういって手についた妖夢の水分を舐める幽々子。幽々子もさすがに見ているだけでは満足できない。ではそろそろアレを出そうかな?と思い、懐に手をやる。
「幽々子様…なんですかそれ?」
なんとか落ち着いた妖夢は幽々子の手に握られているモノを見て言う。
「これはね、冥界の技術の粋を結して作られたスグレモノの霊精双頭バイブよぉ~」
ぽわっと光っているソレの名前を聞き、形を見て妖夢は、そのほほえましい幽々子の顔とは裏腹にほほの近くにあるソレはおぞましいものであると理解する。
「や…も、もうやめてください幽々子様ぁ……」
そう言って懇願する妖夢に幽々子はほほを膨らませて反論する。
「もうっ、なに言ってるの妖夢。妖夢にお仕置きしてて私もえっちな気持ちになっちゃったのよ?責任とるの~。取りなさいっ!」
「す、すみません…が、がんばります……」
逆らえない妖夢は自分の言ってしまったことにようやく気づく。
「ってことは…そ、ソレを使うんですかッ!?」
「もちろんそうよ~」
即答されてしまう妖夢に幽々子は続けて言う。
「これのどこがスグレモノかって言うと、もっている人の一部のように温かくてやわらか~い、初めてにもやさしい変幻自在の安心設計(?)私たち霊体だからこそ発案できた霊的・物理融合も簡単な上、快感は当社比(?)3倍。しかも何度でもたっぷりとあのお汁が出るのよ~(はぁと)」
「なっ、何なんですかソレはッ!?」
「人間や妖怪にも、幽霊や精霊にも対応した女の子同士(はぁと)必見のアイテム・ひと呼んで『精(性)霊』なのよ~」
「そ、そうじゃないです!」
幽々子ははっきりいってどう見ても使う気マンマンだ。
「いや、なの?」
そう言って明らかに気落ちしている幽々子。
「あ、幽々子様…あの、そのぉ……」
「…私は妖夢のこと好きよ…だから…お仕置きなんていっても本当は妖夢と愛し合いたいだけ…それでも、妖夢……」
その言葉を聞いて妖夢ははっとする…自分は幽々子に嫌われてしまったのかと、自分のことをいまどう思っているのかを聞きたかったのではなかったか…幽々子は今、確かに自分のことを好き、愛し、と言っているのだ。妖夢の曇っていた思考はだんだんと晴れていく…
「ゆ、幽々子…わ、わたしのこと嫌いになっちゃったわけじゃなかったんですね…わたし、勘違いしてました……!」
「妖夢?」
そう言いはなつ妖夢を見て幽々子はあっけにとられたような顔をする。
「どういうことかしら?」
「すっ、すみません幽々子様…わたしは、主人の、幽々子様のことを疑っていました…庭のお掃除がはかどらないからわたしも…もしかしていつの間にか嫌われてて、嫌がらせで同じところばっかり掃除させられてるのかって思ってたんです……」
それを聞いて幽々子はにっこりと微笑み妖夢に言葉を返す。
「わたしが妖夢のことを嫌いになるわけないわよ」
「でっ、でもこのごろ一緒にいる時間だって少なくて…それについ最近なんかは幽々子様は…わたしを…避けていた気が、します……」
幽々子の言葉に対してすぐにそう返す妖夢、幽々子は…
「あ、それは作せ…い、やっ、ちがったわ…じゃなくてっ!一緒にいる時間が少なくなったのは妖夢がお風呂に一緒に入るのはもう恥ずかしいですとか!と、トイレにまでついてこないでくださいよぅ…とか言うから…それに……」
「あっ、あああのおっ……!?」
言い始めてとまらなくなってしまう幽々子にたじろぐ妖夢。そういえば立派に、一人前に、ということで幽々子の手伝いをことわり続けたり、小さいころのことははずかしいとか言っている自分の姿がたくさん頭の中でよみがえった。
「す、すみません……」
ついつい自分の勘違いにはずかしくなってしまい涙ぐむ妖夢。
落ち着いた幽々子はそんな妖夢にやさしく言う。
「ほら、泣かないで妖夢、わたしは昔のも今の妖夢のことも大好きなの。だからこんどからは気にしないでお風呂に一緒に入りましょう」
