これまでのあらすじ:妖々夢エキストラにて。またぞろ冥界に来た霊夢・魔理沙・咲夜の三人は、襲い掛かってきた橙を撃破した。


「こいつが、庭師の言ってた使い魔ってわけ?」
「さあね。ちょいとひねれば吐くんじゃないか」
「拷問は久しぶりだわ。折檻は慣れてるけど」
「……あ、う、うぅぅ……っ」

「誰からやる? また後出しジャンケン?」
「同じパターンになる予感がするぜ」
「面倒くさい。おのおの好きにすればいいじゃない」
「……あぁぁぁ……」

「魔理沙、例のもの貸して頂戴」
「ほれ。ただしサイズは並しかないが。そっちはどうする」
「私は自前のを使うわ」
「……ひっ!?」
 銀色の一閃……すさまじい早業で、少女は剥かれていた。――ただし、上半身のみ。
「なんだ、上だけなの?」
「まぁいいさ。手間取るからな、下も使うと」
「あなたはどうせ使わないでしょ……さて、お口を開けて頂戴……?」
「あぐ、んむうう~~~……っ」


「んぐっ! んむぐうぅぅ~~~!」
 少女の愛らしい唇を押し割り、こじ開け、まがまがしく脈打つ紅色の肉塊が侵入していく。
「ふう……っ。熱くて、良いわよ」
 その怒張の所持者、魔館のメイドは満足の吐息を漏らした。
 もとより、彼女にこんなものが生来在るわけではない。
「おぶっ、んぶう、むうう~~っ、んばっ、んぶ、あうううう~~~」
「ふふっ、いい表情するじゃない? 小娘のわりに……ふぅぅ……っ」
 唾液まみれになってのたうつこの肉棒は、彼女の秘所から繋がっていた。
 いわゆる双頭の張形だが、むろんただの品ではなく、魔法具であった。
 元々は女しか生まれぬ種族が、種の保存のために作り出したとされるが、今ではもっぱら女性同士の性愛用具としてごく一般的に用いられている。
「こっちもいいぞ。いっちょまえに、生えてるしな……ふぅう」
 普通の魔法使いもまた、メイド同様の品を装着していたが、犯している場所はおせじにも普通とはいえない。
 彼女が人造性器を挟ませているのは、腋の下であったのだ。
 背後から挿し入れて、その吸い付くような肉感を堪能している。
 彼女たち愛用の品はただの張形と異なり、本体と同化することで、快感をももたらすのだった。
「あんたのそういう趣味は、好きになれないわ……く……っ、ふ」
 巫女の股間から生えたものは、哀れな捕虜の両手に包まれていた。
「ん……っ、爪、気をつけなさいよね……ふぅぅ……あ、あっ……はうぅぅ……っ」
「おご、んごぉ、うぐうぅ、んんうううっ!」
 喉の奥まで巨根を突き入れられ、涙目の黒猫。
「ん……歯を立てたら、ぜんぶ引っこ抜くわよ……くふ……っ、ふぅぅ……おふぅ、うっ」
「この姉ちゃんは容赦ないからな、逆らわないほうがいいぜ。あー、やっぱり体温高いといいなぁー」
「そうそう……袋もさすって。なかなか器用じゃない……あ、んっ……んは、ぁ」
 もともと生殖用に作られただけあって、この張形にはきちんと睾丸も搭載されている。
 本来ありえない器官への愛撫で、息を荒げていく紅白の巫女。
「あう、んぐ、うぅ……んむぅぅ……んんふぅぅ……ちゅうぅ……んじゅ……う」
「だいぶしおらしくなってきた様ね。ほら、舌も使いなさい? そう……ふぅ……上手よ……ざらついた感覚が……んふっ……」
 小刻みにうごめく小さな猫の舌に、メイド長は形の良い眉をひそめ、昂ぶりに耐えている。
「なかなか盛り上がってるな。まぁこっちはのんびり楽しむさ。んー……ふー……」
「ふぅ、ふうっ、く、うううう、はぁ、はぁっ」
 ねとねとと粘つく指――それはもちろん、彼女の先端からあふれてきた滴である――で竿をさすられ、カリ首を前後され、前かがみになってこらえていく巫女。
「んちゅう……ちゅじゅう……んふぅあ……じゅじゅうう……う……れろ……ぉ」
「くっ、ふっ、はぁ、はぁっ、ああっ、ん、んんっ……そろそろ……出そうね……く、うぅ」
「ふむ……ひとまず、埒をあけておくか……く、うぅ、んっ、んん……っ」
「ああっ、はぁ、はぁ、あう~~っ、うううぅ~~っ……あっ、あっ、もおっ、もおおお~~……っ!」
 にちゃにちゃと漏れ響く、淫靡な濡れ音。
 その音がより切迫し、間隔が狭まっていく。
「あぐぅ、んぐ、んじゅう……じゅじゅう、んじゅるう……ちゅうう、はふ、じゅじゅじゅう~~」
「あっ、あっ、あっ、あっ、い……くっ」
「んっ……出すぞ……っ」
「うわ、あ、ああああっ、やああああああ~~っ!!」

 どびゅるるうっ! びゅくっ、びゅくんっ! びゅるるううっ!!

「んぶぶうーっ、うぶ、んぶっ、ううぅぅぅ~~~……おぐぅぅぅ……」
 口内に大量に撒き散らされた白い子種に、目を白黒させる黒い猫。
「ふうう……っ、すっきり、さっぱり」
「やれやれ……ふぅぅ……毛がからみついて、いい具合だ」
「はぁーふぅ、はぁー、はぁーっ、はぁぁぁ……」
 少女たちの乱れた息がおさまるのに、しばしの時を要した……。


「あぅぅぁぁ……はぁぁ、はぁぁ、んはあぁぁぁ……」
 上半身をべっとりと白濁にまみれさせ、力なく横たわっている黒猫の少女。
「はあっ、疲れちゃったじゃないの」
「そりゃ、あれだけ声を出せばな」
「さてと、そろそろ尋問しようかしらね」

「ぅぅ……はぁ……っ、も……ぉ」
「?」
「……はぁ……うぅぅ……もう……っ、もぉ……ゆるし、てぇ…………っ」
「…………」
「…………」
「…………」

 ……ドクン……

「あふっ!? や、はっ、きゃうう~っ!」
「せっかくだから、もうちょっといたぶっておきましょうか」
「そうだな。反抗できないようにな」
「そうね。念のために……ね」


「ひっ……ひいっ……きゃううう~~~……っ」


 式の式の受難は、まだまだ続く……という一節。


(続く?)

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*備考
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*博麗霊夢・霧雨魔理沙・十六夜咲夜(東方妖々夢プレーヤーキャラ)による橙(東方妖々夢2面ボス、エキストラ中ボス)輪姦話。

*タイトルの「3M」とは巫女・魔法使い・メイドの意。

*IRCの東方ネチョ専用での話から。今後さらに藍や紫を絡めての展開が続く……かどうかは定かならず。

書き手:STR


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Last-modified: 2018-01-07 (日) 04:56:13 (2299d)