「ゆっ、幽々子さまぁ……!」
なんか最後の声のトーンがちがったが…妖夢は気づくことなく幽々子の胸に飛び込む。
「よしよし…じゃあいい子だからおとなしくしてねー」
「えっ?ひゃっ!ひゃあッ!?」
幽々子は唐突に妖夢にもたれかかり、彼女の服に手を入れ、まだうすっぺらな胸の頂点をくっと摘み、がらあきになっている秘部に何かを押し付ける。
「ほら、力抜いて妖夢~、まぁこれだけ濡れてればそんなにいたくないと思うから」
「やぅ、幽々子ぁ!いっ、いったい何を?」
「わかるでしょ?妖夢にこの精霊を入れてあげるのよ」
妖夢は幽々子の体のように温かい…少し熱いくらいのそれを、まだ未熟な秘部にあてがわれ、あわててしまっている。
「いっ、やぁあ…やめっ幽々子さまッ!?ぎぃッ…くあぁ……」
幽々子は気にせづに妖夢の膣(なか)にそれを挿し挿れる。
「妖夢~ホラぁ、入ってるわよ~」
「ふっ、くああぁ…幽々子様ぁ…い、いたいぃ……」
「すぐに気持ちよくなるわ」
そう言ってすこし止まったところで強めに押し挿れる。
「はひぃっ!」
膜の破れた感覚に戸惑いを隠せない妖夢…いきなりの挿入の痛みに涙さえ出てくる。
「もうすぐだから…ん、ついたみたい」
「ひぃ、ひどいですよぉ…幽々子様ぁあ……」
最奥まで届き、手をとめる幽々子に妖夢は言う。
「ひどいのは妖夢、あなたよぉ?私をえっちな気持ちにしておいてそのままなんだから」
「うぐっ、ひくぅ…すぅ、すみませんぅ……」
こんな状況でもきちんと謝ってくる妖夢。さすがに幽々子もちょっとかわいそうなことをしたかと思う。
「このままってのもかわいそうね…じゃあ……」
ずっ、ずりじゅ、じゅ…
幽々子は挿入しきった精霊を引き戻したり、また押し込んだり、動かし始める。
「ひぃ、はぁっ、ふああ…幽々子様ぁっ…おなかがぁ……」
「まだ?しかたないわね……」
そう言って幽々子はこんどは胸の突起も片方の手で下と合わせて一緒にいじり始める。
じゅぶ、じゅ、じゅぷ…
「ひゃ、幽々子様ぁ…ッ!」
妖夢の鎮まっていたと息がまた、荒くなってくる。さすがにたっぷり濡れていた秘部は感度がよいらしく、妖夢は中に感じる異様な感触よりも、快感が先立ってくる。
「だめぇ…幽々子様ぁ、気持ちよくなっちゃいますぅ……」
「そう、じゃあそろそろやめるわね」
「えっ!?」
素直に自分が言う言葉を聞いてくれて幽々子がやめるとは妖夢には意外だった。
「ちょっとまってね妖夢……」
幽々子はそう妖夢にささやくと、なにやら小さな声でつぶやく…すると…
「ふっ!ひゃあぁ!な、なにコレッ!?」
あわてる妖夢。なにやら秘部にモノが入っている感触がなくなり、かわりに挿れられていた精霊がまるで自分のモノかのようにひくひくと動き、それに触れる幽々子の感触まで伝わってくるのだ。
「幽々子様ッ!こ、これは??」
「あら、言ったでしょスグレモノだって、かわいいわよ妖夢ー」
快感までもが変換されたのかいきりたった精霊からは物足りなさが伝わってくる。本当に自分の一部になってしまったかのようだ。
「と、とってくださいぃ……!」
「今は取れないわ。あとで取ってあげるわ」
「ひゃ、あ……」
そう言い放つ幽々子は妖夢のモノになったそれを、勢いよくしごき始める。
しゅ、しゅこ、しゅ…
「どう?妖夢。気持ちいい?」
「ふ、はぁあ…いい…ですぅ……」
それを聞いた幽々子は妖しい笑みを浮かべながら…
「妖夢はえっちな子ね~」
「そ、そんなぁ……」
わざとらしく言い妖夢を辱める。…そして幽々子はその口を近づけていき、妖夢のモノの上の部分を舌を使って責め始める。手の動きはそのままだ。
ぺちゃ、ちゅぴ、ちゃ、ぺちゅ…
しゅっ、ちゅっ、ちゅっく…
「ふああぁん!幽々子様ぁ…や、やめてぇ!くだッ!ふぁああん!!」
びゅる!びゅくぅ!!
「きゃあ!」
いきなりの射精におもいきり顔にかぶってしまう幽々子。
びゅ、びゅ!!びくっ、ぼと…
「ゆっ、幽々子さまぁ……」
「早かったわね妖夢。さっきの延長かしら。でも、ちゃんと射精すときは言わなくちゃ」
「すみませんぅ……」
射精の収まってきた妖夢は幽々子にあやまる。さっきから自分はあやまってばかりだと思う。しかしそれも自分の勘違いから始まったことなので仕方がないとも思う妖夢だった。
「でも、さすがにスグレモノ。まだすごく元気みたいね…じゃあ……」
幽々子は妖夢のぐちょぐちょのそれに軽くキスをする。幽々子は着物をはだけはじめ、四つんばいになり、妖夢の方を肩越しに見てくる。
「ゆ、幽々子様??」
「ホラ、見て…妖夢」
そう言われずにも自然と妖夢の目は幽々子の秘部へと行く。
「き、きれい……」
お嬢様はきれい。昔からそうだが、今の光景、きっちりと締められた帯とは対照的にはだけた胸とおしりに、赤らんだふくらみ、その姿は一緒にお風呂に入っていたときなどとは全く違い、秘部からふとももへとつたっている愛液やその格好のせいでもあるだろうが、ひどく淫らで、そしてきれいで、美しかった。
妖夢はひどく困惑していた。自分は幽々子の姿を見て明らかに欲情している。特に今の自分の股間にあるモノのは妖夢に幽々子を求めさせている。
「ゆ、幽々子様…そ、そんな格好をされたら…わたし、が、がまんが……」
そうモノを両手で押さえつつ戸惑う妖夢に幽々子はおっとりとした笑顔で言う。
「だからわかるでしょ…?私も、妖夢に挿入れてほしいの(はぁと)」
幽々子は自分のぷっくりとしたふくらみを広げ、妖夢に見せびらかすかのようにする。糸を引くほどになっている秘部、幽々子の我慢ももう限界だったのだ。
「ゆっ、幽々子様っ……!」
自分の大好きなおっとりとした笑顔にそう言われ、妖夢もとうとう我慢できなくなり、幽々子に近づいていく。
「わ、わたし…ゆ、幽々子様のなかにいれたいです……!」
そう言って妖夢は幽々子に今の自分のモノをあてがう。
「こ、こうでいいんですよね?」
「そ、そう。妖夢…来て……」
「はい」
妖夢はモノの先を秘部に押し付けるが滑ってしまいなかなか入らない。
「よっ、妖夢っ!じ、焦らさないでちゃんとぉ……!」
「すっ、すみませんッ!」
妖夢はいまだ遠慮していたのか、両手で幽々子の腰をしっかりと持ち、再度挿入を試みる。
くっん、くっ…めり……
「んっ、くはあぁ……ぅ!」
幽々子もはじめてのためか、秘部の広がる感触に大きく声を上げる。
「はぁ…すっすごいぃ!き、気持ちいいです幽々子様ぁ!…さっ、最初はすごく痛いですからッ、ゆっ、赦してくださいぃっ……!」
幽々子の膣の締め付けに嬌声を上げる妖夢。あまりの気持ちよさに妖夢は勢いづき、処女膜も突き破り最奥を目指す。
「よっ、妖夢ぅ…!お、奥にあたって…ひあぁ…ゆっ、ゆっくり動かしてぇ……!」
「はぁ、はぁあっ、ゆ、幽々子さまぁっ!!」
妖夢は勢いづきすぎて激しく幽々子にぱんっぱんっと腰を打ち付ける。
じゅぷ、じゅぷっ!じゅっぷ、じゅっぷ!
「ふ、ふああぁん…妖夢ぅ~…す、すごいよぉ……!」
「ふああっ!き、気持ちよくって!ゆ、幽々子様と、止まらないッ…!ふぁあ!」
幽々子もだんだんと気持ちよくなってくるが、対して妖夢の昂り方は異常なほどで、もう絶頂が近くなってきているほどだった。妖夢はもう頭が回らないのか、その動きは早いものだがこきざみに幽々子を打ち付けている。
じゅぽ!ずつッ!ちゅぱん!ぎゅぷぅ!
「はぁっ、よ、妖夢ぅう…奥に…いっぱいあたってぇ…ふあぁっ…」
「ゆ、幽々子様ッ…わ、わたしいぃ…!ふぁッ!ふううああッ!!」
幽々子の感度もよくなってきたがとうとう妖夢は耐えられずに幽々子の膣に射精してしまう。
びゅくっ!びゅるるッ!びくっ、びくんッ!ごぴゅ…
「はっ、ふぁああ!よ、妖夢ッ!あぁ、熱いいぃ…だ、射精すときは言ってってぇ……」
「幽々子さまぁ!すっ、すみまっ…せぇふぁああ……」
幽々子の膣に大量の精子が注ぎ込まれる…しかし妖夢の腰の動きはおさまらず、その動きは大きくもゆっくりなものに変化していた。…大量の精子と愛液に汁っぽい音が二人の接合部分から漏れる。
じゅぷん、じゅっぽっぐ、ぐぴゅ…
「よ、妖夢ぅ、だダメよ一回ぬかなきゃ…ふぁん…私はよくっても…妖夢ぅ…くぁあ…!お、大きくっ??」
「ふぁっ、ふあっぅ…ゆ、幽々子様…っす、すごく、きもちひぃんですう……」
妖夢はイッたばかりだというのにその発狂してしまいそうなほどの快感を逆にむさぼる。そして変幻自在のその妖夢のモノは使い方のわからない妖夢の純粋な興奮に呼応して膨張を増すという効果を与えていた。
…今の妖夢の頭には幽々子の一声一声がなぜか自分を興奮させてしまう。意識の少しはっきりとしてきた妖夢はいつもは鶴の一声といわんばかりにピタッととまる自分が嘘のようだと自身でも思っていた。今の妖夢は自分が今やりたいことは大好きな幽々子をめちゃくちゃにしたい衝動と自分も一緒にめちゃくちゃになりたい気持ちしかないことにいまさらながら気づく。
幽々子は膣での射精のショックと、あまりの気持ちよさに上半身を床についてしまい、幽々子のおしりを妖夢が持って打ち付けているかのような体勢になっている。
じょぽん、じゅぷんっ、ぐっぷぷ…
「あ、あはぁ…すっ、すごいよぉ妖夢ぅ…き、気持ちいぃ……」
「幽々子様っ!幽々子さまぁッ!だ、大好きですぅ…だからぁあ……」
二人の接合部分からは妖夢が腰を打ちつけると同時に射精したての精子がぴゅ、ぴゅぶっなどの音を立てて幽々子の秘部からとび出している。
じょぷんっ、ぎゅぽっ、じゅっぷう…
「ああっ!よ、妖夢っ、す、すごく…いいのォ…も、もっと……」
「は、はいっ…は、激しくし、しま……っ!」
妖夢は動きの大きさはそのままでスピードをあげる。絶頂の近くなる幽々子にそれはラストスパートへちょうどよい、いや、激しいくらいだが、良かった。あまりの気持ちよさに先とは違う涙が出る。
じゅうぷっ、じゃぽぷ!じゆじゅぷッ!
「ふぁ、はぁん…妖夢っ…ひぃ、イイよおッ!わ、私も…イッちゃう…ん、はぁん……」
「ゆ、幽々子様ッ!はぁあ、はぁあッ!」
妖夢は幽々子の肩越しに視線を感じただけで興奮してしまい、腰の振りを早め、興奮しきった自分の欲望を幽々子に打ちつける。
じゅぱんっ!じょぽっ!ぎゅぷぅ!
「はぁつ、ふうぁあ…よぅ、妖夢…ふぃ、ひああああぁんッ!!」
「ゆっ幽々子、様ッ!!?」
とうとうイってしまう幽々子。初めて挿しこまれ、初めてかきまわられての絶頂は、初めてにしては耽美なものであった。
しかし、幽々子がイッたというのに妖夢はまだ止まらない。痙攣する接合部分から幽々子のお汁が飛び出していく…
じょッ!じょぽ!ぎゅぷっぷ!
「よっ、妖夢ッ!?やぁっ、やめてぇ…!だ、ダメッへ、ヘンに…き、気が狂っちゃうぅ……!!」
「い、いひゃあ…と、止まってだ、駄目ですッ!幽々子さまのがう、動いて、き、気持ちよっくってぇっ!!」
痙攣しつつ縮小していく幽々子の膣の快感に妖夢の動きは止まらない。むしろ激しくなっていく。
じゅぽぷ!じょぽんッ!ぎゅっぷ!ぎゅぽんっぷ!
「ひゃあ…ひぁああ…っと、とめてええ…」
「ゆ、幽々子さまぁっ!も、もうちょっと…ま、まだぁ!!」
妖夢は絶頂を向けるまで止まれない、止まれそうにもない。
「ぁああっ!そ、そんなにしたら…また…ち、ちがうッ…!?…だめぇ!」
「はぁうぅ!ゆ、幽々子様ぁああッ!!!」
びゅくう!びょくん!びゅるうッ!びゅくん…びゅくんっ…
ぷ、ぷしゃあああ…
妖夢が射精すのと同じに幽々子はイッた後の快感ののせいで接合されたままの状態で床に向かって放尿してしまう…妖夢はそんな幽々子にそのままもたれかかってしまう。
「ひっ、ぃふああん……」
「ゆ、幽々子様……」
二人はそれぞれの思いを胸に果てていった。



「す、すびばぜん…幽々子さまあぁ……」
涙と鼻水で顔をぐしょぐしょにしてわびる妖夢。
「それはもう何度も聞いてるわよー、もう……」
さすがの幽々子もまさか自分が激しく責め立てられたといっても放尿をしてしまうとはさすが思わず、ちょっと口数が少なくなってしまっていた。そんな幽々子に、この妖夢、だ。
「じ、自分がわからなくなっぢっゃって…幽々子さまを気持ちよくさせるよりも、自分がぁって…!…す、すみばせんッ……」
「いいから、顔を拭きなさい」
「はっ、はいいッ!」
ふきふき…ちーん。ちゃんと鼻もかんで、はだけた服もすこし直して再び幽々子の方を向いてくる妖夢、涙がまだ出続けている。
「だめね……」
「すっ、すみませんん……!」
このままではいつになっても変わらないと踏んだ幽々子は、妖夢を落ち着かせるべく話を始める。
「私もね、このごろ妖夢が私を避けているように見えたの…でもね、あんな『ゆゆこさまーゆゆこたまーひゃあぅうわんころんじゃったよぉぅふぇんいたいよぉゆゆこさまー』なんて私にべっったりだった妖夢に限ってそんなことはないわと思ったの――うっ、鼻血が……」
「い、いつのころの話ですか今のッ!!」
なにやら話し始めてだんだんとほほを染めてにんまりとしていく幽々子に妖夢はとっさに突っ込む。
「だからね、妖夢となるべく同じ空間にいたかったの。だから、今日みたいにお茶お一緒に飲めるって思ってきてみたの」
「幽々子様……」
すこし真剣みを増して言う幽々子に、妖夢は幽々子も自分と同じ気持ちだったこと。しかしうまく表現できずに、家の掃除になったというのが何とか理解できた。
「でも、何で同じ部屋ばっかり…最初はほこりでもあったのかと…後のほうは…だんだん嫌がらせじゃないかって……」
「ああ、それは紫にせっかく「妖夢をここに配置しておくからこの地点にスキマ作ってアルバム落としてって頼んでおいたから、でも紫ったら何度も寝過ごして…いちいち言いに行ってやっと…って、しまった」
「ゆ、幽々子さま……」
ついつい自分で計画した内容を言ってしまい、はっとする幽々子。
…だからアルバムが落ちてきたんだ…と思い直し、そして、はっと顔を赤らめる妖夢。
「じゃ、じゃあ幽々子様はわたしがこうするってわかって……」
「うふ、妖夢のことだものお見通しよ。でもまさか本当に一人えっちも知らないとは……」
「ゆっ!幽々子様ッ!!」
「でも一皮向けばあんなにえっちなんて…私もめちゃくちゃにされちゃうし……」
幽々子はうっとりとした表情で幽々子がつけたときと同じようにつぶやいて余韻も残さずにコロッっと落ちた『精霊』を見ながら言う。
「…ぐすっ…だからそれはぁ……」
「まぁ、それはもういいわ」
幽々子はのほほんとした表情で妖夢に言う。
「妖夢は私のことが好きだったわけだし、私も妖夢が好き。そうだったわけでしょ、ならいいじゃない。私は満足よ」
そう自分が大好きな、おっとりとした笑顔を浮かべて言う幽々子を見て、妖夢は目頭がまた熱くなってくる。
「ゆ、幽々子様ぁ…わたしは……っ!」
幽々子のいまだは抱けた胸に飛び込んでくる妖夢。
「妖夢……」
「まだお好きでいただけて…すごく、すごくうれしいですッ……!」
「当たり前よ~、ホラ」
「んっ……」
そういって幽々子は上を向いて自分を見てくる妖夢に口付けをする。
…ちょっと長めのキスが終わる…妖夢が口を開く
「わ、わたし…幽々子様のことが…大好きっです……」
「それも当然…私も、ね」
そう言うとこんどは妖夢が唇を求めてきたので、幽々子もそれに習う…
さきより長い口付けが終わり…
「妖夢、今日はお赤飯よ」
「はいっ!」

ぱあっと明るい笑顔で答える妖夢は、春が来た、いや、あったんだなと思った…



 ………………………………。
「あの…幽々子様?」
「なぁに?」
「い、いつまでこうしているんです、か?」
「あら、コレで終わりだと思っているの?」
「ええッ!!?」
幽々子はすでにはだけている懐からなにかの小瓶を出す。
「な、なんですか…それは??」
「うふふ…あの紅魔館のメイド、知ってるでしょ?彼女ね、時を操ることができるの……」
「は、はい。知っていますけど」
「彼女、私と意気投合してね…あなたとはよいお友達(同好の士)になれそうですって、それでコレをもらったの」
そう言って小瓶を見せびらかすかのようにしてくる幽々子。
「あ、あの…幽々子様……?」
明らかに幽々子の目つきはおかしい、なにか、こう、逝ってしまっている…
「コレをかけるとね、昔の姿に戻ってしまうの…すごいでしょう?…私、妖夢のことが好きよ、そりゃもううっかり美味しく食べられちゃったぐらいに好きなの…でもね…小さいころの妖夢は…もっと好きなのよ」
「や、やめてください幽々子様っ!」
妖夢は幽々子がこれからナニをしようとするのかを悟った。というか片手には例の『精霊』…
「さっきは私のことめちゃくちゃにしてくれたものね、妖夢は?」
「ゆ、幽々子様ぁ……」
たじろぐ妖夢、しかししっかりと組み付かれて離れられない。
「妖夢、戻ってもらうわよ…む・か・しの姿に……(はぁと)」
「いっ、いやあああああッ!!!!!」

…幽々子の頭にも春は来ていた…

                                           おしまい。














--------------あとがき(終わるのかッ?)-----------------

こんにちわーどうもー。

とりあえず合わせて作ってみましたが、支援…ッてどっちのねん?な感じのSSになってしまいましたー(汗
というわけで幽々子×妖夢です。というかこんなところで終わってしまって _| ̄|○…ゴメンナサイ…

へたれんーなSSですが、今回もよろしくです。
今回3作目ですっ。なんか議論スレであったみたいですけど自分は今までどおり、絶対にお見苦しいところやツッコミどころがあると思うんでできれば今回も批評やご指摘おねがいします。

この続きも書いてみようかと画策中です。(エッ?
ちなみ、自分はいまだちゆりお仕置き考えているような香具師なので~(殴

ではまた機会があったならよろしくお願いいたします。
長文にお付き合いありがとうございますっ。
                    『大本命はアリス』_| ̄|○…グットファイトアリスタソ…な、 ロシ男。


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2273d)